JP3189547B2 - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00507Details, e.g. mounting arrangements, desaeration devices
    • B60H1/00557Details of ducts or cables
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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷媒用配管の支持構造
を改良した車両用空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用空調装置では、冷媒用配管
が車体にクランプ部材を介して直接取付けられていた。
また、高圧冷媒を冷却するためのコンデンサの前面には
燃料パイプや油圧配管(例えばパワーステアリング用の
配管)が引き回され、コンデンサに流入する空気により
燃料や油圧作動油が冷却されていた。なお、実開昭57
−95568号公報には、コンデンサ〜エバポレータ間
の高圧配管をエバポレータから回収される凝縮水のタン
クに挿通し、エバポレータへ向う冷媒を凝縮水で冷却し
て冷房効率を改善する車両用空調装置が開示されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】冷媒用配管を車体へ直
接取付けると、冷媒の脈動に伴う冷媒用配管の振動が車
体側へ伝達される。このため、上述した従来の取付け構
造では、冷媒用配管のクランプ位置に振動絶縁材を介装
するなどの追加対策を余儀なくされる。また、冷媒の脈
動に伴って発生する騒音を低減させる必要もあった。さ
らに、空調装置のコンデンサは車体の最前部に設置され
るのが一般的であり、その前面まで燃料パイプや油圧配
管を引き回すと管路長が非常に長くなって圧損による機
能低下やコスト増を招く。
【0004】本発明の目的は、特別な振動絶縁対策を施
すことなく車体側への振動伝達を阻止した状態で冷媒用
配管を支持でき、冷媒の脈動による騒音も抑制でき、冷
媒用配管の途中にて冷媒と他の流体との熱交換が可能な
車両用空調装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】一実施例を示す図1に対
応付けて説明すると、本発明の車両用空調装置は、冷媒
が通過する冷媒用配管8,9の途中に流路面積を拡大し
た消音部4を配設し、消音部4へ流入する冷媒とは異な
る温度の流体が通過する異種流体用配管10の一部を消
音部4に挿通させて異種流体用配管10により冷媒用配
管8,9を支持するとともに、異種流体用配管10の消
音部4内への挿通部分10aを、消音部4内での冷媒の
流れの中心線Lの回りに径方向への食い違いを生じさせ
つつ螺旋状に周回させて上述した目的を達成する。
【0006】
【作用】異種流体用配管10により冷媒用配管8,9が
支持されるので、他の箇所で振動絶縁対策を施しつつ冷
媒用配管8,9を車体に取付ける必要がない。冷媒用配
管8,9から異種流体用配管10を介して車体まで伝達
される振動は、異種流体用配管10を伝わる過程で十分
に減衰する。異種流体用配管10の消音部4内への挿通
部分10aを、消音部4内での冷媒の流れの中心線Lの
回りに径方向へ食い違いを生じさせつつ螺旋状に周回さ
せたので、消音部4を通過する冷媒が異種流体用配管1
0と頻繁に衝突を繰り返して冷媒の脈動が打ち消され
る。異種流体用配管10を通過する流体と消音部4を通
過する冷媒との間で熱交換が行なわれるので、例えば燃
料パイプや油圧配管を通過する燃料や作動油の温度より
も冷媒が低温となる位置に消音部4を配設すれば、燃料
パイプや油圧配管を車体の前面まで引き回すことなく燃
料や油圧作動油の冷却が可能となる。異種流体用配管1
0の消音部4内への挿通部分10aを螺旋状に周回させ
たので、その管路長が長くなり、熱交換効率を高めるこ
とができる。
【0007】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段と作用の項では、本発明を分かり易
くするために実施例の図を用いたが、これにより本発明
が実施例に限定されるものではない。
【0008】
【実施例】以下、図1および図2を参照して本発明の一
実施例を説明する。図1は本実施例に係る車両用空調装
置のエンジンルーム内の配管系統を示すもので、1は冷
媒を圧縮するコンプレッサ、2はコンプレッサ1から吐
出された高温高圧の冷媒を冷却するコンデンサ、3はコ
ンデンサ2から流出した冷媒を気液分離して気化成分の
みを流出させるリキッドタンクである。リキッドタンク
3を通過した高圧の冷媒は、ダッシュロアパネルDLよ
りも車室側に設置された膨張弁およびエバポレータ(い
ずれも不図示)に順次導かれる。エバポレータから流出
した低温低圧の冷媒は消音部4を経てコンプレッサ1に
戻される。以上から明かなように、本実施例では5,
6,7が高圧冷媒の通過する高圧配管、8,9が低圧冷
媒の通過する低圧配管である。
【0009】図2に詳細に示すように消音部4は円筒容
器状に形成され、その両端には低圧配管8,9の端部が
同軸に挿入されている。消音部4の内部には、不図示の
燃料タンクからエンジン側へ燃料を導くための燃料パイ
プ10の一部が、低圧配管8から低圧配管9へ向う冷媒
の流れの中心線Lの回りを螺旋状に周回させて挿通され
ている。そして、燃料パイプ10の消音部4内への挿通
部分10aは、上述した中心線Lを一周する毎に消音部
4の径方向へ交互に食い違うように配列されている。な
お、消音部4を通過する冷媒の流れ方向および燃料の流
れ方向を図中に矢印R,Fにて示す。燃料パイプ10を
通過する燃料の温度は一般に50〜60゜Cであり、エ
バポレータから流出してコンプレッサ1へ戻る冷媒の温
度は0〜10゜C前後である。図1に示すように、燃料
パイプ10は消音部4から離れた位置でクランプ部材1
1により車体または車体に十分な取付け剛性で装着され
た各種の部品に固定される。
【0010】以上の構成によれば、消音部4が燃料パイ
プ10にて支持されるので、低圧配管8,9を他の箇所
で車体等に固定する必要がなく、低圧配管8,9の車体
への直付けによる振動の伝達を断ち切ることができる。
低圧配管8,9から燃料パイプ10に伝達される振動
は、クランプ部材11による燃料パイプ10の取付け箇
所へ伝わるまでの間に十分に減衰するので問題にならな
い。消音部4に流入した冷媒が消音部4の径方向へ食い
違いが生じるように配列された燃料パイプ10と頻繁に
衝突を繰り返すため、冷媒の脈動が互いに干渉して打ち
消され、小型の消音部4でも高い消音効果が得られる。
冷媒の脈動の解消により低圧配管8,9の振動も抑制さ
れ、上述した燃料パイプ10の振動減衰効果との相乗に
より燃料パイプ10を介した車体側への振動伝達が確実
に防止される。
【0011】また、消音部4を通過する冷媒温度が燃料
パイプ10を通過する燃料の温度よりも低いので、消音
部4内で冷媒と燃料とが熱交換されて燃料が冷却され
る。このため、燃料パイプ10をコンデンサ2の前面ま
で引き回す必要がなくなり、管路長を短縮して圧力損失
を抑え、コストを低減できる。燃料パイプ10の消音部
4内への挿通部分10aが螺旋状に周回するため消音部
4内での管路長が長く、小型の消音部4でも高い熱交換
効率を得ることができる。
【0012】なお、本実施例では異種流体用配管として
燃料パイプ10を例示したが、パワーステアリング用の
油圧配管を消音部4に挿通してもよい。この油圧配管を
通過する作動油の温度は90〜110゜Cなので、燃料
パイプ10を挿通した場合と同様に消音部4を通過する
冷媒により作動油を冷却できる。この他にも消音部4を
通過する冷媒温度とは異なる温度の流体が通過する種々
の配管を消音部4に挿通させてよい。消音部4を低圧配
管8,9側に代えて図1に二点鎖線で示すように高圧配
管7側に設けてもよい。コンデンサ2を通過した冷媒温
度は通常50〜60゜Cなので、それよりも高温の流体
であれば高圧配管7側に消音部4を設けても十分冷却が
可能である。冷媒よりも低温の流体が通過する配管を消
音部4に挿通させて冷媒を冷却してもよい。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
異種流体用配管により冷媒用配管を支持するとともに、
異種流体用配管の消音部内への挿通部分を消音部内での
冷媒の流れの中心線の回りに径方向への食い違いを生じ
させつつ螺旋状に周回させたので、冷媒用配管の車体へ
の直付けが不要となるとともに、異種流体用配管を介し
て車体側へ伝わる振動が異種流体用配管で減衰され、さ
らには異種流体用配管の消音部への挿通部分と消音部を
通過する冷媒とが頻繁に衝突を繰り返して冷媒の脈動が
打ち消され、車体への振動伝達が確実に阻止されるとと
もに小型の消音部により高い消音効果を得ることができ
る。冷媒用配管の途中で冷媒と他の流体とを熱交換させ
ることができるので、燃料パイプや油圧配管を車体の前
面まで引き回さなくても燃料や油圧作動油の冷却が可能
となる等、冷媒用配管の途中で所望の熱交換を行なうこ
とができる。しかも異種流体用配管の消音部内への挿通
部分の管路長を長くとることができるので、小型の消音
部でも高い熱交換効率を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る冷媒用配管の接続状態
を示す図。
【図2】図1の消音部の断面図。
【符号の説明】
1 コンプレッサ 2 コンデンサ 4 消音部 5,6,7 高圧配管 8,9 低圧配管 10 燃料パイプ(異種流体用配管) 10a 燃料パイプの消音部内への挿通部分 11 クランプ部材 L 消音部4内での冷媒の流れの中心線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60H 1/32 F25B 41/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒が通過する冷媒用配管の途中に流路
    面積を拡大した消音部を配設し、前記消音部へ流入する
    冷媒とは異なる温度の流体が通過する異種流体用配管の
    一部を前記消音部に挿通させて該異種流体用配管により
    前記冷媒用配管を支持するとともに、前記異種流体用配
    管の前記消音部内への挿通部分を、当該消音部内での前
    記冷媒の流れの中心線の回りに径方向への食い違いを生
    じさせつつ螺旋状に周回させたことを特徴とする車両用
    空調装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20150165863A1 (en) * 2012-09-13 2015-06-18 Nissan Motor Co. Ltd. Heat-pump-type air-conditioning device

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20150165863A1 (en) * 2012-09-13 2015-06-18 Nissan Motor Co. Ltd. Heat-pump-type air-conditioning device
US9987901B2 (en) * 2012-09-13 2018-06-05 Nissan Motor Co., Ltd. Heat-pump-type air-conditioning device

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