JP3191785B2 - 通信装置および通信方法 - Google Patents

通信装置および通信方法

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JP3191785B2 JP30957198A JP30957198A JP3191785B2 JP 3191785 B2 JP3191785 B2 JP 3191785B2 JP 30957198 A JP30957198 A JP 30957198A JP 30957198 A JP30957198 A JP 30957198A JP 3191785 B2 JP3191785 B2 JP 3191785B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話線を介し複数
のデータ通信装置間でディスクリートマルチトーン変復
調方式によりデータ通信を行うようにしたディスクリー
トマルチトーン通信装置、およびディスクリートマルチ
トーン通信方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、有線線系ディジタル通信方式とし
て、既設の電話用銅線ケーブルを使用して数メガビット
/秒の高速ディジタル通信を行うADSL(Asymmetric
Digital Subscriber Line)通信方式や、HDSL(hi
gh-bit-rate Digital Subscriber Line)通信方式、S
DSL等のxDSL通信方式が注目されている。これに
用いられているxDSL通信方式は、DMT(Discrete
MultiTone)変復調方式と呼ばれている。この方式は、
ANSIのT1.413等において標準化されている。このデ
ィジタル通信方式では、特に、xDSL伝送路と、半二
重通信方式のISDN通信システムのISDN伝送路と
が途中の集合線路で束ねられる等して隣接する場合等
に、xDSL伝送路を介したxDSL通信がISDN伝
送路等の他回線から干渉ノイズを受けて、速度が落ちる
等の問題が指摘されており、種々の工夫がされている。
【0003】図12は、中央局(CO:Central Offic
e)1からのISDN伝送路2と、xDSL伝送路であ
るADSL伝送路3とが途中の集合線路で束ねられてい
る等の理由で、ISDN伝送路2がADSL伝送路3に
与える干渉ノイズの様子を示したものである。ここで、
ADSL通信システム側の端末側の通信装置であるAD
SL端末側装置(ATU−R;ADSL Transceiver U
nit,Remote Terminal end)4から見た場合、ISDN
伝送システム側の局側装置(ISDN LT)7がADS
L伝送路3を通し送信してくる干渉ノイズをFEXT(F
ar-end cross talk)ノイズと呼び、ISDN伝送システ
ム側の端末装置(ISDN NT1)6がADSL伝送路
3を通し送信してくる干渉ノイズをNEXT(Near-end
cross talk)ノイズと呼ぶ。これらのノイズは、特に、
途中で集合線路等になりADSL伝送路3と隣接するこ
とになるISDN伝送路2との結合によりADSL伝送
路3を介しADSL端末側装置(ATU−R)4に伝送
される。なお、ADSL通信システム側の局側装置であ
るADSL局側装置(ATU−C;ADSL Transceiv
er Unit,Central Office end)5から見た場合には、A
DSL端末側装置(ATU−R)4から見た場合と逆と
なり、ISDN伝送システム側の局側装置(ISDN
LT)7が送信してくる干渉ノイズがNEXTノイズと
なり、ISDN伝送システム側の端末装置(ISDN
NT1)6が送信してくる干渉ノイズがFEXTノイズ
となる。
【0004】ここで、海外のISDN通信システムで
は、上り、下りの伝送が全2重伝送であり、同時に行わ
れるため、ADSL端末側装置(ATU−R)4から見
た場合、よりADSL端末側装置(ATU−R)4に近
いISDN伝送システム側の端末装置(ISDN NT
1)6から発生したNEXTノイズが支配的、すなわち
大きな影響を与えることになる。
【0005】このため、ADSL端末側装置4に設けら
れるADSLモデム(図示せず)のトレーニング期間
に、この影響の大きいNEXTノイズ成分の特性を測定
し、そのノイズの特性に合った各チャネルの伝送ビット
数とゲインを決めるビットマップを行い、かつ伝送特性
を改善できるように、例えば、時間領域の適応等化処理
を行うタイムドメインイコライザー(TEQ;Time dom
ain Equalizer)、および周波数領域の適応等化処理を
行うフレケンシードメインイコライザー(FEQ;Freq
uency domain Equalizer)の係数を収束させて決定し、
TEQ及びFEQそれぞれについて、NEXTノイズ用
の係数テーブルを1セットずつ設けるようしている。
【0006】しかし、上述したように、海外のディジタ
ル通信装置の場合にはこれで問題は生じないが、日本等
では、すでに既存のISDN通信方式として上り、下り
のデータ伝送がいわゆるピンポン式に時分割で切り替わ
る半二重通信のTCM−ISDN方式を採用しているの
で、集合線路等により半二重伝送路と他の伝送路とが隣
接していると、半二重伝送路からのNEXTノイズおよ
びFEXTノイズが交互に半二重伝送路に隣接した他の
伝送路に接続された通信端末に影響を与えることにな
る。
【0007】このため、日本のADSL方式では、TC
M−ISDN干渉ノイズのFEXT区間、NEXT区間
に応じて、ビットマップを切り替える方式を提案してい
る。(■G.lite: Proposal for draft of Annex of G.l
ite■,ITU-T,SG-15、Waikiki,Hawaii 29 June-3 July 1
998, Temporary Document WH-047) 図13に、上記の方式を採用するディジタル通信装置が
使用されたディジタル通信システムの概要を示す。図に
おいて、11はTCM−ISDN通信やADSL通信等
を制御等する中央局(CO:Central Office)、12は
TCM−ISDN通信を行うためのTCM−ISDN伝
送路、13はADSL通信を行うためのADSL伝送
路、14はADSL伝送路13を介し他のADSL端末
側装置(図示せず)とADSL通信を行う通信モデム等
のADSL端末側装置(ATU−R;ADSL Transce
iver Unit,Remote Terminal end)、15は中央局11
内でADSL通信を制御するADSL局側装置(ATU
−C;ADSL Transceiver Unit,Central Office en
d)、16はTCM−ISDN伝送路12を介し他のT
CM−ISDN端末側装置(図示せず)とTCM−IS
DN通信を行う通信モデム等のTCM−ISDN端末側
装置(TCM−ISDN NT1)、17は中央局11内
でTCM−ISDN通信を制御するTCM−ISDN局
側装置(TCM−ISDN LT)、18はTCM−IS
DN局側装置(TCM−ISDN LT)17とADSL
局側装置(ATU−C)15との間でそれぞれの通信の
同期をとる同期コントローラである。なお、この同期コ
ントローラ18は、TCM−ISDN局側装置(TCM
−ISDN LT)17、もしくはADSL局側装置
(ATU−C)15内に設けられていても良い。
【0008】なお、上述したように、ADSL端末側装
置(ATU−R)14から見た場合には、図13に示す
ように、遠半二重通信装置となるTCM−ISDN局側
装置(TCM−ISDN LT)17が集合線路等によ
り隣接したTCM−ISDN伝送路12およびADSL
伝送路13を介し送信してくる干渉ノイズを“FEXT
ノイズ”と呼ぶ一方、近半二重通信装置となるTCM−
ISDN端末側装置(TCM−ISDN NT1)16
が集合線路等により隣接したTCM−ISDN伝送路1
2およびADSL伝送路13を介し送信してくる干渉ノ
イズを“NEXTノイズ”と呼ぶ。これに対し、ADS
L局側装置(ATU−C)15から見た場合には、AD
SL端末側装置(ATU−R)14から見た場合と逆と
なり、近半二重通信装置となるISDN伝送システムの
局側装置(ISDN LT)17が送信してくる干渉ノイ
ズがNEXTノイズとなり、遠半二重通信装置となるI
SDN伝送システムの端末装置(ISDN NT1)16
が送信してくる干渉ノイズがFEXTノイズとなる。
【0009】図14は、ディジタル通信装置におけるA
DSL局側装置(ATU−C;ADSL Transceiver U
nit,Central Office end)15の通信モデム等の送信部
ないしは送信専用機(以下、送信系という)の構成を機
能的に示している。また図15は、ディジタル通信装置
におけるADS k端末側装置(ATU−R)14の通信
モデム等の受信部ないしは受信専用機(以下、受信系と
いう。)の構成を機能的に示している。
【0010】図14において、41はマルチプレックス
/シンクコントロール(Mux/Sync Control)、42、43
はサイクリックリダンダンシィチェック(crc)、44、
45はスクランブル・フォワードエラーコレクション(S
cram and FEC)、46はインターリーブ、47、48は
レートコンバータ(Rate-Convertor)、49はトンオーダ
リング(Tone ordering)、50はコンステレーションエ
ンコーダ・ゲインスケーリング(Constellation encoder
and gain scalling)、51は離散フーリエ変換部(DF
T)、52は入力パラレル/シリアルバッファ(Input Par
allel/Serial Buffer)、53はアナログプロセッシング
・D/Aコンバータ(Analog Processingand DAC)であ
る。
【0011】図15において、141はアナログプロセ
ッシング・A/Dコンバータ(Analog Processing And
ADC)、142はタイムドメインイコライザ(TEC)、1
43は入力シリアル/パラレルバッファ、144は離散
フーリエ変換部(DFT)、145は周波数ドメインイコ
ライザ(FEQ)、146はコンステレーションエンコー
ダ・ゲインスケーリング( Constellation encoder and
gain scalling )、147はトンオーダリング(Tone
ordering)、148、149はレートコンバータ(Rate-
Convertor)、150はデインターリーブ(Deinterleav
e)、151、152はデスクランブル・フォワードエ
ラーコレクション(Descram and FEC)、153、15
4はサイクリックリダンダンシィチェック(crc)、15
5はマルチプレックス/シンクコントロール(Mux/Sync
Control)である。
【0012】次に動作を説明する。まず、ADSL局側
装置(ATU−C)15の送信系の動作を説明すると、図
14において送信データをマルチプレックス/シンクコ
ントロール(Mux/Sync Control)により多重化し、サイク
リックリダンダンシィチェック42、43により誤り検
出用コードを付加し、フォワードエラーコレクション4
4、45でFEC用コードの付加およびスクランブル処
理し、場合によってはインターリーブ46をかける。そ
の後、レートコンバーター47、48でレートコンバー
ト処理し、トンオーダリング49でトンオーダリング処
理し、コンステレーションエンコーダ・ゲインスケーリ
ング50によりコンステレーションデータを作成し、離
散フーリエ変換部51にて離散フーリエ変換し、D/A
コンバータを通してディジタル波形をアナログ波形に変
換し、続いてローパスフィルタをかける。
【0013】一方、ADSL端末側装置(ATU−R)
14の受信系の動作を説明すると、図15においてアナ
ログプロセッシング・A/Dコンバータ141が受信信
号に対しローパスフィルタをかけ、A/Dコンバータを
通してアナログ波形をディジタル波形に変換し、続いて
タイムドメインイコライザ(TEQ)142を通して時
間領域の適応等化処理を行う。次に、その時間領域の適
応等化処理がされたデータは、入力シリアル/パラレル
バッファ143を経由して、シリアルデータからパラレ
ルデータに変換され、離散フーリエ変換部(DFT)1
44で離散フーリエ変換され、周波数ドメインイコライ
ザ(FEQ)145により周波数領域の適応等化処理が
行われる。そして、コンステレーションエンコーダ・ゲ
インスケーリング146によりコンステレーションデー
タを再生し、トンオーダリング147でシリアルデータ
に変換し、レートコンバーター148、149でレート
コンバート処理し、デスクランブル・フォワードエラー
コレクション151でFECやデスクランブル処理し、
場合によっては、デインターリーブ150をかけてデス
クランブル・フォワードエラーコレクション152でF
ECやデスクランブル処理し、その後、サイクリックリ
ダンダンシィチェック153、154を行なって、マル
チプレックス/シンクコントロール(Mux/Sync Contro
l)155によりデータを再生する。
【0014】その際、中央局(CO)11では、同期コ
ントローラ18がTCM−ISDN局側装置(TCM−
ISDN LT)17と、ADSL局側装置(ATU−
C)15との伝送のタイミングの同期をとっているの
で、ADSL端末側装置(ATU−R)14が、NEX
Tノイズと、FEXTノイズの発生タイミングを認識で
きる。
【0015】つまり、ADSL端末側装置(ATU−
R)14は、TCM−ISDN通信とADSL通信との
同期により、予めタイミングがわかっているTCM−I
SDN伝送路12上をデータが上っている所定時間の間
は、ADSL伝送路13を介し受信する受信データや受
信信号にNEXTノイズが発生するものと判断する一
方、同様に予めタイミングがわかっているTCM−IS
DN伝送路12上をデータが下っている所定時間の間は
ADSL伝送路13を介し受信する受信データ等にFE
XTノイズが発生することを認識できる。
【0016】日本のADSL方式では、図16に示すよ
うにFEXT区間、NEXT区間それぞれに対応したビ
ットマップA、及びビットマップBを割り振り、図14
におけるレートコンバータ148、149において、ノ
イズ量の少ないFEXT区間にはビット配分を多くし、
ノイズ量の多いNEXT区間にはビット配分を少なくす
る。それにより、今までのNEXT区間のみでビット配
分が決定される場合より、伝送レートを上げることがで
きる。
【0017】図17に、送信の際、均一レート(以下の
計算例では64kbps)で入ってくるデータを、いか
にビットマップAおよびビットマップBに割り振るかを
示す。まず均一のレートで送られてくるデータはシンボ
ル単位で固定ビットが格納されていく。それをレートコ
ンバータにより、ビットマップA用、ビットマップB用
のビットに変換する。ただし、ISDN周期が2.5m
sに対して、送信シンボルの間隔が、246μsの為、
整数倍にならない。そこで、図18に示すように34周
期(=345シンボル、85ms)を一つの単位(ハイ
パーフレーム)として、このハイパーフレーム中のFE
XT区間でシンボルが入りきるところのみをビットマッ
プAにし、それ以外の部分をビットマップBとする(図
中、SS、ISSは同期用の信号)。それぞれのDMT
シンボルがビットマップAに属するかビットマップBに
属するかは、以下の式によって求められる。(以下の式
においてDMTシンボル番号をNdmtとする。)
【0018】・ATU−CからATU−Rへの伝送の場
合 S = 272 × Ndmt mod 2760 if { (S + 271 < a) or (S > a + b) } then [ビットマ
ップAシンボル] if { (S + 271 >= a) and (S <= a + b) } then [ビッ
トマップBシンボル] ここで、a = 1243, b = 1461
【0019】・ATU−RからATU−Cへの伝送の場
合 S = 272 × Ndmt mod 2760 if { (S > a) and (S + 271 < a + b) } then [ビット
マップAシンボル] if { (S <= a) or (S + 271 >= a + b) } then [ビット
マップBシンボル] ここで、a = 1315, b = 1293
【0020】以下にビットマップAのみを使用するシン
グルビットマップの場合のビット割り当てを求める計算
例を示す。 ・1DMTシンボルのビット数(レートコンバート前) =(伝送レート)×(伝送時間)/(全シンボル数(IS
S(Inverse synchsymbol)、SS(Synch symbol)除く)) =64kbps×85ms/340 =16ビット ・ビットマップAのビット数 =(伝送レート)×(伝送時間)/(ビットマップAの
シンボル数(ISS(Inverse synch symbol)、SS(Side A S
ynch symbol)除く)) =64kbps×85ms/126 =43.175 よってビットマップA=44ビットとする。また、シン
グルビットマップ(ビットマップAのみ使用)であるた
めビットマップB=0ビットとする。
【0021】このようなビット配分においては、均一レ
ートのデータをある程度蓄積してから送信するので、各
シンボルが送信されるときに遅延時間が生ずる。この遅
延時間はシンボル番号(各シンボルの場所)によって異
なる。図18の例で全てのシンボルについて遅延時間を
求めたとき、最大遅延時間を有するシンボルは、図18
の例ではシンボル番号145のときである。以下に上記
計算例で求めたビット割り当てを用いて遅延時間の計算
例を示す。図19に送信遅延の図を示す。 ・送信遅延時間(最悪値はシンボル番号145のとき) =(伝送するビット総数を蓄積するのに必要な時間)−
(シンボル番号+1)×(1シンボルの時間) =(伝送するビット総数)/(伝送レート)−(シンボ
ル番号+1)×(1シンボルの時間) =(ビットマップAの個数)×(ビットマップAのビッ
ト数)/(伝送レート)−(シンボル番号+1)×(1
シンボルの時間) =58×44/64kbps−146×(0.25ms
×272/276) =3.9040ms この送信側での遅延によりレートコンバート後のデータ
が途切れないようにするために、その分をバッファ等に
よりオフセットする。このオフセット値(3.9040
ms)と送信装置内の離散フーリエ変換部(DFT)の
処理遅延である1シンボル時間(0.24637ms)
とを合わせた4.1504msが送信遅延となる。
【0022】一方受信側では、送られてきたデータをレ
ートコンバートして均一レートに戻す。このとき、送信
側で送る際にビット配分を変化させていることが原因
で、均一レート上で本来受信されているべきデータが届
かない場合がある(図20参照)。この受信側での遅延
時間は図18の例ではシンボル番号30のとき最大とな
る。 ・受信遅延時間(最悪値はシンボル番号30のとき) =(シンボル番号+1)×(1シンボル時間)−(伝送
するビット総数)/(伝送レート) =(シンボル番号+1)×(1シンボル時間)−(ビッ
トマップAの個数)×(ビットマップAのビット数)/
(伝送レート) =31×0.25ms×272/276−11×44/
64kbps =0.07518ms この受信側での遅延によりレートコンバート後のデータ
が途切れないようにするためにその分をバッファ等によ
りオフセットする。このオフセット値(0.07518
ms)と受信装置内の離散フーリエ変換部(DFT)の
処理遅延である1シンボル時間(0.24637ms)
とを合わせた0.32155msが受信遅延となる。従
って、伝送レートが64kbpsの場合、送信遅延時間
(4.1504ms)と受信遅延時間(0.32155
ms)を合わせた4.4719msが送受信機装置内の
最大遅延時間となる。
【0023】次にビットマップAとビットマップBとの
両方を使用するデュアルビットマップの場合のビット割
り当てを求める計算例を示す。 ・1DMTシンボルのビット数(レートコンバート前) =(伝送レート)×(伝送時間)/(全シンボル数(IS
S(Inverse synchsymbol)、SS(Synch symbol)除く)) =64kbps×85ms/340 =16ビット ・今回の計算例ではビットマップBのビット数=3ビッ
トと仮定する。 ・ビットマップAのビット数 =((伝送レート)×(伝送時間)−(ビットマップB
の1シンボル分のビット数)×(ビットマップBのシン
ボル数(ISS(Inverse synch symbol)、SS(Side A Synch
symbol) 除く)))/(ビットマップAのシンボル数
(ISS(Inverse synch symbol)、SS(Side A Synch symbo
l)除く)) =(64kbps×85ms−3×214)/126 =38.079ビット よってビットマップA=39ビットとする。
【0024】このようなビット配分においては、均一レ
ートのデータをある程度蓄積してから送信するので、各
シンボルが送信されるときに遅延時間が生ずる。この遅
延時間はシンボル番号(各シンボルの場所)によって異
なる。図18の例(ビットマップAが39ビット、ビッ
トマップBが3ビットのビット配分)で全てのシンボル
について遅延時間を求めたとき、最大遅延時間を有する
シンボルは、シンボル番号145のときである。以下に
上記計算例で求めたビット割り当てを用いて遅延時間の
計算例を示す。図21に送信遅延の図を示す。 ・送信遅延時間(最悪値はシンボル番号145のとき) =(伝送するビット総数を蓄積するのに必要な時間)−
(シンボル番号+1)×(1シンボルの時間) =(伝送するビット総数)/(伝送レート)−(シンボ
ル番号+1)×(1シンボルの時間) =((ビットマップAの個数)×(ビットマップAのビ
ット数)+(ビットマップBの個数)×(ビットマップ
Bのビット数))/(伝送レート)−(シンボル番号+
1)×(1シンボルの時間) =(58×39+86×3)/64kbps−146×
(0.25ms×272/276) =3.4040ms この送信側での遅延によりレートコンバート後のデータ
が途切れないようにするために、その分をバッファ等に
よりオフセットする。このオフセット値(3.4040
ms)と送信装置内の離散フーリエ変換部(DFT)の
処理遅延である1シンボル時間(0.24637ms)
とを合わせた3.6504msが送信遅延となる。
【0025】一方受信側では、送られてきたデータをレ
ートコンバートして均一レートに戻す。このとき、送信
側で送る際にビット配分を変化させていることが原因
で、均一レート上で本来受信されているべきデータが届
かない場合がある(図22参照)。この受信側での遅延
時間は図18の例ではシンボル番号30のとき最大とな
る。 ・受信遅延時間(最悪値はシンボル番号30のとき) =(シンボル番号+1)×(1シンボル時間)−(伝送
するビット総数)/(伝送レート) =(シンボル番号+1)×(1シンボル時間)−((ビ
ットマップAの個数)×(ビットマップAのビット数)
+(ビットマップBの個数)×(ビットマップBのビッ
ト数))/(伝送レート) =31×0.25ms×272/276−(11×39
+20×3)/64kbps =−0.0029438ms この受信側での遅延は最悪値でもマイナスであるため、
上記の値の分を前にオフセットすることができる。この
オフセット値(−0.0029438ms)と受信装置
内の離散フーリエ変換部(DFT)の処理遅延である1
シンボル時間(0.24637ms)とを合わせた0.
24343msが受信遅延となる。従って、伝送レート
が64kbpsの場合、送信遅延時間(3.6504m
s)と受信遅延時間(0.24343ms)を合わせた
3.8938msが送受信機装置内の最大遅延時間とな
る。
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなシ
ステムでは、遅延が大きすぎるという問題があった。
【0026】そこで、本発明は、このような問題を解決
するためになされたもので、遅延を所定の周期(例えば
ISDN1周期以内(2.5ms))に抑えること目的
とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】本発明に係る通信装置
は、複数のデータ通信装置間でディスクリートマルチト
ーン変復調方式によりデータ通信を行うと共に、所定周
期で発生する干渉ノイズに基づいて当該所定周期内でデ
ータ送信に適した期間であるデータ送信期間を設定する
通信装置において、前記所定周期1周期内で送信すべき
データを、前記所定周期1周期内における前記データ送
信期間に送信できるようにビット割り当てを行い、前記
データ送信期間の送信するデータが割り当てられなかっ
た部分にダミービットを割り当てて送信するものであ
る。
【0028】
【0029】また、前記所定周期1周期内で送信すべき
データを、前記所定周期1周期内における前記データ送
信期間に送信できるようにビット割り当てを行い、前記
データ送信期間の送信するデータが割り当てられなかっ
た部分にダミービットを割り当てる低伝送遅延モード、
或いは前記データ送信期間に均一に送信するデータを割
り当てる通常モードを適宜選択し、この選択したモード
で前記送信するデータのビット割り当てを行うものであ
る。
【0030】
【0031】本発明に係る通信装置は、複数のデータ通
信装置間でディスクリートマルチトーン変復調方式によ
りデータ通信を行うと共に、所定周期で発生する干渉ノ
イズに基づいて当該所定周期内でデータ送信に適した期
間であるデータ送信期間を設定する通信装置において、
受信したデータのうち前記所定周期1周期内における前
記データ送信期間に割り当てられたデータに基づいて
記所定周期1周期分の全データを再生するものである。
【0032】
【0033】また、前記所定周期1周期内で送信すべき
データを、前記所定周期1周期内における前記データ送
信期間に送信できるようにビット割り当てを行い、前記
データ送信期間の送信するデータが割り当てられなかっ
た部分にダミービットを割り当てる低伝送遅延モード、
或いは前記データ送信期間に均一に送信するデータを割
り当てる通常モードを適宜選択し、この選択したモード
に応じてデータを再生するものである。
【0034】
【0035】本発明に係る通信方法は、複数のデータ通
信装置間でディスクリートマルチトーン変復調方式によ
りデータ通信を行うと共に、所定周期で発生する干渉ノ
イズに基づいて当該所定周期内でデータ送信に適した期
間であるデータ送信期間を設定する通信方法において、
前記所定周期1周期内で送信すべきデータを、前記所定
周期1周期内における前記データ送信期間に送信できる
ようにビット割り当てを行い、前記データ送信期間の送
信するデータが割り当てられなかった部分にダミービッ
トを割り当てて送信するものである。
【0036】
【0037】また、前記所定周期1周期内で送信すべき
データを、前記所定周期1周期内における前記データ送
信期間に送信できるようにビット割り当てを行い、前記
データ送信期間の送信するデータが割り当てられなかっ
た部分にダミービットを割り当てる低伝送遅延モード、
或いは前記データ送信期間に均一に送信するデータを割
り当てる通常モードを適宜選択し、この選択したモード
で前記送信するデータのビット割り当てを行うものであ
る。
【0038】
【0039】本発明に係る通信方法は、複数のデータ通
信装置間でディスクリートマルチトーン変復調方式によ
りデータ通信を行うと共に、所定周期で発生する干渉ノ
イズに基づいて当該所定周期内でデータ送信に適した期
間であるデータ送信期間を設定する通信方法において、
受信したデータのうち前記所定周期1周期内における前
記データ送信期間に割り当てられたデータに基づいて
記所定周期1周期分の全データを再生するものである。
【0040】
【0041】また、前記所定周期1周期内で送信すべき
データを、前記所定周期1周期内における前記データ送
信期間に送信できるようにビット割り当てを行い、前記
データ送信期間の送信するデータが割り当てられなかっ
た部分にダミービットを割り当てる低伝送遅延モード、
或いは前記データ送信期間に均一に送信するデータを割
り当てる通常モードを適宜選択し、この選択したモード
に応じてデータを再生するものである。
【0042】
【0043】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下に本発明の一
実施形態を示す。この実施形態では遅延が抑えられるよ
うにするために、1周期分のデータ送信時間内に1周期
分の送信データを送信できるようにビット割り当てを行
うものを示し、ビットマップAのみを使用するシングル
ビットマップの場合のビット割り当てを求める計算例を
示す。ビット割り当ては、従来の通信装置と同様に図1
4におけるレートコンバータ148、149で行う。図
1にビット割り当ての概要を示す。ここでは、1周期分
の均一データを1周期内でデータ送信に適した時間(例
えば上述のFEXT区間に相当)であるデータ送信時間
にすべて送信できるようにビットアサインする。また、
データ送信時間内の送信データが割り当てられなかった
部分には、ダミーデータを割り当てて送信する。例えば
1周期(2.5ms)分、すなわち10個のDMTシン
ボル分のデータをビットマップA(データ送信時間に入
り切るシンボル)の3シンボル分に入るようなビット割
り当てにし、また、ビットマップAの3シンボル目の残
りのビットにダミービットを割り当てる。さらに、ビッ
トマップAが4シンボル続く場合にはビットマップAの
4シンボル目をすべてダミービットにする。つまり、ビ
ットマップAのビット数は、以下の条件を満たす必要が
ある。 ・(ビットマップAのビット数)×3≧(伝送レートk
bps)×(1周期2.5ms)
【0044】このようなビット割り当てにおける各諸元
は下記のようになる(本実施の形態では伝送レートが6
4kbpsの場合のビット割り当ての計算例を示してい
る)。 ・1DMTシンボルのビット数(レートコンバート前) =(伝送レート)×(伝送時間)/(全シンボル数(IS
S(Inverse synchsymbol)、SS(Synch symbol)除く)) =64kbps×85ms/340 =16ビット ・ビットマップAのビット数 =(1DMTシンボルのビット数)×(10個のDMT
シンボル)/(3シンボル分) =16×10/3 =53.33 よってビットマップA=54ビットとする。 ・各周期内の3番目のビットマップAのダミービット =(ビットマップAのビット数)×(3シンボル分)−
(1DMTシンボルのビット数)×(10個のDMTシ
ンボル) =54×3−16×10 =2ビット 4番目のビットマップAが存在する場合、送信ビットは
すべてダミービットとする。また、シングルビットマッ
プ(ビットマップAのみ使用)であるためビットマップ
B=0ビットとする。
【0045】このようなビット配分においては遅延時間
は以下のようになる(図2参照)。 ・送信遅延時間(最悪値はシンボル番号83のとき) =(伝送するビット総数を蓄積するのに必要な時間)−
(シンボル番号+1)×(1シンボルの時間) =(伝送するビット総数)/(伝送レート)−(シンボ
ル番号+1)×(1シンボルの時間) =9×160/64kbps−84×(0.25ms×
272/276) =1.8043ms この送信側での遅延によりレートコンバート後のデータ
が途切れないようにするために、その分をバッファ等に
よりオフセットする。このオフセット値(1.8043
ms)と送信装置内の離散フーリエ変換部(DFT)の
処理遅延である1シンボル時間(0.24637ms)
とを合わせた2.05072msが送信遅延となる。
【0046】一方受信側では、送られてきたデータをレ
ートコンバートして均一レートに戻す。このとき、送信
側で送る際にビット配分を変化させていることが原因
で、均一レート上で本来受信されているべきデータが届
かない場合がある(図3参照)。この受信側での遅延時
間は図18に示すフレーム構造の例ではシンボル番号1
52のとき最大となる。 ・受信遅延時間(最悪値はシンボル番号152のとき) =(シンボル番号+1)×(1シンボル時間)−(伝送
するビット総数)/(伝送レート) =153×0.25ms×272/276−15×16
0/64kbps =0.19565ms この受信側での遅延によりレートコンバート後のデータ
が途切れないようにするためにその分をバッファ等によ
りオフセットする。このオフセット値(0.19565
ms)と受信装置内の離散フーリエ変換部(DFT)の
処理遅延である1シンボル時間(0.24637ms)
とを合わせた0.44203msが受信遅延となる。従
って、伝送レートが64kbpsの場合、送信遅延時間
(2.05072ms)と受信遅延時間(0.4420
3ms)を合わせた2.49275msが送受信機装置
内の最大遅延時間となり、ISDNの1周期である2.
5ms以下に遅延を抑えることができる。
【0047】本実施の形態では、伝送レートが64kb
psの場合について説明したが、これ以外の伝送レート
においても同様に遅延時間を抑えることができる。
【0048】実施の形態2.以下にビットマップAとビ
ットマップBとの両方を使用するデュアルビットマップ
の場合のビット割り当てを求める計算例を示す。ビット
割り当ては、従来の通信装置と同様に図14におけるレ
ートコンバータ148、149で行う。図4に本実施形
態によるビット割り当ての概要を示す。ここでは、1周
期分の均一データを1周期内のデータ送信に適した時間
(例えば上述のFEXT区間に相当)であるデータ送信
時間とこのデータ送信時間以外の時間(例えば上述のN
EXT区間に相当)である準データ送信時間にビット割
り当てを行う。また、データ送信時間内及び準データ送
信時間のうち、送信データが割り当てられなかった部分
にはダミーデータを割り当てて送信する。例えば1周期
(2.5ms)分、すなわち10個のDMTシンボル分
(レートコンバート前)のデータをビットマップA(デ
ータ送信時間に入り切るシンボル)の3シンボル分+ビ
ットマップB(準データ送信時間)の7シンボル分に1
0シンボル単位(レートコンバート後)で入るようなビ
ット割り当てにし(ISS(Inverse synch symbol)、SS(Sy
nchsymbol)除く)、また、ビットマップBでデータが割
り当てられなかった部分にダミービットを割り当てる。
また、ビットマップAが4シンボル続く場合にはビット
マップAの4シンボル目にも上述のビットマップAと同
一のビット割り当てで送信データを割り当て、ビットマ
ップA及びビットマップBでデータが割り当てられなか
った部分にダミービットを割り当てる。その際、ビット
マップAに割り当てるビット数とビットマップBに割り
当てるビット数との差は、可能な限り少なくすることに
より遅延量は少なくなる。つまり、ビットマップA及び
ビットマップBのビット数は、以下の条件を満たす必要
がある。 ・(ビットマップAのビット数)×3+(ビットマップ
Bのビット数)×7≧(伝送レートkbps)×(1周
期2.5ms) ・遅延時間を少なくするには、ビットマップAに割り当
てるビット数とビットマップBに割り当てるビット数と
の差は可能な限り少なくする(ビットマップBが最小値
の時、遅延時間は最悪値となる)。
【0049】このようなビット割り当てにおける各諸元
は下記のようになる(本実施の形態では伝送レートが6
4kbpsの場合のビット割り当ての計算例を示してい
る)。 ・1DMTシンボルのビット数(レートコンバート前) =(伝送レート)×(伝送時間)/(全シンボル数(IS
S(Inverse synchsymbol)、SS(Synch symbol)除く)) =64kbps×85ms/340 =16ビットビットマップ ・今回の計算例ではビットマップBのビット数=2ビッ
トと仮定する。 ・ビットマップAのビット数 =((1DMTシンボルのビット数)×(10個のDM
Tシンボル)−(ビットマップBの7個分のビット総
数))/(3シンボル分) =(16×10−2×7)/3 =48.67 よってビットマップA=49ビットとする。 ・10シンボル(レートコンバータ後)単位の10番目
のビットマップBのダミービット =(ビットマップAのビット数)×(3シンボル分)+
(ビットマップBのビット数)×(7シンボル分)−
(1DMTシンボルのビット数)×(10個のDMTシ
ンボル) =49×3+2×7−16×10 =1ビット
【0050】このようなビット配分においては遅延時間
は以下のようになる(図5参照)。 ・送信遅延時間(最悪値はシンボル番号83のとき) =(伝送するビット総数を蓄積するのに必要な時間)−
(シンボル番号+1)×(1シンボルの時間) =(伝送するビット総数)/(伝送レート)−(シンボ
ル番号+1)×(1シンボルの時間) =(160×8+49×3)/64kbps−84×
(0.25ms×272/276) =1.6012ms この送信側での遅延によりレートコンバート後のデータ
が途切れないようにするために、その分をバッファ等に
よりオフセットする。このオフセット値(1.6012
ms)と送信装置内の離散フーリエ変換部(DFT)の
処理遅延である1シンボル時間(0.24637ms)
とを合わせた1.84759msが送信遅延となる。
【0051】一方受信側では、送られてきたデータをレ
ートコンバートして均一レートに戻す。このとき、送信
側で送る際にビット配分を変化させていることが原因
で、均一レート上で本来受信されているべきデータが届
かない場合がある(図6参照)。この受信側での遅延時
間は図18に示すフレーム構造の例ではシンボル番号1
52のとき最大となる。 ・受信遅延時間(最悪値はシンボル番号152のとき) =(シンボル番号+1)×(1シンボル時間)−(伝送
するビット総数)/(伝送レート) =153×0.25ms×272/276−(15×1
60+1×2)/64kbps =0.16440ms この受信側での遅延によりレートコンバート後のデータ
が途切れないようにするためにその分をバッファ等によ
りオフセットする。このオフセット値(0.16440
ms)と受信装置内の離散フーリエ変換部(DFT)の
処理遅延である1シンボル時間(0.24637ms)
とを合わせた0.41077msが受信遅延となる。従
って、伝送レートが64kbpsの場合、送信遅延時間
(1.84759ms)と受信遅延時間(0.4107
7ms)を合わせた2.25836msが送受信機装置
内の最大遅延時間となり、ISDN1周期の2.5ms
以下に遅延を抑えることができる。
【0052】本実施の形態では、伝送レートが64kb
psの場合について説明したが、これ以外の伝送レート
においても同様に遅延時間を抑えることができる。ま
た、本実施の形態では、ビットマップBのビット数=2
ビットと仮定して計算例を示したが、ビットマップBの
ビット数を他の値にしても同様の効果を得ることができ
る。
【0053】実施の形態3.例えば、前記実施の形態で
示した計算例では、64kbpsのデータレートで従来
のシングルビットマップの場合、ビットマップAは44
ビットであるが、上述のような本発明のビット割り当て
(以下低伝送遅延モードという)では前記実施の形態に
示したようにビットマップAが54ビット必要になる。
例えばビットマップAのビットすべてを有効なビットと
して伝送するには低伝送遅延モードでは、 54ビット×126(HyperFrame内のビットマップAの
数)/85ms=80kbps のデータ伝送容量がADSL伝送路13(図13)に必
要となる。ところが、この約80kbps中で実際の有
効な送信データは64kbpsであるので、 80kbps−64kbps=16kbps がADSL伝送路13における伝送ロスとなる。一方、
低伝送遅延モードでないモード(以下通常モードとい
う)の場合のビットマップAは、44ビットであるの
で、 44ビット×126(HyperFrame内のビットマップAの
数)/85ms=65kbps のデータ伝送容量が必要となり、伝送ロスは、 65kbps−64kbps=1kbps となり、伝送ロス量が上記低伝送遅延モードよりも少な
い。このように遅延が少ない低伝送遅延モードでは伝送
ロスが多くなってしまうが、送信データの種類によって
は遅延時間を抑えることより伝送ロスを少なくすること
を優先したいことがある。本実施の形態では、遅延時間
を抑えたいデータと伝送ロスを少なくしたいデータとが
混在している場合に、前記実施の形態で述べた低伝送遅
延モードと通常モードとを組み合わせて効率よく伝送す
る例について説明する。なお、図14に示すADSL局
側装置では、マルチプレックス/シンクコントロール4
1から、トンオーダリング49に至るまでの経路が2つ
あり、一つはインターリーブ46が含まれるインターリ
ーブドデータバッファ(Interleaved Data Buffer)経
路、もう一方はインターリーブ46が含まれないファス
トデータバッファ(Fast Data Buffer)経路である。図1
5に示すADSL端末側装置においても同様に2つの経
路が存在する。このような構成によりインターリーブす
る経路とインターリーブしない経路を使い分けることを
可能としている。
【0054】ADSL局側装置からADSL端末側装置
へデータを伝送する際、データをどのように伝送するか
を初期化手順により決定する。この初期化手順の際に送
信されるテーブルの例を図7に示す。図7において、m
12、m13はReserved for future useと表示されている
が、本実施の形態では図8に示すようにファストデータ
バッファ経路/インターリーブドデータバッファ経路に
おいて、低伝送遅延モード/通常モードのどちらを選択
するかを示すフラグとしてこの部分を使用する。このと
きのm12、m13の意味を以下に示す。 m12=0のときファストデータバッファ経路は通常モー
ドで処理 m12=1のときファストデータバッファ経路は低伝送遅
延モードで処理 m13=0のときインターリーブドデータバッファ経路は
通常モードで処理 m13=1のときインターリーブドデータバッファ経路は
低伝送遅延モードで処理
【0055】例えば、伝送遅延の影響を受ける音声系の
データをファストデータバッファ経路でかつ低伝送遅延
モードで伝送し、また遅延よりもデータ伝送レートを重
視するようなインターネットデータをインターリーブド
データバッファ経路でかつ通常モードで伝送するよう上
位レイヤから要求を受けた場合の動作について、図9及
び図10を用いて説明する。図9はADSL局側装置の
送信系の構成を機能的に示した機能構成図であり、図1
0はADSL端末側装置の受信系の構成を機能的に示し
た機能構成図である。図9において、61はファストデ
ータバッファ/インターリーブドデータバッファの経路
選択と低伝送遅延モードの選択を制御する低伝送遅延モ
ード制御手段である。図10において、161はファス
トデータバッファ/インターリーブドデータバッファの
経路選択と低伝送遅延モードの選択を制御する低伝送遅
延モード制御手段であり、162は初期化手順の際に送
受間で受け渡しされるテーブルである。
【0056】ADSL局側装置15において、音声デー
タをファストデータバッファ経路でかつ低伝送遅延モー
ドで伝送し、インターネットデータをインターリーブド
データバッファ経路でかつ通常モードで伝送するよう上
位レイヤから要求を受けた場合、まず、初期化手順でm
12=1、m13=0として図8に示すようなテーブルをA
DSL端末側装置16に送信する。この初期化手順にお
いてADSL端末側装置16では送信されたテーブルの
内容がテーブル162(図10)に反映される。次にA
DSL局側装置15において、低伝送遅延モード制御手
段61(図9)は音声データをファストデータバッファ
経路で、インターネットデータをインターリーブドデー
タバッファ経路で伝送するよう制御する。そして、音声
データをサイクリックリダンダンシィチェック42、ス
クランブル・フォワードエラーコレクション44を経由
してレートコンバータ47に伝送し、インターネットデ
ータをサイクリックリダンダンシィチェック43、スク
ランブル・フォワードエラーコレクション45、インタ
ーリーブ46を経由してレートコンバータ48に伝送す
る。ここで、低伝送遅延モード制御手段61は、音声デ
ータを低伝送遅延モードで、インターネットデータを通
常モードで処理するようレートコンバータ47、48を
制御し、レートコンバータ47、48はこの制御に従っ
てそれぞれのデータを処理して伝送する。その後、それ
ぞれのデータをトンオーダリング49、アナログプロセ
ッシング・D/Aコンバータ53等を経由し、ADSL
伝送路13を介してADSL端末側装置16に伝送す
る。
【0057】一方、音声データ及びインターネットデー
タを受け取ったADSL端末側装置16において、低伝
送遅延モード制御手段161は、初期化手順の際に送信
された内容を反映したテーブル162(図10)を参照
して、音声データをファストデータバッファ経路で、イ
ンターネットデータをインターリーブドデータバッファ
経路で伝送するよう制御する。そして、離散フーリエ変
換部144等を経由して、音声データをレートコンバー
タ148に伝送し、インターネットデータをレートコン
バータ149に伝送する。ここで低伝送遅延モード制御
手段161は、m12=1、m13=0であることから、音
声データを低伝送遅延モードで、インターネットデータ
を通常モードで処理するようレートコンバータ148、
149を制御し、レートコンバータ148、149はこ
の制御に従ってそれぞれのデータを処理して伝送する。
その後、音声データについてはデスクランブル・フォワ
ードエラーコレクション151、サイクリックリダンダ
ンシィチェック153、マルチプレックス/シンクコン
トロール155を経由し、インターネットデータについ
てはデインターリーブ150、デスクランブル・フォワ
ードエラーコレクション152、サイクリックリダンダ
ンシィチェック154、マルチプレックス/シンクコン
トロール155を経由して伝送する。
【0058】以上のようにして、例えば音声データとイ
ンターネットデータを混在させて通信するような場合に
は、音声データとインターネットデータそれぞれについ
て低伝送遅延モードと通常モードとを切り替えて、音声
は伝送遅延が少ない通信方法、インターネットデータは
伝送ロスが少ない通信方法という使い分けができること
になり、低伝送遅延モードの伝送ロスのデメリットを必
要最小限に圧縮することができる。
【0059】全データを低伝送遅延モードで伝送した場
合と、上述したような低伝送遅延モードと通常モードを
使い分けた場合の伝送ロスを比較した例を以下に示す。
ここでは、例えば一般家庭を想定し、ISDN電話(6
4kbps)相当1台と、インターネットアクセス1台
(512kbps)の同時使用環境を想定する。 ・単純にすべての送信データ576kbps(電話64
kbps+インターネットアクセスデータ512kbp
s)を低伝送遅延モードで伝送した場合 レートコンバータ前の10個のDMTシンボルのビット
数は 576kbps×2.5ms=1440bits 低伝送遅延モードでのビットマップAのビット数は 1440bits/3=480bits その際のハイパーフレームのトータルビット数は 480bits×126=60480bits その際の必要なデータ伝送容量は 60480bits/85ms=711.5kbps したがって伝送ロスは 711.5kbps−576kbps=135.5kb
ps となる。従って、伝送ロスは全体の転送レートに対する
比率で換算すると 135.5kbps/576kbps=23.5% となる。 ・電話64kbpsを低伝送遅延モードで、インターネ
ットアクセスデータ512kbpsを通常モードで伝送
した場合 ビットマップA(例えば前記実施の形態で求めた54ビ
ットとする)のビットすべてを有効なビットとして伝送
するには低伝送遅延モードでは、 54ビット×126(HyperFrame内のビットマップAの
数)/85ms=80kbps のデータ伝送容量がADSL伝送路13に必要となる
が、この中で実際の有効な送信データは64kbpsで
あるので、 80kbps−64kbps=16kbps が伝送ロスとなる。従って、伝送ロスは全体の転送レー
トに対する比率で換算すると 16kbps/(64kbps+512kbps)=3
% となる。従って、上述したように低伝送遅延モードと通
常モードを使い分ける場合の送信データ全体の転送レー
トに対する伝送ロスの比率(=3%)は、全データを低
伝送遅延モードで伝送した場合の伝送ロスの比率(=2
3.5%)と比較して、圧倒的に少なくなっていること
が分かる。
【0060】また、ネットワークのバックボーンとして
STM(Synchronous Transfer Mode)インタフェースを
持った場合、ADSL端末側装置−ADSL局側装置−
STMネットワーク−ADSL局側装置−ADSL端末
側装置とデータが伝送されるが、ADSL端末側装置と
ADSL局側装置との間では、上述のように動作する。
また、STMネットワークを介したADSL局側装置間
では、図11に示すように10個のスロット構成で時系
列的にデータが流れるようにする。低伝送遅延モード制
御手段61(図9)、161(図10)は、このように
データを送受信する制御を行う機能、その中の音声デー
タとインターネットデータの格納されているスロットが
事前に分かるように、タイミングの同期とその位置を検
出する機能を有し、さらにその結果からデータの経路の
選択と、その経路が低伝送遅延モードか、通常モードか
を制御する機能を有しており、初期化手順により作成さ
れたテーブル或いは上位レイヤからの指示に従ってデー
タの伝送を制御する。
【0061】また、本実施の形態では低伝送遅延モード
/通常モードのどちらを選択するかのフラグとして初期
化手順のテーブルにおけるm12、m13を使用している
が、他の部分を使用しても同様の効果を得ることができ
る。また、データ自体にフラグを付ける等、他の方法で
選択できるようにしても同様の効果を得ることができ
る。
【0062】また、本実施の形態では低伝送遅延モード
/通常モードのどちらのモードを選択するかという要求
を上位レイヤから受けた場合について記述したが、音声
データや画像データ等のデータの種類に応じて自動的に
選択するようにしても同様の効果を得ることができる。
【0063】また、本実施の形態ではISDN電話(6
4kbps)相当1台と、インターネットアクセス1台
(512kbps)の同時使用環境を想定したが、他の
アプリケーションや他の伝送レートを用いても、同様の
効果得ることができる。また、本実施の形態ではシング
ルビットマップの場合を用いて計算しているが、デュア
ルビットマップの場合でも同様の効果を得ることができ
る。
【0064】また、上記の説明では音声データをファス
トデータバッファ経路で伝送して低伝送遅延モードで処
理し、インターネットデータをインターリーブドデータ
バッファ経路で伝送して通常モードで処理する例を示し
たが、データの種類に対する経路の選択、処理モードの
選択はこれに限られない。
【0065】また、上記説明において機能構成図を用い
て示した機能は、H/Wで実現してもよいし、S/Wで
実現してもよい。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、複数のデータ通信
装置間でディスクリートマルチトーン変復調方式により
データ通信を行う通信装置であって、時間分割による半
二重方式を用いて通信する機能を有し、1周期内でデー
タ送信に適した期間であるデータ送信期間とこのデータ
送信期間以外の期間である準データ送信期間との割合が
動的に変動する通信装置において、1周期分の前記デー
タ送信期間に1周期分のデータを送信できるようにビッ
ト割り当てを行い、前記データ送信期間の送信するデー
タが割り当てられなかった部分にダミービットを割り当
てて送信することにより、伝送遅延を所定の周期以内に
抑えることができる。
【0067】また、複数のデータ通信装置間でディスク
リートマルチトーン変復調方式によりデータ通信を行う
通信装置であって、時間分割による半二重方式を用いて
通信する機能を有し、1周期内でデータ送信に適した期
間であるデータ送信期間とこのデータ送信期間以外の期
間である準データ送信期間との割合が動的に変動する通
信装置において、1周期分のデータを1周期分の前記デ
ータ送信期間と前記準データ送信期間とに割り当て、前
記データ送信期間及び前記準データ送信期間の送信する
データが割り当てられなかった部分にダミービットを割
り当てて送信することにより、伝送遅延を所定の周期以
内に抑えることができる。
【0068】また、1周期分の前記データ送信期間に1
周期分のデータを送信できるようにビット割り当てを行
い、前記データ送信期間の送信するデータが割り当てら
れなかった部分にダミービットを割り当てる低伝送遅延
モード、或いは前記データ送信期間に均一に送信するデ
ータを割り当てる通常モードを適宜選択し、この選択し
たモードで前記送信するデータのビット割り当てを行う
ことにより、遅延が影響するデータと影響しないデータ
とを認識し、各データにあったモードを選択して、伝送
遅延と伝送ロスの最適化を実現できる。
【0069】また、1周期分のデータを1周期分の前記
データ送信期間と前記準データ送信期間とに割り当て、
前記データ送信期間及び前記準データ送信期間の送信す
るデータが割り当てられなかった部分にダミービットを
割り当てる低伝送遅延モード、或いは前記データ送信期
間に均一に送信するデータを割り当てる通常モードを適
宜選択し、この選択したモードで前記送信するデータの
ビット割り当てを行うことにより、遅延が影響するデー
タと影響しないデータとを認識し、各データにあったモ
ードを選択して、伝送遅延と伝送ロスの最適化を実現で
きる。
【0070】また、複数のデータ通信装置間でディスク
リートマルチトーン変復調方式によりデータ通信を行う
通信装置であって、時間分割による半二重方式を用いて
通信する機能を有し、1周期内でデータ送信に適した期
間であるデータ送信期間とこのデータ送信期間以外の期
間である準データ送信期間との割合が動的に変動する通
信装置において、受信したデータのうち1周期分の前記
データ送信期間に割り当てられたデータに基づいて1周
期分の全データを再生することにより、伝送遅延を所定
の周期以内に抑えることができる。
【0071】また、複数のデータ通信装置間でディスク
リートマルチトーン変復調方式によりデータ通信を行う
通信装置であって、時間分割による半二重方式を用いて
通信する機能を有し、1周期内でデータ送信に適した期
間であるデータ送信期間とこのデータ送信期間以外の期
間である準データ送信期間との割合が動的に変動する通
信装置において、受信したデータのうち1周期分の前記
データ送信期間及び前記準データ送信期間に割り当てら
れたデータに基づいて1周期分の全データを再生するこ
とにより、伝送遅延を所定の周期以内に抑えることがで
きる。
【0072】また、1周期分の前記データ送信期間に1
周期分のデータを送信できるようにビット割り当てを行
い、前記データ送信期間の送信するデータが割り当てら
れなかった部分にダミービットを割り当てる低伝送遅延
モード、或いは前記データ送信期間に均一に送信するデ
ータを割り当てる通常モードを適宜選択し、この選択し
たモードに応じてデータを再生することにより、遅延が
影響するデータと影響しないデータとを認識し、各デー
タにあったモードを選択して、伝送遅延と伝送ロスの最
適化を実現できる。
【0073】また、1周期分のデータを1周期分の前記
データ送信期間と前記準データ送信期間とに割り当て、
前記データ送信期間及び前記準データ送信期間の送信す
るデータが割り当てられなかった部分にダミービットを
割り当てる低伝送遅延モード、或いは前記データ送信期
間に均一に送信するデータを割り当てる通常モードを適
宜選択し、この選択したモードに応じてデータを再生す
ることにより、遅延が影響するデータと影響しないデー
タとを認識し、各データにあったモードを選択して、伝
送遅延と伝送ロスの最適化を実現できる。
【0074】また、複数のデータ通信装置間でディスク
リートマルチトーン変復調方式によりデータ通信を行う
通信装置であって、時間分割による半二重方式を用いて
通信する機能を有し、1周期内でデータ送信に適した期
間であるデータ送信期間とこのデータ送信期間以外の期
間である準データ送信期間との割合が動的に変動する通
信装置において、1周期分の前記データ送信期間に1周
期分のデータを送信できるようにビット割り当てを行
い、前記データ送信期間の送信するデータが割り当てら
れなかった部分にダミービットを割り当てて送信するこ
とにより、伝送遅延を所定の周期以内に抑えることがで
きる。
【0075】また、複数のデータ通信装置間でディスク
リートマルチトーン変復調方式によりデータ通信を行う
通信装置であって、時間分割による半二重方式を用いて
通信する機能を有し、1周期内でデータ送信に適した期
間であるデータ送信期間とこのデータ送信期間以外の期
間である準データ送信期間との割合が動的に変動する通
信装置において、1周期分のデータを1周期分の前記デ
ータ送信期間と前記準データ送信期間とに割り当て、前
記データ送信期間及び前記準データ送信期間の送信する
データが割り当てられなかった部分にダミービットを割
り当てて送信することにより、伝送遅延を所定の周期以
内に抑えることができる。
【0076】また、1周期分の前記データ送信期間に1
周期分のデータを送信できるようにビット割り当てを行
い、前記データ送信期間の送信するデータが割り当てら
れなかった部分にダミービットを割り当てる低伝送遅延
モード、或いは前記データ送信期間に均一に送信するデ
ータを割り当てる通常モードを適宜選択し、この選択し
たモードで前記送信するデータのビット割り当てを行う
ことにより、遅延が影響するデータと影響しないデータ
とを認識し、各データにあったモードを選択して、伝送
遅延と伝送ロスの最適化を実現できる。
【0077】また、1周期分のデータを1周期分の前記
データ送信期間と前記準データ送信期間とに割り当て、
前記データ送信期間及び前記準データ送信期間の送信す
るデータが割り当てられなかった部分にダミービットを
割り当てる低伝送遅延モード、或いは前記データ送信期
間に均一に送信するデータを割り当てる通常モードを適
宜選択し、この選択したモードで前記送信するデータの
ビット割り当てを行うことにより、遅延が影響するデー
タと影響しないデータとを認識し、各データにあったモ
ードを選択して、伝送遅延と伝送ロスの最適化を実現で
きる。
【0078】また、複数のデータ通信装置間でディスク
リートマルチトーン変復調方式によりデータ通信を行う
通信装置であって、時間分割による半二重方式を用いて
通信する機能を有し、1周期内でデータ送信に適した期
間であるデータ送信期間とこのデータ送信期間以外の期
間である準データ送信期間との割合が動的に変動する通
信装置において、受信したデータのうち1周期分の前記
データ送信期間に割り当てられたデータに基づいて1周
期分の全データを再生することにより、伝送遅延を所定
の周期以内に抑えることができる。
【0079】また、複数のデータ通信装置間でディスク
リートマルチトーン変復調方式によりデータ通信を行う
通信装置であって、時間分割による半二重方式を用いて
通信する機能を有し、1周期内でデータ送信に適した期
間であるデータ送信期間とこのデータ送信期間以外の期
間である準データ送信期間との割合が動的に変動する通
信装置において、受信したデータのうち1周期分の前記
データ送信期間及び前記準データ送信期間に割り当てら
れたデータに基づいて1周期分の全データを再生するこ
とにより、伝送遅延を所定の周期以内に抑えることがで
きる。
【0080】また、1周期分の前記データ送信期間に1
周期分のデータを送信できるようにビット割り当てを行
い、前記データ送信期間の送信するデータが割り当てら
れなかった部分にダミービットを割り当てる低伝送遅延
モード、或いは前記データ送信期間に均一に送信するデ
ータを割り当てる通常モードを適宜選択し、この選択し
たモードに応じてデータを再生することにより、遅延が
影響するデータと影響しないデータとを認識し、各デー
タにあったモードを選択して、伝送遅延と伝送ロスの最
適化を実現できる。
【0081】また、1周期分のデータを1周期分の前記
データ送信期間と前記準データ送信期間とに割り当て、
前記データ送信期間及び前記準データ送信期間の送信す
るデータが割り当てられなかった部分にダミービットを
割り当てる低伝送遅延モード、或いは前記データ送信期
間に均一に送信するデータを割り当てる通常モードを適
宜選択し、この選択したモードに応じてデータを再生す
ることにより、遅延が影響するデータと影響しないデー
タとを認識し、各データにあったモードを選択して、伝
送遅延と伝送ロスの最適化を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る通信装置のビット割り当ての
概要を示す説明図である。
【図2】 本発明のシングルビットマップでの送信遅
延時間を示す説明図である。
【図3】 本発明のシングルビットマップでの受信遅
延時間を示す説明図である。
【図4】 本発明に係る通信装置のビット割り当てを
示す説明図である。
【図5】 本発明のデュアルビットマップでの送信遅
延時間を示す説明図である。
【図6】 本発明のデュアルビットマップでの受信遅
延時間を示す説明図である。
【図7】 従来の通信装置の初期化手順の際に送受間で
受け渡しされるテーブルを示す説明図
【図8】 本発明に係る通信装置の初期化手順の際に送
受間で受け渡しされるテーブルを示す説明図
【図9】 本発明に係るADSL局側装置の送信機能を
示す機能構成図
【図10】 本発明に係るADSL端末側装置の受信機
能を示す機能構成図
【図11】 本発明に係るADSL局側装置間の送受デ
ータのスロット構成図
【図12】 伝送路間の干渉ノイズの様子を示す説明
図である。
【図13】 伝送路間の干渉ノイズの様子を示す説明
図である。
【図14】 ADSL局側装置の送信機能を示す機能
構成図である。
【図15】 ADSL端末側装置の受信機能を示す機能
構成図である。
【図16】 従来のデュアルビットマップを示す説明図
である。
【図17】 従来のビットマップの割り振りを示す説明
図である。
【図18】 ハイパーフレームの構造を示す説明図であ
る。
【図19】 従来のシングルビットマップでの送信遅延
時間を示す説明図である。
【図20】 従来のシングルビットマップでの受信遅延
時間を示す説明図である。
【図21】 従来のデュアルビットマップでの送信遅延
時間を示す説明図である。
【図22】 従来のデュアルビットマップでの受信遅延
時間を示す説明図である。
【符号の説明】
41 マルチプレックス/シンクコントロール 42、43 サイクリックリダンダンシィチェック 44、45 スクランブル・フォワードエラーコレクシ
ョン 46 インターリーブ 47、48 レートコンバータ 49 トンオーダリング 50 コンステレーションエンコーダ・ゲインスケーリ
ング 51 離散フーリエ変換部 52 入力パラレル/シリアルバッファ 53 アナログプロセッシング・D/Aコンバータ 61 低伝送遅延モード制御手段 141 アナログプロセッシング・A/Dコンバータ 142 タイムドメインイコライザ 143 入力シリアル/パラレルバッファ 144 離散フーリエ変換部 145 周波数ドメインイコライザ 146 コンステレーションエンコーダ・ゲインスケー
リング 147 トンオーダリング 148、149 レートコンバータ 150 デインターリーブ 151、152 デスクランブル・フォワードエラーコ
レクション 153、154 サイクリックリダンダンシィチェック 155 マルチプレックス/シンクコントロール 161 低伝送遅延モード制御手段 162 テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開2000−138729(JP,A) 特開2000−115112(JP,A) 特開2000−101675(JP,A) 1998年電子情報通信学会総合大会講演 論文集,B−8−56 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04J 11/00

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のデータ通信装置間でディスクリー
    トマルチトーン変復調方式によりデータ通信を行うと共
    に、所定周期で発生する干渉ノイズに基づいて当該所定
    周期内でデータ送信に適した期間であるデータ送信期間
    を設定する通信装置において、前記所定周期1周期内で送信すべきデータを、前記所定
    周期1周期内における前記データ送信期間に 送信できる
    ようにビット割り当てを行い、前記データ送信期間の送
    信するデータが割り当てられなかった部分にダミービッ
    トを割り当てて送信する通信装置。
  2. 【請求項2】 前記所定周期1周期内で送信すべきデー
    タを、前記所定周期1周期内における前記データ送信期
    間に送信できるようにビット割り当てを行い、前記デー
    タ送信期間の送信するデータが割り当てられなかった部
    分にダミービットを割り当てる低伝送遅延モード、或い
    は前記データ送信期間に均一に送信するデータを割り当
    てる通常モードを適宜選択し、この選択したモードで前
    記送信するデータのビット割り当てを行う請求項1に記
    載の通信装置。
  3. 【請求項3】 複数のデータ通信装置間でディスクリー
    トマルチトーン変復調方式によりデータ通信を行うと共
    に、所定周期で発生する干渉ノイズに基づいて当該所定
    周期内でデータ送信に適した期間であるデータ送信期間
    を設定する通信装置において、 受信したデータのうち前記所定周期1周期内における前
    記データ送信期間に割り当てられたデータに基づいて
    記所定周期1周期分の全データを再生する通信装置。
  4. 【請求項4】 前記所定周期1周期内で送信すべきデー
    タを、前記所定周期1周期内における前記データ送信期
    間に送信できるようにビット割り当てを行い、前記デー
    タ送信期間の送信するデータが割り当てられなかった部
    分にダミービットを割り当てる低伝送遅延モード、或い
    は前記データ送信期間に均一に送信するデータを割り当
    てる通常モードを適宜選択し、この選択したモードに応
    じてデータを再生する請求項に記載の通信装置。
  5. 【請求項5】 複数のデータ通信装置間でディスクリー
    トマルチトーン変復調方式によりデータ通信を行うと共
    に、所定周期で発生する干渉ノイズに基づいて当該所定
    周期内でデータ送信に適した期間であるデータ送信期間
    を設定する通信方法において、前記所定周期1周期内で送信すべきデータを、前記所定
    周期1周期内における前記データ送信期間に 送信できる
    ようにビット割り当てを行い、前記データ送信期間の送
    信するデータが割り当てられなかった部分にダミービッ
    トを割り当てて送信する通信方法。
  6. 【請求項6】 前記所定周期1周期内で送信すべきデー
    タを、前記所定周期1周期内における前記データ送信期
    間に送信できるようにビット割り当てを行い、前記デー
    タ送信期間の送信するデータが割り当てられなかった部
    分にダミービットを割り当てる低伝送遅延モード、或い
    は前記データ送信期間に均一に送信するデータを割り当
    てる通常モードを適宜選択し、この選択したモードで前
    記送信するデータのビット割り当てを行う請求項に記
    載の通信方法。
  7. 【請求項7】 複数のデータ通信装置間でディスクリー
    トマルチトーン変復調方式によりデータ通信を行うと共
    に、所定周期で発生する干渉ノイズに基づいて当該所定
    周期内でデータ送信に適した期間であるデータ送信期間
    を設定する通信方法において、 受信したデータのうち前記所定周期1周期内における前
    記データ送信期間に割り当てられたデータに基づいて
    記所定周期1周期分の全データを再生する通信方法。
  8. 【請求項8】 前記所定周期1周期内で送信すべきデー
    タを、前記所定周期1周期内における前記データ送信期
    間に送信できるようにビット割り当てを行い、前記デー
    タ送信期間の送信するデータが割り当てられなかった部
    分にダミービットを割り当てる低伝送遅延モード、或い
    は前記データ送信期間に均一に送信するデータを割り当
    てる通常モードを適宜選択し、この選択したモードに応
    じてデータを再生する請求項に記載の通信方法。
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