JP3184667B2 - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JP3184667B2
JP3184667B2 JP16101893A JP16101893A JP3184667B2 JP 3184667 B2 JP3184667 B2 JP 3184667B2 JP 16101893 A JP16101893 A JP 16101893A JP 16101893 A JP16101893 A JP 16101893A JP 3184667 B2 JP3184667 B2 JP 3184667B2
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達也 小林
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラー複写機等のよう
に、現像剤として複数色のトナーを使用する画像形成装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】図10は従来の電子写真式の多重転写方
式によるフルカラー画像形成装置を示したものである。
図示の様に装置A全体の内には感光ドラム1、ローラ帯
電器2、更に感光ドラムの側には、複数個の現像器4
a,4b,4c,4dを回転可能の支持体3で担持して
いる。
【0003】側には、転写紙(不図示)を保持し且つ
感光ドラム1上の像を転写紙(不図示)上に転移させる
機能を有する転写ドラム5が配置されている。以上の構
成によって、感光ドラム1は、不図示の駆動手段によっ
て図示矢印方向に駆動される。
【0004】次に、装置本体内の上方には、露光装置を
構成するレーザーダイオード7、高速モーター8によっ
て回転駆動される多面鏡9、レンズ10、及び折り返し
ミラー11が配置される。
【0005】前述レーザーダイオード7にイエロー(以
下、Yと略す)の画像模様に従った信号が入力される
と、光路12を通ってYに対応した光情報が感光ドラム
1に照射され、潜像が形成される。更に感光ドラム1が
矢印方向に進むと、この潜像は現像装置4aでYトナー
によって可視化される。
【0006】感光ドラム1の画像と同期して転写紙カセ
ット13内からピックアップローラー14によって転写
紙(不図示)が供給されると、まず転写紙先端はグリッ
パー15によって保持され、続いて吸着ローラー16と
転写紙を支持して搬送する転写ドラム5との間に電圧印
加を行うことで転写紙は転写ドラム5上に静電吸着さ
れ、感光ドラム1上のトナー像は、その後、転写紙(不
図示)上に転写される。
【0007】以上の行程をマゼンタ(以下、Mと略
す)、シアン(以下、Cと略す)、ブラック(以下、B
kと略す)と行うことによって転写紙上には複数色のト
ナーによるフルカラー画像が形成される。この転写紙
は、分離爪17によって転写ドラム5から剥され、更に
定着装置18によって表面のトナー像は溶融固着されカ
ラー画像が得られる。
【0008】一方、感光ドラム1上に残留したトナーは
ファーブラシ、ブレード手段等のクリーニング装置6に
よって清掃される。また、転写ドラム5上のトナーもフ
ァーブラシ、ウエブ等の転写ドラムクリーニング器19
によって清掃され、その後転写ドラム5上の残留電荷は
除電ローラー20によって除電される。
【0009】一方、図11は従来の電子写真式の多重現
像方式によるフルカラー画像形成装置を示したものであ
る。図示の様に装置B全体の内には感光ドラム1、一次
帯電器2、更に感光ドラムの右側には、複数個の現像器
4a、4b、4c、4dが配置されている。以上の構成
によって、感光ドラム1は不図示の駆動手段によって図
示矢印方向に駆動される。
【0010】次に、装置本体の上方には、露光装置を構
成するレーザーダイオード7、高速モーター8によって
回転駆動される多面鏡9、レンズ10、及び折り返しミ
ラー11が配置される。
【0011】前述レーザーダイオード7にYの画像模様
に従った信号が入力されると、光路12を通ってYに対
応した光情報が一次帯電器2にて一様に帯電された感光
ドラム1に照射され、潜像が形成される。更に感光ドラ
ム1が矢印方向に進むと、この潜像は現像装置4aでY
トナーによって可視化される。
【0012】感光ドラム1が一回転すると、感光ドラム
1は再び一次帯電器2により一様に帯電される。そし
て、その上に2色目Mの画像情報に対応した光情報が照
射され、潜像が形成される。次に、この潜像は現像装置
4bでMトナーによって可視化される。感光ドラム1が
更に1回転すると、Yトナー像とMトナー像の形成され
た感光ドラム1は、再び一次帯電器2により帯電され、
その上に3色目のCの画像情報に対応した光情報が照射
され、潜像が形成される。そして、この潜像は現像装置
4cでCトナーによって可視化される。感光ドラム1が
更に1回転すると、Yトナー像とMトナー像とCトナー
像の形成された感光ドラム1は、再び一次帯電器2によ
り帯電され、その上に4色目のBKの画像情報に対応し
た光情報が照射され、潜像が形成される。そして、この
潜像は現像装置4dでBKトナーによって可視化され
る。
【0013】続いて、転写紙を収納したカセット13内
からピックアップローラー14によって転写紙Pが供給
されると、転写帯電器22により転写紙Pに感光ドラム
1上のY、M、C、BKのトナー像が一括して転写され
る。さらに定着装置18によって転写紙P表面のトナー
像は溶融固着されカラー画像が得られる。
【0014】一方、感光ドラム1上に残留したトナー
は、クリーニング器6によって清掃される。ここでクリ
ーニング器6は、ON,OFF切り替え可能な構成であ
り、感光ドラム1上に画像形成を形成し終るまでは感光
ドラム1から離れた位置(OFF状態)に、転写工程を
終了して残留トナーをクリーニングするときのみ感光ド
ラム1に接触する位置(ON状態)をとる。
【0015】一般に、電子写真方式のカラー画像形成装
置は、使用する環境の変化、プリント枚数等の諸条件に
よって、画像濃度が変動すると、本来の正しい色調が得
られなくなってしまう。そこで、従来から各色のトナー
で濃度検知用トナー像(パッチ)を感光ドラムまたは転
写ドラム上などに試験的にそれぞれ作成し、それらの濃
度を濃度センサで検知し、これを露光量、現像バイアス
等にフィードバックする画像濃度制御を行うことで安定
した画像を得ていた。濃度センサは、図12に示すよう
に、LEDなどの発光素子211、フォトダイオード、
CdSなどの受光素子212、及びホルダー213から
なっている。
【0016】この画像濃度制御において、転写ドラム上
で濃度検知を行う場合の工程を図10を用いて説明す
る。まず、感光ドラム1上にパッチの潜像を作成する。
そして、この潜像は現像器4aによって現像され、感光
ドラム1上にパッチのトナー像Tが形成される。このよ
うなパッチは必要に応じて複数形成されることがある。
この感光ドラム上のトナー像Tは転写ドラム5上に直接
転写され、一つの濃度センサ21によって濃度を測定さ
れる。転写ドラム5が一回転すると、トナー像Tは再び
感光ドラムに接し、この時転写ドラム5と感光ドラム1
の間には転写時とは逆の電圧を印加することにより、転
写ドラム上のトナー像Tは感光ドラム1上に転写され
る。そして、感光ドラム1上に転写されたトナー像T’
は、クリーニング器6によって清掃される。一方、転写
ドラム上に残留したトナー像Tは、クリーニング器19
によって清掃される。以上の工程で一色めの濃度検知が
終了する。この工程で転写ドラム5は二回転している。
【0017】この工程を残りの三色についてもそれぞれ
行うことにより濃度検知が完了する。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記濃度検
知工程では4色のトナーすべてについて濃度検知を行う
と、転写ドラムは8回転し、その際にクリーニング器に
よる清掃が4回必要とされ、この濃度検知にかかる時間
は無視できるものではない。さらに、クリーニング器に
よって転写ドラム表面が摺擦される際に、転写ドラム表
面に傷が付いたり、トナーが融着してしまう恐れがあ
る。一方、感光ドラム上で濃度検知を行う場合にも、同
様にクリーニング器の摺擦により、感光ドラム表面に傷
が付いたり、トナーが融着する恐れがある。これら感光
ドラムや転写ドラム表面の傷やトナー融着は濃度検知に
おける検知精度を低下させるだけでなく、現像効率や転
写効率の不均一を招き、安定した画像を得ることが困難
になる。
【0019】以上のような状況を鑑み、本発明では画像
濃度制御におけるトナーのクリーニング工程の際に感光
ドラムや転写ドラムに与える損傷を最小にしながら、常
に安定した画像を得ることを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明は、潜像を担持する像担持体と、前記潜像を現像する
異なる色のトナーをそれぞれ収容する複数の現像手段
と、転写材を保持する転写材保持体と、該転写材保持体
をクリーニングするクリーニング手段と、前記転写材保
持体上に転写された濃度測定用トナー像の濃度を検知す
る単一の検知手段と、該検知手段によって検知された結
果をもとに画像濃度を制御する手段と、を有し、前記像
担持体上のトナー像を一色ずつ前記転写材保持体に保持
された前記転写材に順次転写する画像形成装置におい
て、画像形成動作に先立って、前記複数の現像手段の各
々に対応した濃度測定用トナー像を、前記転写材保持体
の移動方向に沿って該転写材保持体上に形成し、前記検
知手段によって検知した後、前記クリーニング手段を作
動させ、前記複数の濃度測定用トナー像を前記転写材保
持体上からクリーニングすることを特徴とする。
【0021】
【実施例】
<第1実施例>以下、添付図面に基づいて本発明の実施
例を詳細に説明する。図1は、本発明を適用したカラー
画像形成装置の縦断面図であり、図10と同様な構成、
作用をするものは、同一番号を付し説明は略す。
【0022】濃度制御動作に入ると、まずパターン発生
回路23により濃度検知用パッチのための画像信号を発
生し、この信号に従って感光ドラム1上に複数のパッチ
の潜像を形成する。本実施例では、画像信号は8ビット
あり00H〜FFH(Hは16進表示を意味する)の256レベル
の画像信号を発生可能である。そして、最大濃度のパッ
チを作成するためFFHの信号で各パッチの潜像を形成し
ている。次にこれらの潜像は、現像器4aによってYト
ナーによって現像されるが、この時最初のパッチはV
1、次のパッチはV2、といったように現像バイアスを高
圧制御回路24によって各パッチごとに切り替えて、感
光ドラム1上に作成された各パッチのトナー像は転写ド
ラム5上に直接転写される。
【0023】このようにして転写ドラム5上に作成され
た各パッチは濃度センサ21によってその濃度を測定さ
れていく。そして、濃度センサ21で測定された各パッ
チの濃度とそのパッチを作成したときの現像バイアスの
データは、画像濃度制御回路25に送られ、現像バイア
スとその時のパッチの濃度の関係から所定の最大濃度が
得られるように露光量、現像バイアスなどが設定され
る。
【0024】従来は一色目の濃度制御が終了すると転写
ドラム上のトナー像の清掃工程に入るが、本実施例では
清掃工程を行なうことなく引き続き二色目のMトナーの
濃度制御を行う。その様子を図2〜図4を用いて説明す
る。図2〜図4は転写ドラム5の表面を展開したときの
一部を模式的に示したものである。図2は一色目のパッ
チが作成されたところを示す。最初のパッチはホームポ
ジションHを基点にして、転写ドラムの回転方向に長さ
a、長手方向に幅bで作成されている。そして、二番目
以降の各パッチは距離Lで等間隔に作成されている。
【0025】一色目のYトナーの濃度制御が終了し二色
目のMトナーの濃度制御を行う場合、ホームポジション
Hから転写ドラムの回転方向にa以下のところにMトナ
ーのパッチを作成すると、YトナーとMトナーのパッチ
が重なってしまう。そのため、二色目のMトナーのパッ
チは一色目のYトナーのパッチの影響を受けてしまい正
確な濃度測定が困難になる。そこで、Mトナーの最初の
パッチはホームポジションから少なくとも所定の間隔a
離れた位置に作成する必要がある。
【0026】本実施例では、Mトナーの最初のパッチは
ホームポジションからa離れた位置に作成し、以降のパ
ッチはYトナーと同様にLの間隔をおいて作成するの
で、図3のように一色目のYトナーのパッチに二色目の
Mトナーのパッチが隣り合うように作成される。このよ
うにして作成されたMトナーのパッチは濃度センサ21
によって濃度を測定され、その測定結果は現像バイアス
の値とともに画像濃度制御回路25に送られ、一色目と
同様な濃度制御を行う。
【0027】以後、三色目Cトナーの最初のパッチはホ
ームポジションHから2a離れた位置に作成し、以後の
パッチは間隔Lをおいて作成して濃度制御を行い、四色
目Bkトナーの最初のパッチはホームポジションHから
3a離れた位置に作成し、以後のパッチは間隔Lをおい
て作成してそれぞれ濃度制御を行う。
【0028】したがって、Y、M、C、Bk四色のトナ
ーについて濃度制御を行った直後の転写ドラム5の表面
は図4のようになっている。本実施例では四色のトナー
の濃度制御を行うので、パッチ間の距離LはL≧3aを
満たさなければ各色のパッチとパッチが重なってしま
う。そこで、本実施例ではL=3aとしてできるだけ多
くのパッチが転写ドラム上に作成できるようにしてい
る。また、このようにしておくと、パッチのパターンを
発生させるために必要なパラメータはパッチの長さaと
幅bだけですべて表現できるためメモリの節約にも成
る。
【0029】以上のようにして、四色のトナーの濃度制
御が終了し、転写ドラム5の回転とともにホームポジシ
ョンHが再び感光ドラムに接したとき、転写ドラム5と
感光ドラム1との間に転写時とは逆の電圧を印加するこ
とにより、転写ドラム5上の四色のトナー像は感光ドラ
ム1上に転写される。そして、感光ドラム1上に転写さ
れたトナー像T’は、クリーニング器6によって清掃さ
れる。一方、転写ドラム上に残留したトナー像Tは、ク
リーニング器23によって清掃される。
【0030】以上の濃度制御の工程では、転写ドラムは
5回転する中で清掃工程は1回で済んでおり、従来の転
写ドラムが8回転する間に清掃工程を4回行なう場合と
比較して、濃度制御に費やされる時間が短縮でき、かつ
転写ドラムに与える損傷を大幅に軽減することができ
る。
【0031】<第2実施例>以下、添付図面に基づいて
本発明の第2実施例を詳細に説明する。ただし、図11
と同様な構成、作用をするものについては同一の番号を
付して説明を省略する。
【0032】本実施例は本発明を多重現像方式のフルカ
ラー画像形成装置に適用したもので図5はその縦断面図
である。
【0033】濃度制御動作に入ると、まず第1実施例と
同様にパターン発生回路25によりFFHの信号で感光ド
ラム1上に複数の濃度検知用パッチの潜像を形成する。
次にこれらの潜像は高圧制御回路24により各パッチご
とに現像バイアスを切り替えながら現像器4aによって
Yトナーで現像される。
【0034】このようにして感光ドラム1上に作成され
たパッチの濃度は濃度センサ21でそれぞれ測定され
る。そして、濃度センサ21で測定された各パッチの濃
度とそのパッチを作成した時の現像バイアスのデータ
は、画像濃度制御回路25に送られ、現像バイアスとそ
の時のパッチの濃度の関係から所定の最大濃度が得られ
るように露光量、現像バイアスなどが設定される。
【0035】従来は一色目の濃度制御が終了するとクリ
ーニング器6がONになり、感光ドラム1上のトナー像
の清掃を行うが、本実施例ではクリーニング器6はOF
Fのまま引き続き二色目以降の濃度制御をM、C、Bk
と行う。そして、第1実施例の図4と同様に二色目以降
の各色のパッチがそれぞれ他の色のパッチに重ならない
ように感光ドラム1上に作成し、濃度センサ21で各パ
ッチの濃度をそれぞれ測定し濃度制御を行っていく。
【0036】以上のようにして、四色のトナーの濃度制
御が終了すると、直ちにクリーニング器6がONにな
り、感光ドラム1上に作成された各色のトナー像が一括
して清掃される。
【0037】以上の濃度制御の工程では、感光ドラムは
5回転しその間に清掃工程1回で済み、感光ドラム表面
に与える損傷を大幅に軽減することができる。また、本
実施例では感光ドラムを用いているが、感光ベルト等任
意の感光体を用いてもよいのはもちろんである。
【0038】<第3実施例>以下、添付図面に基づいて
本発明の第3実施例を詳細に説明する。ただし、図5と
同様な構成、作用をするものについては同一の番号を付
して説明を省略する。
【0039】本実施例では、濃度センサを感光ドラムの
長手方向に移動可能に取り付けたことを特徴とする。
【0040】次に本実施例における濃度制御の工程を図
6〜図9を用いて説明する。まず、濃度制御の開始とと
もに単一の濃度センサ21が不図示の移動手段によって
ホームポジションSから、一色目のパッチの測定位置に
移動される(図6中、実線で示した状態)。次に、前記
各実施例と同様にFFHの信号で感光ドラム1上に複数の
濃度検知用パッチの潜像を形成する。次にこれらの潜像
は各パッチごとに現像バイアスを切り替えながらYトナ
ーで現像される。
【0041】このようにして感光ドラム1上に作成され
たYトナーのパッチの濃度は濃度センサ21でそれぞれ
測定される(図7)。そして、濃度センサ21で測定さ
れた各パッチの濃度とそのパッチを作成したときの現像
バイアスのデータは、画像濃度制御回路25に送られ、
現像バイアスとそのときのパッチの濃度の関係から、所
定の最大濃度が得られるような露光量、現像バイアスな
どが設定される。
【0042】従来は一色目の濃度制御が終了するとクリ
ーニング器6がONになり、感光ドラム1上のトナー像
の清掃を行うが、本実施例では第2実施例と同様に引き
続き二色目以降の濃度制御を行う。
【0043】そして、一色目の濃度制御が終了するとと
もに、不図示の移動手段によって濃度センサ21は二色
目のパッチの濃度測定の位置に移動される(図8中、実
線で示した状態)。そして、感光ドラム1上には二色目
のMトナーのパッチが作成され、濃度センサ21によっ
てそれらの濃度を測定され、その結果によって濃度制御
が行われる。
【0044】以後、三色目Cトナー、四色目Bkトナー
を濃度センサ21の測定位置を変えてそれぞれパッチの
濃度を測定し、濃度制御を行う。
【0045】以上のようにして、四色のトナーの濃度制
御が終了すると、直ちにクリーニング器6がONにな
り、感光ドラム1上に作成された各色のトナー像が清掃
される。また、濃度センサ21は不図示の移動手段によ
ってホームポジションSに移動する(図9中、実線で示
した状態)。このホームポジションSには濃度センサ2
1の測定面をトナー等の汚染から保護するひさし26が
ついている。
【0046】以上の濃度制御の工程では、感光ドラムは
5回転しその間に清掃工程1回で済み感光ドラム表面に
与える損傷を大幅に軽減することができる。
【0047】本実施例では、濃度センサの移動が可能で
あるため、感光ドラム上の任意の位置にパッチを形成し
濃度検知を行うことができるので、濃度検知を行う位置
を毎回変えることで、トナー融着の発生をさらに押さえ
ることができる。
【0048】また、本実施例では感光ドラムを用いた
が、感光ベルト等他の感光体を用いてもよいのはもちろ
んである。
【0049】さらに、本実施例は従来の多重転写方式の
画像形成装置における感光ドラムに対向し、表面に転写
紙を保持して、順次色トナー像を転写するのに用いる転
写ドラム上での濃度制御にも適用可能である。
【0050】前記各実施例では、所定の最大濃度を得る
ための画像制御において本発明を適用しているが、本発
明は他によく知られている所定の階調を再生するための
画像補正にも適用できることはいうまでもない。また、
前記各実施例での濃度制御を行うトナーの順番は任意で
かまわない。
【0051】また、各実施例における像担持体に対する
クリーニング器のON・OFF動作は、像担持体を摺擦
するブレードやブラシを、プランジャや偏心カム等の駆
動手段で変位させて行なう。このようなクリーニング器
のON・OFF動作については周知の機構が適用可能で
あり詳細な説明は省略する。
【0052】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明による
と、画像濃度制御において、すべてのトナーによる濃度
検知が終了してから一括して感光ドラムまたは転写ドラ
ム等の像担持体の表面上にあるトナー像を摺擦して清掃
することにより、この清掃工程の際に像担持体表面に与
える損傷を最小にすることができ、常に安定した画像を
長期に渡り得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の画像形成装置の概略構成
を示す図、
【図2】本発明の第1実施例の濃度検知用パッチの作成
パターンを示す図、
【図3】本発明の第1実施例の濃度検知用パッチの作成
パターンを示す図、
【図4】本発明の第1実施例の濃度検知用パッチの作成
パターンを示す図、
【図5】本発明の第2実施例の画像形成装置の概略構成
を示す図、
【図6】本発明の第3実施例の濃度検知方法の概略を示
す図、
【図7】本発明の第3実施例の濃度検知方法の概略を示
す図、
【図8】本発明の第3実施例の濃度検知方法の概略を示
す図、
【図9】本発明の第3実施例の濃度検知方法の概略を示
す図、
【図10】本発明の第3実施例の画像形成装置の概略構
成で、
【図11】従来知られている多重現像方式による画像形
成装置の内部構成を示す縦断面図、
【図12】光学センサの概略構成を示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 感光ドラム 2 帯電器 3 現像器支持体 5 転写ドラム 6 クリーニング器 19 クリーニング器 21 濃度センサー 23 パターン発生回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−63857(JP,A) 特開 平5−119575(JP,A) 特開 平5−11551(JP,A) 特開 昭63−55577(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/01 - 15/01 117 G03G 15/16 - 15/16 103 G03G 21/00 370 - 540 G03G 21/10 G03G 15/00 303

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 潜像を担持する像担持体と、前記潜像を
    現像する異なる色のトナーをそれぞれ収容する複数の現
    像手段と、転写材を保持する転写材保持体と、該転写材
    保持体をクリーニングするクリーニング手段と、前記転
    写材保持体上に転写された濃度測定用トナー像の濃度を
    検知する単一の検知手段と、該検知手段によって検知さ
    れた結果をもとに画像濃度を制御する手段と、を有し、
    前記像担持体上のトナー像を一色ずつ前記転写材保持体
    に保持された前記転写材に順次転写する画像形成装置に
    おいて、 画像形成動作に先立って、前記複数の現像手段の各々に
    対応した濃度測定用トナー像を、前記転写材保持体の移
    動方向に沿って該転写材保持体上に形成し、前記検知手
    段によって検知した後、前記クリーニング手段を作動さ
    せ、前記複数の濃度測定用トナー像を前記転写材保持体
    上からクリーニングすることを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1の濃度測定用トナー像は各色に
    つき複数形成することを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1の濃度測定用トナー像はお互い
    に重なることがないよう転写材保持体上に形成すること
    を特徴とする画像形成装置。
JP16101893A 1993-06-30 1993-06-30 カラー画像形成装置 Expired - Fee Related JP3184667B2 (ja)

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