JP3189470B2 - マルチタイプ吸収式空調システム - Google Patents

マルチタイプ吸収式空調システム

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JP3189470B2
JP3189470B2 JP04902293A JP4902293A JP3189470B2 JP 3189470 B2 JP3189470 B2 JP 3189470B2 JP 04902293 A JP04902293 A JP 04902293A JP 4902293 A JP4902293 A JP 4902293A JP 3189470 B2 JP3189470 B2 JP 3189470B2
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    • Y02B30/62Absorption based systems

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  • Other Air-Conditioning Systems (AREA)
  • Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は吸収冷温水機を使った空
調システムに係り、とくに個別に空調を要求するユーザ
ーの希望にあわせて簡単に冷暖房の運転操作ができるマ
ルチタイプ吸収式空調システムに関する。
【0002】
【従来の技術】吸収冷温水機を使った空調システムは、
例えば「中小型ガス空調システム」(社団法人日本冷凍
協会、平成元年3月25日発行)に述べられているよう
に、基本的にセントラル空調方式であった。このセント
ラル空調方式には以下の3方式が知られている。
【0003】(1)全空気方式:吸収冷温水機に空気調
和機を組合せ、建屋内の各部屋には冷温風ダクトで冷温
風を分配供給する。空気調和機遠方運転操作盤、吸収冷
温水機の遠方操作盤をそれぞれ操作することにより運転
される。冷温風が供給される建屋内の部屋全部を一括し
て空調できるが、そのために快適になるまでに時間がか
かること、無人で空調の必要が無い部屋まで空調するた
め省エネルギーでない。
【0004】(2)水−空気方式:建屋内に複数台の空
気調和機を分散配置し、吸収冷温水機から空気調和機に
冷温水主幹配管を行い、各空気調和機からは冷温風ダク
トで各部屋に冷温風を分配供給する。吸収冷温水機の運
転が行われていれば、各空気調和機のそれぞれの空気調
和機運転スイッチを操作すればそのエリアのみが空調で
き、全空気方式よりも省エネルギーである。各部屋のユ
ーザーの空調要求とは無関係に、まず、最初に吸収冷温
水機を運転する必要がある。その時に空気調和機が運転
されていないと吸収冷温水機内の溶液が過濃縮され結晶
したり、希釈運転ができないなどの不具合が起こるた
め、空気調和機の勝手な運転は出来ない。
【0005】(3)全水方式:建屋内に複数台のファン
コイルユニットが分配配置され、これに吸収冷温水機か
ら冷温水主幹配管、冷温水枝管を介して接続されてい
る。各部屋のユーザーの空調要求とは無関係に、まず、
最初に吸収冷温水機を運転する必要があり、その時に、
ファンコイルユニットが運転されていないと吸収冷温水
機内の溶液が過濃縮され結晶したり、希釈運転が出来な
い等の不具合が起こるため、ファンコイルユニットの
手な運転は出来ない。
【0006】以上のように、吸収冷温水機はセントラル
空調の熱源機器として一定温度の冷水または温水の供給
源として利用されている。また、吸収冷温水機は冷房運
転と暖房運転のサイクルの切り替えが必要であり、予め
どちらかにセットアップされている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の吸収冷
温水機を使った空調システムでは、建屋内の各部屋の空
気調和機の運転操作と、室外機である吸収冷温水機は別
の運転操作が必要であり、空調する場合にそれぞれの運
転スイッチ投入操作が必要であり、ある部屋の人が空調
が必要と思って空気調和機の運転スイッチを入れても吸
収冷温水機の運転スイッチが投入されていないと空調で
きないという不具合があった。またこれのスイッチ操
作は溶液結晶などのトラブルが発生しないように運転す
るための操作手順を必要としていた。即ち、吸収冷温水
機の冷房運転の起動時には、冷房開始までに溶液の濃度
差が生じるまでの時間が必要であり、また、停止時には
濃縮溶液が自然放熱で冷却されて結晶することを防止す
るための希釈時間が必要である。これらの起動または停
止時に空気調和機やファンコイルユニットからの熱負荷
が無い状態での運転を行うと、前述のように溶液結晶が
生じたり希釈運転が出来ないなどの不具合が生じる。そ
のため吸収冷温水機が運転される前に負荷要求と関係無
しに一部または全部の空気調和機またはファンコイルユ
ニットの運転を行って冷温水が循環されるように運転す
る必要があった。しかし、これらの操作は複雑であり、
一般ユーザーが運転できないようにしていた。
【0008】また、冷房/暖房の運転モード切り替え
は、吸収冷温水機本体の運転切り替えも必要としてい
た。即ち、冷媒サイクルの切り替え並びに吸収器と凝縮
器の熱交換機器からの冷却水を抜く操作であり、これら
も一般ユーザーができない作業であった。また上記のよ
うに、負荷要求と関係無しに一部または全部の空気調和
機またはファンコイルユニットを、吸収冷温水機が運転
される前に運転して冷温水を循環させるから、送風起動
力、冷温水循環動力などで無駄なエネルギーを使って
る。
【0009】本発明の目的は、一般ユーザーによる複数
室内からの空調要求及び冷暖房切り替え要求に合わせて
快適に空調できる使い勝手の良いマルチタイプ吸収式空
調システムを提供するにあり、また、冷房運転時の結晶
防止を自動的に行って負荷要求の無い部屋の冷房などを
必要としないマルチタイプ吸収式空調システムを提供す
るにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は、冷媒で希釈
された希溶液を再生器で加熱して冷媒蒸気を発生させ、
冷房時には上記冷媒蒸気を冷却手段により冷却凝縮させ
たのち蒸発器で蒸発させることにより冷温水を冷却し、
暖房時には上記蒸発器で上記冷媒蒸気により冷温水を加
熱して温水とし、上記蒸発器で冷温水を冷却または加熱
したのちの冷媒を上記冷媒蒸気発生時に生じた濃溶液に
吸収器で吸収させて希溶液としたのち上記発生器へ戻す
ように構成された吸収冷温水機と、該冷温水機により冷
却または加熱された冷温水を導く冷温水系と、該冷温水
系からの冷温水を冷却または加熱された空気に変換する
複数個の水空気交換手段と、上記水空熱交換手段により
冷却または加熱された空気を各室へ吹き出す空気系とあ
るいは、水空気熱交換手段と空気吹出手段を一体に備え
ることに、よって達成される。
【0011】そして好ましくは、吸収冷温水機を制御す
る冷温水機制御盤と、水空気熱交換手段および空気系を
個々に制御する室内機コントローラと、冷温水機制御盤
および室内機コントローラとの間で双方向に通信する集
中制御盤と、冷温水機制御盤と集中制御盤の間の第1の
通信手段および室内機コントローラと集中制御盤の間の
第2の通信手段とより構成するものである。
【0012】
【作用】吸収式冷温水機に液冷媒を用いているから、負
荷の変動時に熱入力を一時停止しても残留冷房能力で冷
房運転が行え、負荷切り換えが自由に行える。また起動
停止や冷/暖房の切り換え時等の室外機各部の操作を運
転制御装置手段により自動化し、その動作を各吹き出し
口等から上記運転制御装置と信号線で接続された室内機
コントローラや、すべての室内機コントローラと接続さ
れる、上記運転制御装置の一部である集中制御盤から行
えるようにしたから、運転不能や溶液結晶発生の心配な
く、居室からの安全で簡単な操作による冷/暖房運転が
可能となる。又、分岐管を設けたが故に、マルチタイプ
の実現が可能になる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図により説明する。
【0014】図3は本発明のシステム全体の概略構成図
である。冷却塔CT、冷却水ポンプ及び冷温水ポンプを
備えた吸収式冷温水機1と、この吸収式冷温水機1から
冷温水配管3を通して送られてきた冷温水により、吸い
こんだ空気の温度を調整して送り出す室内機2から成っ
ている。各室内機2は、それぞれに設けられた室内機コ
ントローラ6により制御され、その風量は、ファン2A
の回転数を制御することにより、調節される。
【0015】又、冷温水配管3は、吸収式冷温水機1か
らの主管路3Aと、複数個の室内機2への複数個の副管
路3Cと、主管路3Aと複数個の副管路3Cとを結び冷
温水の分岐を行う分岐阜管3Bと、より成る。これによ
って、1個の吸収式冷温水機1からの冷温水は、各室内
機2へ配分され、マルチ空調システムを構成できたこと
になる。更に、室内機2は水空気熱交換機能および空気
の吸込・吹出機能をもつ。これは、副管路3Cにより送
られてきた冷温水を、室内機2の有する熱交換コイル2
B内を通し、その外側にファン2Aによって吸い込まれ
た空気を通して冷温水の熱を空気に伝達し、その空気を
ファン2Aによって室内へ吹出すことによって達成す
る。尚、管路3は、往復管路を有している。
【0016】図1において、冷却塔CT、冷却水ポンプ
(図示省略)、冷温水ポンプ(図示省略)を有する1台
の吸収式温水機1と、冷温水配管3と、各々熱交換コイ
ル2Bとファン2Aを有する複数台の室内機2と、吸収
式冷温水機1を制御する冷温水機操作盤4と、各々1台
もしくは複数台の室内機を制御する室内機コントローラ
6と、冷温水機操作盤との間で通信手段7によって通信
を行い、室内機コントローラとの間で通信手段8によっ
て通信を行う集中制御盤5と、通信手段12によって集
中制御盤5と通信を行う中央操作盤9と、集中制御盤5
に通信手段13によって外気温度信号を送る外気温度セ
ンサ10と、集中制御盤5に通信手段14によって室内
温湿度信号を送る温湿度センサ11とにより、構成され
ている。
【0017】以下に動作を説明する。まず通常の冷房/
暖房運転を説明する。
【0018】中央操作盤9は、本実施例の空調システム
を備えた建物の設備全体を統括する操作盤で、中央操作
盤9よりシステム起動信号を集中制御盤5に送ることに
より、この空調システムはスタンバイ状態となり、シス
テムを構成するすべての制御盤及び機器が動作可能で停
止している状態となる。この状態で複数台あるすべての
室内機コントローラのうち最初の1台の室内機コントロ
ーラで、室内機運転スイッチをオンすると、室内機コン
トローラより集中制御盤に室内機の最初の1台が運転状
態となった信号が伝わり、集中制御盤5から、冷温水機
制御盤に冷温水機起動信号が送られて、冷温水機が起動
する。起動後、冷温水機は冷温水の冷温水機出口におけ
る温度を検知して自動発停を行う。
【0019】次に、吸収式冷温水機が運転している状態
で複数台の室内機が停止してゆき、最後の1台の室内機
の室内機コントローラの室内機運転スイッチを切ると、
その信号が通信手段8を介して集中制御盤5に伝わる。
すると集中制御盤5より冷温水機制御盤4に対し通信手
段7を介して冷温水機停止信号が伝わり、冷温水機は冷
温水の冷温水機出口温度にかかわらず停止する。冷温水
機が停止している状態で、中央操作盤9より集中制御盤
5にシステム停止信号が伝わると、システムは停止状態
となる。
【0020】次に、冷温水機制御盤4に冷温水機停止信
号が伝わったときの冷温水機の動作を説明する。
【0021】図5は、本発明の吸収式冷温水機の実施例
の1つを示す。この冷温水機は冷媒で希釈された希溶液
を加熱して冷媒蒸気を発生させる作用をもつ高温再生器
25、低温再生器24、加熱手段であるバーナ26、冷
房時には上記冷媒蒸気を冷却水により冷却凝縮させる凝
縮器23と、凝縮した冷媒を蒸発させることにより冷温
水を冷却し、また暖房時には上記冷媒蒸気により冷温水
を加熱する蒸発器21と、上記蒸発器で冷温水を冷却ま
たは加熱したのちの冷媒を上記冷媒蒸気発生時に生じた
濃溶液に吸収器22で吸収または混合させて希溶液とし
たのち、溶液ポンプ28にて上記高温再生器、低温再生
器にもどすように構成されている。
【0022】冷房運転中に、冷温水機停止信号が冷温水
機制御盤4に伝わると冷温水機が備えている冷却水ポン
プ、冷温水ポンプ冷却塔がただちに停止し、バーナ26
が消火する。この状態で、冷温水機内には濃溶液が存在
するため、停止後の冷却により結晶を生じないよう溶液
ポンプ28は一定時間運転を継続し溶液の希釈をおこな
う。このとき吸収器22において冷媒蒸気の吸収がおこ
なわれると蒸発器21内の圧力が低下し、蒸発器21の
伝熱管部37に冷温水ポンプ停止によって停滞する冷温
水が過度に冷却されて凍結し、伝熱管を損傷させるおそ
れがある。そこで、凝縮器23の底部の冷媒タンク31
に、冷房運転中にたまっている冷媒液を、冷媒ブロー弁
30を冷温水機停止信号によって開とすることにより、
冷媒ブロー配管32を経由して、吸収器22に送りこみ
吸収器内の濃溶液を稀釈して、冷媒蒸気吸収能力を奪う
ことにより、冷温水の凍結を防止することができる。ま
た、冷温水ポンプ、冷却水ポンプを冷温水機停止信号を
受けて直ちに停止するので省エネとなる。
【0023】次に、冷房/暖房の運転モードの切換えに
ついて説明する。図1の実施例において集中制御盤5は
冷暖切換スイッチをもつ。冷暖切換スイッチを冷房から
暖房へ、もしくは暖房から冷房へ切りかえると集中制御
盤5より冷温水機制御盤4へ冷暖切換信号が伝わる。冷
温水機は、この冷暖切換信号により電気的手段により、
自動的に運転モードが冷房から暖房へもしくは暖房から
冷房へ切りかわる機能を有していて、集中制御盤5より
ワンタッチで冷房/暖房の運転モードを切りかえること
ができる。
【0024】尚、冷暖切換信号は集中制御盤5から冷温
水機制御盤4へ伝わると同時に室内機コントローラ6に
伝わり、室内機コントローラ6に内蔵する室内機制御モ
ードを冷房から暖房もしくは暖房から冷房に切りかえ
る。
【0025】次に、バーナ26の制御に関して説明す
る。
【0026】図はバーナ26の各ポジションに対する
加熱量の関係を示す図である。バーナ26はOFF(加
熱量ゼロ)L0、 H1、H2の4つのポジションをもち、
各々の場合の加熱量の関係はL0<H1<H2 の順となっ
ている。バーナ26は、冷房のときはOFF、L0、H1
の3つのうちのどれか1つのポジションをとる。暖房の
ときはOFF、L0、H2のうちのどれか1つのポジショ
ンをとる。冷房・暖房の切換は冷温水機制御盤4へ送ら
れる冷暖切換信号によって自動的におこなわれる。冷温
水機は冷温水の冷温水機出口温度を検知する手段を有し
ており、冷温水の出口に対応して、冷温水機制御盤4に
て、バーナのポジションを自動的に制御する。図7、
は冷房及び暖房での冷温水出口温度とバーナのポジショ
ンの関係を示す図である。尚、図で明らかな通り、冷房
・暖房各々の場合においてバーナのポジションに対応す
る冷温水出口温度の設定には「強」「中」「弱」の3種
類の設定がある。室内機の負荷が極小の場合でもバーナ
のL0 ポジションにより冷温水機の運転を継続し、冷温
水機の冷温水出口温度の負荷変動に起因する変動幅を小
さくすることができる。
【0027】室内機の負荷を考慮に入れて、冷温水機の
バーナ26のポジションを集中制御盤5から制御する方
法について説明する。
【0028】各室内機が運転状態か停止状態かは、室内
機コントローラより集中制御盤5へ伝えられる。集中制
御盤5では、あらかじめ登録された各室内機の熱交換容
量と運転している室内機の台数から室内機の負荷率Q
(%)を積算する。
【0029】Qがあらかじめ設定した値Q1 以下となる
と集中制御盤5は冷温水機制御盤4に対し、冷温水出口
温度設定を変更して、バーナポジションH1又はH2の温
度範囲を、冷房の場合は高い方へ、暖房の場合は低い方
へとシフトさせ、図8または図10に示す設定に変更する
信号を出す。Qがあらかじめ設定した値Q2(Q1≦Q
2) 以上になると、集中制御盤5は冷温水機制御盤4に
対し、冷温水出口温度設定を復帰して、図7(暖房時は
図9)に示す設定にもどす信号を出す。
【0030】したがって、室内機の負荷率が小さいとき
には、主にバーナポジションがL0ポジションのみで冷
温水機が運転される。これにより、室内機の負荷が減少
した場合にそれに伴って冷温水出口の検出温度が次第に
低くなっていってからバーナをL0 に切りかえるのでは
なく、室内機の負荷の減少を直接検知することにより、
冷温水出口温度の変動幅をさらに小さくし、冷房の場合
の冷温水の温度低下による凍結や冷房の場合の室内の冷
えすぎ、暖房の場合の室内の暑すぎという現象を回避で
きる。また直接、室内の負荷率に応じてバーナの加熱熱
量を絞ることになるのでより省エネである。
【0031】次に、除湿運転について説明する。集中制
御盤5は集中制御盤5を設置した室内にある温湿度セン
サ11より通信手段14を介して、室内の温度及び湿度
の信号を受取り、室内の相対湿度RHを算出する。尚、
温湿度センサ11は集中制御盤5の内部に設置されてい
てもよい。また集中制御盤5は空調を行う室内に設置さ
れている。冷房運転モードのとき室内の相対湿度RHが
あらかじめ設定された値RH1 よりも大きくなると集中
制御盤5は、冷温水機制御盤に対し冷温水の冷温水機出
口における設定温度を通常の冷房運転よりも低く、たと
えば図7においてt1=7℃、t2=9℃の場合、t1を
5℃、t2を7℃と変更する指令を出す。同時に集中制
御盤5は室内機コントローラ6に対して、室内機ファン
2Aの回転数を低回転数にする指令を出す。これによっ
て、室内機で冷却される空気の温度が下がり空気中の水
分が室内機内部の熱交換コイル2B表面に結露して取除
かれ、室内が除湿されることにより、室内の快適性を提
供できる利点がある。相対湿度RHがあらかじめ設定さ
れた値RH2(RH1≧RH2) よりも低くなると集中制
御盤5は前記の指令を解除する。
【0032】また、集中制御盤5は手動除湿スイッチを
もっている。手動除湿スイッチオンのとき、集中制御盤
5は温湿度センサ11の信号に基いて前記の除湿の指令
又は除湿解除の指令を自動的に出す。手動除湿スイッチ
オフのとき、集中制御盤5は温湿度センサ11の信号に
拘らず除湿の指令を出さない。除湿運転中に手動除湿ス
イッチをオフにすると集中制御盤5は除湿の指令を解除
する。
【0033】温湿度センサ11を持たない場合、集中制
御盤5の温湿度センサ11からの信号を受信する回路を
短絡すると、集中制御盤5は手動除湿スイッチオンで除
湿の指令を出し、手動除湿スイッチオフで除湿の指令を
解除する。
【0034】尚、温湿度センサ11は空調を行う室内に
設置されて室内の温度、湿度を感知するかわりに、屋外
もしくは、建物の空調設備の外気導入口、外気導入ダク
ト途中等に設置され外気の温度、湿度を感知するように
構成してもよい。このとき、集中制御盤5は空調を行う
室内の温度、湿度に拘らず除湿運転の指令をだす。外気
の温度、湿度が前記の除湿運転の条件になっていても、
室内のユ−ザが除湿運転を必要としないとき、ユ−ザが
室内機コントローラ6を操作して、室内機ファン2Aの
回転数を低回転数から中回転数もしくは高回転数に変更
するか、室温の設定値を予め定めた値よりも低くする
と、集中制御盤5はその操作を室内機コントローラ6か
らの信号により検知し、除湿の指令を解除する。また、
除湿運転は前記の手動除湿スイッチをオフにすることに
よっても解除できる。
【0035】次に、外気温度に応じて冷温水機の冷温水
出口温度設定を変更する動作について説明する。
【0036】集中制御盤5は、別に設置された外気温度
センサ10より外気温度の信号を、通信手段13を介し
て受ける。冷房運転モードのとき外気温度Tがあらかじ
め設定された温度T1よりも低くなると、集中制御盤5
は冷温水機制御盤4に対し、冷温水機の冷温水出口温度
設定のパターンを図7に示した「強」「中」「弱」の別
に応じて「強」から「中」へ、「中」から「弱」へ、
「弱」は「弱」のままに変更する指令を出す。尚、冷温
水出口温度設定のパターンはあらかじめ、集中制御盤5
のもつ手動スイッチにて選択し、集中制御盤5より冷温
水制御盤4に初期の設定指令が出される。
【0037】外気温度Tがあらかじめ設定された温度T
2(T2≧T1) よりも高くなると、集中制御盤5は冷温
水機制御盤4に対し、冷温水出口温度設定を復帰するよ
う指令を出す。これにより、冷房運転で外気温度が低い
ときには自動的に冷温水の設定温度が上がり、冷温水機
の省エネルギーをはかることができる。
【0038】次に集中制御盤5のシステム全体の運転管
理機能について説明する。
【0039】集中制御盤5は室内機コントローラ6より
通信手段8を介して、個々の室内機の運転・停止・故障
状態を示す信号を受け、それを集中制御盤5の表示部に
表示する。また、集中制御盤5は冷温水機制御盤4よ
り、冷温水機の運転・停止・故障状態および故障内容を
示す信号を通信手段7を介して受け、それを集中制御盤
5の表示部に表示する。
【0040】また、集中制御盤5は、冷温水機制御盤4
と各室内機コントローラ6に手動にて運転・停止信号を
出す手動運転機能をもつ。
【0041】また、集中制御盤5は、各室内機コントロ
ーラ6および冷温水機制御盤4にあらかじめ設定したス
ケジュールで冷温水機ならびに各室内機の運転停止指令
を送るためのスケジュールタイマーをもつ。
【0042】以上の機能により、集中制御盤5によって
室内機および冷温水機を含めた空調システム全体の運転
管理をおこなうことができ、管理効率の向上が達成され
る。
【0043】図2は、本発明の別の一実施例を示す図
で、図1の実施例とは1つの集中制御盤5に対し、冷温
水機1が複数台設置され、冷温水機の入口側と出口側の
冷温水配管に、冷温水集合管3Dおよび3Eをもうけ、
複数の冷温水機制御盤4と通信手段6を介して通信を行
い、集中制御盤5と通信手段7Aを介して通信を行う、
台数制御盤15が設置されている点が図1の実施例と異
なり、他の構成は同一である。
【0044】以下、本実施例の動作を説明する。まず通
常の冷房/暖房運転を説明する。
【0045】中央操作盤9は、本実施例の空調システム
を備えた建物の設備全体を統括する操作盤で中央操作盤
9よりシステム起動信号を集中制御盤5に送ることによ
り、この空調システムはスタンバイ状態となり、システ
ムを構成するすべての制御盤及び機器が動作可能で停止
している状態となる。この状態で複数台あるすべての室
内機コントローラのうち最初の1台の室内機コントロー
ラで、室内機運転スイッチをオンすると、室内機コント
ローラより集中制御盤5に室内機の最初の1台が運転状
態となった信号が伝わり、集中制御盤5から台数制御盤
15に冷温水機起動信号が送られる。台数制御盤15に
て、その内蔵する運転冷温水機選定アルゴリズムに従っ
て選定された冷温水機の冷温水機制御盤4に台数制御盤
15から冷温水起動信号が送られ、冷温水機が起動す
る。起動後冷温水機は、冷温水の冷温水機出口における
温度を検知して自動発停を行う。
【0046】次に冷温水機が運転している状態で、複数
台の室内機が停止してゆき、最後の1台の室内機の室内
機コントローラの室内機運転スイッチを切ると、その信
号が通信手段8を介して集中制御盤5に伝わる。する
と、集中制御盤5より台数制御盤15に対して冷温水機
停止信号が送られ、台数制御盤15から冷温水機制御盤
4に冷温水機停止信号を送り、すべての冷温水機は、冷
温水の冷温水機出口温度にかかわらず停止する。
【0047】冷温水機が停止している状態で、中央操作
盤9より集中制御盤5にシステム停止信号が伝わるとシ
ステムは停止状態となる。
【0048】冷温水機制御盤4に冷温水機停止信号が伝
わったときの冷温水機1の動作は既に説明した。
【0049】次に冷房/暖房の運転モードの切換えにつ
いて説明する。図2の実施例において集中制御盤5は冷
暖切換スイッチをもつ。冷暖切換スイッチを冷房から暖
房へ、もしくは暖房から冷房へ切りかえると集中制御盤
5より台数制御盤15へ冷暖切換信号が伝わり、台数制
御盤15からすべての冷温水機制御盤4に対し冷暖切換
信号が伝わる。冷温水機はこの冷暖切換信号により電気
的手段より、自動的に運転モードが冷房から暖房へもし
くは暖房から冷房へ切りかわる機能を有していて、集中
制御盤5よりワンタッチで冷房/暖房の運転モードを切
りかえることができる。
【0050】尚、冷暖切換信号は集中制御盤5から冷温
水機制御盤4へ伝わると同時に室内機コントローラ6に
伝わり、室内機コントローラ6に内蔵する室内機制御モ
ードを冷房から暖房もしくは暖房から冷房に切りかえ
る。
【0051】バーナ26の制御については既に説明し
た。
【0052】次に、複数台の冷温水機1のうち、何台を
運転するか、運転台数の決定方法を説明する。
【0053】各室内機が運転状態か停止状態かは、室内
機コントローラより集中制御盤5へ伝えられる。集中制
御盤5では、あらかじめ登録された各室内機の熱交換容
量と運転している室内機の台数から室内機の負荷率Q
(%)を積算する。
【0054】集中制御盤5内部にQに対応して冷温水機
運転台数決定アルゴリズムをもち、決定した台数の信号
を台数制御盤15に送る。運転台数信号を受けた台数制
御盤は、その運転台数指令と内部にもつ、冷温水機各機
の運転時間平準化のためのローテーション機能により、
運転する冷温水機を決定し、各冷温水機制御盤に運転停
止信号を出す。
【0055】冷温水機運転台数が1台のとき、その1台
に対して既に説明したように、室内機の負荷を考慮に入
れて冷温水機のバーナ26のポジションを集中制御盤5
より制御する動作を行う。
【0056】前記冷温水機運転台数決定アルゴリズム
は、台数制御盤の中にもっていてもよい。
【0057】図11は、冷温水機運転台数決定アルゴリ
ズムの例である。冷温水機の台数に応じて図11のグラ
フに従って運転台数が決定される。尚、室内機負荷率Q
が0%のときは、スケジュールタイマーによる予備運転
を考慮して冷温水機運転台数は1台とする。
【0058】冷温水機運転台数決定アルゴリズムの別の
例を説明する。
【0059】台数制御盤15は冷温水機の入口側の冷温
水集合管3Dの温度を検出するセンサーをもっている。
【0060】まず、集中制御盤5にて図11に示すアル
ゴリズムにて冷温水機運転台数Nを、決定し台数制御盤
15に対し、集中制御盤5よりN台運転するよう指令を
出す。台数制御盤15では運転指令台数Nと現在運転中
の冷温水機台数N0比較し、 (1)N=N0のとき、現在の運転状態を継続する。
【0061】(2)N>N0のとき、冷温水機運転台数
をN0からNにふやす。N台運転に切りかえて一定時間
(T0分) 経過した後、室内機負荷率によらず、冷温水
機の入口側の冷温水集合管の冷温水温度に基いて、別の
アルゴリズム(開示せず)にて運転台数を決定する。
【0062】(3)N<N0のとき冷温水機運転台数を
N0からNにへらす、N台運転に切りかえて一定時間
(T0分)経過した後、室内機負荷率によらず、冷温水
機の入口側の冷温水集合管の冷温水温度に基いて別のア
ルゴリズム(開示せず)にて運転台数を決定する。
【0063】(4)運転台数をN0台からN台に切りか
えてT0分以内に同じ台数の運転指令が集中制御盤5か
ら来た場合、運転台数切換後の時間をカウントするタイ
マーはクリヤーせず、そのままカウントを継続する。
【0064】尚、冷温水機の冷温水集合管の温度を検出
するセンサーは冷温水機の出口側の冷温水集合管3Eに
もうけてもよい。
【0065】以上説明した室内機負荷率を考慮して冷温
水機運転台数を決定することにより、室内機の負荷の増
大・減少を直接反映して冷温水機運転台数を決定するの
で、冷温水機の冷温水出口温度の変動幅を小さくし、室
内の空調の快適性を達成するとともに、冷温水機の省エ
ネルギーをはかることができる。
【0066】次に除湿運転について説明する。集中制御
盤5は、集中制御盤5を設置した室内にある温湿度セン
サ11より通信手段14を介して、室内の温度及び湿度
の信号を受取り、室内の相対湿度RHを算出する。尚、
温湿度センサ11は集中制御盤5の内部に設置されてい
てもよい。また集中制御盤5は空調を行う室内に設置さ
れている。冷房運転モードのとき室内の相対湿度RHが
あらかじめ設定された値RH1よりも大きくなると集中
制御盤5は、台数制御盤15を経由して冷温水機制御盤
に対し冷温水の冷温水機出口における設定温度を通常の
冷房運転よりも低く、例えば図7においてt1=7℃、
t2=9℃の場合、t1を5℃、t2を7℃と変更する指
令を出す。同時に集中制御盤5は室内機コントローラ6
に対して室内機ファン2Aの回転数を低回転数にする指
令を出す。これによって室内機で冷却される空気の温度
が下がり空気中の水分が室内機内部の熱交換コイル2B
表面に結露して取除かれ、室内が除湿されることによ
り、室内の快適性を提供できる利点がある。相対湿度R
Hがあらかじめ設定された値RH2(RH1≧RH2)よ
りも低くなると集中制御盤5は台数制御盤15を経由し
て冷温水機制御盤4に対し前記の指令を解除する。
【0067】また、集中制御盤5は手動除湿スイッチを
もっている。手動除湿スイッチオンのとき、集中制御盤
5は温湿度センサ11の信号に基いて前記の除湿の指令
又は除湿解除の指令を自動的に出す。手動除湿スイッチ
オフのとき、集中制御盤5は温湿度センサ11の信号に
拘らず除湿の指令を出さない。除湿運転中に手動除湿ス
イッチをオフにすると集中制御盤5は除湿の指令を解除
する。
【0068】温湿度センサ11を持たない場合、集中制
御盤5の温湿度センサ11からの信号を受信する回路を
短絡すると、集中制御盤5は手動除湿スイッチオンで除
湿の指令を出し、手動除湿スイッチオフで除湿の指令を
解除する。
【0069】尚、温湿度センサ11は空調を行う室内に
設置されて室内の温度、湿度を感知するかわりに、屋外
もしくは、建物の空調設備の外気導入口、外気導入ダク
ト途中等に設置され外気の温度、湿度を感知するように
構成してもよい。このとき、集中制御盤5は空調を行う
室内の温度、湿度に拘らず除湿運転の指令をだす。外気
の温度、湿度が前記の除湿運転の条件になっていても、
室内のユ−ザが除湿運転を必要としないとき、ユ−ザが
室内機コントローラ6を操作して、室内機ファン2Aの
回転数を低回転数から中回転数もしくは高回転数に変更
するか、室温の設定値を予め定めた値よりも低くする
と、集中制御盤5はその操作を室内機コントローラ6か
らの信号により検知し、除湿の指令を解除する。また、
除湿運転は前記の手動除湿スイッチをオフにすることに
よっても解除できる。
【0070】次に、外気温度に応じて吸収式冷温水機の
冷温水出口温度設定を変更する動作について説明する。
【0071】集中制御盤5は、別に設置された外気温度
センサ10より外気温度の信号を、通信手段13を介し
て受ける。冷房運転モードのとき外気温度Tがあらかじ
め設定された温度T1 よりも低くなると、集中制御盤5
は台数制御盤15を経由して冷温水機制御盤4に対し、
冷温水機の冷温水出口温度設定のパターンを図7に示し
た「強」「中」「弱」の別に応じて「強」から「中」
へ、「中」から「弱」へ、「弱」は「弱」のままに変更
する指令を出す。尚、冷温水出口温度設定のパターンは
あらかじめ、集中制御盤5のもつ手動スイッチにて選択
し、集中制御盤5より台数制御盤15を経由して冷温水
制御盤に初期の設定指令が出される。
【0072】外気温度Tがあらかじめ設定された温度T
2(T2≧T1) よりも高くなると、集中制御盤5は台数
制御盤15を経由して冷温水機制御盤4に対し、冷温水
出口温度設定を復帰するよう指令を出す。これにより、
冷房運転で外気温度が低いときには自動的に冷温水の設
定温度が上がり、冷温水機の省エネルギーをはかること
ができる。
【0073】次に集中制御盤5のシステム全体の運転管
理機能について説明する。
【0074】集中制御盤5は室内機コントローラ6より
通信手段8を介して、個々の室内機の運転・停止・故障
状態を示す信号を受け、それを集中制御盤5の表示部に
表示する。また、集中制御盤5はすべての冷温水機制御
盤4より、冷温水機の運転・停止・故障状態および故障
内容を示す信号をまず台数制御盤15に集めたのち通信
手段7Aを介して受け、それを集中制御盤5の表示部に
表示する。
【0075】また、集中制御盤5は、台数制御盤15経
由冷温水機制御盤4と各室内機コントローラ6に手動に
て運転・停止信号を出す手動運転機能をもつ。
【0076】また、集中制御盤5は各室内機コントロー
ラ6および台数制御盤15にあらかじめ設定したスケジ
ュールで冷温水機ならびに各室内機の運転停止指令を送
るためのスケジュールタイマーをもつ。
【0077】以上の機能により、集中制御盤5によって
室内機および冷温水機を含めた空調システム全体の運転
管理をおこなうことができ、管理効率の向上が達成され
る。
【0078】次に、図1および図2に示す実施例に用い
冷温水機について説明する。図5は冷温水機本体シェ
ル断面図である。1つシェルの中に並列配置された蒸発
器21と吸収器22、および独立して蒸発器21、吸収
器22と並列に配置された高温再生器25に対し、凝縮
器23および低温再生器24を並列に蒸発器21、吸収
器22の上部に配置することにより、高温再生器25で
発生した冷媒蒸気が低温再生器内で溶液を加熱して、冷
媒蒸気を発生させ、濃縮された溶液が低温再生器から下
方へ戻り、高温再生器25よりもどってくる濃溶液と合
流して、エゼクタ44により吸収液のスプレーツリー4
1へと押し上げられる際の、低温再生器内の溶液の位置
ヘッドが大きくなり、溶液が戻りやすくなって、負荷が
少いときにおこりやすい溶液の循環不良を防止する効果
がある。
【0079】また、蒸発器21と凝縮器23および吸収
器22と低温再生器24をシェル内にて仕切る壁を形成
している仕切板45(図5参照)は、それ自体がへの字
形に折り曲げられて、凝縮器23と低温再生器24を仕
切る壁も兼ねている。低温再生器24内は、高温再生器
25で発生された蒸気により熱せられて、過熱状態とな
っており、凝縮器23との間を仕切る壁が1枚板の場
合、この壁も過度に熱せられて、凝縮器の伝熱管部40
で冷却されて凝縮した冷媒液が、この壁にふれて再度蒸
発し凝縮器の冷却効果を阻害するが、本発明の構造で
は、への字形に曲げることによって板と板の間に空間を
もたせ、断熱壁とすることにより、その問題を解決し、
かつ蒸発器21と凝縮器23および吸収器22と低温再
生器24を仕切る板材と兼用させて、部品点数を減らし
ている。
【0080】図12は、本発明の吸収式冷温水機の他の
実施例である。図に示す実施例は、図4の実施例と気泡
ポンプの構成が異なっている。一般に、気泡ポンプは図
4に示すように、暖房時に再生器で発生した冷媒蒸気が
凝縮器から蒸発器に流入する通路であるUシ−ル管36
と、蒸発器に流入した冷媒蒸気が蒸発器で凝縮し冷媒液
となり、蒸発器の底部にたまった冷媒液を冷媒蒸気の流
体力により、冷媒蒸気に随伴して吸収器へと移送する気
泡ポンプリフト主管29、Uシ−ル管36と気泡ポンプ
リフト主管29のあいだの分岐管、気泡ポンプが冷媒液
を吸い込むための気泡ポンプ吸込配管48から構成され
ているが、図12に示す実施例では、冷媒液を冷媒蒸気
に随伴して吸収器へと移送する作用をUシ−ル管36に
行わせ、Uシ−ル管36と気泡ポンプリフト主管29を
兼用とすることにより、配管系統の簡素化、低コストを
実現できる。
【0081】次に、本実施例の吸収式冷温水機の冷房運
転時にバ−ナ着火動作を行うときの制御を説明する。前
述したように、例えば冷温水出口温度設定が「強」のと
き、冷水出口温度t1でバ−ナはオフとなり、冷水出口
温度t2でバ−ナは着火動作に入る。バ−ナをオンとす
るか、オフとするかの制御は、冷温水機の持つ冷水出口
温度検出手段により検出された冷水出口温度によりオン
オフする冷水出口サ−モスイッチによって行われる。図
13に示すように、バ−ナが消火(燃焼していない)の
状態で、冷水出口温度が上昇し温度t2に達すると、冷
水出口サ−モスイッチはオンとなりバ−ナは着火動作に
入り、冷水出口サ−モスイッチはオンから時間T0の間
プリパ−ジした後、着火する。冷却水ポンプ、冷媒ポン
プおよび溶液ポンプは冷水出口サ−モスイッチがオフし
てバ−ナが消火された後も一定時間は稀釈運転され、そ
の後停止する。稀釈運転が完了した後に、冷水出口サ−
モスイッチがオンしてバ−ナがプリパ−ジを開始する
と、同時に冷却水ポンプ、冷媒ポンプおよび溶液ポンプ
が起動される。稀釈運転が完了する前に冷水出口サ−モ
スイッチがオンしてバ−ナがプリパ−ジを開始すると、
冷却水ポンプ、冷媒ポンプおよび溶液ポンプは引続き運
転される。冷水出口サ−モスイッチの設定値は、冷水出
口サ−モスイッチがオンしてから時間T1(T1>T0)
経過後、時間T2の間、高い温度へシフトし、冷水出口
温度t2にてオフ、冷水出口温度t3にてオンとなる。時
間T2が経過した後、冷水出口サ−モスイッチの設定値
は元に戻る。少なくとも冷水出口サ−モスイッチがオン
してバ−ナがプリパ−ジを開始すると冷却水ポンプ、冷
媒ポンプおよび溶液ポンプは運転されるので、その時点
までの冷温水機の運転状態によって定まる吸収器の溶液
の濃度に応じて、バ−ナが着火していなくとも冷温水機
に冷却能力が発生する。冷温水機の負荷が大きい時、こ
の冷却能力では一旦上昇した冷水温度を、再び温度t2
まで下げるには至らないため、図13に示すように、バ
−ナは冷水出口サ−モスイッチの設定値を時間T2 の
間、高い温度へシフトすることに拘らず、冷水出口温度
に応じて冷水出口温度t1 と冷水出口温度t2 の間で、
着火(燃焼している状態)と消火(燃焼していない状
態)を繰り返す。冷温水機の負荷が小さい時、バ−ナが
プリパ−ジを開始して、冷却水ポンプ、冷媒ポンプおよ
び溶液ポンプが運転され冷温水機に冷却能力が発生する
と、図1に示すように、一旦温度 t2以上に上昇した
冷水温度が、経過時間(T1+T2)の間に温度t2 以下
に低下する。時間T1が経過すると、時間T2 の間、冷
水出口サ−モスイッチの設定値がシフトし、冷水出口温
度t2 にてオフ、冷水出口温度t3 にてオンとなるの
で、冷水出口サ−モスイッチがオフとなり一旦着火した
バ−ナはすぐに消火となる。バ−ナが消火となっても冷
却水ポンプ、冷媒ポンプおよび溶液ポンプは一定時間稀
釈運転を行い吸収器の溶液の濃度に応じた冷却能力が冷
温水機に発生し、冷水を冷却する。冷水出口温度が再び
上昇すると、同様の動作を繰り返す。バ−ナが着火しな
い状態で冷却水ポンプ、冷媒ポンプおよび溶液ポンプを
運転していると、やがて吸収器の溶液の濃度が薄くな
り、冷却能力が発生しなくなり、冷水出口サ−モスイッ
チの設定値をシフトしても冷水出口サ−モスイッチはオ
フとならず、バ−ナは着火を継続する。このように、本
発明の、バ−ナ着火動作を行うときの制御によれば、え
るのではなく、室内機の負荷の減少を直接検知すること
により、冷温水出口温度の変動幅をさらに小さくし、冷
房の場合の冷温水の温度低下による凍結や冷房の場合の
室内の冷えすぎ、暖房の場合の室内の暑すぎという現象
を回避できる。また直接、室内の負荷率に応じてバーナ
の加熱熱量を絞ることになるのでより省エネである。
【0082】
【発明の効果】本発明によれば、吸収式冷温水機と水空
気熱と交換手段を持つ複数個の室内機とを冷温水系で接
続すると共に、冷温水系からの冷温水を熱交換手段で空
気に変換し、これを各室内へ排出するようにしたが故
に、マルチタイプ吸収式空調システムを実現できた。
【0083】又本発明によれば、吸収冷温水機と、水空
気熱交換手段を持つ室内機とを冷温水系で接続し、室内
機のコントローラからの運転信号により吸収冷温水機お
よび冷温水循環ポンプ等を自動的に運転できるようにし
たことにより以下の効果を奏する。
【0084】(イ)室内側の空調要求に応じてただちに
室内機および吸収式冷温水機の運転が行われるため、運
転スイッチ投入に建屋内を走り回る必要が無い。
【0085】(ロ)すべての室内機が停止するとただち
に冷温水機の加熱が停止し、冷温水ポンプ、冷却水ポン
プ、冷却塔が停止するので省エネとなり、使い勝手も良
い。
【0086】(ハ)冷暖房の運転を集中制御盤の冷暖切
換スイッチで切り替えることができるので、吸収冷温水
機の運転モード切り替えのために、わざわざ吸収式冷温
水機設置場所に行って冷温水切り替え操作をする必要が
なく、使い勝手が良い。
【0087】(ニ)室内側の負荷を考慮した冷温水機の
容量制御および台数制御を行うため、空調の快適性、お
よび冷温水機の省エネがはかれる。
【0088】(ホ)外気温度により冷温水温度設定を自
動的にシフトさせるため、吸収式冷温水機の省エネがは
かれる。
【0089】(ヘ)除湿運転により空調の快適性がはか
れる。
【0090】(ト)集中制御盤により室内機、吸収式冷
温水機の運転管理の一元化が行え、管理効率が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す図である。
【図2】本発明の他の実施例を示す図である。
【図3】本発明のシステム全体の概略構成図である。
【図4】本発明の吸収式冷温水機の一実施例を示す図で
ある。
【図5】本発明の吸収式冷温水機のシェル断面図であ
る。
【図6】バーナポジションの説明図である。
【図7】バーナの制御の説明図である(冷房)。
【図8】バーナの制御の説明図である(冷房)。
【図9】バーナの制御の説明図である(暖房)。
【図10】バーナの制御の説明図である(暖房)。
【図11】吸収式冷温水機運転台数決定アルゴリズムの
説明図である。
【図12】本発明の吸収式冷温水機の他の実施例を示す
図である。
【図13】冷温水機のバ−ナ着火動作時の制御の説明図
である(負荷大)。
【図14】冷温水機のバ−ナ着火動作時の制御の説明図
である(負荷小)。
【符号の説明】
1…吸収式冷温水機、2…室内機、2A…ファン、2B
…熱交換コイル、2C…電動弁、3…冷温水配管、3A
…主管路、3B…副管路、3C…分岐管、3D…冷温水
集合管、3E…冷温水集合管、4…冷温水機制御盤、5
…集中制御盤、6…室内機コントローラー、7…通信手
段、7A…通信手段、8…通信手段、9…中央操作盤、
10…外気温度センサ、11…温湿度センサ、12…通
信手段、13…通信手段、14…通信手段、15…台数
制御盤、16…通信手段、17…冷温水バイパス弁、2
1…蒸発器、22…吸収器、23…凝縮器、24…低温
再生器、25…高温再生器、26…バーナ、27…冷媒
ポンプ、28…溶液ポンプ、29…気泡ポンプリフト主
管、30…冷媒ブロー弁、31…冷媒タンク、32…冷
媒ブロー配管、33…セパレータ、34…低温溶液熱
交、35…高温溶液熱交、36…Uシール管、37…蒸
発器伝熱管部、38…吸収器伝熱管部、39…低温再生
器伝熱管部、40…凝縮器伝熱管部、41…吸収器スプ
レーツリー、42…蒸発器スプレーツリー、43…冷媒
液もどし管、44…エゼクター、45…仕切板、46…
フロート弁、47…冷媒ポンプ吐出配管、48…気泡ポ
ンプ吸込配管、101…空気調和機遠方運転操作盤、1
02…遠方操作盤、103…AHU運転スイッチ、10
4…冷温風ダクト、105…冷温水主幹配管、106…
冷温水枝管、CT…冷却塔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 相沢 道彦 茨城県土浦市神立町603番地 株式会社 日立製作所 土浦工場内 (72)発明者 大内 富久 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社 日立製作所 機械研究所内 (56)参考文献 特開 昭60−33464(JP,A) 特開 平1−196464(JP,A) 特開 昭55−95073(JP,A) 特開 昭64−10047(JP,A) 特開 平4−340066(JP,A) 特開 平5−60346(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25B 15/00 306 F24F 5/00 101

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷媒で希釈された希溶液を再生器で加熱し
    て冷媒蒸気を発生させ、冷房時には冷媒蒸気を冷却手段
    により冷却凝縮させたのち蒸発器で蒸発させることによ
    り冷温水を冷却し、暖房時には前記蒸発器で冷媒蒸気に
    より冷温水を加熱して温水とし、前記蒸発器で冷温水を
    冷却または加熱したのちの冷媒を冷媒蒸気発生時に生じ
    た濃溶液に吸収器で吸収または混合させて希溶液とした
    のち前記再生器へ戻す吸収式冷温水機と、この吸収式冷
    温水機により冷却または加熱された冷温水を導く冷温水
    系と、この冷温水系からの冷温水と空気とを熱交換して
    冷却または加熱された空気にする複数個の水空気熱交換
    手段と、前記水空気熱交換手段において冷却または加熱
    された空気を各室へ吹き出す空気系とを備えたマルチタ
    イプ吸収式空調システムにおいて、前記吸収冷温水機を
    制御する冷温水機制御盤と、前記複数の水空気熱交換手
    段および空気系を個々に制御する複数の室内機コントロ
    ーラと、前記複数の室内機コントローラの中の少なくと
    も2個の室内機コントローラを制御する集中制御盤と、
    前記冷温水機制御盤と前記集中制御盤の間を双方向に通
    信する第1の通信手段と、前記室内機コントローラと前
    記集中制御盤の間を双方向に通信する第2の通信手段と
    を備えたマルチタイプ吸収式空調システム。
  2. 【請求項2】前記集中制御盤は、全ての室内機が停止時
    に、複数台の前記室内機コントローラの中の最初の1台
    の室内機コントローラから室内機の運転指令が入力され
    ると、前記冷温水機制御盤に前記吸収式冷温水機の運転
    信号を送信することを特徴とする請求項1に記載のマル
    チタイプ吸収式空調システム。
  3. 【請求項3】前記集中制御盤は、1台を除いて全ての室
    内機が停止時に、この最後に運転されている室内機をコ
    ントロールする室内機コントローラから室内機運転ス停
    止指令が入力されると、前記冷温水機制御盤に前記吸収
    式冷温水機の運転停止信号を送信することを特徴とする
    請求項1に記載のマルチタイプ吸収式空調システム。
  4. 【請求項4】冷媒で希釈された希溶液を再生器で加熱し
    て冷媒蒸気を発生させ、冷房時には冷媒蒸気を冷却手段
    により冷却凝縮させたのち蒸発器で蒸発させることによ
    り冷温水を冷却し、暖房時には前記蒸発器で冷媒蒸気に
    より冷温水を加熱して温水とし、前記蒸発器で冷温水を
    冷却または加熱したのちの冷媒を冷媒蒸気発生時に生じ
    た濃溶液に吸収器で吸収または混合させて希溶液とした
    のち前記再生器へ戻す吸収式冷温水機と、この吸収式冷
    温水機により冷却または加熱された冷温水を導く冷温水
    系と、この冷温水系からの冷温水と空気とを熱交換して
    冷却または加熱された空気にする複数個の水空気熱交換
    手段と、前記水空気熱交換手段において冷却または加熱
    された空気を各室へ吹き出す空気系とを備えたマルチタ
    イプ吸収式空調システムにおいて、前記吸収冷温水機を
    制御する冷温水機制御盤と、前記複数の水空気熱交換手
    段および空気系を個々に制御する複数の室内機コントロ
    ーラと、前記複数の室内機コントローラの中の少なくと
    も2個の室内機コントローラを制御する集中制御盤とを
    設け、この集中制御盤に前記吸収式冷温水機の冷房運転
    モードと暖房運転モードを切換える冷暖切替スイッチを
    設け、この冷暖切替スイッチが切替わると、前記集中制
    御盤から前記冷温水機制御盤に冷暖切替えが指令され、
    前記吸収式冷温水機の運転モードを電気的手段により自
    動的に切替えることを特徴とするマルチタイプ吸収式空
    調システム。
  5. 【請求項5】前記集中制御盤は、空調する室内の温度お
    よび湿度を検出する少なくとも1個の温湿度センサを有
    し、冷房運転モードにおいて湿度が予め定めた設定値を
    越えると前記集中制御盤が前記室内機コントローラに対
    し、室内機が備えるファンの回転数を低下させる指令を
    出すとともに、前記冷温水機制御盤に冷温水の出口設定
    温度を予め定めた通常の冷房運転時の設定温度よりも低
    下させる指令を出すことを特徴とする請求項1または4
    に記載のマルチタイプ吸収式空調システム。
  6. 【請求項6】前記集中制御盤は、この集中制御盤が制御
    する室内機コントローラに係るすべての前記室内機の運
    転情報から室内機の負荷率を求め、前記再生器は加熱手
    段としてバーナを有し、このバーナの加熱量はHi、L
    o、OFF(停止)の3段階に切換可能であり、Loは
    Hiよりも少ない加熱量であり、前記室内機の負荷率が
    予め定められた値以下になったときには、前記バーナを
    Loまたは OFFで運転する信号を前記集中制御盤が前
    記冷温水機に出力することを特徴とする請求項1または
    4に記載のマルチタイプ吸収式空調システム。
  7. 【請求項7】外気温度を検出する外気温度センサーを設
    け、前記集中制御盤は、冷房運転モード時に前記外気温
    度センサーが検出した外気温度が予め設定した温度より
    も低下すると冷水の設定温度を上昇させ、この状態から
    外気温度が予め設定した温度よりも上昇すると冷水の設
    定温度を元の設定温度に復帰させる指令を冷温水機制御
    盤に送信することを特徴とする請求項1または4に記載
    のマチルタイプ吸収式空調システム。
  8. 【請求項8】前記複数の室内機コントローラは、それぞ
    れが制御する各室内機の運転または停止を示す信号およ
    び各室内機の故障状態を示す信号を前記集中制御盤へ送
    信し、前記冷温水機制御盤は前記吸収式冷温水機の運
    転、停止および故障を示す信号を前記集中制御盤へ送信
    し、前記集中制御盤はこれら室内機コントローラ及び冷
    温水機制御盤から送信された情報を表示する表示手段と
    吸収式冷温水機のスケジュールタイマーとを有すること
    を特徴とする請求項1または4に記載のマルチタイプ吸
    収式空調システム。
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