JP3193674B2 - 車両の電力供給遮断ユニット及び当該ユニットを用いた安全装置 - Google Patents

車両の電力供給遮断ユニット及び当該ユニットを用いた安全装置

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  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の車両に
おいて、非常時にバッテリーから車載電装品への電力供
給を強制遮断させるためのユニット及びこれを用いた安
全装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車用電力供給回路の一例を図
8に示す。図において、バッテリー10の負端子10a
がアースに接続され、正端子10bに電線11を介して
スタータモータ12が接続されるとともに、電線13を
介して電気接続箱14が接続されている。電気接続箱1
4内には複数のヒュージブルリンク16や小容量ヒュー
ズ18が収納され、上記電線13と各車載電装品との間
に介在している。また、電気接続箱14にはオルタネー
タ(発電機)20も接続されている。
【0003】上記電線13とバッテリー正端子10bと
の接続構造を図9に示す。図示のバッテリー端子接続金
具90は、バッテリー正端子10bにこれを抱え込むよ
うにして結合されるバッテリー端子結合部92と、回路
接続部94とを一体に有し、この回路接続部94に突設
されたねじ軸96に電線11,13のリング状端子金具
11a,13aが嵌められた状態で当該ねじ軸96にナ
ット98が締め付けられることにより、電線11,13
がバッテリー端子接続金具90を介してバッテリー正端
子10bに接続された状態となっている。
【0004】この回路では、過電流が生じた場合にフュ
ージブルリンク16や小容量フューズ18が溶断するこ
とにより、その下流側の電装品への電力供給が遮断さ
れ、安全性が確保されることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記フュージブルリン
ク16やフューズ18は、過電流の発生によりはじめて
溶断し、回路を遮断するものであるため、自由なタイミ
ングで回路を強制遮断するといったことができない。従
って、車両衝突時等の非常時に、過電流の発生に関係な
く回路を安全上強制遮断するといったことができない不
都合がある。
【0006】このような不都合を解消する手段として、
例えば図10に示すように、電線13と各ヒュージブル
リンク16等との間に介在するリレースイッチ100
と、マイクロコンピュータ等からなる制御部110とを
電気接続箱14内に組み込み、リレースイッチ100の
励磁コイル102の両端を電線13側と制御部110と
に接続するとともに、通常時は励磁コイル102を通電
してリレースイッチ100をオンにする一方、非常時に
は励磁コイル102の通電を停止してリレースイッチ1
00をオフにし、バッテリー10と車載電装品との間を
強制遮断するように制御部110を構成することが考え
られる。
【0007】しかし、この回路では、車両衝突等によっ
てバッテリー直近回路に異常が生じた場合、例えば、電
線13のシースが破れて中の導体がアースと短絡されて
しまった場合には、リレースイッチ100をオフにして
も上記短絡による大電流を阻止することができず、電線
13等を有効に保護できない不都合がある。
【0008】また、従前の安全機能をもたない車両回路
に上記安全手段を組み込もうとすると、電気接続箱14
内の配線構造を大幅に改造しなければならず、その導入
が容易でない欠点もある。さらに、電気接続箱14だけ
でなくスタータモータ12への電力供給も強制遮断でき
るようにするためには、図示のようにスタータモータ1
2を電気接続箱14側(詳しくはリレースイッチ100
の下流側回路部分)に接続しなければならず、配線がさ
らに複雑となってしまう。
【0009】本発明は、このような事情に鑑み、簡素な
構造で、非常時により有効な回路保護ができ、また、従
前の車両回路にも容易に導入可能な電力供給遮断ユニッ
ト及びこれを用いた安全装置を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、本発明は、車両に搭載されるバッテリー
の端子に直結され、当該バッテリーと車載電装品への電
力供給回路との間を適時遮断するための電力供給遮断ユ
ニットであって、上記バッテリーの端子に直接結合され
るバッテリー端子結合部と、上記電力供給回路と接続さ
れる回路接続部との間に、外部からの入力信号に応じて
上記バッテリー端子と電力供給回路との間を電気的に遮
断する遮断部を介在させ、上記バッテリー端子結合部と
遮断部との間に、一部の安全動作用電装品を上記遮断部
を介さずに直接バッテリー端子に接続するための分岐接
続部を設けたものである。
【0011】このユニットによれば、従来、バッテリー
端子に結合されていたバッテリー端子接続金具に代えて
上記ユニットのバッテリー端子結合部をバッテリー端子
に結合し、当該ユニットの回路接続部に電力供給回路を
接続するだけで、この電力供給回路とバッテリーとの間
に遮断部を介在させることができる。そして、上記遮断
部に遮断制御手段を接続し、非常時に当該遮断部を作動
させてバッテリーと電力供給回路との間を電気的に遮断
するように構成することにより、各電装品への電力供給
を強制的に停止させて高い安全性を確保できる安全装置
を構築できる。
【0012】しかも、上記バッテリー端子結合部と遮断
部との間に、一部の安全動作用電装品を上記遮断部を介
さずに直接バッテリー端子に接続するための分岐接続部
を設けているので、この分岐接続部に一部の安全動作用
電装品を接続することにより、強制遮断後も適当な安全
動作(例えばドアロック解除やルームランプ点灯等)を
行うことができる。
【0013】このユニットの具体的な構造や形状は自由
に設定が可能であるが、当該ユニット全体を上記バッテ
リーにおいて上記バッテリー端子が設けられた面とこれ
に隣接する面とに沿う略L字状とすれば、エンジンルー
ム等の狭い空間内にもユニットを効率よくコンパクトに
配設することが可能になる。
【0014】また、上記分岐接続部に上記バッテリー端
子と上記安全動作用電装品との間に介在するヒューズを
設けることにより、上記安全動作用電装品についてもそ
の安全性を高めることが可能になる。
【0015】また、上記電力供給遮断ユニットの回路接
続部に、車載電装品への電力供給回路に加えてスタータ
モータを直接接続すれば、簡単な配線構造でスタータモ
ータの強制遮断も確実に行うことが可能になる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態を図1
〜図5に基づいて説明する。なお、図1に示す回路にお
いて、前記図8に示した回路と共通する構成要素につい
ては同一の参照符を付し、その説明を省略する。
【0017】この回路の特徴として、電気接続箱14内
にマイクロコンピュータ等からなる制御部(遮断制御手
段;詳細後述)22が収納される一方、バッテリー10
の正端子10bには、前記図9に示したバッテリー端子
接続金具90に代え、図2及び図3に示すような電力供
給遮断ユニット30が直結されている。この電力供給遮
断ユニット30は、バッテリー端子結合部31、分岐接
続部32、遮断部33、及び回路接続部34を備えてい
る。
【0018】バッテリー端子結合部31は、中心角が3
60°に近い略円弧状の導体からなり、略円柱状のバッ
テリー正端子10bに外嵌された状態でその両端がねじ
31aで締め付けられることにより、バッテリー正端子
10bに密着状態で固定されるものである。
【0019】分岐接続部32は、そのハウジング内に導
体基板32b及び複数本のバスバー32cを収納するも
ので、ハウジング外面にはヒューズ32aが設けられ、
ハウジング適所にはコネクタ挿入口32dが形成されて
いる。導体基板32bは上記バッテリー端子結合部31
と電気的につながっている。コネクタ挿入口32dに
は、前記制御部22に接続された複数の電線24の端末
コネクタ26が嵌入可能とされ、当該嵌入によって上記
各電線24とバスバー32cとが電気的に接続されるよ
うになっている。そして、この状態で、前記図1に示す
ように、バッテリー正端子10bに遮断部33が電気的
に接続されるとともに、同じくバッテリー正端子10b
に一部の安全動作用電装品(安全システムを構成する電
装品)がヒューズ32a、電線24、及び制御部22を
介して接続(すなわち分岐接続)されるようになってい
る。
【0020】なお、上記安全動作用電装品は、仕様等に
応じて適宜設定すればよく、具体的には、非常時にドア
ロックを解除するためのドアロック装置、非常点灯をす
るためのルームランプ、ハザードランプ等が挙げられ
る。
【0021】遮断部33は、図5に示すような導体33
aと、***装置33cとを備えている。導体33aは、
アーチ状をなし、その両端が上記分岐接続部32の導体
基板32bと回路接続部34とに電気的につながってい
る。導体33aの中央部には、他の部分よりも幅寸法の
小さい小幅部33bが形成され、その下方に上記***装
置33cが配設されている。この***装置33cは、火
薬及びその点火装置を内蔵し、電線28(図1のみ図
示)を介して前記制御部22に接続されており、この制
御部22から制御信号が入力されることにより起動し、
爆発力で上記小幅部33bを強制破断させる(すなわち
回路を強制遮断する)ように構成されている。
【0022】回路接続部34は、水平な基板から上向き
にねじ軸34aが突設されたもので、このねじ軸34a
には、前記電線11,13の端末に設けられたリング状
端子11a,13aが重ねて外嵌可能とされている。そ
して、当該外嵌状態で上からねじ軸34aにナット36
が締付けられることにより、上記遮断部33に電線1
1,13が同時に接続される(すなわちスタータモータ
12と電気接続箱14とが並列に接続される)ようにな
っている。
【0023】次に、この回路の作用を説明する。
【0024】まず、車両衝突等のアクシデントが生じて
いない通常時には、バッテリー10の正端子10bに電
力供給遮断ユニット30のバッテリー端子結合部31、
分岐接続部32、遮断部33、及び回路接続部34を介
してスタータモータ12及び電気接続箱14が接続され
た状態にあり、当該スタータモータ12と、電気接続箱
14に接続されている各車載電装品とに正常に電力が供
給される。
【0025】これに対し、車両衝突等のアクシデントが
検出されると(例えば制御部22にエアバッグ作動指令
信号が入力されると)、当該制御部22は、電線28を
通じて遮断部33の***装置33cに制御信号を出力
し、導体33の小幅部33bを***させる。これによ
り、バッテリー10とスタータモータ12及び電気接続
箱14との間が電気的に遮断され、電力供給が強制的に
停止される。従って、電線24,28が損傷する等して
回路が短絡することにより大電流が発生することが阻止
され、車両の高い安全性が確保される。
【0026】しかも、この実施の形態では、一部の安全
動作用電装品が制御部22、電線24、及び分岐接続部
32を介してバッテリー10に接続されている(すなわ
ち遮断部33を介さずにバッテリー10に接続されてい
る)ため、上記遮断部33の作動後も当該安全動作用電
装品への電力供給は行うことができ、これにより必要な
安全動作(ドアロック解除や所定のランプ点灯等)を実
行できる。
【0027】また、前記図10に示した安全回路と比べ
ると、当該回路ではバッテリー10と遮断手段であるリ
レースイッチ100との間に電線13が介在するため、
もし、この電線13が損傷して短絡等が発生した場合に
は、リレースイッチ100をオフにして電源供給を遮断
しても電線13等を有効に保護できない不都合がある
が、上記電力供給遮断ユニット30はバッテリー10の
端子(図例では正端子10b)に直結されるものである
ため、その下流の電力供給回路全体を有効に保護できる
利点がある。また、前記図9に示したような従来のバッ
テリー端子接続金具90を電力供給遮断ユニット30に
つけ代えるだけで簡単に安全手段を導入できる利点もあ
る。
【0028】第2の実施の形態を図6に示す。ここで
は、分岐接続部32と遮断部33との間が略90°屈曲
して電力供給遮断ユニット30全体が略L字状をなして
おり、バッテリー10に対してその正端子10bが設け
られている面(図では上面)とこれに隣接する面(図で
は手前側面)とに沿う状態でバッテリー10に取付けら
れている。このような形状にすれば、電力供給遮断ユニ
ット30の設置スペースをより削減でき、エンジンルー
ム等の狭い空間内にも不都合なく電力供給遮断ユニット
30を設けることができる。
【0029】なお、このように電力供給遮断ユニット3
0を屈曲させる場合、その屈曲個所は適宜設定すればよ
く、例えば第3の実施の形態として図7に示すように、
バッテリー端子結合部31と分岐接続部32との間を屈
曲させてもよいし、遮断部33と回路接続部34との間
を屈曲させるようにしてもよい。あるいは、分岐接続部
32や遮断部33そのものを屈曲した形状に形成しても
よい。
【0030】その他、本発明は例えば次のような実施の
形態をとることも可能である。
【0031】(1) 前記実施形態では、電気接続箱14か
らの電線13とともにスタータモータ12からの電線1
1も回路接続部34に接続するようにしているが、この
スタータモータ12を電気接続箱14側に接続するよう
にしてもよいし、車両衝突等の発生後もスタータモータ
12への電力供給を確保したい場合には分岐接続部32
に接続するようにしてもよい。
【0032】(2) 本発明において、遮断部33の具体的
な構造は問わず、例えばヒュージブルリンクを設けてこ
のヒュージブルリンクとアースとの間にリレースイッチ
を介在させ、非常時にはリレースイッチをオンにしてヒ
ュージブルリンクをアースに強制短絡することにより、
このヒュージブルリンクを溶断させるといった手段をと
ってもよい。また、スタータモータ12が遮断対象でな
い場合には、前記図10に示したリレースイッチ100
を用いるようにしてもよい。この場合には、通常時には
リレースイッチ100をオン状態にし、非常時にリレー
スイッチ100をオフに切換えるといった制御動作を行
えばよい。ただし、上記のような爆発力を利用した強制
破断を行うようにすれば、通常時は全く通電を行う必要
がなく、しかも非常時には確実に回路を遮断できる利点
がある。
【0033】(3) 本発明にかかる安全装置は、上記電力
供給遮断ユニット30とともに他の遮断手段を併設した
ものであってもよい。例えば、前記図1に示すオルタネ
ータ20と電気接続箱14との間にも遮断手段を介在さ
せ、非常時にオルタネータ20からの電力供給の遮断も
行うようにすれば、より高い安全性を得ることが可能で
ある。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明は、バッテリーの端
子に直接結合されるバッテリー端子結合部と、上記電力
供給回路と接続される回路接続部との間に、外部からの
入力信号に応じて上記バッテリー端子と電力供給回路と
の間を電気的に遮断する遮断部を介在させた電力供給遮
断ユニットであり、また、そのバッテリー端子結合部を
バッテリー端子に結合し、当該ユニットの回路接続部に
電力供給回路を接続するとともに、上記遮断部に非常時
に当該遮断部を作動させてバッテリーと電力供給回路と
の間を電気的に遮断する遮断制御手段を接続した安全装
置であるので、簡素な構造で、非常時に所定の回路を有
効に保護でき、また、従前の車両回路にも容易に導入で
きる効果がある。
【0035】しかも、上記バッテリー端子結合部と遮断
部との間に、一部の安全動作用電装品を上記遮断部を介
さずに直接バッテリー端子に接続するための分岐接続部
を設けたユニットであり、また、この分岐接続部に一部
の安全動作用電装品を接続した安全装置であるので、強
制遮断後も適当な安全動作を行うことを可能にし、安全
性をさらに向上させることができる効果が得られる。
【0036】また、上記ユニット全体を上記バッテリー
において上記バッテリー端子が設けられた面とこれに隣
接する面とに沿う略L字状としたものでは、エンジンル
ーム等の狭い空間内にも効率よくコンパクトに配設でき
る効果が得られる。
【0037】また、上記分岐接続部に上記バッテリー端
子と上記安全動作用電装品との間に介在するヒューズを
設けたものでは、上記安全動作用電装品についてもその
安全性を高めることができる効果が得られる。
【0038】また、上記電力供給遮断ユニットの回路接
続部に、車載電装品への電力供給回路に加えてスタータ
モータを直接接続することにより、簡単な配線構造でス
タータモータの保護も確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかる車両の電力
供給回路を示す図である。
【図2】上記電力供給回路に導入される電力供給遮断ユ
ニットをバッテリー端子に直結した状態を示す斜視図で
ある。
【図3】上記電力供給遮断ユニットの斜視図である。
【図4】上記電力供給遮断ユニットの分岐接続部の内部
構造を示す斜視図である。
【図5】上記電力供給遮断ユニットの遮断部の内部構造
を示す斜視図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態において電力供給遮
断ユニットをバッテリー端子に直結した状態を示す斜視
図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態において電力供給遮
断ユニットをバッテリー端子に直結した状態を示す斜視
図である。
【図8】従来の一般的な車両の電力供給回路を示す図で
ある。
【図9】従来の車両においてバッテリー端子にバッテリ
ー端子接続金具が連結された状態を示す斜視図である。
【図10】本発明とは異なる電力供給遮断手段を備えた
回路の一例を示す図である。
【符号の説明】
10 バッテリー 10b バッテリー正端子 12 スタータモータ 14 電気接続箱 22 制御部(遮断制御手段) 30 電力供給遮断ユニット 31 バッテリー端子結合部 32 分岐接続部 32a ヒューズ 33 遮断部 34 回路接続部
フロントページの続き (72)発明者 粂 昌宏 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 城戸 元則 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 宮▲崎▼ 順之 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 安国 純 三重県四日市市西末広町1番14号 住友 電装株式会社内 (56)参考文献 特開 平9−251830(JP,A) 実開 平4−133855(JP,U) 特表 平11−503690(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 16/02 H01M 2/30 H02J 7/00 302

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載されるバッテリーの端子に直
    結され、当該バッテリーと車載電装品への電力供給回路
    との間を適時遮断するための電力供給遮断ユニットであ
    って、上記バッテリーの端子に直接結合されるバッテリ
    ー端子結合部と、上記電力供給回路と接続される回路接
    続部との間に、外部からの入力信号に応じて上記バッテ
    リー端子と電力供給回路との間を電気的に遮断する遮断
    部を介在させ、上記バッテリー端子結合部と遮断部との
    間に、一部の安全動作用電装品を上記遮断部を介さずに
    直接バッテリー端子に接続するための分岐接続部を設け
    たことを特徴とする車両の電力供給遮断ユニット。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車両の電力供給遮断ユニ
    ットにおいて、ユニット全体を上記バッテリーにおいて
    上記バッテリー端子が設けられた面とこれに隣接する面
    とに沿う略L字状としたことを特徴とする車両の電力供
    給遮断ユニット。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の車両の電力供給
    遮断ユニットにおいて、上記分岐接続部に上記バッテリ
    ー端子と上記安全動作用電装品との間に介在するヒュー
    ズを設けたことを特徴とする車両の電力供給遮断ユニッ
    ト。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の電力供
    給遮断ユニットのバッテリー端子結合部を車両搭載のバ
    ッテリーの端子に直接結合し、当該ユニットの回路接続
    部に車載電装品への電力供給回路を接続し、当該ユニッ
    トの分岐接続部に一部の安全動作用電装品を接続すると
    ともに、上記遮断部に当該遮断部を非常時に遮断動作さ
    せる遮断制御手段を接続したことを特徴とする車両の安
    全装置。
  5. 【請求項5】 請求項記載の車両の安全装置におい
    て、上記電力供給遮断ユニットの回路接続部に、車載電
    装品への電力供給回路に加えてスタータモータを直接接
    続したことを特徴とする車両の安全装置。
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