JP3196316B2 - ブロー成形装置 - Google Patents
ブロー成形装置Info
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- JP3196316B2 JP3196316B2 JP12745992A JP12745992A JP3196316B2 JP 3196316 B2 JP3196316 B2 JP 3196316B2 JP 12745992 A JP12745992 A JP 12745992A JP 12745992 A JP12745992 A JP 12745992A JP 3196316 B2 JP3196316 B2 JP 3196316B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flat
- housing
- resin
- blow molding
- accumulator chamber
- Prior art date
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C49/00—Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
- B29C49/02—Combined blow-moulding and manufacture of the preform or the parison
- B29C49/04—Extrusion blow-moulding
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C49/00—Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
- B29C49/02—Combined blow-moulding and manufacture of the preform or the parison
- B29C49/04—Extrusion blow-moulding
- B29C49/041—Extrusion blow-moulding using an accumulator head
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、樹脂の色替え・材料替
え時にハウジングを分割し内部を容易に清掃できるよう
にした新規なブロー成形装置に関する。
え時にハウジングを分割し内部を容易に清掃できるよう
にした新規なブロー成形装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、ソーラ温水器の集熱板，ＯＡ機器
のケーシング，パネル，ファーニチャー，インテリア等
の薄型の偏平形状品を、ブロー成形によって製造しよう
とする試みがなされている。
のケーシング，パネル，ファーニチャー，インテリア等
の薄型の偏平形状品を、ブロー成形によって製造しよう
とする試みがなされている。
【０００３】この場合、図４に示す如く通常のブロー成
形機のように円筒状のパリソンａを下方へ押し出し、こ
れを薄形金型ｂ，ｃで左右から挟んでエアを注入するよ
うにすると、エアの注入により膨らむパリソンａは、最
初に金型内壁に接した部分ａ1 が固定され、そこから左
右に伸展するため、均一な肉厚の成形品が得られない。
形機のように円筒状のパリソンａを下方へ押し出し、こ
れを薄形金型ｂ，ｃで左右から挟んでエアを注入するよ
うにすると、エアの注入により膨らむパリソンａは、最
初に金型内壁に接した部分ａ1 が固定され、そこから左
右に伸展するため、均一な肉厚の成形品が得られない。
【０００４】 そこで、本出願人は先に円筒状のパリソ
ンａを押し出すのではなく、平板状の偏平なコアとこれ
を囲繞する偏平なダイとの隙間から薄形金型ｂ，ｃの内
壁にマッチした中空偏平形状のパリソンを押し出し、肉
厚の揃った中空板状品が成形できる偏平ブロー成形装置
を開発した（特公昭63-38285号等）。
ンａを押し出すのではなく、平板状の偏平なコアとこれ
を囲繞する偏平なダイとの隙間から薄形金型ｂ，ｃの内
壁にマッチした中空偏平形状のパリソンを押し出し、肉
厚の揃った中空板状品が成形できる偏平ブロー成形装置
を開発した（特公昭63-38285号等）。
【０００５】この偏平ブロー成形装置は、ハウジング内
に断面が偏平なアキュームレータ室を形成し、このアキ
ュームレータ室内に充填された樹脂を偏平ピストンによ
って圧縮加圧し、偏平コアとこれを囲繞する偏平ダイと
の隙間から中空偏平形状のパリソンとして押し出すよう
にしたものである。
に断面が偏平なアキュームレータ室を形成し、このアキ
ュームレータ室内に充填された樹脂を偏平ピストンによ
って圧縮加圧し、偏平コアとこれを囲繞する偏平ダイと
の隙間から中空偏平形状のパリソンとして押し出すよう
にしたものである。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ブロー成形
装置においては、パリソンすなわち樹脂の色替え・材料
替え時には、色混ざり・材料混ざりを防止するために、
上記ハウジングを分解し、内部にこびりついた樹脂を清
掃する必要がある。例えば、樹脂を黒色から白色に色替
えする場合には、ハウジング内の僅かな黒色樹脂の残留
が成形品の色混ざりの原因となるため、ハウジング内部
にこびりついた樹脂を完全に除去する必要がある。しか
し、ブロー成形装置のハウジングの分解には、大型クレ
ーンや大掛かりなリフティング装置が必要となり、作業
が煩雑で長時間かかる。
装置においては、パリソンすなわち樹脂の色替え・材料
替え時には、色混ざり・材料混ざりを防止するために、
上記ハウジングを分解し、内部にこびりついた樹脂を清
掃する必要がある。例えば、樹脂を黒色から白色に色替
えする場合には、ハウジング内の僅かな黒色樹脂の残留
が成形品の色混ざりの原因となるため、ハウジング内部
にこびりついた樹脂を完全に除去する必要がある。しか
し、ブロー成形装置のハウジングの分解には、大型クレ
ーンや大掛かりなリフティング装置が必要となり、作業
が煩雑で長時間かかる。
【０００７】また、このハウジングの分解清掃の代わり
に、樹脂の色替え又は材料替え時に、射出されたパリソ
ンの色又は材質が換るまで樹脂を流し続ける方法も考え
られる。しかし、これでは樹脂を高粘度樹脂から低粘度
樹脂に置き替えたり、黒色樹脂から白色樹脂に色替えす
る場合には、大量の置換樹脂が必要となる。この置換樹
脂は、色混ざり・材料混ざりがあるため成形品に用いる
ことができず、極めて不経済である。
に、樹脂の色替え又は材料替え時に、射出されたパリソ
ンの色又は材質が換るまで樹脂を流し続ける方法も考え
られる。しかし、これでは樹脂を高粘度樹脂から低粘度
樹脂に置き替えたり、黒色樹脂から白色樹脂に色替えす
る場合には、大量の置換樹脂が必要となる。この置換樹
脂は、色混ざり・材料混ざりがあるため成形品に用いる
ことができず、極めて不経済である。
【０００８】以上の事情を考慮して創案された本発明の
目的は、樹脂の色替え・材料替え時にハウジングを分割
し内部を容易に清掃できるようにしたブロー成形装置を
提供することにある。
目的は、樹脂の色替え・材料替え時にハウジングを分割
し内部を容易に清掃できるようにしたブロー成形装置を
提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、ハウジング内に樹脂が充填されるアキュー
ムレータ室を上下方向に偏平に形成し、該偏平アキュー
ムレータ室内の樹脂を偏平ピストンによって加圧し、偏
平コアとこれを囲繞する偏平ダイとの隙間から偏平中空
パリソンとして押し出すようにしたブロー成形装置にお
いて、上記ハウジングを偏平アキュームレータ室の上下
方向且つ偏平方向に沿った面で右側ハウジングと左側ハ
ウジングとに分割し、これら右側および左側ハウジング
を分離結合させるアクチュエータを設け、且つ右側ハウ
ジングおよび左側ハウジングにこれらの分離を許容する
と共に結合時にその状態を固定するボルトナットを設け
たことを特徴としている。
に本発明は、ハウジング内に樹脂が充填されるアキュー
ムレータ室を上下方向に偏平に形成し、該偏平アキュー
ムレータ室内の樹脂を偏平ピストンによって加圧し、偏
平コアとこれを囲繞する偏平ダイとの隙間から偏平中空
パリソンとして押し出すようにしたブロー成形装置にお
いて、上記ハウジングを偏平アキュームレータ室の上下
方向且つ偏平方向に沿った面で右側ハウジングと左側ハ
ウジングとに分割し、これら右側および左側ハウジング
を分離結合させるアクチュエータを設け、且つ右側ハウ
ジングおよび左側ハウジングにこれらの分離を許容する
と共に結合時にその状態を固定するボルトナットを設け
たことを特徴としている。
【００１０】
【作用】上記構成によれば、パリソンすなわち樹脂の色
替え・材料替え時には、アクチュエータによってアキュ
ームレータ室を区画する右側ハウジングと左側ハウジン
グとを分離させ、その内部にこびりついた樹脂を取り除
く。これにより極めて容易に内部清掃が行なえる。すな
わち、ハウジングを偏平アキュームレータ室の上下方向
且つ偏平方向に沿った面で右側ハウジングと左側ハウジ
ングとに分割しているため、これら左右のハウジングを
分離させたとき、アキュームレータ室の内壁がその偏平
方向に沿って広範囲で露出することになり、極めて容易
に内部清掃を行なえる。また、右側ハウジングおよび左
側ハウジングにこれらの分離を許容すると共に結合時に
その状態を固定するボルトナットを設けたので、左右の
ハウジングの結合時にボルトナットを締め込んでハウジ
ングを締結状態に固定することにより、アクチュエータ
の力によって左右のハウジングの結合する必要がなくな
り、アクチュエータに負荷がかからなくなる。
替え・材料替え時には、アクチュエータによってアキュ
ームレータ室を区画する右側ハウジングと左側ハウジン
グとを分離させ、その内部にこびりついた樹脂を取り除
く。これにより極めて容易に内部清掃が行なえる。すな
わち、ハウジングを偏平アキュームレータ室の上下方向
且つ偏平方向に沿った面で右側ハウジングと左側ハウジ
ングとに分割しているため、これら左右のハウジングを
分離させたとき、アキュームレータ室の内壁がその偏平
方向に沿って広範囲で露出することになり、極めて容易
に内部清掃を行なえる。また、右側ハウジングおよび左
側ハウジングにこれらの分離を許容すると共に結合時に
その状態を固定するボルトナットを設けたので、左右の
ハウジングの結合時にボルトナットを締め込んでハウジ
ングを締結状態に固定することにより、アクチュエータ
の力によって左右のハウジングの結合する必要がなくな
り、アクチュエータに負荷がかからなくなる。
【００１１】
【実施例】以下に本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。
て説明する。
【００１２】図１に偏平ブロー成形装置１の正面図を、
図２に側面図を、図３にIII-III 線矢視断面図を示す。
図示するように、右側ハウジング２ａと左側ハウジング
２ｂとを結合させてなるハウジング２内に、幅Ｘ，厚さ
Ｙの偏平のアキュームレータ室３が成形されている、こ
のアキュームレータ室３内には、厚さＹ方向の左右に設
けられた二台の押出機４ａ，４ｂから樹脂管５ａ，５ｂ
を介して、可塑化された樹脂が供給されるようになって
いる。これら樹脂管５ａ，５ｂは、押出機４ａ，４ｂと
ハウジング２ａ，２ｂとの間に、それぞれ着脱自在に設
けられている。なお、押出機４ａ，４ｂを一台とし図示
されない分配バルブを通じて樹脂をアキュームレータ室
３に分配するようにしてもよい。
図２に側面図を、図３にIII-III 線矢視断面図を示す。
図示するように、右側ハウジング２ａと左側ハウジング
２ｂとを結合させてなるハウジング２内に、幅Ｘ，厚さ
Ｙの偏平のアキュームレータ室３が成形されている、こ
のアキュームレータ室３内には、厚さＹ方向の左右に設
けられた二台の押出機４ａ，４ｂから樹脂管５ａ，５ｂ
を介して、可塑化された樹脂が供給されるようになって
いる。これら樹脂管５ａ，５ｂは、押出機４ａ，４ｂと
ハウジング２ａ，２ｂとの間に、それぞれ着脱自在に設
けられている。なお、押出機４ａ，４ｂを一台とし図示
されない分配バルブを通じて樹脂をアキュームレータ室
３に分配するようにしてもよい。
【００１３】このアキュームレータ室３内には、上下方
向に自在にスライドする偏平形状のピストン６が収容さ
れている。偏平ピストン６は中間部材７を介してハウジ
ング２の上方に設けられた油圧シリンダ８に接続されて
いる。この油圧シリンダ８はハウジング２を支持する四
角枠状のフレーム９に四本のロッド１０を介して取り付
けられた板部材１１上に取り付けられている。この構成
によれば、油圧シリンダ８を伸縮することにより、ピス
トン６はアキュームレータ室３内を上下方向にスライド
し、内部に充填された樹脂を圧縮することになる。
向に自在にスライドする偏平形状のピストン６が収容さ
れている。偏平ピストン６は中間部材７を介してハウジ
ング２の上方に設けられた油圧シリンダ８に接続されて
いる。この油圧シリンダ８はハウジング２を支持する四
角枠状のフレーム９に四本のロッド１０を介して取り付
けられた板部材１１上に取り付けられている。この構成
によれば、油圧シリンダ８を伸縮することにより、ピス
トン６はアキュームレータ室３内を上下方向にスライド
し、内部に充填された樹脂を圧縮することになる。
【００１４】上記ピストン６には上下方向に偏平形状の
穴１２が形成されており、この穴１２には平板状のマン
ドレル１３が挿通されている。このマンドレル１３の上
端は中間部材１４を介して上記板部材１１上に設けられ
たアクチュエータ１５（シリンダ機構）に接続されてお
り、マンドレル１３の下端には偏平形状のコア１６がボ
ルトで取り付けられている。この偏平コア１６の周囲に
は、所定間隔を隔てて偏平形状のダイ１７が囲繞するよ
うに設けられている。このダイ１７は、上記ハウジング
２の下端に取り付けられてた下部ハウジング１８に、プ
レート１９によって取り付けられている。上記下部ハウ
ジング１８は、下部右側ハウジング１８ａと下部左側ハ
ウジング１８ｂとに分割されており、それぞれ右側ハウ
ジング２ａの下端と左側ハウジング２ｂの下端に取り付
けられている。
穴１２が形成されており、この穴１２には平板状のマン
ドレル１３が挿通されている。このマンドレル１３の上
端は中間部材１４を介して上記板部材１１上に設けられ
たアクチュエータ１５（シリンダ機構）に接続されてお
り、マンドレル１３の下端には偏平形状のコア１６がボ
ルトで取り付けられている。この偏平コア１６の周囲に
は、所定間隔を隔てて偏平形状のダイ１７が囲繞するよ
うに設けられている。このダイ１７は、上記ハウジング
２の下端に取り付けられてた下部ハウジング１８に、プ
レート１９によって取り付けられている。上記下部ハウ
ジング１８は、下部右側ハウジング１８ａと下部左側ハ
ウジング１８ｂとに分割されており、それぞれ右側ハウ
ジング２ａの下端と左側ハウジング２ｂの下端に取り付
けられている。
【００１５】この構成によれば、ピストン６がアキュー
ムレータ室３内の樹脂を圧縮すると、加圧された樹脂が
偏平ダイ１７と偏平コア１６との間隙から偏平パリソン
２０として押し出されることになる。この際、上記マン
ドレル１３を昇降させるアクチュエータ１５を操作して
コア１６を上下方向に移動させてダイ１７との間隙（ギ
ャップ）を調整すれば、押し出される偏平パリソン２０
の押出方向の肉厚を制御できる。
ムレータ室３内の樹脂を圧縮すると、加圧された樹脂が
偏平ダイ１７と偏平コア１６との間隙から偏平パリソン
２０として押し出されることになる。この際、上記マン
ドレル１３を昇降させるアクチュエータ１５を操作して
コア１６を上下方向に移動させてダイ１７との間隙（ギ
ャップ）を調整すれば、押し出される偏平パリソン２０
の押出方向の肉厚を制御できる。
【００１６】次に、本実施例の要旨である「アキューム
レータ室３を区画するハウジング２を右側ハウジング２
ａと左側ハウジング２ｂとに分割した点」について、図
１および図３を用いて説明する。
レータ室３を区画するハウジング２を右側ハウジング２
ａと左側ハウジング２ｂとに分割した点」について、図
１および図３を用いて説明する。
【００１７】図３に示すように、上記ハウジング２ａ，
２ｂは四角枠状のフレーム９内に設けられており、その
枠内で右側ハウジング２ａと左側ハウジング２ｂとがそ
れぞれ移動するようになっている。つまり、枠状フレー
ム９の左右には、右側ハウジング２ａと左側ハウジング
２ｂとをそれぞれスライド移動させるアクチュエータ２
１（油圧シリンダ，モータ等）が二個ずつ設けられてお
り、このアクチュエータ２１を伸縮作動させることによ
り各ハウジング２ａ，２ｂが分離・結合するようになっ
ている。ここで、アクチュエータ２１を収縮させてハウ
ジング２ａ，２ｂを離間させるときは、押出機４ａ，４
ｂと各ハウジング２ａ，２ｂの間の樹脂管５ａ，５ｂを
外し、スライド移動のストロークを確保する。
２ｂは四角枠状のフレーム９内に設けられており、その
枠内で右側ハウジング２ａと左側ハウジング２ｂとがそ
れぞれ移動するようになっている。つまり、枠状フレー
ム９の左右には、右側ハウジング２ａと左側ハウジング
２ｂとをそれぞれスライド移動させるアクチュエータ２
１（油圧シリンダ，モータ等）が二個ずつ設けられてお
り、このアクチュエータ２１を伸縮作動させることによ
り各ハウジング２ａ，２ｂが分離・結合するようになっ
ている。ここで、アクチュエータ２１を収縮させてハウ
ジング２ａ，２ｂを離間させるときは、押出機４ａ，４
ｂと各ハウジング２ａ，２ｂの間の樹脂管５ａ，５ｂを
外し、スライド移動のストロークを確保する。
【００１８】上記右側ハウジング２ａの下部と左側ハウ
ジング２ｂの下部とには、それぞれ下部右側ハウジング
１８ａと下部左側ハウジング１８ｂとが取り付けられて
おり、アクチュエータ２１の伸縮作動により左右方向に
一体的にスライド移動するようになっている。また、こ
れら右側ハウジング２ａと左側ハウジング２ｂの接合面
には、接合時ハウジング相互の位置合せを行うピン２２
とピン孔２３が形成されている。このピン２２は位置決
めを容易にするために先端が縮径されたテーパピンが用
いられている。また、各ハウジング２ａ，２ｂの幅方向
の両端には、これらを結合させたとき離間しないようネ
ジ固定するボルト・ナット２４が設けられている。これ
により、右側ハウジング２ａと左側ハウジング２ｂとを
結合させた後に、このボルト・ナット２４を締め込むこ
とにより、アクチュエータ２１に負荷をかける必要がな
くなる。
ジング２ｂの下部とには、それぞれ下部右側ハウジング
１８ａと下部左側ハウジング１８ｂとが取り付けられて
おり、アクチュエータ２１の伸縮作動により左右方向に
一体的にスライド移動するようになっている。また、こ
れら右側ハウジング２ａと左側ハウジング２ｂの接合面
には、接合時ハウジング相互の位置合せを行うピン２２
とピン孔２３が形成されている。このピン２２は位置決
めを容易にするために先端が縮径されたテーパピンが用
いられている。また、各ハウジング２ａ，２ｂの幅方向
の両端には、これらを結合させたとき離間しないようネ
ジ固定するボルト・ナット２４が設けられている。これ
により、右側ハウジング２ａと左側ハウジング２ｂとを
結合させた後に、このボルト・ナット２４を締め込むこ
とにより、アクチュエータ２１に負荷をかける必要がな
くなる。
【００１９】以上の構成からなる本実施例の作用につい
て述べる。
て述べる。
【００２０】本装置１によれば図１および図２に示すよ
うに偏平ダイ１７と偏平コア１６の隙間から偏平パリソ
ン２０が押し出される。
うに偏平ダイ１７と偏平コア１６の隙間から偏平パリソ
ン２０が押し出される。
【００２１】ここで、パリソンの色替え・材料替え時、
すなわち押出機４ａ，４ｂからアキュームレータ室３内
に押し出される樹脂の色替え・材料替えをする際には、
まず押出機４ａ，４ｂと各ハウジング２ａ，２ｂとの間
に取り付けられた樹脂管５ａ，５ｂを外し、各ハウジン
グ２ａ，２ｂのスライド移動のストロークを確保する。
次に、各ハウジング２ａ，２ｂを接合・固定しているボ
ルト・ナット２４を取り外し、アクチュエータ２１を伸
縮させて右側ハウジング２ａと左側ハウジング２ｂとを
離間させるようにスライド移動させる。そして、下部ハ
ウジング１８に取り付けられた偏平ダイ１７およびマン
ドレル１３の下端に取り付けられた偏平コア１６をそれ
ぞれ取り外す。
すなわち押出機４ａ，４ｂからアキュームレータ室３内
に押し出される樹脂の色替え・材料替えをする際には、
まず押出機４ａ，４ｂと各ハウジング２ａ，２ｂとの間
に取り付けられた樹脂管５ａ，５ｂを外し、各ハウジン
グ２ａ，２ｂのスライド移動のストロークを確保する。
次に、各ハウジング２ａ，２ｂを接合・固定しているボ
ルト・ナット２４を取り外し、アクチュエータ２１を伸
縮させて右側ハウジング２ａと左側ハウジング２ｂとを
離間させるようにスライド移動させる。そして、下部ハ
ウジング１８に取り付けられた偏平ダイ１７およびマン
ドレル１３の下端に取り付けられた偏平コア１６をそれ
ぞれ取り外す。
【００２２】これにより、右側ハウジング２ａと左側ハ
ウジング２ｂとが左右端に移動し、偏平ピストン６およ
び偏平マンドレル１３のみが中央に取り残された状態と
なる。つまり、各ハウジング２ａ、２ｂ、１８ａ、１８
ｂ内面のアキュームレータ室３内壁が開放された状態と
なる。よって、内部にこびりついた樹脂を手又はロボッ
ト等により容易に取り除くことができ、極めて容易に内
部清掃が行える。すなわち、ハウジング２を偏平アキュ
ームレータ室３の上下方向且つ偏平方向に沿った面で右
側ハウジング２ａと左側ハウジング２ｂとに分割してい
るため、これら左右のハウジング２ａ、２ｂを分離させ
たとき、アキュームレータ室３の内壁がその偏平方向に
沿って広範囲で露出することになり、極めて容易に内部
清掃を行なえる。
ウジング２ｂとが左右端に移動し、偏平ピストン６およ
び偏平マンドレル１３のみが中央に取り残された状態と
なる。つまり、各ハウジング２ａ、２ｂ、１８ａ、１８
ｂ内面のアキュームレータ室３内壁が開放された状態と
なる。よって、内部にこびりついた樹脂を手又はロボッ
ト等により容易に取り除くことができ、極めて容易に内
部清掃が行える。すなわち、ハウジング２を偏平アキュ
ームレータ室３の上下方向且つ偏平方向に沿った面で右
側ハウジング２ａと左側ハウジング２ｂとに分割してい
るため、これら左右のハウジング２ａ、２ｂを分離させ
たとき、アキュームレータ室３の内壁がその偏平方向に
沿って広範囲で露出することになり、極めて容易に内部
清掃を行なえる。
【００２３】なお、離間された右側ハウジング２ａと左
側ハウジング２ｂの結合は、これと全く逆の作業を行え
ばよい。また、本実施例では偏平成形品を得るべく中空
偏平パリソンを射出する偏平ブロー成形装置に本発明を
適用したものを開示したが、これに限らず円筒状パリソ
ンを射出する通常のブロー成形装置に本発明を適用して
もよいことは勿論である。この場合、上記アキュームレ
ータ室３は円筒状，ピストン６は円柱状，偏平ダイ１
７，偏平コア１６も円状となる。
側ハウジング２ｂの結合は、これと全く逆の作業を行え
ばよい。また、本実施例では偏平成形品を得るべく中空
偏平パリソンを射出する偏平ブロー成形装置に本発明を
適用したものを開示したが、これに限らず円筒状パリソ
ンを射出する通常のブロー成形装置に本発明を適用して
もよいことは勿論である。この場合、上記アキュームレ
ータ室３は円筒状，ピストン６は円柱状，偏平ダイ１
７，偏平コア１６も円状となる。
【００２４】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、樹
脂の色替え・材料替え時にハウジングを分割して内部に
付着した樹脂を容易に清掃できるので、色替え・材料替
え時に大量に使用されていた置換樹脂が不要となり、経
済性が向上する。
脂の色替え・材料替え時にハウジングを分割して内部に
付着した樹脂を容易に清掃できるので、色替え・材料替
え時に大量に使用されていた置換樹脂が不要となり、経
済性が向上する。
【図１】本考の一実施例としての偏平ブロー成形装置の
一部断面正面図である。
一部断面正面図である。
【図２】上記偏平ブロー成形装置の一部断面側面図であ
り、図３のII-II 線矢視断面図である。
り、図３のII-II 線矢視断面図である。
【図３】図１のIII-III 線矢視断面図である。
【図４】従来例を示す偏平ブロー成形の説明図である。
１ 偏平ブロー成形装置 ２ ハウジング ２ａ 右側ハウジング ２ｂ 左側ハウジング ３ アキュームレータ室 ６ 偏平ピストン １６ 偏平コア １７ 偏平ダイ １８ 下部ハウジング １８ａ 下部右側ハウジング １８ｂ 下部左側ハウジング ２０ パリソン２４ ボルトナット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 設楽 義晴 神奈川県横浜市磯子区新中原町１番地 石川島播磨重工業株式会社 技術研究所 内 (72)発明者 梅沢 祥巨 神奈川県横浜市磯子区新中原町１番地 石川島播磨重工業株式会社 技術研究所 内 (72)発明者 清水 隆 神奈川県横浜市磯子区新中原町１番地 石川島播磨重工業株式会社 横浜第二工 場内 (56)参考文献 特開 平３−120025（ＪＰ，Ａ) 特公 昭63−38285（ＪＰ，Ｂ２) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B29C 49/00 - 49/80
Claims (1)
- 【請求項１】 ハウジング内に樹脂が充填されるアキュ
ームレータ室を上下方向に偏平に形成し、該偏平アキュ
ームレータ室内の樹脂を偏平ピストンによって加圧し、
偏平コアとこれを囲繞する偏平ダイとの隙間から偏平中
空パリソンとして押し出すようにしたブロー成形装置に
おいて、上記ハウジングを偏平アキュームレータ室の上
下方向且つ偏平方向に沿った面で右側ハウジングと左側
ハウジングとに分割し、これら右側および左側ハウジン
グを分離結合させるアクチュエータを設け、且つ右側ハ
ウジングおよび左側ハウジングにこれらの分離を許容す
ると共に結合時にその状態を固定するボルトナットを設
けたことを特徴とするブロー成形装置。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12745992A JP3196316B2 (ja) | 1992-05-20 | 1992-05-20 | ブロー成形装置 |
| EP93908118A EP0590160B1 (en) | 1992-04-20 | 1993-04-20 | Flat blow molding apparatus, flat blow molding method and product of flat blow molding |
| PCT/JP1993/000509 WO1993020997A1 (en) | 1992-04-20 | 1993-04-20 | Flat blow molding apparatus, flat blow molding method and product of flat blow molding |
| DE69317842T DE69317842T2 (de) | 1992-04-20 | 1993-04-20 | Flachblasformmaschine, flachblasformverfahren und produkte durch flachblasformen |
| US09/000,913 US6033204A (en) | 1992-04-20 | 1997-12-30 | Flat blow molding machine, flat blow method and products of flat blow molding |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12745992A JP3196316B2 (ja) | 1992-05-20 | 1992-05-20 | ブロー成形装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05318561A JPH05318561A (ja) | 1993-12-03 |
| JP3196316B2 true JP3196316B2 (ja) | 2001-08-06 |
Family
ID=14960455
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12745992A Expired - Fee Related JP3196316B2 (ja) | 1992-04-20 | 1992-05-20 | ブロー成形装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3196316B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101871793B1 (ko) * | 2017-01-13 | 2018-06-27 | (주)부전 | 원단 포장장치 |
-
1992
- 1992-05-20 JP JP12745992A patent/JP3196316B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101871793B1 (ko) * | 2017-01-13 | 2018-06-27 | (주)부전 | 원단 포장장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05318561A (ja) | 1993-12-03 |
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