JP3194510U - 長尺体用連結具 - Google Patents

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Abstract

【課題】一直線上に二箇所の貫通孔が両端部に穿設されている門形の連結具本体と、貫通孔に挿通して連結具本体の開口部を閉鎖するための棒状部を有する開閉体とからなる長尺体用連結具において、開口部を開放した際に開閉体が開口部に突き出さない構造とし、長尺体を連結具に着脱する際に引っ掛かることを防止できかつ、構成部品点数が少なく製作が簡便である長尺体用連結具を提供する。【解決手段】長尺体用連結具1は、連結具本体2と開閉体3とからなる。連結具本体の両端部には一直線上に第1の貫通孔2aと第2の貫通孔2bとが穿設されており、第1の貫通孔には貫通溝2cが連接して設けられているとともに、第2の貫通孔には非貫通溝2dが連接して設けられている。開閉体3は、棒状部3aと、貫通溝2cを通過し、かつ非貫通溝2d内に収容し得る大きさの係止突起3bと、重り兼用操作部3cとからなる。【選択図】図5

Description

本考案は、チェーンやワイヤー等の各種の長尺体を連結するための長尺体用連結具に関し、特に連結具本体と開閉体とからなる長尺体用連結具であって、該連結具本体は一直線上に二箇所の貫通孔がその両端部に穿設されている門形の部材であり、該開閉体は該貫通孔に挿通して該連結具本体の開口部を閉鎖するための棒状部を有する部材である長尺体用連結具に関する。
従来、上記のような長尺体用連結具としては、一般に、該貫通孔内にネジを切るとともに該開閉体の先端部にもネジを切った長尺体用連結具が提供されてきたところである(例えば、特許文献1参照。)。このような長尺体用連結具によれば、該貫通孔に該開閉体を挿入して螺着することによって、該連結具本体の開口部を閉鎖することができ、また、該貫通孔から該開閉体を螺脱して抜去することによって、該連結具本体の開口部を開放することができる。しかしながら、このような長尺体用連結具は、該連結具本体の開口部を開閉する作業が煩雑であるという問題があった。
そこで、該開閉体の外周面上に凸状の係止突起を設けるとともに、該係止突起を通過させるための貫通溝を該貫通孔に連接して設けた長尺体用連結具も提案されている(例えば、特許文献2、3、及び4参照。)。このような長尺体用連結具によれば、該貫通孔に挿通させた該開閉体を回転させて該係止突起を該貫通孔近傍の該連結具本体の外周面に当接させることで、該連結具本体の開口部を閉鎖することができる。また、該開閉体を回転させて該係止突起を該貫通溝に係合させて通過させ、該貫通孔から該開閉体を抜去することによって、該連結具本体の開口部を開放することができる。従って、このような長尺体用連結具は、該連結具本体の開口部を開閉する作業が簡便であるから、好適である。
また、従来提供されてきた長尺体用連結具は、一般に、二箇所設けられている貫通孔の双方から該開閉体が抜去されてしまうことによって、該連結具本体と該開閉体とが分離してしまう構造であった(例えば、特許文献2及び4参照。)。そのため、このような長尺体用連結具は、使用者が該開閉体を操作する際に該開閉体を誤って貨物の上に落下させて該貨物を損傷させたり、該開閉体を紛失したりする等の問題が生じていた。
そこで、該開閉体の外周面上に凸状の係止突起を設けるとともに、二箇所設けられている貫通孔の内の一箇所の大きさを該係止突起が通過することができない大きさにしたり、あるいは一箇所の貫通孔の出入口から該係止突起が脱出しないように該出入口を狭めるための板状の部材を取り付けたりした長尺体用連結具も提案されている(例えば、特許文献1及び3参照。)。このような長尺体用連結具によれば、該一箇所の貫通孔からは該開閉体が抜去しないように構成されていることによって、該連結具本体と該開閉体とが一体になった構造とされている。従って、このような長尺体用連結具は、使用者が該開閉体を操作する際に該開閉体を誤って貨物の上に落下させて貨物を損傷させたり、該開閉体を紛失したりする等の問題は生じないから、好適である。
登実3155048号公報 実開昭61−193222号公報 実開昭62−17688号公報 特開平9−166125号公報
しかしながら、上記の従来技術に係る該開閉体の外周面上に凸状の係止突起を設けるとともに、該一ヵ所の貫通孔からは該開閉体が抜去されないように構成されている長尺体用連結具にあっては、該連結具本体の開口部を開放した際に該開閉体が該開口部に突き出していると、長尺体を該長尺体用連結具に着脱する際に引っ掛かってしまうという問題があった(例えば、特許文献1参照。)。そこで、本考案の解決しようとする第一の課題は、一直線上に二箇所の貫通孔がその両端部に穿設されている門形の連結具本体と、該貫通孔に挿通して該連結具本体の開口部を閉鎖するための棒状部を有する開閉体とからなる長尺体用連結具であって、該棒状部の外周面上に凸状の係止突起を設けるとともに、一箇所の貫通孔からは該開閉体が抜去されないように構成されている長尺体用連結具につき、該開口部を開放した際に該開閉体が該開口部に突き出さない構造とした長尺体用連結具を提供することにある。
また、上記の従来技術に係る該開閉体の外周面上に凸状の係止突起を設けるとともに、該一箇所の貫通孔からは該開閉体が抜去されないように構成されている長尺体用連結具にあっては、これを構成する部品の点数が多いため製作するのが煩雑であるという問題があった(例えば、特許文献3参照。)。そこで、本考案の解決しようとする第二の課題は、一直線上に二箇所の貫通孔がその両端部に穿設されている門形の連結具本体と、該貫通孔に挿通して該連結具本体の開口部を閉鎖するための棒状部を有する開閉体とからなる長尺体用連結具であって、該棒状部の外周面上に凸状の係止突起を設けるとともに、一箇所の貫通孔からは該開閉体が抜去されないように構成されている長尺体用連結具につき、これを構成する部品の点数が少ないため製作するのが簡便である長尺体用連結具を提供することにある。
本考案は、上記の各課題を解決するために提案されたものであり、以下の構成を有するものである。以下では、本考案の構成を理解するのを補助するため、本願に添付した図面に表示した番号及び符号をあわせて記載する。
請求項1に係る長尺体用連結具(1)は、連結具本体(2)と開閉体(3)とからなる。連結具本体(2)は、一方が閉塞して閉塞部(2e)を形成しているのに対して他方が開口して開口部(2f)を形成している門形の部材であって、その両端部には一直線上に第1の貫通孔(2a)と第2の貫通孔(2b)とが穿設されている。第1の貫通孔(2a)には閉塞部(2e)側に貫通溝(2c)が連接して設けられている。第2の貫通孔(2b)には第1の貫通孔(2a)に向き合う側から非貫通溝(2d)が連接して設けられている。開閉体(3)は、棒状部(3a)と、係止突起(3b)と、重り兼用操作部(3c)とからなる。棒状部(3a)は、第1の貫通孔(2a)及び第2の貫通孔(2b)に挿通し得る大きさであって、少なくとも連結具本体(2)の幅よりも大きい長さを有している。係止突起(3b)は、貫通溝(2c)を通過し得る大きさであって、かつ、非貫通溝(2d)内に収容し得る大きさであり、棒状部(3a)の先端部の外周面上に凸状に突出している。重り兼用操作部(3c)は、開口部(2f)側に開閉体(3)の重量を増し、かつ、使用者が開閉体(3)を操作する際に手に持つ部位であって、棒状部(3a)の他端から延設されている。
請求項2に係る長尺体用連結具(1)は、請求項1に記載した長尺体用連結具であって、非貫通溝(2d)が第2の貫通孔(2b)の閉塞部(2e)側に設けられている。
請求項3に係る長尺体用連結具(1)は、請求項1又は2に記載した長尺体用連結具であって、開閉体(3)には進入防止突起(3d)が棒状部(3a)の他端部の外周面上に突出して設けられており、係止突起(3b)と進入防止突起(3d)との間の長さは連結具本体(2)の幅に略等しい長さである。
本考案に係る長尺体用連結具は、上記の通りの構成であるから、以下のような効果を奏することができる。
まず、請求項1に記載した長尺体用連結具(1)は、第2の貫通孔(2b)には第1の貫通孔(2a)に向き合う側から非貫通溝(2d)が連接して設けられているとともに、係止突起(3b)が非貫通溝(2d)内に収容し得る大きさであるから、第1の貫通孔(2a)から開閉体(3)を抜去して開口部(2f)を開放した際に、開閉体(3)の先端部は第2の貫通孔(2b)及び非貫通溝(2d)内に収容されるため、開閉体(3)が開口部(2f)に突き出すことはない。
従って、請求項1に記載した長尺体用連結具(1)は、一直線上に二箇所の貫通孔がその両端部に穿設されている門形の連結具本体と、該貫通孔に挿通して該連結具本体の開口部を閉塞するための棒状部を有する開閉体とからなる長尺体用連結具であって、該棒状部の外周面上に凸状の係止突起を設けるとともに、一箇所の貫通孔からは該開閉体が抜去されないように構成されている長尺体用連結具につき、該開口部を開放した際に該開閉体が該開口部に突き出さない構造とした長尺体用連結具を提供するという本考案の解決しようとする第一の課題を解決することができる。
また、請求項1に記載した長尺体用連結具(1)は、第1の貫通孔(2a)から開閉体(3)を抜去して開口部(2f)を開放した際に、係止突起(3b)が非貫通溝(2d)の終端に当接して、開閉体(3)の先端部が第2の貫通孔(2b)及び非貫通溝(2d)内に収容されるため、開閉体(3)が第2の貫通孔(2b)から脱出しないようにその出入口を狭めるための板状の部材を取り付ける必要等はなく、連結具本体(2)と開閉体(3)のみから構成することができる。
従って、請求項1に記載した長尺体用連結具(1)は、一直線上に二箇所の貫通孔がその両端部に穿設されている門形の連結具本体と、該貫通孔に挿通して該連結具本体の開口部を閉鎖するための棒状部を有する開閉体とからなる長尺体用連結具であって、該棒状部の外周面上に凸状の係止突起を設けるとともに、一箇所の貫通孔からは該開閉体が抜去されないように構成されている長尺体用連結具につき、これを構成する部品が少ないため製作するのが簡便である長尺体用連結具を提供するという本考案の解決しようとする第二の課題を解決することができる。
更に、請求項2に係る長尺体用連結具(1)は、請求項1に記載した長尺体用連結具であって、第2の貫通孔(2b)には第1の貫通孔(2a)に向き合う側から閉塞部(2e)側に非貫通溝(2d)が連接して設けられているから、第1の貫通孔(2a)から開閉体(3)を抜去して開口部(2f)を開放した際に、開閉体(3)を更に回転等させることなく、開閉体(3)の先端部を第2の貫通孔(2b)及び非貫通溝(2d)内に収容することができる。従って、請求項2に係る長尺体用連結具(1)は、開閉体(3)を開閉する作業を円滑に行うことができ、更に好適である。
そして、請求項3に係る長尺体用連結具(1)は、請求項1又は2に記載した長尺体用連結具であって、開閉体(3)には進入防止突起(3d)が棒状部(3a)の他端部の外周面上に突出して設けられており、係止突起(3b)と進入防止突起(3c)との間の長さは連結具本体(2)の幅に略等しい長さであるから、開口部(2f)を安定的に閉鎖することができる。従って、請求項3に係る長尺体用連結具(1)は、不意に開閉体(3)が動いて開口部(2f)を開放してしまうことを防止でき、更に好適である。
もちろん、長尺体用連結具(1)は、第1の貫通孔(2a)及び第2の貫通孔(2b)に挿通した開閉体(3)を開口部(2f)側に回転させ、係止突起(3b)を第1の貫通孔(2a)近傍の連結具本体(2)外周面に当接させることで、開口部(2f)を閉鎖することができる。そして、長尺体用連結具(1)は、開閉体(3)を閉塞部(2e)側に回転させ、係止突起(3b)を貫通溝(2c)に係合させて通過させ、第1の貫通孔(2a)から開閉体(3)を抜去することで、開口部(2f)を開放することができる。よって、本考案に係る長尺体用連結具(1)によれば、開口部(2f)を開閉する作業を簡便に行うことができる。
また、本考案に係る長尺体用連結具(1)によれば、第2の貫通孔(2b)からは開閉体(3)が抜去しないように構成されていることによって、連結具本体(2)と開閉体(3)とが一体になった構造であるから、使用者が開閉体(3)を操作する際に開閉体(3)を誤って貨物の上に落下させて貨物を損傷させたり、開閉体(3)を紛失したりする等の問題は生じない。
本考案の一実施形態に係る長尺体用連結具について開口部を閉鎖した状態を示した正面図である。 本考案の一実施形態に係る長尺体用連結具について開口部を閉鎖した状態を示した一部断面図である。 本考案の一実施形態に係る長尺体用連結具について開口部を閉鎖した状態を示した側面図である。 本考案の一実施形態に係る長尺体用連結具について開口部を開放した状態を示した正面図である。 本考案の一実施形態に係る長尺体用連結具について開口部を開放した状態を示した一部断面図である。 図4のA−A線切断部断面図である。
以下に、本考案の一実施形態に係る長尺体用連結具及びその使用態様について添付図面に基づいて説明する。まず、本考案の一実施形態に係る長尺体用連結具の構造について説明する。
本考案の一実施形態に係る長尺体用連結具(1)は、図1ないし6に図示するように、連結具本体(2)と開閉体(3)とからなる。連結具本体(2)及び開閉体(3)は、長尺体用連結具(1)がチェーンやワイヤー等の各種の長尺体によって強力に引っ張られることもあるため、金属等の頑丈な素材によってそれぞれ形成するのが好適である。
連結具本体(2)は、図1ないし6に図示するように、一方が閉塞して閉塞部(2e)を形成しているのに対して他方が開口して開口部(2f)を形成している門形の部材であって、正面視略U字形の部材である。また、連結具本体(2)は、その両端部に第1の貫通孔(2a)及び第2の貫通孔(2b)を穿設しても強度が損なわれないように、その両端部が側面視円形状に拡大している。
第1の貫通孔(2a)及び第2の貫通孔(2b)は、開閉体(3)を挿通するための孔部であって、連結具本体(2)の両端部に一直線上に穿設されている。また、第1の貫通孔(2a)及び第2の貫通孔(2b)は、後述するように、これらに挿通する開閉体(3)を回転させることから、その形状は側面視正円形状とするのが好適である。貫通溝(2c)は、係止突起(3b)を通過させるための側面視半円形状の貫通溝であって、第1の貫通孔(2a)の閉塞部(2e)側に連接して設けられている。非貫通溝(2d)は、係止突起(3b)を収容するための側面視半円形状の非貫通溝であって、第2の貫通孔(2b)の第1の貫通孔(2a)に向き合う側から閉塞部(2e)側に連接して設けられている。
開閉体(3)は、図1ないし6に図示するように、棒状部(3a)と、係止突起(3b)と、重り兼用操作部(3c)と、進入防止突起(3d)とからなる。開閉体(3)は、上記の各部位をそれぞれ個別に製作した上で組み立てて形成することも可能であるが、一体的に形成することももちろん可能である。
棒状部(3a)は、開口部(2f)を閉鎖するための部位であって、第1の貫通孔(2a)及び第2の貫通孔(2b)に挿通し得る大きさであって、少なくとも連結具本体(2)の幅よりも大きい長さを有している。また、棒状部(3a)は、第1の貫通孔(2a)及び第2の貫通孔(2b)よりもやや小さな大きさとすれば、開閉体(3)が揺動するのを防止することができ、好適である。そして、棒状部(3a)は、第1の貫通孔(2a)及び第2の貫通孔(2b)に挿通して回転させることから、円柱状とするのが好適である。
係止突起(3b)は、棒状部(3a)が開口部(2f)を閉鎖する状態を維持するための部位である。即ち、係止突起(3b)は、円柱状の突起であって、貫通溝(2c)を通過し得る大きさであり、かつ、非貫通溝(2d)内に収容し得る大きさであって、棒状部(3a)の先端部の外周面上に凸状に突出している。
重り兼用操作部(3c)は、開口部(2f)側に開閉体(3)の重量を増し、かつ、使用者が開閉体(3)を操作する際に手に持つための部位であって、棒状部(3a)の他端から延設されている。
進入防止突起(3d)は、棒状部(3a)が不必要に第2の貫通孔(2b)内に進入することを防止するための部位である。即ち、進入防止突起(3d)は、鍔状の突起であって、棒状部(3a)の他端部の外周面上に突出して設けられている。また、係止突起(3b)と進入防止突起(3d)との間の長さは、連結具本体(2)の幅に略等しい長さとされている。
以上が、本考案の一実施形態に係る長尺体用連結具についての説明である。次に、本考案の一実施形態に係る長尺体用連結具の使用態様について説明する。
使用者は、長尺体用連結具(1)に長尺体を取り付ける際、開放されている開口部(2f)から長尺体用連結具(1)の内側に長尺体を進入させた後、重り兼用操作部(3c)を手に持って、貫通溝(2c)に係止突起(3b)を通過させながら第1の貫通孔(2a)に開閉体(3)を挿通させ、係止突起(3b)を長尺体用連結具(1)の外側に脱出させる。そして、使用者は、図1ないし3に図示するように、開閉体(3)を開口部(2f)方向に回転させて係止突起(3b)を第1の貫通孔(2a)近傍の連結具本体(2)外周面に当接させることで、開口部(2f)を閉鎖することができる。以上のように、長尺体用連結具(1)は、開口部(2f)を閉鎖する作業を簡便に行うことができる。
このとき、重り兼用操作部(3c)が、開口部(2f)側に開閉体(3)の重量を増しているため、不意に開閉体(3)が回転して開口部(2f)を開放してしまうことを防止でき、好適である。また、係止突起(3b)と進入防止突起(3d)との間の長さは連結具本体(2)の幅に略等しい長さであるから、開閉体(3)が開口部(2f)を安定的に閉塞することができるため、不意に開閉体(3)が動いて開口部(2f)を開放してしまうことを防止でき、更に好適である。
使用者は、長尺体用連結具(1)から長尺体を取り外す際、重り兼用操作部(3c)を手に持って、開閉体(3)を閉塞部(2e)側に回転させる。そして、使用者は、図4ないし6に図示するように、係止突起(3b)を貫通溝(2c)に係合させて通過させ、第1の貫通孔(2a)から開閉体(3)を抜去することによって、開口部(2f)を開放することができる。以上のように、長尺体用連結具(1)は、開口部(2f)を開放する作業を簡便に行うことができる。
このとき、第2の貫通孔(2b)には第1の貫通孔(2a)に向き合う側から非貫通溝(2d)が連接して設けられているとともに、係止突起(3b)が非貫通溝(2d)内に収容し得る大きさであるから、開閉体(3)の先端部は第2の貫通孔(2b)及び非貫通溝(2d)内に収容されるため、開閉体(3)が開口部(2f)に突き出すことはない。よって、長尺体を長尺体用連結具(1)に着脱する際に開閉体(3)に引っ掛かってしまうようなことがない。
また、非貫通溝(2d)は第2の貫通孔(2b)の閉塞部(2e)側に連接して設けられているから、開閉体(3)を更に回転等させることなく、開閉体(3)の先端部を第2の貫通孔(2b)及び非貫通溝(2d)内に収容することができるため、開閉体(3)を開閉する作業を円滑に行うことができ、好適である。
以上のように、長尺体用連結具(1)は、第1の貫通孔(2a)から開閉体(3)を抜去して開口部(2f)を開放した際に、係止突起(3b)が非貫通溝(2d)の終端に当接して、開閉体(3)の先端部が第2の貫通孔(2b)及び非貫通溝(2d)内に収容されるため、開閉体(3)が第2の貫通孔(2b)から脱出しないようにその出入口を狭めるための板状の部材を取り付ける必要等はなく、連結具本体(2)と開閉体(3)のみから構成することができる。従って、請求項1に記載した長尺体用連結具(1)は、これを構成する部品の点数が少ないため製作するのが簡便である。
そして、長尺体用連結具(1)は、以上のように第2の貫通孔(2b)からは開閉体(3)が抜去しないように構成されていることによって、連結具本体(2)と開閉体(3)とが一体になった構造であるから、使用者が開閉体(3)を操作する際に開閉体(3)を誤って貨物の上に落下させて貨物を損傷させたり、開閉体(3)を紛失したりする等の問題も生じないのである。
1 長尺体用連結具
2 連結具本体
2a 第1の貫通孔
2b 第2の貫通孔
2c 貫通溝
2d 非貫通溝
2e 閉塞部
2f 開口部
3 開閉体
3a 棒状部
3b 係止突起
3c 重り兼用操作部
3d 進入防止突起

Claims (3)

  1. 連結具本体と開閉体とからなる長尺体用連結具であって、該連結具本体は、一方が閉塞して閉塞部を形成しているのに対して他方が開口して開口部を形成している門形の部材であって、その両端部には一直線上に第1の貫通孔と第2の貫通孔とが穿設されており、該第1の貫通孔には該閉塞部側に貫通溝が連接して設けられているとともに、該第2の貫通孔には該第1の貫通孔に向き合う側から非貫通溝が連接して設けられており、該開閉体は、棒状部と、係止突起と、重り兼用操作部とからなり、該棒状部は、該第1の貫通孔及び該第2の貫通孔に挿通し得る大きさであって、少なくとも該連結具本体の幅よりも大きい長さを有しており、該係止突起は、該貫通溝を通過し得る大きさであって、かつ、該非貫通溝内に収容し得る大きさであり、該棒状部の先端部の外周面上に凸状に突出しており、該重り兼用操作部は、該開口部側に該開閉体の重量を増し、かつ、使用者が該開閉体を操作する際に手に持つ部位であって、該棒状部の他端から延設されていることを特徴とする長尺体用連結具。
  2. 請求項1に記載した長尺体用連結具であって、前記非貫通溝が前記第2の貫通孔の前記閉塞部側に設けられていることを特徴とする長尺体用連結具。
  3. 請求項1又は2に記載した長尺体用連結具であって、前記開閉体には進入防止突起が前記棒状部の他端部の外周面上に突出して設けられており、前記係止突起と該進入防止突起との間の長さは前記連結具本体の幅に略等しい長さであることを特徴とする長尺体用連結具。
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