JP3195060U - 健康器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】腕や脚を圧迫することなく、血流を促進して、うっ血を防止可能な健康器具を提供する。【解決手段】マッサージを受ける被施術者Qが仰向けに寝ることが可能な基盤3と、左右水平状の第1揺動軸心L1廻りに上下揺動自在に基盤3に設けた伸縮自在な第1揺動部材1と、左右水平状の第2揺動軸心L2廻りに上下揺動自在に基盤3に設けた伸縮自在な第2揺動部材2と、を備え、第1揺動部材1は、揺動先端部1aに、被施術者Qの腕Qaを保持するためのコの字状乃至U字状の腕保持具11と腕保持具11を左右方向に往復動させる腕振動装置12とが取着され、第2揺動部材2は、揺動先端部2bに、被施術者Qの脚Qbを保持するためのコの字状乃至U字状の脚保持具21と脚保持具21を左右方向に往復動させる脚振動装置22とが取着されている。【選択図】図1
Description
本考案は、健康器具に関する。
従来、加圧空気の流入出によって膨縮する空気袋体にて、腕や脚をマッサージして、うっ血を防止する健康器具があった(例えば、特許文献1参照)。
しかし、空気袋体によるマッサージは、腕や脚を圧迫するため、窮屈感や痛み等を感じる虞れや、皮膚や毛細血管を痛める虞れがあるといった問題があった。
そこで、本考案は、腕や脚を圧迫することなく、血流を促進して、うっ血を防止可能な健康器具の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本考案の健康器具は、マッサージを受ける被施術者が仰向けに寝ることが可能な基盤と、左右水平状の第1揺動軸心廻りに上下揺動自在に上記基盤に設けた伸縮自在な第1揺動部材と、左右水平状の第2揺動軸心廻りに上下揺動自在に上記基盤に設けた伸縮自在な第2揺動部材と、を備え、上記第1揺動部材は、揺動先端部に、上記被施術者の腕を保持するためのコの字状乃至U字状の腕保持具と該腕保持具を左右方向に往復動させる腕振動装置とが取着され、上記第2揺動部材は、揺動先端部に、上記被施術者の脚を保持するためのコの字状乃至U字状の脚保持具と該脚保持具を左右方向に往復動させる脚振動装置とが取着されているものである。
また、上記第1揺動軸心と同心状に配設され上記第1揺動部材の基端部に取着する第1軸と、上記第2揺動軸心と同心状に配設され上記第2揺動部材の基端部に取着する第2軸と、を備え、上記基盤に、上記第1軸と上記第2軸を相対的に前後接近離間可能に設けたものである。
本考案によれば、腕や脚を挙げてうっ血を引かせた状態で、腕や脚を振らせることができ、血流を促進できる。腕や脚の血管や周辺組織の正常化が図られ、血行を改善してうっ血を防止できる。腕や脚の力が弱い人や不自由な人であっても、心臓よりも高い位置に手先や足先を挙げることができる。腕や脚の長さが異なる様々な被施術者に容易に対応できる。皮膚や毛細血管を痛めずにマッサージできる。
以下、図示の実施形態に基づき本考案を詳説する。
本考案の健康器具は、図1と図2に示すように、マッサージを受ける被施術者Qが、仰向けに寝ることが可能なベッド状の基盤3と、左右水平状の第1揺動軸心L1廻りに上下揺動自在に基盤3の左右側縁部に夫々設けた伸縮自在な左右一対の第1揺動部材1,1と、左右水平状の第2揺動軸心L2廻りに上下揺動自在に基盤3の左右側縁部に夫々設けた伸縮自在な左右一対の第2揺動部材2,2と、を備えている。
本考案の健康器具は、図1と図2に示すように、マッサージを受ける被施術者Qが、仰向けに寝ることが可能なベッド状の基盤3と、左右水平状の第1揺動軸心L1廻りに上下揺動自在に基盤3の左右側縁部に夫々設けた伸縮自在な左右一対の第1揺動部材1,1と、左右水平状の第2揺動軸心L2廻りに上下揺動自在に基盤3の左右側縁部に夫々設けた伸縮自在な左右一対の第2揺動部材2,2と、を備えている。
第1揺動部材1は、揺動先端部1aに、被施術者Qの腕Qaを保持するための横断面コの字状の腕保持具11と、その腕保持具11を左右方向Wに往復動させる腕振動装置12と、が取着されている。第1揺動部材1の長手方向を、腕Qaの長手方向に平行状に設けている。
第2揺動部材2は、揺動先端部2aに、被施術者Qの脚Qbを保持するための横断面コの字状の脚保持具21と、その脚保持具21を左右方向Wに往復動させる脚振動装置22と、が取着されている。第2揺動部材2の長手方向を、脚Qbの長手方向に平行状に設けている。
第1・第2揺動部材1,2は、電動アクチュエータやエアーシリンダ等の直動伸縮部材を主材として構成している。
第1・第2揺動部材1,2は、電動アクチュエータやエアーシリンダ等の直動伸縮部材を主材として構成している。
図1に示すように、腕保持具11は、腕Qaの指先乃至前腕を保持するように、第1前後寸法K1を、150mm以上350mm以下に設定している。好ましくは、約200mmに設定する。
図3に示すように、腕保持具11は、横断面コの字状の保持部11aと保持部11aの底壁部11fから(揺動前姿勢で)下方へ突出する支柱部11bと、を有している。
さらに、保持部11aの左右側壁部11e,11eは内面側に、腕クッション部11c,11cを有している。
保持部11aの左右側壁部11e,11eを相対的に左右接近離間可能に設けて、第1左右幅寸法X1を、調整自在としている。第1左右幅寸法X1は、保持される腕の最大厚み(左右幅寸法)に50mmを加えた寸法に調節して位置決めするのが好ましい。
また、左右側壁部11e,11eの第1高さ寸法Y1を、130mm以上230mm以下、好ましくは、約180mmに設定する。
なお、図6に示すように、保持部11a内で、手の平を、手刀を切るように小指側を下、親指側を上とした縦置きに配置するのが望ましい。また、保持部11aの第1前後寸法K1を、約200mmに設定して、指先乃至手首近傍を保持するように形成するのが望ましい。
なお、図7に示すように、腕保持具11は、保持部11aを、横断面U字状に設けても良い。保持部11aは、U字状の内周面を形成する腕クッション部11cを有している。保持部11aの内周面(腕クッション部11c)の第1曲率半径寸法R1は、75mm以上150mm以下に設定するのが望ましい。
図3に示すように、腕保持具11は、横断面コの字状の保持部11aと保持部11aの底壁部11fから(揺動前姿勢で)下方へ突出する支柱部11bと、を有している。
さらに、保持部11aの左右側壁部11e,11eは内面側に、腕クッション部11c,11cを有している。
保持部11aの左右側壁部11e,11eを相対的に左右接近離間可能に設けて、第1左右幅寸法X1を、調整自在としている。第1左右幅寸法X1は、保持される腕の最大厚み(左右幅寸法)に50mmを加えた寸法に調節して位置決めするのが好ましい。
また、左右側壁部11e,11eの第1高さ寸法Y1を、130mm以上230mm以下、好ましくは、約180mmに設定する。
なお、図6に示すように、保持部11a内で、手の平を、手刀を切るように小指側を下、親指側を上とした縦置きに配置するのが望ましい。また、保持部11aの第1前後寸法K1を、約200mmに設定して、指先乃至手首近傍を保持するように形成するのが望ましい。
なお、図7に示すように、腕保持具11は、保持部11aを、横断面U字状に設けても良い。保持部11aは、U字状の内周面を形成する腕クッション部11cを有している。保持部11aの内周面(腕クッション部11c)の第1曲率半径寸法R1は、75mm以上150mm以下に設定するのが望ましい。
図1に示すように、脚保持具21は、脚Qbのつま先乃至脹脛を保持するように、第2前後寸法K2を、150mm以上350mm以下に設定している。好ましくは、約200mmに設定する。
脚保持具21は、横断面コの字状の保持部21aと、保持部21aの底壁部21fから下方へ突出する支柱部21bと、を有している。
図6に示すように、保持部21aの左右側壁部21e,21eは、内面側に、脚クッション部21c,21cを有している。保持部21aの左右側壁部21e,21eを相対的に左右接近離間可能に設けて、第2左右幅寸法X2を、調整自在としている。第2左右幅寸法X2は、保持される脚の足裏幅寸法dに50mmを加えた寸法に調節して位置決めするのが好ましい。
また、左右側壁部21e,21eの第2高さ寸法Y2を、150mm以上250mm以下、好ましくは、約200mmに設定する。
なお、図示省略するが、脚保持具21は、保持部21aを、横断面U字状に設けても良い。保持部21aは、U字状の内周面を形成する脚クッション部21cを有している。
保持部21aの内周面(脚クッション部21c)の第2曲率半径寸法は、75mm以上150mm以下に設定するのが望ましい。
また、腕保持具11の底壁部11f及び脚保持具21の底壁部21fの材質は、木材や低摩擦樹脂等の腕や脚が滑りやすいものが好ましい。
また、腕クッション部11c及び脚クッション部21cは、適度な強度と弾力性を有する厚さ約10mmのスポンジの表面に柔らかい布を貼り付けて(取着して)、振動の衝撃で腕や脚を痛めないようにした構造とするのが望ましい。
脚保持具21は、横断面コの字状の保持部21aと、保持部21aの底壁部21fから下方へ突出する支柱部21bと、を有している。
図6に示すように、保持部21aの左右側壁部21e,21eは、内面側に、脚クッション部21c,21cを有している。保持部21aの左右側壁部21e,21eを相対的に左右接近離間可能に設けて、第2左右幅寸法X2を、調整自在としている。第2左右幅寸法X2は、保持される脚の足裏幅寸法dに50mmを加えた寸法に調節して位置決めするのが好ましい。
また、左右側壁部21e,21eの第2高さ寸法Y2を、150mm以上250mm以下、好ましくは、約200mmに設定する。
なお、図示省略するが、脚保持具21は、保持部21aを、横断面U字状に設けても良い。保持部21aは、U字状の内周面を形成する脚クッション部21cを有している。
保持部21aの内周面(脚クッション部21c)の第2曲率半径寸法は、75mm以上150mm以下に設定するのが望ましい。
また、腕保持具11の底壁部11f及び脚保持具21の底壁部21fの材質は、木材や低摩擦樹脂等の腕や脚が滑りやすいものが好ましい。
また、腕クッション部11c及び脚クッション部21cは、適度な強度と弾力性を有する厚さ約10mmのスポンジの表面に柔らかい布を貼り付けて(取着して)、振動の衝撃で腕や脚を痛めないようにした構造とするのが望ましい。
図3に示すように、腕振動装置12は、腕保持具11の支柱部11bが取着するスライダ51と、スライダ51を直線往復移動可能にガイドするガイドレール52と、を備えたリニアガイド等の直動往復装置50を具備し、さらに、左右方向Wに伸縮自在であって直動往復装置50のスライダ51に取着してスライダ51を左右方向Wに往復動させるための駆動力を発揮する電動アクチュエータやエアーシリンダ等の直動伸縮部材60と、を備えている。
腕振動装置12は、腕保持具11を30mm〜70mmの振幅Jで振動(往復)させる。好ましくは略50mmで振幅させる。また、腕振動装置12は腕保持具11を、1秒間に4往復〜8往復、好ましくは、6往復させる。
脚振動装置22は、図3に示した腕振動装置12と同様の構成であって、図示省略するが、脚保持具21の支柱部21bが取着する直動往復装置50と、直動往復装置50のスライダ51に取着してスライダ51を左右方向Wに往復動させるための直動伸縮部材60と、を備えている。
また、脚振動装置22は、腕振動装置12と同様に、脚保持具21を上述の振幅Jで振動させる。脚振動装置22は、脚保持具21を1秒間に4往復〜8往復、好ましくは、6往復させる。
また、脚振動装置22は、腕振動装置12と同様に、脚保持具21を上述の振幅Jで振動させる。脚振動装置22は、脚保持具21を1秒間に4往復〜8往復、好ましくは、6往復させる。
また、図3に示すように、腕振動装置12は、腕保持具11の振幅Jを調整するための振幅調整機構70を具備している。振幅調整機構70は、スライダ51の移動を規制するためのボルト型のストッパ部材71と、腕振動装置12のケーシング55に貫設されスライダ51の移動予定軌跡上にストッパ部材71を配設可能な複数のネジ孔72,72と、であって、複数のネジ孔72,72から1つを選択してストッパ部材71を螺着させることで、スライダ51の移動量を規制して、振幅Jを調整可能としている。図示省略するが、脚振動装置22も上述の振幅調整機構70を具備している。
図1及び図2に示すように、第1揺動部材1の基端部1bに取着すると共に第1揺動軸心L1と同心状に配設される第1軸31と、第2揺動部材2の基端部2bに取着すると共に第2揺動軸心L2と同心状に配設される第2軸32と、を備えている。
そして、基盤3に、第1軸31と第2軸32を相対的に前後接近離間可能に設けている。言い換えると、第1揺動軸心L1と第2揺動軸心L2とを相対的に前後接近離間可能に設けている。
そして、基盤3に、第1軸31と第2軸32を相対的に前後接近離間可能に設けている。言い換えると、第1揺動軸心L1と第2揺動軸心L2とを相対的に前後接近離間可能に設けている。
図1乃至図3に示すように、基盤3の左右側壁35,35夫々に、前後方向に沿った長孔35a,35aを貫設し、第1軸31を挿通させ、第1軸31を長孔35aに沿って前後方向移動固定自在とすることで、第1軸31と第2軸32(第1揺動軸心L1と第2揺動軸心L2)の軸間距離Sを、調整自在としている。
また、第1揺動部材1と第1軸31の一端部とを固着し、基盤3内部で、第1軸31の他端部を、腕用減速機63を介して腕用電動モータ61に連結し、腕用電動モータ61の回転軸の回転によって第1揺動部材1の揺動先端部1aを上下揺動自在としている。
また、第2揺動部材2と第2軸32の一端部を固着し、基盤3内部で、第2軸32の他端部を、脚用減速機64を介して脚用電動モータ62に連結し、脚用電動モータ62の回転軸の回転によって第2揺動部材2の揺動先端部2aを上下揺動自在としている。
図4に示すように、第1揺動部材1は、水平面に対する第1揺動角度θaが、65度以下、好ましくは、60度以下の範囲で揺動・固定可能に設けている。
第2揺動部材2は、水平面に対する第2揺動角度θbが、50度以下、好ましくは、45度以下の範囲で揺動・固定可能に設けている。
第2揺動部材2は、水平面に対する第2揺動角度θbが、50度以下、好ましくは、45度以下の範囲で揺動・固定可能に設けている。
また、図3に示すように、腕用電動モータ61及び腕用減速機63は、前後移動自在なベース部材65に設けている。
ベース部材65は、前後位置調整用電動モータ(図示省略)によって回転する車輪やギヤ等の左右一対の回転部材66,66を、前後方向に沿った左右一対のレールやラック等のガイド部材67,67に沿って回転(走行)させることで、第1揺動部材1を電動にて前後方向位置調整自在としている。前後位置調整用電動モータの電動ブレーキによって、ベース部材65が前後移動不可能となって、第1揺動部材1の前後位置が位置決めされる。
ベース部材65は、前後位置調整用電動モータ(図示省略)によって回転する車輪やギヤ等の左右一対の回転部材66,66を、前後方向に沿った左右一対のレールやラック等のガイド部材67,67に沿って回転(走行)させることで、第1揺動部材1を電動にて前後方向位置調整自在としている。前後位置調整用電動モータの電動ブレーキによって、ベース部材65が前後移動不可能となって、第1揺動部材1の前後位置が位置決めされる。
また、基盤3内部に、第1揺動部材1と第2揺動部材2の揺動・停止、第1揺動部材1と第2揺動部材2の伸縮、腕振動装置12と脚振動装置22の振動・停止、軸間距離Sの調整等を制御するためのCPUやROMやRAM等を有する制御部6(図2参照)を、備えている。
また、第1揺動部材1と第2揺動部材2を、揺動・停止させるためセットスイッチと、腕振動装置12と脚振動装置22を作動させて腕保持具11や脚保持具21を振動させるための振動開始スイッチと、第1揺動部材1の第1伸縮寸法E1や第2揺動部材2の第2伸縮寸法E2の伸縮調整スイッチと、軸間距離Sを設定するためのピッチ調整スイッチと、マッサージ開始スイッチと、強制停止スイッチ等と、を有し、制御部6に命令するための操作部5(図1又は図2参照)を、マッサージ前仰向け状態の被施術者Qの腕Qa近傍に配設している。電気配線は図示省略している。
なお、本考案は設計変更可能であって、基盤3は、上面(寝床)を所定高さにするための脚部材を有するものであっても良い。第2軸32(第2揺動軸心L2)と脚用減速機64と脚用電動モータ62とを前後移動自在に設けても良い。また、第1・第2揺動部材1,2は、外筒部材と外筒部材に挿入される芯部材を有し、手動によって伸縮自在に構成した手動用伸縮部材を主材とするも良い。第1揺動部材1を第1軸31にて基盤3に枢設し、第2揺動部材2を第2軸32にて基盤3に枢設して、手動にて揺動・固定自在に設けても良い。また、第1軸31及び第2軸32の前後位置を手動にて移動・固定自在に設けても良い。つまり、第1揺動部材1と第2揺動部材2の揺動・停止、第1揺動部材1と第2揺動部材2の伸縮、軸間距離Sの調整等を、手動によって行うように構成するも良い。また、腕振動装置12及び脚振動装置22は、直動伸縮部材60を省略しスライダ51が自走するものや、直動往復装置50を省略して直動伸縮部材60に直接的に腕保持具11や脚保持具21を取着したもの等自由である。また、振幅調整機構70は、ストッパ部材71を左右方向Wに螺進退させることで振幅を調整する機構や、直動伸縮部材60の伸縮寸法やスライダ51の自走距離を制御することで振幅を調整する機構等自由である。また、腕用電動モータ61は、左右個別に設けず共用(1つ)とするも良い。脚用電動モータ62は、左右個別に設けず共用(1つ)とするも良い。第1揺動部材1と第2揺動部材2の揺動駆動力源は、電動アクチュエータやエアーシリンダ等の伸長による押し上げや短縮により引下げとするも良い。なお、エアーシリンダを設ける場合は、エアーポンプ及びエアータンクを基盤3内に設けるのが望ましい。腕保持具11は、腕の一部又は全部を保持可能なものであれば良く、脚保持具21は、脚の一部又は全部を保持可能なものであれば良い。
次に、本考案の健康器具の使用方法(作用)について説明する。
基盤3上に被施術者Qを仰向けに寝かせる。被施術者Q又は器具管理者が、操作部5のマッサージ開始スイッチを操作した後の所定準備時間内に、或いは、操作する前に、図1に示すように、腕Qaを腕保持具11に載置すると共に、脚Qbを脚保持具21に載置させて、保持させる。
基盤3上に被施術者Qを仰向けに寝かせる。被施術者Q又は器具管理者が、操作部5のマッサージ開始スイッチを操作した後の所定準備時間内に、或いは、操作する前に、図1に示すように、腕Qaを腕保持具11に載置すると共に、脚Qbを脚保持具21に載置させて、保持させる。
所定準備時間が経過すると、図4に示すように、第1揺動部材1が所定の第1揺動角度θa(例えば、約60度)に傾斜し、腕Qaを所定の第1揺動角度θaをもった傾斜状に持ち上げると共に、第2揺動部材2が所定の第2揺動角度θb(例えば、約45度)まで傾斜して、脚Qbを所定の第2揺動角度θbをもった傾斜状に持ち上げる。
腕や脚を持ち上げて、所定待機時間経過すると、腕振動装置12及び脚振動装置22が所定振動時間作動する。所定振動時間経過後、第1揺動部材1と第2揺動部材2が降下して、図1の状態に戻って、マッサージ(施術)が完了する。
腕保持具11及び脚保持具21はコの字状乃至U字状であるため、腕や脚の載置や離脱を容易に行うことが可能である。
第1揺動部材1及び第2揺動部材2は、腕保持具11や脚保持具21が腕Qaや脚Qbの所定位置(手首近傍や足首近傍)に対応するように、上方揺動する際に伸長し、下方揺動する際に短縮するように設けるのが望ましい。
腕保持具11及び脚保持具21はコの字状乃至U字状であるため、腕や脚の載置や離脱を容易に行うことが可能である。
第1揺動部材1及び第2揺動部材2は、腕保持具11や脚保持具21が腕Qaや脚Qbの所定位置(手首近傍や足首近傍)に対応するように、上方揺動する際に伸長し、下方揺動する際に短縮するように設けるのが望ましい。
なお、第1・第2揺動部材1,2を、手動にて揺動させて、第1・第2揺動角度θa,θbを調整して、固定し、その後、被施術者Q又は器具管理者が、操作部5の操作にて、腕振動装置12及び脚振動装置22を作動させ、振動後、第1・第2揺動部材1,2を、腕動にて下方へ揺動させも良い。
また、被施術者Q又は器具管理者が、操作部5の操作にて、或いは、手動にて、被施術者Qの肩から腰(脚の付け根)の長さに合わせて、軸間距離Sの調整を行う。
また、操作部5の操作にて、或いは、手動にて、被施術者Qの体格や好みに合わせて、第1・第2揺動部材1,2を伸縮させて腕保持具11や脚保持具21の前後位置調整を行う。
また、操作部5の操作にて、或いは、手動にて、被施術者Qの健康状態や好みに合わせて、第1揺動部材1,2の第1・第2揺動角度θa,θbの調整を行う。
また、操作部5の操作にて、或いは、手動にて、被施術者Qの体格や好みに合わせて、第1・第2揺動部材1,2を伸縮させて腕保持具11や脚保持具21の前後位置調整を行う。
また、操作部5の操作にて、或いは、手動にて、被施術者Qの健康状態や好みに合わせて、第1揺動部材1,2の第1・第2揺動角度θa,θbの調整を行う。
以上のように、本考案の健康器具は、マッサージを受ける被施術者Qが仰向けに寝ることが可能な基盤3と、左右水平状の第1揺動軸心L1廻りに上下揺動自在に基盤3に設けた伸縮自在な第1揺動部材1と、左右水平状の第2揺動軸心L2廻りに上下揺動自在に基盤3に設けた伸縮自在な第2揺動部材2と、を備え、第1揺動部材1は、揺動先端部1aに、被施術者Qの腕Qaを保持するためのコの字状乃至U字状の腕保持具11と腕保持具11を左右方向Wに往復動させる腕振動装置12とが取着され、第2揺動部材2は、揺動先端部2bに、被施術者Qの脚Qbを保持するためのコの字状乃至U字状の脚保持具21と脚保持具21を左右方向Wに往復動させる脚振動装置22とが取着されているので、腕や脚を挙げてうっ血を引かせた状態で、腕や脚を振らせることができ、血流を促進できる。腕や脚の血管や周辺組織の正常化が図られ、血行を改善してうっ血を防止できる。腕や脚の力が弱い人や不自由な人であっても、心臓よりも高い位置に手先や足先を挙げることができる。腕や脚の長さが異なる様々な被施術者に容易に対応できる。エアーバッグ等による締付を行わずに血行を促進でき、腕や脚に、痛みや、皮膚に圧迫痕を与えることなく、快適にマッサージを行うことができる。
また、第1揺動軸心L1と同心状に配設され第1揺動部材1の基端部1bに取着する第1軸31と、第2揺動軸心L2と同心状に配設され第2揺動部材2の基端部2bに取着する第2軸32と、を備え、基盤3に、第1軸31と第2軸32を相対的に前後接近離間可能に設けたので、様々な体格の人に対応させて、適切な位置に腕Qaや脚Qbを配置して、マッサージを行うことができる。
1 第1揺動部材
1a 揺動先端部
1b 基端部
2 第2揺動部材
2a 揺動先端部
2b 基端部
3 基盤
11 腕保持具
12 腕振動装置
21 脚保持具
22 脚振動装置
31 第1軸
32 第2軸
L1 第1揺動軸心
L2 第2揺動軸心
Q 被施術者
Qa 腕
Qb 脚
W 左右方向
1a 揺動先端部
1b 基端部
2 第2揺動部材
2a 揺動先端部
2b 基端部
3 基盤
11 腕保持具
12 腕振動装置
21 脚保持具
22 脚振動装置
31 第1軸
32 第2軸
L1 第1揺動軸心
L2 第2揺動軸心
Q 被施術者
Qa 腕
Qb 脚
W 左右方向
Claims (2)
- マッサージを受ける被施術者(Q)が仰向けに寝ることが可能な基盤(3)と、左右水平状の第1揺動軸心(L1)廻りに上下揺動自在に上記基盤(3)に設けた伸縮自在な第1揺動部材(1)と、左右水平状の第2揺動軸心(L2)廻りに上下揺動自在に上記基盤(3)に設けた伸縮自在な第2揺動部材(2)と、を備え、
上記第1揺動部材(1)は、揺動先端部(1a)に、上記被施術者(Q)の腕(Qa)を保持するためのコの字状乃至U字状の腕保持具(11)と該腕保持具(11)を左右方向(W)に往復動させる腕振動装置(12)とが取着され、
上記第2揺動部材(2)は、揺動先端部(2a)に、上記被施術者(Q)の脚(Qb)を保持するためのコの字状乃至U字状の脚保持具(21)と該脚保持具(21)を左右方向(W)に往復動させる脚振動装置(22)とが取着されていることを特徴とする健康器具。 - 上記第1揺動軸心(L1)と同心状に配設され上記第1揺動部材(1)の基端部(1b)に取着する第1軸(31)と、上記第2揺動軸心(L2)と同心状に配設され上記第2揺動部材(2)の基端部(2b)に取着する第2軸(32)と、を備え、
上記基盤(3)に、上記第1軸(31)と上記第2軸(32)を相対的に前後接近離間可能に設けた請求項1記載の健康器具。
Priority Applications (1)
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JP2014005441U JP3195060U (ja) | 2014-10-14 | 2014-10-14 | 健康器具 |
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JP2014005441U JP3195060U (ja) | 2014-10-14 | 2014-10-14 | 健康器具 |
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Family Applications (1)
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JP2014005441U Active JP3195060U (ja) | 2014-10-14 | 2014-10-14 | 健康器具 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN110522608A (zh) * | 2019-09-16 | 2019-12-03 | 西安交通大学医学院第一附属医院 | 糖尿病患者下肢康复治疗器 |
CN113440382A (zh) * | 2021-08-02 | 2021-09-28 | 高庆 | 一种瘫痪被动训练器 |
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2014
- 2014-10-14 JP JP2014005441U patent/JP3195060U/ja active Active
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110522608A (zh) * | 2019-09-16 | 2019-12-03 | 西安交通大学医学院第一附属医院 | 糖尿病患者下肢康复治疗器 |
CN110522608B (zh) * | 2019-09-16 | 2021-10-26 | 西安交通大学医学院第一附属医院 | 糖尿病患者下肢康复治疗器 |
CN113440382A (zh) * | 2021-08-02 | 2021-09-28 | 高庆 | 一种瘫痪被动训练器 |
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