JP3183459U - 電気筋肉刺激ベルト - Google Patents

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Abstract

【課題】身体各部への装着が可能な電気筋肉刺激ベルトを提供する。
【解決手段】電気筋肉刺激ベルト10は、8極ベルト20及び7極ベルト30からなる15極ベルト11と、これらのベルトに接続して使用される1極パッド12と、コントローラ13とを含んで構成される。この電気筋肉刺激ベルト10を利用して、利用者は、15極ベルト11を腹部や腰部、臀部等のトリートメント部位に装着して、該トリートメント部位の筋肉をトレーニングすることができるとともに、8極ベルト20を左脚に、7極ベルト30を右脚に、それぞれ装着して、両脚の筋肉を同時にトレーニングすることができる。
【選択図】図1

Description

本考案は、利用者の身体に巻きつけて装着され、該利用者の身体内部の筋肉を電気的に刺激してトリートメントを行う電気筋肉刺激ベルトに関する。
従来、複数の電極が配設され、身体深部の筋肉を電気的に刺激するための電気筋肉刺激ベルトが知られている(例えば、下記特許文献1参照)。この種の電気筋肉刺激ベルトには、ベルト本体の面上に複数の対電極が設けられるとともに、ベルト本体に1つの共通電極が接続される。そして、各対電極が設けられたベルト面を利用者の腹部や腰部、臀部等に当接させて巻きつけるとともに、共通電極を対電極に対向する位置で利用者の身体に当接して固定し、各対電極及び共通電極間に通電を行うことにより、身体深部の筋肉に電気的な刺激を与え、筋肉のトレーニングや痩身のためのトリートメントを行う。
特開2010−1725262号公報
しかしながら、上記した従来の電気筋肉刺激ベルトでは、ベルト本体の長さが固定されているため、装着可能な部位が腹部や腰部、臀部等に限られてしまうという問題があった。また、例えば、脚のトリートメント用にベルト本体の長さを短くした場合、腹部等に装着することはできなくなるため、腹部及び両脚のトリートメントを行いたい場合、長短2種類の電気筋肉刺激ベルトが必要となるうえ、脚のトリートメント時には、片脚ずつしか装着できないという問題があった。
本考案は、以上の点を解決するために、次の構成を採用する。
〈構成〉
本考案に係る電気筋肉刺激ベルトは、利用者の身体内部の筋肉を電気刺激するために、利用者の身体に巻きつけて装着される1以上の第1ベルト本体と、第1ベルト本体の利用者の身体との当接面に配設される複数の第1電極と、第1ベルト本体に電気的に接続可能であり、利用者の身体に当接して固定可能な第1共通電極と、各第1電極のうち少なくとも1つを第1対電極とし、該第1対電極及び第1共通電極間に低周波パルス電圧を供給する第1供給部と、利用者の身体に巻きつけて装着される1以上の第2ベルト本体と、第2ベルト本体の利用者の身体との当接面に配設される複数の第2電極と、第2ベルト本体に電気的に接続可能であり、利用者の身体に当接して固定可能な第2共通電極と、各第2電極のうち少なくとも1つを第2対電極とし、該第2対電極及び第2共通電極間に低周波パルス電圧を供給する第2供給部とを備え、第1ベルト本体及び第2ベルト本体は、それぞれ、互いに係合するための係合手段を有することを特徴とする。
本考案の電気筋肉刺激ベルトによれば、2以上のベルト本体が係合手段により係合され一体化した状態で、腹部や腰部、臀部等に装着して通電可能であるとともに、各ベルト本体を分離した状態においても、それぞれを脚等に装着して通電可能となる。したがって、多数のベルトを所持せずとも、身体各部への装着や両足同時の装着も可能となるため、利便性が向上されるとともに、より効果的な筋肉のトレーニングが可能となる。
本考案の実施例に係る電気筋肉刺激ベルトの概略構成図である。 コントローラの外形を示す図である。 コントローラの接続例を示す部分構成図である。 8極ベルトの外形を示す図である。 7極ベルトの外形を示す図である。 8極ベルト及び7極ベルトの係合例を示す説明図である。 8極ベルトの接続例を示す概略構成図である。 8極ベルトの接続例を示す部分構成図(その1)である。 8極ベルトの接続例を示す部分構成図(その2)である。 7極ベルトの接続例を示す概略構成図である。 7極ベルトの接続例を示す部分構成図(その1)である。 7極ベルトの接続例を示す部分構成図(その2)である。 本考案の実施例に係る電気筋肉刺激ベルトのコントローラの機能構成を示すブロック図である。 定常パルス信号の信号パターンを示す説明図である。 EMS信号の信号パターンを示す説明図である。 5極回転モードの出力パターンを示す説明図である。 サージモードの出力パターンを示す説明図である。 電気筋肉刺激ベルトの装着例を示す図(その1)である。 電気筋肉刺激ベルトの装着例を示す図(その2)である。 電気筋肉刺激ベルトの装着例を示す図(その3)である。 電気筋肉刺激ベルトの装着例を示す図(その4)である。 電気筋肉刺激ベルトの装着例を示す図(その5)である。 各導電部及び1極パッド間の通電を説明する図である。
以下、本考案の実施形態を、図を用いて詳細に説明する。本実施例では、8の電極を有する8極ベルトを第1ベルト本体とし、7の電極を有する7極ベルトを第2ベルト本体とする場合を例に、説明を行う。
図1は、本考案の実施例に係る電気筋肉刺激ベルトの概略構成図である。
本実施例の電気筋肉刺激ベルト10は、図1に示されるように、8極ベルト20及び7極ベルト30からなる15極ベルト11と、これらのベルトに接続して使用される1極パッド12と、コントローラ13とを含んで構成される。
この電気筋肉刺激ベルト10を利用して、利用者は、15極ベルト11を腹部や腰部、臀部等のトリートメント部位に装着して、該トリートメント部位の筋肉をトレーニングすることができるとともに、8極ベルト20を左脚に、7極ベルト30を右脚に、それぞれ装着して、両脚の筋肉を同時にトレーニングすることができる。
図2は、コントローラの外形を示す図であり、図3は、コントローラの接続例を示す部分構成図である。
図2(a)は、コントローラ13の側面部13aを示す図であり、図2(b)は、コントローラ13の正面部13bを示す図である。また、図2(c)は、コントローラ13の側面部13cを示す図である。
また、図3(a)は、後述するCH1の使用時におけるコントローラ13の側面部13aを示す図であり、図3(b)は、後述するCH2の使用時に対応する図である。更に、図3(c)は、CH1及びCH2を同時に使用する場合に対応している。
コントローラ13は、CH1A(チャネル1A)、CH1B(チャネル1B)及びCH2A(チャネル2A)、CH2B(チャネル2B)からなる4つの出力系を有し、低周波パルス信号を出力して、8極ベルト20、7極ベルト30及び1極パッド12への低周波パルス電圧の供給を行う。以下、CH1A及びCH1Bを総称してCH1(チャネル1)と記し、CH2A及びCH2Bを総称してCH2(チャネル2)と記すこととする。
コントローラ13の側面部には、図2(a)に示されるように、4つの差込口40−1a、40−1b、40−2a、40−2bがそれぞれ設けられている。
差込口40−1aは、CH1Aの出力口である。本実施例では、差込口40−1aの近傍には、図3(a)に示されるように、識別用の赤色ラベル41−1aが貼付される。そして、差込口40−1aは、接続コード18−1の片側端部に設けられた赤色のプラグ18−1bを挿入して使用される。
差込口40−1bは、CH1Bの出力口である。本実施例では、差込口40−1bの近傍には、図3(a)に示されるように、識別用の黒色ラベル41−1bが貼付される。そして、差込口40−1bは、接像コード18−2の片側端部に設けられた黒色のプラグ18−2bを挿入して使用される。
差込口40−2aは、CH2Aの出力口である。本実施例では、差込口40−2aの近傍には、図3(b)に示されるように、識別用の緑色ラベル41−2aが貼付される。そして、差込口40−2aは、接続コード19−1の片側端部に設けられた緑色のプラグ19−1bを挿入して使用される。
差込口40−2bは、CH2Bの出力口である。本実施例では、差込口40−2bの近傍には、図3(b)に示されるように、識別用の黄色ラベル41−2bが貼付される。そして、差込口40−2bは、接像コード19−2の片側端部に設けられた黄色のプラグ19−2bを挿入して使用される。
コントローラ13は、これらの差込口40−1a、40−1b、40−2a、40−2bを介して、トリートメント部位の筋肉に電気刺激を与えるべく、低周波パルス電圧の供給を行う。
コントローラ13の正面部13bには、図2(b)に示されるように、液晶パネル42と、6つの操作ボタンとが、それぞれ設けられている。
電源ボタン43は、コントローラ13の電源をON/OFFするための操作ボタンである。
モードボタン44は、動作モードを選択するための操作ボタンである。
本実施例の電気筋肉刺激ベルト10は、トリートメント部位や体型等に応じて選択可能な15の動作モードを有する。利用者は、電源ボタン43を押下して、電源をONにした後、モードボタン44を押下して、所望の動作モードを選択する。動作モードが選択されると、その識別番号であるモード番号が、液晶パネル42のモード表示部42aに表示される。
本実施例では、モード番号「1」〜「12」は、脚をトリートメント部位とする「美脚モード」に対応する。各モード番号は、利用者の脚の筋肉量や脂肪量、所望のトリートメント回数等に応じて選択される。また、モード番号「13」は、腹部及び横腹部をトリートメント部位とする「腹・横腹モード」に対応する。モード番号「14」は、腰部及び横腹部をトリートメント部位とする「腰・横腹モード」に対応する。更に、モード番号「15」は、臀部をトリートメント部位とする「ヒップモード」に対応する。
尚、モード番号「13」〜「15」に対応するトリートメント部位、すなわち腹部や腰部、臀部等を総称して、ウエストと記すこととする。
ボリューム設定ボタン45a、45bは、CH1の出力レベル、すなわち差込口40−1a及び40−1bを介する出力の出力レベルを設定するための操作ボタンであり、ボリューム設定ボタン46a、46bは、CH2の出力レベル、すなわち差込口40−2a及び40−2bを介する出力の出力レベルを設定するための操作ボタンである。本実施例の電気筋肉刺激ベルト10では、0〜40段階の出力レベルを設定可能である。CH1に設定された出力レベルは、液晶パネル42のレベル表示部42cに表示され、CH2に設定された出力レベルは、レベル表示部42dに表示される。
液晶パネル42は、上記したモード表示部42a及びレベル表示部42c、42dの他に、タイマ表示部42bを有する。タイマ表示部42bには、動作時間の残り時間が表示される。尚、本実施例の電気筋肉刺激ベルト10では、1回のトリートメント処理に要する動作時間は、15分に設定されている。
コントローラ13の側面部13cには、図2(c)に示されるように、接続口47が設けられている。接続口47には、図1に示されるように、電源コード48が接続される。
次に、15極ベルト11の構成について、説明する。
15極ベルト11は、図1に示されるように、8極ベルト20及び7極ベルト30から構成される。
まず、8極ベルト20の構成について、図1及び図4を用いて説明する。
図4は、8極ベルトの外形を示す図である。
図4(a)は、8極ベルト20の導電部面の構成を示す図であり、図4(b)は、8極ベルト20の外側面の構成を示す図である。導電部面及び外側面については、後述する。
8極ベルト20は、利用者の左脚に巻きつけて装着するためのベルトであり、図4(a)に示されるように、第1ベルト本体としてのベルト本体21と、第1電極としての8の導電部22−1〜8と、第1接続部23−1及び第2接続部23−2からなる接続部23と、通電コード24とを備えている。
導電部22−1〜8は、それぞれ導電性ゴムからなり、8極ベルト20のベルト本体21において、片側表面の所定位置に縫いつけられて配設されている。これらの導電部22−1〜8には、それぞれ、図示せぬ通電コードが接続されている。本実施例では、8極ベルト20のベルト本体21において、各導電部22−1〜8が設けられた面を、導電部面21aと記すこととし、その裏面を、外側面21bと記すこととする。図1には、8極ベルト20の導電部面21aが示されている。
8の導電部22−1〜8のうち、4の導電部22−1〜4は、図1及び図4(a)に示されるように、ベルト本体21の長手方向に略直線状に所定間隔で配列される。ここで、各導電部22−1〜4は、ベルト本体21の短手方向において、接続部23側に配置されている。
8の導電部22−1〜8のうち、他の4の導電部22−5〜8は、図1及び図4(a)に示されるように、ベルト本体21の長手方向にジグザグ状に所定間隔で配列される。これら4の導電部22−5〜8のうち、2の導電部22−5、22−7は、ベルト本体21の短手方向において、中央部付近に配置され、導電部22−5は導電部22−2に対応する位置に、導電部22−7は導電部22−3に対応する位置に、それぞれ配置される。また、他の2の導電部22−6、22−8は、ベルト本体21の短手方向において、接続部23と反対側に配置され、導電部22−6は導電部22−3に対応する位置に配置される。
また、本実施例では、8の導電部22−1〜8のうち、6の導電部22−1〜5及び22−7は、8極ベルト20のベルト本体21と同系色の糸を用いて、該ベルト本体21の所定位置に縫いつけられるが、導電部22−6は、識別用の青糸により縫いつけられ、導電部22−8は、識別用の赤糸により縫いつけられる。
8極ベルト20のベルト本体21は、図4(a)及び図4(b)に示されるように、その長手方向の片側端部に、二又状に形成された1対の帯片部21c、21dを有する。上記した8の導電部22−1〜8は、図4(a)に示されるように、ベルト本体21の長手方向において、接続部23を間に帯片部21c、21dとは反対側に配置されている。
各帯片部21c、21dの先端部には、図4(a)に示されるように、ベルト本体21の導電部面21a側に、ベロクロファスナ25−1、25−2がそれぞれ設けられている。更に、各帯片部21c、21dの導電部面21a側には、補助ベルト26−1、26−2がそれぞれ設けられている。これらの補助ベルト26−1、26−2の先端部にも、それぞれベロクロファスナ27−1、27−2が設けられている。帯片部21c、21d及び補助ベルト26−1、26−2は、利用者が8極ベルト20を装着する際に、ベルト本体21を確実に肌に密着させて固定させるために使用される。
更に、8極ベルト20のベルト本体21の外側面21b側には、図4(b)に示されるように、各帯片部21c、21dを含まぬ片側端部に、ベロクロファスナ28が設けられている。このベロクロファスナ28は、導電部面21aに設けられた各ベロクロファスナ25−1、25−2、27−1、27−2や、後述する7極ベルト30の導電部面30aに設けられた各ベロクロファスナ35−1、35−2、37−1、37−2と係合する。
8極ベルト20の外側面21b側のベロクロファスナ28上には、更に、係合手段としてのファスナ14−1が、図4(b)に示されるように、ベルト本体21の短手方向に縫いつけられて配設される。このファスナ14−1については、後述する。
次に、7極ベルト30の構成について、図1及び図5を用いて説明する。
図5は、7極ベルトの外形を示す図である。
図5(a)は、7極ベルト30の導電部面の構成を示す図であり、図5(b)は、7極ベルト30の外側面の構成を示す図である。
7極ベルト30は、利用者の右脚に巻きつけて装着するためのベルトであり、図5(a)に示されるように、第2ベルト本体としてのベルト本体31と、第2電極としての7の導電部32−1〜7と、第1接続部33−1及び第2接続部33−2からなる接続部33と、通電コード34とを備えている。
導電部32−1〜7は、それぞれ導電性ゴムからなり、7極ベルト30のベルト本体31において、片側表面の所定位置に縫いつけられて配設されている。これらの導電部32−1〜7には、それぞれ、図示せぬ通電コードが接続されている。本実施例では、7極ベルト30のベルト本体31において、各導電部32−1〜7が設けられた面を、導電部面31aと記すこととし、その裏面を、外側面31bと記すこととする。図1には、7極ベルト30の導電部面31aが示されている。
7の導電部32−1〜7のうち、4の導電部32−1〜4は、図1及び図5(a)に示されるように、ベルト本体31の長手方向に略直線状に所定間隔で配列される。ここで、各導電部32−1〜4は、ベルト本体31の短手方向において、接続部33側に配置されている。
7の導電部32−1〜7のうち、他の3の導電部32−5〜7は、図1及び図5(a)に示されるように、ベルト本体31の長手方向にジグザグ状に所定間隔で配列される。これら3の導電部32−5〜7のうち、2の導電部32−5、32−7は、ベルト本体31の短手方向において、中央部付近に配置され、導電部32−5は導電部32−2に対応する位置に、導電部32−7は導電部32−3に対応する位置に、それぞれ配置される。また、他の導電部32−6は、ベルト本体31の短手方向において、接続部33と反対側で、導電部32−3に対応する位置に配置される。
また、本実施例では、7の導電部32−1〜7のうち、6の導電部32−1〜5及び32−7は、7極ベルト30のベルト本体31と同系色の糸を用いて、該ベルト本体31の所定位置に縫いつけられるが、導電部32−6は、識別用の青糸により縫いつけられる。
7極ベルト30のベルト本体31は、図5(a)及び図5(b)に示されるように、その長手方向の片側端部に、二又状に形成された1対の帯片部31c、31dを有する。上記した7の導電部32−1〜7は、図5(a)に示されるように、ベルト本体31の長手方向において、接続部33を間に帯片部31c、31dとは反対側に配置されている。
各帯片部31c、31dの先端部には、図5(a)に示されるように、ベルト本体31の導電部面31a側に、ベロクロファスナ35−1、35−2がそれぞれ設けられている。更に、各帯片部31c、31dの導電部面31a側には、補助ベルト36−1、36−2がそれぞれ設けられている。これらの補助ベルト36−1、36−2の先端部にも、それぞれベロクロファスナ37−1、37−2が設けられている。帯片部31c、31d及び補助ベルト36−1、36−2は、利用者が7極ベルト30を装着する際に、ベルト本体31を確実に肌に密着させて固定させるために使用される。
また、7極ベルト30のベルト本体31の導電部面31a側には、係合手段としてのファスナ14−2が、図5(a)に示されるように、帯片部31c、31dと接続部33との間に、短手方向に縫いつけられて配設される。このファスナ14−2については、後述する。
更に、7極ベルト30のベルト本体31の外側面31b側には、図5(b)に示されるように、各帯片部31c、31dを含まぬ片側端部に、ベロクロファスナ38が設けられている。このベロクロファスナ38は、導電部面31aに設けられた各ベロクロファスナ35−1、35−2、37−1、37−2や、8極ベルト20の導電部面21aに設けられた各ベロクロファスナ25−1、25−2、27−1、27−2と係合する。
また、7極ベルト30の通電コード34には、識別用のタグ34aが添付される。本実施例では、タグ34aには、ウエストのトリートメント時に当該通電コード34に1極パッド12を接続して使用することを示すメッセージが記載されている。
上記した8極ベルト20及び7極ベルト30は、利用者の左脚及び右脚にそれぞれ装着して使用可能であるとともに、図1に示されるように、互いに係合した状態で、15極ベルト11としてウエストに装着して使用することも可能である。次に、8極ベルト20及び7極ベルト30を係合させて15極ベルト11とする場合について、図6を用いて説明する。
図6は、8極ベルト及び7極ベルトの係合例を示す説明図である。
8極ベルト20及び7極ベルト30を係合する場合、利用者は、8極ベルト20の外側面20bに設けられたファスナ14−1と、7極ベルト30の導電部面30aに設けられたファスナ14−2との位置を合わせて、8極ベルト20の外側面20a及び7極ベルト30の導電部面30bを重ね合わせた後、8極ベルト20を、ファスナ14−1の位置で矢印Aのように折り曲げる(図6(a))。
この状態で、利用者は、ファスナ14−1及びファスナ14−2を係合させる(図6(b))。8極ベルト20のファスナ14−1と7極ベルト30のファスナ14−2とは、対になっており、互いに係合することにより、8極ベルト20及び7極ベルト30をつなぎ合わせることができる。
ファスナ14−1及び14−2を係合させた後、利用者は、折り曲げていた8極ベルト20を、矢印Bのように戻す(図6(c))。このように、8極ベルト20及び7極ベルト30は互いに係合して一体のベルト、すなわち15極ベルト11を構成することとなる。
上記のように係合された15極ベルト11は、図1及び図6(c)に示されるように、第3ベルト本体としてのベルト本体に、15の導電部、すなわち8極ベルト20の導電部22−1〜8及び7極ベルト30の導電部32−1〜7を有することとなる。これら15の導電部22−1〜8及び32−1〜7のうち、8の導電部22−1〜4及び32−1〜4は、15極ベルト11の長手方向に略直線状に配列される。また、7の導電部22−5〜8及び32−5〜7は、15極ベルト11の長手方向にジグザグ状に所定間隔で配列される。
続いて、8極ベルト20、7極ベルト30及び15極ベルト11とコントローラ13との接続について、説明する。
まず、8極ベルト20の第1接続部23−1にコントローラ13を接続する場合について、図7及び図8を用いて説明する。
図7は、8極ベルトの接続例を示す概略構成図であり、図8は、8極ベルトの接続例を示す部分構成図(その1)である。
図8(a)は、8極ベルト20の第1接続部23−1にコントローラ13を接続する場合を示し、図8(b)は、8極ベルト20の接続部23の部分拡大図である。
8極ベルト20の接続部23は、図4(a)及び図7に示されるように、第1接続部23−1及び第2接続部23−2を有する。本実施例では、第1接続部23−1は、8極ベルト20を単独で使用する場合、すなわち8極ベルト20を左脚に装着して、脚のトリートメントを行う場合に使用される。
第1接続部23−1は、図8(a)及び図8(b)に示されるように、ベルト本体21の側面方向に、2つの入力用の接続口23−1a、23−1bを備えている。また、第1接続部23−1には、各接続口23−1a、23−1bの近傍に、識別用の赤色ラベル23−1c及び黒色ラベル23−1dが、それぞれ貼付される。
8極ベルト20を左脚に装着して使用する場合、第1接続部23−1の各接続口23−1a、23−1bには、図7、図8(a)及び図8(b)に示されるように、2本の接続コード18−1、2からなる接続コード18が接続される。
接続コード18−1は、両端部にそれぞれプラグ18−1a、18−1bを有する。本実施例では、これらのプラグ18−1a、18−1bは、赤色のプラグである。このうち、プラグ18−1bが、コントローラ13において、CH1Aに対応する差込口40−1aに接続される(図3(a))。また、この接続コード18−1の他のプラグ18−1aは、第1接続部23−1の接続口23−1aに挿入されて、コントローラ13に電気的に接続される(図8(a)及び図8(b))。
接続コード18−2は、両端部にそれぞれプラグ18−2a、18−2bを有する。本実施例では、これらのプラグ18−2a、18−2bは、黒色のプラグである。このうち、プラグ18−2bが、コントローラ13において、CH1Bに対応する差込口40−1bに接続される(図3(a))。また、この接続コード18−2の他のプラグ18−2aは、第1接続部23−1に設けられたもう一つの接続口23−1bに挿入されて、コントローラ13に電気的に接続される(図8(a)及び図8(b))。
第1接続部23−1には、また、通電コード24が接続されている。この通電コード24は、接続口23−1bの出力側に接続され、その端部が、図7及び図8(a)に示されるように、1極パッド12に挿入される。1極パッド12は、円盤状の導電性ゴムからなり、通電コード24を介してベルト本体21及びコントローラ13に電気的に接続され、第1共通電極として使用される。
第1接続部23−1の接続口23−1aの出力側には、図示せぬ3本の通電コードが接続されている。これらの通電コードは、それぞれ、8極ベルト20に配設された8の導電部22−1〜8のうち、3の導電部22−2、22−5及び22−6に接続される。
接続口23−1bの出力側にも、同様に、図示せぬ3本の通電コードが接続されている。このうち2本の通電コードは、それぞれ、8の導電部22−1〜8のうち、2の導電部22−4及び22−7に接続され、他の1本の通電コードは、上記した1極パッド12に挿入される通電コード24に接続する。
第1接続部23の各接続口23−1a、23−1bに接続される5の導電部22−2、22−4、22−5、22−6及び22−7は、第1対電極として、第1共通電極としての1極パッド12と対をなして、CH1に対応する5チャネルの出力系を構成する。ここで、5の導電部22−2、22−4〜7は、図7に示されるように、8極ベルト20の導電部面21aにおいて、円弧に沿って所定間隔で配列される。
続いて、7極ベルト30の第1接続部33−1にコントローラ13を接続する場合について、図10及び図11を用いて説明する。
図10は、7極ベルトの接続例を示す概略構成図であり、図11は、7極ベルトの接続例を示す部分構成図(その1)である。
図11(a)は、7極ベルト30の第1接続部33−1にコントローラ13を接続する場合を示し、図11(b)は、7極ベルト30の接続部33の部分拡大図である。
7極ベルト30の接続部33は、図5(a)及び図10に示されるように、第1接続部33−1及び第2接続部33−2を有する。本実施例では、第1接続部33−1は、7極ベルト30を単独で使用する場合、すなわち7極ベルト30を右脚に装着して、脚のトリートメントを行う場合に使用される。
第1接続部33−1は、図11(a)及び図11(b)に示されるように、ベルト本体31の側面方向に、2つの入力用の接続口33−1a、33−1bを備えている。また、第1接続部33−1には、各接続口33−1a、33−1bの近傍に、識別用の緑色ラベル33−1c及び黄色ラベル33−1dが、それぞれ貼付される。
7極ベルト30を右脚に装着して使用する場合、第1接続部33−1の各接続口33−1a、33−1bには、図10、図11(a)及び図11(b)に示されるように、2本の接続コード19−1、2からなる接続コード19が接続される。
接続コード19−1は、両端部にそれぞれプラグ19−1a、19−1bを有する。本実施例では、これらのプラグ19−1a、19−1bは、緑色のプラグである。このうち、プラグ19−1bが、コントローラ13において、CH2Aに対応するアース用の差込口40−2aに接続される(図3(b))。また、この接続コード19−1の他のプラグ19−1aは、第1接続部33−1の接続口33−1aに挿入されて、コントローラ13に電気的に接続される。(図11(a)及び図11(b))。
接続コード19−2は、両端部にそれぞれプラグ19−2a、19−2bを有する。本実施例では、これらのプラグ19−2a、19−2bは、黄色のプラグである。このうち、プラグ19−2bが、コントローラ13において、CH2Bに対応する差込口40−2bに接続される(図3(b))。この接続コード19−2の他のプラグ19−2aは、第1接続部33−1に設けられたもう一つの接続口33−1bに挿入されて、コントローラ13に電気的に接続される(図11(a)及び図11(b))。
第1接続部33−1には、また、通電コード34が接続されている。この通電コード34は、接続口33−1bの出力側に接続され、その端部が、図10及び図11(a)に示されるように、1極パッド12に挿入される。1極パッド12は、通電コード34を介してベルト本体31及びコントローラ13に電気的に接続され、第1共通電極として使用される。
第1接続部33の接続口33−1aの出力側には、図示せぬ3本の通電コードが接続されている。これらの通電コードは、それぞれ、7極ベルト30に配設された7の導電部32−1〜7のうち、3の導電部32−1、32−5及び32−6に接続される。
接続口33−1bの出力側にも、同様に、図示せぬ3本の通電コードが接続されている。このうち2本の通電コードは、それぞれ、7の導電部32−1〜7のうち、2の導電部32−3及び32−7に接続され、他の通電コードは、上記した1極パッドに挿入される通電コード24に接続する。
第1接続部33の各接続口33−1a、33−1bに接続される5の導電部32−1、32−3、32−5、32−6及び32−7は、第2対電極として、第2共通電極としての1極パッド12と対をなして、CH2に対応する5チャネルの出力系を構成する。ここで、5の導電部32−1、32−3、32−5〜7は、図10に示されるように、7極ベルト30の導電部面31aにおいて、円弧に沿って所定間隔で配列される。
次に、8極ベルト20の第2接続部23−2にコントローラ13を接続する場合について、図1及び図9を用いて説明する。
図9は、8極ベルトの接続例を示す部分構成図(その2)である。
図9(a)は、8極ベルト20の第2接続部23−2にコントローラ13を接続する場合を示し、図9(b)は、8極ベルト20の接続部23の部分拡大図である。
接続部23の第2接続部23−2は、本実施例では、8極ベルト20及び7極ベルト30を係合して、15極ベルト11としてウエストに装着し、ウエスト、すなわち腹部や腰部、臀部等のトリートメントを行う場合に使用される。
第2接続部23−2は、第1接続部23−1と同様に、ベルト本体21の側面方向に、2つの入力用の接続口23−2a、23−2bを備えている(図9(a)及び図9(b))。また、第2接続部23−2には、各接続口23−2a、23−2bの近傍に、識別用の赤色ラベル23−2c及び黄色ラベル23−2dが、それぞれ貼付される。
15極ベルト11をウエストに装着して使用する場合、8極ベルト20の第2接続部23−2の各接続口23−2a、23−2bには、図1、図9(a)及び図9(b)に示されるように、接続コード18−1及び接続コード19−2が接続される。
接続口23−2aは、腹部をトリートメント部位とする場合に使用される接続口である。接続口23−2aには、接続コード18−1の赤色のプラグ18−1aが挿入されて、コントローラ13に電気的に接続される(図9(a)及び図9(b))。
接続口23−2bは、横腹部をトリートメント部位とする場合に使用される接続口である。接続口23−2bには、接続コード19−2の黄色のプラグ19−2aが挿入されて、コントローラ13に電気的に接続される(図9(a)及び図9(b))。
接続口23−2aの出力側には、図示せぬ3本の通電コードが接続されている。これらの通電コードは、それぞれ、8極ベルト20に配設された8の導電部22−1〜8のうち、3の導電部22−4、22−7及び22−8に接続される。
接続口23−2bの出力側にも、図示せぬ3本の通電コードが接続されている。これらの通電コードは、それぞれ、8の導電部22−1〜8のうち、3の導電部22−1、22−2及び22−3に接続される。
更に、7極ベルト30の第2接続部33−2にコントローラ13を接続する場合について、図1及び図12を用いて説明する。
図12は、7極ベルトの接続例を示す部分構成図(その2)である。
図12(a)は、7極ベルト30の第2接続部33−2にコントローラ13を接続する場合を示し、図12(b)は、7極ベルト30の接続部33の部分拡大図である。
接続部33の第2接続部33−2は、本実施例では、8極ベルト20及び7極ベルト30を係合して、15極ベルト11としてウエストに装着し、ウエスト、すなわち腹部や腰部、臀部等のトリートメントを行う場合に使用される。
第2接続部33−2は、第1接続部33−1と同様に、ベルト本体31の側面方向に、2つの入力用の接続口33−2a、33−2bを備えている(図12(a)及び図12(b))。また、第2接続部33−2には、各接続口33−2a、33−2bの近傍に、識別用の緑色ラベル33−2c及び黒色ラベル33−2dが、それぞれ貼付される。
15極ベルト11をウエストに装着して使用する場合、7極ベルト30の第2接続部33−2の各接続口33−2a、33−2bには、図1、図12(a)及び図12(b)に示されるように、接続コード19−1及び接続コード18−2が接続される。
接続口33−2aは、横腹部をトリートメント部位とする場合に使用される接続口である。接続口33−2aには、接続コード19−1の緑色のプラグ19−1aが挿入され、コントローラ13に電気的に接続される(図12(a)及び図12(b))。
接続口33−2bは、腹部をトリートメント部位とする場合に使用される接続口である。
接続口33−2bには、接続コード18−2の黒色のプラグ18−2aが挿入されて、コントローラ13に電気的に接続される(図12(a)及び図12(b))。
接続口33−2aの出力側には、図示せぬ3本の通電コードが接続されている。これらの通電コードは、それぞれ、7極ベルト30に配設された7の導電部32−1〜7のうち、3の導電部32−2、32−3及び32−4に接続される。
接続口33−2bの出力側にも、図示せぬ3本の通電コードが接続されている。このうち2本の通電コードは、それぞれ、7の導電部32−1〜7のうち、2の導電部32−1及び32−5に接続され、他の1本の通電コードは、1極パッド12に挿入される通電コード34に接続する。
ここで、8極ベルト20の接続口23−2aに接続される各導電部22−4、22−7及び22−8と、7極ベルト30の接続口33−2bに接続される各導電部32−1及び32−5とは、図1に示されるように、15極ベルト11において、円弧に沿って所定間隔で配列される。これらの5の導電部22−4、22−7、22−8、32−1及び32−5は、第3対電極として、同じく7極ベルト30の接続口33−2bに接続される1極パッド12を第3共通電極として、CH1に対応する5チャネルの出力系を構成する。
また、8極ベルト20の接続口23−2bに接続される各導電部22−1、22−2及び22−3と、7極ベルト30の接続口33−2aに接続される各導電部32−2、32−3及び32−4とは、図1に示されるように、15極ベルト11の長手方向において、円弧に沿って配列された5つの導電部22−4、22−7、22−8、32−1及び32−5を間に、略直線状に配列される。これらの6の導電部22−1〜3、32−2〜4のうち、5の導電部22−1、22−2、32−2、32−3及び32−4は、第4対電極として、第4共通電極としての導電部22−3と対をなして、CH2に対応する5チャネルの出力系を構成する。
次に、コントローラ13の制御系統について、図13を用いて説明する。
図13は、本考案の実施例に係る電気筋肉刺激ベルトのコントローラの機能構成を示すブロック図である。
コントローラ13は、図13に示されるように、電源回路49、スイッチ回路50、ブザー回路51、表示パネル部52、チャネル制御部53−1、チャネル制御部53−2及び制御部54を含んで構成される。
電源回路49は、電源コード48(図1)を介して商用交流電源に接続し、各部への電力供給を行う回路である。
スイッチ回路50は、電源ボタン43、モードボタン44及びボリューム設定ボタン45a、45b、46a、46bの各操作ボタンを含んで構成される。スイッチ回路50は、各操作ボタンの操作に基づき、対応する信号を生成し、制御部54に入力する。
ブザー回路51は、制御部54の制御に基づき、ブザー音を出力し、動作時間の終了やエラー発生等の報知を行う。
表示パネル部52は、液晶パネル42及び図示せぬパネル駆動回路を含み、制御部54の制御に基づき、選択された動作モードのモード番号や出力レベル、残り時間等の表示を行う。
チャネル制御部53−1及びチャネル制御部53−2は、制御部54の制御に基づき、低周波パルス信号の出力を制御する回路からなる。
チャネル制御部53−1は、CH1の出力口である各差込口40−1a、40−1bを介する出力を制御するために、定常パルス信号発生部55−1、EMS信号発生部56−1及び出力制御部57−1を備えている。
同様に、チャネル制御部53−2は、CH2の出力口である各差込口40−2a、40−2bを介する出力を制御するために、定常パルス信号発生部55−2、EMS信号発生部56−2及び出力制御部57−2を備えている。
チャネル制御部53−1は、制御部54の制御に基づき、第1供給部及び第3供給部として、CH1の出力を制御する。また、チャネル制御部53−2は、制御部54の制御に基づき、第2供給部及び第4供給部として、CH2の出力を制御する。
定常パルス信号発生部55−1、55−2は、定常パルス信号を発生させる回路からなる。
図14は、定常パルス信号の信号パターンを示す説明図である。
定常パルス信号は、図14に示されるように、所定の振幅電圧Vp及びパルス幅Wpを有するプラス及びマイナス電圧の各パルス信号からなり、パルス周波数fpで出力される。ここで、振幅電圧Vp、パルス幅Wp及びパルス周波数fpは、それぞれパラメータであり、各動作モードに応じて設定される。定常パルス信号は、トリートメント部位の筋肉に、後述する回転刺激を与えるために利用される。
EMS信号発生部56−1、56−2は、EMS信号を発生させる回路からなる。
図15は、EMS信号の信号パターンを示す説明図である。
EMS信号は、図15に示されるように、パルス幅Wpは一定で、出力電圧Vが変調する複数のパルス信号からなる。EMS信号発生部56−1、56−2は、パルス信号の出力電圧Vを0から所定の振幅電圧Vpまで上昇させ、一定時間Th維持した後、Vpから0まで下降させる。その後、休止時間Trをはさんで、次のEMS信号が出力される。出力電圧Vを0からVpまで上昇させるために要する時間を、ランプアップ時間Tuとし、Vpから0まで下降させるために要する時間を、ランプダウン時間Tdとすると、各EMS信号の通電時間Toは、To=Tu+Th+Tdとなる。通電時間To及び休止時間Trは、パラメータであり、各動作モードに応じて設定される。EMS信号は、トリートメント部位の筋肉に、後述するサージ刺激を与えるために利用される。
出力制御部57−1、57−2は、後述する5極回転モード及びサージモードからなる2つの出力モードで、5チャネルの出力系を制御する機能を有する。即ち、出力制御部57−1は、CH1の差込口40−1a、40−1bを介する出力をそれぞれ制御する。また、出力制御部57−2は、CH2の差込口40−2a、40−2bを介する出力をそれぞれ制御する。
図16は、5極回転モードの出力パターンを示す説明図である。
5極回転モードは、トリートメント部位の筋肉に回転刺激を与えるために、図16に示されるように、所定の通電時間To及び休止時間Trからなる1ブロックの出力を、チャネル毎に順に移行させる出力モードである。各ブロックは、図14に示される定常パルス信号を複数含む。各ブロックにおいて、定常パルス信号の振幅電圧Vp及びパルス周波数fpは、それぞれ一定に保たれるが、パルス幅Wpは、所定の時間範囲で変調する。また、各ブロックにおける休止時間Tr及び通電時間Toは、それぞれパラメータであり、各動作モードに応じて設定される。
図17は、サージモードの出力パターンを示す説明図である。
サージモードは、トリートメント部位の筋肉にサージ刺激を与えるために、図15に示されるEMS信号を、図17に示されるように、1パルス毎にチャネルを移行させて出力する出力モードである。各パルス信号の出力電圧Vは、0から振幅電圧Vpの間で変調する。本実施例では、EMS信号のパルス周波数fp、通電時間To及び休止時間Trは、それぞれパラメータであり、各動作モードに応じて設定される。
制御部54は、図13に示されるように、メモリ58及びCPU59を含んで構成される。
メモリ58には、コントローラ13の各部を制御するための各種プログラムやデータ等が記憶されている。
CPU59は、メモリ58のプログラムを実行して、各部の制御を行う。
例えば、メモリ58には、低周波パルス信号の信号データとして、定常パルス信号データ及びEMS信号データが記憶されている。定常パルス信号発生部55−1、55−2は、この定常パルス信号データに基づいて、図14に示される信号パターンの定常パルス信号を発生させる。同様に、EMS信号発生部56−1、56−2は、EMS信号データに基づいて、図15に示される信号パターンのEMS信号を発生させる。
また、メモリ58には、各出力モードに応じて、出力パターンを示すパターンデータが記憶されている。例えば、メモリ58には、5極回転モードに対応して、図16に示される出力パターンを示す回転パターンデータが記憶されている。また、メモリ58には、サージモードに対応して、図17に示される出力パターンを示すサージパターンデータが記憶されている。
更に、メモリ58には、各動作モードに対応して、動作プログラムが記憶されている。これらの動作プログラムにより、5極回転モード及びサージモードの組み合わせデータや、定常パルス信号及びEMS信号のパラメータ値が、動作モード毎に設定される。本実施例の電気筋肉刺激ベルト10のコントローラ13では、メモリ58には、モード番号「1」〜「15」の15の動作モードに対応して、15の動作プログラムが記憶されている。制御部54は、選択された動作モードに対応する動作プログラムに基づいて、各CHにおける低周波パルス信号の出力パターン、すなわち出力レベルや出力タイミングを制御する。
次に、本実施例の電気筋肉刺激ベルト10の動作について、説明する。
ここでは、まず、動作モード「美脚モード」を選択して、利用者の左脚及び右脚へのトリートメントを実行させる場合を例に、説明を行う。
「美脚モード」を選択する場合、すなわち利用者の脚のトリートメントを実行する場合、8極ベルト20及び7極ベルト30は分離した状態で、それぞれ、左脚及び右脚に装着して使用される。以下、両脚同時にトリートメントを実行する場合について、説明する。
8極ベルト20及び7極ベルト30の装着に先立ち、利用者は、まず、接続コード18、19の接続を行う。
コントローラ13には、CH1の差込口40−1a、40−1bに、それぞれ、接続コード18のプラグ18−1b、18−2bが接続され、CH2の差込口40−2a、40−2bに、それぞれ、接続コード19のプラグ19−1b、19−2bが接続される(図3(c))。このとき、利用者は、コントローラ13の側面部13aの各差込口40−1a、40−1b、40−2a及び40−2bの近傍にそれぞれ貼付された識別用のラベル41−1a、41−1b、41−2a及び41−2bの色と、各プラグ18−1b、18−2b、19−1b及び19−2bの色とが一致するように、それぞれの接続を行う。
尚、8極ベルト20のみを使用して、左脚のトリートメントを行う場合、利用者は、CH1の各差込口40−1a、40−1bへの接続コード18の接続のみを行えば良い(図3(a))。同様に、7極ベルト30のみを使用して、右脚のトリートメントを行う場合、利用者は、CH2の各差込口40−2a、40−2bへの接続コード19の接続のみを行えば良い(図3(b))。
接続コード18の他方のプラグ18−1a、18−2aは、それぞれ、8極ベルト20の第1接続部23−1に設けられた接続口23−1a、23−1bに挿入される(図7)。このとき、利用者は、第1接続部23−1の各接続口23−1a及び23−1bの近傍にそれぞれ貼付された識別用のラベル23−1c及び23−1dの色と、各プラグ18−1a及び18−2aの色とが一致するように、それぞれの挿入を行う(図8(a)及び図8(b))。
同様に、接続コード19の他方のプラグ19−1a、19−2aは、それぞれ、7極ベルト30の第1接続部33−1に設けられた接続口33−1a、33−1bに挿入される(図10)。このとき、利用者は、第1接続部33−1の各接続口33−1a及び33−1bの近傍にそれぞれ貼付された識別用のラベル33−1c及び33−1dの色と、各プラグ19−1a及び19−2aの色とが一致するように、それぞれの挿入を行う(図11(a)及び図11(b))。
8極ベルト20の通電コード24の端部は、図7に示されるように、1極パッド12に挿入される。更に、7極ベルト30の通電コード34の端部は、図10に示されるように、他の1極パッド12に挿入される。
尚、各接続コード18、19及び1極パッド12の接続は、8極ベルト20及び7極ベルト30の装着後に行っても良い。
続いて、利用者は、8極ベルト20の各導電部22−1〜8のうち、左脚のトリートメントに使用される導電部、すなわち第1接続部23の各接続口23−1a、23−1bに接続される5の導電部22−2、22−4〜7及び1極パッド12の皮膚との当接面に、導通用ジェルを塗布する。更に、利用者は、左脚のトリートメント部位の皮膚面にも、同様に、導通用ジェルを塗布する。この導通用ジェルは、トリートメント部位における通電性や、導電部の皮膚面への密着性を高めると共に、皮膚を保護して肌荒れを防ぐ役割を果たす。
同様に、7極ベルト30の各導電部32−1〜7のうち、右脚のトリートメントに使用される導電部、すなわち第1接続部33の各接続口33−1a、33−1bに接続される5の導電部32−1、32−3、32−5〜7及び1極パッド12の皮膚との当接面に、導通用ジェルが塗布される。更に、利用者は、右脚のトリートメント部位の皮膚面にも、同様に、導通用ジェルを塗布する。
そして、利用者は、8極ベルト20及び7極ベルト30を、それぞれ、左脚及び右脚に巻きつけて装着する。
ここでは、ふともも前部をトリートメント部位として、まず、7極ベルト30を右脚に装着する場合を例に、図18を用いて説明を行う。
図18は、電気筋肉刺激ベルトの装着例を示す図(その1)である。
利用者は、まず、7極ベルト30を、右脚ふとももに巻きつけて装着する。その際、7極ベルト30は、導電部面31aが皮膚に当接するように、外側面31bを外側に装着される。そして、右脚の前部において、補助ベルト36−1、36−2のベロクロファスナ37−1、37−2(図5(a))を、外側面31bのベロクロファスナ38に仮留めする(図18(a))。
次に、7極ベルト30の装着位置の調整を行う。利用者は、識別用の青糸で縫い付けられた導電部32−6を、トリートメント部位、すなわちふともも前部の中心に配置すべく、7極ベルト30のベルト本体31を仮留め状態のまま動かして、位置調整を行う(図18(b))。
位置調整が完了すると、利用者は、7極ベルト30の導電部面31aが肌に密着し、トリートメントに使用される各導電部32−1、32−3、32−5〜7が固定されるように、補助ベルト36−1、36−2を締め直し、ベロクロファスナ38に係合させる(図18(c))。
次に、利用者は、7極ベルト30の通電コード34に接続された1極パッド12を、7極ベルト20と右脚ふともも後部の皮膚面との間に、挿し込んで固定させる(図18(c))。このとき、利用者は、1極パッド12が、5の導電部32−1、32−3、32−5〜7に対向するふともも後部の皮膚面に当接して固定されるように、1極パッド12の位置調整を行う。
そして、利用者は、7極ベルト30の各帯片部31c、31dを強く引っ張り、帯片部31c、31dのベロクロファスナ35−1、35−2(図5(a))を、ベロクロファスナ38に係合させて固定する(図18(d))。このように、トリートメントに使用される5の導電部32−1、32−3、32−5〜7及び1極パッド12が、トリートメント部位の肌に密着して固定される。
8極ベルト20も同様に、利用者の左脚に巻きつけて装着される。
そして、コントローラ13の電源ボタン43が押下され、電源がONされた後、モードボタン44が押下され、「美脚モード」に対応する各モード番号「1」〜「12」のうち、何れかのモード番号が選択される。また、利用者は、ボリューム設定ボタン45a、45b、46a、46bを操作して、所望の出力レベルを選択する。このとき、CH1に対応するボリューム設定ボタン45a、45bは、8極ベルト20、すなわち左脚のトリートメントに対応し、CH2に対応するボリューム設定ボタン46a、46bは、7極ベルト30、すなわち右脚のトリートメントに対応する。
スイッチ回路50は、利用者による各操作ボタンの操作に基づき、対応する信号を生成して出力する。制御部54は、スイッチ回路50からの入力信号に基づき、表示パネル部52による表示を実行させると共に、選択されたモード番号に対応する動作プログラムを実行して、チャネル制御部53−1及びチャネル制御部53−2に対して、制御を行う。
CH1に対応するチャネル制御部53−1は、メモリ58に記憶されている動作プログラムに基づいて、5極回転モード及びサージモードを組み合わせた所定の出力パターンで、定常パルス信号及びEMS信号を、差込口40−1a及び差込口40−1bを介して出力する。
この出力に伴い、第1対電極となる8極ベルト20の5の導電部22−2、22−4〜7には、第1共通電極となる1極パッド12をGNDとして、右回りで順に電位が付与される。すなわち、導電部22−2、導電部22−5、導電部22−6、導電部22−7及び導電部22−4を順にch1〜ch5として、図16或いは図17に示されるように、低周波パルス信号が出力される。チャネル制御部53−1は、出力先を順に切り替えながら、各導電部22−2、22−4〜7に、プラス及びマイナスのパルス電位を交互に付与する。
同様に、CH2に対応するチャネル制御部53−2は、メモリ58に記憶されている動作プログラムに基づいて、5極回転モード及びサージモードを組み合わせた所定の出力パターンで、定常パルス信号及びEMS信号を、差込口40−2a及び差込口40−2bを介して出力する。
この出力に伴い、第2対電極となる7極ベルト30の5の導電部32−1、32−3、32−5〜7には、第2共通電極となる1極パッド12をGNDとして、右回りで順に電位が付与される。すなわち、導電部32−1、導電部32−5、導電部32−6、導電部32−7及び導電部32−3を順にch1〜ch5として、図16或いは図17に示されるように、低周波パルス信号が出力される。チャネル制御部53−2は、出力先を順に切り替えながら、各導電部32−1、32−3、32−5〜7に、プラス及びマイナスのパルス電位を交互に付与する。
第1対電極としての各導電部22−2、22−4〜7にパルス電位が付与されると、第1共通電極としての1極パッド12との間に、パルス状の電位差、即ちパルス電圧が発生する。また、第2対電極としての各導電部32−1、32−3、32−5〜7にパルス電位が付与されると、第2共通電極としての1極パッド12との間に、パルス電圧が発生する。例えば、8極ベルト20の導電部22−2にプラス電位が付与されると、導電部22−2及び1極パッド12間には、パルス電圧が供給される。このパルス電圧に基づき、導電部22−2から1極パッド12へ、パルス電流が流れることとなる。同様に、導電部22−2にマイナス電位が付与されると、導電部22−2及び1極パッド12間には、逆極性のパルス電圧が生じ、1極パッド12から導電部22−2へ、パルス電流が流れることとなる。
利用者の左脚ふともも前部に当接するように配置された各導電部22−2、22−4〜7と、これらの導電部22−2、22−4〜7に対向すべく左脚ふともも後部に配置された1極パッド12との間に、パルス電流が発生すると、利用者の左脚ふともも前部から後部に向けて、或いは左脚ふともも後部から前部に向けて、低周波パルス電流が流れる。
同様に、利用者の右脚ふともも前部に当接するように配置された各導電部32−1、32−3、32−5〜7と、これらの導電部32−1、32−3、32−5〜7に対向すべく右脚ふともも後部に配置された1極パッド12との間に、パルス電流が発生すると、利用者の右脚ふともも前部から後部に向けて、或いは右脚ふともも後部から前部に向けて、低周波パルス電流が流れる。
このように、8極ベルト20及び7極ベルト30を装着した利用者の両脚内部の筋肉に、電気刺激が付与されることとなる。
15分間の動作時間が終了すると、チャネル制御部53−1及びチャネル制御部53−2は、出力を停止する。そして、制御部54の制御に基づき、ブザー回路51がブザー音を出力して、トリートメント処理の終了を利用者に報知する。これにより、8極ベルト20及び7極ベルト30は、それぞれのトリートメント処理を終了する。
上記のように、電気筋肉刺激ベルト10により、左脚及び右脚にそれぞれ8極ベルト20及び7極ベルト30を装着して通電が行われ、両脚の筋肉に同時に電気刺激が付与される。この電気刺激の付与により、両脚の筋肉へのトレーニング効果を効率的に得ることが可能となり、筋肉量の増加や基礎代謝量の増加等の効果が期待される。
次に、15極ベルト11をウエストに装着してトリートメントを実行する場合について、説明する。
ここでは、まず、動作モード「腹・横腹モード」を選択して、利用者の腹部及び横腹部へのトリートメントを実行させる場合を例に、説明を行う。
利用者は、ベルトの装着に先立ち、まず、8極ベルト20及び7極ベルト30を係合する。図6(a)〜(c)に示されるように、8極ベルト20のファスナ14−1と7極ベルト20のファスナ14−2とを係合させて、8極ベルト20及び7極ベルト30がつなぎ合わせられ、15極ベルト11が形成される。
続いて、利用者は、接続コード18、19の接続を行う。
コントローラ13への各接続コード18、19の接続は、図3(c)に示される脚のトリートメント時と同じであるので、説明を省略する。
尚、腹部へのトリートメントのみを行う場合は、CH1の各差込口40−1a、40−1bへの接続コード18の接続のみを行えば良い(図3(a))。同様に、横腹部へのトリートメントのみを行う場合は、CH2の各差込口40−2a、40−2bへの接続コード19の接続のみを行えば良い(図3(b))。
次に、15極ベルト11への接続コード18、19の接続を行う。
ウエストのトリートメントを行う場合、接続コード18、19の接続には、8極ベルト20の第2接続部23−2及び7極ベルト30の第2接続部33−2が使用される。
8極ベルト20の第2接続部23−2には、接続口23−2aに接続コード18の赤色プラグ18−1aが、接続口23−2bに接続コード19の黄色プラグ19−2aが、それぞれ挿入される(図1)。このとき、利用者は、第2接続部23−2の各接続口23−2a及び23−2bの近傍にそれぞれ貼付された識別用のラベル23−2c及び23−2dの色と、各プラグ18−1a及び19−2aの色とが一致するように、それぞれの挿入を行う(図9(a)及び図9(b))。
同様に、7極ベルト30の第2接続部33−2には、接続口33−2aに接続コード19の緑色プラグ19−1aが、接続口33−2bに接続コード18の黒色プラグ18−2aが、それぞれ挿入される(図1)。このとき、利用者は、第2接続部33−2の各接続口33−2a及び33−2bの近傍にそれぞれ貼付された識別用のラベル33−2c及び33−2dの色と、各プラグ19−1a及び18−2aの色とが一致するように、それぞれの挿入を行う(図12(a)及び図12(b))。
尚、腹部へのトリートメントのみを行う場合は、CH1に対応する接続コード18の接続のみ、すなわち8極ベルト20の接続口23−2a及び7極ベルト30の接続口33−2bへの接続のみを行えば良い。同様に、横腹部へのトリートメントのみを行う場合は、CH2に対応する接続コード19の接続のみ、すなわち8極ベルト20の接続口23−2b及び7極ベルト30の接続口33−2aへの接続のみを行えば良い。
また、利用者は、15極ベルト11への1極パッド12の接続を行う。利用者は、図1に示されるように、タグ34aが添付された7極ベルト30の通電コード34に、1極パッド12を接続する。
尚、横腹部へのトリートメントのみを行う場合は、1極パッド12の接続は不要である。
また、各接続コード18、19及び1極パッド12の接続は、15極ベルト11の装着後に行っても良い。
続いて、利用者は、15極ベルト11の各導電部22−1〜8及び33−1〜7のうち、腹部へのトリートメントに使用される導電部22−4、22−7、22−8、32−1、32−5と、横腹部へのトリートメントに使用される導電部22−1〜3、32−2〜4とに、導通用ジェルを塗布する。また、1極パッド12の皮膚との当接面及び利用者のトリートメント部位の皮膚面にも、同様に、導通用ジェルを塗布する。
そして、利用者は、15極ベルト11を、腹部に巻きつけて装着する。
図19は、電気筋肉刺激ベルトの装着例を示す図(その2)であり、図20は、電気筋肉刺激ベルトの装着例を示す図(その3)である。
利用者は、まず、15極ベルト11を、腹部に巻きつけて装着する。その際、15極ベルト11は、8極ベルト20の導電部面21a及び7極ベルト30の導電部面31aが皮膚に当接するように、外側面21b及び31bを外側に装着される。そして、利用者の身体の前において、補助ベルト26−1、26−2のベロクロファスナ27−1、27−2(図4(a))を、7極ベルト30の外側面31bに設けられたベロクロファスナ38に仮留めする(図19(a))。
次に、15極ベルト11の装着位置の調整を行う。利用者は、8極ベルト20に識別用の赤糸で縫いつけられた導電部22−8を、トリートメント部位、すなわち腹部の中心に配置すべく、15極ベルト11のベルト本体を仮留め状態のまま動かして、位置調整を行う(図19(b)、図20(a))。
位置調整が完了すると、利用者は、15極ベルト11の導電部面21a及び31aが肌に密着し、腹部のトリートメントに使用される各導電部22−4、22−7〜8、32−1、32−5が固定されるように、補助ベルト26−1、26−2を締め直し、ベロクロファスナ38に係合させるとともに、帯片部21c、21dをベロクロファスナ38に係合させる(図19(b))。
次に、利用者は、通電コード34に接続された1極パッド12を、15極ベルト11と背中の皮膚面との間に挿し込んで固定させる。これにより、1極パッド12が、5つの導電部22−4、22−7、22−8、32−1及び32−5に対向する背中、すなわち腰部の皮膚面に、当接して固定されることとなる(図20(b))。
更に、利用者は、15極ベルト11の導電部面21a及び31aが腹部及び横腹部の肌に密着し、腹部及び横腹部のトリートメントに使用される各導電部22−1〜4、22−7〜8、32−1〜5及び1極パッド12が固定されるように、補助ベルト36−1、36−2を締めて、8極ベルト20の外側面21bに設けられたベロクロファスナ28に係合させる(図19(c))。
また、利用者は、7極ベルト30の各帯片部31c、31dを強く引っ張り、帯片部31c、31dのベロクロファスナ35−1、35−2(図19(c))を、ベロクロファスナ28に係合させて固定する(図19(d))。このように、トリートメントに使用される各導電部22−1〜4、22−7〜8、32−1〜5と1極パッド12とが、トリートメント部位の肌に密着して固定される。
そして、コントローラ13の電源ボタン43が押下され、電源がONされた後、モードボタン44が押下され、「腹・横腹モード」に対応するモード番号「13」が選択される。また、利用者は、ボリューム設定ボタン45a、45b、46a、46bを操作して、所望の出力レベルを選択する。ここで、CH1に対応するボリューム設定ボタン45a、45bは、腹部のトリートメントに対応し、CH2に対応するボリューム設定ボタン46a、46bは、横腹部のトリートメントに対応する。
スイッチ回路50は、利用者による各操作ボタンの操作に基づき、対応する信号を生成して出力する。制御部54は、スイッチ回路50からの入力信号に基づき、表示パネル部52による表示を実行させるとともに、選択されたモード番号「13」に対応する動作プログラムを実行して、チャネル制御部53−1及びチャネル制御部53−2に対して、制御を行う。
CH1に対応するチャネル制御部53−1は、メモリ58に記憶されている動作プログラムに基づいて、5極回転モード及びサージモードを組み合わせた所定の出力パターンで、定常パルス信号及びEMS信号を、差込口40−1a及び差込口40−1bを介して出力する。
この出力に伴い、第3対電極となる8極ベルト20の3の導電部22−4、22−7、22−8及び7極ベルト30の2の導電部32−1、32−5には、7極ベルト30の通電コード34に接続された第3共通電極となる1極パッド12をGNDとして、右回りで順に電位が付与される。すなわち、導電部22−4、導電部22−7、導電部22−8、導電部32−5及び導電部32−1を順にch1〜ch5として、図16或いは図17に示されるように、低周波パルス信号が出力される。チャネル制御部53−1は、出力先を順に切り替えながら、各導電部22−4、22−7、22−8、32−1、32−5に、プラス及びマイナスのパルス電位を交互に付与する。
同様に、CH2に対応するチャネル制御部53−2は、メモリ58に記憶されている動作プログラムに基づいて、5極回転モード及びサージモードを組み合わせた所定の出力パターンで、定常パルス信号及びEMS信号を、差込口40−2a及び差込口40−2bを介して出力する。
この出力に伴い、第4対電極となる8極ベルト20の2の導電部22−1、22−2及び7極ベルト30の3の導電部32−2、32−3、32−4には、第4共通電極となる8極ベルト20の1の導電部22−3をGNDとして、右回りで順に電位が付与される。すなわち、導電部22−2、導電部22−1、導電部32−4、導電部32−3及び導電部32−2を順にch1〜ch5として、図16或いは図17に示されるように、低周波パルス信号が出力される。チャネル制御部53−2は、出力先を順に切り替えながら、各導電部22−1、22−2、32−2、32−3、32−4に、プラス及びマイナスのパルス電位を交互に付与する。
第3対電極としての各導電部22−4、22−7〜8、32−1、32−5にパルス電位が付与されると、第3共通電極としての1極パッド12との間に、パルス状の電位差、即ちパルス電圧が発生する。このパルス電圧に基づき、各導電部22−4、22−7〜8、32−1、32−5及び1極パッド12間に、パルス電流が流れることとなる。
図20に示されるように、利用者の腹部に当接するように配置された各導電部22−4、22−7〜8、32−1、32−5と、これらに対向すべく背中側に配置された1極パッド12との間に、パルス電流が発生すると、利用者の腹部から背中に向けて、或いは背中から腹部に向けて、低周波パルス電流が流れる。これにより、利用者の身体内部の筋肉に電気刺激が付与されることとなる。
図23は、各導電部及び1極パッド間の通電を説明する図である。
8極ベルト20の導電部22−4、22−7、22−8及び7極ベルト30の導電部32−5、32−1には、上記したように、プラス及びマイナスの電位が交互に付与される。これにより、これらの導電部22−4、22−7〜8、32−1、32−5が当接する皮膚の表皮層には、図23に示されるように、プラス或いはマイナスの電位が付与されることとなる。対向する裏側の皮膚面には、1極パッド12が当接している。この1極パッド12が、GNDとして作用し、電位が付与された表皮層との間に、低周波パルス電圧が発生することとなる。これにより、導電部22−4、22−7〜8、32−1、32−5の当接面の表皮層と、1極パッド12の当接面との間に、図23に破線で示されるように、低周波パルス電流が発生する。すなわち、利用者の身体内部に低周波パルス電流が流れ、身体深部の筋肉にまで、電気刺激が付与されることとなる。
同様に、左右前後の両横腹部に当接するように配置された各導電部22−1〜2、32−2〜4と、左の横腹部に当接するように配置された導電部22−3との間にパルス電流が発生すると、利用者の身体の左側面から右側面に向けて、或いは右側面から左側面に向けて、身体内部を通過する低周波パルス電流が発生する。これにより、利用者の身体深部の筋肉に、CH1とは異なる方向から、電気刺激が付与されることとなる。
15分間の動作時間が終了すると、チャネル制御部53−1及びチャネル制御部53−2は出力を停止する。そして、制御部54の制御に基づき、ブザー回路がブザー音を出力して、トリートメント処理の終了を利用者に報知する。これにより、15極ベルト11は、トリートメント処理を終了する。
上記のように、電気筋肉刺激ベルト10により、腹部及び背中間と、左右両横腹部間とに、それぞれ通電が行われ、身体内部の筋肉に、複数の方向から電気刺激が付与される。この電気刺激の付与により、体幹部の筋肉へのトレーニング効果が得られ、筋肉量の増加や皮下脂肪の減少、基礎代謝量の増加などの効果が得られる、また、内臓周辺の浮腫や水分量、内臓脂肪の減少が見込まれる。更に、腹部に対して、右回転の回転刺激が付与されることにより、腸の蠕動運動が促され、便秘が解消される等、内臓の活性化が期待される。
動作モード「腰・横腹モード」を選択して、腰部及び横腹部へのトリートメントを実行させる場合、利用者は、コントローラ13を操作して、モード番号「14」を選択する。また、CH1に対応する5つの導電部22−4、22−7、22−8、32−1、32−5が、腰部の皮膚面に当接するように、15極ベルト11を装着する。
図21は、電気筋肉刺激ベルトの装着例を示す図(その4)である。
15極ベルト11は、図21(b)に示されるように、利用者の腰部に装着される。このとき、CH2の各導電部22−1〜3、32−2〜4は、利用者の正面及び背面の左右両横腹部の皮膚面に当接して、固定される。
更に、1極パッド12が、図21(a)に示されるように、15極ベルト11と腹部の皮膚面との間に挿し込まれ、臍の上で固定される、これにより、1極パッド12は、5つの導電部22−4、22−7、22−8、32−1、32−5に対向する腹部の皮膚面に、当接して固定されることとなる。
そして、電気筋肉刺激ベルト10による出力が開始されると、利用者の腰部及び横腹部の皮膚面に電位が付与され、身体内部に通電が行われる。これにより、腰部及び身体内部の筋肉に、電気刺激が付与され、引き締め等の効果が得られる。
また、動作モード「ヒップモード」を選択して、臀部及び横腹部のトリートメントを実行させる場合、利用者は、コントローラ13を操作して、モード番号「15」を選択する。また、CH1に対応する5つの導電部22−4、22−7、22−8、32−1、32−5が、臀部の皮膚面に当接するように、15極ベルト11を装着する。
図22は、電気筋肉刺激ベルトの装着例を示す図(その5)である。
15極ベルト11は、図22(b)に示されるように、利用者の臀部に装着される。このとき、利用者は、臀部全体を持ち上げるように、15極ベルト11を巻きつけて装着する。また、1極パッド12は、図22(a)に示されるように、15極ベルト11と下腹部の皮膚面との間に挿し込まれ、臍の下で固定される。これにより、1極パッド12は、5つの導電部22−4、22−7、22−8、32−1、32−5に対向する下腹部の皮膚面に、当接して固定されることとなる。
そして、電気筋肉刺激ベルト10による出力が開始されると、利用者の臀部及び横腹部の皮膚面に電位が付与され、身体内部に通電が行われる。これにより、臀部及び身体内部の筋肉に、電気刺激が付与され、引き締めやヒップアップ等の効果が得られる。
以上のように、本実施例の電気筋肉刺激ベルト10は、係合分離可能な2つのベルト本体、8極ベルト20及び7極ベルト30を有し、これらを係合して15極ベルト11とすることにより、腹部や腰部、臀部等に装着できるとともに、分離した状態においても、それぞれを脚等に装着できる。また、各ベルトにおいては、複数の導電部22−1〜8及び32−1〜7が、ベルト本体の長手方向に配列されるので、身体サイズの異なる様々な利用者及びトリートメント部位に対して、同一のベルトを使用して、トリートメント処理の実施が可能となる。したがって、1組のベルトにより、様々な利用者の身体各部への装着が可能となるともともに、両脚同時に装着してトリートメント処理を実施することも可能となるので、利便性が向上されるとともに、筋肉の効果的なトレーニングが実現可能となる。
また、8極ベルト20及び7極ベルト30をそれぞれ二以上に係合分離可能に分割する構成としてもよい。これにより、各分割部を腕等の細い部分に装着し、三以上の分割部を係合して腹部等に装着することが可能となる。
尚、本実施例では、GNDとなる第4共通電極として、8極ベルト20の導電部22−3が選択され、該導電部22−3と、第4対電極として選択された各導電部22−1〜2、32−2〜4との間に、パルス電圧が付与されたが、本考案はこれに限定されない。例えば、GNDとして選択する導電部を順に切り替えて、出力を行うことも可能である。これにより、身体内部の筋肉に、より多くの方向から電気刺激を与えることができるので、更なるトリートメント効果を得ることが可能となる。
10 電気筋肉刺激ベルト
11 15極ベルト
12 1極パッド
13 コントローラ
14−1、14−2 ファスナ
20 8極ベルト
22−1〜8 導電部
30 7極ベルト
32−1〜7 導電部

Claims (8)

  1. 利用者の身体内部の筋肉を電気刺激するための電気筋肉刺激ベルトであって、
    前記利用者の身体に巻きつけて装着される1以上の第1ベルト本体と、
    前記第1ベルト本体の前記利用者の身体との当接面に配設される複数の第1電極と、
    前記第1ベルト本体に電気的に接続可能であり、前記利用者の身体に当接して固定可能な第1共通電極と、
    各前記第1電極のうち少なくとも1つを第1対電極とし、該第1対電極及び前記第1共通電極間に低周波パルス電圧を供給する第1供給部と、
    前記利用者の身体に巻きつけて装着される1以上の第2ベルト本体と、
    前記第2ベルト本体の前記利用者の身体との当接面に配設される複数の第2電極と、
    前記第2ベルト本体に電気的に接続可能であり、前記利用者の身体に当接して固定可能な第2共通電極と、
    各前記第2電極のうち少なくとも1つを第2対電極とし、該第2対電極及び前記第2共通電極間に低周波パルス電圧を供給する第2供給部と、
    を備え、
    前記第1ベルト本体及び前記第2ベルト本体は、それぞれ、互いに係合するための係合手段を有する
    ことを特徴とする電気筋肉刺激ベルト。
  2. 前記第1ベルト本体及び前記第2ベルト本体において、
    それぞれの前記係合手段は、互いに係合分離可能な1組のファスナからなることを特徴とする請求項1記載の電気筋肉刺激ベルト。
  3. 前記第1ベルト本体及び前記第2ベルト本体において、
    それぞれの前記係合手段は、互いに係合分離可能な1組のベロクロファスナからなることを特徴とする請求項1記載の電気筋肉刺激ベルト。
  4. 前記第1ベルト本体において、
    各前記第1対電極は、所定間隔で配列され、
    前記第1供給部は、各前記第1対電極及び前記第1共通電極間に、順に低周波パルス電圧の供給を行うことを特徴とする請求項1記載の電気筋肉刺激ベルト。
  5. 前記第2ベルト本体において、
    各前記第2対電極は、所定間隔で配列され、
    前記第1供給部は、各前記第1対電極及び前記第1共通電極間に、順に低周波パルス電圧の供給を行うことを特徴とする請求項1記載の電気筋肉刺激ベルト。
  6. 前記係合手段により係合された前記第1ベルト本体及び前記第2ベルト本体は、前記利用者の身体に巻きつけて装着される第3ベルト本体を形成し、
    各前記第1電極及び各前記第2電極のうち少なくとも1つを第3対電極とし、前記第1共通電極及び前記第2共通電極の何れかを第3共通電極として、各前記第3対電極及び前記第3共通電極間に低周波パルス電圧を供給する第3供給部と、
    各前記第1電極及び各前記第2電極のうち、前記第3対電極を除く各電極の何れかを第4共通電極とし、前記第3対電極及び前記第4共通電極を除く各電極のうち少なくとも1つを第4対電極として、各前記第4対電極及び前記第4共通電極間に低周波パルス電圧を供給する第4供給部と、
    を更に備えることを特徴とする請求項1記載の電気筋肉刺激ベルト。
  7. 前記第3ベルト本体において、
    各前記第3対電極は、所定間隔で配列され、
    前記第3供給部は、各前記第3対電極及び前記第3共通電極間に、順に低周波パルス電圧の供給を行うことを特徴とする請求項6記載の電気筋肉刺激ベルト。
  8. 前記第3ベルト本体において、
    各前記第4対電極は、所定間隔で配列され、
    前記第4供給部は、各前記第4対電極及び前記第4共通電極間に、順に低周波パルス電圧の供給を行うことを特徴とする請求項6記載の電気筋肉刺激ベルト。
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