JP3179822B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体記憶装置に関し、
特にメモリセルがデータを読み出す際のエラー防止を可
能とした半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ダイナミック型メモリセルを備えた半導
体メモリでは、一般に行アドレスによりワード線の一つ
が選択されてそのワード線のレベルが立ち上がってから
メモリセルのデータがビット線に転送される。その後、
列アドレスに対応するビット線センスアンプがアクティ
ブとなって、ビット線センスが行われ、データの読出し
が行われる。
【0003】このようなダイナミック型メモリでは、ワ
ード線を駆動するワード線駆動回路およびビット線セン
スアンプ駆動回路は通常メモリセルの周囲に周辺ブロッ
クとして配置される。
【0004】近年のメモリ容量の飛躍的な増大に伴っ
て、メモリセルに書込み/読み出しを指令するワード線
や、メモリセルからの読み出し信号を伝送するビット線
が長くなりかつ本数が増加してその配線抵抗や負荷容量
が増大している。このため、ワード線駆動回路の駆動能
力の相対的な低下、ビット線のS/Nの低下、信号遅延
等の問題が生じている。
【0005】これを防止するために、メモリセル領域を
複数に分割することが提案されている。図1にはメモリ
チップ上のセル領域を8分割して、複数のメモリセルア
レイ3a〜3hを形成し、各メモリセルアレイにローデ
コーダ及びセンスアンプ/カラム(列)デコーダおよび
ワード線駆動回路を配置したものが示されている。
【0006】図1に示された構成によれば、外部から供
給されるアドレス信号はローアドレスバッファ1及びカ
ラムアドレスバッファ2に一旦保持される。ローアドレ
スバッファ1はローアドレス信号を各メモリセルアレイ
のローデコーダ4a〜4hに供給する。なお、各ローデ
コーダの出力が同じであるときはローデコーダを共用す
ることが可能である。カラムアドレスバッファ2はカラ
ムアドレス信号を各メモリセルアレイのセンスアンプ/
カラムデコーダ5a〜5hに供給する。
【0007】図2はメモリセルアレイを動作させるため
の詳細な構成を示しており、この図の場合にはメモリセ
ルアレイはn個あるものとして説明する。メモリセルア
レイ3a〜3nに対応してワード線駆動回路6a〜6n
が設けられており、これから出力されたワード線駆動信
号はメモリセルのワード線に供給されてワード線を駆動
する。また、ローアドレスバッファ1からのローアドレ
ス信号をデコードするローデコーダ4a〜4nがワード
線駆動回路6a〜6nとメモリセルアレイ3a〜3nと
の間に設けられており、このローデコーダにより駆動す
べきアドレス線が選択される。
【0008】前述したように、選択されたワード線のレ
ベルが完全に立ち上がってからビット線センスアンプが
アクティブとなる必要があるため、いずれかワード線駆
動回路、ここでは6aにおける出力発生から遅延回路1
0で所定の遅延時間t1 を与えてセンスアンプ駆動回路
11を動作させ、このセンスアンプ駆動回路の出力を各
アレイのセンスアンプ/カラムデコーダ5a〜5hに供
給して各センスアンプを駆動させるようにしている。こ
こで遅延時間t1 としては選択されたワード線のレベル
が立ち上がってからビット線への読出しが完了するのに
十分な時間が選択される。
【0009】図3はデータ読出し時のワード線駆動信号
i 、センスアンプ駆動信号SE、ビット線電位B,バ
ーBの関係を示す信号波形図である。
【0010】ワード線を選択する選択信号Wi が実線で
示されており、その発生時点から所定時間ti 後にセン
スアンプの駆動信号SEが出力される。
【0011】ローデコーダにより選択されたワード線に
駆動信号が供給されると、このワード線に接続されたメ
モリセルからビット線対B,バーBに保持されたデータ
が読出されてビット線電位が微小変化し、センスアンプ
の駆動によりビット線対の電位変化が増幅されてデータ
読出しが完了する。
【0012】ローデコーダ4a〜4n、ワード線駆動回
路6a〜6n、遅延回路10及びセンスアンプ駆動回路
11は、ワード線制御手段100を形成する。
【0013】このように、メモリの記憶領域を分割する
と、一つのメモリセルにおけるワード線及びビット線が
短くなって、その配線抵抗や容量を軽減することが可能
となり、ワード線駆動回路6a〜6nの負荷容量が軽減
されてデータアクセスの高速化等を図り得る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、メモリ
の内部回路の動作による電源電圧VCC、接地電圧VSS
変動が生ずる場合がある。これがメモリチップ上で多様
に発生すると、ワード線駆動回路の出力Wi の発生タイ
ミングが図6に一点鎖線あるいは二点鎖線で示すように
ばらつく。上述した遅延回路10の遅延時間t1 は安定
な電源電圧下において各メモリセルアレイを動作させる
ことを前提として設定されたものであるため、遅延回路
10による遅延の基準としたワード線駆動回路の出力発
生時点よりも後の時点でワード線駆動回路の出力が発生
することがある。この場合、遅く発生したワード線駆動
出力からセンスアンプ駆動までの余裕時間は設定した最
適時間t1 よりも短縮されることになる。したがって、
ビット線の誤センスが誘発され、リフレッシュされるメ
モリセルのデータを破壊する場合が生ずる。このような
問題はワード線駆動回路と非同期に動作する多数の回路
を有するマルチポートメモリやフィールドメモリ等では
特に顕著になる。
【0015】したがって、本発明の目的は、メモリチッ
プ内において電源電圧の変動等が発生して各ワード線駆
動回路の出力発生タイミングがばらついた場合であって
も、センスアンプ駆動回路によるビット線の誤センスを
抑制し得る半導体メモリ装置を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる半導体記
憶装置によれば、ダイナミック型メモリセルがマトリク
ス状に配置された複数のメモリセルアレイと、前記メモ
リセルアレイごとに設けられ、各メモリセルアレイの行
方向に配設されたワード線を駆動する複数のワード線駆
動回路と、各メモリセルアレイの列方向に配置されたビ
ット線への出力を論理レベルに導出する複数のセンスア
ンプと、前記複数のワード線駆動回路の各出力の論理積
をとって前記複数のワード線駆動回路のすべてが活性化
されたときに出力信号を発生する駆動信号検知手段と、
この駆動信号検知手段の出力信号を、前記ワード線が駆
動されて対応するメモリセルからビット線に電荷が移動
してビット線の電位が微小変化するのに十分な時間だけ
遅延させる遅延回路と、この遅延回路で遅延された前記
駆動信号検知手段の出力信号が供給されることにより前
記複数のセンスアンプを駆動するセンスアンプ駆動回路
とを備えたことを特徴とする。
【0017】
【作用】本発明によれば、複数のメモリセルアレイの各
々に設けられた複数のワード線駆動回路から発生された
全てのワード線駆動信号が立ち上がったことを検知した
後、検知信号の発生が出力される。そして、この検知信
号は遅延回路によって所定時間遅延されて、センスアン
プ駆動回路に供給され、センスアンプ群を駆動する。
【0018】この結果、電源ノイズ等に起因して複数の
ワード線駆動回路が出力する駆動信号の発生タイミング
にばらつきが生じた場合には、最後に発生したワード線
駆動信号を基に、メモリセルからの信号の読み出しが確
実に行われた時間経過後にセンスアンプが動作するので
誤センスが防止される。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0020】図4は本願発明の一実施例を示すブロック
図であって、図2に示した従来のワード線制御手段10
0の構成の改良部分を示している。図4において、図2
と対応する部分には同一符号を付し、その詳細な説明は
省略する。
【0021】図4において、ワード線駆動回路6a〜6
nの出力は、ローデコーダを介して対応するワード線に
接続される他、アンドゲート7に入力される。従って、
アンドゲート7は、ワード線駆動回路6a〜6nの全部
が駆動信号を発生している状態になると、高レベル信号
を出力し、駆動信号検知手段を形成する。このアンドゲ
ート7の出力は検知信号として、遅延回路10に供給さ
れる。なお、検知信号の発生はこの実施例の場合、電源
電圧をVDDとしてVDD/2のレベルに達した時点で出力
が反転するようにアンドゲートの閾値を設定している。
この遅延回路10において設定されている遅延時間t2
は、従来と同様に、ワード線が駆動されてメモリセルC
i からビット線対に電荷が移動してビット線対の電位が
微小変化するのに十分な時間が設定され、この値は前述
した時間t1 と同じであってもよい。遅延回路10は、
アンドゲートの出力が発生した後、時間t2 を経過する
と、センスアンプ駆動回路11に作動を指令する。セン
スアンプ駆動回路11は、センスアンプ/カラムデコー
ダ5a〜5nに駆動信号を供給する。他の構成は図2に
示された従来回路と同様である。
【0022】従って、図3で一点鎖線で示されたWi
のようにワード線駆動回路6a〜6nのうちで最も遅く
発生した駆動信号を基準として時間t2 だけ経過した後
に、各メモリセルアレイのセンスアンプ5a〜5nが駆
動される。このため、電源電圧の変動等によってメモリ
チップの分割された各領域でワード線駆動回路の駆動信
号がばらついたとしても遅れて最後となったビット線対
への読み出しを待ってセンスアンプのセンス動作が開始
されるので、センスアンプの誤センスが回避される。
【0023】図5はワード線制御手段100の他の例を
示すブロック図であって、ワード線駆動回路6a〜6n
の各出力はそれぞれインバータ8a〜8nを介してノア
ゲート9の入力端に接続される。このような論理ゲート
回路はド・モルガンの定理からも明らかなように、単純
なアンドゲートと等価である。
【0024】この実施例では、多入力のアンドゲートを
用いないことにより、トランジスタが直列に多数接続さ
れることに起因するいわゆるバックゲートバイアス効果
を回避することができるという利点がある。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体記
憶装置においては、全てのワード線駆動回路から駆動信
号が出力された後所定時間の経過を待ってセンスアンプ
を動作させる。言換えれば、最も遅れて出力された駆動
信号を基準としてメモリセルからの所定読み出し時間を
経過してから、センスアンプを動作させる構成としてい
る。従って、メモリセルに保持された微小信号のビット
線対への読み出しが全て行われてからセンスアンプが動
作するので、電源ノイズ等に起因する駆動信号の発生タ
イミングのばらつきが生じても誤センスする可能性が低
く、十分なセンスマージンを確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】メモリチップの領域を複数のメモリセルアレイ
に分割してメモリを形成する例を示すブロック図。
【図2】従来のワード線制御手段100の構成を示すブ
ロック図。
【図3】回路の動作を説明するための信号波形図。
【図4】本発明の実施例における主要部分の構成を示す
ブロック図。
【図5】本発明の他の実施例における主要部分の構成を
示すブロック図。
【符号の説明】 3a〜3n メモリセルアレイ 4a〜4n ローデコーダ 5a〜5n センスアンプ/カラムデコーダ 6a〜6n ワード線駆動回路 7 アンドゲート 9 オアゲート 10 遅延回路 11 センスアンプ駆動回路

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ダイナミック型メモリセルがマトリクス状
    に配置された複数のメモリセルアレイと、 前記メモリセルアレイごとに設けられ、各メモリセルア
    レイの行方向に配設されたワード線を駆動する複数の
    ード線駆動回路と、 各メモリセルアレイの列方向に配置されたビット線への
    出力を論理レベルに導出する複数のセンスアンプと、 前記複数のワード線駆動回路の各出力の論理積をとって
    前記複数のワード線駆動回路のすべてが活性化されたと
    きに出力信号を発生する駆動信号検知手段と、 この駆動信号検知手段の出力信号を、前記ワード線が駆
    動されて対応するメモリセルからビット線に電荷が移動
    してビット線の電位が微小変化するのに十分な時間だけ
    遅延させる遅延回路と、 この遅延回路で遅延された前記駆動信号検知手段の出力
    信号が供給されることにより前記複数のセンスアンプを
    駆動するセンスアンプ駆動回路とを備えた半導体記憶装
    置。
  2. 【請求項2】前記駆動信号検知手段がアンドゲートをな
    すことを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】前記駆動信号検知手段が反転入力を有する
    ノアゲートであることを特徴とする請求項1に記載の半
    導体記憶装置。
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