JP3186382B2 - 部品整列装置 - Google Patents

部品整列装置

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友二 新井田
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神鋼電機株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は部品整列装置に関し、特
に頭部と、該頭部から下方に突出する長さの相異なる2
本の磁性材で成る脚部とから成る部品の部品整列装置に
関する。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】図5で示す部品mは、あ
る種の電子部品を示すが、円筒状の頭部hと、これから
下方に突出し、長さの異なるかつ、磁性材で成るリード
線a及びbを備えているが、このようにリード線a、b
に長短を付けたのは、この部品mの極性を示すためであ
って、このような電子部品mを電子回路にこの極性を合
わせて、装着させるのに従来は作業員が1つづつ、ハン
ダ付け装置に位置決めして供給するか、或いはロボット
により頭部hを保持して、リード線a、bの長短を検知
させて、そのハンドで電子回路に自動的に装着させるこ
とが考えられるが、その場合には、コストが大幅に上昇
する。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】本発明は上述の問題
に鑑みてなされ、頭部と、該頭部から下方に突出する長
さの相異なる2本の磁性材で成る脚部とから成る部品を
所定の姿勢で、すなわち2本の脚部の長短を左右方向で
一致させて、自動的に次工程に供給することのできる部
品整列装置を提供することを目的とする。
【0004】
【問題点を解決するための手段】以上の目的は、振動ト
ラフ又はわん状容器の内側壁部に、間隙を形成して一対
の帯状部材が平行に固定され、 頭部と、該頭部から下方
に突出する長さの相異なる2本の磁性材で成る脚部とか
ら成る部品が、前記両脚部を前記間隙から下方に突出さ
せ、前記頭部の下面を前記一対の帯状部材上に支持させ
て懸吊され、 前記一対の帯状部材の一方の下方には、振
動による移送方向に延びる永久磁石が配設され、 前記振
動トラフ又はわん状容器には、前記一対の帯状部材間に
懸吊される前記部品の前記脚部のうち短い方の脚部の下
端より下方で、かつ長い方の脚部の下端より上方に位置
し、かつ前記永久磁石より前記一対の帯状部材の他方側
に縁部を有するガイド部材が前記移送方向に延びて配設
され、 前記短い方の脚部は、前記永久磁石に吸引されて
該永久磁石側に向き、 前記長い方の脚部は、前記ガイド
部材の前記縁部に当接するか、前記永久磁石側への移動
を規制されて、前記部品は前記両脚部の長短の左右に関
する向きをそろえて、前記頭部で振動力を受けて前記振
動トラフ又はわん状容器を移送されることを特徴とする
部品整列装置、によって達成される。
【0005】
【作用】一対の帯状部材の間隙に、懸吊された部品は頭
部で振動力を受けて移送されるのであるが、間隙から下
方に突出する脚部は一方の帯状部材の下方に配設された
永久磁石により、吸引力を受け、例えば図4に示される
部品m 2 は矢印で示す方向に回動する。しかしながら、
長い方の脚部はその下端部がガイド部材の縁部に当接す
るか、或いは、より永久磁石側に偏倚するのを阻止す
る。よって短い方の脚部は振動による移送方向に関し、
永久磁石側に向け、かつ長い方の脚部はこれと反対側の
方向に向け、振動により移送される。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例による部品整列装置に
ついて図面を参照して説明する。なお、本発明の実施例
に適用される部品は図5に示す部品mであるとする。
【0007】図1は、本発明の実施例による部品整列装
置の全体を示すものであるが、装置全体は1で示され、
これは直線振動フィーダ2とシュート3とから成る。直
線振動フィーダ2は、その大部分は公知のように構成さ
れるが、トラフ4はベース5と前後一対の傾斜板ばね
6、7により結合されており、トラフ4の底壁部には可
動コア8が固定され、これと空隙を置いてベース5上に
電磁石9が固定されている。又、直線振動フィーダ2全
体はコイルばね10により、地上に支持されている。ト
ラフ4内には、図2に明示される本発明に係わる整列装
置11が設けられている。
【0008】トラフ4に、間隙を置いて接続されている
シュート3には、第2の部品整列装置15が設けられて
いるが、図3に示すように断面がコの字形状のトラフ2
1は、地上に支柱13、14により、図示するように下
向きに傾斜して、配設されている。
【0009】直線振動フィーダ2のトラフ4内に設けら
れる部品整列装置11について説明する。図2に示すよ
うに振動トラフ4の内側壁部には、一対の帯状部材1
6、17が間隙18を置いて取り付けられている。間隙
18は、断面がハの字形の形状をしており、上端部は部
品mの頭部hの径よりは小さく、リード線a、bを下方
に突出させている頭部hは、帯状部材16、17に支持
されて懸吊姿勢を取っている。一方の帯状部材16の下
方には図4に明示されるように、トラフ4に平行に角状
の永久磁石20が配設されており、これはガイド板19
の上に固定されている。又、ガイド板19の上流側の縁
部はテーパ19aとして形成され、下流側では、直線縁
部19bとして振動による移送方向に平行に直線的に延
びている。
【0010】次に、シュート3内に配設された第2の部
品整列装置15について説明する。シュート3は、図3
に示すようにコの字形状のトラフ21を備えており、こ
の内側に上流側の振動直線フィーダ2と同様に、一対の
帯状部材22、23を間隙24を置いて固定されてお
り、この間隔24は、上流側の部品整列装置4と同様な
形状を呈しており、直線振動フィーダ2の排出口から排
出され、リード線a、bに関し、左右向きを整列させた
部品mをその姿勢を維持して、その上流側端部で受け、
重力作用により、帯状部材22、23上を滑走させるの
であるが、上流側の部品整列装置11と同様に懸吊姿勢
を取り、図3で示すように、トラフ21の底壁部の中央
部に、移送方向に沿って延在する規制板25がリード線
a、bの間に位置するように固定されている。
【0011】本発明の実施例は以上のように構成される
が、次にその作用について図面を参照して説明する。
【0012】直線振動フィーダ2の上流側には、例えば
振動パーツフィーダが接続されており、この排出端部か
ら部品mが一個づつ供給され、帯状部材16、17に懸
吊姿勢を取ってトラフ4の振動により移送されるのであ
るが、図4で示すようにリード線a、bの方向は定まっ
ておらず、例えば部品m1 は、リード線a、bをほぼ移
送方向に並べて移送されている。これが永久磁石20の
領域に至ると、両リード線a、bが吸引力を受けるが、
永久磁石20に近い方のリード線、例えば短い方のリー
ド線aが、より強く吸引力を受けて矢印で示す方向に回
動して、進行方向に向かって右側の位置を取ろうとす
る。長い方のリード線bも吸引力を受けるが、ガイド板
19の縁部19aにより、永久磁石19側への移動が阻
止される。従って一対の帯状部材16、17の間隙24
に懸吊されて、永久磁石20の側方を移送されるのであ
るが、図2に示すように短い方のリード線aは、永久磁
石20側に、かつ長い方のリード線bはガイド板19の
縁部19bに当接するか、或いは永久磁石20側への移
動を規制されながら振動により移送される。
【0013】直線振動フィーダ2からは、左右、すなわ
ちリード線a、bの左右を整列させてシュート3側にそ
のまま振動により移行させる。シュート3においては、
同様に一対の帯状部材22、23に頭部hを懸吊させ
て、重力作用により滑動するのであるが、この途上、規
制板25によりリード線a、bの他側への移行は阻止さ
れ、結局シュート3からは一個づつ、リード線a、bの
左右位置を整えて供給することができる。
【0014】以上、本発明の実施例について説明した
が、勿論、本発明はこれに限定されることなく、本発明
の技術的思想に基いて種々の変形が可能である。
【0015】例えば以上の実施例では、部品整列装置
11は、直線振動フィーダ2内に設けたが、これは内周
壁部に、せん状のトラックを形成させた、わん状容器
を備えた振動パーツフィーダ内に設けてもよい。
【0016】又、以上の実施例では、図5に示す姿勢で
次工程に供給するのに部品直線振動フィーダ2、及びシ
ュート3を用いたが、勿論シュート3を省略して、直線
振動フィーダの排出端から直接、次工程に供給するよう
にしてもよい。
【0017】又、以上の実施例では、部品mの頭部は円
筒形状であったが、これに限ることなく、角筒状であっ
てもよく、或いは円盤状であってもよい。リード線a、
bは図示の例ではわん曲しているが勿論、まっすぐなも
のであってもよい。
【0018】又、以上の実施例では、部品整列装置11
において、ガイド板19は、図4に示すようにテーパ部
19aを有する平板形状であったが、テーパ部19aを
設けず、始端から19bのように移送方向に沿って直線
的であってもよい。或いは、このような平板状でなく
て、ワイヤー状であってもよく、勿論この場合には、非
磁性材で成ることが望ましい。同様にシュート3におい
てトラフ21の底壁部に規制板25を直立したが、これ
に代え、その上端部のレベルに合わせて規制板25に代
えて、このレベルにワイヤーを張設させるようにしても
よい。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の部品整列装
置によれば、頭部と、該頭部から下方に突出する、長さ
の相異なる2本の磁性材で成る脚部とから成る部品を、
一対の帯状部材間に懸吊させた状態で、その脚部の左右
方向を揃えて自動的に効率よく次行程に供給することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による部品整列装置の全体を示
す側面図である。
【図2】図1における[2]−[2]線方向拡大断面図
である。
【図3】図1における[3]−[3]線方向拡大断面図
である。
【図4】図1における要部の拡大平面図である。
【図5】本実施例に適用される部品の拡大斜視図であ
る。
【符号の説明】
2 直線振動フィーダ 4 トラフ 16 帯状部材 17 帯状部材 18 間隙 19 ガイド板 20 永久磁石 m 部品 h 頭部 a リード線 b リード線

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振動トラフ又はわん状容器の内側壁部
    に、間隙を形成して一対の帯状部材が平行に固定され、 頭部と、該頭部から下方に突出する長さの相異なる2本
    の磁性材で成る脚部とから成る部品が、前記両脚部を前
    記間隙から下方に突出させ、前記頭部の下面を前記一対
    の帯状部材上に支持させて懸吊され、 前記一対の帯状部材の一方の下方には、振動による移送
    方向に延びる永久磁石が配設され、 前記振動トラフ又はわん状容器には、前記一対の帯状部
    材間に懸吊される前記部品の前記脚部のうち短い方の脚
    部の下端より下方で、かつ長い方の脚部の下端より上方
    に位置し、かつ前記永久磁石より前記一対の帯状部材の
    他方側に縁部を有するガイド部材が前記移送方向に延び
    て配設され、 前記短い方の脚部は、前記永久磁石に吸引されて該永久
    磁石側に向き、 前記長い方の脚部は、前記ガイド部材の前記縁部に当接
    するか、前記永久磁石側への移動を規制されて、前記部
    品は前記両脚部の長短の左右に関する向きをそろえて、
    前記頭部で振動力を受けて前記振動トラフ又はわん状容
    器を移送される ことを特徴とする部品整列装置。
  2. 【請求項2】 前記ガイド部材の前記縁部は、前記移送
    方向に関する上流側に形成されたテーパ部と、該テーパ
    部に接続して前記移送方向と平行に延びる部分とから成
    り、前記テーパ部は、その始端を前記間隙より前記帯状
    部材の前記一方側に位置させ、前記移送方向と平行に延
    びる部分との接続部に向けて前記帯状部材の前記他方側
    に徐々に位置を変移させていることを特徴とする請求項
    1に記載の部品整列装置。
  3. 【請求項3】 前記振動トラフ又はわん状容器の排出端
    部に近接して下向き傾斜のシュートが接続され、 前記シュートの内側壁部には間隙を形成して一対の帯状
    部材が平行に固定され、前記間隙の下方には前記シュー
    トに沿って延びる規制板が前記シュートに固定されてお
    り、 前記振動トラフ又はわん状容器から排出される前記部品
    の前記両脚部を、前記 規制板を挟むようにして該規制板
    の両側面に、当接させるか、一方の側面側から他側面側
    への移行を阻止して、前記振動トラフ又はわん状容器で
    揃えられた両脚部の左右に関する向きを維持して、前記
    部品は、前記シュートに固定された前記一対の帯状部材
    で前記頭部の下面を支持されて重力作用により前記シュ
    ートを滑走して次行程へと供給されることを特徴とする
    請求項1または請求項2に記載の部品整列装置。
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