JP3195386U - ブロック玩具 - Google Patents

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Abstract

【課題】1種類のブロックで球体が転がるコースを平面的にも立体的にも多様に構築でき、収納スペースが小さいブロック玩具を提供する。【解決手段】ブロック10を組み合わせて、球体が転がるコース2を形成するブロック玩具1において、ブロック10が、平行な上面と下面を側面で接続した立体形状をなし、上面に複数の結合ピン17を突設され、別のブロック10に突設された結合ピン17を受容するように複数のソケットを下面に設けられ、コース2を形成する溝21〜24が上面に開口するように形成されており、溝21〜24が、直線状に形成されたストレート溝21、球体を受け入れる受入口と球体を排出する排出口が隣接する側面に形成された方向転換溝22、傾斜が設けられた傾斜溝23,24であるようにする。【選択図】図8

Description

本考案は、ブロックを組み合わせて、球体が転がるコースを構築するブロック玩具に関する。
例えば、特許文献1には、ブロック(モジュール部材)に複数の入口と、その複数の入口に連通する1つ以上の出口を設け、ブロック同士を連結することで、一のブロックの出口と他のブロックの入口を接続し、球体が転がるコース(パスウェイ)を構築することが記載されている。
特表2008−538317号公報
しかしながら、特許文献1に記載のブロック玩具は、出口が入口より低い位置に設けられているため、ブロックを連結した場合に、上方から下方へ向かって立体的なコースを形成できるものの、平面的なコースを構築することができなかった。子供の創造力を培う上では、立体的及び平面的に多様なコースを構築できるようにすることが望ましい。特許文献1記載のブロック玩具では、平面的なコースを実現しようとすると、そのためのブロックが別途必要になる。一般家庭では、玩具の収納スペースに限りがある。よって、1種類のブロックで多様なコースを構築できるようにすることが、ブロックの保有数を少なくして、収納スペースを小さくする上で、望ましい。
本考案は、上記問題点を解決するためになされたものであり、1種類のブロックで球体が転がるコースを平面的にも立体的にも多様に構築でき、収納スペースが小さいブロック玩具を提供することを目的とする。
本考案の一態様は、次のような構成を有している。
(1)ブロックを組み合わせて、球体が転がるコースを構築するブロック玩具において、前記ブロックが、平行な上面と下面を3以上の側面で接続した立体形状をなし、前記上面に突設された複数の結合ピンと、前記下面に、別のブロックに突設された結合ピンを受容するように設けられた複数のソケットと、前記上面に開口するように設けられ、前記コースを形成する3以上の溝を有すること、前記3以上の溝が、少なくとも、直線状に形成されたストレート溝、球体を受け入れる受入口と球体を排出する排出口が隣接する側面に形成された方向転換溝、傾斜が設けられた傾斜溝を含むこと、を特徴とする。
(2)(1)に記載の構成において、好ましくは、前記ブロックが前記上面から前記下面に貫通する貫通孔を有し、前記傾斜溝は、前記上面から前記3以上の側面の一つへ向かって斜めに形成された解放傾斜溝と、前記上面から前記貫通孔へ向かって斜めに形成された内部傾斜溝を含むことを特徴とする。
(3)(1)又は(2)に記載の構成において、好ましくは、前記ブロックが、直方体形状をなし、前記ソケットを行方向と列方向に等間隔に設けられていること、前記結合ピンが、前記ソケットと同軸上に設けられていること、前記溝が、上面に直交する一対の内壁部を有し、一対の内壁部が1又は2以上のソケットを挟んで配置されていること、前記内壁部が、前記ソケットの外縁に接する接線上に位置していること、を特徴とする。
(4)(1)乃至(3)の何れか一つに記載の構成において、好ましくは、前記ブロックが透明であることを特徴とする。
上記構成では、例えば、一のブロックのストレート溝と、他のブロックの方向転換溝を接続するように、ブロックを組み合わせると、球体を直線状に転がした後、違う方向へ転がすコースを構築できる。また例えば、一のブロックのソケットに他のブロックの結合ピンを結合させてブロックを組み合わせ、傾斜溝同士を接続すると、球体を斜めに転がす距離が長いコースを構築できる。更に例えば、傾斜溝と方向転換溝を接続するようにブロックを組み合わせると、球体が傾斜溝を勢いよく下って方向転換溝を通過するコースを構築できる。よって、上記構成によれば、ブロックを並べたり、結合ピンとソケットを結合させてブロックを重ねたりしながら、ストレート溝と方向転換溝と傾斜溝を適宜組み合わせて接続できるので、1種類のブロックで球体が転がるコースを平面的にも立体的にも多様に構築できる。また、上記構成によれば、多様なコースを形成するために、ストレート専用のブロックや、カーブ専用のブロックや、傾斜専用のブロックを個別に持つ必要がないので、ブロックの保有数を抑えて、ブロック玩具の収納スペースを小さくできる。
上記構成では、ブロックが、上面から下面に貫通する貫通孔を有し、上面から側面の一つへ向かって斜めに形成された解放傾斜溝と、上面から貫通孔へ向かって斜めに形成された内部傾斜溝を形成されているので、ブロックを重ねて球体を斜めに転がすコースを構築できるだけでなく、球体を一のブロックの貫通孔から他のブロックの溝や貫通孔に落下させるコースも構築できる。よって、上記構成によれば、より多様なコースを構築できる。
上記構成では、直方体形状のブロックの下面に対して行方向と列方向にソケットを等間隔に設け、上面に対して結合ピンをソケットと同軸上に設けているので、一のブロックに対して他のブロックを90度回転させた状態でも両者を連結できる。そして、溝が、上面に対して直交する一対の内壁部を有し、その一対の内壁部が1又は2以上のソケットを挟んで配置されており、各内壁部がソケットの外縁に接する接線上に位置しているので、一のブロックの結合ピンと他のブロックのソケットを連結した状態でどの溝同士でも接続できる。
上記構成では、ブロックが透明なので、球体がどの溝を転がっても外部から動きを視認できる。
本考案の実施形態に係るブロック玩具を構成するブロックの外観斜視図である。 図1の上面図である。 図2に示すブロックの下面図である。 図2に示すブロックをX1方向から見た図である。 図2に示すブロックをX2方向から見た図である。 図2に示すブロックをX3方向から見た図である。 図2に示すブロックをX4方向から見た図である。 ブロックの組立例を示す図である。 ブロックの組立例を示す図である。 ブロックの組立例を示す図である。 ブロックの組立例を示す図である。 ブロックの組立例を示す図である。 ブロックの組立例を示す図である。 ブロックの組立例を示す図である。 ブロックの組立例を示す図である。 ブロックの組立例を示す図である。 ブロックの第一変形例を示す外観斜視図である。 ブロックの第二変形例を示す外観斜視図である。
以下に、本考案に係るブロック玩具の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本考案の実施形態に係るブロック玩具1を構成するブロック10の外観斜視図である。図2は、図1の上面図である。図3は、図2に示すブロック10の下面図である。図4は、図2に示すブロック10をX1方向から見た図である。図5は、図1に示すブロック10をX2方向から見た図である。図6は、図2に示すブロック10をX3方向から見た図である。図7は、図2に示すブロック10をX4方向から見た図である。尚、図4〜図7では、ソケット18のうち、図2の矢印方向から見て最前列にあるソケット18のみを隠れ線で記載し、その他のソケット18の記載は省略している。図8〜図16は、ブロック10の組立例を示す図である。
図1に示すように、ブロック10は、透明又は不透明の樹脂材料を直方体形状に成形したものであり、上面11と下面12と4つの側面13,14,15,16を備える。図1及び図2に示すように、ブロック10は、複数の結合ピン17が上面11に突設されている。一方、図3に示すように、ブロック10は、他のブロック10に突設された結合ピン17を受容するように凹形状に設けられたソケット18が下面12に複数設けられている。このようなブロック10は、結合ピン17を他のブロック10のソケット18に結合させることにより、他のブロック10と連結される。
図1に示すように、ブロック10は、複数の溝21〜24と貫通孔25が形成されている。そのため、複数のブロック10を並べたり重ねたりすることで、溝21〜24と貫通孔25を自由に接続し、球体を転がすコース2(図8〜図16参照)を構築できるようになっている。
以下、ブロック10についてより詳細に説明する。図3に示すように、ソケット18は、ブロック10の下面12に対して、行方向(ブロック10の長辺方向、図中左右方向)と列方向(ブロック10の短辺方向、図中上下方向)に等間隔に形成されている。ソケット18は、少なくとも、他のブロック10の結合ピン17と結合した場合に、下面12が他のブロック10の上面11に当接できる深さに設けられている。一方、図3〜図7に示すように、結合ピン17は、上面11の溝21〜24を形成されていない領域にソケット18に対して同軸となるように設けられている。このようなブロック10は、他のブロック10に対して90度回転させたり、他のブロック10に対してずらした状態でも、結合ピン17を他のブロック10のソケット18に結合させることができる。
溝21〜24は、使用者の意図に合わせてコース2を構築するために、途中で交差しないようにブロック10に設けられている。溝21〜23は、上面11に対して直交するように設けられた一対の内壁部21a〜23a、21b〜23bを円弧状の底壁部21c〜23cで滑らかに接続したU字形状をなし、上面11に開口している。また、溝24は、一対の内壁部24aを底壁部24cで接続したものであり、底壁部24cが貫通孔25に向かって斜めに形成されている。底壁部24cは、円弧状に形成されている。そのため、ブロック10は、成形用金型の形状を簡単にしたり、材料の使用量を減らして、簡単且つ安価に製造される。
図2に示すように、溝21〜24は、溝幅W1〜W4が同一に形成されているが、形状が異なる。また、ブロック10は、溝24上に貫通孔25が形成され、球体を貫通孔25を介して他のブロック10に落下させられるようになっている。よって、1種類のブロック10を組み合わせて溝21〜24と貫通孔25を任意に接続し、球体が転がるコース2を多様に構築することができる。
図4〜図6に示すように、溝21,22は、上面11から最下部までの深さDが軸線方向に沿って均一にされ、球体を水平に転がせるようになっている。
図2に示すように、溝21は、対向する側面13,15の間に直線状に形成されている。溝21は、側面14,16と平行に設けられ、球体を他のブロック10から受け入れたり、他のブロック10へ排出するための第1及び第2出入口21e,21fが側面13,15に対向して設けられている(以下、この溝21を「ストレート溝21」ともいう。)。
溝22は、隣接する側面13,14の間にカーブを描くように形成され、球体が転がる向きを変更する。溝22は、球体を他のブロック10から受け入れたり、他のブロック10へ排出するための第1及び第2出入口22e,22f(受入口、排出口の一例)が側面13,14に対して直交した状態で側面13,14に開口するように、設けられている(以下、この溝22を「方向転換溝22」ともいう。)。
これに対して、図2に示すように、溝23,24は、底壁部23c、24cが上面11に対して傾斜している。そのため、溝23,24は、球体を排出する排出口23f,24fが球体を受け入れる受入口23e,24eより低い位置に設けられ、球体を斜めに転がせるようになっている。
図2に示すように、溝23は、側面14,16と平行に形成されている。溝23は、上面11の中央付近から斜め下向きに形成され、排出口23fが側面13に開口している。図4〜図6に示すように、溝23は、他のブロック10の溝21,22と接続する部分に凹凸を発生させないために、排出口23fが溝21,22の第1及び第2出入口21e,22e,21f,22fと同一形状(同じ深さD、同じ溝幅)になるように、設けられている(以下、この溝23を「解放傾斜溝23」ともいう。)。
図1に示すように、溝24は、ブロック10の上面11から貫通孔25に連通するように斜めに形成されている。溝24は、側面13,15と平行に設けられている。(以下、この溝24を「内部傾斜溝24」ともいう。)。
貫通孔25は、上面11に対して直交するようにブロック10に貫設されている。一方、内部傾斜溝24は、斜めに形成されている。そのため、例えば図8に示すように、内部傾斜溝24同士を接続するようにブロック10を重ねた場合、球体が内部傾斜溝24の接続部分において上側のブロック10に引っかかって転がらない恐れがある。また例えば図12に示すように、内部傾斜溝24と解放傾斜溝23を接続するようにブロック10を重ねた場合にも、同様の恐れがある。そこで、図3及び図6に示すように、ブロック10の下面12には、貫通孔25を挟んで内部傾斜溝24と反対側の部分に切欠部26を円弧状に設け、内部傾斜溝24の接続部分の空間を広げるようにしている。
図1に示すブロック10は、自身の溝21〜24と貫通孔25の何れかを、他のブロック10の溝21〜24と貫通孔25の何れかに接続するように、他のブロック10に重ねて配置できるように(図8〜図16参照)、溝21〜24の形成位置を決定している。
具体的には、図3に示すように、ストレート溝21は、内壁部21a,21bが2個のソケット18を挟んで設けられている。そして、各内壁部21a,21bは、ソケット18の外縁に接する上下方向の接線上(ソケット18の内壁を延長した延長線上)に位置するように、上面11に対して形成されている。方向転換溝22は、第1及び第2出入口22e,22fにおける内壁部22a,22bが2個のソケット18を挟んで設けられている。そして、各内壁部22a,22bは、ソケット18の外縁に接する上下方向の接線上(ソケット18の内壁を延長した延長線上)に位置するように、上面11に対して形成されている。
また、解放傾斜溝23と内部傾斜溝24は、排出口23f、24fにおいて、内壁部23a,24a,23b,24bが2個のソケット18を挟んで設けられ、各内壁部23a,24a,23b,24bがソケット18の外縁に接する接線上(ソケット18の内壁を延長した延長線上)に位置するように、上面11に対して位置決めされている。
そのため、一方のブロック10の溝21〜24の何れかを他方のブロック10の溝21〜24の何れかに位置合わせした状態で、ブロック10同士を上下に重ねた場合に、一方のブロック10の結合ピン17と他方のブロック10のソケット18を結合させ、ブロック10同士を連結することが可能である。また、貫通孔25は、内部傾斜溝24上に設けられているので、一のブロック10の貫通孔25を他のブロックの溝21〜24、貫通孔25の何れかに位置合わせした状態で、ブロック10を上下に連結できる。
尚、図4〜図7に示すように、ソケット18は、上面11又は溝21〜24等との間の肉厚を、ソケット18を配置する間隔と近似させるように、ブロック10に形成されている。そのため、ブロック10は、全体的に肉厚が均一である。よって、樹脂を射出成形してブロック10を形成する際に歪みが生じにくい。
次に、ブロック10を組み立てた一例を説明する。図8に示すように、内部傾斜溝24を接続するようにブロック10,10をずらして重ねると、球体が貫通孔25を介して斜めに転がり落ちるコース2を形成できる。
また、図9に示すように、一方のブロック10に形成したストレート溝21の第1端部21eを、他方のブロック10に形成した貫通孔25の上方に配置するように、一方のブロック10を他方のブロック10に重ねると、球体をストレート溝21から貫通孔25へ垂直落下させるコース2を構築できる。
また例えば、図10に示すように、ストレート溝21を接続するように3個のブロック10、10,10を水平に並べ、その一端に配置したブロック10に対して内部傾斜溝24をストレート溝21上に配置するように別のブロック10を重ねると、球体を内部傾斜溝24に沿って斜めに転がした後、貫通孔25からストレート溝21に落下させ、その後、まっすぐ長く転がすコース2を構築できる。
また例えば、図11に示すように、内部傾斜溝24を並べて配置するように2個のブロック10,10を水平に配置し、2つの内部傾斜溝24の間にストレート溝21を配置するように別のブロック10を重ねれば、球体をストレート溝21から落下させて内部傾斜溝24の何れかに転がす分岐コース2を構築できる。尚、上部のブロック10を支えるように、更に別のブロック10を配置すれば、安定したコース2を構築できる。
また例えば、図12に示すように、内部傾斜溝24と解放傾斜溝23を接続するようにブロック10,10を重ねれば、球体を内部傾斜溝24から貫通孔25を介して解放傾斜溝23へ転がし、排出口23fから排出させるコース2を構築できる。
また例えば、図13に示すように、解放傾斜溝23を直線的に接続するようにブロック10,10,10を重ねれば、長い傾斜面を備えるコース2を構築できる。
また例えば、図14に示すように、解放傾斜溝23をジグザグに接続するようにブロック10,10,10を90度ずつ交互に回転させて重ねれば、球体をジグザグに移動させながら転がらせるコース2を構築できる。
また例えば、図15に示すように、解放傾斜溝23とストレート溝21を接続するようにブロック10,10を並べれば、球体を斜めに転がしてからまっすぐ転がすコース2を構築できる。
また例えば、図16に示すように、ストレート溝21を接続するようにブロック10,10を並べ、一方のストレート溝21上に解放傾斜溝23を配置するようにブロック10を重ねれば、球体を解放傾斜溝23からストレート溝21に落下させた後、直線状に長く転がすコース2を構築できる。
このように、ブロック玩具1は、同一形状のブロック10を2〜3個組み合わせただけでも、何通りものコース2を構築できる。よって、ブロック10が20〜30個あれば、長さや形状の異なる多様なコースを構築でき、子供の想像力を培うことができる。そして、透明ブロック10のみでコース2を構築すれば、球体の動きを目で追い続けて楽しむことができる。また、透明と不透明のブロック10を組み合わせてコース2を構築すれば、不透明のブロック10において球体の動きを予測する楽しみなどを付加できる。
以上説明したように、本実施形態のブロック玩具1によれば、ブロック10を並べたり、結合ピン17とソケット18を結合させてブロック10を重ねたりしながら、ストレート溝21と方向転換溝22と傾斜溝23,24を適宜組み合わせて接続できるので、1種類のブロック10で球体が転がるコースを平面的にも立体的にも多様に構築できる。特に、ブロック10は、結合ピン17とソケット18を結合させることで球体が転がるコース2の高さを簡単に調整できるので、低年齢の子供からコース作りを楽しめる。また、本実施形態のブロック玩具1によれば、多様なコース2を形成するために、ストレート専用のブロックや、カーブ専用のブロックや、傾斜専用のブロックを個別に持つ必要がないので、ブロック10の保有数を抑えて、ブロック玩具1の収納スペースを小さくできる。
また、本実施形態のブロック玩具1では、ブロック10が上面11から下面12に貫通する貫通孔25を有し、上面11から側面13へ向かって斜めに形成された解放傾斜溝23と、上面11から貫通孔25へ向かって斜めに形成された内部傾斜溝24を形成されているので、ブロック10を重ねて球体を斜めに転がすコース2を構築できるだけでなく、球体を一のブロック10の貫通孔25から他のブロック10の溝21〜24や貫通孔25に落下させるコース2も構築できる。よって、上記ブロック玩具1によれば、より多様なコース2を構築できる。
上記実施形態のブロック玩具1では、直方体形状のブロック10の下面12に対して行方向と列方向にソケット18を等間隔に設け、上面11に対して結合ピン17をソケット18と同軸上に設けているので、一のブロック10に対して他のブロック10を90度回転させた状態でも両者を連結できる。そして、溝21〜24が、上面11に対して直交する一対の内壁部21a〜24a、21b〜24bを有し、その一対の内壁部21a〜24a、21b〜24bが2個のソケット18を挟んで配置されており、各内壁部21a〜24a、21b〜24bがソケット18の外縁に接する接線上に位置しているので、一のブロック10の結合ピン17と他のブロック10のソケット18を連結した状態でどの溝21〜24同士でも接続できる。
上記実施形態のブロック玩具1では、ブロック10が透明である場合には、球体がどの溝21〜24を転がっても外部から動きを視認できる。
尚、本考案は、上記実施形態に限定されることなく、色々な応用が可能である。
例えば、上記実施形態では、ブロック10に4種類の溝21〜24を形成したが、ストレート溝と方向転換溝と傾斜溝を含むのであれば、溝の数はこれに限定されない。例えば、図17に示すように、ストレート溝31と傾斜溝32とまっすぐな方向転換溝33を備えるブロック30としても良いし、図18に示すように、ストレート溝41と、形状の異なる方向転換溝42,45と、傾斜溝43と、分岐溝44を備えるブロック40としても良い。
上記実施形態では、ソケット18を四角柱形状にしたが、円柱形状としても良い。この場合にも、内壁部21a〜24a、21b〜24bがソケット18の外縁に接する接線上に位置するように溝21〜24を形成すれば、ブロック連結時に溝21〜24を接続できる。
上記実施形態では、2個のソケット18を挟んで溝21〜24の内壁部21a〜24a、21b〜24bを設けたが、1個のソケット18又は3個以上のソケット18を挟んで内壁部21a〜24a、21b〜24bを設けても良い。すなわち、球体の大きさ等に合わせて溝21〜24の溝幅W1〜W4を設定したり、ブロック10の強度等を勘案してソケット18の配置間隔を設定しても良い。
1 ブロック玩具
10、30,40 ブロック
11 上面
12 下面
13〜16 側面
17 結合ピン
18 ソケット
21 ストレート溝
22 方向転換溝
23 解放傾斜溝
24 内部傾斜溝
25 貫通孔

Claims (4)

  1. ブロックを組み合わせて、球体が転がるコースを構築するブロック玩具において、
    前記ブロックが、
    平行な上面と下面を3以上の側面で接続した立体形状をなし、
    前記上面に突設された複数の結合ピンと、
    前記下面に、別のブロックに突設された結合ピンを受容するように設けられた複数のソケットと、
    前記上面に開口するように設けられ、前記コースを形成する3以上の溝を有すること、
    前記3以上の溝が、少なくとも、直線状に形成されたストレート溝、球体を受け入れる受入口と球体を排出する排出口が隣接する側面に形成された方向転換溝、傾斜が設けられた傾斜溝を含むこと、
    を特徴とするブロック玩具。
  2. 請求項1に記載するブロック玩具において、
    前記ブロックが前記上面から前記下面に貫通する貫通孔を有し、
    前記傾斜溝は、前記上面から前記3以上の側面の一つへ向かって斜めに形成された解放傾斜溝と、前記上面から前記貫通孔へ向かって斜めに形成された内部傾斜溝を含むこと
    を特徴とするブロック玩具。
  3. 請求項1又は請求項2に記載するブロック玩具において、
    前記ブロックが、直方体形状をなし、前記ソケットを行方向と列方向に等間隔に設けられていること、
    前記結合ピンが、前記ソケットと同軸上に設けられていること、
    前記溝が、上面に直交する一対の内壁部を有し、一対の内壁部が1又は2以上のソケットを挟んで配置されていること、
    前記内壁部が、前記ソケットの外縁に接する接線上に位置していること、
    を特徴とするブロック玩具。
  4. 請求項1乃至請求項3の何れか一つに記載のブロック玩具において、
    前記ブロックが透明であること
    を特徴とするブロック玩具。
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