JP3196316U - スリッター - Google Patents

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勝美 小栗
勝美 小栗
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有限会社栃木オートメーション
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Abstract

【課題】ラインスピードを下げることなく作業をすることができるコンパクトな検品機能付きスリッターを提供する。【解決手段】原反ロール2を軸着する送出部1と、帯状シート3を巻収する巻取部7と、帯状シートの不良部位を検知する検品装置9と、帯状シートを裁断するスリット装置10と、帯状シートを案内する複数の案内ローラー4a〜iと、スリッターの停止時に巻取ロール8に巻収された帯状シートの一部を巻取ロールから引出す移動ローラー5A、5Bとを具備し、検品装置が不良部位を検出した時点とスリッターが停止した時点との間に、不良部位がスリット装置を通過し巻取ロールに巻収されたとき、移動ローラーが移動し帯状シートを進路外に押動することにより、巻収された不良部位を巻取ロールから引出す。移動ローラーはアーム6A、6Bを介してスリッターの一部に枢設されている。【選択図】図1

Description

本考案は、プラスチックフィルム、ラベル等の帯状シートを一定幅に裁断して巻き取る検品機能付スリッターに関する。
プラスチックフィルム、ラベル等包装用の帯状シートは、スリッターと呼ばれる裁断機械によりスリットされる。具体的には、送出部にセットされた原反ロールと巻取部との間にスリット装置を設置し、原反ロールから送出される帯状シートを前記スリット装置によって裁断し、巻取部に巻収する。
スリッターの送出部と巻取部との間には、複数の案内ローラーが設置され、従来、シートの不良個所はシートが前記複数の案内ローラーを通過する間に、作業者の目視によって発見され、ラインを停止させて処置していたが、近年は、作業の高速化と生産性の向上の観点から、前述の検品作業をカメラ等によって行い、検品装置がシートの不良部位を発見したときには、自動的にラインを停止させることができる検品機能付きのスリッターが使用されている。
特開2004−196507号公報
前述したように、近年は作業効率の観点から検品機能付きのスリッターが一般的となっているが、高速作業の途中でシートを急停止させるとシートに傷や歪みが生じ不良品化する恐れがある。そのため、不良部位の検知からラインの停止までの間に不良部位がスリット装置に入り裁断され、さらにロールに巻き取られてしまうこともある。この場合、スリット後の巻取ロールの巻戻しができないところ、必然的にスリッターの送出部と巻取部の間を広くとらざるを得ず、機械が大型化してしまうという問題があった。
特許文献1には、送出部とスリット装置との間に多数の案内ローラーを設置し、検品装置がシートの欠点を発見した直後に、前記案内ローラー、原反ロール及び巻取ロールを同時に減速・停止・逆転させることができるスリッターの提案がなされている。
しかしながら、減速機能を有する多数の案内ローラーの設置と、これら一連のローラーの動きを制御する機構を具備するスリッターの設置には大きなコストを要し、現実的ではない。
上述の問題に鑑み、本考案は、巻き取ってしまった不良部位を自動で巻き戻すことができる機構を有し、ラインスピードを下げることなく作業をすることができる、コンパクトな検品機能付スリッターを低コストで提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1の考案は、帯状シートを所望の幅に裁断するスリッターであって、帯状シートの原反ロールを軸着する送出部と、帯状シートを巻取ロールとして巻収する巻取部と、帯状シートの不良部位を検知する検品装置と、帯状シートを裁断するスリット装置と、帯状シートを原反ロールから巻取部へと案内する複数の案内ローラーと、スリッターの停止時に前記巻取ロールに巻収された帯状シートの一部を巻取ロールから引出す移動ローラーとを具備し、検品装置が帯状シートの不良部位を検出した時点とスリッターが停止した時点との間に、帯状シートの不良部位がスリット装置を通過し巻取ロールに巻収されたとき、移動ローラーが移動し帯状シートを進路外に押動することにより、巻収された帯状シートの不良部位が前記巻取ロールから引出されることを特徴とする。
また、請求項2の考案は、前記移動ローラーは、アームを介してスリッターの一部に枢設され、巻取ロールに巻収された帯状シートの不良部位の長さ分を、巻取ロールから引出すのに相応する距離を正確に移動することが可能であることを特徴とする。
本考案により、送出部から巻取部までの距離を小さくすることができ、また、設置する案内ローラーの数も少なくすることができるため、場所を取らないコンパクトなスリッターを低費用で提供することができる。
不良部位が巻き取られても、移動ローラーにより正確な長さを自動で巻き戻すことができるため、作業効率を落とすことなく、ラインスピードを上げることができる。
本考案の一実施例を示すスリッターの正面図である。 本考案の一実施例を示すスリッターの右側面図である。帯状シート及び案内ローラーの一部は省略されている。
以下、本考案のスリッターの実施形態について図を用いて説明する。まず構成について説明する。
図1に示すように、本考案に係るスリッターは、原反ロール2を軸着する送出部1と帯状シート3を巻き取る巻取部7を有し、送出部1と巻取部7の間には帯状シート3の不良部位を発見するための検品装置9、切刃を有するスリット装置10、及び帯状シート3を案内する複数の案内ローラー4a〜4iを具備する。帯状シート3は巻取部7の駆動機構により送出部1より引き出され、送出部1のローラーと案内ローラーは駆動機構を有さない。この構成は通常の検品装置付スリッターと変わりないが、本考案のスリッターの特徴は、複数の案内ローラーのうち1のローラーが移動可能に設置されていることにある。
本実施形態においては、図1及び2に示すように、移動ローラー5は一対のアーム6の一端に回転自在に狭設されており、アーム6の他端は案内ローラーdと同軸で軸設されている。巻戻しの際は、このアーム6が軸振することにより先端に設置された移動ローラー5が円弧軌道で動く構成になっている。5Aが通常稼働時の移動ローラー、5Bが最大移動時の移動ローラー(点線で図示)を示す。アームと移動ローラーの可動範囲は矢印で示す範囲となる。
次に、帯状シート3の不良部位が前記スリット装置10を通過し巻取ロール8に巻き取られた、移動ローラー5によって、巻き取られた帯状シート3の不良部位を巻取ロール8から引出す手順について説明する。
通常稼働において、送出部1にセットされた原反ロール2から送出される帯状シート3は、スリット装置10内で切刃によって裁断され、駆動機構を有する巻取部7に巻取ロール8として巻収される。帯状シート3はスリット装置10に入る前にカメラを備えた検品装置9によってチェックを受け、不良個所が発見された場合は自動的にラインが減速・停止し、スリット装置10の前後において該不良部位の修復が行われるが、ラインスピードが速いときには、不良部位の発見からラインの停止までの間に、裁断された不良部位が巻取ロール8に巻収されてしまうことがある。
上述の場合、従来のスリッターにおいては、人力により巻収された不良部位を引き出し手当を行っていたため作業に遅延が生じていたが、本考案に係るスリッターでは、停止後、アーム6をモーターで動かして移動ローラー5を下方に移動させることにより、帯状シート3を進路外に押動する。この動作により巻収された帯状シート3の不良部位が巻取ロール8から引き出される。
移動ローラー5はサーボモーター又はステッピングモーターによって作動するため、巻戻しに必要な距離を正確に移動させることができ、これにより不良部位を一定位置に巻き戻すことが可能となる。
以上、本考案の有する特徴及び優れた点を上記実施形態に記載したが、本考案は、本考案の原理の範囲内で、本願の実用新案登録請求の範囲で使用されている言葉を広く一般的な意味にまで広げて実施することが可能である。特に移動ローラーの数及び移動方法については様々の実施形態が可能であり、それらについての本実施形態と異なる形態又は方法による実施は、本考案の技術的範囲に含まれるものと解する。
1 送出部
2 原反ロール
3 帯状シート
4a〜i案内ローラー
5A 移動ローラー(通常時)
5B 移動ローラー(移動時)
6A アーム(通常時)
6B アーム(移動時)
7 巻取部
8 巻取ロール
9 検品装置
10 スリット装置
11 電子制御盤

Claims (2)

  1. 帯状シートを所望の幅に裁断するスリッターであって、
    前記帯状シートの原反ロールを軸着する送出部と、
    前記帯状シートを巻取ロールとして巻収する巻取部と、
    前記帯状シートの不良部位を検知する検品装置と、
    前記帯状シートを裁断するスリット装置と、
    前記帯状シートを前記原反ロールから巻取部へと案内する複数の案内ローラーと、
    前記スリッターの停止時に前記巻取ロールに巻収された前記帯状シートの一部を前記巻取ロールから引出す移動ローラーと、
    を具備し、
    前記検品装置が前記帯状シートの不良部位を検出した時点と前記スリッターが停止した時点との間に、前記帯状シートの不良部位が前記スリット装置を通過し前記巻取ロールに巻収されたとき、前記移動ローラーが移動し前記帯状シートを進路外に押動することにより、巻収された前記帯状シートの不良部位が前記巻取ロールから引出されることを特徴とするスリッター。
  2. 前記移動ローラーは、アームを介して前記スリッターの一部に枢設され、前記巻取ロールに巻収された前記帯状シートの不良部位の長さ分を、前記巻取ロールから引出すのに相応する距離を正確に移動することが可能であることを特徴とする請求項1記載のスリッター。
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