JP3184694B2 - 電子レンジ - Google Patents

電子レンジ

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JP3184694B2
JP3184694B2 JP00851394A JP851394A JP3184694B2 JP 3184694 B2 JP3184694 B2 JP 3184694B2 JP 00851394 A JP00851394 A JP 00851394A JP 851394 A JP851394 A JP 851394A JP 3184694 B2 JP3184694 B2 JP 3184694B2
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F24CDOMESTIC STOVES OR RANGES ; DETAILS OF DOMESTIC STOVES OR RANGES, OF GENERAL APPLICATION
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Electric Ovens (AREA)
  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マグネトロンに対する
制御方式を改良した電子レンジに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば電子レンジには、冷凍物の解凍機
能を有するものがある。この電子レンジにおいては、マ
グネトロンを備えており、このマグネトロンを単一パタ
ーンのオンオフ周期でオンオフすることにより、冷凍物
を加熱し、もって解凍するようにしている。
【0003】この電子レンジでは、冷凍物の重量や種
類、さらには希望する加熱度合いに応じて、加熱時間を
変えるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものでは、通常の場合、冷凍物が全体的にむらなく
加熱されることが望まれるが、しばしば、種々な理由に
よって冷凍物の一部が他の部分より過熱されるいわゆる
加熱むらが発生することがあった。
【0005】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、冷凍物を解凍するについて極力加
熱むらをなくし得る電子レンジを提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の手段は、マグネト
ロンと、このマグネトロンに対するオンオフ周期パター
ンを複数有し、冷凍物の重量が予め定められた重量以下
のときにオンオフ周期が短いオンオフ周期パターンを選
択する選択手段と、冷凍物を解凍する場合にこの選択手
段により選択されたオンオフ周期パターンによりマグネ
トロンを制御する制御手段と、を含んで構成される(請
求項1の発明)。
【0007】第2の手段は、マグネトロンと、冷凍物の
種類を判定する判定手段と、前記マグネトロンに対する
オンオフ周期パターンを複数有し、前記判定手段により
判定された冷凍物が肉類であるときにオンオフ周期が短
いオンオフ周期パターンを選択する選択手段と、冷凍物
を解凍する場合にこの選択手段により選択されたオンオ
フ周期パターンによりマグネトロンを制御する制御手段
と、を含んで構成される(請求項2の発明)。
【0008】第3の手段は、マグネトロンと、冷凍物の
重量を検出する重量検出手段と、前記マグネトロンに対
するオンオフ周期パターンを複数有し、前記冷凍物の重
量検出値が予め定められた基準値以下のときにオンオフ
周期が短いオンオフ周期パターンを自動的に選択する選
択手段と、冷凍物を解凍する場合にこの選択手段により
選択されたオンオフ周期パターンによりマグネトロンを
制御する制御手段と、を含んで構成される(請求項3の
発明)。
【0009】第4の手段は、マグネトロンと、このマグ
ネトロンに対するオンオフ周期パターンを複数有し、冷
凍物の重量が予め定められた重量以下ときにはマグネト
ロンによる冷凍物に対する加熱度合いが強めである場合
にオンオフ周期が短いオンオフ周期パターンを選択する
選択手段と、冷凍物を解凍する場合にこの選択手段によ
り選択されたオンオフ周期パターンによりマグネトロン
を制御する制御手段と、を含んで構成される(請求項4
の発明)。
【0010】第5の手段は、マグネトロンと、このマグ
ネトロンに対するオンオフ周期パターンを複数有し、マ
グネトロンによる冷凍物に対する加熱時間が短く設定さ
れたときにオンオフ周期が短いオンオフ周期パターンを
選択する選択手段と、冷凍物を解凍する場合この選択手
段により選択されたオンオフ周期パターンによりマグネ
トロンを制御する制御手段と、を含んで構成される(請
求項5の発明)。
【0011】第6の手段は、第1、第2、第3、第4お
よび第5の手段のいずれかにおいて、複数のオンオフパ
ターンのうちオンオフ周期が短いパターンの周期は、オ
ンオフ周期が長いパターンの周期の1/n(nは正の整
数)に設定されているところに特徴を有する(請求項6
の発明)。
【0012】第7の手段は、第1、第2、第3、第4お
よび第5の手段のいずれかにおいて、制御手段は、オン
オフ周期が短いオンオフ周期パターンが選択されたとき
には、そのオンオフ周期パターンの最初の所定周期を連
続オンとするように制御するようになっているところに
特徴を有するものである(請求項7の発明)。
【0013】
【作用】マグネトロンを周期的にオンオフして冷凍物を
誘電加熱することにより解凍する場合、冷凍物の一部が
融解して水となると、水に対する誘電加熱効率が高いこ
とから、その水部分の温度上昇が他の部分より大きくな
り、加熱むらが発生しやすい。特に、マグネトロンの連
続オン時間が長いと、加熱むらが大きくなる傾向があ
る。このことに注目すると、マグネトロンのオン時間を
短くすることが考えられる。しかし単純にオン時間を短
くした場合、加熱出力をある程度確保しようとすると、
オフ時間も短くする必要がある。つまり、オンオフ周期
を短くする必要がある。ここで、オンオフ周期は、マグ
ネトロンの連続オンと連続オフとの合計時間をいう。
【0014】また、加熱むらが発生しにくい場合には、
オンオフ周期は長くても差支えがなく、マグネトロンの
オンオフをオンオフ制御手段であるリレースイッチにて
制御するときにリレースイッチのオンオフ回数が少なく
なり、リレースイッチの使用寿命の延長に寄与すること
が可能となる。
【0015】しかして、第1の手段においては、マグネ
トロンに対するオンオフ周期パターンを複数有し、冷凍
物に対して冷凍物の重量が予め定められた重量以下のと
きにオンオフ周期が短いオンオフ周期パターンを選択
し、選択されたオンオフ周期パターンによりマグネトロ
ンを制御するから、冷凍物の重量が軽くて換言すれば冷
凍物が小さくて加熱むらが生じやすい場合に、冷凍物に
対するオン時間が短くなって加熱むらの発生が防止され
る。また、加熱むらが生じにくい条件が設定されたとき
には、オンオフ周期が長いオンオフ周期パターンが選択
されることになるから、マグネトロンのオンオフ制御手
段がリレースイッチであるときにこのリレースイッチの
オンオフ回数が少なくなり、リレースイッチの使用寿命
が長くなる。
【0016】第2の手段においては、選択手段が、冷凍
物が肉類であるときにオンオフ周期が短いオンオフ周期
パターンを選択するようになっているから、さしみ等に
比較してその形状は表面に凹凸が多いため、加熱むらが
生じやすい肉類の場合に加熱むらの発生を極力すること
が可能となる。
【0017】第3の手段においては、冷凍物の重量を検
出し、その検出値が予め定められた基準値以下のときに
オンオフ周期が短いオンオフ周期パターンを自動的に選
択するから、加熱むらの発生が良好に抑えられ、また、
冷凍物の重量に応じたパターン選択が自動的になされて
便利である。
【0018】第4の手段においては、冷凍物の重量が予
め定められた重量以下のときには冷凍物の仕上り度合い
が強めである場合にオンオフ周期が短いオンオフ周期パ
ターンを選択するから、冷凍物の重量と加熱度合いとに
応じて加熱むらが良好に防止される。
【0019】第5の手段においては、冷凍物に対する加
熱時間が短く設定されたときにオンオフ周期が短いオン
オフ周期パターンを選択するから、加熱むらが良好に防
止される。
【0020】第6の手段においては、複数あるオンオフ
周期パターンのうちオンオフ周期が短いパターンの周期
が、オンオフ周期が長いパターンの周期の1/n(nは
正の整数)に設定されているから、パターン設定をマイ
クロコンピュータにて行なう場合に容易にパターン作成
ができる。
【0021】第7の手段においては、制御手段が、オン
オフ周期の短いオンオフ周期パターンが選択されたとき
には、そのオンオフ周期パターンの最初の所定周期を連
続オンとするように制御するようになっているから、加
熱時間が短縮される。
【0022】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図1ないし図
6を参照して説明する。図2は加熱調理器としての電子
レンジの斜視図である。この図2において、電子レンジ
本体1には扉2により閉鎖される加熱室3が設けられて
おり、その加熱室3の底面にターンテーブル4が配設さ
れている。電子レンジ本体1の前面には操作パネル5が
設けられており、その操作パネル5に複数のキーから成
る操作部6が配設されていると共に表示部7が配設され
ている。ここで、操作部6は解凍用キー6a、仕上り
「強め」、「標準」および「弱め」を切替設定する加熱
度合い指定手段としての強度設定キー6b、スタートキ
ー6c、冷凍物の種類を判定するための判定手段である
肉類・魚類切替指定キー6dを含んで構成されている。
【0023】図3は電子レンジ本体1に配設された各種
センサの配置状態を示している。この図3において、タ
ーンテーブル4は駆動機構8により回転されると共にこ
の駆動機構8と一体で設けられた重量検出手段たる重量
センサ9で受けられるようになっている。加熱室3の側
壁には光センサ10が高さ方向に沿って配設されてい
る。この光センサ10は投光素子10aと受光素子10
bとを対向配置して構成されている。そして、加熱室3
と連通する排気路12にはアルコールセンサ13及びガ
スセンサ14が配設されている。
【0024】図1は電気的構成を示している。この図1
において、電源プラグ15から導出された交流電源ライ
ン16にはヒューズ17及び発振停止装置18が接続さ
れている。この発振停止装置18は第1ないし第3の扉
スイッチ18a,18b,18cから成る。この場合、
加熱室3が扉2により閉鎖されたときに第1及び第2の
扉スイッチ18a,18bはオンすると共に第3の扉ス
イッチ18cはオフするようになっている。
【0025】交流電源ライン16間にはオーブン制御回
路19、グリル制御回路20、送風制御回路21及びタ
ーンテーブル制御回路22が接続されている。オーブン
制御回路19は、オーブンヒータ19a及びオーブンフ
ァン19bの並列回路とオーブンリレースイッチ19c
とを直列接続して成る。グリル制御回路20は、グリル
ヒータ20aとグリルリレースイッチ20bとを直列接
続して成る。送風制御回路21は、送風ファン21aと
送風リレースイッチ21bとを直列接続して成る。ター
ンテーブル制御回路22は、前記駆動機構8を構成する
ターンテーブルモータ22aとモータリレースイッチ2
2bとを直列接続して成る。
【0026】また、マグネトロン駆動回路23は、昇圧
トランス24および高圧整流回路25を有して構成され
ており、昇圧トランス24の一次側がリレースイッチ2
6を介して交流電源ライン16と接続されており、給電
状態で加熱手段としてのマグネトロン27に高電圧を給
電する。このマグネトロン27は、図示しない導波管を
通じて加熱室3内にマイクロ波を放射するものである。
【0027】直流電源回路28は交流電源ライン16と
給電可能に接続されており、給電状態で制御回路29に
直流電圧を給電する。この制御回路29はマイクロコン
ピュータおよび各種A/D変換器並びにリレー駆動回路
等を含んで構成されており、選択手段および制御手段た
るものである。操作パネル5に設けらた操作部6は、操
作状態を制御回路29に出力する。操作パネル5に設け
られた表示部7は、制御回路29からの表示指令に応じ
た内容を表示する。ブザー30は、制御回路29からの
指令に応じて鳴動する。アルコールセンサ13は、加熱
室3からの排気ガスに含まれるアルコールを主として検
出する。ガスセンサ14は、加熱室3からの排気ガスに
含まれる水蒸気を主として検出する。これらのアルコー
ルセンサ13及びガスセンサ14は検出対象となるガス
濃度に応じて抵抗値が変化するようになっており、その
抵抗値に応じた電圧信号を制御回路29に出力する。重
量センサ9は、ターンテーブル4に載置された食品の重
量を制御回路29に出力する。庫内温度センサ11は、
加熱室3内の温度を制御回路29に出力する。
【0028】制御回路29は、操作部6の操作状態に応
じて各リレースイッチ19c、20b、21b、22
b、26を適宜タイミングでオンオフすると共にマグネ
トロン駆動回路23を駆動して加熱調理を実行し、加熱
調理時間の経過或いは各種センサ9、11、13、14
の検出状態等に応じて加熱調理を終了する。特に、制御
回路29は、マイクロコンピュータが有する記憶手段た
るROMあるいは外部記憶手段に、マグネトロン27に
対するオンオフ周期パターン、換言するとオンオフ制御
手段であるリレースイッチ26に対するオンオフ周期パ
ターンを複数記憶している。このパターンは、図4に示
されている。同図から分かるように、オンオフ周期が長
いパターンPaと短いパターンPbとがあり、長い周期
パターンPaはオンオフの1周期を「30秒」とし、短
い周期パターンPbは「15秒」としている。長いパタ
ーンPaおよび短いパターンPbのオフ時間およびオン
時間は、それぞれ加熱調理の時間帯で異なるものであ
り、それぞれ表1および表2に示す。
【0029】
【表1】
【0030】
【表2】
【0031】上記各表から分かるように加熱調理の時間
帯の1分ごとにオン時間およびオフ時間が変化するパタ
ーンとなっている。そして、各出力は加熱調理の初めほ
ど高くなっていて、次第に低くなり、これによって、加
熱むらが小さくなる。
【0032】次に上記構成の作用について説明する。図
5は、選択手段および制御手段としての制御回路29の
動作を示すフローチャートである。このフローチャート
では、操作部6の解凍用キー6aが操作されたときの動
作を示している。まず、ステップS1では、重量センサ
9からの信号を読み込んで重量を検出する。
【0033】ステップS2では、加熱度合い指定手段で
ある強度設定キー6bによる設定内容(使用者によって
指定された加熱度合い)を読み込む。そして、ステップ
S3では、重量検出値が基準値である「0〜199g」
であるか否かを判断し、「0〜199g」であるときに
は、ステップS4に移行して調理時間を決定する。この
調理時間の決定は、表3に示すように、重量検出値と加
熱度合い設定とによって決定される。
【0034】
【表3】
【0035】例えば重量検出値Wが「45g」で且つ仕
上り設定が「標準」であるときには調理時間Tは「11
0秒」に決定され、同重量検出値で仕上り設定が「弱
め」であるときにはこの場合の「標準」の調理時間「1
10秒」に係数「0.9」を乗じた値が調理時間Tとし
て決定され、また、同重量検出値で仕上り設定が「強
め」であるときには調理時間Tは「120秒」に決定さ
れる。
【0036】また、重量検出値Wが例えば「100g」
で且つ仕上り設定が「標準」であるときには調理時間T
は T(秒)=0.6×W+90 で決定され、同重量検出値で仕上り設定が「弱め」であ
るときにはこの場合の「標準」の調理時間「0.6×W
+90」に係数「0.9」を乗じた値が調理時間Tとし
て決定され、また、同重量検出値で仕上り設定が「強
め」であるときには調理時間Tは T(秒)=0.8×W+80 で決定される。
【0037】このステップS4の後、スタートキー6c
が押し操作されると(ステップS5にて判断)、ステッ
プS6に移行して、図4(b)に示したオンオフ周期の
短いパターンPbを選択してこのパターンPbにてリレ
ースイッチ28を開閉制御すなわちマグネトロン27を
オフオン制御してゆく。この制御の開始時点は、例え
ば、冷凍物の重量が180gで加熱度合い「強」の場合
には、調理時間は上記表3により残り時間「224秒」
すなわち「3分44秒」と決定され、図6(b)で示す
ように、15秒周期の6秒オン・9秒オフの周期部分か
ら加熱が開始される。この場合、図6の(a)との比較
から分かるように、30秒周期の10秒オン・20秒オ
フの周期部分から加熱が開始される場合よりも1回のオ
ン時間が短くなっている。
【0038】次いで、ステップS7に移行して順次残り
時間を表示部7に表示する。この後、決定された調理時
間が経過すると(ステップS8にて判断)、リレースイ
ッチ26を開放してマグネトロン27の駆動を停止し
(ステップS9)、加熱調理を終了する。
【0039】一方、前記ステップS3において、重量検
出値が「0〜199g」でないときには、ステップS1
0に移行して、前述のステップS4と同様にして調理時
間を決定し、そしてスタートキー6cが押し操作される
と(ステップS11にて判断)、ステップS12に移行
して、図4(a)に示したオンオフ周期の長いパターン
Paを選択し、このパターンPaにてリレースイッチ2
6を開閉制御すなわちマグネトロン27をオフ・オン制
御してゆく。そして、ステップS13にて残り時間を表
示器7に表示する。なおこの後、ステップS8に移行す
る。
【0040】ここで、冷凍物の重量が「0〜199g」
と比較的軽い場合換言すると冷凍物が小さい場合、加熱
むらが生じやすい傾向がある。その理由について述べる
と、マグネトロン27が駆動されると、マイクロ波が加
熱室3内に供給されるが、加熱室3内に大きな冷凍物が
収容されていると、そのマイクロ波はただちにその冷凍
物の各部に当たって吸収され、もってさほど加熱むらな
く解凍されてゆく。しかしながら、冷凍物が小さい場合
には、大きい場合と違って加熱室3の空間が大きくなる
ことから、マイクロ波が加熱室3の内壁面の各面で反射
される機会が多くなり、結局、マイクロ波が加熱室3の
中央部を通過する確率が高くなる。
【0041】このとき一般的に冷凍物が加熱室3の中央
部に配置されることを考慮すると、マイクロ波が冷凍物
に密度高く当たることが考えられ、これにより、冷凍物
の一部が融解して水となると、水に対する誘電加熱効率
が高いことから、その水部分の温度上昇が他の部分より
大きくなり、加熱むらが発生しやすい。このとき冷凍物
に対するマイクロ波の連続照射時間が長いと、実際に加
熱むらが発生する。
【0042】しかるに本実施例によれば、マグネトロン
27に対するオンオフ周期パターンを複数有し、冷凍物
に対して加熱むらが生じやすい条件が設定されたときに
(冷凍物の重量が予め定められた重量以下のときに)オ
ンオフ周期が短いオンオフ周期パターンPbを選択し、
このオンオフ周期パターンPbによりマグネトロン27
を制御するから、冷凍物に対するオン時間が短くなって
加熱むらの発生を防止できる。また、逆に、加熱むらが
生じにくい条件が設定されたときに(冷凍物の重量が予
め定められた重量を超えたときに)は、オンオフ周期が
長いオンオフ周期パターンPaが選択されることになる
から、マグネトロン27のオンオフ制御手段がリレース
イッチ26であるときにこのリレースイッチ26のオン
オフ回数が少なくなり、オンオフ周期を一儀的に短くす
る場合に比して、リレースイッチ26の使用寿命が長く
なる。
【0043】特に本実施例においては、冷凍物の重量を
重量センサ9により自動的に検出し、その検出値が予め
定められた基準値である「0〜199g」以下のときに
オンオフ周期が短いオンオフ周期パターンPbを自動的
に選択するから、冷凍物の重量に応じたパターン選択を
自動的になされて便利である。
【0044】また、冷凍物の重量が予め定められた重量
以下のときには冷凍物の加熱度合いが「強め」である場
合にオンオフ周期が短いオンオフ周期パターンPbを選
択するから、冷凍物の重量と加熱度合いとに応じて加熱
むらが良好に防止されるようになる。
【0045】さらに、冷凍物に対する調理時間(加熱時
間)は前掲の表3に従って決定されるが、その加熱時間
が短く設定されたときにおいてオンオフ周期が短いオン
オフ周期パターンPbが選択されるから、リレースイッ
チ26のオンオフ回数が少なくなり、リレースイッチ2
6の使用寿命が長くなる。
【0046】さらにまた、オンオフ周期が短いパターン
の周期Pbが、オンオフ周期が長いパターンPaの周期
の1/2に設定されているから、本実施例のようにパタ
ーン設定をマイクロコンピュータにて行なう場合に容易
にパターン作成ができる。なお、この場合、オンオフ周
期が短いパターンの周期Pbは、オンオフ周期が長いパ
ターンPaの周期の1/n(nは正の整数)に設定され
ていれば良い。
【0047】しかも、各周期のオン時間が漸減するよう
に設定し、もって、マグネトロン27の出力が次第に小
さくなるようにしているので、これによっても加熱むら
を少なくできる。
【0048】図7および図8においては、本発明の第2
の実施例を示しており、この第2の実施例においては、
加熱度合いに応じて選択されるオンオフ周期パターンを
備えている。すなわち、図7に示すように、オンオフ周
期の長いパターンPcとオンオフ周期の短いパターンP
dとがあり、長い周期パターンPcは第1の実施例にお
ける長い周期パターンPaと同じパターンである。短い
周期パターンPdは、オンオフ周期は「15秒」である
が、そのオン時間およびオフ時間は表4に示すように定
められている。
【0049】
【表4】
【0050】図8には、制御内容を示している。すなわ
ち、ステップP1においては、重量センサ9からの信号
を読み込んで重量を検出する。ステップP2では、加熱
度合い指定手段である強度設定キー6bによる設定内容
(使用者によって指定された加熱度合い)を読み込み、
その設定内容が「強め」であるか否かを判断し(ステッ
プP3)、「強め」であれば、ステップP4に移行して
調理時間を決定する。この調理時間の決定は、第1の実
施例の場合(表3参照)と同様に決定されるようになっ
ている。
【0051】この後、スタートキー6cが押し操作され
ると(ステップP5にて判断)、ステップP6に移行し
て、リレースイッチ26を短い周期パターンPdにて開
閉制御する。すなわち、短い周期パターンPdを選択し
てこの短い周期にてマグネトロン27をオンオフ制御す
る。
【0052】次いで、ステップP7に移行して順次残り
時間を表示部7に表示する。そして、決定された調理時
間が経過すると(ステップP8にて判断)、リレースイ
ッチ26を開放してマグネトロン27の駆動を停止し
(ステップP9)、加熱調理を終了する。
【0053】一方、ステップP3において「強め」でな
いと判断されると(「標準」もしくは「弱め」と判断さ
れると)、前述のステップP4およびステップP5と同
じ制御内容のステップP10およびステップP11をそ
れぞれ実行し、ステップP11にてスタートキー6cが
押し操作されたことが判断されると、長い周期パターン
Pcによりマグネトロン27をオンオフ制御する。この
後、前述のステップP8に移行する。
【0054】このような第2の実施例によれば、「強
め」の加熱度合いが指定されたときにオンオフ周期が短
いオンオフ周期パターン(パターンPd)を選択するか
ら、加熱強度が強くて加熱むらが生じやすい場合に、加
熱むらの発生が良好に抑えられると共に、マグネトロン
27のオンオフ制御手段であるリレースイッチ26のオ
ンオフ回数が少なくなり、リレースイッチの使用寿命が
長くなる。
【0055】次に、図9および図10は本発明の第3の
実施例を示している。この第3の実施例におけるオンオ
フ周期パターンは、図9に示したように、オンオフ周期
の長いパターンPeとオンオフ周期の短いパターンPf
とがあり、これらは、前述の第2の実施例の長いパター
ンPcおよび短いパターンPdと同じパターンに設定さ
れている。そして、この第3の実施例では、図10のス
テップG3から分かるように、肉類・魚類切替指定キー
6dによる指定が「肉類」か否かを判断して、これに基
づいてオンオフ周期パターンを変更するようになってす
るなっている。すなわち、ステップG3にて、「肉類」
が指定されていると判断されると、ステップG6で示す
ように、短い周期パターンPeを選択しこの周期パター
ンPeにてマグネトロン27をオンオフ制御する。また
「肉類」が指定されていない(「魚類」が指定されてい
る)と判断されると、ステップG12から分かるように
長い周期パターンPfを選択しこの周期パターンPfに
てマグネトロン27をオンオフ制御する。
【0056】この第3の実施例によれば、冷凍物の種類
に応じてオンオフ周期パターンを選択するから、加熱む
らが生じやすい種類の冷凍物であっても、加熱むらの発
生が良好に抑えられる。
【0057】特に「肉類」であるときに短い周期パター
ンPfを選択するから、特に有効である。すなわち、肉
類は、さしみ等に比較してその形状は表面に凹凸が多い
ため、加熱むらが生じやすいものである。しかるに、本
実施例では、「肉類」において加熱むらを良好に防止で
きる。
【0058】図11ないし図15は本発明の第4の実施
例を示しており、この第4の実施例においては、オンオ
フ周期が短いオンオフ周期パターンが選択されたとき
に、そのオンオフ周期パターンの最初の所定周期を連続
オンとするように制御するようにしている点が特徴的で
ある。すなわち、図11に示すように、ステップR1に
て重量検出値を読み込み、ステップR2にて加熱度合い
を読み込み、ステップR3にて使用者側で設定された調
理時間を読み込む。ステップR4およびステップR5に
示すように、この設定調理時間が「0〜3分59秒」の
範囲にあるか、もしくは「4分00秒〜5分59秒」の
範囲にあるか、あるいはこれを超えているかを判断す
る。
【0059】設定調理時間が「4分00秒〜5分59
秒」の範囲を超えていれば(ステップR5の「N」)、
スタートキー6cが押し操作されたことを待って(ステ
ップR6にて判断)、残り時間を表示し(ステップR
7)、そして、短い周期パターン(1周期=15秒)の
最初の所定時間である最初の3周期はマグネトロン27
を連続オンし(ステップR8)、この後、設定された調
理時間から上記3周期分の時間である45秒を差し引い
て、残り時間を求め、その残り時間については、図12
に示す基本的な短い周期パターンPzのオン時間・オフ
時間にてマグネトロン27をオンオフ制御する。この
後、ステップR10およびステップR11に移行する。
【0060】例えば、調理時間が「6分30秒」に設定
された場合、図13(b)に示すようなオンオフパター
ンとなる。すなわち、調理開始時点から3周期はマグネ
トロン27を連続オンし、その後、短い周期パターンP
zによる制御となる。この場合、同図(a)には連続オ
ン期間を設けていないオンオフパターンを示しており、
これとの比較から分かるように、マグネトロン27の総
駆動時間が同一時間(162秒)であるときに、本実施
例である図13(b)の方が加熱時間が短くなる。な
お、この図13(b)の出力の変化を図15の線Bで示
し、図13(a)の出力の変化を図15の線Aで示して
いる。
【0061】一方、設定調理時間が「4分00秒〜5分
59秒」の範囲にあれば(ステップR5の「Y」)、ス
タートキー6cが押し操作されたことを待って(ステッ
プステップR12にて判断)、残り時間を表示し(ステ
ップR13)、そして、短い周期パターン(1周期=1
5秒)の最初の所定時間である最初の2周期はマグネト
ロン27を連続オンし(ステップR14)、この後、設
定された調理時間から上記2周期分の時間である30秒
を差し引いて、残り時間を求め、その残り時間について
は、前述の図12に示す短い周期パターンPzのオン時
間・オフ時間にてマグネトロン27をオンオフ制御す
る。この時のマグネトロンのオンオフの様子を図14
(b)に示している。例えば、調理時間が「3分30
秒」に設定された場合、マグネトロン27の総駆動時間
が82秒となる。連続オンを設けない制御(同図(a)
参照)の場合、総駆動時間で82秒を得ようとすると調
理時間は4分19秒に設定しなければならない。すなわ
ち、この場合も、本実施例では加熱時間が短くなる。な
お、この図14(b)の出力の変化を図16の線Bで示
し、図14(a)の出力の変化を図16の線Aで示して
いる。
【0062】また、設定調理時間が「0秒〜3分59
秒」の範囲にあれば(ステップR4の「Y」)、ステッ
プR18から理解できるように、最初の1周期について
マグネトロン27を連続オンとする制御を行なうように
なっている。
【0063】このような第4の実施例においては、オン
オフ周期の短いオンオフ周期パターンが選択されるとき
には、そのオンオフ周期パターンの最初の所定周期を連
続オンとするように制御するようになっているから、加
熱時間が短縮される。この場合、連続オン制御は調理開
始から最初の所定周期のみとなるから、加熱むらが発生
するようなことはない。
【0064】
【発明の効果】本発明は以上の説明から明らかなよう
に、次の効果を得ることができる。請求項1の発明にお
いては、マグネトロンに対するオンオフ周期パターンを
複数有し、冷凍物の重量が予め定められた重量以下のと
きにオンオフ周期が短いオンオフ周期パターンを選択
し、その選択されたオンオフ周期パターンによりマグネ
トロンを制御するから、冷凍物の重量が軽くて換言すれ
ば冷凍物が小さくて加熱むらが生じやすい場合に、加熱
むらの発生を良好に防止でき、また、マグネトロンのオ
ンオフ制御手段がリレースイッチであるときにこのリレ
ースイッチの使用寿命が長くなる。
【0065】請求項2の発明においては、選択手段が、
冷凍物が肉類であるときにオンオフ周期が短いオンオフ
周期パターンを選択するようになっているから、加熱む
らが生じやすい肉類の場合に加熱むらの発生を極力する
ことができる。
【0066】請求項3の発明においては、冷凍物の重量
を検出し、その検出値が予め定められた基準値以下のと
きにオンオフ周期が短いオンオフ周期パターンを自動的
に選択するから、加熱むらの発生が良好に抑えられると
共に、冷凍物の重量に応じたパターン選択を自動的にな
されて便利である。
【0067】請求項4の発明においては、冷凍物の重量
が予め定められた重量以下のときには冷凍物の加熱度合
いが強めである場合にオンオフ周期が短いオンオフ周期
パターンを選択するから、冷凍物の重量と加熱度合いと
に応じて加熱むらを良好に防止できる。
【0068】請求項5の発明においては、冷凍物に対す
る加熱時間が短く設定されたときにオンオフ周期が短い
オンオフ周期パターンを選択するから、加熱むらを良好
に防止できる。
【0069】請求項6の発明においては、オンオフ周期
が短いパターンの周期が、オンオフ周期が長いパターン
の周期の1/n(nは正の整数)に設定されているか
ら、パターン設定をマイクロコンピュータにて行なう場
合に容易にパターン作成ができる。
【0070】請求項7の発明ににおいては、制御手段
が、オンオフ周期の短いオンオフ周期パターンが選択さ
れたときには、そのオンオフ周期パターンの最初の所定
周期を連続オンとするように制御するようになっている
から、加熱むらを防止しつつ加熱時間の短縮を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す電気回路図
【図2】電子レンジの斜視図
【図3】電子レンジの概略的縦断正面図
【図4】オンオンパターンを示す図
【図5】制御内容を示すフローチャート
【図6】一つの調理例におけるオンオンパターンを示す
【図7】本発明の第2の実施例を示すオンオンパターン
の図
【図8】制御内容を示すフローチャート
【図9】本発明の第3の実施例を示すオンオンパターン
の図
【図10】制御内容を示すフローチャート
【図11】本発明の第3の実施例を示す制御内容のフロ
ーチャート
【図12】基本的な短い周期パターンを示す図
【図13】一つの調理例のオンオフパターンを示す図
【図14】他の調理例のオンオフパターンを示す図
【図15】一つの調理例の出力の様子を示す図
【図16】他の調理例の出力の様子を示す図
【符号の説明】
1は電子レンジ本体、6cは強度設定キー(加熱度合い
指定手段)、6dは肉類・魚類切替指定キー(判定手
段)、9は重量センサ、26はリレースイッチ、27は
マグネトロン、29は制御回路(選択手段および制御手
段)を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24C 7/02 340 F24C 7/02 315

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マグネトロンと、 このマグネトロンに対するオンオフ周期パターンを複数
    有し、冷凍物の重量が予め定められた重量以下のときに
    オンオフ周期が短いオンオフ周期パターンを選択する選
    択手段と、 冷凍物を解凍する場合にこの選択手段により選択された
    オンオフ周期パターンによりマグネトロンを制御する制
    御手段と、を具備してなる電子レンジ。
  2. 【請求項2】 マグネトロンと、冷凍物の種類を判定する判定手段と、 前記マグネトロンに対するオンオフ周期パターンを複数
    有し、前記判定手段により判定された冷凍物が肉類であ
    るときにオンオフ周期が短いオンオフ周期パターンを選
    択する 選択手段と、 冷凍物を解凍する場合にこの選択手段により選択された
    オンオフ周期パターンによりマグネトロンを制御する制
    御手段と、を具備してなる電子レンジ。
  3. 【請求項3】 マグネトロンと、冷凍物の重量を検出する重量検出手段と、 前記マグネトロンに対するオンオフ周期パターンを複数
    有し、前記冷凍物の重量検出値が予め定められた基準値
    以下のときにオンオフ周期が短いオンオフ周期パターン
    を自動的に選択する 選択手段と、 冷凍物を解凍する場合にこの選択手段により選択された
    オンオフ周期パターンによりマグネトロンを制御する制
    御手段と、を具備してなる電子レンジ。
  4. 【請求項4】 マグネトロンと、このマグネトロンに対するオンオフ周期パターンを複数
    有し、冷凍物の重量が予め定められた重量以下ときには
    マグネトロンによる冷凍物に対する加熱度合いが強めで
    ある場合にオンオフ周期が短いオンオフ周期パターンを
    選択する 選択手段と、 冷凍物を解凍する場合にこの選択手段により選択された
    オンオフ周期パターンによりマグネトロンを制御する制
    御手段と、を具備してなる電子レンジ。
  5. 【請求項5】 マグネトロンと、 このマグネトロンに対するオンオフ周期パターンを複数
    有し、マグネトロンによる冷凍物に対する加熱時間が短
    く設定されたときにオンオフ周期が短いオンオフ周期パ
    ターンを選択する選択手段と、 冷凍物を解凍する場合この選択手段により選択されたオ
    ンオフ周期パターンによりマグネトロンを制御する制御
    手段と、を具備してなる 電子レンジ。
  6. 【請求項6】 複数のオンオフパターンのうちオンオフ
    周期が短いパターンの周期は、オンオフ周期が長いパタ
    ーンの周期の1/n(nは正の整数)に設定されている
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4および5のいず
    れかに記載の電子レンジ。
  7. 【請求項7】 制御手段は、オンオフ周期が短いオンオ
    フ周期パターンが選択されたときには、そのオンオフ周
    期パターンの最初の所定周期を連続オンとするように制
    御するようになっていることを特徴とする請求項1、
    2、3、4および5のいずれかに記載の電子レンジ。
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