JP3188785B2 - 焦点距離可変カメラ - Google Patents

焦点距離可変カメラ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は、ズームレンズもしく
は多焦点レンズを自動的に例えばワイド端にリセット、
或は、レンズ鏡筒を所定の位置に沈胴させる手段を備え
焦点距離可変カメラの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近のレンズシャッタカメラは、ズーミ
ングを直流モータ等のアクチュエータで駆動し、かつ、
オートフォーカス機能を持ったものが主流となってい
る。
【0003】この種のズームカメラにおいては、従来機
種に比べて一層の小型化が進んでおり、この小型化とい
う目的を達成するために、撮影光学系は焦点距離が変わ
るとFナンバー及びフォーカスシングの際のレンズ繰出
し量が変化する構成となっているのが通常である。した
がって、Fナンバー補正及びレンズ繰出し量補正を行う
ための焦点距離検出手段が必要となり、最も一般的なの
はグレーコードのコードパターンの上を焦点距離移動に
連動してブラシが移動するというものである。この他に
も焦点距離移動に連動して出力が可変する可変抵抗器を
用いるという方法もある。
【0004】しかしこういった構成のカメラにおいて
は、撮影光学系と上記焦点距離検出手段との間に介在す
るメカ的なガタ分が存在するため、ズーム駆動停止時は
必ず一定方向に片寄せ駆動することによりこのガタ分を
除去し、焦点距離とその検出手段出力との対応の再現性
を良くしている。しかしながら、撮影者によりレンズ鏡
筒を動かされてしまうと、この対応関係がくずれ、焦点
距離検出手段出力に対応する焦点距離と実際の焦点距離
とが異なることになり、露出ずれやフォーカシング時の
ピントずれ等の原因となる。このうち特に影響が大きい
のは、ピント敏感度の高いTELE(テレ)側でのピン
トずれである。
【0005】この点に鑑み、レンズ鏡筒が動かされた場
合の保善策として、撮影者によるレリーズスイッチやズ
ームスイッチによる操作が行われた後、一定時間(通常
5分程度)何もスイッチ入力が行われない場合、ズーム
をWIDE(ワイド)端、もしくは、沈端(沈胴位置)
に自動的にリセットするいわゆるオートパワーオフ機能
を持たせることにより、その後撮影者がWIDE端以外
で撮影を行う場合は必ずズーミングを行うようにして、
その停止の際の片寄せ駆動によりレンズ鏡筒のガタ分を
キャンセルする構成のものが本願出願人より先願(実開
平3−60331号)されている。
【0006】 ここで、オートパワーオフ機能を持つズ
ームカメラの簡単な回路構成を図5に示す。
【0007】図5において、51はカメラ全体のシーケ
ンスを司るシーケンスコントローラ、52はオートフォ
ーカスを行う為に被写体までの距離を測る測距ユニッ
ト、53は自動露出を行うために被写体輝度を測定する
測光回路、54は撮影レンズ、55はフォーカシングの
際に前記撮影レンズ54を駆動するレンズ駆動ユニッ
ト、56はシャッタ、57は前記シャッタ56を駆動す
るシャッタ駆動回路、58は撮影レンズ54の焦点距離
を検出する為の焦点距離検出手段、59はズーミングを
行うためのズームモータ、60は前記ズームモータ59
を駆動するためのズームモータ駆動回路である。
【0008】61はレリーズスイッチ、62はTELE
スイッチ、63はWIDEスイッチ、64はONでレリ
ーズ待機状態(メインON),OFFでレリーズ禁止状
態(メインOFF)となるところのメインスイッチ、6
5はカメラの電源となる電池である。
【0009】次に、図6を用いて、上記焦点距離検出手
段58の構成例を示す。なお、ここでは焦点距離検出手
段58として、焦点距離移動に連動して出力が可変する
可変抵抗器を用いた場合を想定している。
【0010】図6において、71は可変抵抗器であり、
両端が定電圧VC( =2.5 V)とGNDにつながり、可
動接片がズーミングに連動して動き、TELEズーム時
はVC側に、WIDEズーム時はGND側に可動するも
のである。72は前記可変抵抗器71の可動接片の電位
OUT をA/D変換するA/D変換器である。
【0011】上記構成において、可変抵抗器71の可動
接片の電位VOUT をA/D変換器72でA/D変換し、
これをシステムコントローラ51へ出力することによ
り、システムコントローラ51にて撮影レンズ54の焦
点距離が検出可能となる。
【0012】なおこの検出結果は、演算処理がし易いよ
うに該シーケンスコントローラ51内で複数のゾーンに
区分けされる。この区分けを13ゾーンとした場合の電
位(出力)VOUT とそれに対する焦点距離の対応の一例
を図7に示す。
【0013】図7の例では、カメラの焦点距離は「35
〜105mm」であり、区分けされた各ゾーンにはTE
LE端から順に「ズームポジション」と称したナンバー
「1〜13」をつけている。
【0014】次に、上記構成におけるカメラのオートパ
ワーオフ機能に関する動作について、図8のフローチャ
ートを用いて説明する。
【0015】まず初期状態では、カメラはメインスイッ
チ64がONされてスイッチ入力待機状態であり、か
つ、電池65の消費を減らすために(マイコンのクロッ
ク周波数を落す等の)低消費電流モードに入っているも
のとする。
【0016】この状態時に、レリーズスイッチ61のO
N等のスイッチ入力があると、カメラは低消費電流モー
ドを解除してスイッチ入力に応じた動作を行う(ステッ
プ401→402→403)。例えば、レリーズスイッ
チ61のONならば、レリーズ動作をする(この時、焦
点距離検出手段58により焦点距離を検出し、そのズー
ムポジションに応じてフォーカシング位置の計算や自動
露出に関する計算を行う)。
【0017】上記の動作終了後、直ちにオートパワーオ
フタイマ(例えば5分タイマ)がスタートし(ステップ
404)、該タイマ終了までカメラはWAITする。そ
して、このWAIT間に何かのスイッチ入力があったな
ら、そのスイッチ入力に応じた動作を行い(ステップ4
04→405→403)、その後再びオートパワーオフ
タイマを最初のカウント数(リセット値)からスタート
させる(ステップ404)。オートパワーオフタイマが
計時している間何もスイッチ入力がなく、該タイマが終
了したら、カメラは自動的にレンズ鏡筒をWIDE端に
ズームさせ(ステップ404→405→406→40
7)、その後低消費電流モードに、つまり初期状態に戻
る(ステップ408)。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来例においては、レリーズ動作等のスイッチ入力のあ
とは必ずオートパワーオフタイマがスタートし、かつ、
WIDE端に自動ズームする回数も多いため、電池の消
耗が早くなる。
【0019】また、オートパワーオフ動作は、何も触っ
ていないのにカメラが動き出すため、撮影者に違和感を
与えるものであり、又撮影者によってレンズ鏡筒が動か
され、フォーカシング時のピントずれが生じた場合も、
実際の写真写りに影響があるのはピント敏感度の高いT
ELE側のみであり、レンズ鏡筒がWIDE端付近にあ
る場合はほとんど影響はなく、この様な場合も一々WI
DE端へ自動ズームを行うことは無駄である。
【0020】 (発明の目的) 本発明の第1の目的
は、無駄なオートパワーオフ動作は行わず、電源電池の
消費及び撮影者に与える違和感を低減させることのでき
る焦点距離可変カメラを提供することである。
【0021】 本発明の第2の目的は、電源電池の節電
化を達成することのできる焦点距離可変カメラを提供す
ることである。
【0022】
【課題を解決するための手段】 上記第1の目的を達成
するために、請求項1記載の本発明は、所定時間内にス
イッチ入力が行われたか否かを判別し、スイッチ入力が
行われなかった事を判別した場合、ズームレンズもしく
は多焦点レンズをワイド側の焦点距離方向に移動させ
て、前記レンズを所定位置にリセットする自動リセット
手段を有する焦点距離可変カメラにおいて、前記レンズ
の焦点距離が、所定の焦点距離よりもワイド側の所定範
囲内であって、前記所定位置よりもテレ側に設定されて
いる時は、前記自動リセット手段の動作を禁止する制御
手段を有する焦点距離可変カメラとするものである。
【0023】 同じく上記第1の目的を達成するため
に、請求項2記載の本発明は、所定時間内にスイッチ入
力が行われたか否かを判別し、スイッチ入力が行われな
かった事を判別した場合、ズームレンズもしくは多焦点
レンズを保持するレンズ鏡筒を所定位置に沈胴させる自
動リセット手段を有する焦点距離可変カメラにおいて、
前記レンズの焦点距離が、所定の焦点距離よりもワイド
側の所定範囲内であって、前記所定位置よりもテレ側に
設定されている時は、前記自動リセット手段の動作を禁
止する制御手段を有する焦点距離可変カメラとするもの
である。また、上記第2の目的を達成するために、請求
項3記載の本発明は、所定時間内にスイッチ入力が行わ
れたか否かを判別し、スイッチ入力が行われなかった事
を判別した場合、ズームレンズもしくは多焦点レンズを
ワイド側の焦点距離方向に移動させて、前記レンズを所
定位置にリセットする、あるいは、前記レンズを保持す
るレンズ鏡筒を所定位置に沈胴させる自動リセット手段
を有する焦点距離可変カメラにおいて、温度を検出する
温度検出手段と、該温度検出手段にて検出された温度が
所定温度以下の時は、前記自動リセット手段の動作を禁
止する制御手段とを有する焦点距離可変カメラとするも
のである。
【0024】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。
【0025】図1は本発明の第1の実施例におけるズー
ムカメラの回路構成を示すブロック図であり、1〜15
は、図6の51〜65と同一のものであるため、ここで
はその詳細は省略する。また、焦点距離検出手段8は図
6の構成のものとし、図7に示す様に、ここでの検出結
果は、演算処理がし易いようにシーケンスコントローラ
1内で複数のゾーンに区分け(13ゾーンに)され、そ
れぞれ対応付けられているものとする。
【0026】図2は上記構成のズームカメラのオートパ
ワーオフ機能に関する動作を示すフローチャートであ
り、以下これにしたがって説明する。
【0027】初期状態では、カメラはメインスイッチ1
4がONされてスイッチ入力待機状態であり、かつ、電
池15の消費を減らすために(マイコンのクロック周波
数を落す等の)低消費電流モードに入っている。
【0028】ここで、レリーズスイッチ11のON等の
スイッチ入力があると、カメラは低消費電流モードを解
除してスイッチ入力に応じた動作を行う(ステップ10
1→102→103)。例えば、レリーズスイッチ11
のONならば、レリーズ動作をする。
【0029】上記の動作終了後、焦点距離検出手段8に
より焦点距離の検出を行い(ステップ104)、その結
果が「ズームポジション>10」、すなわちナンバー1
1,12,13(図7参照)の3ゾーン内(焦点距離4
7mm未満)であったなら、撮影レンズ4中のズームレ
ンズはWIDE端付近に位置するのでオートパワーオフ
動作の必要無しと判断し、直ちに低消費電流モードに、
つまり初期状態に戻る(ステップ105→110)。
【0030】一方、焦点距離検出手段8により検出した
焦点距離が「ズームポジション≦10」、すなわちナン
バー1〜10の10ゾーン内(焦点距離47mm以上)
であったなら、オートパワーオフタイマをスタートして
該タイマ終了までWAITする。そして、このWAIT
間に何かのスイッチ入力があったなら、そのスイッチ入
力に応じた動作を行い、その後再びオートパワーオフタ
イマを最初のカウント数(リセット値)からスタートさ
せる(ステップ106→107→103→104→10
5→106、又は、ステップ106→107→108→
107→103→104→105→106)。
【0031】また、オートパワーオフタイマが計時して
いる間何もスイッチ入力がなく該タイマが終了したら、
ズームモータ駆動回路10及びズームモータ9を介して
自動的にレンズ鏡筒(ズームレンズ)をWIDE端にズ
ームさせ、その後低消費電流モードに入る、つまり初期
状態に戻る(ステップ105→106→107→108
→109→110)。
【0032】(第2の実施例)上記第1の実施例では、
オートパワーオフタイマが計時している間何もスイッチ
入力がなく該タイマが終了したら、レンズ鏡筒をWID
E端にズームさせる様にしているが、この際レンズ鏡筒
を沈胴位置にリセットする様にしてもよい。以下、この
種のカメラを本発明の第2の実施例とする。
【0033】図3はこの第2の実施例におけるカメラの
オートパワーオフ機能に関する動作を示すフローチャー
トであり、以下これにしたがって説明する。なお、レン
ズ鏡筒を沈胴させる沈胴手段が加わる他は、回路構成等
は第1の実施例と同様であるので、省略する。
【0034】初期状態では、カメラはメインスイッチ1
4がONされてスイッチ入力待機状態であり、かつ、電
池15の消費を減らすために(マイコンのクロック周波
数を落す等の)低消費電流モードに入っている。
【0035】ここで、レリーズスイッチ11のON等の
スイッチ入力があると、カメラは低消費電流モードを解
除してスイッチ入力に応じた動作を行う(ステップ20
1→202→203)。例えば、レリーズスイッチ11
のONならば、レリーズ動作をする。
【0036】上記の動作終了後、焦点距離検出手段8に
より焦点距離の検出を行い(ステップ204)、その結
果が「ズームポジション>10」、すなわちナンバー1
1,12,13(図7参照)の3ゾーン内(焦点距離4
7mm未満)であったなら、撮影レンズ4中のズームレ
ンズはWIDE端付近に位置するのでオートパワーオフ
動作の必要無しと判断し、直ちに低消費電流モードに、
つまり初期状態に戻る(ステップ205→210)。
【0037】一方、焦点距離検出手段8により検出した
焦点距離が「ズームポジション≦10」、すなわちナン
バー1〜10の10ゾーン内(焦点距離47mm以上)
であったなら、オートパワーオフタイマをスタートして
該タイマ終了までWAITする。そして、このWAIT
間に何かのスイッチ入力があったなら、そのスイッチ入
力に応じた動作を行い、その後再びオートパワーオフタ
イマを最初のカウント数(リセット値)からスタートさ
せる(ステップ206→207→203→204→20
5→206、又は、ステップ206→207→208→
207→203→204→205→206)。
【0038】また、オートパワーオフタイマが計時して
いる間何もスイッチ入力がなく該タイマが終了したら、
不図示の沈胴手段を介して自動的にレンズ鏡筒を沈胴位
置まで駆動し、その後低消費電流モードに入る、つまり
初期状態に戻る(ステップ205→206→207→2
08→209→210)。
【0039】(第3の実施例)カメラの電源として用い
るリチウム電池やマンガン電池は、低温において出力特
性が悪くなる。このため、カメラ周辺の温度が低温と判
断された場合はオートパワーオフ動作を行わないで直ち
に低消費電流モードに入るようにすれば、低温時におけ
る節電対策となる。以下、この種のカメラを第3の実施
例とする。
【0040】図4はこの第3の実施例におけるカメラの
オートパワーオフ機能に関する動作を示すフローチャー
トであり、以下これにしたがって説明する。なお、カメ
ラ周辺の温度を検出する温度センサが加わる他は、回路
構成等は第1の実施例と同様であるので、省略する。
【0041】初期状態では、カメラはメインスイッチ1
4がONされてスイッチ入力待機状態であり、かつ、電
池15の消費を減らすために(マイコンのクロック周波
数を落す等の)低消費電流モードに入っている。
【0042】ここで、レリーズスイッチ11のON等の
スイッチ入力があると、カメラは低消費電流モードを解
除してスイッチ入力に応じた動作を行う(ステップ30
1→302→303)。例えば、レリーズスイッチ11
のONならば、レリーズ動作をする。
【0043】上記の動作終了後、不図示の温度センサの
出力に基づいて得られたカメラ周辺の温度TEMPを検
出し、この結果が「TEMP≦0℃」であったなら、節
電化の為に直ちに低消費電流モードに、つまり初期状態
に戻る(ステップ304→309)。
【0044】一方、不図示の温度センサの出力に基づい
て得られたカメラ周辺の温度が「TEMP>0℃」であ
ったなら、オートパワーオフタイマをスタートして該タ
イマ終了までWAITする。そして、このWAIT間に
何かのスイッチ入力があったなら、そのスイッチ入力に
応じた動作を行い、その後再びオートパワーオフタイマ
を最初のカウント数(リセット値)からスタートさせる
(ステップ305→306→303→304→305、
又は、ステップ305→306→307→308→30
7→303→304→305)。
【0045】また、オートパワーオフタイマが計時して
いる間何もスイッチ入力がなく該タイマが終了したら、
ズームのリセット動作を行い、低消費電流モードに入
る、つまり初期状態に戻る(ステップ305→306→
307→308→309)。
【0046】なお、この実施例においても、第1或は第
2の実施例の様に、焦点距離検出手段8により焦点距離
の検出を行い、その結果が「ズームポジション>10」
の場合、つまりズームレンズがTELE付近に位置した
場合には、自動的にWIDE端にズーミングしたり、レ
ンズ鏡筒を沈胴させる、オートパワーオフ動作を兼ね備
えることにより、より使い勝手の良いカメラとすること
が可能となる。
【0047】 以上の第1及び第2の実施例によれば、
レンズ鏡筒がTELE付近にある場合にのみオートパワ
ーオフタイマをスタートさせ、該タイマ終了と同時にオ
ートパワーオフ動作を行うようにしている為、電池の消
費を少なくすることができ、かつレンズ鏡筒のずれが生
じたときもピントずれ影響のないWIDE端付近にレン
ズ鏡筒があるときはオートパワーオフ動作をしないので
無駄な動作がなく、しかも撮影者に与える違和感を減ら
すことが出来る。
【0048】 また、上記第3の実施例によれば、カメ
ラの周辺温度が「TEMP≦℃」の状態時には、オート
パワーオフタイマをスタートさせることなく、直ちに低
消費電流モードに入る様にしているため、節電化を達成
でき、更に上記のオートパワーオフ機能を付加すること
により、より節電化を実現できる。
【0049】
【発明の効果】 以上説明したように、本発明によれ
ば、無駄なオートパワーオフ動作は行わず、電源電池の
消費及び撮影者に与える違和感を低減させることができ
る焦点距離可変カメラを提供できるものである。
【0050】 また、本発明によれば、電源電池の節電
化を達成することのできる焦点距離可変カメラを提供で
きるものである。
【0051】
【0052】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるズームカメラの
構成を示すブロック図である。
【図2】図1のカメラの主要部分の動作を示すフローチ
ャートである。
【図3】本発明の第2の実施例におけるズームカメラの
動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第3の実施例におけるズームカメラの
動作を示すフローチャートである。
【図5】従来のズームカメラの構成を示すブロック図で
ある。
【図6】図5の焦点距離検出手段の構成例を示す回路図
である。
【図7】図6における電位VOUT と焦点距離及びズーム
ポジョンの関係を示す図である。
【図8】従来のズームカメラの動作を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 シーケンスコントローラ 4 撮影レンズ 8 焦点距離検出手段 9 ズームモータ 10 ズームモータ駆動回路 11 レリーズスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 17/04 G02B 7/08

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定時間内にスイッチ入力が行われたか
    否かを判別し、スイッチ入力が行われなかった事を判別
    した場合、ズームレンズもしくは多焦点レンズをワイド
    側の焦点距離方向に移動させて、前記レンズを所定位置
    にリセットする自動リセット手段を有する焦点距離可変
    カメラにおいて、前記レンズの焦点距離が、所定の焦点
    距離よりもワイド側の所定範囲内であって、前記所定位
    置よりもテレ側に設定されている時は、前記自動リセッ
    ト手段の動作を禁止する制御手段を有することを特徴と
    する焦点距離可変カメラ。
  2. 【請求項2】 所定時間内にスイッチ入力が行われたか
    否かを判別し、スイッチ入力が行われなかった事を判別
    した場合、ズームレンズもしくは多焦点レンズを保持す
    るレンズ鏡筒を所定位置に沈胴させる自動リセット手段
    を有する焦点距離可変カメラにおいて、前記レンズの焦
    点距離が、所定の焦点距離よりもワイド側の所定範囲内
    であって、前記所定位置よりもテレ側に設定されている
    時は、前記自動リセット手段の動作を禁止する制御手段
    を有することを特徴とする焦点距離可変カメラ。
  3. 【請求項3】 所定時間内にスイッチ入力が行われたか
    否かを判別し、スイッチ入力が行われなかった事を判別
    した場合、ズームレンズもしくは多焦点レンズをワイド
    側の焦点距離方向に移動させて、前記レンズを所定位置
    にリセットする、あるいは、前記レンズを保持するレン
    ズ鏡筒を所定位置に沈胴させる自動リセット手段を有す
    る焦点距離可変カメラにおいて、温度を検出する温度検
    出手段と、該温度検出手段にて検出された温度が所定温
    度以下の時は、前記自動リセット手段の動作を禁止する
    制御手段とを有することを特徴とする焦点距離可変カメ
    ラ。
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