JP3185003U - 膝痛緩和膝当て - Google Patents

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Abstract

【課題】高齢者等にとって装着や取り外しが容易で、特に就寝時において自身の一方の膝に他方の膝居が突き当たることによる痛みの発生を緩和して十分な睡眠を確保できるようにした膝痛緩和膝当てを提供する。
【解決手段】展開平面が大略矩形状を有し、膝部の周囲の大部分を包むサイズとされた柔軟な織布の上布と下布からなり、その一辺の少なくとも一部が開放され、対向する第一辺と第二辺の2辺に相互に容易着脱可能な面ファスナー4、5を取り付けた袋状本体1と、袋状本体の内部に収納されて、最大でも袋状本体の空間容積を満たす容積をもち、一端に空気充填・排気口3を持つ気密性の空気袋2を有する。
【選択図】図1

Description

本考案は、膝当てに係り、特に、就寝時に両膝同士が突き当たることによる痛みを緩和して十分な睡眠を確保するための取り扱いが簡便な膝痛緩和膝当てに関する。
高齢者や膝周りに障害をもつ者(以下、高齢者等と言う)が用いる膝サポーターとも称する膝当てとして市販されているものは、厚手の布などを筒状として足先からは膝まで履き上げて装着するものが殆どである。膝痛には、膝自体の内部疾患による痛みに限らず、外からの軽い衝撃でも痛みを発するものがある。特に、一方の膝が他方の膝居に当たるってことで強い痛みを感じる膝痛もある。このような外部衝撃による膝居痛は患者自身の体験でしか容易に分かり得ないことである。特に、高齢者の膝痛には、就寝時に地震の膝同士の突き当たりで痛みが生じ、睡眠の妨げになる事例が多くある。
外力を緩和するための厚手のクッション等を備えたものは、膝部への固定構造が大げさな構造であり、また、筒状のものでは足先に手を伸ばすことも困難な者などにとっては使い辛く、装着に手間がかかるものである。市販の膝当ては、主として装着した膝の内部を保護する機能に重点が置かれており、高齢者等が自身で容易に装着でき、両膝同士の衝突などの比較的軽微な外力の印加に起因する痛みを積極的に緩和する点について十分な考慮がなされているものを容易に入手することは難しい。
この種の膝当てを開示した先行技術文献としては、特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4などを挙げることができる。
実用新案登録第3156790号 実用新案登録第3109462号 実用新案登録第3148659号 特開2008−18174号公報
本考案の目的は、高齢者等にとって装着や取り外しが容易で、特に就寝時において自身の一方の膝に他方の膝が突き当たること等による痛みの発生を緩和して十分な睡眠を確保できるようにした膝痛緩和膝当てを提供することにある。
本考案は、膝痛緩和膝当てが市販の関節サポーターなどに用いられる柔軟かつ丈夫な織布からなり、その展開平面が大略矩形状を有し、膝部の周囲の大部分を包むサイズとされ、1辺の少なくとも一部が開放され、対向する2辺(第一辺と第二辺)の表面側に相互に容易着脱可能な面ファスナー(所謂、マジックテープ:商標名)を1対または複数対取り付けた袋状本体と、この袋状本体の内部に収納されて、最大でも当該袋状本体の空間容積を満たす容積を持つ気密性の空気袋とで構成される。そして、前記空気袋は、ゴム剤、ウレタン樹脂材、シリコーン樹脂材などの弾性材料で構成され、その一端に空気充填・排気口を設けてある。
また、本考案は、前記袋状本体が、略矩形の上布と下布を重ね合わせてその中央領域の3辺に縫い目を有して、当該縫い目で囲まれた内側領域に袋部を形成してなり、前記3辺の縫い目の対向する2辺(第一辺と第二辺)の縫い目の外側に前記面ファスナーを取り付けて構成する。
また、本考案は、前記3辺の対向する二辺(第一辺と第二辺)を連結する第三辺の対向辺である第四辺は開放されて前記袋部の開口部を形成してなり、この開口部で前記空気袋の出し仕入れを行う構造とすることができる。
また、本考案は、前記3辺の縫い目を連結する第三辺の対向辺(第四辺)に前記袋状本体の上布と下布を閉じる線ファスナーあるいはホックなどを設ける構造とすることができる。
また、前記3辺の縫い目の第一辺と第二辺を連結する縫い目(第三辺)の対向辺(第四辺)にマチ(当て布)を設けてもよい。そして、このマチを線ファスナーあるいはホックなどで前記袋状本体に開口可能または着脱可能に設けることもできる。
高齢者等は、足先に手を伸ばすことなく、自身で膝痛緩和膝当ての膝への装着や取り外しを容易に行うことができ、外力印加による膝痛を大幅に緩和でき、特に就寝時の膝同士の当接による痛みを緩和し、十分な睡眠をとることができる。
なお、本考案に係る膝痛緩和膝当ては、一方の膝にのみ装着することでも膝同士の衝突による膝痛を緩和する効果がある。
本考案に係る膝痛緩和膝当ての実施例を説明する大略平面図である。 本考案に係る膝痛緩和膝当ての実施例を説明する図1のA−A’断面図である。 本考案に係る膝痛緩和膝当ての実施例2の説明図で、図1の矢印B方向から見た側面図である。 本考案に係る膝痛緩和膝当ての実施方法を示す説明図である。
以下、本考案の実施の携帯につき、図面を参照した実施例により詳細に説明する。
図1は、本考案に係る膝痛緩和膝当ての実施例1を説明する大略平面図である。また、図2は、図1のA−A’断面図である。図1−3において、符号1は袋状本体部、1aは上布、1bは下布を示す。上布1aと下布1bをその3辺(対向する第一辺と第二辺、及び第一辺と第二辺を連結する第三辺)の縫い目6で縫い合わせることで袋状本体部1を形成する。実施例1では、残りの辺(第三辺と対向する第四辺)は開放端とされている。なお、第四辺の開放部分以外の上布と下布の外側を適宜に縫って両者を一体に固定するが、図示は省略した。符号2は空気袋、3は空気充填・排気口、4は一方の面ファスナー、5は他方の面ファスナーを示す。一方の面ファスナー4の結合面4aを他方の面ファスナー5の結合面5aに張り合わせることで両者は着脱可能に固定される。
実施例1では、一方の面ファスナー4と他方の面ファスナー5は縫い目6近傍から外側で上布に取り付けられているが、取り付け位置はこれに限るものではない。また、他方の面ファスナー5も袋状本体の上布に設けてあるが、これに限らない。袋状本体部1の内部に空気袋2が収納される。空気袋2の空気充填・排気口3は袋状本体部1の第四辺に位置し、外部からの空気の出し入れが可能になっている。
袋状本体1の上面に中央目印10が設けられている。この中央目印10は、膝の保護する部分の中央を示すもので、図示した線状に限らず、丸印、突起などでもよいことは言うまでもない。
本実施例では、空気袋2の空気充填・排気口3は管状で示されているが、空気袋2の適宜の部分に臍状に設けたものとしてもよい。何れの場合も押し込み型の栓、バスケットボールやバレーボールなどに用いられている針穿孔ゴム栓、など、既知の逆止弁機能を備えさせることが望ましい。空気袋2の空気充填・排気口3は管状として使用者が口から空気を吹き込めるようにするのが好適である。空気充填・排気口3を管状とし、クリップ留めとすることも可能である。
本実施例によれば、高齢者等でも、足先に手を伸ばすことなく、自身で膝痛緩和膝当ての膝への装着や取り外しを容易に行うことができ、外力印加による膝痛を大幅に緩和でき、特に就寝時の膝同士の当接による痛みを緩和し、十分な睡眠をとることができる。
図3は、本考案に係る膝痛緩和膝当ての実施例2の説明図で、図1の矢印B方向から見た側面図である。実施例2では、袋状本体部1の第四辺にマチ7を設けて空気袋2を袋状本体部1の内部に閉じ込めたものである。マチ7に穴を開けて管状とした空気充填・排気口3を出し入れするようにすることができる。
本実施例によれば、実施例1の効果に加えて、空気充填・排気口3を袋状本体1の外部に取り出して容易に空気を吹き込むことができる。
本実施例では、実施例2で説明したマチ7に線ファスナーやホック留めを用いて袋状本体1に取り付ける構造とした。仮に、空気袋2が破損した場合に、袋状本体1から空気袋2を取り出して修理し、または交換できるようにした。
本実施例によれば、実施例2の効果に加えて、空気袋2を袋状本体1から取り出して修理や交換が容易で、袋状本体1のみを洗濯することができる。
上記した実施例1、2、3の構造を適宜組み合わせて、各実施例の機能を総合的に有する膝痛緩和膝当てを実現する。
本実施例によれば、実施例2の効果に加えて、空気袋2を袋状本体1から取り出して修理や交換が容易で、袋状本体1のみを洗濯することができる。
図4は、本考案に係る膝痛緩和膝当ての実施方法を示す説明図である。図4(a)は膝8の膝蓋骨9の部分の中心部外側に本考案の膝痛緩和膝当ての中央目印10をおき、一方の面ファスナー4を膝8の裏側に引き回して他方の面ファスナー5に重ねる。そして、一方の面ファスナー4の結合面4aを他方の面ファスナー5の結合面5aに押し当てることで装着する。
図4(b)は膝8の側面部分の外側に本考案の膝痛緩和膝当ての中央目印10をおき、一方の面ファスナー4を膝8の裏側に引き回して他方の面ファスナー5に重ねる。そして、図4(a)と同様にして装着する。
図4(c)は図4(b)とは反対の膝8の側面部分の外側に本考案の膝痛緩和膝当ての中央目印10をおき、一方の面ファスナー4を膝8の裏側に引き回して他方の面ファスナー5に重ねる。そして、図4(a)と同様にして装着する。
以上、図4での説明は、本考案の代表的な実施方法を説明するものであり、膝部への装着位置は使用者の任意である。また、本考案の膝痛緩和膝当ては、膝以外の体部位(足首、肘など)にも使用できることは言うまでもない。
1・・袋状本体部、1a・・上布、1b・・下布、2・・空気袋、3・・空気充填・排気口、4・・一方の面ファスナー、4a・・結合面、5・・他方の面ファスナー、5a・・結合面、6・・縫い目、7・・マチ、8・・膝、9・・膝蓋骨、10・・目印。

Claims (2)

  1. 膝の所定位置を覆って着脱自在に巻き付け、両膝同士の衝突などの外力の印加に起因する痛みを積極的に緩和する膝痛緩和膝当てであって、
    展開平面が大略矩形状を有し、膝部の周囲の大部分を包むサイズとされた柔軟な織布からなり、その一辺の少なくとも一部が開放され、対向する第一辺と第二辺の2辺に前記に相互に容易着脱可能な面ファスナーを取り付けた袋状本体と、
    前記袋状本体の内部に収納されて、最大でも当該袋状本体の空間容積を満たす容積をもち、一端に空気充填・排気口を持つ気密性の空気袋を有し、
    前記袋状本体が、略矩形の上布と下布を重ね合わせてその中央領域の第一辺と第二辺及び第三辺の3辺に縫い目を有して、当該縫い目で囲まれた内側領域に前記空気袋を収容する袋部を形成してなり、
    前記3辺の縫い目の対向する2辺である第一辺と第二辺の縫い目の外側に前記面ファスナーを取り付けてなることを特徴とする膝痛緩和膝当て。
  2. 請求項1において、
    前記3辺の縫い目の第一辺と第二辺の2辺を連結する縫い目がある第三辺の対向辺である第四辺は開放されて前記袋部の開口部を形成してなり、この開口部で前記空気袋の出し入れを行う構造としたことを特徴とする膝痛緩和膝当て。
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