JP3188761U - 多芯同軸ケーブル - Google Patents

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由将 渡邊
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Abstract

【課題】簡易な作業で作成できる、複数の同軸ケーブルおよび接地用電線が接地接続されて一体化された多芯同軸ケーブルを提供する。
【解決手段】多芯同軸ケーブル1は、それぞれの長さ方向の同一箇所で各外被および外被が除去されている。そして、外被が除去された箇所の8本の同軸ケーブルの外部導体13および外被が除去された箇所の絶縁電線の導体21の周囲に金属線30が巻き付けられている。これにより、8本の同軸ケーブルおよび絶縁電線が束ねられている。金属線30としては、例えば外径0.08mm程度の錫メッキ軟銅線を用いることができる。
【選択図】図3

Description

本考案は、複数本の同軸ケーブルを一体化させた多芯同軸ケーブルに関する。
例えば特許文献1には、複数本の同軸ケーブルの外部導体を所定の箇所で露出させて半田で一体化することが開示されている。
特開2011−146163号公報
特許文献1は、各同軸ケーブルの外部導体を接地するときに外部導体の集合された部分が、基板のグランドパッドに直接接続されている。外部導体を接地する箇所の多芯同軸ケーブルの先端部分にするなど外部導体が集合された部分から離れた場所とする場合に適応した構造ではない。
本考案は、複数の同軸ケーブルの外部導体を基板やコネクタに接地する箇所を自由に設計できる多芯同軸ケーブルを提供することを目的とする。
本考案の多芯同軸ケーブルは、複数本の同軸ケーブルと少なくとも一本の接地用電線とが集合された多芯同軸ケーブルであって、
複数本の前記同軸ケーブルが隣の同軸ケーブルと接触するように束ねられており、
それぞれの長さ方向の同一箇所で前記複数本の同軸ケーブルの外被および前記接地用電線の外被が除去され、
それぞれの前記外被が除去された箇所の前記複数本の同軸ケーブルの外部導体および前記接地用電線の導体の周囲に金属線が巻き付けられることにより、前記複数本の同軸ケーブルおよび前記接地用電線が束ねられ、
当該束ねられた部分が半田付けされて固着され前記外部導体および前記導体が一体化されている。
本考案の多芯同軸ケーブルによれば、接地用電線を使用してその長さを適宜変更することで各同軸ケーブルの外部導体を基板やコネクタに接地する箇所を自由に設計できる。
本考案に係る多芯同軸ケーブルの実施形態の一例を示す平面図である。 図1に示す多芯同軸ケーブルのA−A拡大断面図である。 図1に示す多芯同軸ケーブルのB−B拡大断面図である。 図1に係る多芯同軸ケーブルの製造方法を示す平面図である。 図1に係る多芯同軸ケーブルの製造方法を示す平面図である。 図1に係る多芯同軸ケーブルの製造方法を示す平面図である。
[本願考案の実施形態の説明]
最初に本願考案の実施形態の内容を説明する。
本願考案の実施形態に係る多芯同軸ケーブルは、複数本の同軸ケーブルと少なくとも一本の接地用電線とが集合された多芯同軸ケーブルであって、
複数本の前記同軸ケーブルが隣の同軸ケーブルと接触するように束ねられており、
それぞれの長さ方向の同一箇所で前記複数本の同軸ケーブルの外被および前記接地用電線の外被が除去され、
それぞれの前記外被が除去された箇所の前記複数本の同軸ケーブルの外部導体および前記接地用電線の導体の周囲に金属線が巻き付けられることにより、前記複数本の同軸ケーブルおよび前記接地用電線が束ねられ、
当該束ねられた部分が半田付けされて固着され前記外部導体および前記導体が一体化されている。
この構成によれば、複数本の同軸ケーブルの外部導体および接地用電線の導体の周囲に金属線を巻きつけて複数本の同軸ケーブルと接地用電線を束ねて半田付けするという簡易な作業により、外部導体および導体が一体化できる。これにより、簡易な作業で作成できる、複数の同軸ケーブルおよび接地用電線が接地接続されて一体化された多芯同軸ケーブルを提供できる。また、上記接地用電線により各同軸ケーブルの外部導体が接地される。
[本願考案の実施形態の詳細]
以下、本考案に係る多芯同軸ケーブルの実施形態の例を、図面を参照して説明する。
図1〜図3に示すように、多芯同軸ケーブル1は、複数本(ここでは8本)の同軸ケーブル10と一本の絶縁電線20とが集合されて構成されている。8本の同軸ケーブル10は、隣の同軸ケーブルと接触するように束ねられている。図2に示すように、同軸ケーブル10が8本の場合は、同軸ケーブル10の長さ方向に垂直な断面で見て、束ねられた同軸ケーブル10の外周が丸くなるように束ねられる。
なお、本例においては同軸ケーブル10の本数を8本としたが、複数本であれば同軸ケーブル10の数はこれに限られない。同軸ケーブル10が4本の場合は、同軸ケーブルの長さ方向に垂直な断面で見て、束ねられた同軸ケーブル10の外周が四角形になるように束ねられる。
図2に示すように、同軸ケーブル10は、その中心軸に直交する径方向の断面において、中心から外側に向かって、中心導体11、内部絶縁体12、外部導体13および外被14を有している。同軸ケーブル10としては、例えばAWG(American Wire Gauge)の規格によるAWG40よりも細い同軸ケーブルを用いることが望ましい。例えば、外径が0.2mmであるAWG46の同軸ケーブルを用いる。
一例として、上記同軸ケーブル10は、例えば錫メッキ軟銅線を複数撚り合わせて形成される撚線からなる中心導体11と、PFA(テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)などのフッ素系樹脂からなる内部絶縁体12と、錫メッキ軟銅線を複数本巻き付けたもの又は銅箔もしくは銅蒸着ポリエステルテープからなる外部導体13と、ポリエステルもしくはPTFEなどからなる外被14と、から構成されている。
接地用電線には絶縁電線20を使用することができる。絶縁電線20は、中心から外側に向かって、導体21および外被22を有している。絶縁電線20の太さは、例えばAWG46(導体部分の外径が0.05mm)である。接地用電線に同軸ケーブルを使用することもできる。
図3に示すように、多芯同軸ケーブル1は、それぞれの長さ方向の同一箇所で各外被14および外被22が除去されている。
そして、外被14が除去された箇所の8本の同軸ケーブル10の外部導体13および外被22が除去された箇所の絶縁電線20の導体21の周囲に金属線30が巻き付けられている。これにより、8本の同軸ケーブル10および絶縁電線20が束ねられている。
金属線30としては、例えば外径0.08mm程度の錫メッキ軟銅線を用いることができる。
さらに、多芯同軸ケーブル1は、上記外部導体13および導体21が金属線30により束ねられた部分が半田Sにより固着され、8本の同軸ケーブル10の外部導体13と絶縁電線20の導体21とが一体化されている。
すなわち、8本の同軸ケーブル10の外部導体13と絶縁電線20の導体21は、電気的に導通されている。
接地用電線に同軸ケーブルを使用する場合は、同軸ケーブルの外被を除去して外部導体を露出して他の同軸ケーブルの外部導体と接触させて一体化するとよい。
次に、以上のように構成される多芯同軸ケーブル1を作成する工程について図4〜図6を参照して説明する。
まず、8本の同軸ケーブル10および絶縁電線20を一列に並列して不図示のテープ等で固定する。次に、並列された同軸ケーブル10の群の一端側において外被14をCOレーザ等で切断する。そして、切断された外被14を一端側に例えば1〜2mmほど動かして、外部導体13を露出させる。同様に、絶縁電線20の外被14もCOレーザ等で切断し、一端側の外被14を除去して導体21を露出させる。
上記外部導体13および導体21が露出する箇所は、8本の同軸ケーブル10および絶縁電線20の長さ方向の同一箇所で露出するようにする。
続いて、8本の外部導体13および導体21が露出している箇所に、金属線30を巻き付ける。これにより、図4に示す状態となる。
次に、図5に示すように、金属線30を左右に強く引っ張るようにしてきつく結ぶ。これにより、8本の同軸ケーブル10および絶縁電線20が長さ方向に垂直な断面で見て丸く束ねて配列される。
続いて、外部導体および導体21が金属線30によって結ばれた部分を例えば260℃の半田槽に漬けることで、図6に示すように、半田Sが塗布される。このようにして、8本の外部導体および導体21を半田付けにより連結して一体化する。
その後、金属線30および導体21が半田Sから突出した部分を切断して除去することにより、図1で示した多芯同軸ケーブル1が作成される。
以上説明した本実施形態に係る多芯同軸ケーブル1は、8本の同軸ケーブル10と1本の絶縁電線20とが集合されたものである。その8本の同軸ケーブル10が隣の同軸ケーブルと接触するように束ねられ、その結果、長さ方向に垂直な断面で見て丸く束ねられており、それぞれの長さ方向の同一箇所で8本の同軸ケーブル10の外被14および絶縁電線20の外被22が除去されている。そして、外被14が除去された箇所の8本の同軸ケーブル10の外部導体13および外被22が除去された箇所の絶縁電線20の導体21の周囲に金属線30が巻き付けられている。これにより、8本の同軸ケーブル10および絶縁電線20が束ねられている。さらに、当該束ねられた部分が半田付けされて固着され8本の同軸ケーブル10の外部導体13および絶縁電線20の導体21が一体化されている。
この構成によれば、8本の同軸ケーブル10の外部導体13と絶縁電線20の導体21に金属線30を巻きつけて束ね、半田付けするという簡易な作業により、8本の同軸ケーブル10および絶縁電線20を丸く束ねて一体化できる。
これにより、簡易な作業で作成できる、8本の同軸ケーブル10および絶縁電線20が接地接続されて一体化された多芯同軸ケーブル1を提供できる。絶縁電線20は各同軸ケーブル10の外部導体の接地用電線として使用される。
本考案を詳細にまた特定の実施態様を参照して説明したが、本考案の精神と範囲を逸脱することなく様々な変更や修正を加えることができることは当業者にとって明らかである。
1 多芯同軸ケーブル
10 同軸ケーブル
11 中心導体
12 内部絶縁体
13 外部導体
14 外被
20 絶縁電線(接地用電線)
21 導体
22 外被
30 金属線
S 半田

Claims (1)

  1. 複数本の同軸ケーブルと少なくとも一本の接地用電線とが集合された多芯同軸ケーブルであって、
    複数本の前記同軸ケーブルが隣の同軸ケーブルと接触するように束ねられており、
    それぞれの長さ方向の同一箇所で前記複数本の同軸ケーブルの外被および前記接地用電線の外被が除去され、
    それぞれの前記外被が除去された箇所の前記複数本の同軸ケーブルの外部導体および前記接地用電線の導体の周囲に金属線が巻き付けられることにより、前記複数本の同軸ケーブルおよび前記接地用電線が束ねられ、
    当該束ねられた部分が半田付けされて固着され前記外部導体および前記導体が一体化されている、多芯同軸ケーブル。
JP2013006702U 2013-01-22 2013-11-25 多芯同軸ケーブル Expired - Lifetime JP3188761U (ja)

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