JP3180950U - ストロー付き紙パック - Google Patents
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Abstract
【課題】紙パック本体とストローとを一体化することで、飲用前にストローを袋から取り出したり、ストローを差し込み口へ差し込んだりする必要のないストロー付き紙パックを提供する。
【解決手段】紙パック本体2及びストロー3を備え、該紙パック本体2の一側面6には接着加工されて形成された延出条7が上下方向に延設され、該側面6の上端6aには折り代部8a、8bを外側へ向けて形成する。該ストロー3は該延出条7に沿って上下方向に配置され、該延出条7が該ストロー3の少なくとも一部を被覆するように該ストロー3に接着され、該ストロー3の一端3bは該紙パック本体2の下端に形成されたストロー接続孔9に接着され、他端部3aは該折り代部8aが下方へ折り曲げられることで密封されている。
【選択図】図1
【解決手段】紙パック本体2及びストロー3を備え、該紙パック本体2の一側面6には接着加工されて形成された延出条7が上下方向に延設され、該側面6の上端6aには折り代部8a、8bを外側へ向けて形成する。該ストロー3は該延出条7に沿って上下方向に配置され、該延出条7が該ストロー3の少なくとも一部を被覆するように該ストロー3に接着され、該ストロー3の一端3bは該紙パック本体2の下端に形成されたストロー接続孔9に接着され、他端部3aは該折り代部8aが下方へ折り曲げられることで密封されている。
【選択図】図1
Description
本考案は、飲料が入れられたストロー付き紙パックに関する。
従来、図5に示すような、紙パック容器本体20とストロー30とを別体として、該紙パック容器本体20外面に該ストロー30が封入された袋40を接着してなるストロー付き紙パック10が良く知られている(例えば特許文献1,2参照)。そして、該紙パック容器本体20内の飲料を飲用する際には、まず該袋40からストロー30を取り出し、次いで該紙パック容器本体20に設けられたストロー差し込み口90に該ストロー30を差し込んで、該ストロー30の突き出た部分を吸い口としている。該ストロー30は二重筒状になっているものを引き伸ばして使用するものも既に良く知られている。
また、特許文献1,2にかかるパックの課題を解決すべく、特許文献3に記載されているように、飲料物の色や残量が目視できるように、紙パックの下部にストローを固着したものも提案されている。これによって紙パック内の液状を残すことなく飲み終えることができ、またストローが下部に設置されているために幼児や病人などの飲食が困難な場合でも紙パックを持ち上げることで飲料物を口に流し込むこともできる。更に、該ストローを透明な樹脂材で加工し、目盛りを印刷することで、紙パック内の液状の容量が簡単に目測できる利点もある。
しかしながら、上記特許文献3のような従来の構成にあっては、ストローが紙パックの本体から突き出る形となっており、運搬、販売、保存時において該ストローに傷がついて飲料がこぼれ出たり、露光によって飲料の変性(腐敗等)が起こったりする可能性があった。また、飲用するまで該ストローの吸い口に栓をしておく必要があった。
本考案は、内空に飲料が入れられた紙パック本体と、該飲料を飲むためのストローとを備えるストロー付き紙パックにおいて、前記紙パック本体は、耐水性紙材を曲げ加工することで左右方向のうち少なくとも一方が開口する筒体を作製し、該筒体の開口部において互いに向かい合う開口縁同士を接着することで箱形状とされるものであり、該紙パック本体の側面に形成された開口縁の接着部位が、該紙パック本体から側方に向けて差し出され、かつ上下方向に沿って形成される延出条とされており、また、該紙パック本体の上端であって、該延出条の上端に対応する位置には、折り代部が外側へ向けて突成されており、さらに、該紙パック本体の側面の下端部であって、該延出条の下端に対応する位置には、ストロー接続孔が形成されており、該ストロー接続孔に前記ストローの一端が接着されて該紙パック本体内と該ストロー内とが連通し、かつ該ストローが該延出条に沿って該紙パック本体の側面に上下方向に取り付けられ、該ストローの他端部が該折り代部まで到達しており、しかも該延出条が該ストローの外表面の少なくとも一部を被覆するように該ストローに接着され、また、該折り代部が下方へ向けて折り曲げられることで該ストローの他端部が下向きに折り曲げられ、該折り代部が該紙パック本体の側面に接着されることで該ストローの他端部が密封されていることを特徴とするストロー付き紙パックである。
このように本考案は、飲用前に既に前記紙パック本体と前記ストローとが一体化されており、前記延出条によって前記ストローが被覆されていることを大きな特徴としている。例えば、該ストローのほぼ全面が該延出条によって被覆されていると、運搬、販売、保存時に該ストローに傷がついたり、露光によって飲料の変性が起こったりすることを好適に防止できる。また、該ストローが部分的に被覆されていると、飲料の品質低下をある程度抑制でき、かつ露出した部分から飲料の内容量を即座に把握できる。
更に本考案は、紙パック本体の折り代部が下方へ向けて折り曲げられることでストローが密封されていることを第二の特徴としている。かかる構成とすることにより、運搬、販売、保存時に栓などを使用する必要がない。なお、該飲料の飲用に際しては、紙パック本体の側面に接着された折り代部を上向きに展開することにより、ストローの他端(吸い口)の密封が開放されることになる。
本考案のストロー付き紙パックは、ストローを封入する袋やストローの差し込み口が不要であり、幼児や老人、障害者等の力や視力の弱い者でも簡単に使用可能である。また、飲料を最後まで飲み切ることが可能である。また、内容量を瞬時に把握することも可能である。また、簡単な構成で栓などを別途設ける必要がなく、安全に運搬、販売、保存が可能である。
以下、本考案のストロー付き紙パックを具体化した実施例を詳細に説明する。
なお、本考案は、下記に示す実施例に限定されることはなく、適宜設計変更が可能である。
図1に示すように、前記ストロー付き紙パック1は、紙パック本体2及びストロー3を備えている。該紙パック本体2は、耐水性紙材4を接着及び折り曲げ加工することで直方体形状の箱型に形成されており、その内空には飲料5が収容される。さらに詳述すると、該紙パック本体2は、以下の手順で作製される。図2に示すように、まず、シート状の耐水性紙材4を曲げ加工して左右方向のうち少なくとも一方が開口する筒体を作製する。
次いで、該筒体の開口部において互いに向かい合う開口縁同士を接着することで飲料を収容可能な箱形状とする。
また、図3に示すように、該紙パック本体2の側面6に形成された開口縁の接着部位は、該紙パック本体2から側方に向けて差し出され、かつ上下方向に沿って形成される延出条7とされる。
また、該紙パック本体2の上端6aであって、該延出条7の上端に対応する位置には、略三角形状の折り代部8が外側へ向けて突成されている。
さらに、図4等に示すように、該紙パック本体2の側面6の下端部であって、該延出条7の下端に対応する位置には、ストロー接続孔9が形成されている。そして、該ストロー接続孔9に、前記ストロー3の一端3bが接着されている。また、該ストロー3は、該延出条7に沿って該紙パック本体2の側面6に上下方向に取り付けられている。なお、ストロー3の全長は、その他端が折り代部8に到達する長さに設定されている。さらに、紙パック本体2の延出条7が、該ストロー3の外表面の少なくとも一部を上下方向に沿って被覆するように配置され、該ストロー3の外表面に接着されている。
そしてさらに、前記折り代部8が下方へ向けて折り曲げられることで、該ストロー3の吸い口3a(他端部)が下向きに折り曲げられる。そして、該折り代部8が該紙パック本体2の側面6に接着されることで該ストロー3の折り曲げ部3cが折曲され、かつ吸い口3aが押しつぶされて密封状態となっている。
このとき、前記ストロー3は部分的に前記延出条7によって被覆されているので、該ストロー3に傷がついて飲料5がこぼれ出たり、露光によって飲料5の変性が起こったりする可能性が抑制される。
そして前記ストロー付き紙パック1を飲用する時には、前記折り代部8を上方へ展開する。そうすると、該ストロー3の密封が開放され、図1bに示すように該吸い口3aは前記紙パック本体2から突き出された状態となる。
前記紙パック本体2の側面6に延設形成される延出条7及び折り代部8は、紙パック本体2の作製過程において、筒体の開口部の開口縁同士を接着し、さらに外側へ突き出した形状に加工するだけで形成できる簡単な構造である。そして該折り代部8が下方へ折り曲げられて接着されるだけで前記ストロー3が密封されるため、簡易な構造で飲料5の漏洩が防止できる。
更に飲用に際しては、該折り代部8を上方へ展開する、即ち該折り代部8の下方への接着を解除するだけで該ストロー3の吸い口3aが該紙パック本体2から突き出された状態となるため、幼児や老人等にとっても取り扱いが極めて容易である。つまり、従来のように袋の中からストローを取り出したり、取り出したストローを引き伸ばしたり、更にストローを紙パック本体のストロー差し込み口に差し込んだりする必要が全くない。また、ストローの吸い口にあらかじめ栓をしておく必要もない。
本実施例において、前記耐水性紙材4やストロー3の材料は特に限定されず、公知のものが好適に適用される。
1 ストロー付き紙パック
2 紙パック本体
3 ストロー
3a 吸い口(他端部)
4 耐水性紙材
5 飲料
6 側面
6a 上端
7 延出条
8 折り代部
9 ストロー接続孔9
2 紙パック本体
3 ストロー
3a 吸い口(他端部)
4 耐水性紙材
5 飲料
6 側面
6a 上端
7 延出条
8 折り代部
9 ストロー接続孔9
Claims (1)
- 内空に飲料が入れられた紙パック本体と、該飲料を飲むためのストローとを備えるストロー付き紙パックにおいて、
前記紙パック本体は、
耐水性紙材を曲げ加工することで左右方向のうち少なくとも一方が開口する筒体を作製し、該筒体の開口部において互いに向かい合う開口縁同士を接着することで箱形状とされるものであり、
該紙パック本体の側面に形成された開口縁の接着部位が、該紙パック本体から側方に向けて差し出され、かつ上下方向に沿って形成される延出条とされており、
また、該紙パック本体の上端であって、該延出条の上端に対応する位置には、折り代部が外側へ向けて突成されており、
さらに、該紙パック本体の側面の下端部であって、該延出条の下端に対応する位置には、ストロー接続孔が形成されており、該ストロー接続孔に前記ストローの一端が接着されて該紙パック本体内と該ストロー内とが連通し、かつ該ストローが該延出条に沿って該紙パック本体の側面に上下方向に取り付けられ、該ストローの他端部が該折り代部まで到達しており、しかも該延出条が該ストローの外表面の少なくとも一部を被覆するように該ストローに接着され、
また、該折り代部が下方へ向けて折り曲げられることで該ストローの他端部が下向きに折り曲げられ、該折り代部が該紙パック本体の側面に接着されることで該ストローの他端部が密封されていることを特徴とするストロー付き紙パック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012006623U JP3180950U (ja) | 2012-10-31 | 2012-10-31 | ストロー付き紙パック |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012006623U JP3180950U (ja) | 2012-10-31 | 2012-10-31 | ストロー付き紙パック |
Publications (1)
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JP3180950U true JP3180950U (ja) | 2013-01-17 |
Family
ID=50425221
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2012006623U Expired - Fee Related JP3180950U (ja) | 2012-10-31 | 2012-10-31 | ストロー付き紙パック |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109625605A (zh) * | 2019-01-04 | 2019-04-16 | 义乌市蒙特日用品有限公司 | 一种带纸吸管的饮品盒 |
KR102107540B1 (ko) * | 2019-01-15 | 2020-05-07 | 한미헬스케어 주식회사 | 일체형 스트로우가 구비된 음료팩 |
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2012
- 2012-10-31 JP JP2012006623U patent/JP3180950U/ja not_active Expired - Fee Related
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WO2020149524A1 (ko) * | 2019-01-15 | 2020-07-23 | 한미헬스케어 주식회사 | 일체형 스트로우가 구비된 음료팩 |
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