JP3184740U - 押圧装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】対象物を偏りなく均等に押圧することができる押圧装置を提供する。
【解決手段】押圧装置3は、押圧対象物ASの押圧面AS1に押圧力を付与する押圧ローラ4と、押圧ローラ4に線接触または面接触する補助ローラ5と、補助ローラ5に線接触または面接触して押圧ローラ4の回転軸方向における押圧力を調整可能な圧力調整ローラ6A、6B、6Cとを備え、押圧ローラ4は、押圧対象物ASに対して弾性変形可能に設けられるとともに、補助ローラ5の押圧力によって撓み変形可能に設けられ、補助ローラ5は、押圧ローラ4が押圧面AS1に接触する回転軸方向長さよりも長い距離の間押圧ローラ4に接触するとともに、押圧ローラ4に対して弾性変形不能に設けられるとともに、圧力調整ローラ6A、6B、6Cの押圧力によって撓み変形可能に設けられている。
【選択図】図2

Description

本考案は、押圧装置に関する。
従来、紙送りローラと圧接ローラ(押圧ローラ)との間で記録媒体(押圧対象物)を圧接挟持して搬送する紙送り機構が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の紙送り機構は、弾性部材が押圧ローラの長手方向の両端を弾性付勢することで押圧ローラを紙送りローラに圧接し、この圧接により生じる押圧ローラの撓みを矯正部材が矯正するように構成されている。
特開2005−112509号公報
しかしながら、特許文献1に記載のような紙送り機構では、押圧対象物の傷付きを防止するために押圧ローラ自体または押圧ローラ表面を弾性部材で構成すると、撓み矯正部材の押圧力が押圧ローラの弾性変形によって吸収されてしまうため、押圧ローラの撓みを矯正できず、押圧対象物を適切に押圧できないという不都合がある。ここで、図3(A)に示すように、撓み矯正部材11における回転軸方向の軸方向長さを長くすれば、押圧ローラ12の弾性変形による撓み矯正部材11の押圧力が吸収されにくくなる。しかしながら、同図(B)に示すように、押圧ローラ12の回転軸方向中央部は、弾性変形の限界を迎えて撓みは矯正されるものの、回転軸方向両端部側の撓みは依然として矯正されないため、押圧対象物BBを適切に押圧できないという不都合を払拭することはできない。
本考案の目的は、押圧対象物を適切に押圧することができる押圧装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本考案の押圧装置は、押圧対象物の押圧面に押圧力を付与する押圧ローラと、前記押圧ローラに線接触または面接触する補助ローラと、前記補助ローラに線接触または面接触して前記押圧ローラの回転軸方向における押圧力を調整可能な圧力調整ローラとを備え、前記押圧ローラは、前記押圧対象物に対して弾性変形可能に設けられるとともに、前記補助ローラの押圧力によって撓み変形可能に設けられ、前記補助ローラは、前記押圧ローラが前記押圧面に接触する回転軸方向長さよりも長い距離の間前記押圧ローラに接触するとともに、前記圧力調整ローラの押圧力によって撓み変形可能に設けられている、という構成を採用している。
以上のような本考案によれば、圧力調整ローラの押圧力が押圧ローラの弾性変形によって吸収されなくなる上、補助ローラが圧力調整ローラの押圧力によって撓み変形することで、押圧ローラの回転軸方向中央部のみならず、回転軸方向両端部側も弾性変形の限界を迎えて撓みが矯正されるので、押圧対象物を適切に押圧することができる。
本考案の一実施形態に係るシート貼付装置の側面図。 シート貼付装置の正面図。 (A)、(B)は本考案の課題の説明図。
以下、本考案の一実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、本実施形態におけるX軸、Y軸、Z軸は、それぞれが直交する関係にあり、X軸およびY軸は、水平面内の軸とし、Z軸は、水平面に直交する軸とする。さらに、本実施形態では、Y軸と平行な図1の手前方向から観た場合を基準とし、方向を示した場合、「上」がZ軸の矢印方向で「下」がその逆方向、「左」がX軸の矢印方向で「右」がその逆方向、「前」がY軸の矢印方向で「後」がその逆方向とする。
図1、2において、シート貼付装置1は、押圧対象物としての接着シートASを供給する供給手段2と、接着シートASを被着体としての半導体ウェハ(以下、単にウェハという場合がある)WFに押圧する押圧装置3とを備えている。
供給手段2は、一方の面が接着面ADとされた接着シートASが帯状の剥離シートRL上に仮着された原反RSを支持する支持ローラ21と、原反RSを案内する複数のガイドローラ22と、剥離シートRLを折り返し当該剥離シートRLから接着シートASを剥離する剥離手段としての剥離板23と、駆動機器としての回動モータ24によって駆動する駆動ローラ25との間に剥離シートRLを挟み込むピンチローラ26と、図示しない駆動機器によって駆動し、剥離シートRLを回収する回収ローラ27とを備え、その全体がフレーム28に支持されている。
押圧装置3は、接着シートASの押圧面AS1に押圧力を付与する押圧ローラ4と、押圧ローラ4に線接触または面接触する補助ローラ5と、補助ローラ5に線接触または面接触して押圧ローラ4の回転軸方向における押圧力を調整可能な第1〜第3圧力調整ローラ6A〜6Cを有する圧力調整部6と、ウェハWFを支持する支持手段7と、押圧ローラ4の押圧力を検知可能な押圧力検知手段8と、スライダ91で支持手段7を支持し、押圧ローラ4と支持手段7とを相対移動させる移動手段であって駆動機器としてのリニアモータ9とを備えている。
押圧ローラ4は、接着シートASに対して弾性変形可能に設けられるとともに、補助ローラ5の押圧力によって撓み変形可能に設けられている。なお、押圧ローラ4を弾性変形可能にするために、押圧ローラ4自体または押圧ローラ4の表面を弾性部材で構成してもよい。
補助ローラ5は、押圧ローラ4が押圧面AS1に接触する回転軸方向長さよりも長い距離の間押圧ローラ5に接触するとともに、圧力調整ローラ6の押圧力によって撓み変形可能に設けられている。
圧力調整部6は、補助ローラ5の回転軸方向に3体設けられ、駆動機器としての直動モータ61A〜61Cそれぞれの出力軸62A〜62Cに支持されたブラケット63A〜63Cと、各ブラケット63A〜63Cに回転軸60A〜60Cを介して回転可能に支持され、押圧ローラ4の回転軸方向における押圧力を調整可能な圧力調整ローラとしての第1〜第3圧力調整ローラ6A〜6Cと、押圧ローラ4および補助ローラ5の回転軸41、51を出力軸62D、62Eに支持された軸受63D、63Eで回転可能に支持する駆動機器としての直動モータ61D、61Eとを備えている。圧力調整ローラを補助ローラ5の回転軸方向に複数設けることで、接着シートASに対する押圧力を部分的に調整することができる。
なお、第1〜第3圧力調整ローラ6A〜6Cおよび押圧ローラ4は、磁石(永久磁石や電磁石)および当該磁石に磁着可能な例えば鉄を含むもの等のうち一方で構成され、補助ローラ5は他方で構成され、第1〜第3圧力調整ローラ6A〜6Cと補助ローラ5とが、補助ローラ5と押圧ローラ4とが、相互に磁着可能に設けられている。
これにより、第1〜第3圧力調整ローラ6A〜6Cは、押圧ローラ4に対し、接着シートAS方向(下方向)への力の付与と、接着シートAS方向の反対方向(上方向)への力の付与とが可能に設けられている。
支持手段7は、上部に平面視すなわち上方から見た口形が矩形形状の開口部72および、当該開口部72内方に突出する複数のリブ73を有する平面視矩形形状の外側テーブル71と、図示しない減圧ポンプや真空エジェクタ等の吸引手段によってウェハWFを吸着保持可能な平面視矩形形状の載置面76を有する内側テーブル75と、リブ73上に設けられ内側テーブル75を下方から支持する付勢手段としてのばね74とを備えている。なお、内側テーブル75は、図示しない摺動手段によってX−Y平面内での移動が規制され、Z軸方向への移動が可能に設けられている。
押圧力検知手段8は、押圧ローラ4の第1端部43側に付与された第1押圧力を検知可能な第1検知手段8Aと、押圧ローラ4の第2端部44側に付与された第2押圧力を検知可能な第2検知手段8Bと、押圧ローラ4の中央部45に付与された第3押圧力を検知可能な第3検知手段8Cとを備えている。第1〜第3検知手段8A〜8Cは、ローラ81A〜81Cを回転可能に支持するブラケット82A〜82Cを支持する第1〜第3ロードセル83A〜83Cと、スライダ85A〜85Cによって第1〜第3ロードセル83A〜83Cを支持する駆動機器としてのリニアモータ84A〜84Cとを備えている。なお、各ローラ81A〜81Cは、それらの最上部で内側テーブル75を支持し、当該最上部がY軸に沿って一直線上に並ぶように、各リニアモータ84A〜84Cによって移動可能に設けられている。
以上のシート貼付装置1において、ウェハWFに接着シートASを貼付する手順を説明する。
先ず、オペレータが原反RSを図1に示すようにセットした後、図示しない操作パネル等を介して接着シートASを押圧する押圧力の設定値を入力し、運転開始の信号を入力する。すると、供給手段2が回動モータ24および図示しない駆動機器を駆動し、原反RSを繰り出す。そして、接着シートASの繰出方向先端部が剥離板23によって所定量剥離されたことが図示しない検知手段に検知されると、供給手段2が回動モータ24および図示しない駆動機器の駆動を停止し、スタンバイ状態となる。なお、押圧ローラ4の最下部と載置面76との間隔は、ウェハWFの厚みと接着シートASの厚みとを合わせた厚み以下に設定されている。
そして、図示しない搬送手段が載置面76上にウェハWFを載置すると、支持手段7が図示しない吸引手段を駆動し、ウェハWFを吸着保持した後、移動手段がリニアモータ9を駆動し、支持手段7を左方向に搬送する。そして、ウェハWFが所定の位置に到達したことが図示しない検知手段に検知されると、供給手段2が回動モータ24および図示しない駆動機器を駆動し、ウェハWFの搬送速度に合わせて接着シートASを繰り出し、押圧ローラ4が接着シートASをウェハWFに押圧して貼付する。
ここで、押圧ローラ4の最下部である押圧位置4Pと、各ローラ81A〜81C(図1では、ローラ81Bのみ図示)の最上部である受圧位置8PとがZ軸に沿う一直線LZ上に位置すると、図1中二点鎖線で示すように、押圧力検知手段8が各リニアモータ84A〜84Cを駆動し、押圧位置4Pと受圧位置8Pとが一直線LZ上から位置ずれしないように、それらリニアモータ84A〜84Cに対してスライダ85A〜85Cを右方向に移動させる。そして、押圧ローラ4と各ローラ81A〜81Cとで接着シートASおよびウェハWFを挟み込むと、第1〜第3ロードセル83A〜83Cがそれぞれ第1〜第3押圧力を検知し、この検知データを基にして圧力調整部6が直動モータ61A〜61Cを駆動し、第1〜第3押圧力が設定値と等しくなるように所定の制御を行う。
すなわち、第1ロードセル83Aが検知した第1押圧力を基にして圧力調整部6が直動モータ61Aを駆動し、当該第1押圧力が設定値と等しくなるように制御を行い、同様にして、第2、第3ロードセル83B、83Cが検知した第2、第3押圧力を基にして圧力調整部6が直動モータ61B、61Cを駆動し、これら第2、第3押圧力が設定値と等しくなるように制御を行う。
ここで、押圧力の設定値が押圧ローラ4の自重だけでは足りない場合、圧力調整部6は、直動モータ61D、61Eを駆動し、押圧ローラ4および補助ローラ5を下方へ付勢する。すると、押圧ローラ4の第1、第2端部43、44側が力点、接着シートASの両端部AS2、AS3と押圧ローラ4との両接点が支点となり、作用点となる押圧ローラ4の中央部45が直動モータ61Dの付勢方向(下方向)に対して反対方向(上方向)に撓んでしまう。
逆に、押圧力の設定値が押圧ローラ4の自重をかけてしまうと過多となってしまう場合、圧力調整部6は、直動モータ61D、61Eを駆動し、押圧ローラ4および補助ローラ5を上方へ付勢する。すると、押圧ローラ4と補助ローラ5との間の磁力が強い場合、押圧ローラ4の第1、第2端部43、44側が軸受64Dで支持されているため、何も支えがない中央部45が当該磁力によって上方向に撓んでしまう。
このように、中央部45が上方向に撓んでしまうと、当該中央部45は、弾性変形の限界を迎えて撓みが矯正されるものの、第1、第2端部43、44側の撓みは依然として矯正されず、当該中央部45の第3押圧力が第1、第2端部43、44の第1、第2押圧力と比べて不足する。
このような状況であっても、第1〜第3ロードセル83A〜83Cが第1〜第3押圧力を検知しているので、第3ロードセル83Cの検知データを基にして圧力調整部6が直動モータ61Cを駆動し、第3圧力調整ローラ6Cを下降させる。これにより、補助ローラ5の中央部55が下方向に撓み変形することで、押圧ローラ4も同様に中央部45が下方向に撓み変形し、当該中央部45のみならず、第1、第2端部側も弾性変形の限界を迎えて撓みが矯正され、接着シートASに対し均等に押圧力を付与することができる。このとき、第1、第2押圧力が増大した場合、第1、第2圧力調整ローラ6A、6Bを上昇させて第1、第2押圧力を減少させてもよいし、第1、第2押圧力が減少した場合、第1、第2圧力調整ローラ6A、6Bを下降させて第1、第2押圧力を増大させてもよい。
その後、接着シートASが貼付されたウェハWFは、図示しない搬送手段等によって次工程へ搬送され、内側テーブル75が図1に示す位置に復帰し、以降上述と同様の動作が繰り返される。
以上のような実施形態によれば、第1〜第3圧力調整ローラ6A〜6Cの押圧力が押圧ローラ4の弾性変形によって吸収されなくなる上、補助ローラ5が第1〜第3圧力調整ローラ6A〜6Cの押圧力によって撓み変形することで、押圧ローラ4の回転軸41方向中央部45のみならず、回転軸41方向両端部43、44側も弾性変形の限界を迎えて撓みが矯正されるので、接着シートASを適切に押圧することができる。
以上のように、本考案を実施するための最良の構成、方法等は、前記記載で開示されているが、本考案は、これに限定されるものではない。すなわち、本考案は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ説明されているが、本考案の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。また、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本考案の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本考案を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本考案に含まれるものである。
例えば、図1中符号AAで示すように、圧力調整部6の直動モータ61D、61E以外の構成および補助ローラ5を押圧ローラ4の円周方向に複数設け、押圧ローラ4の回転軸が歪むことを防止するようにしてもよい。この場合、圧力調整部6を構成する圧力調整ローラの個数は同じであってもよいし、異なっていてもよい。また、押圧ローラ4の円周方向に設けられた圧力調整ローラは、押圧ローラ4の回転軸41方向の位置が同じであってもよいし、ずれていてもよい。
また、第1〜第3圧力調整ローラ6A〜6Cおよび押圧ローラ4と、補助ローラ5とを互いに異なる極性の磁石で構成し、第1〜第3圧力調整ローラ6A〜6Cが補助ローラ5および押圧ローラ4を磁着保持可能に構成してもよい。
さらに、第1〜第3圧力調整ローラ6A〜6Cは、接着シートAS方向の反対方向への力を付与する機能を有していなくてもよく、例えば、上記実施形態において、磁力により第1〜第3圧力調整ローラ6A〜6Cが補助ローラ5および押圧ローラ4を保持できない構成とし、接着シートAS方向の反対方向への力を付与できないようにしてもよい。
また、圧力調整ローラは、1個、2個または4個以上設けられてもよい。
さらに、剥離手段は、丸棒やローラ等で構成されてもよい。
また、付勢手段は、ゴムや樹脂等の弾性部材で構成されてもよい。
さらに、内側テーブル75が一体物の場合、例えば、第1押圧力を検知する第1ロードセル83Aの押圧力データが第3押圧力に影響されたり、第3押圧力を検知する第3ロードセル83Cの押圧力データが第1、第2押圧力に影響されたりするため、内側テーブル75を樹脂、ゴム、薄い金属板等の弾性部材で構成したり、第1、第2端部43、44側および中央部45に対応させて分割(3分割)した構成としたりしてもよい。
また、押圧力検知手段8は、設けなくてもよいし、第1〜第3検知手段8A〜8Cのうち1または2だけでもよい。
さらに、押圧力検知手段8は、1体、2体または4体以上でもよい。
また、押圧力検知手段8としては、第1〜第3ロードセル83A〜83Cに代えて圧力センサ、光学センサや撮像手段等の他の検知手段を採用してもよい。
さらに、押圧力検知手段8は、支持手段7の移動方向と平行なライン状の検知手段を外側テーブル71内に固定したものを採用してもよい。
また、フレーム状の部材を載置するテーブルを内側テーブル75を囲むように設け、フレーム状の部材に対してウェハWFを昇降させるようにしてもよい。この場合、接着シートASを介してウェハWFとフレーム状の部材とが一体化するようにシート貼付装置1が
構成される。
また、1のリニアモータのスライダで各ローラ81A〜81Cを支持する構成としてもよい。
さらに、移動手段は、支持手段7を停止させておいて押圧ローラ4、補助ローラ5および圧力調整部6を移動させてもよいし、押圧ローラ4、補助ローラ5および圧力調整部6と支持手段7との両方を移動させてもよい。
さらに、本考案における接着シートAS、押圧対象物、被着体の材質、種別、形状等は、特に限定されることはない。例えば、接着シートASは、感圧接着性、感熱接着性等の接着形態に限定されることはなく、感熱接着性のものが採用された場合は、当該接着シートASを加熱する適宜な加熱手段を設ければよい。また、このような接着シートASは、例えば、接着剤層だけの単層のもの、基材シートと接着剤層との間に中間層を有するもの、基材シートの上面にカバー層を有する等3層以上のもの、更には、基材シートを接着剤層から剥離することのできる所謂両面接着シートのようなものであってもよく、両面接着シートは、単層又は複層の中間層を有するものや、中間層のない単層又は複層のものであってよい。また、押圧対象物としては、食品や容器用の樹脂等、押圧力の付与対象となる任意の形態の部材や物品なども対象とすることができる。また、被着体としては、例えば、食品、樹脂容器、シリコン半導体ウェハや化合物半導体ウェハ等の半導体ウェハ、回路基板、光ディスク等の情報記録基板、ガラス板、鋼板、陶器、木板または樹脂板等、任意の形態の部材や物品なども対象とすることができる。なお、接着シートASを機能的、用途的な読み方に換え、例えば、情報記載用ラベル、装飾用ラベル、保護シート、ダイシングテープ、ダイアタッチフィルム、ダイボンディングテープ、記録層形成樹脂シート等の任意の形状の任意のシート、フィルム、テープ等を前述のような任意の被着体に貼付することができる。
また、押圧装置3は、シート貼付装置1以外に塗布装置、検査装置等の他の装置に採用してもよい。塗布装置や検査装置の場合、塗布する塗布手段が被塗布物に対して付与する押圧力や、検査する検査手段が被検査物に対して付与する押圧力が均等にならないと、正確な塗布や検査ができないが、押圧装置3を塗布装置や検査装置に採用することで、被塗布物や被検査物に対する押圧力を均等にすることができ、正確な塗布や検査を行うことができる。
本考案における手段および工程は、それら手段および工程について説明した動作、機能または工程を果たすことができる限りなんら限定されることはなく、まして、前記実施形態で示した単なる一実施形態の構成物や工程に全く限定されることはない。例えば、押圧ローラは、押圧対象物の押圧面に押圧力を付与するものであれば、出願当初の技術常識に照らし合わせ、その技術範囲内のものであればなんら限定されることはない(他の手段および工程についての説明は省略する)。
また、前記実施形態における駆動機器は、回動モータ、直動モータ、リニアモータ、単軸ロボット、多関節ロボット等の電動機器、エアシリンダ、油圧シリンダ、ロッドレスシリンダおよびロータリシリンダ等のアクチュエータ等を採用することができる上、それらを直接的又は間接的に組み合せたものを採用することもできる(実施形態で例示したものと重複するものもある)。
3…押圧装置
4…押圧ローラ
5…補助ローラ
6A、6B、6C…第1、第2、第3圧力調整ローラ
AS…接着シート(押圧対象物)

Claims (1)

  1. 押圧対象物の押圧面に押圧力を付与する押圧ローラと、
    前記押圧ローラに線接触または面接触する補助ローラと、
    前記補助ローラに線接触または面接触して前記押圧ローラの回転軸方向における押圧力を調整可能な圧力調整ローラとを備え、
    前記押圧ローラは、前記押圧対象物に対して弾性変形可能に設けられるとともに、前記補助ローラの押圧力によって撓み変形可能に設けられ、
    前記補助ローラは、前記押圧ローラが前記押圧面に接触する回転軸方向長さよりも長い距離の間前記押圧ローラに接触するとともに、前記圧力調整ローラの押圧力によって撓み変形可能に設けられていることを特徴とする押圧装置。
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