JP3193980U - 結束具 - Google Patents
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Abstract
【課題】2つの同じ形状の結束バンドを十文字状に組み合わせることができ、組み合わせるための構造によって結束できるリングの大きさが制限されない結束バンドを提供する。【解決手段】バンド10の長手方向に沿って係合凸部が複数形成され、バンドの一端に係合凸部に係合する係合孔形成部11を有する結束バンドXにおいて、長手方向に沿う、互いに並列に配置された2条のスリット孔からなる交差部13がバンド部分に1以上形成する。【選択図】図3
Description
本考案は、並んで配置された係合凸部と、これに係合する係合孔が端部に設けられた結束バンドに関し、特に、結束バンド同士を組み合わせることができるものに関する。
結束バンドは、簡易にリングを形成し、リング径を自在に調節できることから、物を束ねたり、柱などに物を固定したり等、種々の用途に使用されている。
ところで、新聞や雑誌を重ねたものを束ねる場合十文字状に結束バンドを重ねて使用する場合がある。このような場合、結束バンド同士が十文字状に連結していると便利である。このような使用方法に対応するものとして、下記特許文献1には結束バンドを縦バンドと横バンドの2種類用意し、一方に他方が通る穴を設けたり、一方に係合する突起を設け、他方に突起に係合する穴を設けたりすることで十文字に組み合わせるものが示されている。また、特許文献2には、結束バンドの係合孔形成部分に一の係合孔に直交するもう一つの係合孔を設け、これによって結束バンド同士を直交して組み合わせることができるものが示されている。
ところで、新聞や雑誌を重ねたものを束ねる場合十文字状に結束バンドを重ねて使用する場合がある。このような場合、結束バンド同士が十文字状に連結していると便利である。このような使用方法に対応するものとして、下記特許文献1には結束バンドを縦バンドと横バンドの2種類用意し、一方に他方が通る穴を設けたり、一方に係合する突起を設け、他方に突起に係合する穴を設けたりすることで十文字に組み合わせるものが示されている。また、特許文献2には、結束バンドの係合孔形成部分に一の係合孔に直交するもう一つの係合孔を設け、これによって結束バンド同士を直交して組み合わせることができるものが示されている。
しかし、特許文献1に記載の結束バンドは2種類の結束バンドが必要であるので、製造コストがかかり、一方を紛失等すると使えなくなる。また、突起や穴を設けることで、結束バンドの係合孔はこの部分を通ることができなくなるので、組み合わせるための構造によって結束バンドで形成できるリングの大きさが制限されるという問題もある。特許文献2に記載の結束バンドは、1種類の結束バンドで足り、結束バンドの途中で引っかかるという問題はないが、端部で交わるので十文字に形成することができず、新聞や雑誌を束ねたものを結束する場合に扱いが難しい。
本考案は、このような問題に鑑みて、2つの同じ形状の結束バンドを十文字状に組み合わせることができ、組み合わせるための構造によって結束できるリングの大きさが制限されない構造を有する結束バンドを提供することを課題とする。
本考案は、このような問題に鑑みて、2つの同じ形状の結束バンドを十文字状に組み合わせることができ、組み合わせるための構造によって結束できるリングの大きさが制限されない構造を有する結束バンドを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本考案は、次のような構成を有する。
請求項1に記載の考案は、バンド部分の長手方向に沿って係合凸部が複数形成され、前記バンドの一端に当該係合凸部に係合する係合孔を有する結束バンドにおいて、前記バンド部分の長手方向に沿う、互いに並列に配置された2条のスリット孔からなる交差部前記がバンド部分に1以上形成されるものである。
請求項2に記載の考案は、前記結束バンドにおいて、前記交差部は少なくとも前記バンド部分の長手方向に関する中央近傍に設けられるものである。
請求項1に記載の考案は、バンド部分の長手方向に沿って係合凸部が複数形成され、前記バンドの一端に当該係合凸部に係合する係合孔を有する結束バンドにおいて、前記バンド部分の長手方向に沿う、互いに並列に配置された2条のスリット孔からなる交差部前記がバンド部分に1以上形成されるものである。
請求項2に記載の考案は、前記結束バンドにおいて、前記交差部は少なくとも前記バンド部分の長手方向に関する中央近傍に設けられるものである。
以上のような構成により、本考案は、次のような効果を奏する。
請求項1に記載の考案は、2本の結束バンドを用意し、一方の結束バンドの先端を他方の結束バンドの交差部における一方のスリット孔に表面から裏面へ通し、さらに他方のスリット孔に裏面から表面へ通すことで、結束バンド同士を交差した状態で組み合わせることができる。このように同じ構造を有する結束バンド同士を組み合わせることができ、交差部はスリット孔により形成されるので、係合孔に引っかかることがなく組み合わせる構造によって結束できるリングの大きさが制限されることもない。
請求項2に記載の考案は、交差部をバンド部分中央近傍に設けることで、二本の結束バンドを中央に近い部分で交差する十文字に形成することができ、新聞や雑誌を束ねる際に利便性を高くすることができる。
請求項1に記載の考案は、2本の結束バンドを用意し、一方の結束バンドの先端を他方の結束バンドの交差部における一方のスリット孔に表面から裏面へ通し、さらに他方のスリット孔に裏面から表面へ通すことで、結束バンド同士を交差した状態で組み合わせることができる。このように同じ構造を有する結束バンド同士を組み合わせることができ、交差部はスリット孔により形成されるので、係合孔に引っかかることがなく組み合わせる構造によって結束できるリングの大きさが制限されることもない。
請求項2に記載の考案は、交差部をバンド部分中央近傍に設けることで、二本の結束バンドを中央に近い部分で交差する十文字に形成することができ、新聞や雑誌を束ねる際に利便性を高くすることができる。
以下、本考案の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1(a)に本実施形態に係る結束具Xの正面図を示し、図1(b)に結束具Xの背面図を示し、図1(c)に結束具Xの側面図を示す。結束具Xはベルト本体10、ベルト本体10の基端側に設けられる係合孔形成部11、先端側から表面の一定範囲に長手方向に沿って形成される係合凸部12、ベルト本体10に設けられる交差部13、先端部近傍に設けられる丸穴14から構成される。
結束具Xは可撓性かつ弾性のあるプラスチックにより各部が一体に成型される。ベルト本体10は扁平な帯状体からなり先端部が鋭角に形成される。結束具Xは新聞や雑誌を束ねるためのものであり、ここではベルト本体10は幅10cm、長さ100cm程度に設定される。図2(a)に結束具Xの基端側近傍の拡大縦断面図を示す。係合孔形成部11は角筒状で、孔部分が係合孔を構成する。係合孔には基端側が回動可能に係合孔内面に固定される爪11aが設けられる。爪11aの先端側は断面がのこぎり状に形成されている。図2(b)に係合具Xの先端側近傍の拡大縦断面図を示す。係合凸部12は傾斜面が先端側に面する断面直角三角形状の突起により形成される。係合孔形成部11及び係合凸部12は一般的な結束具と同じ構成であり、係合凸部12が係合孔形成部11の係合孔に挿入されると、係合孔内の爪11aが係合凸部12に引っかり、挿入方向と逆側には動けないように規制するものである。
交差部13はベルト本体10の長手方向に延びる2条の並列に配置されたスリット状の孔により形成される。交差部13は本実施形態では3つ形成される。
図1(a)に本実施形態に係る結束具Xの正面図を示し、図1(b)に結束具Xの背面図を示し、図1(c)に結束具Xの側面図を示す。結束具Xはベルト本体10、ベルト本体10の基端側に設けられる係合孔形成部11、先端側から表面の一定範囲に長手方向に沿って形成される係合凸部12、ベルト本体10に設けられる交差部13、先端部近傍に設けられる丸穴14から構成される。
結束具Xは可撓性かつ弾性のあるプラスチックにより各部が一体に成型される。ベルト本体10は扁平な帯状体からなり先端部が鋭角に形成される。結束具Xは新聞や雑誌を束ねるためのものであり、ここではベルト本体10は幅10cm、長さ100cm程度に設定される。図2(a)に結束具Xの基端側近傍の拡大縦断面図を示す。係合孔形成部11は角筒状で、孔部分が係合孔を構成する。係合孔には基端側が回動可能に係合孔内面に固定される爪11aが設けられる。爪11aの先端側は断面がのこぎり状に形成されている。図2(b)に係合具Xの先端側近傍の拡大縦断面図を示す。係合凸部12は傾斜面が先端側に面する断面直角三角形状の突起により形成される。係合孔形成部11及び係合凸部12は一般的な結束具と同じ構成であり、係合凸部12が係合孔形成部11の係合孔に挿入されると、係合孔内の爪11aが係合凸部12に引っかり、挿入方向と逆側には動けないように規制するものである。
交差部13はベルト本体10の長手方向に延びる2条の並列に配置されたスリット状の孔により形成される。交差部13は本実施形態では3つ形成される。
次に、以上のような構成を有する結束具Xの使用方法について説明する。結束具Xは1本で使用する場合は、一般的な結束具と同じように使用することができる。この際、交差部13は孔であるので係合孔に引っかかることがなく、自由に係合孔を通ることができる。そして、新聞や雑誌を束ねる際には、図3に示すように、2本の結束具Xを用意し、一方の結束具Xを他方の結束具Xの交差部13に通すことで組み合わせる。より詳細に説明すると、一方の結束具Xの先端を交差部13の一方のスリット孔に上面から下面に通し、さらに、他方のスリット孔の下面から上面に通すことで図3のような状態とすることができる。この状態で新聞や雑誌を束ねたものを上に置き、それぞれの結束具Xを結束すれば簡単に新聞や雑誌を束ねることができる。
なお、結束具Xを結束する際に、強く結束するために結束具Xの丸孔14を用いる。具体的には、図4(a)に示すような、プレート21上に、丸孔14に貫通できる円柱22を立設するとともに、指が通る穴23を設けた牽引具Pを用いる。図4(b)に示すように、この牽引具Pの円柱21を丸孔14に通して、穴23に指を入れて引っ張れば締結具Xの先端を強く引っ張ることができ、強く結束することができる。
本実施形態に係る結束具Xは、2条のスリットからなる交差部13を設けることで、同じ形状の結束具X同士を十文字状に交差して組み合わせることができ、又、交差部13は孔なので係合凸部12が配列されている部分にも設けることが可能であり、係合孔に引っかかることもないので、交差部13が結束具Xで形成されるリングの大きさを規制することがない。
なお、結束具Xを結束する際に、強く結束するために結束具Xの丸孔14を用いる。具体的には、図4(a)に示すような、プレート21上に、丸孔14に貫通できる円柱22を立設するとともに、指が通る穴23を設けた牽引具Pを用いる。図4(b)に示すように、この牽引具Pの円柱21を丸孔14に通して、穴23に指を入れて引っ張れば締結具Xの先端を強く引っ張ることができ、強く結束することができる。
本実施形態に係る結束具Xは、2条のスリットからなる交差部13を設けることで、同じ形状の結束具X同士を十文字状に交差して組み合わせることができ、又、交差部13は孔なので係合凸部12が配列されている部分にも設けることが可能であり、係合孔に引っかかることもないので、交差部13が結束具Xで形成されるリングの大きさを規制することがない。
なお、上記実施形態で示した結束具の係合凸部及び係合孔形成部は例示であり、係合凸部をベルトの側縁に設ける等、形状は適宜変更することができる。また、交差部の数も適宜変更してよいことはいうまでもない。さらに、上記実施形態では結束ベルトは2本を組み合わせて十文字に形成しているが、複数の交差部を利用して3本以上の結束ベルトを任意に組み合わせることができる。
X 結束具
P 牽引具
10 ベルト本体
11 係合孔形成部
12 係合凸部
13 交差部
14 丸孔
P 牽引具
10 ベルト本体
11 係合孔形成部
12 係合凸部
13 交差部
14 丸孔
Claims (2)
- バンド部分の長手方向に沿って係合凸部が複数形成され、前記バンド部分の一端に当該係合凸部に係合する係合孔を有する結束バンドにおいて、
前記バンド部分の長手方向に沿う、互いに並列に配置された2条のスリット孔からなる交差部が前記バンド部分に1以上形成される
結束バンド。 - 前記交差部は少なくとも前記バンド部分の長手方向に関する中央近傍に設けられる請求項1に記載の結束バンド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014004369U JP3193980U (ja) | 2014-08-18 | 2014-08-18 | 結束具 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2014004369U JP3193980U (ja) | 2014-08-18 | 2014-08-18 | 結束具 |
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Family Applications (1)
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2014
- 2014-08-18 JP JP2014004369U patent/JP3193980U/ja not_active Expired - Fee Related
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