JP3181719U - 簡易便器用折り畳み式遮蔽ボックス。 - Google Patents

簡易便器用折り畳み式遮蔽ボックス。 Download PDF

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Abstract

【課題】災害非常時の簡易トイレ用として、トイレ使用時に外部との遮蔽を確保し、簡単な構造で製造コストを安くした簡易便器用折り畳み式遮蔽ボックスを提供する。
【解決手段】簡易便器用折り畳み式遮蔽ボックスは紙製段ボール及び合成樹脂製の段ボ−ルより成り、左右の側面に側面壁4R,4Lを設け後面に背面壁5を設け、底部に前記側面壁4R,4Lと背面壁5を支持する底面2を設ける。更に最上部の天面に前記側面壁4R,4Lと背面壁5を受け支持する天井面3を設け、更に出入りのドアー6を設け、箱形を形成し、内側に簡易便器を設置できる空間9を設ける。前記天井面3とドアー6の間にトイレ使用者の上半身が遮蔽ボックスの上部外側にでる開口部8を設け、該開口部8に、トイレ使用者の様子を覆い隠すための開閉自在の蓋7を設ける。前記左右の側面壁4R,4Lと背面壁5と底面2と天井面3と蓋7とドアー6が折り畳みを可能にした。
【選択図】図1

Description

本考案は簡易トイレの使用に関し、更に詳しくは主として災害非常時の簡易トイレの使用の際において、トイレ使用者の遮蔽の確保を目的とした簡易便器用折り畳み式遮蔽ボックスに関するものである。
災害非常時用の簡易トイレの便器自体は昨今の防災意識を反映してその必要性で、需要も多く、多種多様な物が提供されている。しかし、災害時の状態でトイレ使用の際に簡単で便利な遮蔽の確保が可能なものは殆ど提供されていない。災害時でもトイレを使用しているところが見えないようにする事は絶対に必要な事である。高価な個室式簡易トイレは提供されているが、簡単でしかも安価でコンパクトのものは提供されておらず、テント、カ−テン等で仕切り、又はポンチョ等で目隠しをして使用しているのが現状である。災害の程度によるが、個室式簡易トイレが用意されるまで、又は復旧されるまでの間、出来得る限り安心して用をたせる場所が必要である。
災害時の簡易トイレは様々な状況、状態で使用される。会社、駅、学校等々の避難場所で不特定多数の人々が共同で使用される事を対象としている場合もあれば、会社などで特定の複数の人々が利用する場合もあるが、その場所の状況等で仮テント、カ−テン等、簡単に設置する事が難しい場合が多いと想定される。
災害時での生理的現象である用便は環境に大きく影響され大幅に乱れる。従って、トイレ使用時の遮蔽の確保は最も大切なことである。災害時とはいえ男女の性別を問わず、出来得る限り用便の際の環境を良くし、安心して使用できる事が心理的にも健康的にも極めて重要な事である。
特開平10−61220号公報 実用新案登録第3035266号公報 実用新案登録第3169309号公報
上記の特許文献1、2は構造、構成が複雑で本考案とは異なり相違する。特許文献3は構造、構成が異なり相違する。
災害非常時の簡易トイレ用として、安価で、取扱も簡単で、コンパクトで、しかも不使用時の収納スペ−スがかさばらず、遮蔽の確保が可能な簡易トイレは現状において提供されていない。本考案は問題点を克服し、大掛かりな構造にする事なく簡単な構造、構成により、トイレ使用時に外部との遮蔽の確保を可能にし、コンパクトサイズにし、軽量で、製造コストを安く、災害非常時の組み立てを容易にし、更に常時の収納スペ−スが嵩張らない簡易便器用折り畳み式遮蔽ボックスを提供するものである。
本考案の簡易便器用折り畳み式遮蔽ボックスは前記課題を解決するために以下の構造、構成とした事を特徴とする。即ち紙製段ボ−ル及び合成樹脂製(プラスチック)の段ボ−ルより成り、遮蔽の確保のために、左右の側面にそれぞれ側面壁を設け後面に背面壁を設け、底部に前記側面壁と背面壁を支持する底面を設ける。更に最上部の天面に前記側面壁と背面壁を受け支持する天井面を設け、更に出入りのためのドア−を設け、箱形に形成し、内側に簡易便器を設置できる空間を設ける。前記天井面とドア−の間にトイレ使用者の上半身が遮蔽ボックスの上部外側にでる開口部を設け、該開口部にトイレ使用者の様子を覆い隠すための開閉自在の蓋を設ける。前記左右の側面壁と背面壁と底面と天井面と蓋とドア−が折り畳みを可能にした事を特徴とした簡易便器用折り畳み式遮蔽ボックスである。
本考案の簡易便器用折り畳み式遮蔽ボックスは下記の効果及び利点を奏する。紙製段ボ−ル又は合成樹脂製(プラスチック)段ボ−ルを打ち抜き、同時に折曲線を設け、簡単な構造、構成で作成される事を可能にした。該折曲線により簡単に組み立てが出来、すばやく何処でも設置を可能にした。又開口部を設けた事により使用者の上半身が遮蔽ボックスの上部外側にでる構造なので、本考案の遮蔽ボックスは天井面の高さを約30%低くする事が可能になり、材料費が節約でき、また設置の安定性を増す。その開口部に蓋を設けたので、トイレ使用者は外部と遮蔽が確保され、安心して用を足す事ができる。前条の効果により製造コストが安く経済的利点もある。又折り畳み式なので嵩張らず配送料も安く、常時の収納にもコンパクトサイズなので嵩張らない。更に簡単な組み立て式で工具によるネジ止め等の作業が不要であるため災害時に最適である。
本考案の簡易便器用折り畳み式遮蔽ボックスの実施例の斜視図である 同じく、本考案の他の実施例の斜視図である。 同じく、本考案に簡易便器を設置した状態の斜視図である。 同じく、本考案の実施例の展開図である。 同じく、本考案の他の実施例の展開図である。 同じく、本考案の他の実施例の展開図である。
図1の1は本考案の簡易便器用折り畳み式遮蔽ボックスの斜視図である。図において、2は底面,3は天井面、4は側面壁(右は側面壁4R,左は側面壁4L)、5は背面壁(5a,5b 5c,5dの要素で構成),6はドア−、7は蓋、8は開口部、9は空間である。
図1及び図2は本考案の特徴である開口部8を天井面3とドア−6の間に設けた実施例を示す。トイレ使用者の上半身が遮蔽ボックスの上部外側にでる構造を示す。開口部8はトイレ使用者の支度に支障のないスペ−スにする。
図1は本考案の特徴である蓋7を右側の側面壁4Rの最上部の端にヒンジ15手段で連結して設けた図を示す。トイレ使用者は蓋7を開放し開口部8で、立ち状態で用便支度ができる。しかも使用者の上半身は蓋7により遮蔽され、外部より見えない。図3の簡易便器13に座り,蓋7を閉め用を足す。用便後に蓋7を開放し、立上がり衣服を整える事ができる。
図示の実施例では、ドア−6にドア−ストッパ−6bとドア−掛具6cを設け、それを受けるドア−掛具6dを側面壁4Lに設け、紐17によりドア−掛具6cとドア−掛具6dを使い内外より施錠を可能にする。蓋7に蓋ストッパ−7bと明り取り穴7cを設ける。手掛け穴12を側面壁4R,4L,に設ける。尚、明り取り穴7cと手掛け穴12は随所に設ける事ができる。
図2は本考案の特徴である開口部8に、左側の側面壁4Lの最上部の端にヒンジ15手段で連結して、蓋7を設け、ドア−6を閉めた状態の実施例を示す。
蓋7は側面壁の最上部端に設けられる、側面壁4R,4Lのどちらであってもよい。又ドア−6の最上部端にも設ける事ができる。更に天井面3の端に設ける事もできる。
本考案の背面壁5は簡易便器用折り畳み式遮蔽ボックスを箱形に形成するための背面である。前記背面壁5は背面壁5a,5b 5c,5dの要素で構成される。常套手段である段ボ−ル箱の底部の組み立て方式と同じ方法を利用する。常套手段である段ボ−ル箱の底部は多種の組み立て方式、方法があるが、本考案は制限なく利用でき限定しない。
図3は本考案の簡易便器用折り畳み式遮蔽ボックスの内側の空間9に簡易便器13を設置した状態の斜視図である。この実施例において災害時に用意された既存の簡易便器13を内側の空間9に設置した実施例を示す。
図4は蓋7を左側の側面壁4Lに設けた実施例の展開図を示す。本考案の背面壁5は背面壁5a,5b 5c,5dの要素で構成される。糊代11と側面壁4Lの左端と接合し、背面壁5a,5b 5c,5dを組み込み箱形に形成する。
図5は天井面3にヒンジ15手段で連結して蓋7を設けた他の実施例の展開図を示す。本考案の背面壁5は背面壁5a,5b 5c,5dの要素で構成される。糊代11と底面2の右端と接合し、背面壁5a,5b 5c,5dを組み込み箱形に形成し、粘着テ−プでとめる。
図6はドア−6にヒンジ15手段で連結して、蓋7を設けた他の実施例の展開図を示す。本考案の背面壁5は背面壁5a,5b 5c,5dの要素で構成される。糊代11と側面壁4Rの右端と接合し、背面壁5a,5b 5c,5dと折込部16を組み込み箱形に形成し、粘着テ−プでとめる。
本考案は紙段ボ−ル及び合成樹脂(プラスチック)の段ボ−ルを一体的に打ち抜き、同時に折曲線を設けた構造、構成で作られる事が好ましいが、本考案製品のサイズが大きいので材料の規格サイズに合わない場合及び材料の取り都合が悪く無駄がでる場合は、一部を別途に作り接合して作る事が出来る。その連結手段である接合方法は常套手段でよく制限は無い。
1 簡易便器用折り畳み式遮蔽ボックス
2 底面 6 ドア− 10 出入口
3 天井面 6b ドア−ストッパ− 11 糊代
4R 側面壁(右側) 6c ドア−掛具 12 手掛け穴
4L 側面壁(左側) 6d ドア−掛具 13 簡易便器
5 背面壁 7 蓋 14 折曲線
5a 背面壁の一部 7b 蓋ストッパ− 15 ヒンジ
5b 背面壁の一部 7c 明り取り穴 16 折込部
5c 背面壁の一部 8 開口部 17 紐
5d 背面壁の一部 9 空間

Claims (6)

  1. 紙製段ボ−ルよりなり折り畳み可能に構成された左右の側面壁と背面壁と底面と天井面とドア−を備え、前記背面壁の要素を組み立てる事により箱形を構成し、内側に空間が設けられ、該空間の最上部に開口部を有したことを特徴とする簡易便器用折り畳み式遮蔽ボックス。
  2. 紙製段ボ−ルよりなり折り畳み可能に構成された左右の側面壁と背面壁と底面と天井面とドア−を備え、前記背面壁の要素を組み立てる事により箱形を構成し、内側に空間が設けられ、該空間の最上部に開口部を有し、該開口部にトイレ使用者を遮蔽するための蓋を設けたことを特徴とする簡易便器用折り畳み式遮蔽ボックス。
  3. 遮蔽するための蓋を側面壁に設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項2記載の簡易便器用折り畳み式遮蔽ボックス。
  4. 遮蔽するための蓋を天井面に設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項2記載の簡易便器用折り畳み式遮蔽ボックス。
  5. 遮蔽するための蓋をドア−に設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項2記載の簡易便器用折り畳み式遮蔽ボックス。
  6. 空洞を有する薄いプラスチック製段ボ−ルで作られたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の簡易便器用折り畳み式遮蔽ボックス。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2623120A (en) * 2022-10-07 2024-04-10 Hill Rebecca A fibreboard toilet screen device

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