JP3181728U - 組み合わせ式組み立てブロック - Google Patents

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房夫 寺田
淳一 寺田
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株式会社テラテック
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Abstract

【課題】同じ形状のブロックに設けられるミゾ部どうしの嵌め合わせが常に最も確実で全立体方向に制約なしに自在に組み合わせができ多様な造形を実現できる組み立てブロックを提供する。
【解決手段】ブロックを正方形の板状のもの1と長辺が正方形と同じで短辺がその半分の長さの矩形(長方形)の同板厚の板状の2種とし、これらの複数ブロックの接合には各ブロックの面どうしが互いに直交するよう各ブロックに設けられる共通な形状の切り欠き状ミゾ部2どうしの嵌めあいを用いる。また該ブロックの各辺部の側面は略45度以下のコーナーカット3で形成され平面中心部にこれと直交して組み合わされる各ブロックが互いに衝突干渉しない形状とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、玩具や小物雑貨等に用いられる組み立てブロックに関するものである。
従来、組み立てブロックは組立の単位となる直方体、立方体あるいは円柱や多面角柱等形状を有するものを複数個用いてこれらを適宜接合し、多様な形状の構造体を形成させる玩具としてひろく普及している。それぞれの接合には通常その材料として用いられる樹脂や木材から成るブロック表面に適宜凹凸部を設けこれらを互いに嵌め合うことを利用して接合したり、互いに添着できるカギ状突起とこれの受け穴をその表面に配設される布を設けたり磁力を用いたりしている。
本考案はブロックを外形の包絡形状が正方形(以下正方形)の板状のものと長辺が正方形と同じで短辺がその半分の長さの包絡形状が矩形長方形(以下矩形)の同板厚の板状の2種とし、これらの複数ブロックの接合には各ブロックの面どうしが互いに直交するよう各ブロックに設けられる共通な形状の切り欠き状ミゾ部どうしの嵌めあいを用いる2種のモジュール構成でなされる。
考案が解決しようとする課題
従来の組み立てブロックが主に突起部(オス部)とそれに嵌め合う陥没部もしくは穴やミゾ部(メス部)の組み合わせで行うが、この方式ではブロックどうしが互いに干渉したり立体の全方向への均等な展開に形態上制約があったりして自在な組み立てができず意図する形状の造形が困難なことがあった。本考案はブロックの平面形状が正方形およびその半分の2種の形状で板厚および切り欠き状ミゾ部を共通にするだけで各ブロックどうしの嵌め合わせにより全立体方向はもちろん平面方向にも制約なく飛躍的に自在な組み合わせが展開でき多様な造形ができるようにしようとする。
課題を解決するための手段
本考案は正方形およびその半分の矩形の外形形状の樹脂、木材、紙等の板平面に適宜数設けられる共通な形状寸法の切り欠き状ミゾ部を設けた厚さが同じにモジュール化された2種のブロックどうしあるいはその同じものどうしを複数互いに直交させ、その切り欠き状ミゾ部において嵌め合わせて接合組み立てをすることを基本とする。この切り欠き状ミゾ部は幅がほぼ板の厚みと同じでブロックの各辺の中央位置から直角にブロックの中央方向に向かいその長さは正方形の一辺の中央と中心間の長さのほぼ半分に設定され、別のブロックと同切り欠き状ミゾ部どうしがゆるすぎず強すぎない程度の嵌めあいになるように設定される。また該ブロックの切り欠き状ミゾ部側各辺の側面はその中央部に対しその辺や周辺と接する板の表および裏の両面から対称に45度もしくはそれ以下のコーナーカットで形成されその2倍となる頭頂角が90度もしくはそれ以下の楔形とし正方形やその半分の矩形の中央部にこれと直交して組み合わされ原則的に各方向からのブロックが互いにぶつからないように納められる形状とされる
考案の効果
本考案によれば前記組み立て方式の2種モジュールのブロックで複数のブロックを多数互いに直交させて制限なくきっちりと丈夫に組み立て可能となる。特に2個の正方形のブロックをその半分の大きさの矩形ブロックを用いて平面を並べて接続すると両平面に隙間なく連続感が出てつながったり、正方形ブロックによる太く大きい面や立体の表現と半分の大きさの矩形ブロックによる細く小さい面や立体の組み合わせ接続が可能となったりして非常に自在に多様な造形ができるようになり、組み立て玩具として遊びや、知育あるいはパズルに用いたり、・;小物を収納したり置いたりするインテリア性のある置物やディスプレイ、家具等に応用展開できる。また本考案のブロックは原則的に同様形状のブロックを板材のプレス加工や樹脂材のブロー成型や射出成型加工等で適宜簡易にかつ安価に成型でき量産が容易となる。なお、類似の考案に実願2012−5788「組み立てブロック」があるが本考案は前者が正方形状のブロックのみを基本とするシンプルな方式であるのに対しこれに短辺長のみ半分の矩形形状のブロックをモジュール化して付加することで飛躍的に組み立ての自由度と多様性を向上しようとするものである。
以下、本考案を図1から図3の応用実施例について説明する。図1は本考案による応用の代表例として正方形ブロックの正面図およびその側面図である。図2は同じく応用の代表例として前記正方形の半分の大きさの矩形ブロックの正面図およびその側面図である。図3は前記2種モジュールよりなるブロックを複数用いた組み立て時の構成の一例を示す図である。
本考案をまず応用実施例として正方形ブロックで示す。その構造は図1に示すように主にブロック大(1)、それに設けられる切り欠き状のミゾ部(2)、該ブロックの外周の辺に設けられるカット部(3)から構成される。ブロック大(1)は樹脂、ゴム、木材、紙あるいはダンボール、セラミックス、粘土、金属等材料をプレスやコンプレッション加工、ブロー成型加工あるいは射出成型加工等で形成され、その形状は正面から見て正方形とする。この面上には互いに直角に4個の切り欠き状のミゾ部(2)が設けられそれぞれは正方形の周囲の4辺の各中央から同正方形の中心部に向かい幅(同図d寸法)は板の厚み(同図D寸法)にほぼ等しく、長さすなわちミゾ部の奥行き(同図L寸法)は各辺の長さ(同図A寸法)の4分の1、すなわち各辺から中心(Oで示す)に向かう長さ(Aの2分の1)の半分(2分の1)で図1のような形状に形成される。この寸法組み合わせで切り欠き状ミゾ部どうしは互いに各辺が相手ブロックの中心に到達するようになる。またカット部(3)は図1の側面図で示すようにその該ブロック大(1)の平面部の表と裏の両面に対しそれぞれ同一の角度Pで面取り状にコーナーカットされその頭頂部は各辺の頭書の外周に一致する。ここに角度Pは45度もしくはそれよりやや小さくし従って形成される楔型断面形状を有する辺の先端部頭頂角は角度Pの2倍で、直角(90度)もしくはそれより小さく形成される。同図1のX−X軸、Y−Y軸およびZ−Z軸はそれぞれ同ブロック大(1)の上下、左右、厚み方向の対象性を示す参考のため示す。
図2は本考案で前記図1に示した正方形と組み合わせて用いる半分の大きさ形状の矩形(または長方形)ブロックの応用実施例を示す。その構造は図1と原則的に同じで図2に示すように主にブロック小(4)に設けられる切り欠き状のミゾ部(2)、該ブロックの外周の辺に設けられるカット部(3)から構成される。ブロック小(4)は該ブロック大(1)と同様に樹脂、ゴム、木材、紙あるいはダンボール、セラミックス、粘土、金属等材料をプレスやコンプレッション加工、ブロー成型加工あるいは射出成型加工等で形成され、その形状は正面から見て正方形の半分の矩形で同図のように長辺はブロック大(1)と同じ長さのAで短辺はその半分(2分の1)の長さとする。その厚さはブロック大(1)と同じ寸法Dである。この面上には互いに直角に3個の切り欠き状のミゾ部(2)が設けられそれぞれは同図のX‘−X’軸上(短辺方向)に1個とY‘−Y’軸上(長辺方向)に2個である。ここに各切り欠き状のミゾ部(2)は該矩形の長辺の一方を除く周囲の3辺の各中央から同矩形の中央部に向かい、幅(同図d寸法)は板の厚み(同図D寸法)にほぼ等しく、長さすなわちミゾ部の奥行き(同図L寸法)は長辺の長さ(同図A寸法)の4分の1、すなわち各辺から中心(Oで示す)に向かう長さ(Aの2分の1)の半分(2分の1)で図2のような形状に形成される。この寸法組み合わせで切り欠き状ミゾ部どうしは互いに各辺が相手ブロックの中心または中央に到達するようになる。またカット部(3)は図2の側面図で示すようにその該ブロック小(4)の欠き状のミゾ部(2)を有する辺に接する平面部の表と裏の両面に対しそれぞれ同一の角度Pで面取り状にコーナーカットされその頭頂部は各辺の頭書の外周に一致する。ここに角度Pは45度もしくはそれよりやや小さくし従って形成される楔型断面形状を有する辺の先端部頭頂角は角度Pの2倍で、直角(90度)もしくはそれより小さく形成される。なお同図2のX‘−X’軸、Y‘−Y’軸およびZ‘−Z’軸はそれぞれ同ブロック小(4)の上下、左右、厚み方向の対象性を示す。
図3は本考案のブロック大(1)の平面上の4個の切り欠き状ミゾ部(2)に直交してブロック小(4)の3個のブロックを組み合わせた応用構成例を示すが、同じ種類のブロックどうしの組み合わせも当然ながら可能なため一部に1個の組み合わせ例も示す。前記各ブロックはいずれも互いに共通モジュール化された欠き状のミゾ部(2)を嵌め合い結合される。このとき同図のように平面を見せるブロック大(1)(基準ブロックとする)の中心部Oには残りの4個の各ブロックは面を直交してその側面を見せることになる。ただしブロック小(4)のX−X軸上左のものは図2におけるX‘−X’軸上の欠き状のミゾ部(2)で結合し、他のブロック小(4)2個はいずれも図2におけるY‘−Y’軸上の欠き状のミゾ部(2)で結合した状態を例示する。これにより前者の矩形ブロック小(4)1個ではその短辺方向の欠き状のミゾ部(2)で基準ブロックと結合し残りの長辺方向の欠き状のミゾ部(2)が基準ブロックと直行方向の他のブロックへの結合可能となり、また後者の矩形ブロック小(4)2個ではその長辺方向の欠き状のミゾ部(2)を用いて同図右側X−X軸上に示す別の1個のブロック大(1)を並べて隙間なく結合させたり同図下側Y−Y軸上に示すように本図平面と直角の平面にブロック大(1)あるいはブロック小(4)をその短辺の欠き状のミゾ部(2)で結合させたりできる。Y−Y軸上に示すように基準ブロックと同じブロック大(1)を欠き状のミゾ部(2)で直行させて結合も可能である。このときの結合において基準ブロックに直交する各ブロックの基準ブロック中心Oにおける辺はいずれも衝突干渉なく組み合わせ可能となる。このため更に多くのブロックを上記の組み合わせに加えて組み合わせ結合できその例を同図3内に破線で示す。当然ながらその方向は紙面に直角な方向も自在に可能で全立体方向へ均等で多様な展開ができる。また隣り合うブロックの同一平面どうしは辺どうしが密着し隙間なく構成できる。
前述の各ブロックの組み合わせ以外に同じ形状どうしの組み合わせは多様に可能で逐次図示しないがいずれも共通モジュ−ル化された欠き状のミゾ部(2)を介して展開可能となる。なお、欠き状のミゾ部(2)の個数を本例より増減したり各ブロック形状のコーナー部や切り欠き状ミゾ部の角を丸めたり多少の大きさを変化させたりブロック表面の色や模様等を変化させたり補助的なブロックを追加したりしても本考案の主旨と相違しない限り本考案に包含される。
本考案に関わる代表例のブロック大の正面図および側面図である。 本考案に関わる代表例のブロック小の正面図および側面図である。 本考案に関わる2種モジュールよりなるブロック組み合わせ組み立て時応用例の正面図である。
(1)ブロック大 (2)ミゾ部 (3)カット部 (4)ブロック小

Claims (1)

  1. 樹脂、ゴム、木材,紙あるいはダンボール、セラミックス、粘土や金属等で形成される板状のブロックでその外周の包絡形状が正方形およびその略半分の大きさの矩形からなり、前者の正方形状のものではその面の中心から正方形各辺の中央に向かい放射状にその奥行きが該中心と該正方形の各辺までの長さの略半分の切り欠き状ミゾ部をそれぞれの辺もしくは周囲から中心に向かって適宜複数有し、後者の矩形形状のものではその板の厚みは前者と同じで、その外形は長辺の長さは前者の正方形の辺長と等しく短辺の長さはその略半分で、各辺から直角方向に前者と同寸法の切り欠き状ミゾ部を適宜数有し、互いに別のブロックと該切り欠き状ミゾ部で面どうしが直交して嵌合するように該ミゾ部の幅および奥行きの形状および寸法を共通に設定し、かつ該切り欠き状ミゾ部を有する該正方形の各辺もしくは該矩形の各辺で各面の表と裏の両面から各面に対して45度以下の対称形状の面取り様コーナーカットを施しその断面の外周を形成する先端部の頭頂角が90度もしくはそれ以下の楔形状となるカット部を設け該正方形ブロックの面***で互いのブロックを該切り欠き状ミゾ部で嵌め合わせても各辺もしくはその周囲が衝突干渉なく嵌合組み立て可能となるようモジュール化された2種類の形状ブロックの組み合わせからなる組み立てブロック。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014200280A (ja) * 2013-04-01 2014-10-27 小林 敦 知育玩具

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