JP3190414U - レインウェア - Google Patents

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【課題】着用時に起きる蒸れた感じを軽減して着心地が向上されたレインウェアの提供。
【解決手段】少なくとも1つの貫通開口310が設けられた後身頃31と、後身頃31の左右両端からそれぞれ前方に延伸するように形成された左右一対の前身頃32とを有する身頃部3と、一対の前身頃32にそれぞれ固着されており、着脱自在に噛み合う一対の線ファスナー部材61を有するファスナー部6と、貫通開口310を覆うように後身頃31に設けられたメッシュ体4と、後身頃31の外側でメッシュ体4を覆うようにその一部が後身頃31に固定されていると共に、メッシュ体4および後身頃31との間に外部に開口する通気空間を画成している遮蔽シートとを具えていることを特徴とするレインウェアを提供する。
【選択図】図1

Description

本考案は、よりよい着心地を提供できるように構成されたレインウェアに関するものである。
片手がふさがる傘に対して、両手が空くレインウェア(上下つながりのレインコート、上下別々のレインスーツを含む)は、雨中で作業する際や二輪車を運転する際に着用される場合が多い。レインウェアは、雨水を通さないように通常は軟質の合成樹脂材料でできている。
しかしながら、従来のレインウェアは、全身または半身を完全に覆い包むようにできている上に通気性がないため、着用時に蒸れやすい。例えばレインウェアを着て自転車に乗ると、熱気と湿気がレインウェア内にこもって着心地が悪化する。
本考案は、上記従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、着用時に起きる蒸れた感じを大幅に軽減して着心地が向上されたレインウェアの提供にある。
上記目的を達成するための手段として、本考案は、以下の手段を提供する。
即ち、少なくとも1つの貫通開口が設けられた後身頃と、前記後身頃の左右両端からそれぞれ前方に延伸するように形成された左右一対の前身頃とを有する身頃部と、
前記一対の前身頃にそれぞれ固着されており、着脱自在に噛み合う一対の線ファスナー部材を有するファスナー部と、
網状に形成されており前記貫通開口を覆うように前記後身頃に設けられたメッシュ体と、
前記後身頃の外側で前記メッシュ体を覆うようにその一部が前記後身頃に固定されていると共に、前記メッシュ体および前記後身頃との間に外部に開口する通気空間を画成している遮蔽シートと、を具えていることを特徴とするレインウェアを提供する。
また、本考案に係るレインウェアは、前記線ファスナー部材がそれぞれ熱溶着により各前記前身頃に固着されていることが好ましい。
また、前記身頃部は、前記一対の前身頃の内のいずれか一方の前記前身頃の前縁から延伸して他方の前記前身頃の外表面と重なると共に前記ファスナー部を遮蔽するように設けられた延伸遮蔽部を更に有することが好ましい。
また、前記延伸遮蔽部を前記他方の前記前身頃の外表面に着脱自在に固定する着脱手段を少なくとも1つ具えているとよい。
更に、前記着脱手段は、前記他方の前記前身頃に固定されている第1の固定部材と、前記延伸遮蔽部に固定されており前記第1の固定部材と着脱自在に連結できる第2の固定部材を有することが好ましい。
加えて、前記着脱手段は、前記延伸遮蔽部の上端に固定されていると共に前記他方の前記前身頃に向かって延伸している帯状部を更に有しており、前記第2の固定部材は、前記帯状部の延伸端に設けられているとよい。
上記手段によれば、前記後身頃に前記貫通開口が設けられている上に、前記貫通開口を覆う前記メッシュ体、前記メッシュ体を覆うと共に前記貫通開口を介して前記身頃部の内部空間と連通すると共に外部への開口を有する通気空間を画成する前記遮蔽シートがそれぞれ設けられているので、レインウェア内における熱気を前記貫通開口から外部に放出することができ、着用時に起きる蒸れた感じが大幅に軽減されて着心地が向上されたレインウェアを提供することができる。
本考案に係るレインウェアの一実施形態を示す斜視図である。 本考案に係るレインウェアの一実施形態を示す部分正面図である。 本考案に係るレインウェアの一実施形態を示す部分背面図である。 本考案に係るレインウェアの一実施形態を示す部分断面図である。
以下、添付図面を参照しながら、本考案に係るレインウェアの具体的な一実施形態を詳細に説明する。
図1に斜視図で、図3に背面図で、図4に断面図で示されているように、本実施形態に係るレインウェアは、身頃部3と、網状に形成されて身頃部3に設けられているメッシュ体4と、メッシュ体4を外側から覆うように身頃部3に設けられている遮蔽シート5と、それぞれ身頃部3に固定されているファスナー部6と着脱手段7とを具えている。なお、以下の説明における左右とは、着用者から見た場合の左右である。
身頃部3は、水を通さないように合成樹脂を材料としており、例えばポリエチレン(PE)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ナイロン、エチレン酢酸ビニル(EVA)、ポリエチレン酢酸ビニル(PEVA)などからできている。
また、身頃部3は、上下に長く延伸するように形成されており着用者の背中側を覆う後身頃31と、後身頃31の左右両端からそれそれ前方に延伸するように形成された左右一対の前身頃32、32と、左右いずれか一方(図示では左側)の前身頃32(以下、単に「一方の前身頃32」)の前縁から延伸して他方(図示では右側)の前身頃32(以下、単に「他方の前身頃32」)の外表面と重なる延伸遮蔽部33と、左右の前身頃32、32と後身頃31が接する箇所からそれぞれ外側に延伸するように形成されており着用者が腕を通す左右一対の袖部35、35と、後身頃31、前身頃32および延伸遮蔽部33それぞれの上端に据え付けられており着用者の頭部を覆うフード34とからなっている。
後身頃31の上端近くには、図1および図3に示されているように、後身頃31を前後に貫通する貫通開口310が設けられており、メッシュ体4は、この貫通開口310を覆うように後身頃31に固定されている。
遮蔽シート5は、水を通さないように合成樹脂からできており、図3および図4に示されているように、メッシュ体4を上から覆うように、その上辺と左右両辺とが後身頃31の外表面に固定されている。また、遮蔽シート5の下辺は後身頃31に固定されておらず垂れ下がった状態になっており、遮蔽シート5と、メッシュ体4および後身頃31との間には、貫通開口310を介してレインウェアの内部空間30と連通すると共に下方に向かって外部に開口する通気空間50が画成されている。なお、図3の背面図は遮蔽シート5を透視して示したものであり、実際に背面から見た場合、貫通開口310およびメッシュ体4は遮蔽シート5により遮蔽されている。
ファスナー部6は、図1および図2に示されているように、上下に長く延伸していると共に左右一対の前身頃32、32の前縁付近にそれぞれ固着されており着脱自在に噛み合う左右一対の線ファスナー部材61、61を有する。なお、本実施形態では、線ファスナー部材61、61は、それぞれのテープ部が高周波熱溶着により左右の前身頃32、32に固着されている。線ファスナー部材61、61同士が噛み合わされることにより、左右の前身頃32、32が合わされる。また、身頃部3の延伸遮蔽部33は、線ファスナー部材61、61同士が噛み合わされた際にファスナー部6全体を外側から遮蔽する。
着脱手段7は、延伸遮蔽部33を、上記他方(図示では右側)の前身頃32の外表面に着脱自在に固定するために設けられるものである。具体的には、着脱手段7は、上記他方の前身頃32の外表面上端付近に固定されている第1の固定部材71と、その一端が延伸遮蔽部33の上端に固定されていると共に他端側が上記他方の前身頃32に向かって延伸している帯状部72と、帯状部72の延伸端に固定されており第1の固定部材71と着脱自在に連結できる第2の固定部材73とを有する。
第2の固定部材73を第1の固定部材71に連結させることにより、帯状部72および延伸遮蔽部33の少なくとも上端付近を上記他方の前身頃32に固定することができ、これにより延伸遮蔽部33が例えば風などの外力により捲れあがることを防ぐことができる。
本実施形態においては、第1の固定部材71および第2の固定部材73として一組のスナップボタンを用いたが、例えば面ファスナーを用いることも可能である。更に、本実施形態では、着脱手段7を前身頃32の上端付近に1つ設けたが、延伸遮蔽部33の上記他方の前身頃32への固定をより安定させるために、着脱手段7を前身頃32における異なる箇所に複数設けてもかまわない。
図1、図2、図4に示されているように、本実施形態に係るレインウェアを着用する際には、まず袖部35に腕を通して身頃部3を身に付けた後に、ファスナー部6の一対の線ファスナー部材61、61を噛み合わせて左右両方の前身頃32、32を合わせる。その後、フード34を着用してから帯状部72に設けられている第2の固定部材73を上記他方の前身頃32に設けられている第1の固定部材71に連結して、延伸遮蔽部33がファスナー部6を外側から覆うようにすることで着用が完成する。
本実施形態に係るレインウェアは、上述のように後身頃31の上端近くに貫通開口310が設けられているので、着用した際にレインウェアの内部空間30にこもる熱気や湿気は、貫通開口310から後身頃31の外側の通気空間50に排出されて通気空間50下方における開口から外部に排出される。また、貫通開口310を上から覆う遮蔽シート5が設けられており、雨水が通気空間50に入り込むことが防がれているが、外部の空気は通気空間50に入り込みひいてはレインウェアの内部空間30にまで入り込む。このように、本実施形態に係るレインウェアの構成によれば、着用時に、熱気と湿気が外部に排出されると共に外部の空気が内部に入り込むので、従来のレインウェアにおける着用時の熱気や蒸れた感じによる不快感を大幅に抑えることができる。
以上のように、本実施形態に係るレインウェアは、身頃部3の後身頃31に貫通開口310を設けた上に、メッシュ体4と遮蔽シート6とを配したことにより、内部空間30で発生した熱気を外部に発散することができるので、蒸れた感じが軽減され、着心地が大幅に改善されている。また、ファスナー部6の各線ファスナー部材61は、身頃部3に熱溶着により直接固着されているので、ファスナー部6と身頃部3との連結強度が強く壊れにくいだけでなく、雨水がファスナー部6と身頃部3との間から内部に侵入することが防がれており、この点も、着心地の改善に寄与している。
以上、本考案の好ましい実施形態を説明したが、本考案はこれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
例えば、本実施形態では、当該レインウェアを上下一繋がりのレインコートとして説明したが、これに限らず、上下別々のレインスーツとして構成することも可能である。また、本実施形態では貫通開口310を一つだけ設けたが、これに限らず、貫通開口310を後身頃31に複数個設けてもよく、この場合、メッシュ体4および遮蔽シート5も対応して複数個設けてもよい。
また例えば、本実施形態においては、フード34は、後身頃31と前身頃32と延伸遮蔽部33それぞれの上端と一体に設けたが、取り外せるように構成することも可能である。また、着脱手段7の帯状部72を設けずに、第2の固定部材73を前身頃32に直接設けても構わない。
本考案に係るレインウェアは、雨中での作業時にも心地よく着用できる雨具として有用である。
3 身頃部
30 内部空間
31 後身頃
310 貫通開口
32 前身頃
33 延伸遮蔽部
34 フード
35 袖部
4 メッシュ体
5 遮蔽シート
50 通気空間
6 ファスナー部
61 線ファスナー部材
7 着脱手段
71 第1の固定部材
72 帯状部
73 第2の固定部材

Claims (6)

  1. 少なくとも1つの貫通開口が設けられた後身頃と、前記後身頃の左右両端からそれぞれ前方に延伸するように形成された左右一対の前身頃とを有する身頃部と、
    前記一対の前身頃にそれぞれ固着されており、着脱自在に噛み合う一対の線ファスナー部材を有するファスナー部と、
    網状に形成されており前記貫通開口を覆うように前記後身頃に設けられたメッシュ体と、
    前記後身頃の外側で前記メッシュ体を覆うようにその一部が前記後身頃に固定されていると共に、前記メッシュ体および前記後身頃との間に外部に開口する通気空間を画成している遮蔽シートと、
    を具えていることを特徴とするレインウェア。
  2. 前記線ファスナー部材は、それぞれ熱溶着により各前記前身頃に固着されていることを特徴とする請求項1に記載のレインウェア。
  3. 前記身頃部は、前記一対の前身頃の内のいずれか一方の前記前身頃の前縁から延伸して他方の前記前身頃の外表面と重なると共に前記ファスナー部を遮蔽するように設けられた延伸遮蔽部を更に有することを特徴とする請求項1または2に記載のレインウェア。
  4. 前記延伸遮蔽部を前記他方の前記前身頃の外表面に着脱自在に固定する着脱手段を少なくとも1つ具えていることを特徴とする請求項3に記載のレインウェア。
  5. 前記着脱手段は、前記他方の前記前身頃に固定されている第1の固定部材と、前記延伸遮蔽部に固定されており前記第1の固定部材と着脱自在に連結できる第2の固定部材を有することを特徴とする請求項4に記載のレインウェア。
  6. 前記着脱手段は、前記延伸遮蔽部の上端に固定されていると共に前記他方の前記前身頃に向かって延伸している帯状部を更に有しており、前記第2の固定部材は、前記帯状部の延伸端に設けられていることを特徴とする請求項5に記載のレインウェア。
JP2014000810U 2013-12-18 2014-02-19 レインウェア Expired - Lifetime JP3190414U (ja)

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