JP3183812B2 - 移動無線機のマルチバンド高周波回路 - Google Patents
移動無線機のマルチバンド高周波回路Info
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- JP3183812B2 JP3183812B2 JP26727095A JP26727095A JP3183812B2 JP 3183812 B2 JP3183812 B2 JP 3183812B2 JP 26727095 A JP26727095 A JP 26727095A JP 26727095 A JP26727095 A JP 26727095A JP 3183812 B2 JP3183812 B2 JP 3183812B2
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】周波数分割デュープレックス
方式と時分割デュープレックス方式の両方式で共用可能
な無線装置の高周波回路に関するものであり、自動車電
話や携帯電話に応用できる。
方式と時分割デュープレックス方式の両方式で共用可能
な無線装置の高周波回路に関するものであり、自動車電
話や携帯電話に応用できる。
【０００２】
【従来の技術】自動車電話、携帯電話において、上り回
線と下り回線の双方向の通信を行うため、周波数分割デ
ュープレックス（ＦＤＤ）と時分割デュープレックス
（ＴＤＤ）の二つのデュープレックス方式がある。日本
標準のディジタル自動車電話方式（ディジタル方式自動
車電話システム：ＲＣＲ ＳＴＤ−２７）はＦＤＤであ
り、高周波回路は図５Ａに示すような構成となってい
る。受信側は低雑音の受信増幅器ＲＡ，受信帯域外の高
レベル信号による受信増幅器ＲＡの感度抑圧を避けるた
めの受信バンドパスフィルタ（以下ＲＢＦと言う）から
なる。送信側は送信増幅器ＳＡと、送信増幅器ＳＡで発
生する送信帯域外の不要信号を抑圧するための送信バン
ドパスフィルタ（以下ＳＢＦと言う）からなる。アンテ
ナは送受信共用のアンテナＡ１に加えて、ダイバーシチ
受信を行うための受信専用アンテナＡ２がある。また、
スイッチＳＷは二つのアンテナを切り替えてダイバーシ
チ受信を行うために設けている。
線と下り回線の双方向の通信を行うため、周波数分割デ
ュープレックス（ＦＤＤ）と時分割デュープレックス
（ＴＤＤ）の二つのデュープレックス方式がある。日本
標準のディジタル自動車電話方式（ディジタル方式自動
車電話システム：ＲＣＲ ＳＴＤ−２７）はＦＤＤであ
り、高周波回路は図５Ａに示すような構成となってい
る。受信側は低雑音の受信増幅器ＲＡ，受信帯域外の高
レベル信号による受信増幅器ＲＡの感度抑圧を避けるた
めの受信バンドパスフィルタ（以下ＲＢＦと言う）から
なる。送信側は送信増幅器ＳＡと、送信増幅器ＳＡで発
生する送信帯域外の不要信号を抑圧するための送信バン
ドパスフィルタ（以下ＳＢＦと言う）からなる。アンテ
ナは送受信共用のアンテナＡ１に加えて、ダイバーシチ
受信を行うための受信専用アンテナＡ２がある。また、
スイッチＳＷは二つのアンテナを切り替えてダイバーシ
チ受信を行うために設けている。
【０００３】一方、日本標準のディジタルコードレス電
話方式（第二世代コードレス電話システム：ＲＣＲ Ｓ
ＴＤ−２８）はＴＤＤであり、高周波回路は図５Ｂに示
すように、バンドパスフィルタ（以下ＢＰＦと言う）、
スイッチＳＷ，低雑音の受信増幅器ＲＡ，電力増幅器Ｓ
Ａから構成される。ＴＤＤ方式は同一の周波数で送信と
受信を行うため、ＦＤＤ方式と異なりＢＰＦは送信と受
信で共用し、単一の構成である。また、スイッチＳＷは
送信と受信に同期して切り替える。
話方式（第二世代コードレス電話システム：ＲＣＲ Ｓ
ＴＤ−２８）はＴＤＤであり、高周波回路は図５Ｂに示
すように、バンドパスフィルタ（以下ＢＰＦと言う）、
スイッチＳＷ，低雑音の受信増幅器ＲＡ，電力増幅器Ｓ
Ａから構成される。ＴＤＤ方式は同一の周波数で送信と
受信を行うため、ＦＤＤ方式と異なりＢＰＦは送信と受
信で共用し、単一の構成である。また、スイッチＳＷは
送信と受信に同期して切り替える。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来、日本標準方式の
ディジタル自動車電話方式（ＦＤＤ）とディジタルコー
ドレス電話方式（ＴＤＤ）の移動機は、それぞれ独立に
製造され、独立に使用されていた。移動機の利便性を向
上するため、両方式で共用可能な移動機の高周波回路を
実現する必要があった。
ディジタル自動車電話方式（ＦＤＤ）とディジタルコー
ドレス電話方式（ＴＤＤ）の移動機は、それぞれ独立に
製造され、独立に使用されていた。移動機の利便性を向
上するため、両方式で共用可能な移動機の高周波回路を
実現する必要があった。
【０００５】
【課題を解決するための手段】両方式の周波数帯域で動
作する受信増幅器、送信増幅器およびアンテナと、不要
波を抑圧するためのフィルタおよびこのアンテナとフィ
ルタを切り替えるスイッチを用いて、前記の両方式で共
用可能な高周波回路を実現する。前記のように高周波回
路を構成することにより、両方式で回路部品を共用でき
るので、小形のマルチバンド高周波回路を実現できる。
作する受信増幅器、送信増幅器およびアンテナと、不要
波を抑圧するためのフィルタおよびこのアンテナとフィ
ルタを切り替えるスイッチを用いて、前記の両方式で共
用可能な高周波回路を実現する。前記のように高周波回
路を構成することにより、両方式で回路部品を共用でき
るので、小形のマルチバンド高周波回路を実現できる。
【０００６】
【発明の実態の形態】 （１）請求項１の実施例 請求項１の実施例を図１に示す。本発明の高周波回路は
アンテナＡ１，Ａ２，スイッチＳＷ１，ＳＷ２，ＳＢＦ
１，ＳＢＦ２，ＲＢＦ１，ＲＢＦ２，広帯域受信増幅器
ＲＡ，広帯域送信増幅器ＳＡから構成される。受信増幅
器ＲＡはＦＤＤの受信信号とＴＤＤの受信信号を所要の
レベルまで増幅する。また送信増幅器ＳＡはＦＤＤの送
信信号とＴＤＤの送信信号を所要の送信レベルまで増幅
する。
アンテナＡ１，Ａ２，スイッチＳＷ１，ＳＷ２，ＳＢＦ
１，ＳＢＦ２，ＲＢＦ１，ＲＢＦ２，広帯域受信増幅器
ＲＡ，広帯域送信増幅器ＳＡから構成される。受信増幅
器ＲＡはＦＤＤの受信信号とＴＤＤの受信信号を所要の
レベルまで増幅する。また送信増幅器ＳＡはＦＤＤの送
信信号とＴＤＤの送信信号を所要の送信レベルまで増幅
する。
【０００７】ＲＢＦ１とＲＢＦ２はＴＤＤの受信帯域と
ＦＤＤの受信帯域の信号をそれぞれ通過するフィルタで
あり、受信帯域外の信号により受信増幅器ＲＡの飽和を
避けるために設けている。ＳＢＦ１とＳＢＦ２はそれぞ
れ送信増幅器ＳＡの発生するＴＤＤとＦＤＤの送信帯域
内の信号を通過させ、帯域外の不要信号を抑圧するため
に設けている。なお、日本標準方式のディジタル自動車
電話方式とコードレス電話方式で使用される周波数帯域
は図１Ｂのようになっている。ディジタル自動車電話方
式とコードレス電話方式のデュープレックス方式はそれ
ぞれＦＤＤ方式、ＴＤＤ方式であり、ディジタル自動車
電話方式の使用する周波数帯域は、ディジタルコードレ
ス電話方式のそれより低い周波数帯域に配置されてい
る。具体的な周波数帯域として、ディジタル自動車電話
方式は８００ＭHz帯または1.５ＧHz帯、ディジタルコー
ドレス電話方式は1.９ＧHz帯をそれぞれ使用する。従っ
て、各ＢＰＦの通過周波数帯域は、図１Ｂのようにす
る。
ＦＤＤの受信帯域の信号をそれぞれ通過するフィルタで
あり、受信帯域外の信号により受信増幅器ＲＡの飽和を
避けるために設けている。ＳＢＦ１とＳＢＦ２はそれぞ
れ送信増幅器ＳＡの発生するＴＤＤとＦＤＤの送信帯域
内の信号を通過させ、帯域外の不要信号を抑圧するため
に設けている。なお、日本標準方式のディジタル自動車
電話方式とコードレス電話方式で使用される周波数帯域
は図１Ｂのようになっている。ディジタル自動車電話方
式とコードレス電話方式のデュープレックス方式はそれ
ぞれＦＤＤ方式、ＴＤＤ方式であり、ディジタル自動車
電話方式の使用する周波数帯域は、ディジタルコードレ
ス電話方式のそれより低い周波数帯域に配置されてい
る。具体的な周波数帯域として、ディジタル自動車電話
方式は８００ＭHz帯または1.５ＧHz帯、ディジタルコー
ドレス電話方式は1.９ＧHz帯をそれぞれ使用する。従っ
て、各ＢＰＦの通過周波数帯域は、図１Ｂのようにす
る。
【０００８】ＳＷ１とＳＷ２は、ＦＤＤとＴＤＤの各デ
ュープレックス方式に応じて図１Ｃのように切り替え
る。ＦＤＤ動作時はＳＷ２をＢ側に切り替え、ＲＢＦ２
を使用してＦＤＤの受信帯域信号のみが受信増幅器ＲＡ
に加わるようにする。ＳＷ１はアンテナＡ１とアンテナ
Ａ２を選択する切り替えスイッチであり、両アンテナに
よる空間ダイバーシチを実現するために設けている。
ュープレックス方式に応じて図１Ｃのように切り替え
る。ＦＤＤ動作時はＳＷ２をＢ側に切り替え、ＲＢＦ２
を使用してＦＤＤの受信帯域信号のみが受信増幅器ＲＡ
に加わるようにする。ＳＷ１はアンテナＡ１とアンテナ
Ａ２を選択する切り替えスイッチであり、両アンテナに
よる空間ダイバーシチを実現するために設けている。
【０００９】一方、ＴＤＤ動作時はＳＷ２をＡ側に切り
替え、ＲＢＦ１を使用してＴＤＤの受信帯域信号のみが
受信増幅器ＲＡに加わるようにする。ＳＷ１はＡ側に切
り替えて、アンテナＡ２をＴＤＤにおける受信アンテナ
として使用する。アンテナＡ１はＦＤＤ動作時の受信ア
ンテナ、送信アンテナおよびＴＤＤ動作時の送信アンテ
ナとして動作し、アンテナＡ２はＦＤＤ動作時の受信ア
ンテナおよびＴＤＤ動作時の受信アンテナとして動作す
る。従って、アンテナＡ１およびＡ２は、図１Ｂに示す
それぞれの周波数帯に共振するように設計する。
替え、ＲＢＦ１を使用してＴＤＤの受信帯域信号のみが
受信増幅器ＲＡに加わるようにする。ＳＷ１はＡ側に切
り替えて、アンテナＡ２をＴＤＤにおける受信アンテナ
として使用する。アンテナＡ１はＦＤＤ動作時の受信ア
ンテナ、送信アンテナおよびＴＤＤ動作時の送信アンテ
ナとして動作し、アンテナＡ２はＦＤＤ動作時の受信ア
ンテナおよびＴＤＤ動作時の受信アンテナとして動作す
る。従って、アンテナＡ１およびＡ２は、図１Ｂに示す
それぞれの周波数帯に共振するように設計する。
【００１０】以上の説明のように、本発明の高周波回路
は、受信増幅器ＲＡと送信増幅器ＳＡ，複数の周波数帯
で共振するアンテナＡ１，２，ＳＢＦ１，２，ＲＢＦ
１，２を使用することによって、ＦＤＤとＴＤＤの両方
式において共用可能な小形の高周波回路を実現できる。 （２）請求項２の実施例 請求項２の実施例を図２に示す。請求項１と異なる点は
送信増幅部の構成である。本発明において送信増幅部
は、広帯域前段送信増幅器ＡＳＡ，ＴＤＤ用送信増幅器
ＳＡ１，ＦＤＤ用送信増幅器ＳＡ２から構成する。送信
増幅器ＳＡ１，ＳＡ２はそれぞれＴＤＤとＦＤＤの送信
信号を所要レベルまで増幅する。ここで、日本標準であ
るディジタル自動車電話方式のＲＦ出力は例えば0.８Ｗ
である。これに対してディジタルコードレス電話方式の
ＲＦ出力は0.０８Ｗであり、ディジタル自動車電話方式
の出力に比べて低い。一方、送信増幅器の電力効率を高
くするためには、所要出力にあわせて最適設計を行わな
ければならない。このため、ＴＤＤ用とＦＤＤ用に個別
に送信増幅器ＳＡ１，ＳＡ２を設けている。ただし、電
力効率への影響が小さい前段送信増幅器ＡＳＡは共用化
することにより、回路の小形化を図っている。
は、受信増幅器ＲＡと送信増幅器ＳＡ，複数の周波数帯
で共振するアンテナＡ１，２，ＳＢＦ１，２，ＲＢＦ
１，２を使用することによって、ＦＤＤとＴＤＤの両方
式において共用可能な小形の高周波回路を実現できる。 （２）請求項２の実施例 請求項２の実施例を図２に示す。請求項１と異なる点は
送信増幅部の構成である。本発明において送信増幅部
は、広帯域前段送信増幅器ＡＳＡ，ＴＤＤ用送信増幅器
ＳＡ１，ＦＤＤ用送信増幅器ＳＡ２から構成する。送信
増幅器ＳＡ１，ＳＡ２はそれぞれＴＤＤとＦＤＤの送信
信号を所要レベルまで増幅する。ここで、日本標準であ
るディジタル自動車電話方式のＲＦ出力は例えば0.８Ｗ
である。これに対してディジタルコードレス電話方式の
ＲＦ出力は0.０８Ｗであり、ディジタル自動車電話方式
の出力に比べて低い。一方、送信増幅器の電力効率を高
くするためには、所要出力にあわせて最適設計を行わな
ければならない。このため、ＴＤＤ用とＦＤＤ用に個別
に送信増幅器ＳＡ１，ＳＡ２を設けている。ただし、電
力効率への影響が小さい前段送信増幅器ＡＳＡは共用化
することにより、回路の小形化を図っている。
【００１１】スイッチＳＷ２の動作およびＳＢＦ１，２
およびＲＢＦ１，２の役割は請求項１と同様である。以
上のように本発明の高周波回路は、請求項１と同様にＦ
ＤＤとＴＤＤの両方式において共用可能な小形の高周波
回路を実現できる。 （３）請求項３の実施例 請求項３の実施例を図３に示す。請求項１と異なる点
は、ＳＢＦ２が送信バンドエリミネーションフィルタ
（以下ＳＢＥＦと言う）に置き変わっている点である。
周波数阻止帯域はＦＤＤにおける受信周波数帯域であ
り、図１Ｂに示す周波数帯域ｂに相当する帯域である。
送信増幅器ＳＡにおける２倍波または３倍波のようなス
プリアスレベルが低く抑えられる場合は、本構成におい
ても請求項１と同様の効果が得られる。なお、このＳＢ
ＥＦは、送信増幅器ＳＡにより発生する受信帯域雑音の
抑圧のために設けている。
およびＲＢＦ１，２の役割は請求項１と同様である。以
上のように本発明の高周波回路は、請求項１と同様にＦ
ＤＤとＴＤＤの両方式において共用可能な小形の高周波
回路を実現できる。 （３）請求項３の実施例 請求項３の実施例を図３に示す。請求項１と異なる点
は、ＳＢＦ２が送信バンドエリミネーションフィルタ
（以下ＳＢＥＦと言う）に置き変わっている点である。
周波数阻止帯域はＦＤＤにおける受信周波数帯域であ
り、図１Ｂに示す周波数帯域ｂに相当する帯域である。
送信増幅器ＳＡにおける２倍波または３倍波のようなス
プリアスレベルが低く抑えられる場合は、本構成におい
ても請求項１と同様の効果が得られる。なお、このＳＢ
ＥＦは、送信増幅器ＳＡにより発生する受信帯域雑音の
抑圧のために設けている。
【００１２】（４）請求項４の実施例 請求項４の実施例を図４に示す。請求項２と異なる点
は、ＳＢＦ２がＳＢＥＦに置き変わっている点である。
周波数阻止帯域はＦＤＤにおける受信周波数帯域であ
り、図１Ｂの受信周波数帯域ｂに相当する帯域である。
送信増幅器ＳＡにおける２倍波または３倍波のようなス
プリアスレベルが低く抑えられる場合は、本構成におい
ても請求項２と同様の効果が得られる。なお、このＳＢ
ＥＦは、請求項３の説明と同様に送信増幅器ＳＡにより
発生する受信帯域雑音の抑圧のために設けている。
は、ＳＢＦ２がＳＢＥＦに置き変わっている点である。
周波数阻止帯域はＦＤＤにおける受信周波数帯域であ
り、図１Ｂの受信周波数帯域ｂに相当する帯域である。
送信増幅器ＳＡにおける２倍波または３倍波のようなス
プリアスレベルが低く抑えられる場合は、本構成におい
ても請求項２と同様の効果が得られる。なお、このＳＢ
ＥＦは、請求項３の説明と同様に送信増幅器ＳＡにより
発生する受信帯域雑音の抑圧のために設けている。
【００１３】
【発明の効果】本発明のマルチバンド高周波回路は、受
信増幅器ＲＡ，送信増幅器ＳＡまたは前段送信増幅器Ａ
ＳＡおよびアンテナＡ１，Ａ２をＦＤＤとＴＤＤの両デ
ュープレックス方式で共用するので、回路の小形化を実
現できる。従って、この高周波回路を用いて携帯電話機
を構成すれば、日本標準方式のディジタル自動車電話方
式とディジタルコードレス電話方式の両方式で共用可能
な小形の携帯電話機を実現できる。
信増幅器ＲＡ，送信増幅器ＳＡまたは前段送信増幅器Ａ
ＳＡおよびアンテナＡ１，Ａ２をＦＤＤとＴＤＤの両デ
ュープレックス方式で共用するので、回路の小形化を実
現できる。従って、この高周波回路を用いて携帯電話機
を構成すれば、日本標準方式のディジタル自動車電話方
式とディジタルコードレス電話方式の両方式で共用可能
な小形の携帯電話機を実現できる。
【図１】請求項１の実施例を示す図で、Ａはブロック
図、ＢはＡのフィルタの通過帯域を示す図、ＣはＡのＦ
ＤＤ／ＴＤＤ動作におけるスイッチの切替状態とアンテ
ナの動作を説明するための図。
図、ＢはＡのフィルタの通過帯域を示す図、ＣはＡのＦ
ＤＤ／ＴＤＤ動作におけるスイッチの切替状態とアンテ
ナの動作を説明するための図。
【図２】請求項２の実施例を示すブロック図。
【図３】請求項３の実施例を示すブロック図。
【図４】請求項４の実施例を示すブロック図。
【図５】ＡおよびＢはそれぞれ従来の周波数分割デュー
プレックス（ＦＤＤ）方式および時分割デュープレック
ス（ＴＤＤ）方式の高周波回路のブロック図。
プレックス（ＦＤＤ）方式および時分割デュープレック
ス（ＴＤＤ）方式の高周波回路のブロック図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 後川 祐之 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株 式会社村田製作所内 (72)発明者 山田 康雄 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株 式会社村田製作所内 (56)参考文献 特開 平９−18397（ＪＰ，Ａ) 特開 平８−316873（ＪＰ，Ａ) 特開 平８−97746（ＪＰ，Ａ) 実開 平５−25847（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H04B 1/38 - 1/58 H04B 7/00 H04B 7/02 - 7/12 H04B 7/24 - 7/26 H04L 1/02 - 1/06 H04Q 7/00 - 7/38
Claims (4)
- 【請求項１】 相異なる周波数帯域ａとｂをそれぞれ送
信周波数帯域と受信周波数帯域に使用する周波数分割デ
ュープレックス方式（ＦＤＤ）と、該周波数帯域ａおよ
びｂより高い周波数帯域ｃを使う時分割デュープレック
ス方式（ＴＤＤ）の両方式で共用可能な移動無線機のマ
ルチバンド高周波回路であって、 該周波数帯域ａとｂとｃの各々に共振するアンテナ１
と、 該周波数帯域ｂとｃの各々に共振するアンテナ２と、 該アンテナ１とアンテナ２を切り替えるスイッチ１と、 該スイッチ１の共通端子の信号を切り替えて分配するス
イッチ２と、 該スイッチ２の一方の切り替え端子に接続した該周波数
帯域ｃを通過帯域とする受信バンドパスフィルタ（以下
ＲＢＦと言う）１と、 該スイッチ２の他方の切り替え端子に接続した周波数帯
域ｂを通過帯域とするＲＢＦ２と、 該ＲＢＦ１とＲＢＦ２の通過信号を増幅する受信増幅器
と、 該周波数帯域ａとｃの信号を電力増幅する送信増幅器
と、 該送信増幅器より出力される該周波数帯域ｃの信号を選
択して該アンテナ１に供給する送信バンドパスフィルタ
（以下ＳＢＦと言う）１と、 該ＳＢＦ１と並列に接続され、該送信増幅器より出力さ
れる該周波数帯域ａの信号を選択して該アンテナ１に供
給するＳＢＦ２とを具備する高周波回路であり、 ＦＤＤで動作する場合に、該スイッチ２は共通端子を該
ＲＢＦ２に接続するように切り替え、該スイッチ１は該
アンテナ１と２を切り替えるダイバーシチスイッチとし
て動作し、 ＴＤＤで動作する場合に、該スイッチ２は共通端子を該
ＲＢＦ１に接続し、該スイッチ１は共通端子をアンテナ
２に接続するように切り替えることを特徴とする移動無
線機のマルチバンド高周波回路。 - 【請求項２】 相異なる周波数帯域ａとｂをそれぞれ送
信周波数帯域と受信周波数帯域に使用する周波数分割デ
ュープレックス方式（ＦＤＤ）と、該周波数帯域ａおよ
びｂより高い周波数帯域ｃを使う時分割デュープレック
ス方式（ＴＤＤ）の両方式で共用可能なマルチバンド高
周波回路であって、 該周波数帯域ａとｂとｃの各々に共振するアンテナ１
と、 該周波数帯域ｂとｃの各々に共振するアンテナ２と、 該アンテナ１とアンテナ２を切り替えるスイッチ１と、 該スイッチ１の共通端子の信号を切り替えて分配するス
イッチ２と、 該スイッチ２の一方の切り替え端子に接続した該周波数
帯域ｃを通過帯域とするＲＢＦ１と、 該スイッチ２の他方の切り替え端子に接続した周波数帯
域ｂを通過帯域とするＲＢＦ２と、 該ＲＢＦ１とＲＢＦ２の通過信号を増幅する受信増幅器
と、 該周波数帯域ａとｃの各々の信号を増幅する前段送信増
幅器と、 該前段送信増幅器の出力端子にそれぞれ接続されるＴＤ
Ｄ用送信増幅器及びＦＤＤ用送信増幅器と、 該ＴＤＤ用送信増幅器より出力される該周波数帯域ｃの
信号を選択して該アンテナ１に供給するＳＢＦ１と、 該ＦＤＤ用送信増幅器より出力される該周波数帯域ａの
信号を選択して該アンテナ１に供給するＳＢＦ２とを具
備し、 ＦＤＤで動作する場合に、該スイッチ２は共通端子を該
ＲＢＦ２に接続するように切り替え、該スイッチ１は該
アンテナ１と２を切り替えるダイバーシチスイッチとし
て動作し、 ＴＤＤで動作する場合に、該スイッチ２は共通端子を該
ＲＢＦ１に接続し、該スイッチ１は共通端子をアンテナ
２に接続するように切り替えることを特徴とする移動無
線機のマルチバンド高周波回路。 - 【請求項３】 請求項１において、該ＳＢＦ２を送信バ
ンドエリミネーションフィルタ（以下ＳＢＥＦと言う）
に置き換え、該ＳＢＥＦの通過阻止帯域を該周波数帯域
ｂとすることを特徴とする移動無線機のマルチバンド高
周波回路。 - 【請求項４】 請求項２において、該ＳＢＦ２をＳＢＥ
Ｆに置き換え、該ＳＢＥＦの通過阻止帯域を該周波数帯
域ｂとすることを特徴とする移動無線機のマルチバンド
高周波回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26727095A JP3183812B2 (ja) | 1995-10-16 | 1995-10-16 | 移動無線機のマルチバンド高周波回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26727095A JP3183812B2 (ja) | 1995-10-16 | 1995-10-16 | 移動無線機のマルチバンド高周波回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09116458A JPH09116458A (ja) | 1997-05-02 |
| JP3183812B2 true JP3183812B2 (ja) | 2001-07-09 |
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ID=17442515
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26727095A Expired - Fee Related JP3183812B2 (ja) | 1995-10-16 | 1995-10-16 | 移動無線機のマルチバンド高周波回路 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3183812B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102024814B1 (ko) * | 2017-07-26 | 2019-09-24 | 정현록 | 조명 기능을 갖는 테라리움 |
Families Citing this family (21)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000244359A (ja) * | 1999-02-19 | 2000-09-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 高周波機器 |
| DE19954696A1 (de) * | 1999-11-13 | 2001-05-17 | Philips Corp Intellectual Pty | Telekommunikationsgerät mit einer Taktgenerierungseinheit |
| JP2002010339A (ja) | 2000-06-23 | 2002-01-11 | Ntt Docomo Inc | チャネル割当方法および通信装置 |
| KR100451188B1 (ko) | 2002-03-19 | 2004-10-02 | 엘지전자 주식회사 | 이동통신단말기의 수신장치 |
| TWI289007B (en) | 2003-04-17 | 2007-10-21 | Fujitsu Ltd | Information processing device and communication device providing antenna conversion function, antenna conversion control device, antenna conversion control program and computer readable storage medium recording the program |
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- 1995-10-16 JP JP26727095A patent/JP3183812B2/ja not_active Expired - Fee Related
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