JP3183402B1 - Pc鋼撚り線接続部の構造及びその施工方法 - Google Patents

Pc鋼撚り線接続部の構造及びその施工方法

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Abstract

【要約】 【課題】PC鋼撚り線の接続部を短くし、かつ長期にわ
たって保護することができ、その作業も容易にできるP
C鋼撚り線接続構造の提供。 【解決手段】PC鋼より線接続具の一方側(一次施工
側)が、コンクリート構造物端部に埋め込まれた円錐状
空洞を内有するソケットをチャックボディとし、その円
錐状空洞内に嵌入された分割された複数のウェッジによ
り前記コンクリート端部に挿設されたPC鋼より線端部
を把持して埋設されてなり、また、前記PC鋼より線接
続具の他方側(二次施工側)が、円錐状空洞を内有する
チャックボディと、その円錐状空洞内に嵌入された分割
された複数のウェッジにより他側のPC鋼より線端部を
把持してなり、かつ前記一方側のチャックボディと他方
側のチャックボディとが接続用ジョイントで螺結されて
なり、そして二次施工側のPC鋼より線接続具が透明樹
脂製シースで覆われ、内部には樹脂遅延硬化性エポキシ
樹脂充填材が充填される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明はプレストレストコンクリー
ト工法におけるPC鋼撚り線接続部の構造及びその施工
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のPC鋼撚り線の接続部は、そのま
ま鋼製カプラーシース内部に収納されて打設コンクリー
ト内に埋設されていた。そしてカプラーシース内部はP
C鋼撚り線が緊張定着された後にセメントグラウトが充
填されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、カプラーシー
ス内部の充填の確認はコンクリート硬化後では全く見え
ないため充填様態の確認と、もし不具合が生じていても
補修はコンクリートをはつらない限り不可能であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、PC鋼
撚り線接続具の接続部をカプラーシース、特に透明なカ
プラーシースで覆い、その中に樹脂充填材を充填してな
ることを特徴とするPC鋼撚り線接続部の構造及びその
施工方法を提供することによって上記課題を解決するも
のである本発明の特徴は、PC鋼撚り線、特にプレグ
ラウトケーブルの接続部を透明なカプラーシースで覆
い、その中に樹脂充填材を充填可能にすると共に充填状
態をカプラーシース外部より視認できるようにし、充填
の不具合があれば、樹脂充填材を注入口から過分に注入
して他方の排出口から一部排出するごとくして十分に充
満させ、又は部分的に注入できるようにし、あるいは直
ちに接続具を分解して作業が修正できるようにしたこと
である
【0005】すなわち本発明は下記構成のPC鋼撚り線
接続部の構造及びその施工方法である。 (1)PC鋼撚り線接続具によるPC鋼撚り線の接続部
を、管壁に樹脂充填材の注入口と排出口を備えた透明な
カプラーシースで覆い、その中に遅延硬化性の樹脂充填
材を充填してなることを特徴とするPC鋼撚り線接続
構造。 (2)樹脂充填材が遅延硬化性エポキシ樹脂であること
を特徴とする前項1に記載のPC鋼撚り線接続部の
造。 (3)樹脂充填材が未硬化時には変形抵抗の小さいグリ
ース状の樹脂であることを特徴とする前項1又は2に記
載のPC鋼撚り線接続部の構造。(4) PC鋼撚り線がプレグラウトケーブルであること
を特徴とする前項1〜のいずれか1項に記載のPC鋼
撚り線接続部の構造。
【0006】(5)PC鋼撚り線接続具によるPC鋼撚
り線の接続部を管壁に遅延硬化性樹脂充填材の注入口と
排出口を備えた透明なカプラーシースで覆い、その中に
前記注入口から樹脂充填材を注入して充満させ、しかる
後、同カプラーシースを含むPC鋼撚り線接続部の全外
周部を打設コンクリートで埋設することを特徴とするP
C鋼撚り線接続部の施工方法。(6) 樹脂充填材が遅延硬化性エポキシ樹脂であること
を特徴とする前項に記載のPC鋼撚り線接続部の施工
方法。(7) PC鋼撚り線がプレグラウトケーブルであること
を特徴とする前項又はに記載のPC鋼撚り線接続
施工方法。
【0007】
【実施例】 次ぎに図1及び図2に基づいて本発明の
施例を説明する。図1は、本発明実施例のPC鋼撚り線
接続部の構造を示す断面図であって、図中2は透明なカ
プラーシースであり、接続用ジョイント3及びチャック
ボディ1、1’の外径よりやや大きい内径を有した本体
部50を有する有底の円筒状をしており、底部にはPC
鋼撚り線挿入口51と充填材注入用の注入口52が設け
られており、筒状部上面近傍には充填材排出口53が設
けられている。また、カプラーシース2の開口部周縁に
は、該カプラーシースをコンクリート構造物C中に埋め
込まれた取付部材(アンカープレート)56に取付ける
ためのフランジ55が設けられている。
【0008】また、透明なカプラーシース2は、圧入さ
れる充填材の圧力に耐え得る材料であれば良いが、充填
された充填材中の空隙の有無を確認し易い透明なプラス
チック材で形成するのが好ましい。また、充填材として
は、好ましくは遅延硬化性(半年〜1年程で硬化)エポ
キシ樹脂が用いられる。充填材は防錆材としての役割を
果たし、かつその硬化後の剛性によって断面性能は向上
する。遅延硬化性エポキシ樹脂充填材は好ましく、構造
物の供与開始時まで(通常、半年ないし1年程度)に硬
化するものが好ましい。充填材としては、充填後しばら
くの間硬化しなく、すなわち接続具によるPC鋼撚り線
同士の接続作業からPC鋼撚り線の緊張等の現場作業中
には硬化すること無く、現場作業後に硬化して剛性を発
現するような遅延硬化型の樹脂が好適に用いられる。ア
クリル樹脂、ポリカーボネート樹脂等であってもそうし
た性質のものであれば用いることができる。また、樹脂
に鉱物粉トナー等のフイラー材を添加混合したものを充
填材として用いることもできる。従来、充填材としてセ
メントミルクが用いられていたが、PC鋼撚り線の緊張
等の現場作業中にセメントミルクが硬化してしまうと接
続具がPC鋼撚り線の引張力に追随して自由に動くのが
妨げられて、プレストレスが正常にコンクリートに導入
されない。また、ウェッジ型の接続具ではウェッジの歯
がPC鋼撚り線に食い込めなくなる。本発明に係る遅延
硬化型の樹脂充填材によれば、そうした問題を解決でき
る。また、PC鋼撚り線として、プレグラウトケーブル
(PC鋼撚り線表面に予め工場にてエポキシ樹脂等のグ
ラウト材を塗り、その上にポリエチレンシースを被せて
同シース内の空隙を無くしたもの)を用いた場合、ケー
ブル挿入口51を含むカプラーシースの両端部にはプレ
グラウトケーブルがあり、PC鋼撚り線4,4’とポリ
エチレンシース8との間隙は遅延硬化型の樹脂等のグラ
ウト材Gによって満たされているので、カプラーシース
2内部に充填された充填材は、PC鋼撚り線4,4’と
ポリエチレンシース8との間に逃げて行くことはない。
【0009】次ぎに、図2に基づいて本発明に係るPC
鋼撚り線の接続具の実施例を説明するに、同接続具10
0は、左右に配設されたチャックボディ1、1’と、ウ
ェッジ13,13’と、両者1,1’を接続する接続用
ジョイント3とによって構成されている。そして、接続
用ジョイント3の一側にはチャックボディ螺着用の雄ね
じ32が形成されており、他側には前記雄ねじとは逆ね
じのチャックボデイ螺着用の雄ねじ33が形成されてい
る。
【0010】チャックボディ1(図面左方)は、中心方
向の内周先端には接続用ジョイント 3の雄ねじ部32と
螺合する雌ねじ部15が内設され、接続用ジョイント3
の左側に螺結自在となっている。そしてその内周後端に
は、後端面の開口部からテーパー状に拡がった嵌入部1
2が形設される。開口部の内径はPC鋼撚り線4の外径
より大きく穿設される。また、チャックボディ1’(図
面右方)中心方向の内周先端には接続用ジョイント3の
雄ねじ部33と螺合する雌ねじ部16が前記雌ねじ部1
5とは逆ねじで形成されている。
【0011】ウェッジ13、13’は、2又は3分割さ
れており、内周面がPC鋼撚り線4、4’に密着させる
ために2分割より3分割が好ましい。3又は2分割され
たテーパー状のウェッジ13、13’は、チャックボデ
ィ1、1’の嵌入部12、12’に嵌入される。ウェッ
ジ13、13’の中心にはPC鋼撚り線4、4’の外径
よりも若干小さい円孔が貫設され、嵌入と共にその3又
は2分割されたウエッジの内壁でPC鋼撚り線4、4’
を締着する。また内壁には、PC鋼撚り線4、4’に対
して引抜方向に抵抗となるごとく鋸歯状溝を形設するの
が好ましい。またウェッジの外周には円周溝を凹設し、
該円周溝にワイヤを捲装してウェッジを一体化すべき構
成にすると、装着時の作業が容易になる。
【0012】次に、上記のごとく構成されたPC鋼撚り
線接続具100によるPC鋼撚り線4、4’の接続方法
を図2により説明する。まず、チャックボディ1、1’
と接続用ジョイント3の螺合が少し残留するまで解放さ
れた状態において、PC鋼撚り線4、4’をチャックボ
ディ1、1’の開口部から挿込み、ウェッジ13、1
3’の端面が接続用ジョイント3の端面に当接するまで
その先端でウェッジ13、13’を押し込む。この際、
チャックボディ1、1’の嵌入部12、12’の内面
(及び/又はウェッジ13、13’の外面)には、あら
かじめ固体潤滑剤L、特に好ましくは二硫化モリブデン
(MoS2)を塗布して、後工程においてチャックボデ
ィ1、1’の嵌入部12、12’へウェッジ13、1
3’が容易かつ確実に挿嵌されるようにしておく。二硫
化モリブデンは、六方晶系構造の結晶で、多数の薄片が
重なり合った層状構造をなしてり、金属表面に対して優
れた密着性を有し、かつ化学 的に安定で、高熱にも耐え
得るものであるため、本発明の実施のための潤滑剤とし
て非常に好適なものである。こうすると、分割されたウ
ェッジ13、13’はワイヤ4、4’と共に一体的に接
続用ジョイント3側へ移動して、嵌入部12、12’へ
の嵌入状態から解放され、ウェッジ13,13’の内壁
が2又は3分割された割れ目で拡開可能となる。そこ
で、PC鋼撚り線4、4’はウェッジの内壁内を挿通可
能となり、それらの先端は内壁を通って接続用ジョイン
ト3の窪んだ底壁34、34’に突当たる。そうする
と、PC鋼撚り線4,4’は底壁34、34’により真
直な姿勢に補正される。
【0013】次ぎに、チャックボディ1、1’を把持し
ながら、接続用ジョイント3を螺入方向へ回転すること
により、雄ねじ部32、33’を雌ねじ部15、16に
締込む。すると、ウェッジ13、13’は嵌入部12、
12’に再び嵌入され、分割されたウェッジ13,1
3’の内壁は縮閉されて、PC鋼撚り線4、4’を締着
し、接続用ジョイント3とチャックボディ1、1’の接
続が完了する。
【0014】さらに、図1により、一方側のPC鋼撚り
線4をアンカープレート56に定着させた場合のPC鋼
撚り線4と4’の接続方法について説明する。まず、P
C鋼撚り線4を、あらかじめコンクリート構造物C内か
ら端面のアンカープレート56の先方まで、緊張様ジャ
ッキ(図示せず)の長さに見合う余長を持たせて、挿通
させておく。次いで、そのPC鋼撚り線4の先方部にチ
ャックボディ1をウェッジ13と共に挿込み、アンカー
プレート56の表面上にウェッジ13と共にPC鋼撚り
線4を仮固定したチャックボディ1に先端を密着させた
ジャッキ(図示せず)により、PC鋼撚り線4を引張っ
たまま、ウェッジ13をチャックボディ1の嵌入部12
に圧入した後、ジャッキの引張力を解除することによ
り、楔作用によってPC鋼撚り線4がウェッジ13及び
チャックボディ1に定着される。その後、PC鋼撚り線
4を、ウェッジ13端面から若干の突出部を残して、切
断する。
【0015】次ぎに、図面右方のPC鋼撚り線4’とウ
ェッジ13’とチャックボディ1’を、前記図2につい
ての説明と同様にして、組み込む。しかる後、接続用ジ
ョイント3の雄ねじ部32、33をチャックボディ1、
1’の雌ねじ部15、16に当てて、チャックボディ
1’を把持したまま、接続用ジョイント3を螺入方向へ
回転することにより、雄ねじ部32,33を雌ねじ部1
5,16に締め込む。すると、ウェッジ13’は嵌入部
12’に再び嵌入され、分割されたウェッジ13’の内
壁は縮閉されて、PC鋼撚り線4’が締着され、その結
果、接続用ジョイント3とチャックボディ1、1’と、
ウェッジ13,13’と、PC鋼撚り線4,4’の接続
が完了する。
【0016】次ぎに上記構成のカプラーシースの装着方
法を説明する。前記図1に示すごとく、1対のプレグラ
ウトケーブル(:PC鋼撚り線4、4’とグラウト材G
とポリエチレンシース8とからなる)の接続部を透明な
カプラーシースで覆い、そのカプラーシース2のフラン
ジ部55を、コンクリート構造物C中に埋め込まれた取
付部材56に取り付けられたボルト6をパッキン7を介
してナット61でねじ止めした後、カプラーシースの底
部に設けたプレグラウトケーブル挿入口51とポリエチ
レンシース8との間の間隙を塞ぐためにパテ状のシール
材及び粘着テープ54を巻き付ける。なお、PC鋼撚り
線4,4’は接続部以外の部分はポリエチレンシース8
で被覆されており、その内側には遅延硬化型エポキシ樹
脂等のグラウト材Gが充填硬化されて、いわゆる「プレ
グラウトケーブル」となっている。
【0017】上記の前準備が終了したら、注入口52を
介して適宜の充填材圧入装置によって透明なカプラーシ
ース内に遅延硬化性樹脂充填材Fを圧送する。同充填材
Fは透明なカプラーシース内2を充満し、排出口53か
ら余分の一部が排出される。既に透明なカプラーシース
を用いて遅延硬化性エポキシ樹脂を充填して確認試験を
行った結果、排出口53から余分な充填材が流出する時
点で充填材はカプラーシース内をほぼ完全に充填するこ
とが視認された。なお、遅延硬化性エポキシ樹脂を充填
した場合、PC鋼撚り線の緊張時には未硬化状態であ
り、接続具の定着機構は全く悪影響を受けない。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、PC鋼撚り線の接続部
の外周を透明なカプラーシースで覆い、その中に遅延硬
化性樹脂充填材を充填するので、PC鋼撚り線の接続部
中のカプラーシース内における前記樹脂充填材の充填状
況が容易に視認できる。また、PC鋼撚り線の接続部を
長期にわたって保護することができる。さらに、前記充
填材は、防錆材としての役割も果たし、充填材が未硬化
な状態でコンクリート硬化後に行うPC鋼撚り線の緊張
作業によるウェッジのPC鋼撚り線への食い込みは、正
常に生じて接続具としての機能を果たす。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例の断面図。
【図2】 本発明に係るPC鋼撚り線の接続具の実施例
の断面図。
【符号の説明】
1、1’ チャックボディ 2 透明なカプラーシース 3 接続用ジョイント 4、4’ PC鋼撚り線 6 ボルト 7 パッキン 8 ポリエチレンシース 12 嵌入部 13 ウェッジ 15 雌ねじ 32 雄ねじ部 33 雄ねじ部 34 底壁 50 本体部 51 PC鋼撚り線挿入口 52 充填材注入用の注入口 53 充填材排出口 54 粘着テープ 55 フランジ 56 取付部材(アンカープレート) 61 ナット 100 接続具 C コンクリート構造物 F 遅延硬化性樹脂充填材 G グラウト材 L 固体潤滑剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 南 敏和 兵庫県神戸市北区緑町8−4−7 (72)発明者 山崎 淳 神奈川県横浜市栄区桂台北23−24 (72)発明者 西田 吉孝 兵庫県神戸市灘区高羽町4−4−12 (56)参考文献 特開 平7−252913(JP,A) 特開2000−145018(JP,A) 実開 昭61−166011(JP,U) 実開 昭63−201117(JP,U) 実開 平6−83816(JP,U) 実開 昭55−101911(JP,U) 実開 昭55−123014(JP,U) 特許2768032(JP,B2) 特許2559802(JP,B2) 特公 平4−56696(JP,B2) 特公 昭62−33380(JP,B2) 特公 昭52−8008(JP,B2) 特公 平6−25459(JP,B2) 実公 昭51−33070(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04C 5/08 - 5/12 E04G 21/12 104

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 PC鋼撚り線接続具によるPC鋼撚り線
    の接続部を、管壁に樹脂充填材の注入口と排出口を備え
    た透明なカプラーシースで覆い、その中に遅延硬化性の
    樹脂充填材を充填してなることを特徴とするPC鋼撚り
    線接続部の構造。
  2. 【請求項2】 樹脂充填材が遅延硬化性エポキシ樹脂で
    あることを特徴とする請求項1に記載のPC鋼撚り線接
    部の構造。
  3. 【請求項3】 樹脂充填材が未硬化時には変形抵抗の小
    さいグリース状の樹脂であることを特徴とする請求項1
    又は2に記載のPC鋼撚り線接続部の構造。
  4. 【請求項4】 PC鋼撚り線がプレグラウトケーブルで
    あることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記
    載のPC鋼撚り線接続部の構造。
  5. 【請求項5】 PC鋼撚り線接続具によるPC鋼撚り線
    の接続部を管壁に遅延硬化性樹脂充填材の注入口と排出
    口を備えた透明なカプラーシースで覆い、その中に前記
    注入口から樹脂充填材を注入して充満させ、しかる後、
    同カプラーシースを含むPC鋼撚り線接続部の全外周部
    を打設コンクリートで埋設することを特徴とするPC鋼
    撚り線接続部の施工方法。
  6. 【請求項6】 樹脂充填材が遅延硬化性エポキシ樹脂で
    あることを特徴とする請求項に記載のPC鋼撚り線接
    部の施工方法。
  7. 【請求項7】 PC鋼撚り線がプレグラウトケーブルで
    あることを特徴とする請求項又はに記載のPC鋼撚
    り線接続部の施工方法。
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