JP3183819U - 内視鏡挿入部 - Google Patents

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Abstract

【課題】組立作業を容易にすることを可能とし、且つ分解作業後の部品再利用率の高い内視鏡挿入部を提供する。
【解決手段】湾曲駒20Bと接続管57Aとは接合用リング61を用いて接合される。湾曲駒20Bには、係止孔63が形成されている。接続管57Aは、弾性片66a〜66hが、弾性片66a,66cには、係止爪68が形成されている。接続管57Aの内周面に湾曲駒20Bの外周面64aが嵌合し、係止爪68が係止孔63と係止し、弾性片66a,66cが係止孔63を覆う。接合用リング61は、内周面61aが接続管57Aの外周面67aと嵌合し、係止爪68と筒心方向における位置を合わせた係止保持位置に取り付けられる。これにより、係止爪68と係止孔63とが離反することが規制される。
【選択図】図6

Description

本考案は、内視鏡挿入部に関する。
従来、医療分野において、内視鏡を利用した検査が広く普及している。内視鏡は、患者の体内に挿入される挿入部と、術者が操作する操作部とを備える。挿入部は、先端に位置し、CCD、CMOSイメージセンサ等の撮像素子を内蔵した先端部と、先端部の基端に連設された湾曲部と、湾曲部の基端に連設され、可撓性を有する軟性部とを有し、湾曲部が湾曲することにより先端部が観察対象に向けられる。
湾曲部は、金属製のリング状の湾曲駒(節輪とも呼ばれる)を複数個連結したものであり、湾曲駒の外周面にはブレードと呼ばれる金属製の素線を編組したネットが被せられて、ブレードの外周には樹脂製の外皮である筒状のゴム(アングルゴムと呼ばれる)が被せられて被覆される。先端部は、撮像素子などが取り付けられる先端部本体を有し、先端部と湾曲部とを連結する際は、湾曲部の最も先端側の湾曲駒と先端部本体とが接合される。
軟性部は、ステンレスなどの金属製の螺旋管とこの螺旋管の外周面に湾曲部と同様に金属製のブレードが被せられ、螺旋管及びブレードの先端及び基端には円筒状の接続管が嵌合されて、ブレードの外周は押し出し成形法により樹脂製の外皮で被覆される。湾曲部と軟性部とを連結する際は、湾曲部の最も基端側の湾曲駒と、軟性部の先端側の接続管とが接合される。
内視鏡の分野では、挿入部の細径化が望まれており、先端部本体、湾曲駒、及び接続管のような内視鏡挿入部を構成する円筒状部品の接合部分の周辺には、一部の機種を除き、ネジ止めを可能とするスペースがない。そこで、取付ネジの使用をなくした内視鏡挿入部が種々提案されている。特許文献1記載の内視鏡挿入管用接合構造では、一方の円筒状部品の内周面に他方の円筒状部品の外周面を嵌合させて、嵌合部分の隙間に半田を充填することで接合させている。
特許文献2には、湾曲駒と、軟性部の接続管と、金属リングから構成される接続保持部材とを有する内視鏡が記載されている。湾曲駒及び接続管は、相対する部位に、所定の長さ分だけ均等な幅で軸方向に切り欠くことにより形成した円弧状連結部片を設け、この円弧状連結部片を相手方の切り欠きに係合させた状態で接続保持部材を双方の円弧状連結部片に嵌合させ、さらに円弧状連結部片の外周面に接着剤や半田付けなどを用いて固着させている。
特許文献3には、湾曲駒の基端部、及び軟性部の先端部外周面にそれぞれ係合爪を形成し、これらの外周面に嵌合するとともに、係合爪と係合する凹部が内周面に形成された連結リングを備えた内視鏡が記載されている。また、特許文献4には、湾曲駒の後端部にかしめ部を有するとともに、軟性部の接続部材(接続管)に円周溝を形成した内視鏡が記載され、接続部材に湾曲駒を嵌合させ、かしめ部をかしめることで円周溝にかしめ部を入り込ませて結合させている。
一方、内視鏡では、患者の体内に挿入させるための柔軟性が低下したときや、洗浄消毒の繰り返しにより耐久性が低下したときなど、先端部、湾曲部、軟性部にそれぞれ分解した後、修理及びメンテナンスを行うことが不可欠である。内視鏡挿入部の各部品は高価であるため、修理及びメンテンナンスを終えた各部品を再利用することが求められている。
特開2009−11442号公報 特開平9−236588号公報 特開平9−135807号公報 特開平5−277590号公報
しかしながら、特許文献1,2に記載されている半田付けや接着剤を使用する内視鏡挿入部では、分解作業の際、半田、接着剤などを剥離する作業が必要となり、これらの作業で先端部本体、湾曲駒、接続管などが傷つき、部品の再利用ができないという問題がある。特許文献3記載の内視鏡を分解するには、係合爪と凹部との係合を解除しながら連結リングを外すという作業が必要であり、この作業で部品が傷つくこともある。特許文献4記載の内視鏡では、かしめを行った湾曲駒、接続管が塑性変形しており、一度塑性変形し、剛性や寸法精度が低下したこれらの部品は再利用することができない。
また、特許文献1記載の内視鏡挿入部では、さらなる細径化を図るために、接合後にはみ出した半田を削り落としたりするなど、組み立て作業が非常に困難であり、熟練者の作業が必要となる。特許文献2記載の内視鏡挿入部においても、連結部材を組み込んだ後、接着や半田付けなどの作業を必要とする。
本考案は、上記課題を鑑みてなされたものであり、組立作業を容易にすることを可能とし、且つ分解作業後の部品再利用率の高い内視鏡挿入部を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本考案の内視鏡挿入部は、第1係止部を有する第1円筒状部品と、内周面が第1円筒状部品の外周面に筒心方向から挿入されて嵌合し、この嵌合状態で、第1係止部に係止する位置に配される第2係止部、第1及び第2係止部の係止を解除する径方向に第2係止部を変位可能に保持する弾性片を有する第2円筒状部品と、第2係止部が位置する弾性片を外側から押さえて第1及び第2係止部の係止状態を保持する係止保持位置と、第1及び第2係止部の係止を解除する係止解除位置との間で、第2円筒状部品の筒心方向に移動可能な円環状部品とを備える。
第1係止部及び第2係止部は、周方向に等間隔で離間して複数個形成されていることが好ましい。第2円筒状部品は、筒心方向に形成される一対の切欠きを有し、切欠きに挟まれて弾性片が筒心方向に延びる長矩形板状に形成されることが好ましい。
弾性片は、係止保持位置から係止解除位置への移動を規制する位置規制突起部を有することが好ましい。弾性片は、係止保持位置からの脱落を阻止する抜け止め突起部を有することが好ましい。
第1係止部は係止孔であり、第2係止部は弾性片から内側に突出し、係止孔に係止する係止爪であることが好ましい。あるいは、第2係止部は係止孔であり、第1係止部は弾性片から外側に突出し、係止孔に係止する係止爪であることが好ましい。また、第1円筒状部品、第2円筒状部品、円環状部品は、ステンレスから形成されていることが好ましい。
第1及び第2円筒状部品の一方は、複数の湾曲駒を連結した湾曲部の最も基端側に位置する湾曲駒であり、第1及び第2円筒状部品の他方は、可撓性を有する軟性部の先端側に取り付けられた接続管であることが好ましい。
第1及び第2円筒状部品の一方は、先端部に組み込まれる先端部本体であり、第1及び第2円筒状部品の他方は、複数の湾曲駒を連結した湾曲部の最も先端側に位置する湾曲駒であることが好ましい。
本考案によれば、組立作業を容易にすることを可能とし、且つ分解作業後の部品再利用率を高くすることができる。
本考案の内視鏡の外観を示す側面図である。 本考案の挿入部の先端部の正面図である。 先端部及び湾曲部の断面図である。 湾曲部及び軟性部の断面図である。 湾曲部及び軟性部の斜視図である。 湾曲部及び軟性部の接合部分の構成を示す分解斜視図である。 湾曲部の最も基端側に位置する湾曲駒の基端側斜視図である。 軟性部の先端側に設けられた接続管の斜視図である。 湾曲部及び軟性部の接合部分における筒心方向と直交する断面図である。 接合用リングを係合爪と筒心方向における位置をずらし(A)、係合爪を係合孔に係合させる(B)工程を説明する説明図である。 係合爪を係合孔に係合させて弾性片で係合孔を覆い(A)、接合用リングを係合爪と筒心方向における位置を合わせた部位にスライドさせる(B)工程を説明する説明図である。 湾曲駒及び接続管を接合する工程で、係合爪を係合孔に係合させて弾性片で係合孔を覆い隠した状態を示す斜視図である。 湾曲駒及び接続管を接合した状態を示す斜視図である。 第2実施形態の先端部及び湾曲部の接合部分を示す斜視図である。 第2実施形態の先端部及び湾曲部の接合部分の構成を示す分解斜視図である。 第2実施形態の湾曲駒及び接合用リングの斜視図である。 第3実施形態の湾曲駒の斜視図である。 第3実施形態の接続管及び接合用リングの斜視図である。
[第1実施形態]
図1において、内視鏡2は、体内に挿入される挿入部10と、挿入部10の基端部分に連設された操作部11と、操作部11に連設されたユニバーサルコード12とを備える。ユニバーサルコード12は、内視鏡2と、内視鏡2で撮影した画像信号を処理するプロセッサ装置(図示せず)、及び内視鏡2に導光される照明光を発光する光源装置(図示せず)とを接続するもので、画像信号や制御信号を送信するための信号ケーブル38(図3参照)や、照明光を導光するライトガイドなどが配設されている。
挿入部10は、先端部13と、先端部13の基端に連設された湾曲自在な湾曲部14と、湾曲部14の基端に連設された可撓性を有する軟性部15とを有する。軟性部15は先端部13を体内の目的の位置に到達させるために数mの長さをもつ。
湾曲部14は、複数個(例えば、16個)の湾曲駒20を直列に連結したものであり、先頭の湾曲駒20は先端部13に固定され、後端の湾曲駒20は軟性部15に固定されている。湾曲駒20には、操作部11から軟性部15を通って湾曲部14へ延びる操作ワイヤ45(図3及び図4参照)が連結されている。
操作ワイヤ45は、上下用及び左右用の2組設けられており、それぞれの操作ワイヤ45の基端側は、操作部11に設けられた上下アングルノブ21及び左右アングルノブ22の操作に連動して回転するプーリに掛け回されている。上下アングルノブ21が回転操作されると、上下用の操作ワイヤ45が押し引きされて湾曲部14が上下方向に湾曲動作し、左右アングルノブ22が回転操作されると、操作ワイヤ45が押し引きされて湾曲部14が左右方向に湾曲動作する。これにより、先端部13を体内の所望の方向に向けることができる。
操作部11には、鉗子入口23が設けられている。鉗子入口23には、患部の治療に用いられる鉗子やスネアといった処置具が挿通される。鉗子入口23は、挿入部10内に配設された鉗子チャンネル24に接続され、鉗子チャンネル24は、先端部13に設けられた鉗子出口33(図2参照)に接続される。
操作部11には、送気・送水ボタン25および吸引ボタン26が設けられている。送気・送水ボタン25は、エアーや水などの流体を、挿入部10内に設けられた送気・送水チャンネル(図示せず)を通じて、先端部13に設けられた噴射ノズル34(図2参照)から噴射させるために使用される。吸引ボタン26は、体内の液体や生体組織等の被吸引物を、鉗子チャンネル24を通じて吸引する際に操作される。
図2及び図3に示すように、先端部13の先端には、樹脂製の先端キャップ13aが取り付けられており、先端キャップ13aには、観察窓31、照明窓32、鉗子出口33、噴射ノズル34などが設けられている。観察窓31の奥には、体腔内の被観察部位の像光を取り込むための対物光学系35が配されている。対物光学系35は、対物レンズやプリズム35aからなり、対物光学系35の光軸はプリズム35aによって90°屈曲される。撮像素子36は、プリズムから像光が射出する射出面と撮像面が対面するように横置き(撮像面が軸方向と平行な向き)に配置されている。回路基板37は、撮像素子36を実装するとともに、撮像素子36を駆動する駆動回路も実装する。回路基板37には、多芯ケーブルからなる信号ケーブル38が接続されている。信号ケーブル38は、挿入部10からユニバーサルコード12へ延びており、プロセッサ装置に接続される。
照明窓32は、観察窓31を挟んだ両側に設けられ、照明光を被観察部位に向けて照射する。照明窓32の奥には、ライトガイド(図示せず)が配設されており、ライトガイドは、挿入部10からユニバーサルコード12へ延びており、光源装置に接続されている。
先端部13は、対物光学系35、撮像素子36、回路基板37、ライトガイドや鉗子チャンネル24の先端部付近などが取り付けられる、円筒状の金属製の先端部本体41を有している。先端部本体41の先端には、先端キャップ13aが嵌合される。先端部本体41の後端には、先頭の湾曲駒20と接続するための接続部41aを有する。
図4及び図5に示すように、湾曲駒20は、金属製であり、複数の湾曲駒20は、各湾曲駒20の回動中心となる、連結ピン43によって連結されている。以下では、説明の都合上、複数の湾曲駒20のうち、湾曲部14の最も先端側に位置するものを湾曲駒20A、湾曲部14の最も基端側に位置するものを湾曲駒20Bとする。湾曲駒20Bは、軟性部15の接続管57Aと連結される。各湾曲駒20は、湾曲駒20Aと湾曲駒20Bとを除いて、先端側と後端側にそれぞれ、連結ピン43が挿通される一対の舌片44が設けられている。舌片44は、先端側において上下に設けられている場合には、後端側では左右に設けられるというように、上下と左右に交互に設けられている。隣接する湾曲駒20は、上下あるいは左右の舌片44同士が連結ピン43を介して連結される。
また、湾曲駒20の内周面には、上下用及び左右用の2組の操作ワイヤ45を湾曲部14内でガイドするワイヤガイド46が形成されている。また、軟性部15内には、操作ワイヤ45をガイドするコイルパイプ47が設けられている。なお、図3及び図4においては、図面の煩雑化を防ぐため、1組の操作ワイヤ45、これらをガイドするワイヤガイド46、及びコイルパイプ47のみを図示しているが、実際は、軸方向に直交する断面を示す図9のように、1組の操作ワイヤ45に対して周方向に約90°ずらした位置にもう1組の操作ワイヤ45と、これらをガイドするワイヤガイド46及びコイルパイプ47が設けられている。
ワイヤガイド46には、2組の操作ワイヤ45が摺動自在に挿通される。操作ワイヤ45の先端は、先端側の湾曲駒20Aにろう付けなどにより固定され、基端側は、操作部11まで延設されて、プーリに取り付けられる。上下アングルノブ21が回転操作されると、上下用の1組の操作ワイヤ45が押し引きされて、各湾曲駒20が、左右の舌片44に取り付けられた連結ピン43を中心に回動し、湾曲部14が上下方向に湾曲する。左右アングルノブ22が回転操作されると、左右用の1組の操作ワイヤ45が押し引きされて、各湾曲駒20が上下の舌片44に取り付けられた連結ピン43を中心に回動し、湾曲部14が左右方向に湾曲する。
湾曲駒20内には、信号ケーブル38、ライトガイド、鉗子チャンネル24、送気・送水チャンネルが挿通されている。湾曲駒20の外周は、ブレード51によって被覆される。ブレード51の端部外周面には、金属リング52が嵌合される。なお、図3及び図4においては、金属リング52はブレード51の基端部のみに設けられているが、ブレード51の先端部に設けてもよい。ブレード51の外周は、筒状に形成されたゴム製の外皮であるアングルゴム53が被せられる。ブレード51は、金属製の複数の素線が編組されて形成される網状体である。ブレード51は、連結された複数の湾曲駒20を被覆することで、各湾曲駒20の姿勢を安定させる。また、アングルゴム53は、その内周面がブレード51と接することで、密着力が向上する。なお、図5及び図6においては、図面の煩雑化を防ぐため、ブレード51、アングルゴム53を省略している。
アングルゴム53の先端側は、先端部13の先端部本体41も被覆する。アングルゴム53の先端は、糸54が巻き付けられて先端部13に固定される。糸54が巻き付けられた箇所は、シール材が塗布されて固められる。また、アングルゴム53の基端側は、軟性部15の先端側まで被覆する。
軟性部15は、ステンレスなどの金属性の条帯を螺旋状に巻き回してなる螺旋管55と、螺旋管55の外周に被せられ、ステンレスなどの金属製の素線をネット状に編組した網状体であるブレード56と、ブレード56の両端部外周面に固着された接続管57A,57Bと、ブレード56の外周に押し出し成形により被覆された樹脂製の外皮58とを有する。接続管57Aは軟性部15の先端側に位置し、接続管57Bは軟性部15の基端側に位置する。接続管57Aは湾曲部14に連結され、接続管57Bが操作部11に連結される。接続管57A,57Bは、ブレード56の外周に嵌合されており、一部がブレード56とともに外皮で被覆されている。なお、軟性部15の構成としては、ブレード56をなくし、螺旋管55の外周面に直接外皮58を被覆してもよい。
次に、図6〜図9を参照しながら、円筒状部品である湾曲駒20B(第1円筒状部品)と、接続管57A(第2円筒状部品)とを接合して湾曲部14と軟性部15とを連結する構造、及び接合方法について説明する。なお、円筒状部品とは、略円筒状の部品を含む。
本実施形態では、湾曲駒20Aと接続管57Aとが、接合用リング61(円環状部品)を用いて接合される。湾曲駒20A、接続管57A、接合用リング61はステンレスから形成することが好ましい。
湾曲駒20Bは、4個の係止孔63(第1係止部)が形成されている。係止孔63は、湾曲駒20の筒心方向において同じ位置、且つ周方向において互いに異なる位置に配され、本実施形態では、周方向に90°の等間隔で配されている。また、湾曲駒20Bは、上述したように、先端側に連結用の舌片44が形成される。係止孔63は、湾曲駒20Bの外周面64aから内周面64bへ貫通する矩形状の貫通孔である。
接続管57Aは、湾曲駒20Bと相対する先端側の端部から均等な幅及び長さで筒心方向に切り欠かれた8個の切り欠き65a〜65h(図8参照)が周方向に等間隔で形成され、これらの切り欠き65a〜65hの間に挟まれた8個の弾性片66a〜66hを有する。弾性片66a〜66hを含む接続管57Aの内周面67bが、湾曲駒20Bの外周面64aに筒心方向から挿入されて嵌合し、接続管57Aの外周面67aには、接合用リング61の内周面61aが嵌合される。なお、接続管57Aの外周面67aには、上述したように外皮58が被覆されるが、弾性片66a〜66hと接合用リング61が嵌合するスペースには、被覆されないように外皮58が形成されている。
弾性片66a〜66hは、接続管57Aの筒心方向において同じ位置、且つ周方向において互いに異なる位置に配され、本実施形態では、周方向に45°の等間隔で離間して配されている。弾性片66a〜66hは、接続管57Aの筒心方向に延びる長矩形板状に形成されている。
弾性片66a〜66hのうち、弾性片66a,66c,66e,66gには、内周面67bから内側に突出する係止爪68(第2係止部)がそれぞれ形成されている。4個の係止爪68は、接続管57Aの筒心方向において同じ位置に配されており、また、弾性片66a〜66hのうち、1つおきの弾性片66a,66c,66e,66gに配されていることから周方向に90°の等間隔で配されている。
係止爪68は、接続管57Aの内周面67bに湾曲駒20Bの外周面64aが筒心方向から挿入されて嵌合された嵌合状態になると、係止孔63に係止する位置に配される。弾性片66a,66c,66e,66gは、係止爪68が係止孔63との係止を解除する径方向に変位可能に係止爪68を保持している。弾性片66a,66c,66e,66gは、係止爪68が係止孔63を係止する係止状態になると、係止孔63を覆う位置に配される。また、係止爪68の基端側には、内周面67bの内径が小さくなる段差部67cが形成されている。
係止爪68の先端側には、傾斜面68a(図10及び図11参照)が形成されている。この傾斜面68aは、接続管57Aの内周面67bに湾曲駒20Bの外周面64aが嵌合するとき、湾曲駒20Bの基端部64cと当接し、弾性片66a,66c,66e,66gが弾性変形することより基端部64cを乗り越える。
弾性片66a〜66hの先端部には、外周面67aから突出する抜け止め突起部69が形成されている。これにより、接続管57Aの外周面67aに嵌合する接合用リング61が接続管57Aの先端側に離脱することを規制する。
弾性片66a〜66hのうち、弾性片66a,66eには、外周面67aから外側に突出する位置規制突起部70が形成されている。2個の位置規制突起部70は、接続管57Aの筒心方向において同じ位置に配されており、また、弾性片66a〜66hのうち、3つおきの弾性片66a,66eに配されていることから周方向に180°の等間隔で配されている。
位置規制突起部70は、係止爪68よりも筒心方向における位置が基端側に配されており、且つ抜け止め突起部69との筒心方向における間隔が接合用リング61の筒心方向長さに合わせて配されている。また、位置規制突起部70の先端側及び基端側には傾斜面が形成されている。
図9に示すように、接合用リング61は、筒心方向長さが等幅の円環状に形成されており、内周面61aが接続管57Aの外周面67aと嵌合し、係止爪68と接続管57Aの筒心方向における位置を合わせた係止保持位置と、この係止保持位置から接続管57Aの基端側に退避する係止解除位置との間で接続管57Aの筒心方向に移動可能に取り付けられている。接合用リング61は、係止保持位置では、弾性片66a,66c,66e,66gを外側から抑えて係止爪68が係止孔63と係止する係止状態を保持し、係止保持位置から係止解除位置に移動したとき、弾性片66a,66c,66e,66gが径方向外側に弾性変形することを許容して係止爪68と係止孔63との係止を解除する。なお、図9では省略しているが、湾曲駒20B内には、上述したように、信号ケーブル38、ライトガイド、鉗子チャンネル24、送気・送水チャンネルなどが挿通されている。
接合用リング61は、係止保持位置では、筒心方向先端側に抜け止め突起部69が、基端側に位置規制突起部70が配される。これにより、位置規制突起部70は、接合用リング61が係止保持位置から係止解除位置に移動することを規制し、抜け止め突起部69は、接合用リング61が係止保持位置から接続管57Aの先端側へ脱落することを規制する。
接合用リング61を用いて湾曲駒20Bと接続管57Aとを接合して湾曲部14と軟性部15とを連結する組立工程について説明する。先ず、図10(A)に示すように、接合用リング61の内周面61aを接続管57Aの外周面67aに嵌合させ、且つ接合用リング61を位置規制突起部70基端側の係止解除位置に嵌合させた状態とし、この状態のまま、接続管57Aの内周面67bに湾曲駒20Bの外周面64aを筒心方向から挿入して嵌合させる。なお、このとき、湾曲部14及び軟性部15には、操作ワイヤ45、コイルパイプ47等が挿通された状態となっている。接続管57Aの内周面67bに湾曲駒20Bの外周面64aを嵌合させていくと、湾曲駒20Bの基端部64cに係止爪68の傾斜面68aが当接する。
図10(B)に示すように、傾斜面68aと当接した基端部64cからの押圧を受けた弾性片66a,66c,66e,66gが外側に弾性変形する。これにより、係止爪68が基端部64cを乗り越える。そして、段差部67cに湾曲駒20Bの基端部64cが当接する位置まで押し込まれると、図11(A)及び図12に示すように、係止爪68が係止孔63を係止し、係止孔63が弾性片66a,66c,66e,66gに覆われる。
そして、図11(B)及び図13に示すように、接合用リング61を先端側にスライドさせると、接合用リング61が位置規制突起部70を乗り越えて係止解除位置から係止保持位置に移動する。接合用リング61は、弾性片66a,66c,66e,66gを外側から抑えるので、係止爪68と係止孔63との係止状態が保持された状態となる。また、接合用リング61は、抜け止め突起部69及び位置規制突起部70により筒心方向における位置が規制される。これにより、接合用リング61が湾曲駒20B及び接続管57Aに取り付けられ、両者が接合される。
以上のように、接続管57Aの内周面67bに湾曲駒20Bの外周面64aを嵌合させるとともに、接合用リング61の位置をスライドさせるという容易な組立作業で、湾曲部14と軟性部15とを連結させることができる。
一方、メンテナンスや修理のため、湾曲部14と軟性部15との分解作業を行うときは、先ず、アングルゴム53の位置をずらし、接合用リング61及び弾性片66a〜66hを露呈させる状態にする。そして、位置規制突起部70を乗り越えて接合用リング61を移動させることにより、湾曲駒20Bと接続管57Aとの接合を解除して分離することができる。このため、部品に傷をつけることを防ぎ、簡単に分解作業を行うことができる。そして、各部品のメンテナンス又は修理後、湾曲部14や軟性部15の大部分を再利用することができる。
[第2実施形態]
上記第1及び第2実施形態では、湾曲駒及び接続管を円環状部品で接合させて湾曲部と軟性部とを連結する内視鏡挿入部を例に上げたが、第2実施形態では、先端部本体と、最も先端側の湾曲駒とを接合させて先端部と湾曲部とを連結する内視鏡挿入部について説明する。その他の構成は第1実施形態と同一であり、同一構成部材には、同一符号を付して重複した説明を省略している。
図14〜図16を参照しながら、先端部81と湾曲部82とを有する内視鏡挿入部80で、先端部本体83(第1円筒状部品)と、最も先端側に位置する湾曲駒84(第2円筒状部品)とを接合して先端部81と湾曲部82とを連結する構造、及び接合方法について説明する。本実施形態では、接合用リング86(円環状部品)を用いて先端部本体83と湾曲駒84とが接合される。先端部本体83、湾曲駒84、接合用リング86はステンレスから形成することが好ましい。なお、図14〜図16では、ブレード51、アングルゴム53、糸54などを省略している。
先端部本体83の基端に設けられた接続部83aには、2個の係止孔87(第1係止部)が形成されている。係止孔87は、先端部本体83の筒心方向において同じ位置、且つ周方向において互いに異なる位置に配され、本実施形態では、周方向に180°の等間隔で配されている。係止孔87は、接続部83aの外周面83bから内周面83cへ貫通する矩形状の貫通孔である。
湾曲駒84は、先端部本体83と相対する先端側の端部から均等な幅及び長さで筒心方向に切り欠かかれた4個の切り欠き88a〜88dが形成され、一対の切り欠き88a,88bの間に挟まれた弾性片89a、及び一対の切り欠き88c,88dの間に挟まれた弾性片89bを有する。弾性片89a,89bを含む湾曲駒84の内周面90bには、先端部本体83の外周面83bが筒心方向から挿入されて嵌合し、湾曲駒84の外周面90aには、接合用リング86の内周面86aが嵌合される。
弾性片89a,89bは、湾曲駒84の筒心方向において同じ位置、且つ周方向において互いに異なる位置に配され、本実施形態では、周方向に180°の等間隔で配されている。弾性片89a,89bは、湾曲駒84の筒心方向に延びる長矩形板状に形成されている。
弾性片89a,89bには、内周面90bから内側に突出する係止爪91(第2係止部)がそれぞれ形成されている。2個の係止爪91は、湾曲駒84の筒心方向において同じ位置に配されている。係止爪91は、湾曲駒84の内周面90bに先端部本体83の外周面83bが嵌合された状態になると、係止孔87に係止する位置に配される。弾性片89a,89bは、係止爪91が係止孔87との係止を解除する径方向に変位可能に係止爪91を保持している。弾性片89a,89bは、係止爪91が係止孔87を係止する係止状態になると、係止孔87を覆う位置に配される。
弾性片89a,89bの先端部には、上記第1実施形態の弾性片66a,66eと同様に、外周面90aから外側に突出する抜け止め突起部92が形成されている。これにより、湾曲駒84の外周面90aに嵌合する接合用リング86が湾曲駒84の先端側に離脱することを規制する。なお、抜け止め突起部92は、外周面90aの弾性片89a,89bを除く部位にも形成されている。
弾性片89a,89bには、外周面90aから外側に突出する位置規制突起部93が形成されている。2個の位置規制突起部93は、湾曲駒84の筒心方向において同じ位置に配されている。位置規制突起部93は、係止爪91よりも筒心方向における位置が基端側に配されており、且つ抜け止め突起部92との筒心方向における間隔が接合用リング86の筒心方向長さに合わせて配されている。
接合用リング86は、筒心方向長さが等幅の円環状に形成されており、内周面86aが湾曲駒84の外周面90aと嵌合し、係止爪91と湾曲駒84の筒心方向における位置を合わせた係止保持位置と、この係止保持位置から湾曲駒84の基端側に退避する係止解除位置との間で湾曲駒84の筒心方向に移動可能に取り付けられている。接合用リング86は、係止保持位置では、弾性片89a,89bを外側から抑えて係止爪91が係止孔87と係止する係止状態を保持し、係止保持位置から係止解除位置に移動したとき、弾性片89a,89bが径方向外側に弾性変形することを許容して係止爪91と係止孔87との係止を解除する。
接合用リング86は、係止保持位置では、筒心方向先端側に抜け止め突起部92が、基端側に位置規制突起部93が配される。これにより、位置規制突起部93は、接合用リング86が係止保持位置から係止解除位置に移動することを規制し、抜け止め突起部92は、接合用リング86が係止保持位置から湾曲駒84の先端側へ脱落することを規制する。
接合用リング86を用いて先端部本体83と湾曲駒84とを接合して先端部81と湾曲部82とを連結する組立工程について説明する。図15に示すように、接合用リング86の内周面86aを湾曲駒84の外周面90aに嵌合させ、且つ接合用リング86を位置規制突起部93基端側の係止保持位置に嵌合させた状態とし、この状態のまま、湾曲駒84の内周面90bに先端部本体83の外周面83bを筒心方向から挿入して嵌合させる。
弾性片89a,89bが外側に弾性変形して係止爪91が先端部本体83の基端部85dを乗り越え、係止爪91が係止孔87を係止し、係止孔87が弾性片89a,89bに覆われる。そして、接合用リング86を先端側にスライドさせると、接合用リング86が位置規制突起部93を乗り越えて係止保持位置に移動する。接合用リング86は、弾性片89a,89bを外側から抑えるので、係止爪68と係止孔63との係止状態が保持された状態となる。また、接合用リング86は、抜け止め突起部92及び位置規制突起部93により筒心方向における位置が規制される。これにより、接合用リング86が先端部本体83と湾曲駒84に取り付けられ、両者が接合される。
[第3実施形態]
上記第1及び第2実施形態では、第1係止部として係止孔を第1円筒状部品に形成し、第2係止部として係止爪を第2円筒状部品に形成したが、第3実施形態では、第1係止部として係止爪を第1円筒状部品に形成し、第2係止部として係止孔を第2円筒状部品に形成する。図17及び図18に示す湾曲駒101(第1円筒状部品)及び接続管102(第2円筒状部品)は接合用リング106を用いて接合される。湾曲駒101、接続管102、接合用リング106はステンレスから形成することが好ましい。
湾曲駒101は、外周面101aから突出する4個の係止爪103(第1係止部)が形成される。接続管102は、内周面102bに湾曲駒101の外周面101aが筒心方向から挿入されて嵌合される。接続管102は、先端側の端部から筒心方向に突出する弾性片104a〜104hが形成される。弾性片104a〜104hは、上記第1実施形態の弾性片66a〜66hと同様に、接続管102に形成された複数の切り欠きの間に挟まれて筒心方向に延びる長矩形板状に形成されている。弾性片104a,104c,104e,104gには、係止孔105(第2係止部)がそれぞれ形成される。4個の係止爪103及び係止孔105は、周方向に90°の等間隔で配されている。弾性片104a,104c,104e,104gは、接続管102の内周面102bに湾曲駒101の外周面101aが嵌合された状態で、係止孔105が係止爪103と係止し、係止爪103を覆い隠す。また、弾性片104a〜104hには、上記第1実施形態の弾性片66a〜66hと同様の抜け止め突起部69及び位置規制突起部70が形成される。
接合用リング106は、筒心方向長さが等幅の円環状に形成されており、内周面106aが接続管102の外周面102aと嵌合し、係止孔105と接続管102の筒心方向における位置を合わせた係止保持位置と、この係止保持位置から接続管102の基端側に退避する係止解除位置との間で接続管102の筒心方向に移動可能に取り付けられている。接合用リング106は、係止保持位置では、弾性片104a,104c,104e,104gを外側から抑えて係止孔105が係止爪103と係止する係止状態を保持し、係止保持位置から係止解除位置に移動したとき、弾性片104a,104c,104e,104gが径方向外側に弾性変形することを許容して係止孔105と係止爪103との係止を解除する。これにより、上記第1及び第2実施形態と同様に、接合用リング106が湾曲駒101及び接続管102に取り付けられ、両者が接合される。
なお、上記第1及び第3実施形態では、係止孔及び係止爪を4個ずつ、上記第2実施形態では、係止孔及び係止爪を2個ずつ等間隔で配しているが、本発明はこれに限るものではなく、複数個係止孔及び係止爪を等間隔で適宜配置すればよく、特に係止孔及び係止爪を2個,4個,6個・・・と2の倍数で配置することが好ましい。
また、上記各実施形態では、先端側に位置する円筒状部品を第1円筒状部品とし、基端側に位置する円筒状部品を第2円筒状部品とする例を上げたが、本発明はこれに限るものではなく、基端側に位置する円筒状部品を第1円筒状部品、先端側に位置する円筒状部品を第2円筒状部品としてもよい。この場合、先端側に位置する第2円筒状部品の内周面に基端側に位置する第1円筒状部品の外周面が嵌合し、上記各実施形態と同様の円環状部品を使用して両者を接合する。
本発明は、上記各実施形態に限定されるものではなく、矛盾しない範囲で相互に組み合わせて実施することが可能である。
2 内視鏡
10,80,110 挿入部
13,111 先端部
14,81,112 湾曲部
15,82 軟性部
20B,101 湾曲駒(第1円筒状部品)
41,83 先端部本体(第1円筒状部品)
57A,102 接続管(第2円筒状部品)
61,86,106 接合用リング(円環状部品)
84 湾曲駒(第2円筒状部品)

Claims (10)

  1. 第1係止部を有する第1円筒状部品と、
    内周面が前記第1円筒状部品の外周面に筒心方向から挿入されて嵌合し、この嵌合状態で、前記第1係止部に係止する位置に配される第2係止部、前記第1及び第2係止部の係止を解除する径方向に前記第2係止部を変位可能に保持する弾性片を有する第2円筒状部品と、
    前記第2係止部が位置する前記弾性片を外側から押さえて前記第1及び第2係止部の係止状態を保持する係止保持位置と、前記第1及び第2係止部の係止を解除する係止解除位置との間で、前記第2円筒状部品の筒心方向に移動可能な円環状部品とを備える内視鏡挿入部。
  2. 前記第1係止部及び前記第2係止部は、周方向に等間隔で離間して複数個形成されている請求項1記載の内視鏡挿入部。
  3. 前記第2円筒状部品は、前記筒心方向に形成される一対の切欠きを有し、前記切欠きに挟まれて前記弾性片が筒心方向に延びる長矩形板状に形成される請求項1または2記載の内視鏡挿入部。
  4. 前記弾性片は、前記係止保持位置から前記係止解除位置への移動を規制する位置規制突起部を有する請求項1ないし3のいずれか1項記載の内視鏡挿入部。
  5. 前記弾性片は、前記係止保持位置からの脱落を阻止する抜け止め突起部を有する請求項4記載の内視鏡挿入部。
  6. 前記第1係止部は係止孔であり、前記第2係止部は前記弾性片から内側に突出し、前記係止孔に係止する係止爪である請求項1ないし5のいずれか1項の内視鏡挿入部。
  7. 前記第2係止部は係止孔であり、前記第1係止部は前記弾性片から外側に突出し、前記係止孔に係止する係止爪である請求項1ないし5のいずれか1項の内視鏡挿入部。
  8. 前記第1円筒状部品、前記第2円筒状部品、前記円環状部品は、ステンレスから形成されている請求項1ないし7のいずれか1項記載の内視鏡挿入部。
  9. 前記第1及び前記第2円筒状部品の一方は、複数の湾曲駒を連結した湾曲部の最も基端側に位置する前記湾曲駒であり、前記第1及び前記第2円筒状部品の他方は、可撓性を有する軟性部の先端側に取り付けられた接続管である請求項1ないし8のいずれか1項記載の内視鏡挿入部。
  10. 前記第1及び前記第2円筒状部品の一方は、先端部に組み込まれる先端部本体であり、前記第1及び前記第2円筒状部品の他方は、複数の湾曲駒を連結した湾曲部の最も先端側に位置する前記湾曲駒である請求項1ないし8のいずれか1項記載の内視鏡挿入部。
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