JP3191235U - 冷菓製造器 - Google Patents

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JP3191235U
JP3191235U JP2014001727U JP2014001727U JP3191235U JP 3191235 U JP3191235 U JP 3191235U JP 2014001727 U JP2014001727 U JP 2014001727U JP 2014001727 U JP2014001727 U JP 2014001727U JP 3191235 U JP3191235 U JP 3191235U
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Abstract

【課題】凍らせた果物などの食材を細かく砕いてなる冷菓を家庭で手軽に製造できる冷菓製造器を提供する。
【解決手段】食材が投入される投入口と、処理後の食材が排出される排出口とを有する筒状のバレル2と、バレル2に内蔵され、投入口から投入された食材を排出口に向けて送り出すスクリュー3と、スクリュー3を回転操作するためのハンドル4と、スクリュー3を取り囲むように配置され、ハンドル4の操作に連動して回転する筒状のグレーター5と、バレル2を支持するベース6とを備え、グレーター5が、グレーター5の回転に伴って投入口を横切る複数の卸し刃51と、その複数の卸し刃51の間に形成された間隙52とを有する。
【選択図】図4

Description

本考案は、凍らせた果物などの食材を細かく砕いてなる冷菓を製造するための冷菓製造器に関する。
近年、その柔らかな食感や滑らかな舌触りにより、凍らせた果物を細かく砕いたスムージー状の冷菓(フルーツアイスとも呼ばれる)が人気であり、かかる冷菓を家庭で手軽に製造したいという要望がある。
特許文献1には、肉挽き器として用いられるフードプロセッサが開示されている。この装置では、計量型スクリューにより送り出した肉片を回転カッターで切断し、金属ディスクの開口を通過させることによって肉挽き処理が行われる。但し、凍らせた果物を投入してもスクリューによる送り出しが困難であることから、上記のような冷菓の製造には適していない。
特開2000−201839号公報
本考案は、上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、凍らせた果物などの食材を細かく砕いてなる冷菓を家庭で手軽に製造できる冷菓製造器を提供することにある。
上記目的を達成するために、本考案に係る冷菓製造器は、食材が投入される投入口と、処理後の食材が排出される排出口とを有する筒状のバレルと、前記バレルに内蔵され、前記投入口から投入された食材を前記排出口に向けて送り出すスクリューと、前記スクリューを回転操作するためのハンドルと、前記スクリューを取り囲むように配置され、前記ハンドルの操作に連動して回転する筒状のグレーターと、前記バレルを支持するベースとを備え、前記グレーターが、前記グレーターの回転に伴って前記投入口を横切る複数の卸し刃と、その複数の卸し刃の間に形成された間隙とを有するものである。
この冷菓製造器では、投入口に投入された食材がスクリューにより混練されながら送り出され、処理後に排出口から排出される。スクリューはハンドル操作によって回転し、そのハンドル操作に連動してグレーターも回転し、その卸し刃が投入口を横切る。投入された食材は、グレーターにより細かくカットされてから、卸し刃の間の間隙を介して投入口を通過し、スクリューへ供給される。このため、食材が凍らせた果物であってもスクリューによる送り出しが容易となり、フルーツアイスのような冷菓を手軽に製造することができる。
食材をより効率的に砕くうえで、前記グレーターが前記スクリューと逆向きに回転するように構成されていることが好ましい。かかる構成を簡易な機構により実現するうえで、前記ハンドルに固着されていて、前記ハンドルの操作に応じて回転する太陽歯車部材と、前記太陽歯車部材を取り囲むように配置された内歯車部材と、前記太陽歯車部材と前記内歯車部材との双方に噛合し、前記太陽歯車部材の回転を前記内歯車部材に伝える遊星歯車部材とを備え、前記太陽歯車部材が前記スクリューに嵌め合いで連結され、前記内歯車部材が前記グレーターに嵌め合いで連結されていることが好ましい。
本考案の好適な適用例として、前記卸し刃の各々が、前記グレーターの軸方向に沿って延びるとともに、前記グレーターの回転方向に間隔を設けて配置されているものが挙げられる。更に、本考案の好適な適用例として、前記卸し刃の刃先が波形状に設けられているものが挙げられる。
前記スクリューと前記排出口との間に、前記スクリューにより送り出された食材が通過する複数の開口が形成されたプレートが配置されている構成であれば、スクリューによる送り出しと相俟って、食材をより均一に細かくできるため好ましい。その場合に、前記プレートに、前記スクリューの先端に設けられた中心軸を支える中心孔が形成されている構成であれば、そのプレートをスクリューの軸受けとして機能させることができる。また、かかる構成における好適な適用例として、前記開口が扇形状に設けられているものが挙げられる。
本考案に係る冷菓製造器の一例を示す斜視図 その冷菓製造器の正面図 その冷菓製造器の縦断面図 その冷菓製造器の分解図 プレートを軸方向から見た図
以下、本考案に係る冷菓製造器の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1〜4は、凍らせた果物を細かく砕いてなるスムージー状の冷菓(フルーツアイスとも呼ばれる)を製造するための冷菓製造器1を示す。この冷菓製造器1は、筒状のバレル2と、バレル2に内蔵されたスクリュー3と、スクリュー3を回転操作するためのハンドル4と、そのハンドル4の操作に連動して回転する筒状のグレーター5と、バレル2を支持するベース6とを備える。
バレル2は、凍らせた果物などの食材が投入される投入口21と、処理後の食材が排出される排出口22とを有する。バレル2の上方にはホッパー23が一体的に設けられ、そのホッパー23の底が開口して投入口21を構成している。ホッパー23は上下に延びた中空状の貯留部24を有し、その貯留部24は投入口21を介してバレル2の内部と連通する。蓋体25は貯留部24に挿入可能な柱状に形成され、これを押し下げることにより、貯留部24に一時的に貯留された食材をバレル2に向かって押し込むことができる。
円筒状のバレル2は軸方向を水平に向けて支持され、その軸方向の一端に、排出口22を有する出口ユニット26が取り付けられ、その軸方向の他端に、ハンドル4を有する操作ユニット41が取り付けられている。これらのユニットは、バレル2の本体に対してバヨネット機構などにより着脱自在に構成される。排出口22は、排出された食材を器に盛り付けやすいように斜め下に向けられ、その外側には、周囲への飛散を防ぐためのカバー27が取り付けられている。排出口22は、星形や円形など種々の形状で開口させることができる。
スクリュー3は、バレル2の内部で回転可能に支持され、その回転動作によって投入口21から投入された食材を混練しながら排出口22に向けて送り出す。図2,3における左方向が送り出し方向の前方となり、その右方向が送り出し方向の後方となる。スクリュー3の先端には、前方に突出した中心軸31が設けられ、これは例えば金属製のシャフトにより構成される。スクリュー3の送り出し方向の後方には、多角形(本実施形態では六角形)の柱状をなす後端部32が形成されている。
グレーター5は、全体として円筒状をなすとともに、スクリュー3を取り囲むように配置されてバレル2に内蔵される。グレーター5は、そのグレーター5の回転に伴って投入口21を横切る複数の卸し刃51と、その複数の卸し刃51の間に形成された間隙52とを有する。卸し刃51は投入口21に比べて回転方向の長さが小さく、複数の(例えば2〜5本の)卸し刃51が投入口21に面する。また、その複数の卸し刃51の間の間隙52が、卸し刃51により細かくカットされた食材の通過を許容する。
この冷菓製造器1では、投入口21に投入された食材がスクリュー3により混練されながら送り出され、処理後に排出口22から排出される。スクリュー3はハンドル4の操作によって回転し、それに連動してグレーター5も回転し、卸し刃51が投入口21を横切る。投入された食材は、グレーター5により細かくカットされてから、卸し刃51の間の間隙52を介して投入口21を通過し、スクリュー3へ供給される。このため、凍らせた果物であってもスクリュー3による送り出しが容易となり、スムージー状に粉砕処理された食材を排出して、フルーツアイスのような冷菓を手軽に製造することができる。
本実施形態では、卸し刃51の各々が、グレーター5の軸方向に沿って延びるとともに、そのグレーター5の回転方向に間隔を設けて配置されている。間隙52の各々は、この卸し刃51の間に設けられた間隔によって形成される。食材を円滑にカットできるよう、回転方向に向けられた卸し刃51の刃先は波形状に設けられているが、これに限られるものではない。送り出し方向の後方となるグレーター5の後端には、多角形(本実施形態では六角形)の穴状をなす凹陥部53と、その中心を通る貫通孔54とが設けられている。
本実施形態では、グレーター5がスクリュー3と逆向きに回転するように構成されている。そのための機構として、この冷菓製造器1は、図3のような太陽歯車部材42と内歯車部材43と遊星歯車部材44とを備えている。操作ユニット41は、これらの歯車部材とハンドル4とを有する。後述するように、操作ユニット41は、貫通孔54に挿通されて凹陥部53内に配置されたスクリュー3の後端部32と、そのグレーター5の凹陥部53とに連結される。
太陽歯車部材42は、ハンドル4に固着されていて、ハンドル4の操作に応じて回転する。ハンドル4を右回転すれば、太陽歯車部材42は右回転する。内歯車部材43は、太陽歯車部材42を取り囲むように配置され、それらの間に遊星歯車部材44が介在する。遊星歯車部材44は、太陽歯車部材42と内歯車部材43との双方に噛合し、太陽歯車部材42の回転を内歯車部材43に伝える。太陽歯車部材42が右回転すれば、遊星歯車部材44は左回転し、それに噛合する内歯車部材43も左回転する。
太陽歯車部材42はスクリュー3に嵌め合いで連結され、内歯車部材43はグレーター5に嵌め合いで連結されている。具体的には、送り出し方向の前方となる太陽歯車部材42の前面に多角形(本実施形態では六角形)の穴が形成され、その穴に後端部32が嵌め合わされる。また、送り出し方向の前方となる内歯車部材43の前面に多角形(本実施形態では六角形)の柱状突起が形成され、その突起が凹陥部53に嵌め合わされる。これにより、太陽歯車部材42の回転がスクリュー3に伝達され、内歯車部材43の回転がグレーター5に伝達される。
スクリュー3と排出口22との間には、図5のような複数の開口71が形成されたプレート7が配置されている。スクリュー3により送り出された食材は、この開口71を通過して排出口22から排出される。プレート7には中心軸31を支える中心孔72が形成されており、プレート7をスクリュー3の軸受けとして機能させることができる。また、プレート7の外周には凸部73や凹部74が設けられ、バレル2の本体にはこれらに対応した凹凸形状が形成されている。このため、プレート7の位置決めに利用できるとともに、スクリュー3の回転に伴うプレート7の供廻りを防止できる。
本実施形態のプレート7では、開口71が扇形状に設けられている。中心孔72の外周には、扇形状をなす開口71を円周状に連ねてなる配列が同心円的に複数(本実施形態では3つ)設けられている。内外に隣り合う開口71の間で扇形状の中心角は異なっており、放射状に延びる仕切りが適度な密度で設けられている。このため、スクリュー3で混練された食材を適切に剪断し、より均一に細かくすることができる。
使用後の洗浄を簡便に行えるよう、バレル2はベース6に対して着脱自在に構成されている。バレル2の下部にはT字突起28が設けられており、これをベース6の上面に形成されたT字溝61に嵌入することで、バレル2がベース6に取り付けられる。また、ベース6に内蔵された可動部材62が上昇すると、その頭部がT字溝61の底部のスロットから突出し、T字突起28の底面に形成された凹部に入り込むことで、ベース6に取り付けたバレル2を固定することができる。ベース6は、図示しないテーブルなどの作業台上に載置される。
可動部材62の下部には、板状の吸引部材63が取り付けられている。吸引部材63が作業台に面する状態から可動部材62を上昇させると、その吸盤効果によりベース6が作業台に固定される。ベース6の正面に配置されたツマミ64はカム65に連結されていて、これを操作してカム65を回動させることにより可動部材62が上下動する(図3では上昇した状態にある)。使用の際には、作業台上のベース6にバレル2を取り付けてツマミ64を回すことで、バレル2をベース6に固定し、冷菓製造器1を作業台に固定することができる。
1 冷菓製造器
2 バレル
3 スクリュー
4 ハンドル
5 グレーター
6 ベース
7 プレート
21 投入口
22 排出口
23 ホッパー
26 出口ユニット
31 中心軸
41 操作ユニット
42 太陽歯車部材
43 内歯車部材
44 遊星歯車部材
51 卸し刃
52 間隙
71 開口
72 中心孔

Claims (8)

  1. 食材が投入される投入口と、処理後の食材が排出される排出口とを有する筒状のバレルと、
    前記バレルに内蔵され、前記投入口から投入された食材を前記排出口に向けて送り出すスクリューと、
    前記スクリューを回転操作するためのハンドルと、
    前記スクリューを取り囲むように配置され、前記ハンドルの操作に連動して回転する筒状のグレーターと、
    前記バレルを支持するベースとを備え、
    前記グレーターが、前記グレーターの回転に伴って前記投入口を横切る複数の卸し刃と、その複数の卸し刃の間に形成された間隙とを有する冷菓製造器。
  2. 前記グレーターが前記スクリューと逆向きに回転するように構成されている請求項1に記載の冷菓製造器。
  3. 前記ハンドルに固着されていて、前記ハンドルの操作に応じて回転する太陽歯車部材と、
    前記太陽歯車部材を取り囲むように配置された内歯車部材と、
    前記太陽歯車部材と前記内歯車部材との双方に噛合し、前記太陽歯車部材の回転を前記内歯車部材に伝える遊星歯車部材とを備え、
    前記太陽歯車部材が前記スクリューに嵌め合いで連結され、前記内歯車部材が前記グレーターに嵌め合いで連結されている請求項2に記載の冷菓製造器。
  4. 前記卸し刃の各々が、前記グレーターの軸方向に沿って延びるとともに、前記グレーターの回転方向に間隔を設けて配置されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の冷菓製造器。
  5. 前記スクリューと前記排出口との間に、前記スクリューにより送り出された食材が通過する複数の開口が形成されたプレートが配置されている請求項1〜4のいずれか1項に記載の冷菓製造器。
  6. 前記プレートに、前記スクリューの先端に設けられた中心軸を支える中心孔が形成されている請求項5に記載の冷菓製造器。
  7. 前記開口が扇形状に設けられている請求項5又は6に記載の冷菓製造器。
  8. 前記卸し刃の刃先が波形状に設けられている請求項1〜7のいずれか1項に記載の冷菓製造器。
JP2014001727U 2014-04-02 冷菓製造器 Expired - Lifetime JP3191235U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106108729A (zh) * 2016-09-12 2016-11-16 广东艾诗凯奇智能科技有限公司 一种多功能料理机

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