JP3193223B2 - ロックホルダ - Google Patents

ロックホルダ

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JP3193223B2
JP3193223B2 JP02944394A JP2944394A JP3193223B2 JP 3193223 B2 JP3193223 B2 JP 3193223B2 JP 02944394 A JP02944394 A JP 02944394A JP 2944394 A JP2944394 A JP 2944394A JP 3193223 B2 JP3193223 B2 JP 3193223B2
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door
cylinder lock
cylinder
insertion hole
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勇一 ▲吉▼澤
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Alpha Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シリンダ錠の取り付
け,取外しを容易にするロックホルダに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】シリンダ錠の取り付け構造に関する従来
技術には、実開昭63−54747号,実開昭63−5
4748号公報に記載された技術などがある。前者の実
開昭63−54747号公報に記載の「シリンダ錠取付
部」は、シリンダ錠のケースの前端部に設けた鍔部に保
護カバーを固着し、シリンダ錠のケースの外周面に突起
を設け、扉に設けられた挿入孔にシリンダ錠の後端部か
ら挿入し、扉の裏面と突起との間に弾性変形可能な止め
金具を挿入する構造となっている。
【0003】後者の実開昭63−54748号公報に記
載された「シリンダ錠のキャップ取付構造」は、キャッ
プの表面板の背面に短筒部を設け、短筒部の外周面から
外方に突出する係止板を設け、シリンダ錠の取付孔の背
面に、短筒部が挿入されるロック筒を設け、ロック筒に
係止板が通過可能な切欠部を設け、切欠部からロック筒
に向けてテーパー状摺動案内面を設け、キャップの係止
板をテーパー状摺動案内面に沿ってねじ込む構造になっ
ている。
【0004】その他の一般的なシリンダ錠の取付構造と
しては、シリンダ錠の前端に鍔部を設け、シリンダ錠の
外周面に雄ねじを螺設し、扉に設けた挿入孔にシリンダ
錠の後部から挿入し、雄ねじに螺合したナットを締め付
けて、扉に緊締するようにした取り付け構造がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】シリンダ錠を扉などの
挿入孔に挿入,固着する作業には、上記のシリンダ錠の
取付構造のいずれも、シリンダ錠の挿入作業と、シリン
ダ錠の固着作業が必要であり、扉の裏面側から固着作業
をしなければならないので、簡単ではない。特に、ナッ
トで締め付ける方式では、ナットを何度も回転しなけれ
ば締め付けられないので手間がかかる。
【0006】又、扉に振動や衝撃が生じるときには、
「シリンダ錠取付部」では、挿入した止め金具が緩む虞
があり、「シリンダ錠のキャップ取付構造」では、係止
板がテーパー状摺動案内面に沿って摺動して緩む虞があ
る。本発明は、かかる課題を解決することを目的として
おり、シリンダ錠を扉の挿入孔に簡単なワンタッチ操作
で挿入でき、挿入後に扉に振動や衝撃が生じても、シリ
ンダ錠が確実に固定されるロックホルダを提供するもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、内部にシリンダ錠挿入孔を形成した筒状
体の前端外方に突出して扉の表面に当接する鍔部を周設
し、該鍔部の内周面にシリンダ錠の前部鍔部が嵌着され
る環状溝を設け、該筒状体の外周面において該筒状体を
該扉の前方から該扉の挿入孔に嵌挿した際に該扉の裏面
に係合する弾性係止突起を設け、該筒状体の全体を軸方
向に2分割した一対の半割れブッシュと該一対の半割れ
ブッシュの後端部を連結する薄肉可撓ヒンジとを合成樹
脂材によ り一体成形して成ることを特徴とする。
【0008】
【作用】上記のように構成されたロックホルダにより、
シリンダ錠を扉の錠ケースに取り付けるには、先ず、ロ
ックホルダの環状溝に、シリンダ錠の前部鍔部を挿入
し、一対の半割れブッシュでシリンダ錠を抱持する。こ
のロックホルダを後部側から扉の錠ケースの挿入孔に挿
入すると、挿入孔を通過した係止突起が弾性的に突出し
て扉の錠ケースの裏面に係合するので、ロックホルダの
鍔部と係止突起が扉の錠ケースを挟持し、ロックホルダ
が扉に固着される。
【0009】シリンダ錠の外周面は、ロックホルダに被
覆,保護されており、扉に対してがたつく虞はなく、ロ
ックホルダによって回動不能,軸方向移動不能に支持さ
れている。シリンダ錠を取り外す場合には、係止突起を
圧縮変形させてロックホルダを挿入孔から引き抜けばよ
い。ロックホルダは一体構造の1部品であるので、使用
に便利である。
【0010】扉がコインロッカの扉である場合には、コ
インロッカの一般利用客が扉を乱暴に開閉しても、衝撃
がロックホルダに吸収されるので、シリンダ錠を衝撃か
ら保護する効果がある。又、合成樹脂製のロックホルダ
は着色が容易であり、コインロッカの表面を美化して需
要を喚起することができる。
【0011】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
すると、ロックホルダLは、図1の重合状態の縦断面
図、図5の重合する前の縦断面図に示すように、一対の
半割れブッシュ1,1と、この半割れブッシュ1,1
後端部を連結する薄肉可撓ヒンジ2とにより構成され
(図5参照)、合成樹脂材より一体的に型成形される。
【0012】半割れブッシュ1,1は、扉の錠ケースC
に設けられた挿入孔3(図1の鎖線参照)に挿入可能
で、内周面にはシリンダ錠4(図8参照)が挿入される
シリンダ錠挿入孔5が形成される筒状体 1 軸方向に
2分割した形状である。従って、薄肉の可撓ヒンジ2よ
り屈曲して半割れブッシュ1,1を重ね合わせると筒状
1 になる。
【0013】シリンダ錠挿入孔5の形状は、シリンダ錠
4のケースの外周面の形状と同様に、両側面に平面部が
形成される非円形に形成されているので(図3の正面
図,図4の背面図参照)、半割れブッシュ1,1を重ね
合わせて内部にシリンダ錠を挿入したときに、シリンダ
錠4のケースはロックホルダLに対して回動不能に保持
される。筒状体の外周面に係止突起6が設けられ、筒状
体の前端に鍔部7が設けられ、鍔部7の内周面には、シ
リンダ錠4の前部鍔部8が嵌着される環状溝9が設けら
れる。従って、ロックホルダLに収容されたシリンダ錠
4は前後方向に移動不能である。
【0014】係止突起6は筒状体より外側に向けて弾性
的に突出し、扉の裏面に係合するものであり、この係止
突起6の形状は、例えば、半割れブッシュ1の両側面に
切り起こし状に形成し、半割れブッシュ1の前端に向け
て外側に突出する方向に傾斜した可撓腕とすることがで
きる(図2,図6参照)。
【0015】次に、以上のように構成されたロックホル
ダLの作用を、取り付け,取外しの順に説明する。扉の
錠ケースCにシリンダ錠4を取り付けるには、先ず、ロ
ックホルダLの環状溝9に、シリンダ錠4の前部鍔部8
を挿入し、一対の半割れブッシュ1,1を重ね合わせて
シリンダ錠4を抱持する。かくして、シリンダ錠4は、
ロックホルダLに対して回動不能,前後方向移動不能に
収容される。
【0016】このロックホルダLを後部側を扉の錠ケー
スCの表面に向けて挿入孔3に挿入すると、挿入孔3に
当たった係止突起6が没入する方向に弾性変形し、挿入
孔3を通過した後に係止突起6が弾性復帰して突出し
(図7参照)、扉の錠ケースCの裏面に係合するので、
ロックホルダLの鍔部7と係止突起6が扉の錠ケースC
を挟持し、ロックホルダLが扉に固着される。
【0017】シリンダ錠4の外周面は、ロックホルダL
に被覆,保護されており、扉に対してがたつく虞はな
く、ロックホルダLによって回動不能,軸方向移動不能
に支持されている。ロックホルダLは、挿入孔3とシリ
ンダ錠4とに挟まれているので、半割れブッシュ1,1
が開く虞はない。シリンダ錠4を取り外す場合には、係
止突起6を圧縮変形させてロックホルダLを挿入孔3か
ら引き抜けばよい。ロックホルダLは一体構造の1部品
であるので、使用に便利である。
【0018】扉がコインロッカの扉である場合には、コ
インロッカの一般利用客が扉を乱暴に開閉しても、衝撃
がロックホルダLに吸収されるので、シリンダ錠4を衝
撃から保護する効果がある。又、合成樹脂製のロックホ
ルダLは着色が容易であり、コインロッカの表面を美化
して需要を喚起することができる。
【0019】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、以下に記載されるような効果を奏する。 (1) シリンダ錠を扉などに取り付けるには、ロックホル
ダに収容したシリンダ錠を挿入孔に挿入する簡単なワン
タッチ動作で、挿入,固着することができる。従って、
従来のように、扉の裏面側から面倒な固着作業を行う必
要がなくなった。 (2) ロックホルダがシリンダ錠を被覆,保護し、ロック
ホルダの環状溝がシリンダ錠の前部鍔部を係止している
ので、扉に衝撃が加わっても、シリンダ錠への衝撃が
和され、又、シリンダ錠の固定が緩んだり、シリンダ錠
が脱落する虞はない。従って、コインロッカの一般利用
客が乱暴に扉を開閉しても、シリンダ錠の性能や防盗性
が低下することはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】半割れブッシュを重合した状態を示すロックホ
ルダの縦断面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図1の正面図である。
【図4】図1の背面図である。
【図5】半割れブッシュを重合する前のロックホルダの
縦断面図である。
【図6】半割れブッシュを重合した状態を示すロックホ
ルダの斜視図である。
【図7】シリンダ錠が取り付けられた扉の錠ケースCの
平面図である。
【図8】シリンダ錠が取り付けられた扉の錠ケースCの
側面図である。
【符号の説明】
C 扉の錠ケース L ロックホルダ 1 筒状体 1 半割れブッシュ 2 薄肉可撓ヒンジ 3 挿入孔 4 シリンダ錠 5 シリンダ挿入孔 6 係止突起 7 鍔部 8 前部鍔部 9 環状溝

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部にシリンダ錠挿入孔を形成した筒状
    体の前端外方に突出して扉の表面に当接する鍔部を周設
    し、該鍔部の内周面にシリンダ錠の前部鍔部が嵌着され
    る環状溝を設け、該筒状体の外周面において該筒状体を
    該扉の前方から該扉の挿入孔に嵌挿した際に該扉の裏面
    に係合する弾性係止突起を設け、該筒状体の全体を軸方
    向に2分割した一対の半割れブッシュと該一対の半割れ
    ブッシュの後端部を連結する薄肉可撓ヒンジとを合成樹
    脂材により一体成形して成ることを特徴とするロックホ
    ルダ。
JP02944394A 1994-02-28 1994-02-28 ロックホルダ Expired - Lifetime JP3193223B2 (ja)

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