JP3195654U - 太陽電池パネル水上設置台 - Google Patents

太陽電池パネル水上設置台 Download PDF

Info

Publication number
JP3195654U
JP3195654U JP2014006033U JP2014006033U JP3195654U JP 3195654 U JP3195654 U JP 3195654U JP 2014006033 U JP2014006033 U JP 2014006033U JP 2014006033 U JP2014006033 U JP 2014006033U JP 3195654 U JP3195654 U JP 3195654U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solar cell
cell module
float
horizontal
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2014006033U
Other languages
English (en)
Inventor
孝昌 武蔵
孝昌 武蔵
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
RYOWA TECHNO SERVICE CO., LTD.
Original Assignee
RYOWA TECHNO SERVICE CO., LTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by RYOWA TECHNO SERVICE CO., LTD. filed Critical RYOWA TECHNO SERVICE CO., LTD.
Priority to JP2014006033U priority Critical patent/JP3195654U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3195654U publication Critical patent/JP3195654U/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02SGENERATION OF ELECTRIC POWER BY CONVERSION OF INFRARED RADIATION, VISIBLE LIGHT OR ULTRAVIOLET LIGHT, e.g. USING PHOTOVOLTAIC [PV] MODULES
    • H02S20/00Supporting structures for PV modules
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Landscapes

  • Photovoltaic Devices (AREA)

Abstract

【課題】可撓性の太陽電池モジュールを使用することなく、かつ、太陽電池モジュールを一枚毎に又は複数枚の連結して容易に太陽電池モジュールの水上設置を可能とする太陽電池パネル水上設置台を提供する。【解決手段】裁置される太陽電池モジュール2と縦横寸法が略同じで浮力を有するフロート部材3と、フロート部材の四方側部を挟み込む断面コの字状のフロート固定部材4a〜4dと、フロート固定部材上に固定配置され、その厚みによりその上に裁置される太陽電池モジュールの底面との間に空気流通が確保できる間隙を形成する横架台5a、5bと、フロート固定部材の外側水面位置に配置される波消し及び衝突の際の衝撃を弱める緩衝部材6a〜6dと、フロート固定部材の外側に配置され、陸地に掛け渡されるロープ又はワイヤー並びに碇アンカーにより移動が規制される固定フック7a〜7dと、からなる。【選択図】図1

Description

本考案は、太陽電池パネルを水上に設置する太陽電池パネル水上設置台に関する。
太陽電池パネルを水上に設置する例としては、例えば、特開平10-173212号公報に開示のものが知られている。
特開平10-173212号公報に開示のものは、発明名称「水上設置用太陽電池発電装置」に係り、「軽量で、量産性に富み、取扱い、運搬等の容易な水上設置用太陽電池発電装置を提供する」ことの発明解決課題において(同公報明細書段落番号0007参照)、「湖やダム、川などの水面上に敷設して太陽光により発電電力を生じさせる、太陽電池発電装置であって、水面上に浮上させるためのフロートと、そのフロートを固定し発電装置の骨格を形成するフレームと、そのフレームに固定される天板と、その天板に載置される可撓性の太陽電池モジュールと、太陽電池モジュールを天板に固定するモジュール固定板と、太陽電池モジュールからのリード線をまとめて他の機器へ接続するための端子とを備える」構成とすることにより(同公報特許請求の範囲請求項1の記載等参照)、「構成部材の軽量化ができ、量産性、作業性を向上させた水上設置用太陽電池発電装置を提供することができる。特に天板上面を傾斜、或いは曲面とすれば、太陽電池モジュールはその形状に倣うので、雨水が表面に溜まらず、発電効率を下げることがない。一体成形し、製造コスト・組立コストを更に低減できる構造体を提供できる。部材の軽量化ができ、より小型の形状となり、量産性を向上させることが可能となる。」等の効果を奏するものである(同公報明細書段落番号0029ないし0031参照)。
図9は、特開平10-173212号公報に図1(a)として示される特開平10-173212号公報に開示発明の実施例1の水上設置用太陽電池発電装置の斜視図である。図9において、符号101は、フロート、102は、フレーム、103は、固定用フック、104は、太陽電池モジュール、105は、天板、106は、モジュール固定板、107は、ボルト、108は、端子ボックス、109は、側板である(なお、符号は、先行技術であることを明らかにするために、本願出願人において、3桁に変更して説明した。)
特開平10-173212号公報に開示される「水上設置用太陽電池発電装置」は、図9に示すように、「可撓性太陽電池モジュール」を前提とするものであり、また、そのような可撓性太陽電池モジュールを複数枚設置した「水上設置用太陽電池発電装置」であり、可撓性太陽電池モジュールが実用化されてない今日では実用化に難がある。
特開平10-173212号公報
そこで、本願考案は、可撓性の太陽電池モジュールを使用することなく、かつ、太陽電池モジュールを一枚毎に又は複数枚を連結して容易に太陽電池モジュールの水上設置を可能とする太陽電池パネル水上設置台を提供することを目的とする。
本願請求項1に係る発明は、太陽電池パネル水上設置台において、裁置される太陽電池モジュールと縦横寸法が略同じで浮力を有するフロート部材と、当該フロート部材の四方側部を挟み込む断面コの字状のフロート固定部材と、当該フロート固定部材上に固定配置され、その厚みによりその上に裁置される太陽電池モジュールの底面との間に空気流通が確保できる間隙を形成する横架台と、前記フロート固定部材の外側水面位置に配置される波消し及び衝突の際の衝撃を弱める緩衝部材と、前記フロート固定部材の外側に配置され、陸地に掛け渡されるロープ又はワイヤー並びに碇アンカーにより移動が規制される固定フックと、からなることを特徴とする。
また、本願請求項2に係る発明は、前記請求項1に係る太陽電池パネル水上設置台において、前記フロート部材が、上部裁置される太陽電池モジュールに対し充分な浮力を有する厚さの発泡スチロール材又はポリエチレンフォーム材やウレタンフォーム材からなることを特徴とする。
さらに、本願請求項3に係る発明は、前記請求項1に係る太陽電池パネル水上設置台において、前記横架台上に配置される枠架台と、当該枠架台上の両隅に裁置される太陽電池モジュールの表面が傾斜を形成する上部端柱と、当該上部端柱と前記枠架台との間に前記太陽電池モジュールが傾斜して取り付けられる太陽電池パネル枠台と、からなることを特徴とする。
そして、本願請求項4に係る発明は、前記請求項1に係る太陽電池パネル水上設置台において、前記横架台は、低い位置に配置される前記横架台の上部面が、傾斜して裁置される太陽電池モジュールの傾斜角度で折れ曲がって上昇する上面を有する横架台と、高い位置に配置される横架台の上部面が、傾斜して裁置される太陽電池モジュールの傾斜角度で折れ曲がって下降する上面を有する横架台と、からなることを特徴とする。
さらに、本願請求項5に係る発明は、太陽電池パネル水上設置台において、前記請求項1ないし4に係る太陽電池パネル水上設置台を前後及び/又は左右に複数配置してなることを特徴とする。
上記のような構成としたので、水面に安定的に容易に太陽電池モジュールを設置できる。
湖、沼等の設置余地のある湖沼水面を有効に活用できるという効果を有する。
図1は、本考案に係る太陽電池パネル水上設置台を実施する形態の一実施例である実施例1に係る太陽電池パネル水上設置台の構成概略分解図、 図2は、図1に示す本実施例1に係る太陽電池パネル水上設置台1の組立概略図、 図3は、本実施例1に係る太陽電池パネル水上設置台1を横方向から見た両端の概略構成を示す両端部分断面図、 図4は、本実施例1に係る太陽電池パネル水上設置台1を連結して配置する場合の連結部の概略を示す部分断面図、 図5は、6台の本実施例1に係る太陽電池パネル水上設置台1を連結して水面に浮かせた状態の概略図、 図6は、実施例2に係る太陽電池パネル水上設置台の概略図、 図7は、実施例2に係る太陽電池パネル水上設置台20を水面に浮かべた状態の概略を示す図、 図8(a)は、実施例2に係る太陽電池パネル水上設置台20に用いる変形する前記横架台25aの断面概略を示す図、図8(b)は、同横架台25bの断面概略を示す図、 図9は、特開平10-173212号公報に図1(a)として示される特開平10-173212号公報に開示発明の実施例1の水上設置用太陽電池発電装置の斜視図である。
本考案に係る太陽電池パネル水上設置台を実施する形態の一実施例を図面に基づき詳細に説明する。
図1は、本考案に係る太陽電池パネル水上設置台を実施する形態の一実施例である実施例1に係る太陽電池パネル水上設置台の構成概略分解図である。
図1において、符号1は、本実施例1に係る太陽電池パネル水上設置台であり、本実施例1に係る太陽電池パネル水上設置台1は、図1に示すように、水面に対し平行に配置される。
また、符号2は、同太陽電池パネル水上設置台1上に裁置される太陽電池モジュール、3は、前記太陽電池モジュール2と縦横寸法において大差なく、厚さが150mm〜250mm程度の発泡スチロール材又はポリエチレンフォーム材やウレタンフォーム材等からなるフロート部材、4a、4b、4c、5dは、当該フロート部材3の四方側部を挟み込み可能な断面コの字状のフロート固定部材であり、5a、5bは、当該フロート固定部材4a、4c上に平行に固定配置される横架台であり、その所定高さによりその上に裁置される前記太陽電池モジュール2の底面との間に横方向に空気流通が確保できる隙間を形成する。
また、6a、6b、6c、6dは、前記フロート固定部材4a、4b、4c、5dの外側水面位置に配置される波消し及び衝突の際の衝撃を弱める緩衝部材、7a、7b、7c、7dは、本実施例1に係る太陽電池パネル水上設置台1が水面を自由に移動しないように陸地又は湖底等に固定するために前記緩衝部材6a、6b、6c、6dの上側の前記フロート固定部材4a、4b、4c、5dの略中央に設けられる固定フックであり、当該固定フック7a、7b、7c、7dのいずれかにロープ又はワイヤー等で陸地に設置される杭(図示外)又は碇アンカー等が掛け渡されることにより陸地又は湖底等に固定され、自由に動き回ることを規制するものである。
また、符号8は、前記太陽電池モジュール2の下枠と前記フロート固定部材4b、5d及び前記横架台5a、5bを連結固定するボルト、9は、同ナット、10a、10b、10c、10dは、前記太陽電池モジュール2のパネルを押さえるパネル端部金具、11a、11b、11c、11dは、ボルト、ナット(いずれも図示外)を介して固定するパネル中間金具である。
また、図2は、図1に示す本実施例1に係る太陽電池パネル水上設置台1の組立概略図であり、図2において、符号12は、前述した本実施例1に係る太陽電池パネル水上設置台1を陸地等に固定するロープまたはワイヤー等であり、その余の符号は、図1に示した部材と同じ部材は同じ符号で示した。なお、前記太陽電池モジュール2で発電される電力は、当該ロープ又はワイヤー12に沿って配置される電力線(図示外)によって陸上施設に導かれる。
また、図3は、両端の概略構成を示す両端部分断面図であり、本実施例1に係る太陽電池パネル水上設置台1を横方向から見た断面図である。図3において、符号8a、8b、8c、8dは、前記太陽電池モジュール2の下枠と前記フロート固定部材4b、4d及び前記横架台5a、5bを連結固定するボルト、9a、9b、9c、9dは、同ナットであり、その余の図1、図2において示した部材は同じ符号で示した。
図1〜図3から明らかなように、本実施例1に係る太陽電池パネル水上設置台1は、前記太陽電池モジュール2の表面が水面に対し平行となるように配置され(前記太陽電池モジュール2が傾斜配置される例は実施例2として後述する。)、かつ、前記太陽電池モジュール2の下側横方向に開口する空気流通の間隙が構成される。これは、当該太陽電池モジュール2からの発熱を放熱するための空気流通の間隙である。
本実施例1に係る太陽電池パネル水上設置台1においては、太陽電池モジュール2の下に前後端(太陽電池モジュール2の長辺端)に前記横架台5a、5bを配置して当該太陽電池モジュール2の横方向に空気流通間隙を構成するように配置したが、これは、この配置に限るものではなく、前記太陽電池モジュール2の左右の両端に縦方向(太陽電池モジュール2の短辺端)に配置する縦架台(図示外)であっても良く、その場合には、前記間隙は当該太陽電池モジュール2の下に前後方向に開口する間隙であっても良い。また、前記横架台5a、5bを使用しようが、または、前記縦架台(図示外)を使用しようが、前記太陽電池モジュール2の配置において、強度が不足するような場合には、前記太陽電池モジュール2の下に縦又は横に掛け渡される補強部材を介在させても良い。
本実施例1に係る太陽電池パネル水上設置台1が可能となるのは、超軽量太陽電池モジュールが開発されたことに伴うものである。このため、本実施例1に係る太陽電池パネル水上設置台1に使用される前記太陽電池モジュール2としては、例えば、旭硝子株式会社製超軽量太陽電池モジュールが使用される。当該太陽電池モジュールは、1482×985×35mmの外形寸法であるにも拘わらず、9.5kgの重量であり、このため前記太陽電池モジュール2と縦横寸法において大差なく、厚さが比較的薄い150mm〜250mm程度の発泡スチロール材又はポリエチレンフォーム材やウレタンフォーム材等からなるフロート部材3を使用することにより、安定的に水面に浮かべることができる太陽電池パネル水上設置台1としたものである。なお、前記フロート部材3の材質、大きさ(厚さ)については、本実施例1に係る太陽電池パネル水上設置台1に使用する超軽量太陽電池モジュール2を安定的に水面に浮かせる浮力を有するものであれば、材質、大きさ(厚さ)を問うものではない。また、水面にて安定するために、前記フロート部材3の浮力に対し、前記フロート部材3の底面に所定重量の重りを配置するようにしても良い。
また、本実施例1に係る太陽電池パネル水上設置台1は、1枚の前記太陽電池モジュール2を水面上に設置するためものである。したがって、複数枚の前記太陽電池モジュール2を湖面等の水面に設置する場合には、本実施例に係る太陽電池パネル水上設置台1を前後及び/又は左右に必要台数連結して配置する。
図4は、本実施例1に係る太陽電池パネル水上設置台1を連結して配置する場合の連結部の概略を示す部分断面図であり、符号13は、2台の本実施例1に係る太陽電池パネル水上設置台1を連結固定するゴム製等可撓性連結板であり、その余の図1〜図3において示した部材は同じ符号で示している。
図4から明らかなように、2台の本実施例1に係る太陽電池パネル水上設置台1の前記フロート固定部材4a、4cの底部に前記可撓性連結板13で連結固定する。そして、相対する前記緩衝部材6b、6dを接近させ、さらに、相対する前記固定フック7b、7d間を前記ロープ12等で縛るなどして2台の本実施例1に係る太陽電池パネル水上設置台1を連結し、水面に発生する波の動きに耐えうるようにしている。
図5は、6台の本実施例1に係る太陽電池パネル水上設置台1を連結して水面に浮かせた状態の概略図である。
なお、本実施例1に係る太陽電池パネル水上設置台1においては、前記固定フック7a、7b、7c、7dは、前記緩衝材6a、6b、6c、6dの上方の前記フロート固定部材4a、4b、4c、4dの中央部に一つづつ設けたが、複数台の連結の都合上、または、陸上との固定の方法等の必要に応じ、前記緩衝材6a、6b、6c、6dの下方や前記フロート固定部材4a、4b、4c、4dの下端等の一つの面に複数設けても良い。
次に、本考案に係る太陽電池パネル水上設置台の実施例2について図面に基づき説明する。
図6は、実施例2に係る太陽電池パネル水上設置台の概略図である。
図6において、符号20は、本実施例2に係る太陽電池パネル水上設置台、21は、枠架台、22a、22bは、上部端柱、23は、太陽電池パネル枠台であり、その余の符号は、上記実施例1に係る太陽電池パネル水上設置台1に使用した部材と同じ部材であり、同じ符号で示した。
本実施例2に係る太陽電池パネル水上設置台20は、前記太陽電池モジュール2を所定の方向に所定角で傾斜する(例えば、一方の長辺端を高く他方の長辺端を低くする傾斜)構造としたものであり、超軽量太陽電池モジュール2を用いること、当該太陽電池モジュール2と縦横寸法において大差のない厚さが比較的薄い150mm〜250mm程度の発泡スチロール材又はポリエチレンフォーム材やウレタンフォーム材等からなるフロート部材3を使用すること、及びフロート固定部材4a、4b、4c、4dを用いること、周囲に緩衝材6a、6b、6c、6dを配置することや陸地等に固定するフック7a、7b、7c、7dを配置すること等においては実施例1に係る太陽電池パネル水上設置台1と同様であるが、本実施例2に係る太陽電池パネル水上設置台20は、裁置される太陽電池モジュール2が傾斜する構造とした点で異なる。
すなわち、図6に示されるように、実施例1に係る太陽電池パネル水上設置台1と同様に、前記フロート固定部材4a、4b、4c、4d上に配置される前記横架台5a、5bの上に、枠架台21を設け、さらに、当該枠架台21上の傾斜を高くする辺(図6では太陽電池モジュール2の後方の長辺)の両隅には、前記上部端柱22a、22bを固定配置し、この上部端柱22a、22b上の前記枠架台21上に前記太陽電池パネル枠台23を固定配置する。これらの枠架台21や上部端柱22a、22b、さらには、前記太陽電池パネル枠台23は、中央に凹みのある断面凹型のアルミレール構造からなり、これらの接合には、必要箇所にボルトナット(図示外)で締結される係止材等(図示外)により配置され、その枠23の上に前記太陽電池モジュール2を裁置する。
当該枠23と前記太陽電池モジュール2との固定は、上記実施例1に係る太陽電池パネル水上設置台1において用いたように、前記太陽電池モジュール2の下枠と前記フロート固定部材4b、5d及び前記横架台5a、5bをボルト8,及びナット9により連結固定し、さらに、枠23と太陽電池モジュール2と挟んで前記パネル端部金具10a、10b、10c、10dと前記パネル中間金具11a、11b、11c、11dによりボルトナット(図示外)で固定するようにする。
なお、傾斜角については、設置する緯度等により、太陽光をより効率的に受けることができる適宜の傾斜角度とするために、前記上部端柱22a、22bの長さを設定する。
図7は、本実施例2に係る太陽電池パネル水上設置台20を水面に浮かべた状態の概略を示す図である。ロープ12等により、陸上に繋がれて固定される等は、上記実施例1に係る太陽電池パネル水上設置台1と同様である。ただし、この場合には、太陽光をより効率的に受けることができるような南向きに傾斜を面することが必要である。
また、複数個の実施例2に係る太陽電池パネル水上設置台20を連結して水面に設置することも上記実施例1に係る太陽電池パネル水上設置台1を連結する場合と同様であり、この場合も複数の太陽電池モジュール2の傾斜面が太陽光方向に向かうように設置する必要がある。
なお、本実施例2に係る太陽電池パネル水上設置台20においては、前記太陽電池モジュール2の傾斜を確保するために、前記フロート固定部材4a、4b、4c、4d上に前記横架台5a、5bを配置し、その上に、枠架台21を設け、さらに、当該枠架台21上の傾斜を高くする辺(図6では太陽電池モジュール2の後方の長辺)の両隅には、前記上部端柱22a、22bを固定配置し、この上部端柱22a、22b上の前記枠架台21上に前記太陽電池パネル枠台23を固定配置するようにしたが、これは、上述してきた実施例1に係る太陽電池パネル水上設置台1における前記横架台5a、5bについて、単に断面が偏平するコの字状の部材を用いるのではなく、低い位置に配置される前記横架台25aについては、固定される前記フロート固定部材4a、4b、4c、4dの上面に対し、断面上部が所定の角度で折れ曲がって上昇する面を有する部材とする一方、高い位置に配置される前記横架台25bについては、所定の高さを有し、断面上部が所定の角度で折れ曲がって下降する上面を有する部材を用いるようにして、前記傾斜を確保するようにしても良い。
これを図示すれば、それぞれ図8(a)(b)に示すような断面概略の部材を用いるものである。
図8(a)は、実施例2に係る太陽電池パネル水上設置台20に用いる変形する前記横架台25aの断面概略を示す図であり、図8(b)は、同横架台25bの断面概略を示す図である。このようにすることなく、部品点数を少なくし、より軽量に作成することができる。
本考案は、水面に浮かんで太陽光発電を可能とする太陽電池パネル水上設置台に利用される。
1 実施例1に係る太陽電池パネル水上設置台
2 太陽電池モジュール
3 フロート部材
4a、4b、4c、4d フロート固定部材
5a、5b 横架台
6a、6b、6c、6d 緩衝材
7a、7b、7c、7d 固定フック
8、8a、8b、8c、8d ボルト
9、9a、9b,9c,9d ナット
10a、10b、10c、10d パネル端部金具
11a、11b、11c、11d パネル中間金具
12 ロープまたはワイヤー
13 可撓性連結板
20 実施例2に係る太陽電池パネル水上設置台
21 枠架台
22a、22b 上部端柱
23 太陽電池パネル枠台
25a、25b 横架台
101 フロート
102 フレーム
103 固定用フック
104 太陽電池モジュール
105 天板
106 モジュール固定板
107 ボルト
108 端子ボックス
109 側板

Claims (5)

  1. 裁置される太陽電池モジュールと縦横寸法が略同じで浮力を有するフロート部材と、
    当該フロート部材の四方側部を挟み込む断面コの字状のフロート固定部材と、
    当該フロート固定部材上に固定配置され、その厚みによりその上に裁置される太陽電池モジュールの底面との間に空気流通が確保できる間隙を形成する横架台と、
    前記フロート固定部材の外側水面位置に配置される波消し及び衝突の際の衝撃を弱める緩衝部材と、
    前記フロート固定部材の外側に配置され、陸地に掛け渡されるロープ又はわーやー並びに碇アンカーにより移動が規制される固定フックと、からなることを特徴とする太陽電池パネル水上設置台。
  2. 前記フロート部材が、上部裁置される太陽電池モジュールに対し充分な浮力を有する厚さの発泡スチロール材又はポリエチレンフォーム材やウレタンフォーム材からなることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池パネル水上設置台。
  3. 前記横架台上に配置される枠架台と、
    当該枠架台上の両隅に裁置される太陽電池モジュールの表面が傾斜を形成する上部端柱と、
    当該上部端柱と前記枠架台との間に前記太陽電池モジュールが傾斜して取り付けられる太陽電池パネル枠台と、からなることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池パネル水上設置台。
  4. 前記横架台は、低い位置に配置される前記横架台の上部面が、傾斜して裁置される太陽電池モジュールの傾斜角度で折れ曲がって上昇する上面を有する横架台と、高い位置に配置される横架台の上部面が、傾斜して裁置される太陽電池モジュールの傾斜角度で折れ曲がって下降する上面を有する横架台と、からなることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池パネル水上設置台。
  5. 前記請求項1ないし4に記載の太陽電池パネル水上設置台を前後及び/又は左右に複数配置してなることを特徴とする太陽電池パネル水上設置台。
JP2014006033U 2014-11-13 2014-11-13 太陽電池パネル水上設置台 Expired - Fee Related JP3195654U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014006033U JP3195654U (ja) 2014-11-13 2014-11-13 太陽電池パネル水上設置台

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014006033U JP3195654U (ja) 2014-11-13 2014-11-13 太陽電池パネル水上設置台

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3195654U true JP3195654U (ja) 2015-01-29

Family

ID=52685334

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014006033U Expired - Fee Related JP3195654U (ja) 2014-11-13 2014-11-13 太陽電池パネル水上設置台

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3195654U (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016143953A3 (ko) * 2015-03-06 2017-05-18 안승혁 추적식 수상 태양광 발전장치
CN107453689A (zh) * 2016-05-10 2017-12-08 宿州诺亚坚舟光伏科技有限公司 一种模块化漂浮式光伏阵列
JP6446761B1 (ja) * 2018-02-16 2019-01-09 株式会社クリーンエナジージャパン 太陽光発電パネルの水上設置用架台
JP2020001525A (ja) * 2018-06-27 2020-01-09 シャープ株式会社 浮体装置及び前記浮体装置を用いた太陽光発電システム

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016143953A3 (ko) * 2015-03-06 2017-05-18 안승혁 추적식 수상 태양광 발전장치
CN107453689A (zh) * 2016-05-10 2017-12-08 宿州诺亚坚舟光伏科技有限公司 一种模块化漂浮式光伏阵列
CN107453689B (zh) * 2016-05-10 2023-09-26 宿州诺亚坚舟光伏科技有限公司 一种模块化漂浮式光伏阵列
JP6446761B1 (ja) * 2018-02-16 2019-01-09 株式会社クリーンエナジージャパン 太陽光発電パネルの水上設置用架台
WO2019160048A1 (ja) * 2018-02-16 2019-08-22 株式会社クリーンエナジージャパン 太陽光発電パネルの水上設置用架台
JP2019142287A (ja) * 2018-02-16 2019-08-29 株式会社クリーンエナジージャパン 太陽光発電パネルの水上設置用架台
JP2020001525A (ja) * 2018-06-27 2020-01-09 シャープ株式会社 浮体装置及び前記浮体装置を用いた太陽光発電システム
JP7299677B2 (ja) 2018-06-27 2023-06-28 シャープ株式会社 浮体装置及び前記浮体装置を用いた太陽光発電システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3195654U (ja) 太陽電池パネル水上設置台
JP6490959B2 (ja) 水上設置太陽光発電装置および浮体係留装置
US20170033732A1 (en) Floating structures for floating photovoltaic system and method for connecting floating structures
JP3172424U (ja) 太陽光発電パネル用支持装置
US20150162866A1 (en) Supporting device for solar panel
JP2013546187A5 (ja)
KR101885421B1 (ko) 부유식 솔라셀 패널
CN115180082B (zh) 单柱式光伏发电阵列平台
KR102399057B1 (ko) 수상 태양광 발전용 구조체
KR101892606B1 (ko) 태양광발전시스템
CN110663171A (zh) 浮板集合体
US20150083199A1 (en) Photovoltaic power generation system
JP6135841B2 (ja) 電気機器搭載壁体
JP6441041B2 (ja) 太陽電池パネル架台
JP2014005657A (ja) 空中太陽光発電装置
KR101875506B1 (ko) 태양광 발전장치를 구비하는 해상 양식장
KR102576584B1 (ko) 수상 태양광발전 구조체
JP3181778U (ja) 太陽光発電パネル支持架台
JP2004063932A (ja) 固定装置及びそれを用いた太陽光利用装置
JP7161305B2 (ja) 水上太陽光発電システムの支持構造および水上太陽光発電システム
JPH10173212A (ja) 水上設置用太陽電池発電装置
KR102209442B1 (ko) 조립형 계류시설
CN206041881U (zh) 水上光伏阵列固定装置
KR200470530Y1 (ko) 태양광 발전장치용 수상부유 스테이션
JP6296222B2 (ja) ソーラーパネルの支持構造

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3195654

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323113

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees