JP3194683B2 - 光センサスイッチ - Google Patents

光センサスイッチ

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JP3194683B2 JP02826695A JP2826695A JP3194683B2 JP 3194683 B2 JP3194683 B2 JP 3194683B2 JP 02826695 A JP02826695 A JP 02826695A JP 2826695 A JP2826695 A JP 2826695A JP 3194683 B2 JP3194683 B2 JP 3194683B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光センサスイッチに関
し、特に、自動車等に実装する多回路光センサスイッチ
に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車などの輸送機器においては、電装
品や電装回路の作動制御を行うスイッチが多数組み込ま
れている。このような多数のスイッチに対してそれぞれ
個別のキートップを配設するのが常であったが、このよ
うな構成では、運転行為中におけるキートップの操作が
煩雑である上、スイッチの小型化ができない等の問題点
があった。そこで、1個のキートップを様々な方向に押
すことにより、キートップが揺動して多回路をスイッチ
する構成が知られている。そして、このような揺動型キ
ートップに適用されるスイッチとして、従来、例えば電
装系に実装されて電流を断続できる、有接点(コンタク
ト)の構成が多用されてきた。
【0003】例えば、このような技術として、特開平3
―229317号公報で開示されているものは、デザイ
ンパネルに加えられた圧力を配置された感圧センサによ
り抵抗値に変換し、この抵抗値の値により多回路のスイ
ッチングすることでデザインパネルの形状・厚みあるい
は、固さの制限をなくす構成であるが、接点が接触式の
ため、耐久性・信頼性に劣るという問題があった。さら
に、スイッチ入力時のフィーリング(タッチ感)が乏し
いという問題もあった。そのため、無接点型の非接触ス
イッチが採用されるに至っている。
【0004】このような無接点型の非接触スイッチの代
表的な例として、特開昭58―80229号公報で開示
されている、磁気素子を用いたものがある。この構成を
図14および図15に基づき説明すると、操作者の操作
によって、図中で時計方向あるいは反時計方向に揺動す
るキートップ51の垂下する脚部先端に設けられた磁石
52が、図中で左右方向に揺動する。
【0005】磁石52が左に揺動した際には、左側に固
設された磁気ホール素子53Aに磁力線φが入射して、
磁気ホール素子53Aに起電圧が生じる。一方、右側に
固設された磁気ホール素子53Bには磁力線φが入射し
ないので、磁気ホール素子53Bには起電圧が生じな
い。また逆に、磁石52が右に揺動した際には、右側に
固設された磁気ホール素子53Bに磁力線φが入射し
て、磁気ホール素子53Bに起電圧が生じるが、左側に
固設された磁気ホール素子53Aには磁力線φが入射し
ないので、起電圧が生じない。この結果、両磁気ホール
素子53A、53Bからの発生電圧によって、キートッ
プ101の押圧状態を特定し、対応するスイッチングが
なされるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記のように、磁気素
子を用いた従来の非接触型スイッチは、それまでの有接
点の接触型スイッチの有する欠点を解決できた。しかし
ながら、このような従来の非接触型スイッチは、外部の
磁気の影響を受けやすく、信頼性において問題があっ
た。さらに誤動作を排除するためには、対象外の磁気ホ
ール素子におけるホール電圧の発生を防ぐ必要があり、
このため例えば磁石と磁気ホール素子の距離を大きくと
った場合、スイッチの小型化が困難であるという問題が
あった。さらに、スイッチ入力時のフィーリング(タッ
チ感)が乏しいという問題があった。本発明はこのよう
な課題や欠点を解決するためなされたもので、その目的
は光を利用するとこで、高信頼性が得られ、かつ小型
で、キー操作時のタッチ感に優れた多回路の光センサス
イッチを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を実現するため
本発明に係る光センサスイッチは、押動自在のキートッ
プと、該キートップの下側に配置され、前記キートップ
の押動操作にともない揺動する1基の可動パネルと、該
可動パネルの揺動にともない位置移動する複数個の遮蔽
部と、前記可動パネルの下にセットされるプリント配線
板上の、前記遮蔽部とそれぞれ対応した位置に送光部と
受光部とが一体化して設けられ、前記遮蔽部によって入
射光の少なくとも一部が遮蔽され、かつ入射光量に応じ
て多値出力可能な複数個の光センサとを備え、前記可動
パネルは裏面側が、上端に該可動パネルの揺動方向に応
じて分割された形状のテーパを有して前記プリント配線
板を貫通して突出するキートップ軸受に巻装されたスプ
リングを介して該テーパと直接または間接に接触する
とを特徴とする。
【0008】あるいは、押動自在の各種キートップと、
該キートップの下側で連接状態に配置され、かつ前記
キートップの押動操作にともないそれぞれが独立して揺
動する2基の第1可動パネル、第2可動パネルと、前記
各可動パネルの揺動にともない位置移動する複数個の遮
蔽部と、前記両可動パネルの下にセットされるプリント
配線板上の、前記遮蔽部とそれぞれ対応した位置に送光
部と受光部とが一体化して設けられ、前記遮蔽部によっ
て入射光の少なくとも一部が遮蔽され、かつ入射光量に
応じて多値出力可能な複数個の光センサとを備え、前記
両可動パネルの一つに設けられた接続部位での遮蔽部が
他方の可動パネル側の遮蔽部に突出して該他方の可動パ
ネルのスリット内を移動可能になされ、前記両可動パネ
ルの接続部位における前記光センサのうち少なくとも1
個の光センサは入射光が、2個の前記遮蔽部によって同
時に遮蔽される構成としたことを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明に係る光センサスイッチでは、揺動自在
のキートップが操作されると、このキートップの揺動に
対応して可動パネルが揺動し、この可動パネルの揺動に
よって、複数個の遮蔽部のうちのいずれか少なくとも1
個が位置移動する。この遮蔽部の位置移動によって、複
数個の光センサのうちの少なくとも1個への入射光の少
なくとも一部分が遮蔽される。この結果、入射光の少な
くとも一部分が遮蔽された光センサが、入射光量に応じ
た多値出力を行ない、この多値出力に基づいてスイッチ
操作が特定される。
【0010】さらに、可動パネルがそれぞれ独立して揺
動自在の2基構成とされ、しかも各可動パネルの揺動に
ともない位置移動する複数個の遮蔽部のうちの、別々の
可動パネルにそれぞれ配設された2個の遮蔽部が、同時
に入射光の少なくとも一部を遮蔽することで、光センサ
が、入射光量に応じた多値出力を行ない、この多値出力
に基づいてスイッチ操作が特定される。このとき、2基
の可動パネルがそれぞれ独立して揺動するから、一方の
可動パネルの端が押されても、他方の可動パネルの端が
大きくはね上がることがない。
【0011】
【0012】
【実施例】以下、この発明の好ましい実施例を添付図面
に基づいて説明する。図1は、本発明に係る光センサス
イッチの一実施例の構成を示す分解斜視図である。本実
施例は、車両用ミラー調整スイッチに適用されたもの
で、光センサスイッチ1は、押動自在な鏡面調整用のキ
ートップ2Aと左右ミラー切り換え用のキートップ2
B、2Cを備え、各キートップの下には、各キートップ
2A〜2Cの押動操作に伴い揺動する1基の可動パネル
4及び、キー入力時のタッチ感を出すためのスプリング
5A〜5Cが配置されている。可動パネル4の裏面に
は、可動パネル4の揺動にともない位置移動する突片状
の3個の遮蔽部4A〜4Cが設けられている。
【0013】さらに、可動パネル4およびスプリング5
A〜5Cの下に、プリント配線板(PCB)7がセット
されている。プリント配線板7上には、各遮蔽部4A〜
4Cとそれぞれ対応した位置に、送光部と受光部が一体
化された3個の光センサ(フォトインタラプタ)6A〜
6Cが配置される。さらにプリント配線板7の下に、ロ
アカバー8がセットされている。ロアカバー8上には、
上端に可動パネル4の揺動方向に応じて分割された形状
のテーパ9Aを有するキートップ軸受9と、このキート
ップ軸受9を囲む位置にバネ位置決め板10が配設され
ている。キートップ軸受9およびバネ位置決め板10
は、プリント配線板(PCB)7を貫通して突出し、可
動パネル4は裏面側がキートップ軸受9に巻装されたス
プリング5Bを介してキートップ軸受9のテーパ9Aと
直接または間接に接触する。さらにロアカバー8下方に
は、ロアカバー8を貫通しプリント配線板7と電気接続
するコネクタ11が装着される。そして前記の全体が、
ハウジング3に格納される。
【0014】前記の構成の光センサスイッチ1の全体斜
視図を図2に示す。図3は光センサスイッチ1の正面図
である。また図4は、図3の光センサスイッチのX―X
断面図であり、図5は図3の光センサスイッチのY―Y
断面図である。
【0015】また図6は、図3の光センサスイッチの操
作時におけるY―Y断面図である。次に、前記の構成の
光センサスイッチ1の動作を説明する。スイッチ入力
時、すなわちキートップ2Aなどの操作時には、図6の
想像線で示すように傾いた可動パネル4裏面の、例えば
遮蔽部4Aが光センサ6Aの送光部ー受光部間に挿入さ
れて該送光部ー受光部間を遮る。図1に示すようにプリ
ント基板7上には、所定位置に分散配置した光センサ6
A、6B、6Cが3ケ所に取り付けられているため、ス
イッチの入力ポイント、すなわちキートップ2Aなどの
押動操作にともなう可動パネル4の揺動傾斜により、各
光センサ6A、6B、6Cは各遮蔽部4A〜4Cの位置
移動に応じた挿入量で遮蔽されて、入射光の遮蔽率が異
なる。このため、この入射光量が異なる各光センサ6
A、6B、6Cの3点の出力信号により入力ポイントの
判定を行う。
【0016】各光センサ6A、6B、6Cは、多値出力
が可能であるから、出力信号は、処理回路において遮蔽
率のレベルにより、高、中、低レベルの3種類に分類さ
れる。これが3個の光センサそれぞれに出現するから、
以上の組み合わせに基づいて6種類の入力ポイントの判
別を行うことができる。すなわち、キートップ2Aの揺
動だけで4通りの入力ポイント指定が可能になる。ま
た、キートップ軸受9およびスプリング5A〜5Cを組
み込むことによって、キートップ揺動時にキートップ2
Aがキートップ軸受9のテーパ9Aに当たり、確実なタ
ッチ感が得られる。またスプリング5A〜5Cがキート
ップ2A〜2Cを確実に復帰させるので、使い勝手がよ
い。
【0017】図7は、本発明に係る光センサスイッチの
他の実施例の構成を示す分解斜視図である。本実施例の
光センサスイッチ21は、ドアスイッチに適用したもの
で、4個の光センサ30A〜30Dを使用し、ドアミラ
ーの操作、ドアミラーのポジションメモリー、前席・後
席のパワーウインドの操作を行い、第1可動パネル27
と第2可動パネル28とを使うことにより、対向側のキ
ートップの浮きを防止した構造を有する。
【0018】光センサスイッチ21は、ドアミラーの操
作とパワーウインドの操作を切り替えるシーソータイプ
スイッチ25B、ミラーの位置データを記憶するメモリ
のためのプッシュスイッチ25A、助手席側のミラー操
作あるいはパワーウインド操作と運転席側のミラー操作
あるいはパワーウインド操作を切り替えるキートップ2
4Aと24B、鏡面操作あるいはパワーウインド操作用
のミラーキートップ22と、リアパワーウインド操作用
のキートップ23A、23Bを備え、各キートップの下
には、各キートップ22、23A、23B、24A、2
4Bの押動にともない揺動する2基の第1可動パネル2
7および第2可動パネル28及び、キー入力時のタッチ
感を出すためのスプリング29A〜29Eが配置されて
いる。図11は、ミラーキートップの側面図である。
【0019】第1可動パネル27裏面には、3個の遮蔽
部27A〜27Cが設けられている。また第2可動パネ
ル28裏面には、3個の遮蔽部28A〜28Cが設けら
れている。さらに第1可動パネル27および第2可動パ
ネル28は、それぞれ独立して移動可能になっている。
図8に、可動パネル部分の底面図を示す。図9は、図7
に示す第1可動パネルと第2可動パネルとの接続部位に
おける遮蔽部の拡大斜視図であり、さらに図10は、図
9での遮蔽部の上面図である。これら図から明らかなよ
うに、例えば第2可動パネル28裏面の遮蔽部28Aは
前方の第1可動パネル27側に突出しており、第1可動
パネル27に設けられたスリット27D内を移動可能に
構成されている。したがって、遮蔽部27Aも遮蔽部2
8Aもともに、光センサ(フォトインタラプタ)30A
への入射光遮断が可能に構成されている。
【0020】さらに、両可動パネル27、28およびス
プリング29A〜29Eの下に、PCB31がセットさ
れている。PCB31上には、送光部と受光部が一体化
された4個の光センサ(フォトインタラプタ)30A〜
30Dが配置される。さらにPCB31の下に、ロアカ
バー34がセットされている。ロアカバー34上には、
上端にテーパ32Aを有するキートップ軸受32と、こ
のキートップ軸受32を囲む位置にバネ位置決め板33
が配設される。さらにロアカバー34下方には、コネク
タ35が装着される。そして前記の全体が、ハウジング
26に格納される。図12は、図7の光センサスイッチ
21の正面図であり、図13はその断面図である。
【0021】次に、前記の構成の光センサスイッチ21
の動作を説明する。スイッチ入力時、すなわちミラーキ
ートップ22などの操作時には、傾いた第1可動パネル
27裏面あるいは/および第2可動パネル28裏面の遮
蔽部27A〜27C、28A〜28Cのうち、少なくと
も1個が光センサ30A〜30Dの送光部ー受光部間を
遮る。図7に示すようにPCB31上には、所定位置に
分散光センサ30A〜30Dが4ケ所に取り付けられて
いるため、スイッチの入力ポイント、すなわちキートッ
プ22などの押動操作にともなう第1可動パネル27あ
るいは/および第2可動パネル28の揺動傾斜により、
各光センサ30A〜30Dは各遮蔽部27A〜27Cの
位置移動に応じた挿入量で遮蔽され、入射光の遮蔽率が
異なる。このため、この4点の入射光量が異なる各光セ
ンサ30A〜30Dの出力信号により、前記実施例と同
様に入力ポイントの判定を行うことができる。例えば図
10は光センサ30Aに2個の遮蔽部27A、28Aが
入った状態を示す。ミラーキートップ22の右側が押さ
れると、このような状態となり、対応した出力が光セン
サ30Aによってなされる。
【0022】前記の光センサスイッチ21の作用とし
は、キートップ24Aを1回だけ押動操作すると第1可
動パネル27の端部271が押される。すると、キート
ップ軸受32に巻装され、かつ第1可動パネル27およ
び第2可動パネル28とPCB31との間に配置された
スプリング29Aを中心にして第1可動パネル27が傾
き、図8に示す遮蔽部27B、27Cが光センサ30
B、30Cに所定量挿入され、該光センサ30B、30
Cを遮蔽する。この状態で入力ポイントは判定され、助
手席側の各スイッチ操作が可能となる。すなわち、この
状態でシーソータイプスイッチ25Bがドアミラーの操
作側になっていた場合、次に、ミラーキートップ22を
押動操作すると、第1の可動パネル27あるいは/およ
び第2の可動パネル28が揺動して、各光センサ30A
〜30Dの異なる入射光の遮蔽率から入力ポイントが特
定されて上下方向あるいは左右方向へのミラー操作が可
能となる。同様に、シーソータイプスイッチ25Bがパ
ワーウインドの操作側になっていた場合、ミラーキート
ップ22の押動操作によりパワーウインドの上下操作が
可能となる。前記と同様な方法で、キートップ24Bを
1回だけ押動操作すると今度は運転席側の各スイッチ操
作が可能となる。また、キートップ23Aが押動操作さ
れると後部席左側のパワーウインドの上下動が可能とさ
れ、キートップ23Bが押動操作されると後部席左側の
パワーウインドの上下動が可能となる。
【0023】前記のとおり、本構成では、それぞれ独立
の可動パネルを2枚使用することにより、例えばキート
ップ24Aを押したときに、第1可動パネル27の端部
271が下がるが、これと対向する第2可動パネル28
の端部284がこれによって上がることはない。したが
って、キートップ24Aを押したときに、キートップ2
3Bのはねあがりが防止される。第1可動パネル27の
端部272と第2可動パネル28の端部283について
も同様である。また、キートップ軸受32およびスプリ
ング29A〜29Eを組み込むことによって、キートッ
プ揺動時にミラーキートップ22がキートップ軸受32
のテーパ32Aに当たり、確実なタッチ感が得られる。
またスプリング29A〜29Eがキートップ22などを
確実に復帰させるので、使い勝手がよい。
【0024】このように、本発明の光センサスイッチは
光センサを利用し、非接触方式で多回路で複数のスイッ
チングを可能としたもので、導通不良が無く、信頼性な
らびに耐久性が向上する。さらに少数のキートップで多
数の処理ができ、部品点数の低減ならびに構造の簡素化
が達成できる。
【0025】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明に係る光セン
サスイッチは、入射光量に応じた多値出力をする複数個
の光センサと、揺動自在のキートップならびに、キート
ップの揺動にともない位置移動して、光センサへの入射
光を遮蔽する複数個の遮蔽部によって構成されるもので
あるから、内部機構が簡素化された多回路スイッチを実
現でき、またスイッチ接点部が非接触となることで信頼
性向上が図れる。さらに、キートップ軸受およびスプリ
ングを組み込むことによって、良好なスイッチ操作時の
タッチ感が得られるという効果がある。この結果、多回
路にして高信頼性かつ小型であり、しかもタッチ感に優
れた光センサスイッチが実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光センサスイッチの一実施例の構
成の分解斜視図である。
【図2】図1の光センサスイッチの全体斜視図である。
【図3】図2の光センサスイッチの正面図である。
【図4】図3の光センサスイッチのX―X断面図であ
る。
【図5】図3の光センサスイッチのY―Y断面図であ
る。
【図6】図3の光センサスイッチの操作時におけるY―
Y断面図である。
【図7】本発明に係る光センサスイッチの他の実施例の
構成の分解斜視図である。
【図8】図7に示す可動パネルの底面図である。
【図9】図7に示す遮蔽部の拡大斜視図である。
【図10】図9の遮蔽部の上面図である。
【図11】図7におけるミラーキートップの上面図であ
る。
【図12】図7の光センサスイッチの正面図である。
【図13】図7の光センサスイッチの断面図である。
【図14】従来の多回路スイッチの断面図である。
【図15】図14の多回路スイッチの原理説明図であ
る。
【符号の説明】
1 光センサスイッチ 2A、2B、2C キートップ 3 ハウジング 4 可動パネル 4A〜4C 遮蔽部 5A〜5C スプリング 6A〜6C 光センサ 7 プリント配線板 8 ロアカバー 9 キートップ軸受 9A テーパ 10 バネ位置決め板 11 コネクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 13/00 H01H 35/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押動自在のキートップと、該キートップ
    の下側に配置され、前記キートップの押動操作にともな
    い揺動する1基の可動パネルと、該可動パネルの揺動に
    ともない位置移動する複数個の遮蔽部と、前記可動パネ
    ルの下にセットされるプリント配線板上の、前記遮蔽部
    とそれぞれ対応した位置に送光部と受光部とが一体化し
    て設けられ、前記遮蔽部によって入射光の少なくとも一
    部が遮蔽され、かつ入射光量に応じて多値出力可能な複
    数個の光センサとを備え 前記可動パネルは裏面側が、上端に該可動パネルの揺動
    方向に応じて分割された形状のテーパを有して前記プリ
    ント配線板を貫通して突出するキートップ軸受に巻装さ
    れたスプリングを介して該テーパと直接または間接に接
    触する ことを特徴とする光センサスイッチ。
  2. 【請求項2】 押動自在の各種キートップと、該キート
    ップの下側で連接状態に配置され、かつ前記各キートッ
    プの押動操作にともないそれぞれが独立して揺動する2
    基の第1可動パネル、第2可動パネルと、前記各可動パ
    ネルの揺動にともない位置移動する複数個の遮蔽部と、
    前記両可動パネルの下にセットされるプリント配線板上
    の、前記遮蔽部とそれぞれ対応した位置に送光部と受光
    部とが一体化して設けられ、前記遮蔽部によって入射光
    の少なくとも一部が遮蔽され、かつ入射光量に応じて多
    値出力可能な複数個の光センサとを備え、前記両可動パネルの一つに設けられた接続部位での遮蔽
    部が他方の可動パネル側の遮蔽部に突出して該他方の可
    動パネルのスリット内を移動可能になされ、 前記両可動パネルの接続部位における前記光センサのう
    ち少なくとも1個の光センサは入射光が、2個の前記
    蔽部によって同時に遮蔽される構成としたことを特徴と
    する光センサスイッチ。
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