JP3181209B2 - 浴室の天井 - Google Patents

浴室の天井

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JP3181209B2
JP3181209B2 JP26203095A JP26203095A JP3181209B2 JP 3181209 B2 JP3181209 B2 JP 3181209B2 JP 26203095 A JP26203095 A JP 26203095A JP 26203095 A JP26203095 A JP 26203095A JP 3181209 B2 JP3181209 B2 JP 3181209B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は浴室の天井に関する
ものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来から浴室において
はその浴室内空間を広げて閉塞感を解消しようとする試
みがあり、その一つとして浴室天井面を浴室上方に突出
させて凹面状とする工夫がある。図5と図6とはその例
を示していて、浴室天井面Aの形状が方形とされた天井
パネル材aにより天井1が形成され、図示されているよ
うに、浴室天井面Aの一方向に亘って凹部2が設けられ
ている。また、図7(イ)(ロ)に示すようにバスタブ
bなどの設置位置などの条件により、浴室天井面に取り
付ける換気扇cの取付位置が浴室天井面の何れかの隅部
に設定されるため、その換気扇の取付が行える平面部3
を前記凹部2と同様に浴室天井面Aの一方向に亘って設
け、凹部2の何れかの側方にその平面部3を連続した状
態とし、例えば図5に示すように凹部2における凹面の
下側辺4に前記平面部3を連続させたり、図6に示すよ
うに凹面の弧状を呈する側辺5に立て壁からなる段部6
を介して平面部3を連続させている。
【0003】以上のようにして凹部を浴室天井面に設け
て浴室高さ方向の広がりを確保し、また、平面部におけ
る隅部に換気扇を取り付けてその換気扇を浴室天井面の
一隅に位置させるようにしていた。しかしながら、前記
凹部と平面部とが連続して設けられていることから、つ
ぎの不具合が生じている。即ち、浴室内の水蒸気が浴室
天井面で結露するが、凹部の下面に生じた結露水dが凹
面の下側辺4に集まり、そして直線状で連続する長い凹
部と平面部との境界線部分でさらにそれらの結露水が集
まって滴として落下したり(図5)、また、凹面から段
部6を下りる結露水が段部6の下辺7に集まり、そして
平面部との長く連続した境界部分でさらにそれらが集ま
って滴として落下し(図6)、その滴が入浴者の目の前
や頭に落ちたりして不快なものとなるという不都合があ
った。
【0004】そこで本発明は上記事情に鑑み、換気扇を
取り付ける平面部を備えるとともに、その平面部との境
界部分を極力短くして結露水の垂れ落ちを抑えることを
目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を考慮
してなされたもので、それぞれ浴室上方に向けて突出し
て下面が凹面形状を呈する第一凹部と第二凹部とを、方
形の浴室天井面における第一の方向に亘って並べ設け、
前記第一凹部は、浴室天井面の第一の方向に直交する第
二の方向に沿う断面がアーチ形状となるように設けら
れ、前記第二凹部は、前記第二の方向に沿う断面がアー
チ形状となるように設けられているとともに、前記第一
凹部に立て壁からなる段部を介して連続し、第二の方向
における前記第二凹部の両側に位置する浴室天井面隅部
の内、少なくとも一方に平面部を設け、該平面部に換気
扇が取り付けられていることを特徴とする浴室の天井を
提供して、上記課題を解消するものである。このように
本発明にあっては、第二凹部の両側の内、少なくとも一
方に平面部が位置して、その平面部に換気扇が取り付け
られるため、平面部と第一凹部との境界部分が長い直線
にはならず、よって、その境界部分での結露水の集まり
具合が少なくなり、滴として落ち難くなる。そして、本
発明では上記第二凹部の両側に位置する浴室天井面隅部
の両側にそれぞれ平面部を設け、一方の平面部に換気扇
が取り付けられているものとすることができるものであ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】つぎに本発明の実施の形態を図1
から図4に基づいて詳細に説明する。なお、図5と図6
に示す従来例と構成が重複する部分は同符号を付してそ
の説明を省略する。図1と図2は第一の例を示している
ものであって、天井1は従来例と同様に天井パネルaか
ら形成されて、浴室天井面Aの平面形状を方形としてい
るものである。この天井1にあっては、それぞれ浴室上
方に向けて突出して下面が凹面形状を呈する第一凹部7
と第二凹部8とを、浴室天井面Aにおける第一の方向9
に亘って並べ設けている。
【0007】図1において手前側に図示されている第一
凹部7は、第一の方向9に直交する第二の方向10に亘
って設けられており、後述する第二凹部と平面部とを除
く浴室天井面の広範囲の部分に位置していて、その第二
の方向10に沿う断面がアーチ形状となるようにしてい
る。また、第二凹部8は、前記第一凹部7における凹面
の弧状の側辺5に立て壁からなる段部6を介して連続し
て設けられている。そして、この第二凹部8において
も、前記第一凹部7と同様にして第二の方向10に沿っ
て断面がアーチ状となるように設けられている。前記第
二凹部8の第二の方向10における両側にはそれぞれ浴
室天井面Aの隅部となる平面部3が設けられており、そ
の内、一方の平面部3に換気扇11が取り付けられる。
なお、前記平面部3はそれぞれ換気扇11に対応した広
さを有するものであり、換気扇口周りに無用な平面が形
成されないものとされている。
【0008】このように、第二凹部8の両側に平面部3
を配置しているので、その平面部3と第一凹部7との境
界部分が長く形成されず、よって、その境界部分での結
露水の集まり度合いは小さくなり、滴として落下し難く
なる。
【0009】図3と図4は第二の例を示している。この
例においても第一凹部7は、第一の方向9に直交する第
二の方向10に亘って設けられており、第二凹部と平面
部とを除く浴室天井面の広範囲の部分に位置していて、
その第二の方向10に沿う断面がアーチ形状となるよう
にしている。この例において第二凹部8は第二の方向1
0に沿って断面がアーチ状となるように設けられてい
て、第二凹部8の凹面おける一方の下側辺12が浴室天
井面Aの辺部に沿って位置し、他方の下側辺13に平面
部3が配置されている。そして、この第二凹部8と第一
凹部7とは、第一凹部7の側辺5から下りる段部6を介
して連続している。第二凹部8の一方に形成された上記
平面部3には換気扇11が取り付けられる。
【0010】この例においても平面部3と第一凹部との
境界部分が長い直線状のものとはならず、境界部分での
結露水の集まり度合いが小さくなって、滴として落下し
難くなる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明の浴室の天井
は、それぞれ浴室上方に向けて突出して下面が凹面形状
を呈する第一凹部と第二凹部とを、方形の浴室天井面に
おける第一の方向に亘って並べ設け、前記第一凹部は、
浴室天井面の第一の方向に直交する第二の方向に沿う断
面がアーチ形状となるように設けられ、前記第二凹部
は、前記第二の方向に沿う断面がアーチ形状となるよう
に設けられているとともに、前記第一凹部に立て壁から
なる段部を介して連続し、第二の方向における前記第二
凹部の両側に位置する浴室天井面隅部の内、少なくとも
一方に平面部を設け、該平面部に換気扇が取り付けられ
ていることを特徴とするものである。このように、第二
凹部の側方に位置する平面部に換気扇を配置することが
できるとともに、第一凹部と平面部との境界部分が長く
ならず、その境界部分での結露水の集まり度合いを小さ
くして滴の発生を抑えることができるようになる。そし
て、浴室天井面の第一の方向に二つの凹部が並び設けら
れて浴室天井面における平面部分を少なくすることがで
き、浴室内の空間的な広がりを確保し易くなるなど、実
用性に優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る浴室の天井の第一の例を下方側か
ら示す説明図である。
【図2】同じく第一の例を上方側から示す説明図であ
る。
【図3】第二の例を下方側から示す説明図である。
【図4】同じく第二の例を上方側から示す説明図であ
る。
【図5】従来例を示す説明図である。
【図6】従来例を示す説明図である。
【図7】換気扇の配置を示す説明すである。
【符号の説明】
1…天井 3…平面部 6…段部 7…第一凹部 8…
第二凹部 9…第一の方向 10…第二の方向 11…
換気扇 A…浴室天井面 d…結露水
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04B 9/00 E04B 9/30 E04H 1/12 301

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれ浴室上方に向けて突出して下面が
    凹面形状を呈する第一凹部と第二凹部とを、方形の浴室
    天井面における第一の方向に亘って並べ設け、 前記第一凹部は、浴室天井面の第一の方向に直交する第
    二の方向に沿う断面がアーチ形状となるように設けら
    れ、前記第二凹部は、前記第二の方向に沿う断面がアー
    チ形状となるように設けられているとともに、前記第一
    凹部に立て壁からなる段部を介して連続し、 第二の方向における前記第二凹部の両側に位置する浴室
    天井面隅部の内、少なくとも一方に平面部を設け、該平
    面部に換気扇が取り付けられていることを特徴とする浴
    室の天井。
  2. 【請求項2】前記第二凹部の両側に位置する浴室天井面
    隅部の両側にそれぞれ平面部を設け、一方の平面部に換
    気扇が取り付けられていることを特徴とする請求項1に
    記載の浴室の天井
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