JP3186935U - Grain guide and grain filling equipment - Google Patents
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Abstract
【課題】ホッパーからサンプル用の穀物を適切に採取する穀物ガイドを提供する。
【解決手段】サンプル取出口33が開口する傾斜壁32を備えるジョーゴ部13と、ジョーゴ部13の下端に設けられるとともにメイン取出口30が開口するメイン取出部14と、を備えるホッパー12に取り付けられる、穀物ガイド40であって、傾斜壁32に掛け渡される支持部材43と、支持部材43に設けられ、ホッパー12内の穀物を傾斜壁32に誘導するガイド部材44と、を有する。
【選択図】図2A grain guide for properly collecting a sample grain from a hopper is provided.
A jog portion having an inclined wall 32 in which a sample take-out port 33 is opened and a main take-out portion 14 provided at a lower end of the jogo portion 13 and having a main take-out port 30 are attached to a hopper 12. The grain guide 40 includes a support member 43 that spans the inclined wall 32 and a guide member 44 that is provided on the support member 43 and guides the grain in the hopper 12 to the inclined wall 32.
[Selection] Figure 2
Description
本考案は、ホッパー内の穀物を誘導する穀物ガイド、および穀物ガイドを備える穀物充填装置に関する。 The present invention relates to a grain guide for guiding grain in a hopper, and a grain filling device including the grain guide.
米や麦等の穀物を出荷する際には、穀物を袋詰めにして出荷することが一般的である。穀物の袋詰めを行う穀物充填装置は、穀物が投入されるホッパーを有している。このホッパーの下端には穀物取出口が形成されており、穀物取出口の下方には収納袋(フレコンバッグ等)が設置されている。そして、ホッパーの穀物取出口を開放することにより、ホッパーから収納袋に対して穀物を充填することが可能となる(特許文献1参照)。 When shipping grains such as rice and wheat, it is common to ship the grains in bags. A grain filling device for bagging grains has a hopper into which grains are charged. A grain outlet is formed at the lower end of the hopper, and a storage bag (such as a flexible container bag) is installed below the grain outlet. Then, by opening the grain outlet of the hopper, it becomes possible to fill the storage bag with the grain from the hopper (see Patent Document 1).
ところで、収納袋に充填された穀物(以下、出荷穀物と記載する)を出荷する際には、品質検査用として少量のサンプル穀物を収納袋に添えて出荷することが多い。このサンプル穀物を採取するため、穀物取出口とは別のサンプル取出口をホッパーに形成し、穀物の充填過程においてサンプル取出口を開閉することが考えられる。また、穀物取出口をホッパーの下端に形成した場合には、ホッパーの下端以外となる傾斜壁にサンプル取出口を形成することが想定される。 By the way, when a grain filled in a storage bag (hereinafter referred to as a shipped grain) is shipped, a small amount of sample grain is often attached to the storage bag for quality inspection. In order to collect the sample grain, it is conceivable that a sample outlet different from the grain outlet is formed in the hopper, and the sample outlet is opened and closed during the grain filling process. When the grain outlet is formed at the lower end of the hopper, it is assumed that the sample outlet is formed on an inclined wall other than the lower end of the hopper.
しかしながら、ホッパーの傾斜壁にサンプル取出口を形成した場合には、出荷穀物とサンプル穀物との品質にズレが生じるおそれがある。すなわち、ホッパーの傾斜壁においては、ホッパーの中央に比べて穀物が滞留し易いという問題がある。このため、ホッパーに穀物が連続的に投入される状況を想定すると、出荷穀物と異なるタイミングでホッパーに投入された穀物が、サンプル穀物としてサンプル取出口から採取されるおそれがある。このようなホッパーに対する投入タイミングのズレは、出荷穀物とサンプル穀物との収穫時期や農地等にバラツキを生じさせる要因であった。すなわち、ホッパーの傾斜壁にサンプル取出口を形成することは、適切なサンプル穀物の採取を困難にする要因となっていた。 However, when the sample outlet is formed on the inclined wall of the hopper, the quality of the shipped grain and the sample grain may be shifted. That is, in the inclined wall of the hopper, there is a problem that grains are likely to stay as compared with the center of the hopper. For this reason, assuming a situation in which grains are continuously input into the hopper, the grains input into the hopper at a timing different from the shipping grains may be collected from the sample take-out port as sample grains. Such a shift in the input timing with respect to the hopper was a factor causing variations in the harvest time of the shipped grain and the sample grain, the farmland, and the like. That is, forming the sample outlet on the inclined wall of the hopper has been a factor that makes it difficult to collect appropriate sample grains.
本考案の目的は、ホッパーからサンプル用の穀物を適切に採取することにある。 An object of the present invention is to appropriately collect sample grains from a hopper.
本考案の穀物ガイドは、第1取出口が開口する傾斜壁を備える漏斗部と、前記漏斗部の下端に設けられるとともに第2取出口が開口する下端部と、を備えるホッパーに取り付けられる、穀物ガイドであって、前記ホッパー内で前記傾斜壁に掛け渡される支持部材と、前記支持部材に設けられ、前記ホッパー内の穀物を前記傾斜壁に誘導するガイド部材と、を有する。 A grain guide according to the present invention is a grain attached to a hopper having a funnel portion having an inclined wall where a first outlet opens, and a lower end provided at the lower end of the funnel portion and where a second outlet opens. It is a guide, Comprising: It has the supporting member spanned over the said inclination wall in the said hopper, and the guide member provided in the said supporting member and guide | inducing the grain in the said hopper to the said inclination wall.
本考案の穀物充填装置は、第1取出口が開口する傾斜壁を備える漏斗部と、前記漏斗部の下端に設けられるとともに第2取出口が開口する下端部と、を備えるホッパーと、前記ホッパー内で前記傾斜壁に掛け渡される支持部材と、前記支持部材に設けられるとともに前記ホッパー内の穀物を前記傾斜壁に誘導するガイド部材と、を備える穀物ガイドと、を有する。 The grain filling device of the present invention includes a hopper provided with a funnel portion having an inclined wall where a first take-out port opens, a lower end portion provided at a lower end of the funnel portion and where a second take-out port opens, and the hopper A support member that spans the inclined wall, and a guide member that is provided on the support member and guides the grain in the hopper to the inclined wall.
本考案によれば、ホッパー内の穀物を傾斜壁に誘導する穀物ガイドを用いることにより、傾斜壁の近傍における穀物の流動性を高めることが可能となる。これにより、第1取出口から採取される穀物と第2取出口から採取される穀物との均質化を図ることができ、ホッパーからサンプル用の穀物を適切に採取することが可能となる。 According to the present invention, by using the grain guide that guides the grain in the hopper to the inclined wall, the fluidity of the grain in the vicinity of the inclined wall can be increased. This makes it possible to homogenize the cereals collected from the first take-out port and the cereals taken from the second take-out port, and to appropriately collect the sample cereal from the hopper.
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本考案の一実施の形態である穀物充填装置10を示す概略図である。図1に示すように、穀物充填装置10は、架台11に設置されるホッパー12を備えている。米や麦等の穀物Gが投入されるホッパー12は、四角錐形状を有するジョーゴ部(漏斗部)13と、ジョーゴ部13の下端に連なる角筒状のメイン取出部(下端部)14と、を備えている。また、ジョーゴ部13の上端には、ホッパー12の容量を増加させるための枠体15が固定されている。この穀物充填装置10は、収納袋であるフレキシブルコンテナバッグ16(以下、フレコンバッグと記載する)に対し、ホッパー12内に貯留される穀物Gを計量しながら充填する装置となっている。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. FIG. 1 is a schematic view showing a
穀物充填装置10は、上方からホッパー12に穀物Gを投入するため、穀物Gを上方に運搬して延長パイプ17から放出する昇降機18を備えている。また、ホッパー12の下方には、フレコンバッグ16を保持するためのバッグホルダ19が設置されている。バッグホルダ19に組み付けられる吊り下げ金具20を、フレコンバッグ16の開口端や縁部に対して装着することにより、フレコンバッグ16をホッパー12の下方に吊り下げて保持することが可能となる。さらに、フレコンバッグ16の下方には台秤21が設置されており、台秤21を用いてフレコンバッグ16に充填された穀物Gの重量が測定される。また、フォークリフト等を用いて充填後のフレコンバッグ16を運搬するため、台秤21には運搬用のパレット22が搭載されている。なお、フレコンバッグ16には、約1000kgの穀物Gを充填することが可能となっている。
The
ホッパー12のジョーゴ部13には、品質検査用の穀物G(以下、サンプル穀物と記載する)を採取するためのサンプル配管23が接続されている。サンプル配管23の端部は、架台11に設けられる回転ホルダ24の近傍に設置されている。円盤状の回転ホルダ24には採取容器25が装着されており、サンプル配管23から採取容器25にサンプル穀物が供給される。なお、図示する場合には、回転ホルダ24に1つの採取容器25が装着されているが、回転ホルダ24には複数の採取容器25を装着することが可能となっている。また、ホッパー12のジョーゴ部13には、少量の穀物G(例えば30kg)を袋に充填するための取出配管26が接続されている。取出配管26の端部は、架台11に隣接する袋ホルダ27および台秤28の近傍に設置されている。
A
図2は図1の範囲αを示す拡大断面図である。図2に示すように、ジョーゴ部13の下端に連なるメイン取出部14には、第2取出口としてのメイン取出口30が開口している。また、メイン取出部14には、メイン取出口30を開閉するメインシャッター31が設けられている。メインシャッター31は、エアシリンダ等のアクチュエータによって駆動される図示しない遮断板を有している。遮断板を遮断位置に動かすことでメイン取出部14内の流路を遮断することが可能となり、遮断板を開放位置に動かすことでメイン取出部14内の流路を連通させることが可能となる。
FIG. 2 is an enlarged cross-sectional view showing a range α in FIG. As shown in FIG. 2, a
また、ジョーゴ部13の傾斜壁32には、第1取出口としてのサンプル取出口33が開口している。サンプル取出口33にはサンプル配管23が接続されており、サンプル配管23にはサンプル取出口33を開閉するサンプルシャッター34が設けられている。サンプルシャッター34は、エアシリンダ等のアクチュエータによって駆動される図示しない遮断板を有している。遮断板を遮断位置に動かすことでサンプル配管23を遮断することが可能となり、遮断板を開放位置に動かすことでサンプル配管23を連通させることが可能となる。同様に、ジョーゴ部13の傾斜壁32にはサブ取出口35が開口しており、このサブ取出口35には取出配管26が接続されている。取出配管26にはサブ取出口35を開閉するサブシャッター36が設けられている。サブシャッター36は、エアシリンダ等のアクチュエータによって駆動される図示しない遮断板を有している。遮断板を遮断位置に動かすことで取出配管26を遮断することが可能となり、遮断板を開放位置に動かすことで取出配管26を連通させることが可能となる。
In addition, a
また、図示する穀物充填装置10においては、作業者が操作盤37を操作することにより、フレコンバッグ16に対する穀物Gの充填量、サンプル穀物の採取量、サンプル穀物の採取回数等を設定することが可能となる。これにより、穀物充填装置10は、メインシャッター31を制御してフレコンバッグ16に穀物Gを充填するとともに、サンプルシャッター34を制御してサンプル穀物を採取する。このサンプル穀物の採取作業においては、フレコンバッグ16に充填される穀物G(以下、出荷穀物と記載する)とサンプル穀物との品質を一致させることが重要となっている。
In the illustrated
そこで、本考案の一実施の形態である穀物充填装置10には、図2に示すように、本考案の一実施の形態である穀物ガイド40が組み付けられている。なお、図2に示される穀物ガイド40は、その一部が切り欠かれた状態で図示されている。以下、穀物ガイド40の構造および機能について説明する。図3は穀物ガイド40を示す斜視図である。図4(a)は穀物ガイド40を示す平面図であり、図4(b)は穀物ガイド40を示す底面図である。また、図4(c)は穀物ガイド40を示す正面図であり、図4(d)は穀物ガイド40を示す右側面図である。なお、穀物ガイド40の背面図は正面図と同一に現れ、穀物ガイド40の左側面図は右側面図と同一に現れる。
Therefore, as shown in FIG. 2, a
図3および図4(a)〜(d)に示すように、穀物ガイド40は、井桁状に組まれた複数の棒材41,42からなる支持部材43を備えている。支持部材43は、互いに平行となる一対の棒材41と、互いに平行となる一対の棒材42と、を有している。棒材41と棒材42とは、ほぼ直角に交差した状態で互いに固定されている。また、支持部材43には、角錐形状を有するガイド部材44が固定されている。図示するガイド部材44は、三角形の板材45を組み合わせることで中空の四角錐形状に形成されている。さらに、穀物ガイド40においては、支持部材43の端部がガイド部材44の縁から突出するように構成されている。すなわち、穀物ガイド40においては、ガイド部材44よりも支持部材43が外側に広がるように構成されている。
As shown in FIG. 3 and FIGS. 4A to 4D, the
続いて、図5(a)はホッパー12に対する穀物ガイド40の装着過程を示す斜視図であり、図5(b)はホッパー12に対する穀物ガイド40の装着状態を示す斜視図である。また、図6(a)は穀物ガイド40が装着される前のホッパー12を上方から示す平面図であり、図6(b)は穀物ガイド40が装着された状態のホッパー12を上方から示す平面図である。なお、図5(a)、図5(b)、図6(a)および図6(b)には、ホッパー12の下部が示されている。
5A is a perspective view showing a process of mounting the
図5(a)に示すように、ホッパー12に対して穀物ガイド40を装着する際には、支持部材43の端部がホッパー12の傾斜壁32に接触するまで、ホッパー12の底部に向けて穀物ガイド40が矢印α方向に下ろされる。これにより、図2および図5(b)に示すように、穀物ガイド40の支持部材43は、ホッパー12内で傾斜壁32に掛け渡された状態となる。また、図6(a)および(b)に示すように、ホッパー12に穀物ガイド40を装着することにより、ホッパー12のメイン取出口30が穀物ガイド40によって上方から覆われた状態となる。さらに、ホッパー12は下方に突出する四角錐形状を有する一方、穀物ガイド40は上方に突出する四角錐形状を有している。このように、ホッパー12と穀物ガイド40とが四角錐形状を有することから、図6(b)にクロスハッチングで示すように、ホッパー12の傾斜壁32と穀物ガイド40の縁部との間には、全周に渡ってほぼ均一な幅を有する隙間Cが形成された状態となる。
As shown in FIG. 5A, when the
続いて、ホッパー12に装着される穀物ガイド40の機能について説明する。図7(a)は穀物ガイド40が装着されていないホッパー12内における穀物Gの流れを示す概略図である。図7(b)は穀物ガイド40が装着されたホッパー12内における穀物Gの流れを示す概略図である。なお、図7(a)および(b)に示した白抜きの矢印は、穀物Gの流れ方向を示している。図7(a)に示すように、メイン取出口30を開放して穀物Gを放出する際には、メイン取出口30の上方に位置する穀物Gが放出され易いのに対し、傾斜壁32の近傍に位置する穀物Gは放出され難い状態となる。すなわち、図7(a)に一点鎖線Zで示すように、傾斜壁32の近傍に位置する穀物Gは、その位置から余り移動せずに留まった状態となる。このように、傾斜壁32付近に穀物Gが滞留することは、メイン取出口30から採取される出荷穀物とサンプル取出口33から採取されるサンプル穀物とに関し、品質面におけるバラツキを生じさせる要因となる。すなわち、図7(a)に符号α1,α2で示すように、初期段階では出荷穀物α1とサンプル穀物α2とが近い位置から採取されるものの、最終的には出荷穀物β1とサンプル穀物β2とが離れた位置から採取されることになる。このように、ホッパー12内の離れた位置から出荷穀物とサンプル穀物とが採取されることは、出荷穀物とサンプル穀物との収穫時期や農地等にバラツキを生じさせる要因となる。このように、出荷穀物に対応するサンプル穀物を適切に採取することが困難となる状況が発生していた。
Next, the function of the
これに対し、図7(b)に示すように、ホッパー12内に穀物ガイド40を設置した場合には、矢印Xで示すように、上方から下方に流れる穀物Gが、穀物ガイド40のガイド部材44により、傾斜壁32に向けて誘導されることになる。すなわち、穀物ガイド40のガイド部材44を迂回するように、ホッパー12内の穀物Gが中央から外側に広がるように誘導される。そして、ホッパー12の傾斜壁32に誘導された穀物Gは、傾斜壁32とガイド部材44との間の隙間Cを通過した後に、下方のメイン取出口30からフレコンバッグ16に向けて放出される。このように、ホッパー12内に穀物ガイド40を装着することにより、傾斜壁32の近傍における穀物Gの流動性を高めることができる。すなわち、メイン取出口30から放出される穀物Gは、傾斜壁32の近傍を通過してからメイン取出口30に案内されることになる。これにより、傾斜壁32にサンプル取出口33を形成した場合であっても、ホッパー12内の近い位置から出荷穀物とサンプル穀物とを採取することができ、出荷穀物とサンプル穀物との品質面におけるバラツキを抑制することが可能となる。このように、出荷穀物とサンプル穀物との均質化を図ることができるため、ホッパー12からサンプル穀物を適切に採種することが可能となる。
On the other hand, as shown in FIG. 7B, when the
また、穀物ガイド40はホッパー12の傾斜壁32に突き当てて設置されており、ホッパー12に対して穀物ガイド40は固定されていないが、ホッパー12内の穀物Gによって穀物ガイド40がずれることはない。すなわち、穀物ガイド40は四角錐形状のガイド部材44を有することから、ガイド部材44が穀物Gから受ける推力の水平方向の成分はほぼ打ち消されるため、穀物ガイド40が傾いてしまうことはない。また、図6(b)に示すように、傾斜壁32とガイド部材44との間には、ほぼ均一な幅の隙間Cが形成されている。この点からも、穀物ガイド40が穀物Gから受ける水平方向の推力を均衡させることができ、穀物ガイド40の傾きを防止することが可能となる。また、穀物ガイド40の傾きを防止するため、ホッパー12に穀物ガイド40を取り付ける際には、ジョーゴ部13の中心線とガイド部材44の中心線とを一致させることが好ましく、支持部材43を水平に配置することが好ましい。なお、穀物ガイド40は、穀物Gの重量によって変形することのないように、鉄やステンレス等の金属材料によって形成されている。
In addition, the
前述の説明では、四角錐形状のガイド部材44によって穀物ガイド40を構成しているが、これに限られることはなく、穀物Gを傾斜壁32に誘導することが可能であれば、如何なる形状のガイド部材を採用しても良い。図8(a)〜(c)は本考案の他の実施の形態である穀物ガイド50〜52を示す斜視図である。また、図9(a)および(b)は本考案の他の実施の形態である穀物ガイド53を示す斜視図である。なお、図8および図9において、図3に示す部材と同様の部材については、同一の符号を付してその説明を省略する。
In the above description, the
図8(a)に示すように、穀物ガイド50は、支持部材43と、これに固定される円錐形状のガイド部材60と、を備えている。また、図8(b)に示すように、穀物ガイド51は、支持部材43と、これに固定される屋根型のガイド部材61と、を備えている。図示するガイド部材61は、三角形の板材62と長方形の板材63とを組み合わせることで屋根型に形成されている。さらに、図8(c)に示すように、穀物ガイド52は、支持部材43と、これに固定される四角錐形状のガイド部材64と、を備えている。図示するガイド部材64は、それぞれに形状の異なる三角形の板材65〜67を組み合わせることにより、図3のガイド部材44に比べて頭頂点をずらした四角錐形状に形成されている。このように、図8(a)〜(c)に示したガイド部材60,61,64を備える穀物ガイド50〜52であっても、ホッパー12内の穀物Gを傾斜壁32に誘導することができるため、前述した穀物ガイド40と同様の効果を得ることが可能となる。
As shown to Fig.8 (a), the
図9(a)に示すように、穀物ガイド53は、支持部材43と、これに固定される四角錐形状のガイド部材70と、を備えている。図示するガイド部材70は、台形の板材71を組み合わせることにより、頭頂部72を開口させた四角錐形状を有している。このように、ガイド部材70の頭頂部72に貫通口73を形成することにより、貫通口73からメイン取出口30に穀物Gを誘導しつつ、ガイド部材70によって穀物Gを傾斜壁32に誘導することが可能となる。このように、図9(a)に示したガイド部材70を備える穀物ガイド53であっても、ホッパー12内の穀物Gを傾斜壁32に誘導することができるため、前述した穀物ガイド40と同様の効果を得ることが可能となる。しかも、穀物Gの一部を傾斜壁32側に迂回させることなく、貫通口73からメイン取出口30に誘導することができるため、メイン取出口30から放出される穀物Gの流量を増加させることが可能となる。
As shown in FIG. 9A, the
また、図9(b)に示すように、図9(a)に示した穀物ガイド53の上下を反転させてホッパー12に装着しても良い。このように、ホッパー12に対して穀物ガイド53を装着したときに、ガイド部材70が下方に突出する四角錐形状となる場合であっても、ガイド部材70から溢れる穀物Gを傾斜壁32に誘導することが可能となる。これにより、図9(b)に示した穀物ガイド53を用いた場合であっても、前述した穀物ガイド40と同様の効果を得ることが可能となる。しかも、穀物Gの一部を傾斜壁32側に迂回させることなく、開口する頭頂部72からメイン取出口30に誘導することができるため、メイン取出口30から放出される穀物Gの流量を増加させることが可能となる。
Further, as shown in FIG. 9B, the
本考案は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。前述の説明では、ホッパー12のジョーゴ部13を四角錐形状に形成しているが、これに限られることはなく、ジョーゴ部を三角錐や五角錐等の角錐形状に形成しても良く、ジョーゴ部を円錐形状に形成しても良い。また、前述の説明では、様々な形状のガイド部材44,60,61,64,70を図示しているが、図示した形状のガイド部材に限られることはなく、穀物Gを傾斜壁32に誘導することが可能であれば、如何なる形状のガイド部材を採用しても良い。例えば、ガイド部材を1枚の板材によって構成しても良い。この場合であっても、メイン取出口30の上方に板材を配置することにより、ガイド部材としての板材を迂回するように、傾斜壁32側に穀物Gを誘導することが可能となる。
It goes without saying that the present invention is not limited to the above-described embodiment, and various modifications can be made without departing from the scope of the invention. In the above description, the
前述の説明では、穀物ガイド40の支持部材43を4本の棒材41,42によって構成しているが、これに限られることはなく、2本の棒材によって支持部材を形成しても良く、3本の棒材によって支持部材を形成しても良く、5本以上の棒材によって支持部材を形成しても良い。また、前述の説明では、穀物ガイド40の支持部材43を棒材41,42によって構成しているが、これに限られることはなく、板材等を組み合わせて支持部材を形成しても良い。
In the above description, the
前述の説明では、穀物Gとして米や麦を挙げているが、これに限られることはなく、大豆やソバ等の穀物Gに対して本考案の穀物ガイド40,50〜53や穀物充填装置10を適用しても良い。また、前述の説明では、ホッパー12と穀物ガイド40とを固定してはいないが、これに限られることはなく、ホッパー12と穀物ガイド40とを固定しても良い。また、前述の説明では、メインシャッター31やサンプルシャッター34等を自動的に開閉しているが、これに限られることはなく、メインシャッター31やサンプルシャッター34等を手動で開閉させても良い。
In the above description, rice or wheat is used as the grain G, but the present invention is not limited to this, and the grain guides 40, 50 to 53 and the
10 穀物充填装置
12 ホッパー
13 ジョーゴ部(漏斗部)
14 メイン取出部(下端部)
30 メイン取出口(第2取出口)
32 傾斜壁
33 サンプル取出口(第1取出口)
40 穀物ガイド
41,42 棒材
43 支持部材
44 ガイド部材
50〜53 穀物ガイド
60,61,64,70 ガイド部材
G 穀物
10
14 Main outlet (lower end)
30 Main outlet (second outlet)
32
40
Claims (6)
前記ホッパー内で前記傾斜壁に掛け渡される支持部材と、
前記支持部材に設けられ、前記ホッパー内の穀物を前記傾斜壁に誘導するガイド部材と、
を有する、穀物ガイド。 A grain guide attached to a hopper comprising a funnel portion having an inclined wall where the first outlet opens, and a lower end portion provided at the lower end of the funnel portion and where the second outlet opens.
A support member spanning the inclined wall in the hopper;
A guide member provided on the support member and guiding the grain in the hopper to the inclined wall;
Having a grain guide.
前記支持部材は、複数の棒材を用いて構成される、穀物ガイド。 The grain guide according to claim 1,
The support member is a grain guide configured using a plurality of bar members.
前記ガイド部材は、四角錐形状を有する、穀物ガイド。 The grain guide according to claim 1 or 2,
The guide member is a grain guide having a quadrangular pyramid shape.
前記ホッパー内で前記傾斜壁に掛け渡される支持部材と、前記支持部材に設けられるとともに前記ホッパー内の穀物を前記傾斜壁に誘導するガイド部材と、を備える穀物ガイドと、
を有する、穀物充填装置。 A hopper comprising a funnel part having an inclined wall where the first outlet opens, and a lower end part provided at the lower end of the funnel part and where the second outlet opens.
A grain guide comprising: a support member that spans the inclined wall in the hopper; and a guide member that is provided on the support member and guides the grain in the hopper to the inclined wall;
Having a grain filling device.
前記支持部材は、複数の棒材を用いて構成される、穀物充填装置。 The grain filling device according to claim 4, wherein
The said supporting member is a grain filling apparatus comprised using a some bar.
前記ガイド部材は、四角錐形状を有する、穀物充填装置。 The grain filling device according to claim 4 or 5,
The guide member is a grain filling device having a quadrangular pyramid shape.
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