JP3194682U - クッション - Google Patents

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理絵 近藤
理絵 近藤
眞知子 近藤
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株式会社近藤商事
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Abstract

【課題】長時間着席していても、正しい姿勢を保ち、疲れにくくすることのできるクッションを提供する。【解決手段】椅子またはソファーに載置して使用され、矩形の主クッションシート部22、この主クッションシート部の前縁に第1連結布部24を介して連結された膝上部クッション部26、主クッションシート部の後縁に連結された第1背もたれ部、およびこの第1背もたれ部の後縁に第2連結布部を介して連結された第2背もたれ部を備え、主クッションシート部、膝上部クッション部、第1背もたれ部および第2背もたれ部は、クッション材が充填されており、主クッションシート部には、その後方中央部に、座骨を収容するための半円形の凹み部である座骨フィット部が形成されており、第1背もたれ部の厚みが、主クッションシート部、膝上部クッション部および第2背もたれ部の厚みより薄くなっている。【選択図】図1

Description

本考案は、クッションに関し、特に、椅子やソファーに載置されて使用されるクッションに関するものである。
椅子に長時間座っていると、臀部や背中が痛くなるので、体にかかる負担を軽減するために、座面等にクッションを組み込んだ椅子が多く用いられている。また、椅子の上に、好みに応じて、椅子とは別のクッションを敷いて座ることもある。例えば、特許文献1には、アンカー材と、その上に一体化されて位置する緩衝材とからなる着座姿勢保持用のクッションが記載されている。このクッションは、大腿部下に位置するアンカー材の厚みよりも、坐骨下に位置するアンカー材の厚みが薄く構成され、また、アンカー材の坐骨下に位置する部分に開口部が形成され、大腿部の下に位置する部分に大腿部を保持する1条もしくは2条の凹状溝が形成されている。
しかしながら、特許文献1に記載のクッションは、大腿部及び臀部を支持するのみであり、背中は考慮されていないので、上半身にかかる負担を軽減することができない。
そこで、特許文献2では、このような問題に鑑み、少なくとも背中の一部を支持し、体にかかる負担をより軽減することができるクッションを提案している。
この特許文献2のクッションは、大腿部の少なくとも一部から骨盤を経由し背中の少なくとも一部を支持する支持体を備え、支持体は、大腿部の少なくとも一部から背中の少なくとも一部まで対応するように連続して形成されており、支持体には、大腿部に対応し、かつ、背骨を間に挟むように伸長された2状の凹状溝が、大腿部の少なくとも一部から背中の少なくとも一部まで形成されたものである。
特許文献2のクッションによれば、支持体に、背骨を間に挟むように2条の凹状溝を形成するようにしたので、2条の凹状溝の間の凸条部により脊柱(背骨)及び脊柱起立筋を支持することができる。よって、脊柱及び脊柱起立筋を厚く保護することにより体圧を分散させることができ、体にかかる負担を軽減することができる可能性がある。
特開2012−29998号公報 特開2014−158571号公報
特許文献2のクッションによれば、確かに上記した効果があるかも知れないが、大腿部の少なくとも一部から骨盤を経由し背中の少なくとも一部を支持する支持体が大腿部から背中にかけて連続しているので、長く座っていると、お尻の位置がだんだんと前の方になり、姿勢が悪くなり、疲れやすくなるという問題がある。
そこで、本考案は、長時間着席していても、正しい姿勢を保ち、疲れにくくすることのできるクッションを提供することを目的とする。
前記目的は、本考案の次の(1)〜(5)の構成のクッションにより達成される。
(1)
椅子またはソファーに載置して使用されるクッションであって、矩形の主クッションシート部、この主クッションシート部の前縁に第1連結布部を介して連結された膝上部クッション部、前記主クッションシート部の後縁に連結された第1背もたれ部、およびこの第1背もたれ部の後縁に第2連結布部を介して連結された第2背もたれ部を備え、前記主クッションシート部、膝上部クッション部、第1背もたれ部および第2背もたれ部は、クッション材が充填されており、前記主クッションシート部には、その後方中央部に、座骨を収容するための半円形または6角形以上の多角形の半分の形状をした凹み部である座骨フィット部が形成されており、前記第1背もたれ部の厚みが、前記主クッションシート部、膝上部クッション部および第2背もたれ部の厚みより薄くなっていることを特徴とするクッション。
(2)
前記座骨を収容するための座骨フィット部が空洞となっている前記(1)のクッション。
(3)
前記膝上部クッション部の前縁に連結され、椅子等の座席の前縁から垂れ下がる前部垂れ下がり部を更に備えている前記(1)または(2)のクッション。
(4)
前記第2背もたれ部の後縁に連結され、椅子等の背もたれの後方に垂れ下がる後部垂れ下がり部を更に備えている前記(1)〜(3)のいずれかのクッション。
(5)
前記第1背もたれ部の堅さが、前記主クッションシート部、膝上部クッション部および第2背もたれ部の堅さより柔らかくなっている前記(1)〜(4)のいずれかのクッション。
本発明のクッションにあっては、その主クッションシート部の後方中央部に、座骨を収容するための半円形等の凹み部である座骨フィット部が形成されているので、着席した状態での座骨、ひいてはお尻の前ズレを防止できるとともに、体圧が集中するのを防止し、長時間、着席していても正しい姿勢を維持できるという利点がある。
本発明のクッションでは、また、第1連結布部の存在により、この部分を折り畳み等することにより、この部分の長さを調節することができ、これにより膝上部クッション部の前後方向の位置を調節することができるので、着席する個人の心地よい膝上部位置に合わせて膝上部クッション部を位置づけることが出来、脚の血行を良好にすることが出来る。
前記座骨フィット部を設けたことに相まって、前記第1背もたれ部の厚みが、前記主クッションシート部、膝上部クッション部および第2背もたれ部の厚みより薄くしていると共に、前記膝上部クッション部存在により、良好な姿勢をより長時間維持できる。
本考案の実施形態によるクッションを椅子に設置した状態を示す斜視図である。 図1に示したクッションを展開した状態で示した平面図である。 図2等に示したクッションの側面図である。
以下、添付図面を参照しつつ、本考案の実施の形態によるクッション10について説明する。本発明のクッションは、椅子またはソファーに載置して使用されるものであるが、以下の説明においては、椅子Cに設置したものとして説明する。
本クッション10は、図1に示したように、椅子Cに設置される。本クッション10は、クッションシート部20、このクッションシート部20の後縁に連結された背もたれ部30、前記クッションシート部20の前縁に連結された前部垂れ下がり部40、および前記背もたれ部30の後縁に連結された後部垂れ下がり部50を備えている。
前記クッションシート部20は、クッション材が充填された矩形の主クッションシート部22、この主クッションシート部22の前縁に第1連結布部24を介して連結され、クッション材が充填された膝上部クッション部26を備えている。前記第1連結布部には、クッション材が充填されていないことが好ましい。クッション材としては、通常の綿等の他、空気であってもよい。空気の場合には、充填したり、抜いたりすることが出来るようにすることが好ましい。
前記主クッションシート部22の後縁には、背もたれ部30の第1背もたれ部32が連結されており、この第1背もたれ部32の後縁(椅子に設置されているときの上縁)には、第2連結布部34を介して第2背もたれ部36が連結されている。第1背もたれ部32および第2背もたれ部36は、クッション材が充填されている。このクッション材は、前記と同様であってよい。
前記主クッションシート部22には、その後方中央部に、座骨を収容するため凹み部である座骨フィット部28が形成されている。この座骨フィット部28の凹み部は、半円形または6角形以上の多角形の半分の形状であり、特に半円形が好ましい。この半円形は、図2等に示したように、主クッションシート部22の後縁にその直径部分が位置し、そこから前方に張り出している形が望ましい。多角形の半分の形状の場合にも、同様の配置を採る。前記座骨フィット部28は、空洞になっているか、底部に位置する単なる布であることが好ましい。
前記第1背もたれ部32の厚みは、前記主クッションシート部22、膝上部クッション部26および第2背もたれ部36の厚みより薄くなっている。前記座骨フィット部28と相まって、着座する人の正しい姿勢を保つためである。このような目的ため、クッション材を選択して、前記第1背もたれ部32の堅さは、前記主クッションシート部22、膝上部クッション部26および第2背もたれ部36の堅さより柔らかくなっている
前記膝上部クッション部26の前縁には、椅子C等の座席の前縁から垂れ下がる前部垂れ下がり部40が連結されている。この部分には、クッション材が充填されていないことが好ましい。
前記第2背もたれ部36の後縁には、椅子C等の背もたれの後方に垂れ下がる後部垂れ下がり部50が連結されている。この後部垂れ下がり部50は、前記第2背もたれ部36の後縁に連結された第3連結布部52、およびこの第3連結布部52の後縁に連結された重り部54を備えている。この重り部54には、クッション材であってもよいが、他の重い充填材料であってもよい充填材が充填されている。クッション20を椅子C等に設置したときに、設置した当初の正しい位置を保つためである。
前記後部垂れ下がり部50は、全体として長めであることが好ましい。椅子C等のデザインにかかわらず、適用を可能にするためである。
本発明のクッションは、以上の構成により、着座した人の姿勢を正しく保ち、したがって長時間着座しても疲れることがなく、また、エコノミークラス・シンドローム症候群のような症状も出にくいという利点がある。
さらに、手軽に既存の椅子等に装着でき、また、使わない場合には、丸めることによりコンパクト隣、保管もしやすい。
さらに、前記座骨フィット部28が空洞(開口)の場合には、そこから首を出し、前記第1背もたれ部32を枕にし、第2背もたれ部36等を含むそこから先、後方部分を背中に沿って延在するようにして、ソファー等に横になる場合に使用することができる。
10 クッション
20 クッションシート部
22 主クッションシート部22
24 第1連結布部
26 膝上部クッション部
28 座骨フィット部
30 背もたれ部
32 第1背もたれ部
34 第2連結布部
36 第2背もたれ部
40 前部垂れ下がり部
50 後部垂れ下がり部
C 椅子

Claims (5)

  1. 椅子またはソファーに載置して使用されるクッションであって、矩形の主クッションシート部、この主クッションシート部の前縁に第1連結布部を介して連結された膝上部クッション部、前記主クッションシート部の後縁に連結された第1背もたれ部、およびこの第1背もたれ部の後縁に第2連結布部を介して連結された第2背もたれ部を備え、前記主クッションシート部、膝上部クッション部、第1背もたれ部および第2背もたれ部は、クッション材が充填されており、前記主クッションシート部には、その後方中央部に、座骨を収容するための半円形または6角形以上の多角形の半分の形状をした凹み部である座骨フィット部が形成されており、前記第1背もたれ部の厚みが、前記主クッションシート部、膝上部クッション部および第2背もたれ部の厚みより薄くなっていることを特徴とするクッション。
  2. 前記座骨を収容するための座骨フィット部が空洞となっている請求項1のクッション。
  3. 前記膝上部クッション部の前縁に連結され、椅子等の座席の前縁から垂れ下がる前部垂れ下がり部を更に備えている請求項1または2のクッション。
  4. 前記第2背もたれ部の後縁に連結され、椅子等の背もたれの後方に垂れ下がる後部垂れ下がり部を更に備えている請求項1〜3のいずれかのクッション。
  5. 前記第1背もたれ部の堅さが、前記主クッションシート部、膝上部クッション部および第2背もたれ部の堅さより柔らかくなっている請求項1〜4のいずれかのするクッション。
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