JP3196705U - 医療用貼付材 - Google Patents

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【課題】透析や点滴等の際の穿刺部の保護と、穿刺された留置針の固定と、取外しを確実かつ効率的に行おうとする。【解決手段】基材の一面に粘着剤層を形成した貼付材であって、この貼付材は上記粘着剤層の一部に止血用のパッド7を定置した血管に対する穿刺部31の上を覆う止血用部片4と、上記穿刺部31に連続する留置針20を固定する固定用部片5を備えている。止血用部片4と固定用部片5は不連続切線6等により切離し可能に連結されている。この医療用貼付材1は、穿刺部31を保護し、留置針20を確実に固定することができる。また固定用部片5を切離せば、止血用部片4を穿刺部31であった所に残して、止血をすることができる。【選択図】図3

Description

本考案は、医療用貼付材に関するものであり、更に詳細には、透析や点滴等の際に好適に用いることができる医療用貼付材に関するものである。
従来から透析や点滴を行う場合には、図7に示すように、留置針のカテーテル51を穿刺した状態を長時間維持することが必要であり、また、穿刺部52から細菌やウイルス等が侵入して感染症を引き起こすことを防ぐために、穿刺部52にパッド53を備えた絆創膏54(特許文献1)や、透明のフィルムドレッシング材などを利用して覆っていた。そして、更に、穿刺されているカテーテル51が外れないように、絆創膏55等によって留置針のカテーテル以外の部位56を患者の皮膚57表面に固定していた。また、透析や点滴が完了し、カテーテル51を抜去後、穿刺部52からの出血を抑えるため、別に用意したパッド53を備えた止血用絆創膏54などを貼付して覆っていた。
特許第3525358号
本考案は、上記した穿刺部の保護と、穿刺された留置針の固定と、取外しと、取外し後の止血を確実かつ効率的に行うとするものである。
本考案は、基材の一面に粘着剤層を形成した貼付材であって、該貼付材は上記粘着剤層の一部に止血用のパッドを定置した血管に対する穿刺部の上を覆う止血用部片と、上記穿刺部に連続する留置針を固定する固定用部片を備えている。上記止血用部片と上記固定用部片は切離し可能に連結して医療用貼付材とされている。
本考案の医療用貼付材は、透析や点滴を行う際に、穿刺部及びカテーテルに医療用貼付材の止血用部片を貼り付け、固定用部片によって留置針を固定することができる。透析等の治療が終わったときには、固定用部片を皮膚から剥し、止血用部片の上を押さえながら、固定用部片と共にカテーテルを引き抜くと、上記固定用部片が切離されて取除かれるので、その後、止血用部片をそのまま穿刺部に貼り付けることによって止血することができる。このように、従来は2枚以上の貼付材が必要でこれらを一つ一つ貼付する作業が必要であったところ、本考案の医療用貼付材により、1枚の貼付材で、効率的に確実な処置が行えるようになる。また、医療現場での在庫管理上の負担も軽減することができる。
本考案の実施例を示す正面図である。 図1に示すものの拡大断面図である。 図1に示すものの使用状態を示す説明図である。 図3に示すものの留置針を取外す状態を示す斜視説明図である。 本考案の他の実施例を示す正面図である。 本考案の更に他の実施例を示す正面図である。 従来例の使用状態を示す説明図である。
本考案の医療用貼付材1は、基材2の一面に粘着剤層3が設けられており、穿刺部31とカテーテル21の一部を覆う止血用部片4、及び留置針20のカテーテル21以外の部位の固定に用いられる固定用部片5を有している。留置針20は、先端から、カテーテル21、ハブ部22、アダプター23、接続部24が順に設けられている。
上記基材2は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリウレタン、ポリエステル、ポリアミドその他のプラスチックフイルム、不織布、織布、紙、その他のシ−ト体で形成されている。また、上記粘着剤層3は、留置針20を固定するのに十分な粘着力を有するもので、アクリル系粘着剤、ゴム系粘着剤、シリコーン系粘着剤、ウレタン系粘着剤、その他の粘着剤を用いることができる。これらの中で、皮膚30に対する刺激性が少なく、かつ汎用的に使用できるものとしては、アクリル系の粘着剤がある。
止血用部片4の粘着剤層3の上には、その中央部分にパッド7が定置されている。このパッド7は、ガーゼ、不織布、綿、圧縮綿その他の吸液性を持つものや、これらを適宜組合せたものが使用され、穿刺部31から漏れた薬液や血液を吸収することができる。上記した止血用部片4と固定用部片5は、ミシン目その他の不連続切線6を介して連結したり、連結部分を短くしたりして切離すことが可能な状態に形成して医療用貼付材1とされている。
図1に示すものは、略丸型の止血用部片4と略楕円形の固定用部片5が、固定用部片5の一部が突出した頸部8を介して連結され、この頸部8に不連続切線6が形成されている。上記止血用部片4の大きさは、穿刺部31の周囲をパッド7で覆った状態にして貼り付けておくことができる程度にするとよい。また、固定用部片5は、留置針20が動かないように固定するのに十分な大きさがあれば足りるが、通常、止血用部片4よりも大きく形成するのが好ましく、図1に示すものでは、ハブ部22から接続部24まで覆うことができる程度の大きさに形成されている。
こうした医療用貼付材1は、通常、上記粘着剤層3を覆うように剥離シートを仮着するとよい。この剥離シートは、一枚でもよいし、図2に示すように、主に上記止血用部片4を覆うもの9と、固定用部片5を覆うもの10との2枚構成にしたりするとよい。
この医療用貼付材1を使用する場合、先ず、皮膚30表面を消毒し、内針(図示せず)が挿入されているカテーテル21を皮膚30に穿刺し、内針の先端を目的の血管に到達させた後、カテーテル21を必要な深さまで血管内に挿入する。その後内針を抜いて、接続部24に輸液セット又は透析セットのチューブ40を接続する。
上記医療用貼付材1の止血用部片4側の剥離シート9を剥し、止血用部片4のパッド7を穿刺部31にあてがうようにして、粘着剤層3を皮膚30表面に貼付して固定する。次に固定用部片5の剥離シート10を剥がし、留置針20のカテーテル21以外の部位を覆うようにして皮膚30に貼付すると、留置針20を皮膚30に固定することができ、穿刺されているカテーテル21に影響を与えることなく長時間に亘って安定に保つことができる(図3参照)。
透析や点滴が終了したら、留置針20を押さえながら固定用部片5の貼付されている部分を皮膚30から剥し、固定用部片5と留置針20を一緒に手に持ち、他方の手で止血用部片4を押さえながら引っ張るようにすると、固定用部片5は不連続切線6より切離され、それと共に留置針20が取り除かれる(図4参照)。穿刺部31であった部分に残された止血用部片4は、そのまま皮膚30表面に残して貼付け、止血が完了するまで貼付しておくことができる。
図5に示すものは、正方形状の止血用部片4と、隅丸長方形状の大きな固定用部片5を有するもので、頸部8を持たず両部片が不連続切線6を介して連結されたものである。これは、穿刺部31と接続部24が余り離れていないような場合に、好適に用いることができる。
図6のものは、頸部8が側方に設けられているものであって、カテーテル21の一部が見えているので、カテーテル21を体内から抜く際に、その先端を確認し易いことがある。
止血用部片4及び固定用部片5は、上記頸部8を細くすることによって連結部分を短く形成すれば、その部分で両者を切離すことができるので、不連続切線6が無くても都合よく使用することができる。
止血用部片4及び固定用部片5の形状は、上記したものの他、止血と留置針20の固定などが確実にできるものであれば特に限定されず、例えば略半円形、略丸形、略楕円形、正方形等の多角形、角取りされた略多角形、その他適宜形状に形成することができ、止血用部片4と固定用部片5を同じ形状にしたり、異なる形状のものを組合せても良い。
1:医療用貼付材
2:基材
3:粘着剤層
4:止血用部片
5:固定用部片
6:不連続切線
7:パッド
8:頸部
9:剥離シート
10:剥離シート
20:留置針
21:カテーテル
22:ハブ部
23:アダプター
24:接続部
30:皮膚
31:穿刺部
40:チューブ

Claims (5)

  1. 基材の一面に粘着剤層を形成した貼付材であって、該貼付材は上記粘着剤層の一部に止血用のパッドを定置した血管に対する穿刺部の上を覆う止血用部片と、上記穿刺部に連続する留置針を固定する固定用部片を備えており、上記止血用部片と上記固定用部片は切離し可能に連結されている医療用貼付材。
  2. 上記止血用部片と固定用部片は、不連続切線により切離し可能に連結されている請求項1に記載の医療用貼付材。
  3. 上記止血用部片及び固定用部片の粘着剤層は、2枚の剥離シートによって覆われている請求項1または2に記載の医療用貼付材。
  4. 上記止血用部片は、丸型、楕円形、多角形のいずれかに形成されている請求項1または2に記載の医療用貼付材。
  5. 上記固定用部片は、上記止血用部片よりも大きく形成されている請求項1または2に記載の医療用貼付材。
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