JP3182408B2 - パック電池 - Google Patents

パック電池

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JP3182408B2
JP3182408B2 JP17811699A JP17811699A JP3182408B2 JP 3182408 B2 JP3182408 B2 JP 3182408B2 JP 17811699 A JP17811699 A JP 17811699A JP 17811699 A JP17811699 A JP 17811699A JP 3182408 B2 JP3182408 B2 JP 3182408B2
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battery
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charger
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Secondary Cells (AREA)
  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気機器の乾電池
収納部に、乾電池に代わって装着されるパック電池に関
する。
【0002】
【従来の技術】電気機器は、乾電池に代わってパック電
池を使用することで、何回も繰り返し充放電させて経済
的に使用できる。とくに、ゲーム機のように、使用時間
が長く、しかも、膨大な使用量の電気機器は、乾電池を
パック電池に交換することによって、廃棄される乾電池
量を著しく少なくできる特長がある。このような用途の
パック電池は、実公平6−44011号公報に記載され
るようにすでに開発されている。この公報に記載される
パック電池を、図1に示す。このパック電池は、2本の
円筒電池15を平行に並べて金属バンド11で連結して
いる。図のパック電池は、2本の二次電池の+−の電極
端子5を同じ端部に配設している。このパック電池を装
着する電気機器の乾電池収納部は、パック電池の+−を
同じ側とする構造としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図1に示すパック電池
は、乾電池とほぼ同じ太さの二次電池を金属バンド11
で連結されており、パック電池でありながら、乾電池収
納部に装着することができる。金属バンド11は樹脂ケ
ース等に比べて薄く形成できるので、二次電池を連結し
ても、金属バンドを含めた外形は、電池単体の外形とほ
とんど変わらない。そもそも、乾電池の太さには誤差に
よりばらつきがあるので、ばらつきの大きい乾電池でも
収納できるように、乾電池収納部は多少大き目に設計さ
れている。このため、図1に示すパック電池は、乾電池
とほぼ同じ太さの二次電池を金属バンド11で連結した
状態でも、乾電池収納部に装着することができるのであ
る。
【0004】しかしながら、乾電池を電源に使用する電
気機器は、乾電池収納部に装着する乾電池を充電するよ
うには設計されない。それは、乾電池が充電できないか
らである。したがって、乾電池に代わって乾電池収納部
に装着されたパック電池は、電気機器に装着する状態で
は充電できず、充電するためには電気機器から取り出し
て、充電器にセットする必要がある。このため、パック
電池の充電に手間がかかる欠点がある。
【0005】この欠点は、電気機器に装着されるパック
電池の充電端子を、電気機器の背面に表出させる構造で
解消できる。この構造によると、パック電池を装着して
いる電気機器を充電器にセットし、充電器の出力接点を
充電端子に接触させることで、パック電池を電気機器に
セットした状態で充電できるからである。
【0006】このことを実現するには、図1に示すパッ
ク電池の金属バンドに充電窓を開口し、充電窓の内側に
充電端子を配設する構造とすればよい。しかしながら、
二次電池を金属バンドで連結し、この金属バンドに充電
窓を開口しているパック電池は、電気機器を充電器に装
着するときに、充電器の出力接点が金属バンドを摺動す
る。充電器の出力接点が金属バンドを摺動すると、出力
接点が金属バンドでショートすることがあり、また、金
属表面を摺動して摩耗しやすくなる欠点がある。
【0007】さらにまた、パック電池の充電端子を電気
機器の背面に表出させる構造は、乾電池収納部の開口部
に開閉蓋を設けた電気機器においては、開閉蓋に充電端
子を外部に表出させるための貫通孔を開口する必要があ
る。貫通孔は、充電器の出力接点を乾電池収納部に挿入
させる。このため、乾電池収納部に乾電池を装着した電
気機器を間違って充電器に装着すると、充電器の出力接
点が、乾電池の金属製外装缶に接触してショートするこ
とがある。
【0008】本発明は、このような欠点を解決すること
を目的に開発されたものである。本発明の重要な目的
は、電気機器の乾電池収納部に装着して充電可能な状態
として便利に使用でき、さらに、電気機器を充電器にセ
ットするときに、出力接点がパック電池の金属バンドで
ショートすることがなく、また、乾電池収納部に間違っ
て装着された乾電池によってもショートすることがな
く、安全に使用できるパック電池を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のパック電池は、
電気機器1の背面に開口してなる乾電池収納部2に、乾
電池に代わって装着される。また、パック電池は電気機
器1に装着される状態で充電器30に装着して充電され
。パック電池は、複数の二次電池3を金属バンド11
で平行に連結しており、かつ、以下の全ての構成を有す
ることを特徴とする。 (a) 金属バンド11は、複数の二次電池3を平行に
保持するように、平面状の背面プレート11Aの両側に
湾曲側壁11Bを設けてなる溝型である。 (b) 両側の湾曲側壁11Bは、円筒型二次電池3の
表面に沿って湾曲している。 (c) 金属バンド11は、二次電池3を充電するため
の充電窓23を開口している。 (d) 金属バンド11の充電窓23は、パック電池を
電気機器1の乾電池収納部2に装着する状態で、電気機
器1を充電器30に挿入する方向に向かって延長されて
湾曲側壁11Bまで延長して開口している。 (e) 充電窓23の内側であって、隣接して配設して
いる円筒型二次電池3の谷部に、充電端子22を配設し
ている。
【0010】(f) 背面プレート11Aの内側に絶縁
ホルダー12を配設すると共に、絶縁 ホルダー12と背
面プレート11Aに充電窓23を開口している。 (g) さらに、絶縁ホルダー12の内側であって円筒
型二次電池3の谷間に端子ホルダー34を配設し、端子
ホルダー34と絶縁ホルダー12との間に充電端子22
を配設している。
【0011】(h) パック電池は、金属バンド11の
充電窓23が、電気機器1を充電器30に挿入する方向
に向かって、絶縁ホルダー12の充電窓23よりも長く
延長して開口されている。
【0012】本発明の請求項のパック電池は、絶縁ホ
ルダー12が、金属バンド11の充電窓23の内側に、
充電器30の出力接点を摺動させる傾斜面44を有す
る。
【0013】本発明の請求項のパック電池は、充電端
子22が、隣接して平行に配設されてなる円筒型二次電
池外周の接線面の近傍ないしは接線面よりも外側に配設
されている。
【0014】本発明の請求項のパック電池は、金属バ
ンド11が、乾電池収納部2に逆方向に挿入するのを阻
止する逆入阻止突起41を片側の湾曲側壁11Bに有す
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明
の技術思想を具体化するためのパック電池を例示するも
のであって、本発明はパック電池を以下のものに特定し
ない。
【0016】さらに、この明細書は、特許請求の範囲を
理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する
番号を、「特許請求の範囲の欄」、および「課題を解決
するための手段の欄」に示される部材に付記している。
ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材
に特定するものでは決してない。
【0017】図2は、電気機器1の背面に開口している
乾電池収納部2に、乾電池に代わってパック電池29を
装着し、このパック電池29を装着している電気機器1
を充電器30に装着して、充電器30でパック電池29
を充電する状態を示している。電気機器1を充電器30
に装着した状態を図3の斜視図に示し、電気機器1の乾
電池収納部2の正面図を図4に示している。この図の電
気機器1は携帯用のゲーム機器である。ただ、本発明は
パック電池を装着する電気機器をゲーム機器に特定しな
い。
【0018】電気機器1は、背面に開口する乾電池収納
部2を下部に有する。乾電池収納部2は、複数の乾電池
を平行に並べて装着できる形状としている。図に示す乾
電池収納部2は、2本の乾電池を+−逆向きに装着す
る。この乾電池収納部2は、両端の対角線上に位置する
ように、弾性突出接点6を配設している。弾性突出接点
6は、弾性線をコイル状に卷いたもので、乾電池の−電
極端子に弾性的に押圧されて電気的に接触される。弾性
突出接点は、図示しないが、弾性金属板を乾電池に向か
って弾性的に突出させる形状のものもある。乾電池収納
部2は、弾性突出接点6の隣に、乾電池の+電極端子に
接触される非弾性接点7を固定している。非弾性接点7
も乾電池収納部2の対角線上に位置して配設される。非
弾性接点7は、金属板を乾電池収納部2の内面に固定し
たもので、乾電池の+電極端子に接触される。弾性突出
接点6は、非弾性接点7よりも突出して乾電池収納部2
に設けられる。
【0019】図4の乾電池収納部2は、右側に設けてい
る弾性突出接点6と非弾性接点7とをリード線8で接続
している。乾電池収納部2に隣接して装着される乾電池
を直列に接続するためである。図において、乾電池収納
部2の左側に配設している弾性突出接点6と非弾性接点
7は、電気機器1の電源端子となって、電気機器1に電
力を供給する。
【0020】乾電池収納部2に装着されるパック電池2
9を図5と図6に示す。これ等の図に示すパック電池2
9は、左側の弾性突出接点6と非弾性接点7とに電気的
に接続されて、電気機器1に電力を供給する。図に示す
パック電池29は、内蔵する二次電池3の右側をリード
線で接続している。この構造のパック電池29は、二次
電池3の右側の+−の電極端子5を、乾電池収納部2の
右側に設けている弾性突出接点6と非弾性接点7とに電
気的に接続することなく、電気機器1に電力を供給でき
る。したがって、パック電池29は、出力端子10の反
対側を乾電池収納部2の弾性突出接点6と非弾性接点7
に接触させる必要がない。
【0021】図5ないし図8に示すパック電池29は、
2本の二次電池3を金属バンド11と絶縁ホルダー12
からなるホルダー4で平行に連結して固定している。二
次電池3は、+出力端子10Aを−出力端子10Bより
も突出さて、ホルダー4に固定される。二次電池3は円
筒型の充電できる電池で、たとえば、ニッケル−カドミ
ウム電池、ニッケル−水素電池、リチウムイオン二次電
池等である。二次電池3は、乾電池収納部2に装着され
る乾電池とほぼ同じ太さを有し、あるいは多少細い。さ
らに、二次電池3の全長は、乾電池より多少短い。
【0022】単三型の乾電池を装着するように設計して
いる乾電池収納部2にセットされるパック電池29は、
単三乾電池にほぼ等しく、あるいは多少細く、しかも、
単三乾電池よりも多少短い円筒状の二次電池3を内蔵す
る。図のパック電池29は、2本の二次電池3を内蔵し
ているが、パック電池は3本以上の二次電池を内蔵する
こともできる。
【0023】パック電池29の全長は、乾電池収納部2
の両端部に、互いに対向するように配設しているふたつ
の弾性突出接点6間の最小間隔、すなわち、弾性突出接
点6を圧縮しない状態として、対向して配設される弾性
突出接点6の先端面の間隔よりも長い。パック電池29
の全長が、弾性突出接点6の最小間隔よりも短いと、+
−の出力端子10を電気機器1の電源端子となる弾性突
出接点6と非弾性接点7とに電気接続できないからであ
る。
【0024】さらに、図に示すパック電池29は、2本
の二次電池3を、+−の極性が逆向きとなる姿勢として
ホルダー4で連結して固定している。パック電池29
は、図4の鎖線で示すように、隣接する二次電池3の+
−電極端子5を、出力端子10の反対側において、リー
ド線9で接続して直列に接続している。
【0025】ホルダー4は、図5ないし図8に示すよう
に、金属バンド11と絶縁ホルダー12とを備え、金属
バンド11と絶縁ホルダー12と二次電池3は、互いに
接着して連結される。ただ、金属バンドは、接着するこ
となく、弾性変形力で定位置に装着することもできる。
【0026】金属バンド11は、弾性変形できる金属
板、たとえば、SUS304のステンレス板、弾性変形
特性に優れる鉄板等を加工して製作される。これ等の金
属板は、厚さを0.1〜0.3mmと極めて薄くして、
二次電池3を弾性的に押圧する状態で確実に保持でき
る。ステンレス板の金属バンド11は、厚さを0.2m
mと極めて薄くできる。金属バンド11は、熱収縮フィ
ルム等の絶縁材で表面を被覆している二次電池3を保持
して連結する。
【0027】金属バンド11は、金属板を、2本の二次
電池3を平行に並べて保持できるように、図7の断面図
に示すように、背面プレート11Aの両側に湾曲側壁1
1Bを設けてなる溝型である。背面プレート11Aは平
面状で、湾曲側壁11Bは、円筒型二次電池の表面に沿
って湾曲している。さらに、湾曲側壁11Bは、開口縁
に向かって開口幅を次第に狭くする方向に湾曲している
保持部11aを先端部に有する。図7の金属バンド11
は、保持部11aの先端縁を、背面プレート11Aに対
する傾斜角αが約45度となる位置まで延長している。
湾曲側壁11Bは、保持部11aを長く延長するほど、
二次電池3を確実に保持できる。ただ、保持部11aを
長くすると、パック電池29の外形が大きくなる。した
がって、湾曲側壁11Bは、好ましくは、保持部11a
先端縁の傾斜角αが20〜80度、好ましくは30〜6
0度となる長さまで延長される。
【0028】絶縁ホルダー12は、プラスチック等の絶
縁材を成形したもので、二次電池3の端部に配設される
端部カバー部12Aと、金属バンド11の内面に配設さ
れる連結部12Bとを有する。端部カバー部12Aは、
出力端子10側の出力端子カバー部12aと、底部カバ
ー部12bとからなる。
【0029】図8は、金属バンド11と端部カバー部1
2Aを連結している部分をわかりやすく示す斜視図であ
る。この図の要部拡大断面図を図9に示している。これ
等の図に示すパック電池29は、一方の端部カバー部1
2Aである出力端子カバー部12aを金属バンド11に
連結している。金属バンド11は、保持部11aを端部
カバー部12Aである出力端部カバー部12aの表面に
係止構造で連結している。
【0030】この図のパック電池29は、金属バンド1
1の保持部11aと端部カバー部12Aとの係止構造
を、保持部11aに設けている係止爪25と、端部カバ
ー部12Aに設けられて、この係止爪25を入れる係止
凹部26で構成する。保持部11aの係止爪25は、金
属バンド11の弾性で、係止凹部26に挿入されて、金
属バンド11と出力端部カバー部12aとを連結する。
金属バンド11と端部カバー部12Aの係止構造は、図
10の断面図に示すように、端部カバー部12Aに係止
凸部27を設け、この係止凸部27を挿入する係止穴2
8を金属バンド11の保持部11aに設けて、係止凸部
27を係止穴28に入れる構造とすることもできる。こ
の図の係止構造も、金属バンド11を弾性的に端部カバ
ー部12Aの表面に押し付けて、係止凸部27を係止穴
28に挿入して、金属バンド11と端部カバー部12A
とを確実に連結する。
【0031】図11と図12に示す出力端子カバー部1
2aは、外形を円筒型二次電池3の外形に沿う形状とす
ると共に、出力端子10である金属キャップ18を内蔵
している。金属キャップ18はバネ19で弾性的に押し
出される。弾性的に押し出される金属キャップ18を内
蔵する出力端子カバー部12aは、バネ19に押されて
変形し、あるいは位置がずれやすいが、係止構造で金属
バンド11の保持部11aに連結して、変形と位置ずれ
を阻止できる。
【0032】図に示すパック電池29は、一方の端部カ
バー部12Aである出力端子カバー部12aを金属バン
ド11の保持部11aに連結しているが、本発明のパッ
ク電池は、出力端子カバー部と底部カバー部の両方を同
じ係止構造で保持部に連結することもでき、また、底部
カバー部のみを金属バンドに同じ係止構造で連結するこ
ともできる。
【0033】底部カバー部12bは、2本の二次電池3
を直列に接続するリード線9を内面に配設している。さ
らに、底部カバー部12bはスリットを有し、このスリ
ットによって、乾電池収納部2の弾性突出接点6を案内
するガイド溝13を設けている。ガイド溝13は、内蔵
する二次電池3の−電極端子5に対向する位置に配設し
ている。図の底部カバー部12bは、スリットでガイド
溝13を形成するので、二次電池3の−電極端子面がガ
イド溝13の底面となる。スリットで構成されるガイド
溝13は、二次電池3の−電極端子5の中心部から、乾
電池収納部2の底面側に延長して設けている。パック電
池29を乾電池収納部2に入れるときに、弾性突出接点
6をガイド溝13に沿って移動させるためである。二次
電池3の−電極端子面をガイド溝13の底面とするパッ
ク電池29は、ガイド溝13を深くできる。
【0034】ただ、底部カバー部の内側で二次電池を直
列に接続するパック電池は、底部カバー部の内側に配設
される二次電池の+−の電極端子を、乾電池収納部の弾
性突出接点と非弾性接点とに接触させる必要がないの
で、底部カバー部に、底のあるガイド溝を成形すること
もできる。
【0035】ガイド溝13の深さは、好ましくは、パッ
ク電池29を乾電池収納部2に装着した状態で、乾電池
収納部2の弾性突出接点6がガイド溝13の底部を弾性
的に押圧しない深さとする。この構造のパック電池29
は、最も簡単に乾電池収納部2に入れることができる。
それは、底部カバー部12bに対向して配設される弾性
突出接点6を、全く圧縮しないで、パック電池29を乾
電池収納部2に装着できるからである。
【0036】図に示すパック電池29は、底部カバー部
12bの中央部から一方に開口してガイド溝13を設け
ている。ガイド溝13は、必ずしも図5と図6におい
て、パック電池29の上下両面に延長して設ける必要は
ない。パック電池29を乾電池収納部2の定位置に入れ
た状態で、弾性突出接点6が二次電池3の−電極端子5
のほぼ中央に位置するからである。
【0037】さらに、図6と図12に示すパック電池2
9は、底部カバー部12bの下部に傾斜面45を設け
て、乾電池収納部2に挿入しやすくしている。パック電
池29は、図4において、乾電池収納部2の左側に位置
する弾性突出接点6を、パック電池29の出力端子10
で押圧して圧縮する状態で挿入する。このとき、このパ
ック電池29は、右側に位置する底部カバー部12bの
下部に傾斜面45を設けているので、乾電池収納部2の
開口縁に当接することなくスムーズに挿入できる特長が
ある。
【0038】さらに、図に示すパック電池29は、乾電
池収納部2から簡単に引き出しできるように、底部カバ
ー部12bに取手凹部14を設けている。取手凹部14
は、底部カバー部12bの中央に設けている。図のパッ
ク電池29は、底部カバー部12bの両側に凸部を設け
て、この凸部の間を薄く成形して取手凹部14としてい
る。取手凹部14を設けて薄く成形している部分に、ス
リットを設けてここをガイド溝13としている。
【0039】パック電池29は、内蔵する二次電池3
を、乾電池収納部2に装着される乾電池よりも短くして
いる。ホルダー4に取手凹部14を設けて、乾電池収納
部2の内面との間に隙間を設けるためである。
【0040】さらに、図に示すパック電池29は、金属
バンド11に、パック電池29を乾電池収納部2に逆方
向に入れるのを阻止する逆入阻止突起41を設けてい
る。図のパック電池29は、逆入阻止突起41をパック
電池29の片側の側面に突起して設けている。このパッ
ク電池29は、正常な方向で乾電池収納部2に入れられ
るとき、逆入阻止突起41を乾電池収納部2の隙間に案
内する。しかしながら、パック電池29を逆方向に乾電
池収納部2に入れると、逆入阻止突起41が乾電池収納
部2の内面に当たって、パック電池29を装着できなく
する。図4に示す乾電池収納部2は、パック電池29の
逆入阻止突起41を、開閉蓋31のフックを案内するフ
ックスペース42に案内して、パック電池29を正常な
方向で装着できるようにしている。
【0041】パック電池29を逆方向に入れるのを阻止
する構造は、乾電池収納部2に設けている隔壁リブ43
によっても実現できる。隔壁リブ43は、2本の乾電池
の間に配設されて、乾電池を平行に定位置にセットす
る。隔壁リブ43は、左右を非対称な高さとして、この
非対称な隔壁リブ43を嵌着できるように、2本の二次
電池3の谷間スペースを形成する。
【0042】さらに、図11と図12に示すパック電池
29は、乾電池収納部2の非弾性接点7に接続される+
出力端子10Aを、乾電池収納部2の非弾性接点7に向
かって弾性的に押し出される弾性出力端子17としてい
る。これらの図の弾性出力端子17は、金属キャップ1
8を乾電池収納部2の非弾性接点7に向かってバネ19
で押し出している。金属キャップ18は、金属板をプレ
ス成形して製作したもので、中央部を突出させて凸部端
子18Aとし、その周囲をストッパ鍔18Bとしてい
る。金属キャップ18は、バネ19に押されて、凸部端
子18Aを出力端子カバー部12aに設けている貫通孔
から外部に弾性的に突出させる。ストッパ鍔18Bは、
貫通孔の外周である出力端子カバー部12aの内面に当
接して、金属キャップ18が出力端子カバー部12aか
ら飛び出すのを阻止する。
【0043】バネ19は、弾性金属線からなるコイルバ
ネで、二次電池3の+電極端子5と金属キャップ18と
の間に配設されて、金属キャップ18を弾性的に押し出
している。バネ19が二次電池3の+電極端子5に電気
的に接触しないように、バネ19と電極端子5との間に
は絶縁材20を挟着している。バネ19は、金属キャッ
プ18を二次電池3に接続するリード線にも併用され
る。バネ19はスイッチ21を介して二次電池3に接続
される。
【0044】図13はパック電池29の回路図を示す。
この図のパック電池29は、出力端子10と二次電池3
との間にスイッチ21を接続している。このスイッチ2
1は、パック電池29を乾電池収納部に装着して使用で
きる状態でオンとなり、パック電池29を乾電池収納部
から取り出した状態でオフとなる。
【0045】図11と図12のパック電池29のスイッ
チ21は、図4に示す乾電池収納部2の開閉蓋31に設
けた突出部(図示せず)に押されてオンに切り変えられ
る。このスイッチ21は、弾性接点21Aと固定接点2
1Bとを有し、弾性接点21Aを、開閉蓋31に設けて
いる突出部で図12の矢印の方向に押して固定接点21
Bに接触させてスイッチ21をオンとする。したがっ
て、パック電池29を乾電池収納部2に装着して、開閉
蓋31を閉じると、スイッチ21はオンになって、電気
機器1に電力を供給できる状態となる。パック電池29
を電気機器1から取り出すと、弾性接点21Aが押され
なくなって、スイッチ21はオフになる。このため、パ
ック電池29を電気機器1から取り出した状態では、出
力端子10を短絡しても二次電池3にショート電流が流
れることはない。
【0046】さらに、図に示すパック電池29は、スイ
ッチ21の弾性接点21Aと、弾性出力端子17のバネ
19とを1本の弾性線で構成している。弾性線は、一端
をコイル状に卷いた形状に加工して金属キャップ18を
押し出すバネ19とし、他端を固定接点21Bの対向位
置まで延長して、スイッチ21の弾性接点21Aとして
いる。バネ19と弾性接点21Aとからなる弾性線は絶
縁ホルダー12で定位置に保持して配設される。
【0047】以上の構造のパック電池29は、開閉蓋3
1でスイッチ21をオンに切り換える。スイッチ21
は、開閉蓋31によらず、たとえば、乾電池収納部に設
けているリブで押してオン位置に切り換える構造とする
こともできる。このスイッチは、弾性接点をリブで押さ
れる位置に配設し、押された弾性接点が接触する位置に
固定接点を配設する。
【0048】パック電池29は、乾電池収納部2に装着
した状態で充電される。パック電池29を充電するため
に、パック電池29は、電気機器1の乾電池収納部2に
装着された状態で、電気機器1の背面に表出する充電端
子22を有する。充電端子22は、図13に示すよう
に、スイッチ21を通過しないで、二次電池3に接続さ
れる。充電端子22は、充電器30の出力接点32に接
触されて、パック電池29を充電し、さらに電気機器1
に電力を供給する。
【0049】パック電池29の充電端子22は、前面に
操作押ボタン33を設けている電気機器1の背面であっ
て、しかも、操作押ボタン33を設けている位置の裏面
近傍に配設される。電気機器1の操作押ボタン33を押
す毎に、電気機器1に装着しているパック電池29の充
電端子22を、充電器30の出力接点32に押し付ける
ためである。
【0050】充電端子22を背面に表出させるために、
パック電池29は、図4と図5に示すように、金属バン
ド11と絶縁ホルダー12に充電窓23を開口してい
る。充電窓23は、図11と図12の断面図に示すよう
に、金属バンド11にあっては、背面プレート11Aか
ら湾曲側壁11Bまで延長して開口され、絶縁ホルダー
12にあっては連結部12Bに開口して設けている。
【0051】金属バンド11の充電窓23は、パック電
池29を乾電池収納部2に装着した状態で、電気機器1
の下方に位置する湾曲側壁11Bまで延長してい開口し
ている。充電窓23を湾曲側壁11Bまで延長した状態
を示す拡大断面図を図14に示す。この図の金属バンド
11は、中心角βを約20度とする湾曲側壁11Bの領
域まで延長して、充電窓23を開口している。充電窓2
3は、中心角βをたとえば10〜45度、好ましくは1
0〜30度とする領域まで延長して開口することができ
る。図のパック電池29は、電気機器1に装着した状態
で、上方となる湾曲側壁11Bには充電窓23を開口し
ていない。この構造のパック電池29は、充電窓23を
開口する領域を少なくできるので、金属バンド11の保
持強度を向上できる。ただ、充電窓は電気機器に装着さ
れた状態で、上方となる湾曲側壁まで延長して開口する
こともできる。
【0052】図に示すパック電池29は、絶縁ホルダー
12の連結部12Bに設けた充電窓23を、金属バンド
11の充電窓23よりも小さくして、金属バンド11の
充電窓23を、一方の湾曲側壁11Bの方向に向かっ
て、絶縁ホルダー12の充電窓23よりも長く延長して
いる。したがって、充電窓23の一部には絶縁ホルダー
12が表出している。さらに、図14のパック電池29
は、絶縁ホルダー12の充電窓23から表出している部
分を、金属バンド11の充電窓23の開口縁から、絶縁
ホルダー12の充電窓23の開口縁に向かって、下り勾
配の傾斜面44としている。この構造のパック電池29
は、電気機器1に装着して、充電器30の装着部37に
挿入するときに、充電器30の出力接点32を傾斜面4
4に摺動させて、スムーズに充電端子22に案内できる
特長がある。また、パック電池29を装着している電気
機器1を、充電器30の装着部37から外すときにも、
充電器30の出力接点32を傾斜面44に摺動させて、
スムーズに摺動できる特長がある。
【0053】パック電池29は、充電窓23の内側に位
置して充電端子22を配設している。図に示すパック電
池29は、金属バンド11の背面プレート11Aと絶縁
ホルダー12の連結部12Bを積層しているので、金属
バンド11と絶縁ホルダー12の内側に充電端子22を
設けている。ただし、本発明のパック電池は、必ずしも
絶縁ホルダーを設ける必要はないので、絶縁ホルダーの
ないパック電池は、金属バンドの内側に、絶縁テープ等
で絶縁して充電端子を配設する。
【0054】図のパック電池29は、2本の二次電池の
谷間に充電端子22を配設している。このパック電池2
9は、図2に示すように電気機器1に装着されて、操作
押ボタン33の背面に充電端子22を配設する。
【0055】パック電池29は、充電端子22を定位置
に配設するために、二次電池3の谷間に端子ホルダー3
4を配設し、端子ホルダー34と絶縁ホルダー12との
間に充電端子22を配設して固定している。充電端子2
2は金属板を所定の形状に裁断したもので、+の充電端
子22は二次電池3の+電極端子5に、−の充電端子2
2は二次電池3の−電極端子5に接続される。+−の充
電端子22は、端子ホルダー34の上面であって、充電
窓23の内側に所定の間隔で平行に配設される。図の充
電端子22は、背面プレート11Aと平行な面内にあっ
て、二次電池3と直交する方向に延長して設けられる。
【0056】さらに、図14のパック電池29は、充電
端子22を、隣接して平行に配設してなる円筒型二次電
池外周の接線面よりも外側に、接線面と平行な面内に配
設している。このように、充電端子22を接線面よりも
外側に配設しているパック電池29は、充電器30の出
力接点32を、2本の二次電池3の間に設けられる谷間
に深く挿入して、充電端子22に接触させる必要がな
い。このため、充電器30の出力接点32の突出量を少
なくできる。突出量が少ない出力接点32は、乾電池収
納部2に乾電池を装着している電気機器1を、間違って
充電器30に装着したとき、充電器30の出力接点32
が乾電池の外装缶に接触してショートするのをより確実
に阻止できる特長がある。
【0057】パック電池29の充電端子22を電気機器
1の背面に表出させるために、乾電池収納部2の開閉蓋
31は、図4に示すように、貫通孔35を開口してい
る。貫通孔35は、乾電池収納部2に装着したパック電
池29の充電端子22と対向する位置に開口している。
この図の開閉蓋31は、開閉できると共に、脱着できる
ように電気機器1の背面に連結している。開閉蓋は、パ
ック電池の背面に固定して、パック電池と一体構造とす
ることもできる。
【0058】図2と図3に示す充電器30は、パック電
池29を装着している電気機器1を、脱着自在に装着で
きる装着部37をケース36に設けている。図に示す充
電器30の装着部37は、上方を開口している凹部であ
って、電気機器1を、垂直面に対して、上端を後方に3
0〜50度、好ましくは35〜50度、最適には約45
度の角度で傾斜させる姿勢で保持する傾斜保持面38
を、電気機器1の背面に対向する位置に設けている。電
気機器1の背面を、傾斜保持面38に当接させて、電気
機器1を装着部37にセットする。傾斜保持面38の傾
斜角は、電気機器1を充電器30に装着した状態で、便
利に操作押ボタン33を押すことができ、さらに、電気
機器1のモニタを見やすいように前述の角度に設定され
る。
【0059】充電器30の装着部37は、電気機器1を
多少傾動できる遊びのある状態で保持する。それは、操
作押ボタン33を押したときに、充電器30に対して電
気機器1を多少動かせることによって、パック電池29
の充電端子22と出力接点32とを相対移動させて、接
触不良をより少なくできるからである。ただ、傾動でき
る遊びが大きくすぎると、操作押ボタン33を押す毎に
電気機器1が動くので、便利に使用できない。このた
め、遊びは、操作押ボタン33を押したときに、電気機
器1の下端がたとえば0.1〜1.5mm、好ましくは
0.2〜1mm移動するようにする。
【0060】図の充電器30は、装着部37の傾斜保持
面38と対向する面に、電気機器1の前面下端を係止す
る係止部39を設け、この係止部39で、電気機器1を
傾動できる遊びがある状態で係止している。この構造の
装着部37は、極めて簡単に電気機器1を脱着できる特
長がある。
【0061】充電器30のケース36は、電気機器1を
装着部37に入れた状態で安定して水平台に置くことが
でき、かつ、電気機器1が装着された充電器30を両手
でもって、操作押ボタン33を操作してゲームができる
大きさに設計される。このため、充電器30のケース3
6は、前後方向の長さを電気機器1の高さの0.5〜2
5倍、好ましくは0.8〜1.5倍、幅を電気機器1の
幅の1.2〜2.5倍、好ましくは1.3〜2倍とす
る。
【0062】充電器30は、傾斜保持面38から弾性的
に突出して、電気機器1に装着しているパック電池29
の充電端子22に接触する位置に出力接点32を設けて
いる。出力接点32は、パック電池29の充電端子22
に接触する。出力接点32が充電端子22に接触する状
態で、充電器30は、パック電池29を充電する。出力
接点32は弾性変形できる金属線で、ケース36に内蔵
される充電回路に接続される。
【0063】図2の出力接点32は、充電端子22に接
触する部分を山型に折曲する折曲部とし、さらに、図に
おいて金属線の右部を回転できるように回転軸40に連
結している。この図の出力接点32は、充電端子22に
押し込まれるときに、折曲部を回転軸40を中心とする
円軌道で移動させる。この軌跡を移動する折曲部は、傾
斜保持面38と直交する方向に移動して押し込まれると
共に、傾斜保持面38に平行な方向である上下方向にも
移動する。押し込まれるときに、傾斜保持面38と平行
な上下方向に移動する折曲部は、充電端子22で押し込
まれるとき、充電端子22に対して摺動する。折曲部が
押し込まれるときに、充電端子22と折曲部が摺動する
出力接点32は、操作押ボタン33を押したときに、よ
り接触不良を少なくできる。それは、操作押ボタン33
を押して充電端子22を出力接点32に押し付けて、電
気機器1が傾斜保持面38に対して相対的に移動する
と、充電端子22と出力接点32とが摺動するからであ
る。
【0064】ケース36に内蔵される電器回路は、パッ
ク電池29を充電しながら、電気機器1を駆動できる出
力を有する。したがって、パック電池29を装着した電
気機器1を装着部37にセットする状態で、パック電池
29を充電しながら電気機器1を駆動する電力を供給す
る。
【0065】
【発明の効果】本発明のパック電池は、乾電池に代わっ
て電気機器の乾電池収納部に装着し、電気機器を充電器
にセットして充電できる。さらに、本発明のパック電池
は、複数の二次電池を金属バンドで連結することによっ
て、太い二次電池を内蔵させて充電容量を多くでき、し
かも、この金属バンドが充電器の出力接点をショートさ
せることなく、安定して充電できる特長も実現する。そ
れは、本発明のパック電池が、金属バンドに充電窓に開
口すると共に、この充電窓を湾曲側壁まで延長して開口
しているからである。湾曲側壁まで延長して充電窓を開
口している金属バンドは、パック電池を装着する電気機
器を充電器に装着するとき、充電器の出力接点と金属バ
ンドとの摺動を少なくして、充電器の出力接点の摩耗も
少なくできる。
【0066】さらにまた、本発明のパック電池は、二次
電池の谷間に充電端子を配設し、この充電端子を充電器
の出力接点に接触させて充電する。この構造のパック電
池を充電する充電器は、パック電池に内蔵している二次
電池の谷間に出力接点を接触するように配設する。この
構造の充電器は、パック電池に代わって乾電池を乾電池
収納部に装着した電極端子を装着して、充電器の出力接
点が乾電池でショートするのを確実に防止できる。それ
は、本発明のパック電池が、二次電池の谷間に充電端子
を配設しているために、これを充電する充電器も、二次
電池の谷間に出力接点を配設しており、充電器の出力接
点は乾電池の谷間に配設されて、これが乾電池の外装缶
に接触することがないからである。
【0067】本発明の請求項のパック電池は、金属バ
ンドの充電窓から絶縁ホルダーの充電窓の境界に向かっ
て、下り勾配の傾斜面を絶縁ホルダーに設けているの
で、パック電池を装着している電気機器をよりスムーズ
に充電器に脱着できる特長がある。
【0068】また、本発明の請求項のパック電池は、
充電端子を、隣接して平行に配設されてなる円筒型二次
電池外周の接線面の近傍ないしは接線面よりも外側に配
設しているために、これに接触させる充電器の出力接点
の突出量を少なくできる。このため、この構造のパック
電池を充電するように設計している充電器に、乾電池を
装着した電気機器を装着しても、充電器の出力接点がシ
ョートするのをより確実に阻止できる特長がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のパック電池を示す分解斜視図
【図2】本発明の実施例のパック電池を装着した電気機
器を充電器に装着した状態を示す断面図
【図3】図2に示す電気機器と充電器の斜視図
【図4】電気機器の乾電池収納部にパック電池を装着し
た状態を示す正面図
【図5】本発明の実施例のパック電池の斜視図
【図6】図5に示すパック電池の背面斜視図
【図7】図5に示すパック電池の横断面図
【図8】図5に示すパック電池の上下を反転させた斜視
【図9】図8に示すパック電池の要部拡大断面図
【図10】金属バンドと端部カバー部の係止構造の他の
一例を示す拡大断面図
【図11】図5に示すパック電池の水平断面図
【図12】図5に示すパック電池の縦断面図
【図13】本発明の実施例のパック電池の回路図
【図14】図2に示す電気機器の要部拡大断面図
【符号の説明】
1…電気機器 2…乾電池収納部 3…二次電池 4…ホルダー 5…電極端子 6…弾性突出接点 7…非弾性接点 8…リード線 9…リード線 10…出力端子 10A…+出力端子
10B…−出力端子 11…金属バンド 11A…背面プレート
11B…湾曲側壁 11a…保持部 12…絶縁ホルダー 12A…端部カバー部
12B…連結部部 12a…出力端子カバー部 12b…底部カバー部 13…ガイド溝 14…取手凹部 15…円筒電池 17…弾性出力端子 18…金属キャップ 18A…凸部端子
18B…ストッパ鍔 19…バネ 20…絶縁材 21…スイッチ 21A…弾性接点
21B…固定接点 22…充電端子 23…充電窓 24…スイッチ窓 25…係止爪 26…係止凹部 27…係止凸部 28…係止穴 29…パック電池 30…充電器 31…開閉蓋 32…出力接点 33…操作押ボタン 34…端子ホルダー 35…貫通孔 36…ケース 37…装着部 38…傾斜保持面 39…係止部 40…回転軸 41…逆入阻止突起 42…フックスペース 43…隔壁リブ 44…傾斜面 45…傾斜面

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背面を開口している電気機器(1)の乾電
    池収納部(2)に乾電池に代わって装着され、かつ、電気
    機器(1)に装着される状態で充電器(30)に装着して充電
    されるパック電池であって、複数の二次電池(3)を金属
    バンド(11)で平行に連結すると共に、以下の全ての構成
    を有することを特徴とするパック電池。 (a) 金属バンド(11)は、複数の二次電池(3)を平行
    に保持するように、平面状の背面プレート(11A)の両側
    に湾曲側壁(11B)を設けてなる溝型である。 (b) 両側の湾曲側壁(11B)は、円筒型二次電池(3)の
    表面に沿って湾曲している。 (c) 金属バンド(11)は、二次電池(3)を充電するた
    めの充電窓(23)を開口している。 (d) 金属バンド(11)の充電窓(23)は、パック電池を
    電気機器(1)の乾電池収納部(2)に装着する状態で、電気
    機器(1)を充電器(30)に挿入する方向に向かって延長さ
    れて湾曲側壁(11B)まで開口されている。 (e) 充電窓(23)の内側であって、隣接して配設して
    いる円筒型二次電池(3)の谷部に、充電端子(22)を配設
    している。 (f) 背面プレート(11A)の内側に絶縁ホルダー(12)
    を配設すると共に、絶縁ホルダー(12)と背面プレート(1
    1A)に充電窓(23)を開口している。 (g) 絶縁ホルダー(12)の内側であって円筒型二次電
    池(3)の谷間に端子ホルダー(34)を配設し、端子ホルダ
    ー(34)と絶縁ホルダー(12)との間に充電端子(22)を配設
    している。 (h) 金属バンド(11)の充電窓(23)を、電気機器(1)
    を充電器(30)に挿入する方向に向かって、絶縁ホルダー
    (12)の充電窓(23)よりも長く延長して開口している。
  2. 【請求項2】 絶縁ホルダー(12)が、金属バンド(11)の
    充電窓(23)の内側に、充電器(30)の出力接点を摺動させ
    る傾斜面(44)を有する請求項1に記載されるパック電
    池。
  3. 【請求項3】 充電端子(22)が、隣接して平行に配設さ
    れてなる円筒型二次電池外周の接線面の近傍ないしは接
    線面よりも外側に配設されてなる請求項1に記載される
    パック電池。
  4. 【請求項4】 金属バンド(11)が、乾電池収納部(2)に
    逆方向に挿入するのを阻止する逆入阻止突起(41)を片側
    の湾曲側壁(11B)に有する請求項1に記載されるパック
    電池。
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