JP3182633U - 建物のエネルギープラント - Google Patents

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Abstract

【課題】節電、省エネルギー、ピークカットを達成できるとともに、各種エネルギーコストの低減を達成できるエネルギープラントを提供する。
【解決手段】内燃機関により発電する発電機1Bを有し、該発電機で発電された発電電力、及び発電時に生じる前記内燃機関の熱エネルギーを出力するコージェネレーションシステム1と、商用電力の系統10と前記発電電力の系統20とが接続され、該商用電力と該発電電力の両方又はいずれか一方を選択的に出力するように切替える電力系統連系部2とを設える。さらに、前記商用電力、前記発電電力、前記熱エネルギーを選択的に用いて冷温水熱源を作るとともに、電力負荷が低い時間帯においては、前記商用電力のみを選択して冷水熱源を作る冷温水系熱源部3と、前記冷温水系熱源部で作られた冷水熱源により熱交換する冷水系熱交換器30Bと、前記冷水系熱交換器で熱交換された冷水を熱源として蓄熱する冷水蓄熱槽部4とを備える。
【選択図】図1

Description

本考案は、建物の電力及び冷暖房や給湯の熱源を作るエネルギープラントに関する。
本考案に関連する建物のエネルギープラントとして、都市ガス等を燃料とする原動機によって駆動する発電機で電力を発電して供給するコージェネレーションシステム(CGS)が知られている。
下記、特許文献1に記載の従来技術は、商用電力とCGSにより発電された電力とを併用するものであり、電力負荷が低い時間帯(例えば、深夜)には、商用電力のみを利用して電力を供給し、電力負荷が高い時間帯には、商用電力とCGSで発電された電力とを併用して電力を供給するようにしたものである。
特開平2000−299116号公報
特許文献1に記載の従来技術によると、電力負荷が低い時間帯と電力負荷が高い時間帯に応じて、商用電力のみ使用したり、商用電力と発電機で発電された電力とを併用したりすることで、電気エネルギーを効率よく利用できるとともに、無駄な熱エネルギーを抑制できる。
また、特許文献1に記載の従来技術は、原動機から排出される熱を回収し、この熱を利用して蓄熱部を設けることが記載されており、この蓄熱部の熱を利用して給湯・暖房に使用することができるようになっている。
しかしながら、近年の建物の断熱性能の向上や全熱交換器の活用によって、建物の暖房負荷が著しく小さくなっているが、逆に冷房負荷が暖房負荷に比べて大きくなっており、特に、大規模な建物の場合においては、年間を通しての温熱需要が冷熱需要に比べてはるかに低く、また、冷熱需要も季節によって大きく変化する。そのため、大きな容量のCGSを設置した建物では、年間を通して原動機からの熱エネルギーを効率よく活用できないという問題があった。
本考案は、このような問題に対処することを課題とするものである。すなわち、商用電力及びCGSによる電力を効率よく活用できること、CGSによる発電時に生じる熱エネルギーを効率よく活用できること、各電力及び熱エネルギーを効率よく活用することにより、商用電力及びCGSによる電力を節約できること、CGSによる電力を節約することで、原動機を作動させる燃料を節約できること、これらにより、節電、省エネルギー、ピークカットを達成できるとともに、各種エネルギーコストの低減を達成できること、等が本考案の目的である。
前記目的を達成するため、本考案に係る建物のエネルギープラントは、次の構成を少なくとも具備する。
内燃機関により発電する発電機を有し、該発電機で発電された発電電力、及び発電時に生じる前記内燃機関の熱エネルギーを出力するコージェネレーションシステムと、商用電力の系統と前記発電電力の系統とが接続され、該商用電力と該発電電力の両方又はいずれか一方を選択的に出力するように切替える電力系統連系部と、前記商用電力、前記発電電力、前記熱エネルギーを選択的に用いて冷温水熱源を作るとともに、電力負荷が低い時間帯においては、前記商用電力のみを選択して冷水熱源を作る冷温水系熱源部と、前記冷温水系熱源部で作られた冷水熱源により熱交換する冷水系熱交換器と、前記冷水系熱交換器で熱交換された冷水を、前記電力負荷が高い時間帯の冷房負荷に用いる冷水熱源として蓄熱する冷水蓄熱槽部と、を備えていることを特徴とする建物のエネルギープラントである。
このような特徴を有することで本考案は、以下の効果を奏する。すなわち、商用電力、発電電力、熱エネルギーを選択的に用いて冷温水熱源を作るとともに、電力負荷が低い時間帯においては、商用電力のみを選択して冷水熱源を作り、且つこの冷水熱源を電力負荷が高い時間帯の冷房負荷に用いる熱源として蓄熱するようにしているので、商用電力及びCGSによる電力を効率よく活用できるとともに、CGSによる発電時に生じる熱エネルギーを効率よく活用できる。各電力及び熱エネルギーを効率よく活用することにより、商用電力及びCGSによる電力を節約でき、CGSによる電力を節約することで、原動機を作動させる燃料を節約できる。これらにより、節電、省エネルギー、ピークカットを達成できるとともに、各種エネルギーコストの低減を達成できる。
本考案に係る建物のエネルギープラントの実施形態の一例を示す配管構成図である。 図1における冷水蓄熱運転動作を示すフロー図である。 図1における冷房運転動作を示すフロー図である。 図1における暖房運転動作を示すフロー図である。
以下で説明する熱エネルギーは、内燃機関の燃焼時に排気される排気ガスの熱、この排気ガスの熱で作られる蒸気や温水、内燃機関を冷却する冷却水の熱、この冷却水の熱で作られる温水である。
以下で説明する内燃機関は、都市ガス、LPガス、軽油、廃油等の燃料で駆動するレシプロエンジンである。
以下、本考案に係る建物のエネルギープラントAの実施形態の一例を図1に基づいて説明する。
エネルギープラントAは、CGS1と、電力系統連系部2と、冷温水系熱源部3と、冷水蓄熱槽部4とを備えており、商用電力とCGS1から出力された発電電力及び熱エネルギーを用いて、建物(図示せず)の空調(冷暖房、加湿)及び給湯に用いられる冷温水熱源を作るとともに、冷房負荷に用いられる冷水熱源を蓄熱するものである。
また、商用電力系統10と発電電力系統20とが電力系統連系部2に接続されており、この電力系統連系部2を介して、商用電力及び発電電力を建物に配電するようにされている。
CGS1は、内燃機関1Aと、内燃機関1Aによって発電する発電機1Bと、内燃機関1Aの冷却水を用いて熱交換するジャケット温水熱交換器1Cと、内燃機関1Aの排気ガスを用いて蒸気を作る蒸気ボイラー1Dとが備えられている。
内燃機関1Aは、建物に供給される都市ガスを燃料とするエンジンであり、この内燃機関1Aの軸回転を発電機1Bのモータ軸10Bに伝えることで、発電機1Bを発電駆動させるようになっている。
発電機1Bは、発電電力系統20を介して電力系統連系部2に接続されている。
ジャケット温水熱交換器1Cは、このジャケット温水熱交換器1Cと内燃機関1Aとを循環する冷却水の冷却水循環配管10Cと、ジャケット温水熱交換器1Cと冷温水系熱源部3とを循環する温水熱源の温水熱源循環配管11Cとが配管されており、内燃機関1Aを冷却することで加熱される冷却水で、冷温水系熱源部3から戻ってくる冷却された温水を温水熱交換するようになっている。
蒸気ボイラー1Dは、内燃機関1Aから排気される排気ガスの排気管10Dが配管されており、この排気ガスの熱によって蒸気を作るようにされている。また、蒸気ボイラー1Dには、蒸気を冷温水系熱源部3へ供給する蒸気配管11Dと、冷温水系熱源部3から蒸気ボイラー1Dに返送されるドレン配管12Dとが配管されている。
冷温水系熱源部3は、商用電力、CGS1によって供給される発電電力及び熱エネルギーによって、冷水蓄熱槽部4に対する冷水蓄熱用の熱源となる冷水熱源、冷暖房負荷5用、給湯用、加湿用の熱源となる冷温水熱源を作るものである。
この冷温水系熱源部3は、温水系熱源部3Aと、冷水系熱源部3Bとから構成されており、温水系熱源部3Aで暖房用の温水熱源を作るとともに、冷水系熱源部3Bで冷房用の冷水熱源を作り、この温水熱源と冷水熱源とを必要に応じて、冷水蓄熱用、冷暖房負荷5用、給湯用、加湿用の熱源として使用されるようになっている。
温水系熱源部3Aと冷水系熱源部3Bと冷暖房負荷5とにわたり、冷温水熱源が循環するように流れる冷温水循環配管3Cが配管されており、この冷温水循環配管3Cの道中に配置された各種ポンプ(図示せず)を選択的に動作させるとともに、冷温水循環配管3Cの道中に配置された各種バルブ(図示せず)を選択的に開閉することによって、冷暖房負荷5に作用させる温水系熱源部3Aの温水熱源と冷水系熱源部3Bの冷水熱源との切替えを行うようになっている。
温水系熱源部3Aは、温水系熱交換器30Aと、加湿用蒸気発生器31Aと、貯湯槽32Aと、給水源33Aとを備えている。
温水系熱交換器30Aは、冷温水循環配管3Cの道中、及びジャケット温水熱交換器1Cで加熱された温水が流れる温水熱源循環配管11Cの道中に配置され、この温水によって、冷温水循環配管3Cを流れる熱源を温水熱源となるように加熱するようになっている。
加湿用蒸気発生器31Aは、蒸気ボイラー1Dで作られた蒸気が流れる蒸気配管11Dの道中に配置され、この蒸気によって、給水源33Aから供給される水から加湿用蒸気を作るとともに、この加湿用蒸気を冷暖房負荷5に供給するようになっている。
貯湯槽32Aは、温水熱源循環配管11Cと蒸気配管11Dとの道中に配置され、温水熱源循環配管11Cを流れる温水又は蒸気配管11Dを流れる蒸気によって、給水源33Aから給水される水を加熱して温水を作るようになっている。
図中、温水熱源循環配管11C、蒸気配管11D、ドレン配管12Dは、CGS1側と温水系熱源部3Aとに示されたa−a、b−b、c−c、d−dで連続する。
すなわち、温水系熱源部3Aは、CGS1からの熱エネルギーのみによって暖房負荷に対する温水熱源と、加湿用蒸気及び給湯に用いる熱源とすることができる。
冷水系熱源部3Bは、冷水系熱交換器30Bと、排熱・ガス吸収式冷凍機31Bと、電動冷凍機31Cとを備えている。
冷水系熱交換器30Bは、冷温水循環配管3Cの道中、及び冷水蓄熱槽部4に貯水された冷水が冷水蓄熱槽部4を循環するように配管された冷水循環配管40の道中に配置され、冷温水循環配管3Cを流れる熱源が冷水熱源となるように、冷水循環配管40を流れる冷水で冷却するようになっている。
排熱・ガス吸収式冷凍機31Bは、冷温水循環配管3Cの道中、及び温水熱源循環配管11Cと蒸気配管11Dとドレン配管12Dとの道中に配置され、冷温水循環配管3Cを流れる熱源が冷水熱源となるように冷却するようになっている。
図中、排熱・ガス吸収式冷凍機31Bは、CGS1側と冷水系熱源部3Bとに示されたa−a、b−b、c−c、d−dで連続する。
電動冷凍機31Cは、冷温水循環配管3Cの道中に配置され、商用電力及び発電電力によって、冷温水循環配管3Cを流れる熱源が冷水熱源となるように冷却するようになっている。
排熱・ガス吸収式冷凍機31B及び電動冷凍機31Cは、共に冷水熱源を作るものであるが、季節や気温、更には時刻によって、同時又は単独で動作させることができる。
例えば、夏期の気温が高く、冷房負荷が大きくなる時刻においては、商用電力とCGS1による発電電力及び熱エネルギーを用いて、排熱・ガス吸収式冷凍機31Bと電動冷凍機31Cの双方で冷水熱源を作って冷暖房負荷5に供給することができる。また、冷水蓄熱槽部4に蓄熱された冷水熱源を利用することもできる。
一方、冷房負荷がなくなる時刻(深夜)においては、安価な夜間の商用電力(深夜電力)を用いて、電動冷凍機31Cで冷水熱源を作るとともに、冷水蓄熱槽4に冷水蓄熱し、この蓄熱された冷水熱源を、翌日の冷房運転における冷水系熱交換器30Bの冷水熱源として用いることができる。
すなわち、この冷水系熱源部3Bは、冷水熱源を、商用電力と、CGS1による発電電力及び熱エネルギーとを必要に応じて使い分けることで、商用電力及び都市ガスを効率的に使用でき、これによって、省電力や省エネルギー、更には、ピークカットを達成できると共に、電動冷凍機31Cの小型化を達成できる。
冷水蓄熱槽部4は、冷水熱源を蓄熱するものであり、高温側Hと低温側Cとにわたり冷水循環配管40が配管されており、冷水系熱交換器30Bによって冷却された冷水熱源を蓄熱するようになっている。
次に、以上の構成のエネルギープラントAの冷水蓄熱運転動作、冷房運転動作、暖房運転動作を、図2〜図4に基づいて説明する。
尚、図2〜図4において、太線で示す部位は、商用電力と発電電力が出力されている状態、熱エネルギーが出力されている状態、冷温水熱源が流れている状態、水・温水・蒸気が流れている状態を示すものである。
図2は、冷房負荷がなくなる時刻(深夜)において、冷水蓄熱槽部4に冷水熱源を蓄熱するエネルギープラントAの冷水蓄熱運転動作を示すフロー図である。
エネルギープラントAの冷水蓄熱運転動作は、CGS1を停止状態として、安価な夜間の商用電力(深夜電力)のみを用いて電動冷凍機31Cを動作させて、冷水蓄熱槽部4に冷水蓄熱を行うものである。
このとき、温水系熱源部3A側と冷水系熱源部3B側の冷温水循環配管3Cの内、冷水系熱交換器30Bと電動冷凍機31Cとにわたる部位のみに冷水熱源が循環するように、ポンプを動作及び停止させるとともに、バルブを開閉する。また、冷水蓄熱槽部4の冷水熱源が高温側Hから低温側Cへと循環するように、ポンプ(図示せず)を動作及び停止させるとともに、バルブ(図示せず)を開閉する。
エネルギープラントAを前述のように作動させることによって、安価な深夜電力を用いて、冷水蓄熱槽部4に冷水蓄熱を行うことができ、しかも、蓄熱された冷水熱源を翌日の冷房運転に用いることができるため、冷房負荷が大きくなる時期及び時刻の省電力や省エネルギーを達成することができる。
図3は、夏期の気温が高く、冷房負荷が大きくなる時刻において、冷暖房負荷5に冷水熱源を供給するエネルギープラントAの冷房運転動作を示すフロー図である。
エネルギープラントAの冷房運転動作は、商用電力、CGS1からの発電電力及び熱エネルギー、更には、冷水蓄熱槽部4に蓄熱された冷水熱源を用いて、冷水熱交換器30B、排熱・ガス吸収式冷凍機31B、電動冷凍機31Cを作動させて、冷暖房負荷に冷水熱源を供給するものである。
このとき、温水系熱源部3A側と冷水系熱源部3B側の冷温水循環配管3Cの内、冷水系熱交換器30B、排熱・ガス吸収式冷凍機31B、電動冷凍機31C、冷暖房負荷5にわたる部位のみに冷水熱源が循環するように、ポンプを動作及び停止させるとともに、バルブを開閉する。また、冷水蓄熱槽部4の冷水熱源が低温側Cから高温側Hへと循環するように、ポンプを動作及び停止させるとともに、バルブを開閉する。
エネルギープラントAを前述のように作動させることによって、商用電力、発電電力、熱エネルギー、冷水蓄熱を効率的に用いて冷水熱源を作ることができるため、省電力や省エネルギーを達成することができる。
また、商用電力とCGS1による発電電力の双方を用いているので、建物で使用する冷房運転用の電力以外の商用電力の省電力を達成することができる。
この図3に示すフロー図による冷房運転動作は、冷房負荷が大きくなる夏期以外にも、梅雨の時期、夏期と秋期の端境期、春期と夏期の端境期等、湿気や夏日が生じるような中間期においても行うようにしてもよい。この場合、商用電力の出力やCGS1による発電量を必要に応じて調整することによって、省電力や省エネルギーを達成した効率的な冷房を行うことができる。
図4は、冬期の暖房負荷が大きくなる時期において、冷暖房負荷5に温水熱源を供給するエネルギープラントAの暖房運転動作を示すフロー図である。また、必要に応じて、前日に冷水蓄熱槽部4に蓄熱された冷水熱源を冷暖房負荷5に供給して冷房運転をすることもできる。
エネルギープラントAの暖房運転動作は、CGS1からの熱エネルギーを用いて、温水系熱交換器30Aを作動させて、冷暖房負荷5に温水熱源を供給するものである。この暖房運転動作では、必要に応じて、加湿用蒸気発生器31Aを作動させて加湿用蒸気を冷暖房負荷5に供給するようにしてもよい(図示では、加湿用蒸気の供給状態を示す)。
このとき、温水系熱源部3A側と冷水系熱源部3B側の冷温水循環配管3Cの内、温水系熱交換器30Aと冷暖房負荷5にわたる部位、冷水系熱交換器30Bと冷暖房負荷5にわたる部位に温水熱源が循環するように、ポンプを動作及び停止させるとともに、バルブを開閉する。また、冷水蓄熱槽部4の冷水熱源が低温側Cから高温側Hへと循環するように、ポンプを動作及び停止させるとともに、バルブを開閉する。
エネルギープラントAを前述のように作動させることによって、CGS1からの熱エネルギーのみを用いて温水熱源を作ることができ、この温水熱源を暖房運転に用いることができるため、暖房負荷が大きくなる時期の省電力や省エネルギーを達成することができる。
なお、本考案は、例示した実施の形態に限定するものでは無く、実用新案登録請求の範囲に記載された内容から逸脱しない範囲の構成による実施が可能である。
A:エネルギープラント
1:CGS(コージェネレーションシステム)
1A:内燃機関
1B:発電機
10:商用電力系統
20:発電電力系統
2:電力系統連系部
3:冷温水系熱源部
30B:冷水系熱交換器
4:冷水蓄熱槽部

Claims (1)

  1. 内燃機関により発電する発電機を有し、該発電機で発電された発電電力、及び発電時に生じる前記内燃機関の熱エネルギーを出力するコージェネレーションシステムと、
    商用電力の系統と前記発電電力の系統とが接続され、該商用電力と該発電電力の両方又はいずれか一方を選択的に出力するように切替える電力系統連系部と、
    前記商用電力、前記発電電力、前記熱エネルギーを選択的に用いて冷温水熱源を作るとともに、電力負荷が低い時間帯においては、前記商用電力のみを選択して冷水熱源を作る冷温水系熱源部と、
    前記冷温水系熱源部で作られた冷水熱源により熱交換する冷水系熱交換器と、
    前記冷水系熱交換器で熱交換された冷水を、前記電力負荷が高い時間帯の冷房負荷に用いる冷水熱源として蓄熱する冷水蓄熱槽部と、
    を備えていることを特徴とする建物のエネルギープラント。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014228165A (ja) * 2013-05-20 2014-12-08 東邦瓦斯株式会社 空調装置
JP2016070579A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 株式会社Nttファシリティーズ 空調システム

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