JP3185420U - 縦型移動タンク - Google Patents

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Abstract

【課題】メンテナンス作業の容易な縦型移動タンクを提供する。
【解決手段】縦型移動タンクは、第1貯蔵部S1及び第2貯蔵部S2が内部に区画形成された外側タンク10と、第1貯蔵部S1に貯蔵された粉体を第2貯蔵部S2へ輸送する輸送部と、第2貯蔵部S2内の粉体を排出するための排出シュート16とを備える。輸送部は、第1貯蔵部S1の排出口に接続される圧送ヘッダ22と、圧送ヘッダ22内を加圧するコンプレッサ23と、圧送ヘッダ22及び第2貯蔵部S2を接続する輸送管21とから構成される。
【選択図】図1

Description

本考案は、セメント等の粉体を貯蔵するための縦型移動タンクに関する。
従来、セメント等の粉体を貯蔵するための縦型移動タンクは、必要に応じてトラック等により工事現場まで運搬されて、工事期間中のみ工事現場に設置される。縦型移動タンクとしては、例えば、特許文献1及び特許文献2に開示される縦型移動サイロが知られている。
特許文献1及び特許文献2の移動サイロは、セメントを収容するためのタンクと、そのタンク内の上部に区画形成されるとともに排出シュートに連通される計量室と、タンクの下部から計量室までセメントを輸送するための輸送部とを備えている。輸送部は、横スクリューコンベアと縦スクリューコンベアとから構成されている。上記構成の移動サイロでは、タンク下部の排出口から排出されたセメントが横スクリューコンベアによって側方へ輸送された後、縦スクリューコンベアによって上方へと輸送されて計量室内へ導かれる。そして、計量室内にセメントが貯蔵された状態で排出シュートを開放することによりタンク内からセメントを取り出すことができる。
特開昭61−115875号公報 特開平6−183571号公報
移動サイロ等の縦型移動タンクは、工事完了に伴って工事現場から撤去されて保管場所へと運搬される。そして、所定のメンテナンスが施された後、別の工事現場へと運搬されて再び使用されることになる。特許文献1及び特許文献2の移動サイロの場合、長期間の使用によってスクリューコンベアのスクリュー部分に粉体の塊が大量に付着する。この付着物を放置したままで移動サイロを再び使用すると、スクリューコンベアの可動に支障をきたし、スクリューコンベアによる粉体の輸送ができなくなるおそれがある。
そのため、上記メンテナンス時には、付着物を除去するためにスクリューコンベアを洗浄する必要がある。しかしながら、スクリューコンベアを洗浄するためには、スクリューコンベアを解体してスクリュー部分を露出させた状態として洗浄を行わなければならず、スクリューコンベアの洗浄作業は多大な労力を必要とするものであった。
本考案は、こうした従来の実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、メンテナンスの容易な縦型移動タンクを提供することにある。
上記の目的を達成するために、縦型移動タンクは、第1貯蔵部が内部に区画形成されたタンク本体と、前記第1貯蔵部に貯蔵された粉体を所定の第2貯蔵部へ輸送する輸送部とを備える縦型移動タンクであって、前記輸送部は、前記第1貯蔵部の排出口に接続される圧送ヘッダと、前記圧送ヘッダ内を加圧する加圧部と、前記圧送ヘッダ及び前記第2貯蔵部を接続する輸送管とから構成されることを特徴とする。
上記構成によれば、空気輸送によって圧送ヘッダから第2貯蔵部へと粉体が輸送されるが、空気輸送を行う輸送部において、唯一の駆動部分である加圧部と粉体とが直接接触しない。そのため、加圧部に対して粉体が付着することはなく、メンテナンス時における駆動部分の洗浄作業を省略することができる。また、輸送管についても、輸送時に強力な輸送気体から流れていることから、その内壁部分に粉体が付着し難く、簡易な洗浄作業で十分に粉体を除去することができる。このように、輸送部の洗浄作業を省略又は簡略化できることにより、メンテナンスを容易に行うことができるようになる。
前記第2貯蔵部は、前記タンク本体の内部に区画形成され、前記第2貯蔵部内の粉体を排出するための排出部を備えることが好ましい。更に、前記タンク本体内において、前記第2貯蔵部の上端は、前記第1貯蔵部側に開口する開放端として形成されていることが好ましい。
この場合には、第2貯蔵部の最大貯蔵量を超えて第2貯蔵部へ供給される粉体を第1貯蔵部側へオーバーフローさせることができる。そのため、第2貯蔵部へ粉体を供給する際に供給量の上限管理を行う必要がなく、上限管理を行うための構成を省略することができる。
縦型移動タンクは、横置き用の架台が取り付けられていることが好ましい。この場合には、縦型移動タンクを保管する際に、横置き状態(横向きに倒した状態)とすることが可能になる。また、複数の縦型移動タンクを横置きした状態で上下に積み重ねることが可能になる。縦型移動タンクを縦置き状態で保管する場合には、倒れ防止用の構成を取り付ける作業を行う必要があるが、横置き状態で保管することにより上記作業を省略することができる。更に、複数の縦型移動タンクを保管する場合に、各縦型移動タンクを横置きした状態で上下に積み重ねることによって、一定の保管スペース内により多くの縦型移動タンクを保管することができる。
前記圧送ヘッダには、前記圧送ヘッダ内に投入された粉体量を計量する計量器が設けられ、前記計量器に基づいて前記圧送ヘッダ内に投入される粉体量を調整可能に構成されていることが好ましい。この場合には、第2貯蔵部から特定量のセメントを取り出すことが可能になる。
本考案の縦型移動タンクによれば、メンテナンス作業を容易に行うことができる。
縦型移動タンクの断面図(図2の1−1線断面図)。 縦型移動タンクの上面図。
以下、実施形態の縦型移動タンクを図1及び図2に基づいて説明する。
図1に示すように、縦型移動タンクは、セメント等の粉体を貯蔵する外側タンク10(タンク本体)を備えている。外側タンク10は、上下方向に延びる略円筒状の側壁部11と、側壁部11の下部に連続して設けられ、下端側に向かって縮径する漏斗状の収束部12と、側壁部11の上部を閉塞する上壁部13とから構成されている。
側壁部11内の上部位置には、公知の取付具(図示略)によって、内側タンク15が取り付けられている。したがって、縦型移動タンクは、外側タンク10と内側タンク15とを備える2重タンク構造となっている。内側タンク15は上端が開放された有底円筒状に形成されている。内側タンク15の下端には排出シュート16(排出部)が連通されるとともに、内側タンク15の下端部分は排出シュート16に向かって縮径するテーパ状に形成されている。なお、本実施形態においては、外側タンク10内における内側タンク15の内側の空間が第2貯蔵部S2となるとともに、外側タンク10内における内側タンク15の外側の空間が第1貯蔵部S1となる。
また、第1貯蔵部S1における外側タンク10の側壁部11の上部及び下部には、第1貯蔵部S1内に貯蔵された粉体量を示す第1レベル計14a及び第2レベル計14bが取り付けられている。第1レベル計14aの設置位置は、内側タンク15の上端と同じ高さ又はそれよりも僅かに低い高さに設定されている。また、内側タンク15には、第2貯蔵部S2に貯蔵される粉体の量が一定値以下となったことを検出する第3レベル計17が取り付けられている。
図1及び図2に示すように、外側タンク10の上壁部13は全体として円板状に形成され、その中央部には排気口13aが形成されている。そして、上壁部13における排気口13aの内側部分にバグフィルタ18が取り付けられるとともに、排気口13aの外側部分に排気ダクト19が取り付けられている。
ここで、上壁部13を排気口13aに向かって上方に膨出する形状に形成するとともに、これにより生じた膨出空間の内部にバグフィルタ18を収容している。さらに、バグフィルタ18の下端部が第1レベル計14aよりも上部に位置させている。これにより、外側タンク10内にバグフィルタ18を内蔵させる構成を採用しつつも、バグフィルタ18によって外側タンク10の最大貯蔵量が減少することを回避している。
図1及び図2に示すように、上壁部13には、縦型移動タンク内に粉体を供給するための第1供給口13bが設けられている。第1供給口13bは、内側タンク15の上方位置に配置され、第2貯蔵部S2に向かって開口するように形成されている。第1供給口13bには、セメント運搬車両等から外側タンク10内へ粉体を供給するための供給管20の一端が接続されている。なお、供給管20の他端は、セメント運搬車両等に接続するための接続口となっている(図示略)。また、図1及び2に示すように、上壁部13には、第2貯蔵部S2の上方位置に配置され、第1貯蔵部S1から第2貯蔵部S2に粉体を供給するための第2供給口13cが設けられている。この第2供給口13cには輸送管21の一端が接続されている。
図1に示すように、外側タンク10の下方には、圧送ヘッダ22、及び圧送ヘッダ22内に圧縮空気を供給する高圧のコンプレッサ23(加圧部)が配置されている。圧送ヘッダ22は、外側タンク10の収束部12の下端に設けられる排出口12aに対して、第1開閉弁24を介して接続されている。また、圧送ヘッダ22の側部には排出口22aが設けられている。排出口22aは第2開閉弁25を介して輸送管21の他端に接続されている。圧送ヘッダ22とコンプレッサ23と輸送管21とによって、第1貯蔵部S1に貯蔵された粉体を第2貯蔵部S2へ輸送する輸送部が構成される。
図1に示すように、外側タンク10の下部には、外側タンク10を縦置き状態で支持するための有底円筒状のスカート部26が固定されている。外側タンク10の収束部12、圧送ヘッダ22、コンプレッサ23はスカート部26内に収容されている。
また、図1及び図2に示すように、外側タンク10の側壁部11の外周面、及びスカート部26の外周面には、横置き用の架台30が固定されている。図2に示すように、各架台30は4つのL字状の柱材30a〜30dから構成されるとともに、同じ高さ位置にて柱材30a〜30dを側壁部11又はスカート部26の外周面に溶接することにより、全体として四角枠状に形成されている。
四角枠状の架台30の一辺の長さは側壁部11及びスカート部26の外径に等しい長さに設定されている。また、図2に示すように、架台30のコーナ部分において、架台30と側壁部11との間に形成されるスペースに対して、供給管20及び輸送管21が配置され、供給管20及び輸送管21の略全体が架台30の枠内に収容されている。
次に、本実施形態の縦型移動タンクの作用について説明する。ここでは、粉体としてセメントが貯蔵される場合について説明する。
縦型移動タンクは、横向きに倒された状態でトラック等により工事現場まで運搬され、工事現場にて縦向きに設置される。そして、工事現場に設置された縦型移動タンクの供給管20の他端とセメント運搬車両とが接続されて、供給管20及び第1供給口13bを通じてセメント運搬車両内のセメントが、縦型移動タンク内に供給される。このとき、セメントは、先ず第1供給口13bから第2貯蔵部S2内に供給される。そして、第2貯蔵部S2に最大貯蔵量を超える量のセメントが供給されると、第2貯蔵部S2からオーバーフローしたセメントが第1貯蔵部S1内に供給される。これにより、第2貯蔵部S2内に最大貯蔵量のセメントが貯蔵されるとともに、第1貯蔵部S1内に所定量(例えば、第1レベル計14aが示す満レベル)のセメントが貯蔵される。また、外側タンク10内の空気は、バグフィルタ18及び排気ダクト19を通じて外部へ排出される。
第2貯蔵部S2内に貯蔵されたセメントは、排出シュート16を開放操作することによって、排出シュート16から排出されて使用される。そして、第2貯蔵部S2内に貯蔵されたセメントが一定値以下となったことが第3レベル計17により検出された場合には、第1貯蔵部S1内のセメントを第2貯蔵部S2へ輸送する輸送操作が行われる。
上記輸送操作について説明する。先ず、第2開閉弁25を閉じた状態として第1開閉弁24が一定時間、開放されることにより、第1貯蔵部S1内から圧送ヘッダ22内へ一定量のセメントが移動する。そして、第1開閉弁24及び第2開閉弁25を閉じた状態とし、コンプレッサ23を作動させて圧送ヘッダ22内を加圧する。
圧送ヘッダ22内が所定値以上の加圧状態となったところで、第2開閉弁25が解放される。これにより、圧送ヘッダ22内のセメントは輸送管21及び第2供給口13cを通じて外側タンク10の上部に設けられた第2貯蔵部S2へと空気輸送される。そして、第2貯蔵部S2が満たされた状態となるまで、上記の輸送操作が繰り返し行われる。第2貯蔵部S2内が満たされた状態となった後、輸送部は圧送ヘッダ22内を加圧したスタンバイ状態で待機される。これにより、次回の(初回の)輸送時には、圧送ヘッダ22を加圧するための時間を省略することができ、より短時間で輸送を行うことができる。
なお、輸送操作の繰り返し回数は、圧送ヘッダ22と第2貯蔵部S2の容積比に基づいて設定される。また、第1開閉弁24及び第2開閉弁25の開閉制御、並びにコンプレッサ23の作動制御は、図示しない制御部によって制御される。また、第1貯蔵部S1内に貯蔵されたセメントが一定値以下となったことが第2レベル計14bにより検出された場合には、縦型移動タンク内のセメントが少なくなっていることが報知される。
次に、本実施形態の効果について記載する。
(1)縦型移動タンクは、第1貯蔵部S1が内部に区画形成された外側タンク10と、第1貯蔵部S1に貯蔵されたセメント等の粉体を第2貯蔵部S2へ輸送する輸送部とを備える。輸送部は、第1貯蔵部S1の排出口に接続される圧送ヘッダ22と、圧送ヘッダ22内を加圧するコンプレッサ23と、圧送ヘッダ22及び第2貯蔵部S2を接続する輸送管21とから構成される。
上記構成によれば、輸送部における唯一の駆動部分であるコンプレッサ23と粉体とが直接接触しない。そのため、コンプレッサ23に対して粉体が付着することはなく、メンテナンス時におけるコンプレッサ23の洗浄作業を省略することができる。また、輸送管21についても、輸送時に常に強力な輸送気体から流れることから、内壁部分に粉体が付着し難く、簡易な洗浄作業で十分に粉体を除去することができる。このように、輸送部の洗浄作業を省略又は簡略化できることにより、メンテナンスを容易に行うことができるようになる。また、圧送ヘッダ22から空の外側タンク10内へ高圧空気を送ることによって、輸送管21及び外側タンク10を清掃することもできる。
(2)第2貯蔵部S2は、外側タンク10の内部に区画形成されている。外側タンク10内において、第2貯蔵部S2の上端は、第1貯蔵部S1側に開口する開放端として形成されている。上記構成によれば、第2貯蔵部S2の最大貯蔵量を超えて第2貯蔵部S2へ供給される粉体を第1貯蔵部S1へオーバーフローさせることができる。そのため、第2貯蔵部へ粉体を供給する際に供給量の上限管理を行う必要がなく、上限管理を行うための構成を省略することができる。
例えば、第2貯蔵部S2内に最大貯蔵量の粉体が貯蔵されたことを検出するレベル計を設けて、このレベル計の検出に基づいて第2貯蔵部S2への粉体の供給を停止させるといった制御を行う必要がない。また、第2貯蔵部S2へ粉体を供給する際に、第2貯蔵部S2の容量限界まで粉体を輸送することができるという利点もある。
(3)外側タンク10の側壁部11、及びスカート部26に固定される横置き用の架台30を備えている。
上記構成によれば、縦型移動タンクを保管する際に、横置き状態にすることが可能であるとともに、複数の縦型移動タンクを横置きした状態で上下に積み重ねることが可能である。縦型の縦型移動タンクを縦置き状態で保管する場合には、倒れ防止用の構成を取り付ける作業を行う必要があるが、横置き状態で保管することにより上記作業を省略することができる。更に、複数の縦型移動タンクを保管する場合に、各縦型移動タンクを横置きした状態で上下に積み重ねることによって、一定の保管スペース内により多くの縦型移動タンクを保管することができる。
なお、上記実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。また、次の変更例を互いに組み合わせ、その組み合わせの構成のように上記実施形態を変更することも可能である。
・ 第2貯蔵部S2の上端を閉塞端として、第1貯蔵部S1と第2貯蔵部S2とを完全に区画する構成としてもよい。この場合には、第2貯蔵部S2内に最大貯蔵量の粉体が貯蔵されたことを検出するレベル計を設けて、レベル計の検出に基づいて第2貯蔵部S2への粉体の供給を停止させる上限管理制御を行うことが好ましい。
・ 外側タンク10の形状は特に限定されるものではない。例えば、断面視多角形状をなす角筒状に形成されていてもよい。
・ 上記実施形態では、第2貯蔵部S2内に貯蔵された粉体が一定値以下となったことが第3レベル計17により検出された場合に第1貯蔵部S1内の粉体を第2貯蔵部S2へ輸送する輸送操作が行われていたが、第2貯蔵部S2内の粉体の使用状況に応じて、常に第2貯蔵部S2が満量となるように輸送操作を行うように構成してもよい。
・ 架台30の取付数及び取付位置は適宜、変更することができる。架台30の具体的構成は上記実施形態に限定されるものではなく、少なくとも縦型移動タンクを横置き可能なものであればよい。また、架台30を省略してもよい。
・ 第2貯蔵部S2は、縦型移動タンクに設けられる構成に限定されるものではなく、縦型移動タンクとは別に設置される装置が備える貯蔵部を第2貯蔵部S2としてもよい。例えば、縦型移動タンクは、生コンを製造する簡易プラントと並設して用いられる場合がある。簡易プラントは、セメント、骨材、水等をそれぞれ貯蔵する複数の貯蔵ビンと、セメント、骨材、水等を混合するミキサとを備えている。この簡易プラントに設けられる、セメントを貯蔵するための貯蔵ビンを第2貯蔵部S2とし、縦型移動タンクの圧送ヘッダ22から簡易プラントの貯蔵ビンへとセメントを輸送するように構成することもできる。
・ 圧送ヘッダ22内に投入される粉体量を調整可能な構成としてもよい。例えば、圧送ヘッダ22内に投入された粉体量を測定するロードセル等の計量器を圧送ヘッダ22に設ける。そして、計量器により測定される圧送ヘッダ22内の粉体量に基づいて第1開閉弁24の開閉動作が制御されるように構成する。
このように、圧送ヘッダ22内に投入される粉体量を調整可能な構成とした場合には、1回の輸送操作によって圧送ヘッダ22から第2貯蔵部S2へ輸送されるセメント量を任意に調整することができる。そして、1回の輸送操作により第2貯蔵部S2へ輸送されるセメント量を特定量に調整し、輸送操作後、第2貯蔵部S2内に輸送されたセメントをすべて排出させるようにすれば、第2貯蔵部S2から特定量のセメントを取り出すことも可能である。そのため、第2貯蔵部S2に対して計量器を設ける必要がなくなる。特に、簡易プラントの貯蔵ビンのように、縦型移動タンクとは別に設置される装置の貯蔵部を第2貯蔵部S2とした場合には、当該装置から計量器を省略することができる。
S1…第1貯蔵部、S2…第2貯蔵部、10…外側タンク、15…内側タンク、16…排出シュート、21…輸送管、22…圧送ヘッダ、23…コンプレッサ、30…架台。

Claims (5)

  1. 第1貯蔵部が内部に区画形成されたタンク本体と、前記第1貯蔵部に貯蔵された粉体を所定の第2貯蔵部へ輸送する輸送部とを備える縦型移動タンクであって、
    前記輸送部は、前記第1貯蔵部の排出口に接続される圧送ヘッダと、前記圧送ヘッダ内を加圧する加圧部と、前記圧送ヘッダ及び前記第2貯蔵部を接続する輸送管とから構成されることを特徴とする縦型移動タンク。
  2. 前記第2貯蔵部は、前記タンク本体の内部に区画形成され、
    前記第2貯蔵部内の粉体を排出するための排出部を備えることを特徴とする請求項1に記載の縦型移動タンク。
  3. 前記タンク本体内において、前記第2貯蔵部の上端は、前記第1貯蔵部側に開口する開放端として形成されていることを特徴とする請求項2に記載の縦型移動タンク。
  4. 横置き用の架台が取り付けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の縦型移動タンク。
  5. 前記圧送ヘッダには、前記圧送ヘッダ内に投入された粉体量を計量する計量器が設けられ、前記計量器に基づいて前記圧送ヘッダ内に投入される粉体量を調整可能に構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の縦型移動タンク。
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