JP3192124B2 - コイルスプリング連結構造 - Google Patents

コイルスプリング連結構造

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    • F16F1/00Springs
    • F16F1/02Springs made of steel or other material having low internal friction; Wound, torsion, leaf, cup, ring or the like springs, the material of the spring not being relevant
    • F16F1/04Wound springs
    • F16F1/12Attachments or mountings
    • F16F1/122Attachments or mountings where coils, e.g. end coils, of the spring are rigidly clamped or similarly fixed
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    • F16F3/02Spring units consisting of several springs, e.g. for obtaining a desired spring characteristic with springs made of steel or of other material having low internal friction
    • F16F3/04Spring units consisting of several springs, e.g. for obtaining a desired spring characteristic with springs made of steel or of other material having low internal friction composed only of wound springs

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Springs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、長い寸法のコイル
スプリング体を、一括成型によって構成しなくても、複
数のコイルスプリングを連結することで提供できるよう
にするコイルスプリング連結構造に関し、更に詳しく
は、同軸芯上に配置する一対のコイルスプリングの端部
それぞれに内嵌自在な一対の内嵌部を備えた連結具を設
け、前記内嵌部に外嵌状態の前記一対のコイルスプリン
グ端部どうしが前記軸芯方向に沿って相対離間するのを
阻止自在な一対の離間阻止部を、前記内嵌部に設け、前
記一対の内嵌部に前記一対のコイルスプリングの端部を
各別に外嵌する状態に連結してあるコイルスプリング連
結構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のコイルスプリング連結構
造としては、図9に示すように、連結具20を円柱形状
に形成し、前記内嵌部21の外周部には、前記コイルス
プリング1が螺合自在な螺旋溝22を形成してあり、前
記螺旋溝22に対して、前記コイルスプリング1端部を
ねじ込んで螺合する状態に連結してあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のコイル
スプリング連結構造によれば、前記螺旋溝とコイルスプ
リング端部との螺合によって相互の連結が成されている
から、ボルトナットに見られる雄ねじ・雌ねじの螺合に
類した連結構造となり、互いの螺合を確実なものとする
には、コイルスプリングの螺旋形状と、前記連結具の螺
旋溝の形状とが、互いによく噛み合うように、前記コイ
ルスプリング・螺旋溝をそれぞれ精度良く形成する必要
があった。例えば、コイルスプリングに腐食防止用樹脂
コーティングを施すような場合、コイル線の直径がコー
ティングによって増加し、前記螺旋溝とコイルスプリン
グとが噛み合い難くなって外れやすくなるから、前記螺
旋溝のピッチや深さを修正する必要があり、全般的に、
部品形成に手間がかかりやすいといった問題があった。
【0004】従って、本発明の目的は、上記問題点を解
消し、部品の寸法精度が多少低かったにしても、外れ難
い状態に連結することが可能なコイルスプリング連結構
造を提供するところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の特徴構
成は、図1・2・7・8に例示するごとく、同軸芯X上
に配置する一対のコイルスプリング1の端部それぞれに
内嵌自在な一対の内嵌部3を備えた連結具2を設け、前
記内嵌部3に外嵌状態の前記一対のコイルスプリング1
端部どうしが前記軸芯X方向に沿って相対離間するのを
阻止自在な一対の離間阻止部4を、前記内嵌部3に設
け、前記一対の内嵌部3に前記一対のコイルスプリング
1の端部複数巻きが囲繞する状態にそれぞれ外嵌させて
連結してあるコイルスプリング連結構造において、前記
離間阻止部4を、前記連結具2の長手方向における中央
側ほど小径で、平滑面からなるテーパ部T1・T2で構
成し、前記テーパ部T1・T2に外嵌する複数巻きの
記コイルスプリング1部分を、端部側ほど螺旋径を小径
に形成してあるところにある。請求項1の発明の特徴構
成によれば、両コイルスプリングに前記軸芯方向に沿っ
た引っ張り力が作用した場合、前記テーパ部にコイルス
プリング端部の先細り部分が押し当たり、前記テーパ部
が両コイルスプリング端部をそれぞれ受け止めてそれ以
上離間するのを阻止することができる。このテーパ部と
コイルスプリングとの嵌合は融通性が高いから、前記テ
ーパ部のテーパ角とコイルスプリング端部のテーパ角と
が多少異なっているような場合や、例えば、コイルスプ
リングに腐食防止用樹脂コーティングを施してコイル線
の太さが増加した結果コイル内径が減少するような場合
であっても、両コイルスプリングどうしを繋ぎ止めるこ
とが可能となる。従って、部品加工を必要以上に精密に
実施しなくても、両コイルスプリングどうしを強力に連
結しておくことが可能となり、材料加工上の手間を少な
くし、より原価低減化を図ることが可能となる。また、
前記テーパ部が、平滑面で構成してあるから、テーパ部
とコイルスプリング端部の内周面との接当状態において
も、テーパ部の平滑面に沿って互いの接当部分どうしの
多少の相対移動が許容され、両コイルスプリングどうし
の揺動を許容した状態に連結することが可能となる。コ
イルスプリングは、曲げ外力が作用した場合、単体にお
いてはその軸芯が円弧形状になるように変形可能である
が、前述した従来の連結構造によれば、少なくとも、連
結具部分は直線状態のまま固着されるから、両コイルス
プリングの連結体は、曲げ外力に対して不自然な形状に
変形することになる。この意味において、当該発明構成
によれば、連結具部分でのコイルスプリングの支持状態
が多少の揺動を許容できるから、両コイルスプリングの
連結体全体とした屈曲変形形状を、一本のコイルスプリ
ングの屈曲変形形状により近づいた自然なものとするこ
とが可能となる。従って、コイルスプリングや連結具の
局部に応力が集中するのを緩和し易くなり、部品耐久性
を向上させることが可能となる。
【0006】
【0007】請求項の発明の特徴構成は、図2・7・
8に例示するごとく、前記連結具2が、一方のコイルス
プリング1Aに対応した第一連結部材S1と、他方のコ
イルスプリング1Bに対応した第二連結部材S2とを備
えて構成してあり、両連結部材S1・S2どうしを着脱
自在に形成してあるところにある。請求項3の発明の特
徴構成によれば、請求項1の発明による作用効果を叶え
ることができるのに加えて、前記連結具を、着脱自在な
第一連結部材と第二連結部材とを備えて構成してあるこ
とによって、連結具とコイルスプリングとの着脱操作を
簡単に実施することができるようになる。即ち、一方の
コイルスプリングに前記第一連結部材を内嵌させると共
に、他方のコイルスプリングに前記第二連結部材を内嵌
させ、後は、第一連結部材と第二連結部材とを連結操作
するだけの簡単な操作によって両コイルスプリングを連
結することが可能となる一方、両コイルスプリングどう
しの連結を絶って分割しようする場合には、上の手順と
は逆に、前記第一連結部材と第二連結部材とを外すこと
で簡単に両コイルスプリングを分離することが可能とな
る。従って、請求項1の発明による作用効果を叶える上
においても、より簡単な操作によって実現できるように
なる。
【0008】請求項の発明の特徴構成は、図8に例示
するごとく、前記両連結部材S1・S2は、連結状態に
おいて前記軸芯X周りに相対回転自在に構成してあると
ころにある。請求項の発明の特徴構成によれば、請求
の発明による作用効果を叶えることができるのに加
えて、前記連結具を介して連結されている両コイルスプ
リングどうしを、軸芯周りに相対回転自在に連結するこ
とが可能となる。コイルスプリングは、線材を螺旋形状
に成形して構成してある関係上、圧縮力や引っ張り力が
作用して伸縮変形する際には、コイルスプリングの両端
部分が軸芯周りに逆方向に回転する状態にコイルスプリ
ング全体が捻れることになる。従って、連結対象の一対
のコイルスプリングが同じ巻き方向に形成してある場合
には、両コイルスプリングの連結体に圧縮力や引っ張り
力が作用するのに伴って、前記連結具との連結部分に捻
れ応力が集中的に作用する危険性が高い。その結果、連
結具とコイルスプリングとが擦れてコイルスプリングの
劣化の原因となる危険性がある。従って、本発明構成に
よれば、両コイルスプリングの連結体に圧縮力や引っ張
り力が作用する場合に、前記捻れ力を両連結部材の相対
回転によって吸収することが可能となり、連結部に応力
集中するのを防止でき、コイルスプリングの弾性変形を
スムースにサポートすることが可能となる。その結果、
連結具とコイルスプリングとの擦れを抑制し、劣化が過
度に生じるのを防止することが可能となる。
【0009】請求項の発明の特徴構成は、図2・7・
8に例示するごとく、前記両テーパ部T1・T2によっ
て引き寄せられる前記両コイルスプリング1は、その端
部どうしが押し当たる状態に連結してあるところにあ
る。請求項の発明の特徴構成によれば、請求項の発
明による作用効果を叶えることができるのに加えて、前
記両テーパ部によって前記両コイルスプリングが離間す
るのを阻止した状態に連結できながら、圧縮力が作用し
た場合には、両コイルスプリングの端部を介して応力が
伝達され、両コイルスプリングの連結体への伸縮力に対
して、ガタつき難い状態で安定した変形を叶えることが
可能となる。つまり、前記テーパ部に外嵌する前記コイ
ルスプリングの端部が伸縮できる状態(バネ線素材どう
しが密着する状態に巻かれた密着巻きではなく、バネ線
素材どうしが間隔があくように巻かれた螺旋巻き状態)
に形成してある場合には、圧縮力が作用するに伴って、
前記テーパ部に外嵌するコイルスプリング1の端部もコ
イルスプリングの一般部分と同様に弾性的に収縮するこ
とが可能となり、コイルスプリング連結体とした弾性変
形を期待することが可能となる。
【0010】尚、上述のように、図面との対照を便利に
するために符号を記したが、該記入により本発明は添付
図面の構成に限定されるものではない。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。尚、図面において従来例と同一の
符号で表示した部分は、同一又は相当の部分を示してい
る。
【0012】図1は、一対のコイルスプリング1を連結
具2によって一体連結して構成した連結体Sを示すもの
である。当該連結体Sは、コイルスプリングが一般的に
使用される公知の用途に使用することができるものであ
る。
【0013】前記コイルスプリング1は、前記連結具2
の一端側に位置する一方のコイルスプリング1A、及
び、他端側に位置する他方のコイルスプリング1B共に
同様の鋼を使用し、且つ、同様形状(又は、ほぼ同様)
に形成してある。コイルスプリング1の形状は、図2に
示すように、連結側の端部部分K1は、端部側ほど螺旋
径を小径に、即ち、先すぼまり形状に形成し、且つ、他
の一般部分K2より螺旋ピッチを小さく設定して構成し
てある。尚、前記一般部分K2については、螺旋径は、
何れの部分も一定、又は、ほぼ一定に形成してあり、当
然のことながら、長手方向に沿って弾性変形自在に構成
してある。また、連結側の端面部は、両コイルスプリン
グ1A・1Bどうしが面接当できるように、前記コイル
スプリング1の軸芯Xに対する垂直面に沿った平滑面に
切削加工してある。
【0014】前記連結具2は、図2〜4に示すように、
一方のコイルスプリング1Aに対応した第一連結部材S
1と、他方のコイルスプリング1Bに対応した第二連結
部材S2と、これら両連結部材S1・S2とを連結する
ボルトナットNとを備えて構成してあり、両連結部材S
1・S2どうしは、前記ボルトナットNで連結すること
で一体に組み付けられる。前記両連結部材S1・S2の
合わせ部分には、第一連結部材S1に嵌合凸部5を形成
すると共に、第二連結部材S2に前記嵌合凸部5と嵌合
自在な嵌合凹部6を形成してある。そして、この嵌合凸
部5と嵌合凹部6とは、互いが嵌合することで、両連結
部材S1・S2どうしの前記軸芯X周りの相対回転を阻
止できるように周壁部に平面部5a・6aを設けて構成
してある。また、両連結部材S1・S2には、前記軸芯
Xに沿ってボルト貫通穴7を形成してあり、このボルト
貫通孔7にボルトN1を挿通してナットN2を螺着して
締め付けることによって両連結部材S1・S2どうしを
固着連結することが可能となる。尚、前記ナットN2
は、弛み留め効果の高いダブルナットを使用してある。
一方、両連結部材S1・S2を組み付けた状態の前記連
結具2は、前記一対のコイルスプリング1の端部部分K
1それぞれに内嵌自在な一対の内嵌部3でその外周部を
構成してある。この内嵌部3は、図2に示すように、前
記連結具2の中央側ほど小径に形成した一対のテーパ部
T1・T2と、この両テーパ部T1・T2間にあって前
記コイルスプリング1の最小内径寸法と同寸法(又は、
ほぼ同寸法)の外径寸法に形成された円筒部T3とで構
成してある。尚、前記テーパ部T1・T2の最大外径寸
法は、前記コイルスプリング1の一般部分K2の内径寸
法と同寸法(又は、ほぼ同寸法)に形成してあり、前記
コイルスプリングの一般部分K2の端部開口から前記連
結部材を挿入して内嵌させることができるように構成し
てある。そして、前記内嵌部3に、上述のテーパ部T1
・T2を設けてあることによって、前記内嵌部3に外嵌
状態の前記一対のコイルスプリング1端部どうしが前記
軸芯X方向に沿って相対離間するのが阻止され、両コイ
ルスプリング1を確実に連結することが可能となってい
る。前記一対のテーパ部T1・T2をもって離間阻止部
4が構成してある。また、一対のテーパ部T1・T2及
び円筒部T3の表面は、それぞれ平滑面に形成してあ
り、前記連結体Sに曲げ力が作用する場合に、前記平滑
面と、外嵌するコイルスプリング1とが僅かに摺動する
ことが可能となる(図6参照)。その結果、曲げ力が作
用して連結体Sが弓形に弾性変形する際に、コイルスプ
リング部分と同様に前記連結具内嵌部分でも円弧形状に
近い状態に変形できるようになる。
【0015】次に、当該連結体Sの組立手順について説
明する。 [1] 一対のコイルスプリング1それぞれに、一般部
分K2端部の開口部から、前記両連結部材S1・S2を
スプリング内空部に各別に挿入する(図5(イ)参
照)。その際、両連結部材S1・S2それぞれのテーパ
部T1・T2が、前記コイルスプリング1の端部部分K
1の先すぼまり形状の内周面に当接する状態にセットす
る。 [2] 両コイルスプリング1を、同一軸芯X上で前記
両連結部材S1・S2が対向する状態に配置し、両連結
部材S1・S2の嵌合凸部5・嵌合凹部6どうしを嵌合
させる(図5(ロ)参照)。その際、係合凸部5の平面
部5aと、係合凹部6の平面部6aとが当接する状態に
嵌め合わせる。 [3] 両連結部材S1・S2のボルト貫通孔7にボル
トN1を挿通すると共に、前記ナットN2を螺合させて
締め付けることによって、両連結部材S1・S2が引き
寄せられ、それに伴って両コイルスプリング1どうしも
引き寄せられて端面どうしが押し当たる状態に連結する
ことができ、前記連結体Sが構成される(図5(ハ)参
照)。
【0016】〔別実施形態〕以下に他の実施の形態を説
明する。
【0017】〈1〉 前記テーパ部T1・T2は、先の
実施形態で説明した平滑面に構成してあるものに限るも
のではなく、例えば、ローレット加工等によってテーパ
部T1・T2全体に凸凹を形成したもの、或いは、テー
パ部T1・T2周方向に沿った凸凹又は溝を形成したも
の、或いは、テーパ傾斜方向に沿った凸凹又は溝を形成
したもの等であってもよい。更には、所謂テーパネジに
よって構成してあってもよい。また、テーパ部T1・T
2の形状は、単なる曲面で構成してあるものに限るもの
ではなく、図7に示すように、球面形状に形成してあっ
てもよい。この実施形態によれば、球面形状のテーパ部
T1・T2に沿ってコイルスプリング1の端部部分K1
が摺動し得る連結構造となるので、連結部分へ揺動機能
を付加することが可能となり、連結体S全体とした屈曲
変形を滑らかな形状にすることが可能となる。従って、
連結体Sの局部的な応力集中を回避し易くなり、耐久性
の低下防止を図ることが可能となる。 〈2〉 前記連結具2は、先の実施形態で説明したよう
に第一連結部材S1と第二連結部材S2を取り付け・取
り外し自在に構成してあるものに限るものではなく、例
えば、取り付けのみ許す構成とするものであってもよ
い。また、両連結部材S1・S2どうしは、図8に示す
ように、軸芯X周りに相対回転自在に取り付ける構成を
とることも可能である。この実施形態においては、両連
結部材S1・S2の摺動面どうしを滑らかに形成し、相
対回転の障害とならないように構成してあると共に、両
連結部材S1・S2どうしは、ピンPによって連結して
ある。この構成によって、連結体Sに作用する捻り力を
両連結部材S1・S2の相対回転によって吸収すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】コイルスプリングの連結状況を示す縦断面図
【図2】連結部分を示す縦断面図
【図3】連結部分を示す横断面図
【図4】連結部材を示す分解斜視図
【図5】コイルスプリングの連結手順を示す説明図
【図6】連結部分を示す縦断面図
【図7】別実施形態の連結構造を示す縦断面図
【図8】別実施形態の連結構造を示す縦断面図
【図9】従来の連結構造を示す縦断面図
【符号の説明】
1 コイルスプリング 1A 一方のコイルスプリング 1B 他方のコイルスプリング 2 連結具 3 内嵌部 4 離間阻止部 S1 第一連結部材 S2 第二連結部材 T1 テーパ部 T2 テーパ部 X 軸芯
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−243464(JP,A) 特開 平10−37998(JP,A) 実公 昭35−12816(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16F 1/00 - 6/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同軸芯上に配置する一対のコイルスプリ
    ングの端部それぞれに内嵌自在な一対の内嵌部を備えた
    連結具を設け、前記内嵌部に外嵌状態の前記一対のコイ
    ルスプリング端部どうしが前記軸芯方向に沿って相対離
    間するのを阻止自在な一対の離間阻止部を、前記内嵌部
    に設け、前記一対の内嵌部に前記一対のコイルスプリン
    グの端部複数巻きが囲繞する状態にそれぞれ外嵌させて
    連結してあるコイルスプリング連結構造であって、 前記離間阻止部を、前記連結具の長手方向における中央
    側ほど小径で、平滑面からなるテーパ部で構成し、前記
    テーパ部に外嵌する複数巻きの前記コイルスプリング部
    分を、端部側ほど螺旋径を小径に形成してあるコイルス
    プリング連結構造。
  2. 【請求項2】 前記連結具が、一方のコイルスプリング
    に対応した第一連結部材と、他方のコイルスプリングに
    対応した第二連結部材とを備えて構成してあり、両連結
    部材どうしを着脱自在に形成してある請求項1に記載の
    コイルスプリング連結構造。
  3. 【請求項3】 前記両連結部材は、連結状態において前
    記軸芯周りに相対回転自在に構成してある請求項2に記
    載のコイルスプリング連結構造。
  4. 【請求項4】 前記両テーパ部によって引き寄せられる
    前記両コイルスプリングは、その端部どうしが押し当た
    る状態に連結してある請求項2に記載のコイルスプリン
    グ連結構造。
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