JP3182286U - 携帯用救命浮き袋 - Google Patents

Abstract

【課題】板状の四角形又は長方形とし、さらに折り畳み式にし、常時携帯可能とした携帯用救命浮き袋を提供する。
【解決手段】空気注入具を備え、空気を内部に封入した状態では直方体形状であり、収納体に内包して用いることを特徴とする。収容体はランドセルやかばんであり、直方体形状により、水上での体を安定して維持できる。
【選択図】図１

Description

本考案は、板状の四角形又は長方形に特化した、救難、救命用浮き袋である。
折り畳み式にし、常時携帯可能とする。

本考案は、球状ではなく板状の四角形又は長方形にする事により、収納体への水の浸入を最小にし、収納体に内包することにより製品自体の破損を最小限に抑えられるため材質を薄くでき折り畳みも容易で携帯可能となる。

津波、水難事故はいつ発生するか予測不能である。その際、水に浮く物が有れば最悪の事態を回避できる可能性がある。

津波に対する最初にしなければならない行動は、いち早く高台に避難する事です。唯、津波到来までには多少の時間があります。その際に本製品に人の息、その他空気注入器具等を用い注入し、手持ちもしくは手近にある、収納可能なランドセル等の腕を通せて抱え込める物品に内包して装着し、万一、間に合わない場合に水中に沈んでしまう危険を最小限に抑える。

上述の様に、津波の場合は、多少の時間的余裕があるので、空気を注入するのに短時間（おおよそ数十秒）で出来、ランドセル、かばん等に内包する事により、衝突物からの破損を避けられる可能性が高くなり、また、板状の四角形又は長方形にすることにより身体が回転するのを極力抑え、胸に抱え込む事により波乗り効果も期待され溺れる危険を最小限に抑える。
水難事故が起こりやすい海岸等においては、予め空気を注入してリュック等に内包して子供に背負わせたり、手近に置いておき、万一の際に投げる等して救助の一助にする。

本考案の携帯用救命浮き袋の側面図である

Claims (3)

1. 収納体等に内包し携帯用とすることを特徴とする浮き袋
2. ランドセル、かばん、バック等の収納体のおおむね内寸に合わせた寸法で塩化ビニール等の素材を用いた板状の四角形又は長方形の空気注入可能な袋に、浮輪等に使用されている注入具を取り付け、空気を注入することにより浮き袋と同様の浮力を有する浮遊体とし、ランドセル、かばん、バック等の収納体の内部に入れて封入し、津波、水難事故等の緊急時に救命フロートとして活用する浮き袋。
3. 板状の四角形又は長方形の浮き袋とすることにより、収納体内部への水の浸入を最小にし、収納体に内包することにより、瓦礫や障害物から製品自体の破損を最小限に抑えられるため、塩化ビニール等の素材も柔らかく薄い材質で製造でき、廉価でしかも折り畳みも容易にでき、収納体内に常時携帯可能であることを特徴とする請求項１に記載の浮き袋。

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