JP3188290U - ふんどし - Google Patents

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由美 岩崎
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Abstract

【課題】スタイルや生活様式に応じて、より便利なふんどしを提供する。
【解決手段】紐101,102とベース布103とを備えたふんどし100であって、ベース布103は、紐通し105と前垂れ104の両方を前方側端部に備え、後方側端部で、紐101,102を係止することを特徴とするふんどし。このふんどしは、ベースとなる布の前方端部に、紐通し105と前垂れ104の両方が設けられ、後方端部からの紐101を通したり、紐101に前垂れを引っかけたりできるため、装着者は、気分や用途に応じて、越前スタイルともっこスタイルのいずれかを自由に選択することができる。
【選択図】図1

Description

本考案は、ふんどしに関する。
上記技術分野において、特許文献1には、腹帯と前袋を組み合わせて留め具でとめたふんどしが開示されている。
また、特許文献2には、腹部止めベルトに対して、帯状布を係着して、越中ふんどしを構成する技術が開示されている。
さらに、特許文献3には、越中ふんどしの布の中央部に先端を有する形状に裁って縫合した端縁部を有する越中ふんどしが開示されている。
特開平10−292202号公報 特開2004−131909号公報 実開平3−125002号公報
しかしながら、上記文献に記載の技術では、越中ふんどしなら越中ふんどしとして使用するしかなく、もっこふんどしを利用したい場合には改めて他の製品を購入する必要があった。
本考案の目的は、上述の課題を解決する技術を提供することにある。
上記目的を達成するため、
紐とベース布とを備えたふんどしであって、
前記ベース布は、紐通しと前垂れの両方を一端に備え、他端で、紐を係止することを特徴とする。
ここで、前記ベース布の端部を押し返して縫い目を入れることで、紐通しと前垂れの両方を形成していることも好適である。
ここで、前記ベース布は、前記他端においても紐通しを備え、紐通しに紐を通してベース布と紐とが自由度高く係合していることも好適である。
前記紐に、フリルが施されていることも好適である。
前記前垂れが、装着したときに股まで垂れ下がらない長さに形成されていることことも好適である。
本考案によれば、より便利にふんどしを利用することができる。
本考案の第1実施形態に係るふんどしの構成を示す図である。 本考案の第1実施形態に係るふんどしの構成を示す図である。 本考案の第2実施形態に係るふんどしの構成を示す図である。 本考案の第2実施形態に係るふんどしの構成を示す図である。 本考案の第3実施形態に係るふんどしの構成を示す図である。
以下に、図面を参照して、本考案の実施の形態について例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施の形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、本考案の技術範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。なお、本明細書中「ふんどし」とは、腰回りに紐を回して結び、その紐に対して、布を係合させることによって、腰回りを隠す下着をいう。パンドルショーツ、サムライパンツ、トラディショナルパンツなどの別名で呼ばれることもある。
[第1実施形態]
本考案の第1実施形態としてのふんどし100について、図1および図2を用いて説明する。
図1において、ふんどし100は、紐101、102と、ベース布103とを備える。ベース布103は、トロフィー型(上下をカットしたひょうたん型)の布であり、上下方向中央部にはくびれが形成されている。
また、ベース布103の前側端部は、表側に折り返され、前垂れ104を形成している。さらに、その折り返し端部から、一定の間隔(例えば2cm)を空けて、縫い目(折り目)106が設けられ、これにより、紐101を通すための紐通し105が形成される。縫い目106は、紐通し105を形成する機能の他に、前垂れ104を上下に折り返すための折り目としての機能を有している。
紐101、102は、ベース布103の後ろ側に固定されており、紐101は紐102よりも長くなっている。
前垂れ104は、一般的な越中ふんどしの前垂れと比べてかなり小さく形成されており、装着したときに股まで垂れ下がらず、前飾りのように見えるサイズとなっている。すなわち、前側端部から前垂れの下端(図中上端)までの長さは、前側端部からくびれ(装着時の足間)までの長さよりも短く形成されている。
さらに、前垂れ104自体が、大きな紐通しとしても機能する。つまり、前垂れ104は、2枚の布を縫い合わせた構造になっており、その布の間に紐を挿入できる。紐通し105を用いる場合と同様もっこスタイルで使用できるが、紐通し105を用いる場合に比べて、紐の入り口および出口が大きくなっているため、手でも簡単に右から左へ(あるいは左から右へ)紐を通すことができる。さらに、前垂れ104に、紐通しの袋(輪)を作ることで、前垂れ104に重みができ、より、前垂れの反返りを防止する効果もある。もちろん、前垂れの先端に面ファスナーやボタンをつけておけば、前垂れの反返りや抜け落ちを確実に防止することができる。しかし、化学繊維等を肌につけたくない、下着に凸凹をつけたくない等のふんどしユーザの要望に応じて、本考案では、ふんどしに面ファスナーやボタン、ホックなど素材を使わずに、小さな前垂れのデメリットをなくす工夫を行なっている。
(越中スタイル)
ふんどし100を越中ふんどしスタイルで使用する場合には、図1の下方左側に示したような方法で装着する。つまりまずは、装着者の後方(尻側)に、ふんどし100の裏面の後ろ側をあて、2つの紐101、102を装着者前方に回し、装着者側方(図では正面向かって右側)で紐101、102を結ぶ。この時点で、前側端部は、装着者の後方で垂れ下がっているため、股の間からその端部をつまんで前にまわし、前垂れ104を折り目106で折りあげて、結んだ紐101、102と胴体との間の隙間に通す。次に、前垂れ104を、折り目106で折り返して前方に引っかける。これにより、ベース布100で、装着者の腰回りの前方および後方をカバーすることができる。
(もっこスタイル)
一方、ふんどし100をもっこスタイルで使用する場合には、図1の下方右側に示したような方法で装着する。つまりまずは、体から離間した状態で紐101を、紐通し105または前垂れ104に通す。前垂れ104は、手で紐101を通せるように、大きめに袋縫いされている。
前垂れ104または紐通し105を通過した紐101の端部を、紐102に結びつけることで、ショーツの形状となり、この状態で両足を通して装着する。
(装着状態)
図2は、越中スタイルおよびもっこスタイルでふんどし100を装着した状態での前後面の外観を示す図である。
越中スタイルの場合、201に示すとおり、前垂れ104を紐101にかけた状態になる。このとき、紐通し105の存在によって、前垂れ104は、紐101から抜け落ちにくくなる。一方、用を足す場合には、前垂れ104を抜けばよいだけなので、非常に簡便である。
一方、もっこスタイルの場合、202に示すとおり、越中スタイルとほぼ同じ見た目ではあるが、紐通し105に紐が通されているので、一般的なショーツと同じ扱いになる。つまり、基本的に、調整時以外は紐をほどく必要は無く、このままの形で、一般的なショーツと同様に足を抜いて着脱する。
いずれにしても後面は、203に示すとおり同じ外観になる。
以上、本実施形態によれば、同じふんどし100を、越中スタイルともっこスタイルの二通りに使用することができ、装着者の気分や好み、服装、生活様式に応じて、スタイルを変えることができる。装着者に対して非常に自由度の高いふんどしスタイルを提供することができる。 例えば、パンツスタイルやストッキング着用時に、アウターに厚みが出ないのはもっこスタイルだが、トイレでひもをほどく手間がかかるというデメリットがある。本実施形態によれば、アウターに厚みをださないという、もっこスタイルのメリットを維持したまま、越中のような着脱方法ができる。
[第2実施形態]
図3は、本考案の第2実施形態としてのふんどし300の外観を示す図である。本実施形態では、紐301、302の結び目以外の部分に、フリル303をあしらっている。これにより、図4に示すとおり、もっこスタイルでのふんどし装着時に、一般的なショーツと同様の外観になる。サイドの布がないことでふんどしに抵抗を感じるふんどし初心者にとって、抵抗なく使用できるデザインになっている。さらに、ベース布304は、前後対称となっており、パンツのように前後がないため、左右どちらで結ぶかを利き手などに応じて選ぶことができる。
[第3実施形態]
図5は、本考案の第3実施形態としてのふんどし500の外観を示す図である。第1実施形態では、ベース布103の左右に二本の紐101、102が縫い付けられていたが、本実施形態では紐501は繋がった一本の紐であり、それが、ベース布503の後ろ側端部に形成された紐通し502に通されて左右からその両端部が出ている。
その他の構成および装着方法は、第1実施形態と同様であるためここでは同じ構成に同じ符号を付して、その説明を省略する。
紐通し502から出た紐501の左右には、それぞれに襞部分511、512が形成されている。また、紐通し502の表面(体と接触しない面)には、少なくとも2つの切れ目(図では6つの切れ目)521が設けられている。これらの、襞部分511、512および切れ目521(図では6つ)の存在により、洗濯時などに紐501が紐通し502から抜け落ちることを防止できる。
ここでは、襞部分511、512を設けているが、紐501の左右両側に一つずつボタンを縫い付けてもよい。
以上の構成によれば、紐501が、紐通し502を通ってある程度自由に動く。そのため、ベース布503から伸びる紐501の左右のバランスを自由に変えることができる。つまり、左側を長くしたり、右側を長くしたり、左右同じ長さにしたりすることができる。このため、体の利き手側の側面で結び目を作ったり、あるいは、体の正面で結び目を作ったりすることができる。
越中スタイルの場合に、体の正面で結び目を作って前垂れ104で隠す方法もあるし、前側の紐通し105にもスリットを設けて、もっこスタイルでも体の正面で結び目を作ることができる構成としてもよい。
以上、本実施形態によれば、よりユーザフレンドリーなデザイン性に富んだふんどしを提供することができる。
[他の実施形態]
以上、実施形態を参照して本願考案を説明したが、本願考案は上記実施形態に限定されるものではない。本願考案の構成や詳細には、本願で実用新案登録請求の範囲内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。

Claims (5)

  1. 紐とベース布とを備えたふんどしであって、
    前記ベース布は、紐通しと前垂れの両方を一端に備え、他端で、紐を係止することを特徴とするふんどし。
  2. 前記ベース布の端部を押し返して縫い目を入れることで、紐通しと前垂れの両方を形成していることを特徴とする請求項1に記載のふんどし。
  3. 前記ベース布は、前記他端においても紐通しを備え、紐通しに紐を通してベース布と紐とが自由度高く係合していることを特徴とする請求項1または2に記載のふんどし。
  4. 前記紐には、フリルが施されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のふんどし。
  5. 前記前垂れは、装着したときに股まで垂れ下がらない長さに形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のふんどし。
JP2013006005U 2013-10-18 ふんどし Expired - Lifetime JP3188290U (ja)

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JP3188290U true JP3188290U (ja) 2014-01-16

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