JP3189304U - 制御機構及びそれを用いた電子装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】水中で操作可能な防水制御機構を提供する。【解決手段】制御機構100は、制御部材102と、位置規制部材112と、圧力規制部材106とを備え、前記制御部材は、突出部を有し、前記位置規制部材は、支持部111と延伸部113とを有し、前記圧力制御部材は、前記支持部を囲むように設けられ、前記支持部は前記突出部に対応して設けられており、前記延伸部は、前記支持部を軸心に径方向に延伸する。前記制御機構は、作動部材114をさらに備えていてもよく、該作動部材は前記支持部に当接し、かつ前記位置規制部材は前記作動部材と前記制御部材との間に設けられていてもよい。【選択図】図1C

Description

本考案は、制御機構に関し、特に、電子装置に用いる制御機構に関する。
携帯型防水装置には、例えば、防水携帯電話、防水デジタルカメラ、及び防水デジタルビデオカメラなどがある。押しボタンの防水構造では、まず、必ず電子部品が水中にて正常に使用され、短絡が発生しないようにしなければならないという問題を克服する必要がある。したがって、押しボタンの下方の電子部品が水に濡れて壊れることを防止するために、防水装置の筐体内に防水ワッシャーやゴムシートを設けなければならない。
防水ワッシャーはゴム類材料からなるので、長期使用により劣化する恐れがある。耐久性については、押しボタンの頻繁な操作も防水ワッシャー材料の疲労を加速させて破損を生じさせ、防水構造の機能が失われる恐れもある。さらに、強烈な水圧下で押しボタンを操作すると、防水ワッシャーの反発力が鈍くなり、ユーザーの操作感が影響されて、押しボタンが正常に動作しなくなってしまう恐れもある。
本考案は、制御機構及びそれを用いた電子装置に関し、制御機構を水中で操作可能にすることを目的とする。
本考案の1つの態様によれば、突出部を有する制御部材と、支持部と延伸部とを有する位置規制部材と、前記支持部を囲むように設けられる圧力規制部材と、を備える制御機構であって、前記支持部と前記突出部とが対応して設けられており、前記延伸部は、前記支持部を軸心に径方向に延伸する制御機構が提供される。
本考案のもう1つの態様によれば、突出部を有する制御部材と、作動部材と、支持部を有する位置規制部材と、を備える制御機構であって、前記支持部は、前記制御部材と前記作動部材との間に設けられており、前記作動部材の硬度は前記位置規制部材の硬度よりも大きい制御機構が提供される。
本考案の前述した態様及びその他の態様をより一層明確にすべく、以下に、実施例を挙げ、添付図面を参照しながら、本考案を詳細に説明する。
本考案の一実施例に係る制御機構の概略断面図である。 本考案の一実施例に係る制御機構の部品の概略分解図である。 本考案の一実施例に係る制御機構の概略断面斜視図である。 本考案の別の実施例に係る制御機構の概略断面図である。 本考案の別の実施例に係る制御機構の部品の概略分解図である。 本考案の別の実施例に係る制御機構の概略断面斜視図である。 水圧下での制御機構の受圧面積を示す概略図である。 本考案のさらに別の実施例に係る制御機構の概略断面図である。 本考案のさらに別の実施例に係る制御機構の部品の概略分解図である。 本考案のさらに別の実施例に係る制御機構の概略断面斜視図である。
以下に、実施例を挙げ、添付図面を参照しながら、本考案を詳細に説明するが、本考案を限定するものではない。
図1A及び図1Bは、それぞれ、本考案の一実施例に係る電子部品の制御機構100の概略断面図、及びその部品の概略分解図である。図1Cは、本考案の一実施例に係る電子部品の制御機構100の概略断面斜視図である。
図1Cを参照されたい。制御機構100は、制御部材102と、位置規制部材112と、圧力規制部材106と、パッケージ部品110とを備える。制御部材102は、位置規制部材112の上方に設けられると共に、パッケージ部品110内に組み付けられている。パッケージ部品110は収容空間Cを画定し、圧力規制部材106は、位置規制部材112を収容空間Cに固定して設ける。制御部材102は、キャップ本体部101aを有し、かつキャップ本体部101aの底面から下方に向かって延伸する突出部101bを有する。ユーザーは、キャップ本体部101aの上部を押して制御部材102を操作することができる。位置規制部材112は、制御部材102と電子弾性片116との間に設けられている支持部111を有する。支持部111は、突出部101bを収容する凹口を有すると共に、制御部材102を支持するように弾性を有している。制御部材102が圧力を受けると、支持部111により制御部材102に復帰時の反発力が与えられて、ユーザーの操作感を向上させることができる。
本実施例において、位置規制部材112はゴム製であってもよく、防水機能を提供することに加えて、制御部材102の動きに連動して電子弾性片116を作動させることができる。勿論、位置規制部材112の材料はこれに限定されるものではなく、他の異なる材料であってもよい。電子弾性片116は、金属製弾性片であってもよく、その材料はこれに限定されるものではなく、他の異なる材料であってもよい。図1Aを参照されたい。制御部材102が圧力を受けると、突出部101bが支持部111の下方の作動部材114を押し出して、作動部材114を突出部101bの移動に応じて変位させる。したがって、電子弾性片116は作動部材114の作動に応じて回路基板118上の電極117に接触して、電子信号を生成することができる。したがって、本実施例の制御機構100は、電子装置(図示せず)上に設けることができると共に作動部材114の作動に応じて電子信号を生成することができる。
また、パッケージ部品110は開口105を有し、かつ開口105中に制御部材102が貫通して設けられている。制御部材102のバイザー103は、開口105の下部に位置すると共に、開口105内部の凹みの上縁側壁107と互いに当接する。
本実施例の位置規制部材112の支持部111は、径方向に延伸する延伸部113を有する。延伸部113は、その下方の電子弾性片116及び回路基板118などの電子部品が水中にて短絡することなく正常に使用されるように、パッケージ部品110の凹口115により圧力規制部材106に固定されている。
図1Cにおいて、延伸部113に対応して環状突起部113aが設けられている。パッケージ部品110と圧力規制部材106とが延伸部113を圧接すると、環状突起部113aが押し出され変形して環状凹口115に緊密に圧合することができる。図1Aを合わせて参照されたい。圧力規制部材106の開口内径P1が支持部111の外径P2よりも大きいので、圧力規制部材106が延伸部113の第1の部分113bに当接する一方、延伸部113の第2の部分113cに当接しない。突出部101bが支持部111に圧力を付与すると、支持部111及び延伸部113の第2の部分113cが移動して作動部材114を電子弾性片116に接触させる。
上述した説明から明らかなように、本実施例の位置規制部材112の延伸部113を防水用ゴムワッシャーとし、中央に位置する支持部111を、制御部材102を支持する部材とすることができる。さらに、小型化の必要性に応じて、位置規制部材112の厚さを薄くすることにより、制御機構100の全体のサイズを縮小することができる。
本実施例の圧力規制部材106が支持部111を囲むように設けられ、かつ圧力規制部材106の開口内径が支持部111の外径よりも大きいことに留意すべきである。なお、受圧面積を縮小させ、さらに制御機構100の大きな水圧に対する耐久性能を向上させるために、位置規制部材112は圧力規制部材106と制御部材102との間に位置し、圧力規制部材106は延伸部113の第1の部分113bに当接する。本実施例において、圧力規制部材106は金属製のO型のリングである。勿論、圧力規制部材106は、硬度が位置規制部材112よりも硬い材質であってもよい。
次に、図2A〜2Cを参照されたい。図2A及び2Bは、それぞれ、本考案の別の実施例に係る電子部品の制御機構200の概略断面図、及びその部品の概略分解図である。図2Cは、本考案の別の実施例に係る電子部品の制御機構200の概略断面斜視図である。
図2Cを参照されたい。制御機構200は、制御部材202と、位置規制部材212と、作動部材214と、圧力規制部材206bと、パッケージ部品210とを備える。制御部材202は、位置規制部材212の上方に設けられると共に、パッケージ部品210内に組み付けられている。制御部材202は、キャップ本体部201aを有しており、かつキャップ本体部201aの底面から下方に向かって延伸する突出部201bを有する。ユーザーは、キャップ本体部201aの上部を押して制御部材202を操作することができる。位置規制部材212は、制御部材202と作動部材214との間に設けられている支持部211を有し、かつ支持部211は弾性を有して制御部材202を支持する。制御部材202が圧力を受けると、支持部211により制御部材202に復帰時の反発力が与えられて、ユーザーの操作感を向上させることができる。
本実施例において、位置規制部材212はゴム製であってもよく、防水機能を提供することに加えて、制御部材202及びその下方の作動部材214の動きに連動して電子スイッチ部品216を作動させることができる。勿論、位置規制部材212の材料はこれに限定されるものではなく、他の異なる材料であってもよい。図2Aを参照されたい。制御部材202の突出部201bは支持部211と接触すると共に、位置規制構造222により制御部材202の位置を規制する。制御部材202が圧力を受けると、突出部201bが位置規制構造222の中を貫通し、かつ支持部211上に当接して押すと共に、支持部211を介して電子スイッチ部品216の上方に位置する作動部材214と接触して、作動部材214を突出部201bの移動に応じて変位させる。したがって、電子スイッチ部品216は作動部材214の作動に連動して、電子信号を生成することができる。したがって、本実施例の制御機構200は、電子装置(図示せず)上に設けることができると共に作動部材214の移動に応じて電子信号を生成することができる。
1つの実施例において、作動部材214は硬質プラスチック製であってもよく、位置規制部材212は、軟質ゴム製又は硬質ゴム製であってもよい。軟質ゴムの圧縮比が高いと、防水効果を高めることができる。しかし、軟質ゴムで支持部211を作製すると、突出部201bに破壊されて破損を生じ易い。したがって、本実施例において、例えば、耐圧の硬質ゴムで支持部211を作製し、かつ硬質プラスチックで作動部材214を作製すると、材料の疲労を防止すると共に、制御部材202の押圧に耐えられてその耐久性を高めることができる。勿論、作動部材214及び位置規制部材212の材料はこれらに限定されず、硬度が異なる他の材料であってもよい。
さらに、作動部材214は、制御部材202に設けられる突出部201bに対応している。耐圧の硬質ゴムで支持部211を作製して、硬質の突出部201bを硬質の支持部211と硬質の作動部材214とに直接接触させると、押圧時に触感がより直接に感じられて、ユーザーの操作感を向上させる。
本実施例の位置規制部材212の支持部211は、外側に延伸する延伸部213を有する。延伸部213は、その下方の電子スイッチ部品216及び回路基板218等の電子部品が水中にて短絡することなく正常に使用されるように、パッケージ部品210により制御部材202と作動部材214との間に固定されてもよい。図2Cを参照されたい。パッケージ部品210は、上部部材204と、下部部材208と、固定部材206aと、圧力規制部材206bとを備える。上部部材204は、上部開口205を有すると共に、上部開口205中にキャップ本体部201aが設けられている。制御部材202のバイザー203は、上部開口205の下部に位置すると共に、開口205内部の凹みの上縁側壁207と互いに当接する。
さらに、下部部材208は、下部開口209を有すると共に、下部開口209中に作動部材214と、ばね220とが設けられている。本実施例において、制御部材202と、作動部材214と、位置規制部材212とが、上部部材204と、固定部材206aと、下部部材208とが互いに組み付けられて形成された収容空間C内に設けられている。圧力規制部材206bは、位置規制部材212を収容空間C内に固定して設けるのに用いられる。図2Aに示すように、ユーザーは、制御部材202を押して、制御部材202と、支持部211と、作動部材214とをこの収容空間C内で移動させることができる。
上部部材204及び下部部材208は、例えば、硬質プラスチック製である。固定部材206aは、上部部材204と下部部材208との間に設けられると共に、収容空間Cまで延伸する。固定部材206aは凸部を有し、かつ固定部材206aの凸部と位置規制構造222の凹部とが互いに係合し、さらに制御部材202を押す距離を規制することができる。圧力規制部材206bが下部部材208に設置されると共に、支持部211を囲むように設けられている。前述した実施例と同様に、圧力規制部材206bの開口内径は支持部211の外径よりも大きい。なお、固定部材206aと圧力規制部材206bと下部部材208とが封じた口209aを形成するように、位置規制部材212は圧力規制部材206bと制御部材202との間に位置すると共に、圧力規制部材206bは延伸部213の第1の部分(図示せず)に当接する。密封した状態になるように、延伸部213は封じた口209aに組み付けられると共に、固定部材206aと、圧力規制部材206bと、下部部材208との間に圧接してもよい。例えば、図2Cに示すように、延伸部213には環状突起部213aが設けられている。延伸部213が封じた口209aに組み付けられると、環状突起部213aが押し出され変形して下部部材208に緊密に圧合することができる。
したがって、位置規制部材212の延伸部213は、パッケージ部品210と圧力規制部材206bとに囲ませることにより固定することができる。図2Dを参照されたい。強烈な水圧環境下では、本実施例の圧力規制部材206bを使用すると、支持部211周りの受圧面積を縮小することができる。例えば、当初の受圧面積A1からより小さい受圧面積A2に変更して、より小さい水面下の正圧力を得て、さらに制御機構200の大きな水圧に対する耐久性能を向上させる。
さらに、強烈な水圧環境下では、本実施例のばね220の使用により、作動部材214に復帰時により強い反発力が与えられて、ユーザーの操作感を向上させることができる。図2A及び図2Bを参照されたい。下側部材208の底部は位置規制口219を有する。位置規制口219内において、作動部材214に対して位置規制凸ブロック215が設けられている。ばね220は、開口209内に位置して作動部材214と一体に連動すると共に、作動部材214が復帰する際に必要とする弾性力を提供するために、作動部材214の周りに設けられている。作動部材214が復帰する際に、位置規制凸ブロック215が位置規制凸ブロック215の上方において突出する上縁側壁217と互いに当接して、バネ220の弾性力を相殺する。
上述した説明から明らかなように、本実施例の位置規制部材212及び延伸部213を防水用ゴムワッシャーとし、圧力規制部材206bにより、中央に位置する支持部211は受圧面積を縮小させ、ばね220により位置規制部材212の下方に位置する作動部材214は復帰する際の反発力を強めることができる。それによって、制御機構200の大きな水圧に対する耐久性能を向上させることができると共に、併せてユーザーの操作感を向上させることができる。さらに、小型化の必要性に応じて、位置規制部材212の厚さを薄くすることにより、制御機構200の全体のサイズを縮小することができる。
前述した作動部材214は、例えば、位置規制部材212とは異なる材料の部材とし、かつパッケージ部品210内にそれぞれ組み付けられている。一方、別の実施例において、作動部材214は、例えば、支持部211と同じ材料の部材とし、かつ支持部211と一体に連結された後、パッケージ部品210内に一体に組み付けられている。本考案はこれに限定されるものではない。
図3A及び図3Bは、それぞれ、本考案のさらに別の実施例に係る制御機構300の概略断面図、及びその部品の概略分解図である。図3Cは、本考案のさらに別の実施例に係る制御機構300の概略断面斜視図である。
図3Cを参照されたい。制御機構300は、制御部材302と、パッケージ部品310とを備える。制御部材302は、防水用位置規制部材312の上方に設けられると共に、パッケージ部品310内に組み付けられている。制御部材302は、キャップ本体部301aを有しており、かつキャップ本体部301aの底面から下方に向かって延伸する突出部301bを有し、かつ突出部301bが支持部311の中空部311a内に収容されるように設けられている。ユーザーは、キャップ本体部301aの上部を押して制御部材302を操作することができる。位置規制部材312は、制御部材302と作動部材314との間に設けられている支持部311を有し、かつ支持部311は弾性を有して制御部材302を支持する。制御部材302が圧力を受けると、支持部311により制御部材302に復帰時の反発力が与えられて、ユーザーの操作感を向上させることができる。
本実施例において、位置規制部材312は、防水機能を提供することに加えて、制御部材302及びその下方の作動部材314の動きに連動して電子弾性片316を作動させることができる。作動部材314は電子弾性片316の上方に位置する。電子弾性片316は、金属製弾性片であってもよく、その材料はこれに限定されるものではなく、他の異なる材料であってもよい。図3Aを合わせて参照されたい。制御部材302が圧力を受けると、突出部301bに接触する作動部材314は突出部301bの移動に応じて変位する。したがって、電子弾性片316は作動部材314の作動に応じて回路基板318上の電極317に接触して、電子信号を生成することができる。
本実施例において、作動部材314が位置規制部材312の支持部311に一体に連結されてもよい。作動部材314は硬質ゴム製であってもよく、支持部311は軟質ゴム製であってもよい。軟質ゴムの圧縮比が高いと、防水効果を高めることができる。しかし、軟質ゴムで作動部材314を作製すると、突出部301bに破壊されて破損を生じ易い。したがって、本実施において、耐圧の硬質ゴムで作動部材314を作製して、材料の疲労を防止すると共に、制御部材302の押圧に耐えてその耐久性を高めることができる。
さらに、耐圧の硬質ゴムで作動部材314を作製して、硬質の突出部301bを硬質の作動部材314に直接接触させると、押圧時に触感がより直接に感じられて、ユーザーの操作感を向上させる。
本実施例の位置規制部材312は、その下方の電子弾性片316及び回路基板318等の電子部品が水中にて短絡することなく正常に使用されるように、パッケージ部品310により制御部材302と作動部材314との間に固定されてもよい。図3Cを参照されたい。パッケージ部品310は、上部部材304と、下部部材308と、固定部材306とを備える。上部部材304は、制御部材302を収容するための上部開口305を有する。制御部材302のバイザー303は、上部開口305の下部に位置すると共に、開口305内部の凹みの上縁側壁307と互いに当接する。
さらに、下部部材308は、作動部材314を収容するための下部開口309を有する。本実施例において、制御部材302と、作動部材314と、位置規制部材312とが、上部部材304と、下部部材308とによって画定された収容空間C内に設けられている。図3Aに示すように、ユーザーは、制御部材302を押して、制御部材302と、支持部311と、作動部材314とをこの収容空間C内で移動させることができる。
上部部材304及び下部部材308は、例えば、硬質プラスチック製である。固定部材306は、上部部材304と下部部材308との間に設けられると共に、密封した状態になるように、下部部材308に相対して位置規制部材312の周面312aと周面312bとに圧接してもよい。例えば、図3Cに示すように、下部部材308には、環状凹口315が設けられており、位置規制部材312の下部の周面312bに対応して、環状突起部313が設けられている。固定部材306が位置規制部材312上部の周面312aに圧接すると、環状突起部313が押し出され変形して環状凹口315に緊密に圧合することができる。
上述した説明から明らかなように、本実施例の位置規制部材312の周部を防水用ゴムワッシャーとし、中央に位置する支持部311を、制御部材302を支持する部材とし、その下方に位置する一体化された作動部材314を硬質ゴム製にすることができる。それによって、制御機構300の耐久性を向上させることができると共に、併せてユーザーの操作感を向上させることができる。さらに、小型化の必要性に応じて、位置規制部材312の厚さを薄くすることにより、制御機構300の全体のサイズを縮小することができる。
以上をまとめると、本考案は、上記最も好ましい実施例で示されているが、それは本考案を限定するものではない。本考案の属する技術分野における通常の知識を有する当業者は、本考案の趣旨及び範囲から逸脱しない限り、種々の変更及び修正を行うことが可能である。したがって、本考案の保護範囲は、後の請求の範囲で指定した内容を基準とする。
100、200、300 制御機構
101a、201a、301a キャップ本体部
102、202、302 制御部材
103、203、303 バイザー
105 開口
106、206b 圧力規制部材
107、207、307 上縁側壁
110、210、310 パッケージ部品
111、211、311 支持部
112、212、312 位置規制部材
113、213 延伸部
113a、313 環状突起部
113c 第2の部分
113b 第1の部分
114 作動部材
115 凹口
116 電子弾性片
117、317 電極
118、218、318 回路基板
205、305 上部開口
206a、306 固定部材
214、314 作動部材
215 位置規制凸ブロック
216 電子スイッチ部品
217 上縁側壁
219 位置規制口
315 環状凹口
316 電子弾性片
A1、A2 受圧面積
C 収容空間
P1 開口内径
P2 外径

Claims (13)

  1. 制御部材と、位置規制部材と、圧力規制部材とを備える制御機構であって、前記制御部材は、突出部を有し、前記位置規制部材は、支持部と延伸部とを有し、前記圧力規制部材は、前記支持部を囲むように設けられ、前記支持部は前記突出部に対応して設けられており、前記延伸部は前記支持部を軸心に径方向に延伸する、制御機構。
  2. 前記圧力規制部材は、前記延伸部に当接し、かつ前記圧力規制部材の内径は前記支持部の外径よりも大きい、請求項1に記載の制御機構。
  3. パッケージ部品をさらに備え、該パッケージ部品は前記位置規制部材に固定して設けられ、かつ前記延伸部は前記パッケージ部品と前記圧力規制部材との間に位置し、前記パッケージ部品と前記圧力規制部材とが前記延伸部に圧力を付与する、請求項1又は請求項2に記載の制御機構。
  4. 作動部材をさらに備え、該作動部材は前記支持部に当接し、かつ前記位置規制部材は前記作動部材と前記制御部材との間に設けられている、請求項1又は2に記載の制御機構。
  5. パッケージ部品をさらに備え、前記パッケージ部品は、前記制御部材と、前記位置規制部材と、前記作動部材とを収容し、上部部材と、固定部材と、下部部材と、を有し、前記固定部材は前記上部部材と前記下部部材との間に固定して設けられ、前記延伸部は前記固定部材と前記下部部材との間に位置し、前記固定部材と前記下部部材とが前記延伸部に圧力を付与する、請求項4に記載の制御機構。
  6. 前記作動部材は位置規制凸ブロックを有し、前記下部部材は位置規制口を有し、前記位置規制口は上縁側壁を有し、前記位置規制凸ブロックと前記上縁側壁とが互いに当接する、請求項4又は請求項5に記載の制御機構。
  7. 前記作動部材に設けられているばねをさらに備える、請求項4〜6のいずれか1項に記載の制御機構。
  8. 前記作動部材の硬度は前記位置規制部材の硬度よりも大きい、請求項4〜7のいずれか1項に記載の制御機構。
  9. 制御部材と、作動部材と、位置規制部材とを備える制御機構であって、前記制御部材は、突出部を有し、前記位置規制部材は、前記支持部を有し、前記支持部は前記制御部材と前記作動部材との間に位置しており、前記作動部材の硬度は前記位置規制部材の硬度よりも大きい、制御機構。
  10. パッケージ部品をさらに備え、前記パッケージ部品は、上部部材と、固定部材と、下部部材とを有し、前記固定部材は前記上部部材と前記下部部材との間に固定して設けられて、収容空間を画定しており、前記収容空間は、前記制御部材と、前記作動部材と、前記位置規制部材とを収容する、請求項9に記載の制御機構。
  11. 前記制御部材はキャップ本体部をさらに有し、前記上部部材は上部開口を有し、前記下部部材は下部開口を有し、前記上部開口には前記キャップ本体部が貫通して設けられ、かつ前記下部開口には前記作動部材が貫通して設けられている、請求項10に記載の制御機構。
  12. 前記支持部は中空部を有し、かつ前記突出部は前記中空部内に収容して設けられている、請求項11に記載の制御機構。
  13. 請求項1〜12のいずれか1項に記載の制御機構を備える、電子装置。
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CN107978478A (zh) * 2017-11-30 2018-05-01 芜湖宏景电子股份有限公司 防卡死的汽车导航主机复位键结构

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