JP3193859U - チャック付き包装袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】チャック上部の表裏2枚のフイルムを引き裂いた時に、フイルムを指でつかみ易くして、チャックの開封が容易なチャック付き包装袋を提供する。【解決手段】熱融着性の合成樹脂フイルムまたはラミネートフイルムで形成された表裏2枚のフイルム5a、5bを重ね、その周縁部を熱シールして袋状に形成し、上縁側の内側にチャック2を設けると共に、チャック上方の左側の熱シール部に切欠部を設けたチャック付き包装袋1において、チャック2を構成する、帯状のベース片6aに突条部7を設けた雄チャック2aと、帯状のベース片6bに突条部7が嵌合する溝条部8を設けた雌チャック2bとの一方のベース片6aを、他方のベース片6bよりその上部の高さを低くして段違いに形成したものである。【選択図】図4

Description

本考案は、開封構造を改良したチャック付き包装袋に関するものである。
菓子や食品などを包装する袋は、合成樹脂フイルムやラミネートフイルムで形成された表裏2枚のフイルムを重ね、その周縁部を熱シールして袋状に形成し、熱シール部に切欠部を設け、これを横方向に引き裂いて開封するものが一般に使用されている。内容物が一度に食べ切れないものは、内側にチャックを設けたチャック付き包装袋が使用され、チャックを開閉することにより、内容物を反復して取り出すことができるチャック付き包装袋(特許文献1)もある。
しかしながら、従来のチャック付き包装袋1は、図6(A)に示すようにチャック2の上方の左側の熱シール部3に形成した切欠部4を横方向に引き裂いて図6(B)に示すように開封すると、その断面形状は図7(A)から図7(B)に示す状態となる。しかしながらこの場合、引き裂いたチャック上部の軟質な表裏のフイルム5a、5bの隙間が狭く、指で開けにくい問題があった。
この原因について検討したところ、チャック2を構成する帯状のベース片6aに突条部7を設けた雄チャック2aと、帯状のベース片6bに溝条部8を設けた雌チャック2bとは、表裏のフイルム5a、5bに比べて厚く、可撓性が少ないので、雄チャック2aと雌チャック2bが嵌合してシールされている状態では、図7(B)に示すように引き裂いた軟質なフイルム5a、5bはほぼ密着した状態になるためであると考えられる。
特に耐候性や耐湿性に優れたアルミニウムを蒸着したラミネートフイルムは厚く、可撓性が少ないので、チャック2がシールされた状態では、ベース片6a、6bの上のフイルム5a、5bの長さにもよるが開封しにくく、ベース片6a、6bの上まで切り裂いた場合は更に開けにくい問題があった。
特開2005−153997号公報
本考案は上記問題を改善し、チャック上部の表裏2枚のフイルムを引き裂いた時に、フイルムを指でつかみ易くして、チャックの開封が容易なチャック付き包装袋を提供するものである。
本考案の請求項1記載のチャック付き包装袋は、熱融着性の合成樹脂フイルムまたはラミネートフイルムで形成された表裏2枚のフイルムを重ね、その周縁部を熱シールして袋状に形成し、上縁側の内側にチャックを設けると共に、チャック上方の左右少なくとも何れかの熱シール部に切欠部を設けたチャック付き包装袋において、前記チャックを構成する、帯状のベース片に突条部を設けた雄チャックと、帯状のベース片に前記突条部が嵌合する溝条部を設けた雌チャックとの何れか一方のベース片を、他方のベース片よりその上部の高さを変えて段違いに形成したことを特徴とするものである。
本考案の請求項2記載のチャック付き包装袋は、請求項1において、表側のフイルムに設けた雄チャックまたは雌チャックのベース片が、裏側のフイルムに設けた雌チャックまたは雄チャックのベース片より上部を低くして段違いに形成されていることを特徴とするものである。
本考案の請求項3記載のチャック付き包装袋は、請求項1において、雄チャックのベース片と、雌チャックのベース片との上部が5mm以上の段違いに形成されていることを特徴とするものである。
本考案の請求項4記載のチャック付き包装袋は、請求項1において、ラミネートフイルムがアルミニウムを蒸着したラミネートフイルムであることを特徴とするものである。
本考案に係る請求項1記載のチャック付き包装袋によれば、チャックを構成する、帯状のベース片に突条部を設けた雄チャックと、帯状のベース片に前記突条部が嵌合する溝条部を設けた雌チャックとの何れか一方のベース片を、他方のベース片よりその上部の高さを変えて段違いに形成することにより、切欠部に沿ってフイルムが裂けると、一方のフイルムは、上部が高いベース片が取付けられているので、この上部より下は裂けず、また上部が低いベースを取付けた他方のフイルムも同様の高さまでしか裂けないので、他方のフイルムは広く残る。このため一方のフイルムは、厚いベース片との距離が短く可撓性は少ないが、他方のフイルムは広く残っているので可撓性があり、この部分を指先で引っ掛けると撓んで広い隙間ができ、指でつかみ易く、チャック2の開封が容易である。
また請求項2記載のチャック付き包装袋によれば、表側のフイルムに設けた雄チャックまたは雌チャックのベース片が、裏側のフイルムに設けた雌チャックまたは雄チャックのベース片より上部を低くして段違いに形成されているので、表側のベース片の上のフイルムが広く残ってつかみ易く、開封が容易である。
また請求項3記載のチャック付き包装袋によれば、雄チャックのベース片と、雌チャックのベース片との上部が5mm以上の段違いに形成されているので指先でフイルムがつかみ易く、開封が容易で段差は5〜10mmが望ましい。
また請求項4記載のチャック付き包装袋によれば、耐候性や耐湿性に優れたアルミニウムを蒸着したラミネートフイルムを用いることにより厚く、可撓性が少ないが、一方のベース片が他方のベース片より上部の高さが低く形成されているのでこの部分を指先で引っ掛けると撓んで開封し易い。
以下本考案の実施の一形態を図1ないし図4を参照して詳細に説明する。図において1はチャック付き包装袋を示すもので、熱融着性の合成樹脂フイルムで形成された表裏2枚のフイルム5a、5bを重ね、その周縁部を熱シールして袋状に形成し、上部左側の熱シール部3にV形の切欠部4が形成され、内側に雄チャック2aと雌チャック2bを組合せたチャック2が設けられている。
雄チャック2aは、図2に示すように帯状のベース片6aの片面に、その長手方向に沿って、先端が断面円形状の突条部7が形成され、他方の面はフイルム5aに熱融着されている。また雌チャック2bは帯状のベース片6bの片面に、その長手方向に沿って、先端に前記突条部7が着脱自在に嵌合する溝を形成した溝条部8が形成され、他方の面はフイルム5bに熱融着されている。雄チャック2aの帯状のベース片6aの上部の高さは、雌チャック2bの帯状のベース片6aの上部の高さより約5〜10mm程低く段違いに形成されている。
上記構成のチャック付き包装袋1は、切欠部4の両側を手でつかんで引き裂くと切欠部4に沿ってフイルム5a、5bが裂けて図3に示すように上部が分離される。この断面状態は図4に示すように裏側のフイルム5bは、雌チャック2bの帯状のベース片6bの上に少し残るが、表側のフイルム5aは、雄チャック2aの帯状のベース片6aの上に広く残る。
つまり切欠部4に沿ってフイルム5a、5bは裂けるが、裏側のフイルム5bは厚い帯状のベース片6bが取付けられているのでこの上部より下は裂けず、また表側のフイルム5aに取付けた帯状のベース片6aは、ベース片6bより上部が低いので、表側のフイルム5aは少なくともベース片6bの高さまで広く残ることになる。
このため裏側のフイルム5bは、厚い帯状のベース片6bとの距離が短く可撓性は少ないが、表側のフイルム5aは、広く残っているので可撓性があり、この部分を指先で引っ掛けると撓んで、裏側のフイルム5bとの間に広い隙間ができ、指でつかみ易くなる。従って従来のように、帯状のベース片6a、6bの上部の高さが同じチャック2のように、フイルム5a、5bが密着せず開封が容易である。
また耐候性や耐湿性に優れたアルミニウムを蒸着したラミネートフイルム5a、5bは1枚の合成樹脂フイルムに比べて厚く、可撓性が少ないが、雄チャック2aのベース片6aの上部の高さを、雌チャック2bのベース片6aの上部の高さより低く形成しているので、表側のラミネートフイルム5aは広く残り、この部分を指先で引っ掛けると撓んで開封し易い。
また図5は本考案の他の実施の形態を示すもので、左側の熱シール部3に設けたV形の切欠部4を斜め下方に向けて形成したものである。また切欠部4はV形に限らず、長方形状や線状のスリットでも良い。また切欠部4は左右の熱シール部3の何れか一方、または両方に形成しても良い。
なお本考案では、雄チャック2aのベース片6aと雌チャック2bのベース片6bとの上部が5mm以上離れた段違いに形成されているので指でつかみ易いが、これ未満では余り効果はない。また上記説明では雄チャック2aのベース片6aを雌チャック2bのベース片6bより低く形成した場合について示したが、この逆の構造でも良い。
本考案の実施の一形態によるチャック付き包装袋の正面図である。 図1のチャック部分を拡大して示す断面図である。 図1の袋の上部を引き裂いたチャック付き包装袋の正面図である。 図3のチャック部分を拡大して示す断面図である。 本考案の他の実施の形態によるチャック付き包装袋の正面図である。 (A)は従来のチャック付き包装袋を示す正面図、(B)上部を引き裂いた従来のチャック付き包装袋の正面図である。 (A)はチャック部分を拡大して示す従来のチャック付き包装袋の断面図、(B)上部を引き裂いた従来のチャック付き包装袋の断面図である。
1 チャック付き包装袋
2 チャック
2a 雄チャック
2b 雌チャック
3 熱シール部
4 切欠部
5a、5b フイルム
6a、6b ベース片
7 突条部
8 溝条部

Claims (4)

  1. 熱融着性の合成樹脂フイルムまたはラミネートフイルムで形成された表裏2枚のフイルムを重ね、その周縁部を熱シールして袋状に形成し、上縁側の内側にチャックを設けると共に、チャック上方の左右少なくとも何れかの熱シール部に切欠部を設けたチャック付き包装袋において、前記チャックを構成する、帯状のベース片に突条部を設けた雄チャックと、帯状のベース片に前記突条部が嵌合する溝条部を設けた雌チャックとの何れか一方のベース片を、他方のベース片よりその上部の高さを変えて段違いに形成したことを特徴とするチャック付き包装袋。
  2. 表側のフイルムに設けた雄チャックまたは雌チャックのベース片が、裏側のフイルムに設けた雌チャックまたは雄チャックのベース片より上部を低くして段違いに形成されていることを特徴とする請求項1記載のチャック付き包装袋。
  3. 雄チャックのベース片と、雌チャックのベース片との上部が5mm以上の段違いに形成されていることを特徴とする請求項1記載のチャック付き包装袋。
  4. ラミネートフイルムがアルミニウムを蒸着したラミネートフイルムであることを特徴とする請求項1記載のチャック付き包装袋。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019142540A (ja) * 2018-02-20 2019-08-29 サキョ−株式会社 チャックによる再封可能な包装袋

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