JP3183504B2 - 枝切断具及び往復動枝切断機 - Google Patents

枝切断具及び往復動枝切断機

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JP3183504B2 JP01920199A JP1920199A JP3183504B2 JP 3183504 B2 JP3183504 B2 JP 3183504B2 JP 01920199 A JP01920199 A JP 01920199A JP 1920199 A JP1920199 A JP 1920199A JP 3183504 B2 JP3183504 B2 JP 3183504B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、高い所の枝を切
り落とすために使用される枝切断具及びこの枝切断具を
備えた往復動枝切断機に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の枝切断具は、従来から様々な形
態のものが案出されている。例えば、図11〜図12に
示す従来例の枝切断具1Aは、往復動する作動軸4の先
端に鋸刃2が固定されており、この作動軸4と共に往復
動する鋸刃2にフック16で引っかけた枝31を押しつ
けることにより、枝31を切断するものである。
【0003】尚、作動軸4は、図外のエンジンで往復動
させられるようになっており、作業者の手で保持される
支持筒8内にスライド可能な状態で収容されている。
又、フック16は、その端部が支持筒8の先端に固定さ
れたロッドガイド10Aに回動できるように取り付けら
れており、枝31に引っかけられると、枝31の反力で
回動支点17を中心に図11中時計回り方向へ回動し、
枝31を鋸刃2に押しつける。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の枝切断具1Aは、フック16の回動支点17
が作動軸4の軸芯C0と同芯上に設けられているため、
枝31の切断終期において、フック16が枝31を鋸刃
2に押し付ける力がほとんどなくなるか、又は極めて小
さくなる。したがって、作業者34は、枝切断具1Aを
備えた往復動枝切断機33を保持した状態で鋸刃2を枝
31に押し付けなければならず、しかも上方を仰ぎ見る
姿勢を保持しているため、枝切り作業における肩や腕の
疲労が大きかった(図10参照)。
【0005】そのため、作業者の労力をより一層軽減で
きる枝切断具の提供が望まれていた。又、このような改
良された枝切断具を備えた往復動枝切断機の提供が望ま
れていた。本発明は、このような要望に応えるために案
出されたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、支持
筒内に往復動可能に収容された作動軸と、この作動軸の
先端に固定され、この作動軸と一体に往復動して枝を切
断する鋸刃と、前記支持筒の先端側端部に固定され、前
記作動軸の往復動を案内するロッドガイドと、このロッ
ドガイドに回動可能に取り付けられ、枝を引っかけるこ
とができる爪を備えたフックと、このフックの爪を前記
鋸刃から離す方向へ常時回動付勢するバネ部材と、前記
フックの回動量を規制するストッパと、を備えた枝切断
具である。そして、前記フックの回動支点が、前記作動
軸の軸芯に対して偏芯した位置に配置されている。又、
前記爪が前記作動軸の軸芯に対して前記回動支点の偏芯
方向と反対の方向へ出っ張り且つ鋸刃から遠ざかる方向
へ延びるように、前記フックが前記ロッドガイドに取り
付けられている。又、前記爪が前記鋸刃に対して前記回
動支点側へ出っ張らないように、前記フックが前記スト
ッパで回動規制される。
【0007】このように構成された本発明によれば、フ
ックの爪が枝に引っかけられると、枝に枝切断具等の荷
重が作用するため、枝が撓み変形して、その枝の反力が
フックに作用し、フックが回動支点を中心として回動し
て枝を鋸刃に押し付ける。この際、フックの回動支点が
作動軸の軸芯から偏芯しているため、従来例に比較して
枝を鋸刃に押し付ける力が大きくなる。又、本発明は、
枝の切断終期においても、フックの回動支点が作動軸の
軸芯に対して偏芯した位置にあるため、十分な力で枝を
鋸刃に押し付けることができる。したがって、本発明に
よれば、作業者の労力が従来例に比較して格段に軽減さ
れる。又、本発明は、フックの回動支点が鋸刃を備えた
作動軸の軸芯に対して偏芯しているため、その回動支点
の偏芯量分だけ従来例よりも余分にフックが回動する。
したがって、本発明によれば、従来例では切断できなか
ったような太い枝も容易に切断することが可能になる。
更に、本発明は、フックの爪が鋸刃に対して回動支点側
へ出っ張らないように、フックの回動量をストッパで規
制するようになっているため、フックの爪が鋸刃の裏面
側へ入り込み、鋸刃の作動不良を招くようなことがな
い。
【0008】請求項2は、上記請求項1の発明におい
て、前記爪に、前記枝の外表面に引っかかる歯が複数形
成されたことを特徴としている。
【0009】このように構成することにより、枝を爪で
確実に捕捉することができるため、鋸刃の切断位置が安
定し、能率的に切断作業が行われる。
【0010】請求項3の発明は、上記請求項1又は請求
項2の発明において、前記フックが、前記回動支点の近
傍から湾曲する略円弧状の爪を備えたことを特徴として
いる。
【0011】このような構成の本発明によれば、複雑な
形状の枝や太い枝を確実に引っかけることが可能にな
る。
【0012】請求項4の発明は、上記請求項1の発明に
おいて、前記フックが前記鋸刃の両側面側にそれぞれ配
置されたことを特徴としている。
【0013】このような構成の本発明によれば、両側の
フックで支持された間の枝部分を鋸刃で切断することに
なるため、切断時の抵抗で枝が逃げにくく、安定した状
態で枝の切断作業が行われる。又、本発明によれば、枝
を両側のフックで鋸刃に押し付けるようになっているた
め、枝を鋸刃に押し付ける力が大きく、枝の切断作業を
容易且つ確実に行える。
【0014】請求項5の発明は、上記請求項1又は請求
項4の発明において、前記フックが前記ロッドガイドに
着脱可能に取り付けられたことを特徴としている。
【0015】このような構成の本発明によれば、枝が密
に繁っており、フックを枝に引っかけにくいような場
合、両フックのうちのいずれか一方を取り外して、枝の
切断作業を行うことが可能になる。
【0016】請求項6の発明は、支持筒内に往復動可能
に収容された作動軸と、この作動軸の先端に固定され、
この作動軸と一体に往復動して枝を切断する鋸刃と、前
記支持筒の先端側に回動可能に取り付けられ、枝を引っ
かけることができる爪を備えたフックと、このフックの
爪を前記鋸刃から離す方向へ常時回動付勢するバネ部材
と、前記フックの回動量を規制するストッパと、を備え
た枝切断具である。そして、前記フックの回動支点が、
前記作動軸の軸芯に対して偏芯した位置に配置されてい
る。又、前記爪が前記作動軸の軸芯に対して前記回動支
点の偏芯方向と反対の方向へ出っ張り且つ鋸刃から遠ざ
かる方向へ延びるように、前記フックが前記支持筒の先
端側に取り付けられている。又、前記爪が前記鋸刃に対
して前記回動支点側へ出っ張らないように、前記フック
が前記ストッパで回動規制されるようになっている。こ
こで、フックは、支持筒に直接形成したフック支持部に
回動可能に取り付けるようにしてもよく、又、支持筒に
固定したフック支持部に回動可能に取り付けるようにし
てもよい。尚、フック支持部は、フックを回動可能に支
持できるものであればよく、上記ロッドガイド等に限定
されるものではない。
【0017】請求項7の発明は、支持筒内に往復動可能
に収容された作動軸と、この作動軸に接続され、回転運
動を直線運動に変換する動力伝達手段と、前記動力伝達
手段を介して前記作動軸に接続され、作動軸を往復動さ
せる駆動手段と、前記作動軸の先端に固定され、この作
動軸と一体に往復動して枝を切断する鋸刃と、前記支持
筒の先端側端部に固定され、前記作動軸の往復動を案内
するロッドガイドと、このロッドガイドに回動可能に取
り付けられ、枝を引っかけることができる爪を備えたフ
ックと、このフックの爪を前記鋸刃から離す方向へ常時
回動付勢するバネ部材と、前記フックの回動量を規制す
るストッパと、を備えた往復動枝切断機である。そし
て、前記フックの回動支点が、前記作動軸の軸芯に対し
て偏芯した位置に配置されている。又、前記爪が前記作
動軸の軸芯に対して前記回動支点の偏芯方向と反対の方
向へ出っ張り且つ鋸刃から遠ざかる方向へ延びるよう
に、前記フックが前記ロッドガイドに取り付けられる。
又、前記爪が前記鋸刃に対して前記回動支点側へ出っ張
らないように、前記フックが前記ストッパで回動規制さ
れる。
【0018】請求項8の発明は、上記請求項7の発明に
おいて、前記フックが、前記鋸刃の両側面側にそれぞれ
配置されたことを特徴としている。
【0019】このような構成の本発明によれば、作業者
が木に対して左右いずれの側に位置していても、両フッ
クのうちのいずれか一方が切り残される枝側に必ず引っ
かけられるため、枝の切断作業の終了後も往復動枝切断
機時の重量が急激に作業者に作用するようなことがな
く、枝の切断作業がその開始から終了まで円滑に行われ
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき詳述する。
【0021】[第1の実施の形態]図1〜図4は、本発
明の第1の実施の形態に係る枝切断具1を示すものであ
る。このうち、図1は、枝切断具1の正面図である。
又、図2は、枝切断具1の側面図(図1の右側側面図)
である。又、図3は、枝切断具1の背面図である。更
に、図4は、枝切断具1の外観斜視図である。
【0022】これらの図に示すように、鋸刃2は、その
下端部3が作動軸4の先端(上端)の取付板5にねじ6
で固定されており、作動軸4と一体になって往復動す
る。尚、この鋸刃2は、両側面に略三角状の歯7が複数
形成されており、作動軸4のストロークや枝の太さ等を
考慮してその外観寸法が決定されている。ここで、鋸刃
2は、ねじ6を外すことにより、表裏を反転させて使用
することができるようになっている。
【0023】作動軸4は、図6に示すように、その先端
部4a側が支持筒8の上端部に固定されたロッドガイド
10にスライドできるように支持されている。そして、
この作動軸4には、切り欠き部11が形成されており、
この切り欠き部11に回り止め用駒12が係合するよう
になっている。ここで、回り止め用駒12は、ねじ13
でロッドガイド10と共に支持筒8に固定されており、
作動軸4の回り止めを行うと共に、作動軸4が支持筒8
及びロッドガイド10から抜け出るのを防止するように
なっている。尚、作動軸4の下端部は、回転運動を直線
往復運動に変換する動力伝達手段14を介してエンジン
(駆動手段)15に接続されている(図10参照)。
【0024】ロッドガイド10は、支持筒8から外部に
露出する部分が略直方体形状に形成されており、この支
持筒8から外部に露出する部分がフック16を回動可能
に支持するフック支持部分10aとして機能する。この
ロッドガイド10のフック支持部分10aには、フック
16の一端側部分(下端側部分)がボルト17で回動可
能に且つ着脱可能に取り付けられている。このフック1
6の回動支点、即ちフック16を回動可能に支持するボ
ルト17は、作動軸4の軸芯から所定寸法(L)偏芯さ
せた位置に配置されている。
【0025】そして、ロッドガイド10の上面10bに
は、フック16の回動量を規制するストッパ18がねじ
20で固定されている。このストッパ18には、図5に
示すように、フック16に係合する矩形状の切り欠き部
21が形成されており、この切り欠き部21の端部2
2,23がフックの側面に当接してフックの回動を規制
するようになっている。尚、24は、ねじ20の軸部を
挿入するための穴である。
【0026】そして、ストッパ18の端部には、バネ
(バネ部材)25の一端25aを係合するバネ止め穴2
6が形成されている。このバネ止め穴26に一端25a
が係合されたバネ25は、その他端25bがフック16
の下端部に形成されたバネ支持部27のバネ止め穴28
に係合されており、フック16の先端側(上部側)がフ
ック16の回動支点(ボルト)17の偏芯方向と逆方向
へ出っ張るようにフック16を回動付勢している。
【0027】フック16は、その先端部分に湾曲する爪
30が形成されており、この爪30で枝31を引っかけ
るようになっている(図10参照)。そして、フック1
6は、爪30が鋸刃2から遠ざかる方向へ延びるように
ロッドガイド10に支持されている。又、フック16
は、枝31を鋸刃2の歯7に近い部分で確実に保持する
必要があるため、鋸刃2と並ぶ部分が鋸刃2の近くに位
置するように、途中の部分が折り曲げられている。ここ
で、湾曲する爪30の内周面側には、枝31の外表面に
引っかかる歯32が複数形成されている。そのため、枝
31が爪30の歯32で確実に保持され、鋸刃2による
枝31の切断位置が安定するため、枝31の切断作業が
円滑に行われる。
【0028】ここで、フック16は、上記したように、
ロッドガイド10に固定されたストッパ18で回動規制
され、爪30の先端が鋸刃2に対して図中右側(回動支
点17側)に出っ張る(外れる)ことがないように構成
されている。したがって、本実施の形態の枝切断具1に
よれば、図13に示すように、鋸刃2の右側に出っ張っ
た爪30の先端が何らかの原因で鋸刃2の裏側に入り込
み、鋸刃2とフック16の爪30が絡み合って、鋸刃2
の作動不良を生じるというような不具合を生じることが
なく、円滑な枝切り作業を行うことができる。
【0029】上記のように構成された枝切断具1は、そ
の作動軸4が回転運動を直線往復運動に変換する動力伝
達手段14を介してエンジン(駆動手段)15に接続さ
れている。そして、枝切断具1,動力伝達手段14及び
エンジン15で往復動枝切断機33が構成されるように
なっている。
【0030】このように構成された枝切断具1は、図1
0及び図7に示すように、フック16の爪30が枝31
に引っかけられると、枝31に荷重W(エンジン15の
自重や作業者34が支持筒8を引く力等)が作用するた
め、枝31が撓み変形して、その枝31の反力Fがフッ
ク16に作用する。この反力Fの回動方向成分Fra
は、フック16の回動支点17の回りのモーメントの釣
り合いから、Fra=W×L1/L2となる。そして、
フック16は、反力Fの回動方向成分Fraで枝31を
鋸刃2に押圧する。この枝31を鋸刃に押圧する力Fr
aは、フック16の回動支点17が作動軸14の軸芯か
ら寸法Lだけ偏芯しているため、従来例の枝31を鋸刃
2に押圧する力Frb(Frb=W×L0/L2;但
し、L0=L1−L)に比較して大きくなる(図11参
照)。
【0031】鋸刃2は、エンジン15によって往復動さ
せられる作動軸4と一体に往復動しており、フック16
によって押し付けられる枝31を切断する。尚、この
際、枝31は、フック16により鋸引き方向である上方
への逃げが防止されると共に鋸刃2側へ押し付けられ
る。そして、この枝31の切断作業が進むにしたがっ
て、フック16は、枝31を鋸刃2に押し付けながら、
回動支点17を中心にして図7中時計回り方向へ回動す
る。そして、フック16は、図8に示すように、枝31
の切断終期においても、その回動支点17が作動軸4の
軸芯に対して偏芯した位置にあるため、十分な力で枝3
1を鋸刃2に押し付けることができる。したがって、枝
31の切断終期において、作業者34が鋸刃2を枝31
に押し付ける必要がなく、従来例に比較して作業者34
の労力が格段に軽減される(図10参照)。
【0032】ここで、フック16は、回動支点17が作
動軸4の軸芯C0に対して寸法Lだけ偏芯しているた
め、回動支点17を通り作動軸4の軸芯C0と平行の偏
芯軸線C1上に枝31との接触点Pが移動するまで回動
する。この点について従来例と比較してみると、従来例
のフック16は、図12に示すように、作動軸4の軸芯
C0上まで移動すると回動を停止する。即ち、本実施の
形態の枝切断具1は、従来例よりも偏芯寸法Lの分だけ
太い枝を切断することができる。
【0033】尚、初心者が本実施の形態にかかる枝切断
具1を使用して枝切り作業をした場合と、初心者が従来
の切断具1Aを使用して枝切り作業をした場合とを比較
すると、本実施の形態の枝切断具1が太さ7センチメー
トルの枝を10秒足らずで切断できるのに対し、従来の
枝切断具1Aが太さ3センチメートルの枝を切断するの
に30秒程度もかかっていた。
【0034】このように、本実施の形態によれば、フッ
ク16の回動支点17が作動軸4の軸芯C0に対して偏
芯しているため、枝31の切り始めから枝31の切り終
わりまで、十分な力で枝31を鋸刃2に押し付けること
が可能になり、作業者34の労力が格段に軽減され、枝
切り作業の能率が格段に向上する。しかも、従来切断で
きなかったような太い枝31でも容易に切断することが
可能になる。又、初心者であっても、本実施の形態の枝
切断具1を使用することにより、枝切り作業を容易に行
うことができる。
【0035】尚、本実施の形態は、フック16の爪30
の形状を図1に示すように円弧状に形成する態様を示し
たが、これに限られず、枝31を引っかけることができ
るものであればよく、例えば爪30の形状を多角形に形
成してもよい。又、図9に示すように、フック16の爪
30を回動支点17の近傍から大きく湾曲させた爪形状
にすれば、複雑な形状の枝31や太い枝31も簡単に引
っかけることができるようになる。
【0036】又、本実施の形態は、図10に示すよう
に、所定長さの支持筒8及び作動軸4を複数本接続した
状態で枝31の切断作業を行う態様を示しており、作業
環境に応じて支持筒8及び作動軸4の長さを調整できる
ように考慮されている。
【0037】更に、上記実施の形態において、フック1
6の回動支点17の偏芯量Lやフック16の爪30の大
きさ及びフック16の回動量等は、切断対象たる枝31
の太さ等によって適宜決定されることにより、効率的な
枝31の切断作業を行うことができる。
【0038】加えて、上記実施の形態において、鋸刃2
の歯7として略三角形状のものを例示したが、これに限
られず、枝31の切断に都合のよい形状に形成されてい
ればよい。
【0039】[第2の実施の形態]図14〜図15は、
本発明の第2の実施の形態を示すものである。これらの
図に示すように、本実施の形態の枝切断具1は、鋸刃2
を中心にして略左右対称形状となるように一対のフック
16(16A,16B)が回動可能に取り付けられてい
る。尚、基本的構成は、前記第1の実施の形態と同様で
あるので、前記第1の実施の形態と同様の構成には同一
の符号を付し、重複する説明を省略する。
【0040】上記のように、鋸刃2の両側面側にそれぞ
れフック16A,16Bが取り付けられていると、木3
1Aに対して作業者34が左右いずれの側に位置してい
ても、いずれか一方のフック16A,16Bが幹側の切
り残される枝31に引っかけられる。したがって、枝3
1の先端部分が鋸刃2によって切り落とされても、枝切
断具1及びこの枝切断具1を備えた往復動枝切断機33
が切り残される枝31に引っかかっており、作業者34
に枝切断具1及びこの枝切断具1を備えた往復動枝切断
機33の荷重が急激に作用するようなことがなく、枝3
1の切断作業を円滑に終えることが可能になる(図10
参照)。又、上記のように、作業者34が木31Aに対
して左右どちら側に位置していても、枝31の切断作業
を円滑に終了することができるので、枝31の切断作業
が作業者34の位置によって制約を受けることが少なく
なる。
【0041】又、上記のように、本実施の形態によれ
ば、鋸刃2の両側面側にそれぞれフック16A,16B
を取り付けることにより、両フック16A,16Bで抑
えられた枝31の中央部分を鋸刃2で切断することにな
り、枝31が切断抵抗で逃げにくいため、鋸刃2が枝3
1に対して略直角に当たり、枝31を安定した状態で切
断することができ、枝31をきれいに切断することがで
きる。そのため、本実施の形態によれば、前記第1の実
施の形態よりも一層良好な木31Aの手入れが可能にな
る。
【0042】又、上記のように、本実施の形態によれ
ば、鋸刃2の両側面側にそれぞれフック16A,16B
を取り付けることにより、枝31を鋸刃2に押し付ける
力が大きくなるため、前記第1の実施の形態よりも一層
円滑且つ容易に枝31を切断できる。尚、本実施の形態
は、両フック16A,16Bのうちいずれか一方が切り
残される枝31に引っかかっているため、枝31の切断
作業が終了するまで、枝31を鋸刃2に確実に押し付け
ることができる。
【0043】ここで、本実施の形態に係る枝切断具1
は、フック16A,16Bをロッドガイド10に着脱可
能に取り付けるようになっているため、枝31の切断時
に一対のフック16A,16Bのうちのいずれか一方が
邪魔になるような場合、一方のフックを取り外して枝3
1を切断することができる。尚、この場合、切り残され
る枝31に引っかけるフックを残し、切り落とされる枝
31側のフックを取り外すようにすると、枝31の切断
作業の開始から終了まで変わらぬ力で枝31を鋸刃2に
押し付けることが可能になり、枝31の切断作業を円滑
且つ確実に行うことが可能になる。
【0044】尚、図10は枝切断具1及びこの枝切断具
1を備えた往復動枝切断機33の使用状態を例示したも
のであり、上記各実施の形態の枝切断具1及びこの枝切
断具1を備えた往復動切断機33の使用状態がこの図1
0に限定されるものではない。即ち、上記各実施の形態
において、枝切断具1のフック16が切り残される枝3
1側に引っかけるようにして枝31の切断作業をすれ
ば、枝31の切断作業をその開始から終了まで円滑かつ
確実に行うことができる。
【0045】
【発明の効果】以上のように、本発明は、フックの回動
支点が鋸刃を備えた作動軸の軸芯から偏芯した位置にあ
るため、枝の切り始めから枝の切り終わりまで、フック
で枝を鋸刃に押し付けることが可能になると共に、枝を
鋸刃に押し付ける力が従来例に比較して大きくなるた
め、作業者の労力が軽減され、枝の切断作業の能率が向
上する。
【0046】又、本発明は、フックの回動支点が鋸刃を
備えた作動軸の軸芯から偏芯した位置にあるため、フッ
クが回動支点の偏芯量だけ従来例よりも大きく回動す
る。したがって、本発明は、従来例よりも太い枝を容易
に切断することが可能になる。
【0047】又、本発明は、フックの爪が鋸刃に対して
回動支点側へ出っ張らないように、ストッパでフックの
回動を規制するようになっているため、フックが鋸刃の
裏面側に入り込むことにより生じる鋸刃の作動不良を防
止することができる。
【0048】又、本発明は、鋸刃の両側面側にそれぞれ
フックを取り付けるようになっており、枝を両フックで
確実に支持した状態で、且つ鋸刃の片側にフックを取り
付ける場合よりも大きな力で枝を鋸刃に押し付けること
ができるため、枝を一層容易且つ確実に切断することが
できる。
【0049】又、本発明は、上記したように、鋸刃の両
側面側にそれぞれフックを取り付け、両フックの間の枝
を鋸刃で切断するようになっており、枝が切断時の抵抗
で逃げにくくなっているため、枝に対して鋸刃を略直角
に当てることが可能になり、枝をより一層きれいに切断
することが可能になる。
【0050】又、本発明は、上記したように、鋸刃の両
側面側にそれぞれフックを取り付けるようになっている
ため、両フックのうちのいずれか一方が切り残される枝
側に必ず引っかけられることになり、枝切断後に枝切断
具及びこの枝切断具を備えた往復動枝切断機の荷重が急
激に作業者に作用するようなことがない。しかも、本発
明は、切り残される枝側に引っかけられたフックが枝の
切断開始時から終了時までほぼ同様の力で枝を鋸刃に押
し付けることができるため、枝の切断作業が開始から終
了まで円滑且つ確実に行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る枝切断具の正面図で
ある。
【図2】同枝切断具の側面図(図1の右側側面図)であ
る。
【図3】同枝切断具の背面図である。
【図4】同枝切断具の外観斜視図である。
【図5】ストッパの平面図である。
【図6】作動軸支持部の断面図である。
【図7】枝切断具の第1の作動状態図である。
【図8】枝切断具の第2の作動状態図である。
【図9】本発明の他の実施の形態に係る枝切断具の正面
図である。
【図10】本発明の枝切断具を備えた往復動枝切断機の
使用状態図である。
【図11】従来の枝切断具の正面図である。
【図12】従来の枝切断具の作動状態図である。
【図13】枝切断具の不具合発生状態を示す図である。
【図14】本発明の第2の実施の形態に係る枝切断具の
斜視図である。
【図15】同枝切断具の側面図である。
【符号の説明】
1……枝切断具、2……鋸刃、4……作動軸、8……支
持筒、10……ロッドガイド、14……動力伝達手段、
15……エンジン(駆動手段)、16,16A,16B
……フック、17……ボルト(回動支点)、18……ス
トッパ、25……バネ(バネ部材)、30……爪、31
……枝、32……歯、C0……軸芯

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持筒内に往復動可能に収容された作動
    軸と、 この作動軸の先端に固定され、この作動軸と一体に往復
    動して枝を切断する鋸刃と、 前記支持筒の先端側端部に固定され、前記作動軸の往復
    動を案内するロッドガイドと、 このロッドガイドに回動可能に取り付けられ、枝を引っ
    かけることができる爪を備えたフックと、 このフックの爪を前記鋸刃から離す方向へ常時回動付勢
    するバネ部材と、 前記フックの回動量を規制するストッパと、 を備えた枝切断具であって、 前記フックの回動支点が、前記作動軸の軸芯に対して偏
    芯した位置に配置され、 前記爪が前記作動軸の軸芯に対して前記回動支点の偏芯
    方向と反対の方向へ出っ張り且つ鋸刃から遠ざかる方向
    へ延びるように、前記フックが前記ロッドガイドに取り
    付けられると共に、 前記爪が前記鋸刃に対して前記回動支点側へ出っ張らな
    いように、前記フックが前記ストッパで回動規制される
    ことを特徴とする枝切断具。
  2. 【請求項2】 前記爪には、前記枝の外表面に引っかか
    る歯が複数形成されたことを特徴とする請求項1記載の
    枝切断具。
  3. 【請求項3】 前記フックが、前記回動支点の近傍から
    湾曲する略円弧状の爪を備えたことを特徴とする請求項
    1又は請求項2記載の枝切断具。
  4. 【請求項4】 前記フックが、前記鋸刃の両側面側にそ
    れぞれ配置されたことを特徴とする請求項1記載の枝切
    断具。
  5. 【請求項5】 前記フックが、前記ロッドガイドに着脱
    可能に取り付けられたことを特徴とする請求項1又は請
    求項4記載の枝切断具。
  6. 【請求項6】 支持筒内に往復動可能に収容された作動
    軸と、 この作動軸の先端に固定され、この作動軸と一体に往復
    動して枝を切断する鋸刃と、 前記支持筒の先端側に回動可能に取り付けられ、枝を引
    っかけることができる爪を備えたフックと、 このフックの爪を前記鋸刃から離す方向へ常時回動付勢
    するバネ部材と、 前記フックの回動量を規制するストッパと、 を備えた枝切断具であって、 前記フックの回動支点が、前記作動軸の軸芯に対して偏
    芯した位置に配置され、 前記爪が前記作動軸の軸芯に対して前記回動支点の偏芯
    方向と反対の方向へ出っ張り且つ鋸刃から遠ざかる方向
    へ延びるように、前記フックが前記支持筒の先端側に取
    り付けられると共に、 前記爪が前記鋸刃に対して前記回動支点側へ出っ張らな
    いように、前記フックが前記ストッパで回動規制される
    ことを特徴とする枝切断具。
  7. 【請求項7】 支持筒内に往復動可能に収容された作動
    軸と、 この作動軸に接続され、回転運動を直線運動に変換する
    動力伝達手段と、 前記動力伝達手段を介して前記作動軸に接続され、作動
    軸を往復動させる駆動手段と、 前記作動軸の先端に固定され、この作動軸と一体に往復
    動して枝を切断する鋸刃と、 前記支持筒の先端側端部に固定され、前記作動軸の往復
    動を案内するロッドガイドと、 このロッドガイドに回動可能に取り付けられ、枝を引っ
    かけることができる爪を備えたフックと、 このフックの爪を前記鋸刃から離す方向へ常時回動付勢
    するバネ部材と、 前記フックの回動量を規制するストッパと、 を備えた往復動枝切断機であって、 前記フックの回動支点が、前記作動軸の軸芯に対して偏
    芯した位置に配置され、 前記爪が前記作動軸の軸芯に対して前記回動支点の偏芯
    方向と反対の方向へ出っ張り且つ鋸刃から遠ざかる方向
    へ延びるように、前記フックが前記ロッドガイドに取り
    付けられると共に、 前記爪が前記鋸刃に対して前記回動支点側へ出っ張らな
    いように、前記フックが前記ストッパで回動規制される
    ことを特徴とする往復動枝切断機。
  8. 【請求項8】 前記フックが、前記鋸刃の両側面側にそ
    れぞれ配置されたことを特徴とする請求項7記載の往復
    動枝切断機。
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