JP3185328U - 水電解装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】電解ユニット、水タンク、気液混合器、気液分離器、電源を含む水電解装置を提供する。
【解決手段】電解ユニット1は筐体を含み、筐体の頂部に取水口が設けられる。取水口の下側に陽極チタン給電有孔板、β−PbO2陽極触媒板、固体高分子電解質膜、Pt/C陰極触媒板、陰極チタン給電有孔板が設けられる。水タンク2の底部は咬合接続部が設けられ、頂部は固定されておらず、上蓋が設けられる。上蓋にオゾン排出管、水補給口が設けられる。水タンク2にオゾン水排出口が設けられる。気液混合器3はオゾンおよび水を混合し、気液分離器は水素および水を分離する。該装置は水をオゾン、オゾン水、水素および水素含有水に電解することができる。該装置の構造は簡単で、エネルギー消費が比較的小さく、コストが比較的低い。
【選択図】図1
【解決手段】電解ユニット1は筐体を含み、筐体の頂部に取水口が設けられる。取水口の下側に陽極チタン給電有孔板、β−PbO2陽極触媒板、固体高分子電解質膜、Pt/C陰極触媒板、陰極チタン給電有孔板が設けられる。水タンク2の底部は咬合接続部が設けられ、頂部は固定されておらず、上蓋が設けられる。上蓋にオゾン排出管、水補給口が設けられる。水タンク2にオゾン水排出口が設けられる。気液混合器3はオゾンおよび水を混合し、気液分離器は水素および水を分離する。該装置は水をオゾン、オゾン水、水素および水素含有水に電解することができる。該装置の構造は簡単で、エネルギー消費が比較的小さく、コストが比較的低い。
【選択図】図1
Description
本考案は水電解装置に関する。
オゾンは強酸化剤であり、強い瞬間殺菌、滅菌、消毒、脱臭、脱色、品質保持などの機能を有し、分解しにくい有機物を分解することもできる。伝染病、ウイルスが大流行する公衆衛生および医療分野、大気汚染、水質汚染を処理する環境分野、食品および製薬など工業分野、電子工業の洗浄分野、水道水、飲料水の消毒、工業廃水および核廃棄物など高難度化学物質の分解処理分野において、オゾンの応用は非常に重要なものになっている。
オゾンの応用は2種類に分けられる。1つ目はオゾン体の応用であり、主に空気の消毒および浄化、誘電気体の分解、工業排気ガスの分解、放出などに用いられる。超精製オゾン体は医薬工業、食品工業および医療などの分野で幅広く応用されている。2つ目はオゾン水の応用である。現在の技術の多くは、オゾンを水に混入して得るものである。混合方法は多く、異なる方式で得られたオゾン水の濃度は異なるが、応用の目的を達するのに、設備投資コストまたはエネルギー消費に関わらず、比較的高い。
現在、利用価値のあるオゾン体の調製方法には、以下の数種の方式がある。
1.自然の空気を原料とした紫外線低圧水銀ランプ法:この種の方法で調製し得られたオゾンの濃度は低く、多くは空気の消毒に使用されるが、調製したオゾン水の利用価値は高くない。
2.純粋な酸素を原料とした高周波放電法:この種の方法で調製し得られたオゾンの濃度は紫外線低圧水銀ランプ法より高く、オゾンの利用またはオゾン水の利用を問わず、現在比較的普及している方法である。しかしながら、この種の方法は同時に窒素酸化物が生成され、窒素酸化物は発がん性物質であるため、この種の方法は精製分野および飲料水分野の応用において、極めて大きく制限される。
3.純水を原料とした電解法:この種の方法は水を原料とし、β−PbO2を陽極触媒、白金(Pt/C)を陰極触媒とした電解触媒作用下において水素および酸素を分離し、陽極からO2およびO3が生成され、陰極からHが生成される。この種の方法で調製し得られたオゾンの濃度は高く純粋であるが、エネルギー消費が高く、価格も高価であり、なおかつ製品は管理しにくいため、普及および採用されにくい。
文献によれば、水電解式オゾン発生器の研究は1886年から始まり、長期的な研究により進歩し、1985年にSPE式電解オゾン発生器が登場した。この種の形式を用いたオゾン発生器の基本構造はβ−PbO2を陽極触媒層、白金(Pt/C)を触媒の陰極触媒層とし、その中間に固体高分子電解質膜(SPE)が挟まれている。陽極および陰極の外側を、導電体作用を有し、透気透水作用を発揮する多孔質チタン板または泡沫状チタン材で挟み、さらにそのそれぞれの外側を、正負電源の電力供給を受ける陰陽極チタン板で挟む。動作時、陽極に純水を供給し、2〜3.5Vの直流電流を通電すると、陰陽電極の触媒作用の下、水の水素原子は固体高分子電解質膜(SPE)を通過し、陰極に移動して水素が生成され、残りの酸素原子は陽極で放電してオゾンが生成される。陰極の白金触媒層(Pt1mg/cm2)は酸化還元反応により水素を生成する作用を発揮する。この種の形式の技術は、現在、日本市場の電解オゾン発生器の主流となっている。
この種のオゾン発生器の基本構造は次の通りである。固体高分子電解質膜(SPE)が中央に位置し、陽極(+電極)および陰極(−電極)がその両側に位置する。陽極の超純水原料電解槽および陰極の積水槽は、さらにそれぞれ陽極電極および陰極電極の両側に位置する。陽極で生成される酸素を含むオゾン体は、オゾンを含有するオゾン水と合わせて、陽極電解槽から陽極気液分離室(一般に陽極水タンクと呼ばれる)に送られ、オゾンおよび水の比重が異なることを利用してここで分離された後、酸素を含有するオゾン体は気液分離室の頂部から排出される。水はさらに一方向バルブを通過して陽極電解槽に入る。陰極で生成される水素および水は陰極の積水槽から陰極気液分離室(一般に陰極水タンクと呼ばれる)に送られ、水素および水の比重が異なることを利用してここで分離された後、水素は気液分離室の頂部から排出され、空気で希釈処理された後大気に放出される。水は陰極気液分離室から放出される。この種の縦型に並べて設置された電解構造は、電極および電解用原料水も縦型に設置するのと同じであり、電極および水が側面接触する。水の重力は下向きであり、側面接触により、電解過程において電極および水の摩擦接触が引き起こされ、生成されたオゾン体は摩擦水域で上に向かって流動し、流体的乱流および損失が生じる。なおかつ、この種の構造の電解槽は容積を大きくするのが難しく、原料水量が少なくなる。このほか、摩擦および乱流により引き起こされる損失によって液体の温度上昇が起こり、温度の上昇を制御するため、外部冷却水を循環させて冷却するなどの手段を講じなければならない。この構造に存在する欠点は以下の通りである。
(1)オゾンは強酸化剤であるため、過電流部品はすべて耐腐食性が強い材料を採用しなければならず、多くはチタン合金、ステンレス316以上などの金属材料、またはポリテトラフルオロエチレンPTFE、PFAなどの樹脂材料である。部品およびパーツが多く、接続部分も多く、材料間の接続が難しいため、コストがかなり高くなる。複雑な構造により給水、液面、温度など制御システムが複雑化し、ユーザの管理、操作、メンテナンスなどの難度も増大し、これにより、応用が限定される。
(2)その工程が制限され、一旦電力供給が中断すると、陽極触媒層のβ−PbO2極は容易に還元劣化し、再起動時に一定の電流効率および濃度に達するのに要する時間が長くなる。このため一旦通電した後、電力供給を中断してはならず、装置に蓄電池または緊急予備電源を配備する必要があり、そのため使用および普及が難しい。
(3)オゾン発生器自体のオゾン濃度を調節することができず、オゾン濃度を高くする必要がないとき、空気ポンプで空気を充填して希釈することにより、濃度を低下させる必要がある。オゾン発生器の電力消費が高い以外に、空気ポンプの消費および部品が壊れやすい潜在的な危険が増加する。
(4)陽極は106Ωcm以上の超純水を必要とし、この条件により、オゾン発生器の応用が制限され、超純水を得ることができない環境で応用することができない。
(5)オゾン発生器は消耗品であり、一定寿命まで使用すると交換する必要がある。しかしながら、複雑な接続構造のためユーザは簡単で、安全な取外しおよび交換を行うことができず、一定の操作条件および技術の下、交換する必要がある。これも応用を困難にしている。
人体の抗酸化、老化および各種疾病に対する水素の有効性は、早くは20世紀から認識されてきた。ここ数年、日本の医学専門家が人体の健康に対する水素の働きのメカニズムを理論的に解析することに成功し、センセーションを巻き起こしている。それぞれの角度から日常的な健康の維持、疾病予防および臨床治療における水素の医学的効果を研究し、急速に展開している。人体が水素を受容する経路は、主に水素の吸入および水素含有水の飲用があり、水素水を注射する報告もある。水素は自然界に大量に存在する物質であるが、人々は日常生活においてそれを得ることはできない。現在、多くの水素および水素水商品が次々と市場に登場しているが、その信頼度および価格により人々に敬遠されている。
本考案の実施例の第1の目的は水電解装置を提供することであり、水をオゾン、オゾン水、水素および水素含有水に分解することができる。構造が簡単で、エネルギー消費が比較的小さく、コストが比較的低く、幅広く応用することができる。
上記の目的を実現するため、本考案の技術案は以下の通りである。
水電解装置は、電解ユニット、水タンク、気液混合器、気液分離器、電源を含む。
前述した電解ユニットは筐体を含み、前記筐体の頂部に取水口が設けられ、前記取水口の下側に、上から下まで順番につながり、水平方向に設置される陽極チタン給電有孔板、β−PbO2陽極触媒板、固体高分子電解質膜、Pt/C陰極触媒板、陰極チタン給電有孔板、陰極集水槽が設けられる。前述したβ−PbO2陽極触媒板、Pt/C陰極触媒板は、それぞれβ−PbO2陽極触媒電極および多孔チタン板、Pt/C陰極触媒電極および多孔チタン板が一体に加圧製造されたものである。前記陽極チタン給電有孔板、β−PbO2陽極触媒板、固体高分子電解質膜、Pt/C陰極触媒板、陰極チタン給電有孔板、陰極集水槽をボルトで締め付けることにより、電解モジュール全体が締め付けられる。前述した陰極集水槽に水素水排出管が設けられる。
前記水タンクの底部に、前記筐体の取水口と互いに適合、接続する咬合接続部が設けられ、前記水タンクの頂部にオゾン排出管、水補給口が設けられ、前記水タンクのタンク体にオゾン水排出口が設けられる。
前記気液混合器はオゾンおよび水を混合する混合器容器を含み、前記混合器容器にオゾン入口、取水口、オゾン水出口が設けられる。前記オゾン入口および前記水タンクのオゾン排出管は互いに接続し、前記取水口は外部の使用する水源に接続される。
前記気液分離器は水素および水を分離する分離器容器を含み、前記分離器容器に水素水入口、排水口、水素放出管が設けられる。前記水素水入口および前記電解ユニットの水素水排出管は互いに接続する。
前記電源の正極および陽極チタン給電有孔板は互いに接続し、前記電源の負極および陰極チタン給電有孔板は互いに接続する。
好ましい構造として、本考案の前記水タンクの頂部は固定されておらず、上蓋が設けられ、前述したオゾン排出管、水補給口は上蓋に設置される。前述したオゾン排出管にさらにオゾン利用口、オゾン分解器、オゾン漏れ保護バルブが設けられ、前記オゾン分解器はオゾンを酸素に還元する。前記水タンクの上蓋にさらに液面計、温度センサーが設けられる。前記気液混合器のオゾン入口および取水口に、それぞれノズルが設けられる。前記水素放出管に、さらに水素利用口および水素漏れ保護バルブが設けられる。
好ましい改良構造として、本考案の前記電源は、濃度を制御する調節モジュール、オーバーロード保護モジュール、過熱保護モジュールおよび異常保護モジュールを含む。
選択可能であるが、本考案の前記電解ユニットおよび水タンクの間はネジ山を通して接続され、前記電解ユニットの取水口に雌ネジが設けられ、前記水タンクの底部の咬合接続部に雄ネジが対応して設けられる。前記電解ユニットおよび水タンクの間は、受口に差し込むことにより咬合接続してもよい。
好ましくは、本考案の前記陽極チタン給電有孔板、陰極チタン給電有孔板は均等に分布されたまっすぐな有孔板であり、前記孔の面積和は陽極チタン給電有孔板/陰極チタン給電有孔板の総面積の40%以上である。前記陽極チタン給電有孔板/陰極チタン給電有孔板の厚さは0.5mm以上である。
上記から、既存技術と比較して、本考案が以下のような有益な効果を有することがわかる。
(1)本考案の電解ユニットの各板は水平方向に設置されるため、動作時、水タンク中の水が自然に落下して、陽極電極で直接作用し、電解して生成されたオゾン体は直接上昇する。電解ユニット内に摩擦力および気体の逆流により生じる損失は無く、電気エネルギーの消耗が減少し、オゾン濃度の上昇速度が向上する。このほか、水タンクのサイズは必要により大きくしても小さくしてもよく、水量が十分であれば、電極の触媒過程において産生される熱量を効果的に除去することができ、良好な冷却効果を発揮する。構造が簡単で、エネルギー消費が比較的小さく、コストが比較的低く、幅広く応用することができる。
(2)本考案の電解ユニットおよび水タンクは相互に咬合し、電解ユニットは電球を換えるように取外しおよび取付を行うことができ、専門の工具を必要とせず、使用が非常に便利である。
(3)本考案は利用価値が非常に高く、得るのが難しい4種の物質を同時に生成することができる。すなわち、オゾンガス、オゾン水、水素ガスおよび水素含有水である。生成して得られた高純度オゾンガスの濃度は250mg/Lに達することができ、オゾン水濃度は64ppmに達することができる。電流1Aごとに約4ml/minの高濃度オゾン体および8ml/minの飽和水素を得ることができる。
ここで説明する付図は、本考案に対するさらなる理解を提供し、本出願の一部を構成するが、本考案に対して不適当な限定を行うものではない。
以下に、付図および具体的実施例を組み合わせて本考案を詳細に説明する。ここで、本考案の概要的実施例および説明は本考案を詳しく説明するためのものであり、本考案に対する限定とみなさない。
図1から図6に示すのは、本考案で記載する水電解装置の実施例であり、これは電解ユニット1、水タンク2、気液混合器3、気液分離器4、電源5を含む。電解ユニット1は筐体10を含み、筐体10の頂部に取水口が設けられ、取水口の下側に上から下まで順番につながり、水平方向に設置される陽極チタン給電有孔板11、β−PbO2陽極触媒板12、固体高分子電解質膜13、Pt/C陰極触媒板14、陰極チタン給電有孔板15、陰極集水槽17が設けられる。β−PbO2陽極触媒板12、Pt/C陰極触媒板14は、それぞれβ−PbO2陽極触媒電極および多孔チタン板、Pt/C陰極触媒電極および多孔チタン板が一体に加圧製造されたものである。陽極チタン給電有孔板11、β−PbO2陽極触媒板12、固体高分子電解質膜13、Pt/C陰極触媒板14、陰極チタン給電有孔板15、陰極集水槽17をボルト18で締め付けることにより、電解モジュール全体が締め付けられる。陰極集水槽17に水素水排出管19が設けられる。水タンク2の底部に筐体10の取水口と互いに適合、接続する咬合接続部21が設けられ、水タンク2の頂部にオゾン排出管23、水補給口24が設けられ、水タンク2のタンク体にオゾン水排出口25が設けられる。気液混合器3はオゾンおよび水を混合する混合器容器31を含み、混合器容器31にオゾン入口32、取水口33、オゾン水出口34が設けられる。オゾン入口32および水タンク2のオゾン排出管23は互いに接続し、取水口33は外部の使用する水源に接続される。気液分離器4は水素および水を分離する分離器容器41を含み、分離器容器41に水素水入口42、排水口44、水素放出管43が設けられる。水素水入口42および電解ユニット1の水素水排出管19は互いに接続する。電源5の正極51および陽極チタン給電有孔板11は互いに接続し、電源5の負極52および陰極チタン給電有孔板15の陰極は互いに接続する。
動作時、水タンク2の水は咬合接続部21を通過して電解ユニット1内に自然に落下し、水はオゾンおよび水素に電解される。このうちオゾンは水タンク2内に上昇し、水タンク2内の水は次第に高濃度飽和オゾン水となる。オゾンは水面から溢れてさらにオゾン排出管23およびオゾン入口32を通過して気液混合器3内に進入し、使用する水と連続して混合され、オゾン水出口34から中低濃度のオゾン水を得ることができる。電解産生された水素は陰極集水槽17内で水素水としてまとめられ、順次排出管19および水素水入口42を通過して気液分離器4に流入する。水素および水はこの中で絶えず分離され、水素は水素放出管43から排出される。分離されなかった水素を含有する水は排水口44から排出され、直接利用することができる。β−PbO2陽極触媒板12、Pt/C陰極触媒板14は、それぞれβ−PbO2陽極触媒電極および多孔チタン板、Pt/C陰極触媒電極および多孔チタン板が一体に加圧製造されたものであり、接触不良の隙間が存在することはなく、電気伝導のインピーダンスが減少し、電流の動作効率が向上する。β−PbO2陽極触媒板12は化学法により製造され、劣化現象が起こることはなく、電力供給を中断した後再起動しても比較的短い時間内で正常動作に回復することができ、蓄電池または緊急予備電源を配備する必要がない。
本実施例において、水タンク2の頂部は固定されておらず、上蓋22が設けられ、オゾン排出管23、水補給口24は上蓋22に設置される。使用するとき、固定せずに設置した上蓋22は取り外すことができ、取付、修理が便利である。オゾン排出管23にオゾン利用口26、オゾン分解器27、オゾン漏れ保護バルブ28がさらに設けられる。オゾン分解器27はオゾンを酸素に還元し、オゾンを利用しないとき、オゾン漏れ保護バルブ28はその漏れを防止することができる。オゾンはオゾン分解器27に進入し、徹底的に酸素に還元された後、空気中に放出される。水タンク2の上蓋22にさらに液面計29、温度センサー20が設けられ、液面計29は水タンク2内の液面の高度を調節、制御することができる。気液混合器3のオゾン入口32および取水口33の合流部分にノズル34が設けられる。水素放出管43にさらに水素利用口45および水素漏れ保護バルブ46が設けられ、水素を利用しないとき、水素漏れ保護バルブ46は水素が漏れて外に流出するのを防止することができる。電源5は濃度を制御する調節モジュール、オーバーロード保護モジュール、過熱保護モジュールおよび異常保護モジュールを含む。電源5の動作性能および陰陽電極特性は相互に一致し、その出力動作効率を向上または低下させることにより、オゾン産生量の調節を実現することができ、さらには使用するオゾン水濃度を調節する目的を達する。電源5の過熱保護モジュールの作用は、電解ユニットが動作し、過熱するときに自動で電源を切断し、オーバーロード保護モジュールの作用は、運転出力が高すぎるとき電流および電圧を自動調節することができ、異常保護モジュールの作用は、電解ユニットの劣化または外部異常のとき電源を切断することができる。さらに、電源を切断後、自由に再起動することができ、蓄電池または緊急予備保護電源を配備する必要がない。
本実施例において、電解ユニット1および水タンク2の間はネジ山を採用して接続する。電解ユニット1の取水口に雌ネジ16が設けられ、水タンク2の底部の咬合接続部21に雄ネジが対応して設けられる。このように電解ユニット1は電球を換えるように取外しおよび取付を行うことができ、専門の工具を必要とせず、使用が非常に便利である。実際の動作時、電解ユニット1および水タンク2の間は、受口に差し込むことにより咬合接続してもよい。
全体の安定性を高めるため、本実施例において、陽極チタン給電有孔板11、陰極チタン給電有孔板15は均等に分布されたまっすぐな有孔板であり、孔の面積和は陽極チタン給電有孔板11/陰極チタン給電有孔板15の総面積の40%以上である。陽極チタン給電有孔板11/陰極チタン給電有孔板15の厚さは0.5mm以上である。このように装置全体の安定性を高めることができ、温度上昇の制御もより容易である。
本考案は必要な容量および濃度に基づき、各種異なる大きさの装置を作製することができ、単相直流電流および飲料グレードの純水を得ることができさえすれば、コンセントに差し込みすぐに使用することを実現することができる。工業に幅広く応用することができるだけでなく、家庭、事業所、役所、学校、歯科、医療および公共の場所への幅広い普及、提供が可能である。本考案の技術を利用して家庭で使用する小型機器を開発した場合、その電気消費量はわずか約25Wであり、動作により消費する原料水量は約25cc/hである。水道水を使用して濃度が約250mg/Lに達するオゾンと混合し、流量が約1.5L/min、濃度が約4ppmのオゾン水を絶えず得ることができる。果物、野菜、水産製品、まな板、刃物類、食器、タオルなどの洗浄に用いることができる以外に、果物、野菜および水産物、生肉などを浸漬して表面の付着物を取り除き、品質保持および保存期間を延長する効果を達することもでき、さらに手洗い、うがい、洗足、洗髪などに使用することもできる。少量の高濃度オゾン水を直接取り、室内、ごみ箱、汚染物質排出口などに噴霧して空気の浄化、脱臭、滅菌などの作用を発揮することもできる。微量のオゾン体を直接利用し、さらに細菌、ウイルスの流行時に家庭、役所、学校および公共の場所などにおける伝染病の蔓延を予防することができる。同時に調製した水素および水素含有水も利用することができ、人体の老化を防止し、日常の健康を保つ。
以上、本考案の実施例で提供される技術案に対して詳細な説明を行った。本文中、具体例を使用し、本考案の実施例の原理および実施方式について詳しく述べたが、以上の実施例の説明は、本考案について、実施例の原理の理解を助けるために適用しただけである。同時に、当業者は本考案の実施例に基づき、考案を実施するための形態および応用範囲において変更を行うことができる。以上をまとめると、本明細書の内容は本考案に対する制限であると理解するべきではない。
Claims (10)
- 電解ユニット、水タンク、気液混合器、気液分離器、電源を含む水電解装置であって、
前述した電解ユニットが筐体を含み、前記筐体の頂部に取水口が設けられ、前記取水口の下側に、上から下まで順番につながり、水平方向に設置される陽極チタン給電有孔板、β−PbO2陽極触媒板、固体高分子電解質膜、Pt/C陰極触媒板、陰極チタン給電有孔板、陰極集水槽が設けられ、前記β−PbO2陽極触媒板、Pt/C陰極触媒板は、それぞれβ−PbO2陽極触媒電極および多孔チタン板、Pt/C陰極触媒電極および多孔チタン板が一体に加圧製造されたものであり、前記陽極チタン給電有孔板、β−PbO2陽極触媒板、固体高分子電解質膜、Pt/C陰極触媒板、陰極チタン給電有孔板、陰極集水槽をボルトで締め付けることにより、電解モジュール全体が締め付けられ、前述した陰極集水槽に水素水排出管が設けられ、
前記水タンクの底部に前記筐体の取水口と互いに適合、接続する咬合接続部が設けられ、前記水タンクの頂部にオゾン排出管、水補給口が設けられ、前記水タンクのタンク体にオゾン水排出口が設けられ、
前記気液混合器がオゾンおよび水を混合する混合器容器を含み、前記混合器容器にオゾン入口、取水口、オゾン水出口が設けられ、前記オゾン入口および前記水タンクのオゾン排出管が互いに接続し、前記取水口が外部の使用する水源に接続され、
前記気液分離器が水素および水を分離する分離器容器を含み、前記分離器容器に水素水入口、排水口、水素放出管が設けられ、前記水素水入口および前記電解ユニットの水素水排出管が互いに接続し、
前記電源の正極および陽極チタン給電有孔板が互いに接続し、前記電源の負極および陰極チタン給電有孔板が互いに接続する、
水電解装置。 - 前記水タンクの頂部が固定されておらず、上蓋が設けられ、前述したオゾン排出管、水補給口が上蓋に設置される、請求項1に記載の水電解装置。
- 前述したオゾン排出管にさらにオゾン利用口、オゾン分解器、オゾン漏れ保護バルブが設けられ、前記オゾン分解器がオゾンを酸素に還元する、請求項1に記載の水電解装置。
- 前記水タンクの上蓋にさらに液面計、温度センサーが設けられる、請求項2に記載の水電解装置。
- 前記気液混合器のオゾン入口および取水口にそれぞれノズルが設けられる、請求項1に記載の水電解装置。
- 前述した水素放出管にさらに水素利用口および水素漏れ保護バルブが設けられる、請求項1に記載の水電解装置。
- 前述した電源に濃度を制御する調節モジュール、オーバーロード保護モジュール、過熱保護モジュール、および異常保護モジュールが設けられる、請求項1に記載の水電解装置。
- 前記電解ユニットおよび水タンクの間がネジ山を通して接続され、前記電解ユニットの取水口に雌ネジが設けられ、前記水タンクの底部の咬合接続部に雄ネジが対応して設けられる、請求項1に記載の水電解装置。
- 前記電解ユニットおよび水タンクの間が、受口に差し込むことにより咬合接続される、請求項1に記載の水電解装置。
- 前記陽極チタン給電有孔板、陰極チタン給電有孔板が均等に分布されたまっすぐな有孔板であり、前記孔の面積和が陽極チタン給電有孔板/陰極チタン給電有孔板の総面積の40%以上であり、前記陽極チタン給電有孔板/陰極チタン給電有孔板の厚さが0.5mm以上である、請求項1に記載の水電解装置。
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