JP3179732B2 - エンジンの計測システムにおける進行状況の表示システム - Google Patents

エンジンの計測システムにおける進行状況の表示システム

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエンジンの計測シス
テムにおける進行状況の表示システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、図9のように、エンジン10
0をダイナモメータ101に連結して、エンジンに負荷
を与えながら運転し、エンジンの回転数、トルクおよび
空燃費などの計測を行うエンジンの計測システムが採用
されている。かかる計測は、一般に、数時間以上にわた
って行われることが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、こうした計測で
は、予定した結果が出ないことがある。このような場
合、計測を途中で中止し、運転スケジュールを立て直し
たり、あるいは、燃料の噴射量やタイミングなど、エン
ジンの電子制御の調整を行う。しかし、従来の計測シス
テムでは、運転スケジュールの進行度合が認識できない
ため、再び、最初から長時間にわたる計測を行う必要が
あるなど、使い勝手が悪いという欠点があった。
【0004】そこで、特開平8−240448号公報に
開示されているように、計測の残り時間を表示して、進
行状況を表示することが考えられる。しかし、エンジン
の計測システムでは、エンジンが所定の回転数および負
荷となるまでの移行時間にバラツキがある上、長時間に
わたって計測を行うので、計測の進行状況と所要時間と
の関係が一義的に決まらないから、残り時間や所要時間
を表示しても、現在どの運転を行っているか分からず、
正確な進行状況を把握することができない。
【0005】したがって、本発明は、エンジンの計測シ
ステムにおいて、計測の進行状況を正確に把握できるよ
うにして、使い勝手を向上させることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、1つの運転スケジュールをステップの1
または複数の単位で分割し、実行の完了したまたは実行
中のステップのステップ番号を表示器に表示する。ここ
で、「ステップ」とは、エンジンの回転数および負荷の
値を含む命令からなるものをいう。
【0007】本発明によれば、計測の進行度合をステッ
プ番号で表示するから、実行中のステップが運転スケジ
ュールのどの部分なのかを直ちに認識することができ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
にしたがって説明する。本計測システムにおいては、エ
ンジンの種別に応じて個別の運転スケジュールが設定さ
れている。各運転スケジュールは、以下に説明するよう
に、多数のブロックおよびステップに分割されている。
【0009】図3に示すように、各運転スケジュール
は、多数のブロックに分割されて管理される。各ブロッ
クは、エンジンの回転数および負荷の値を含む命令から
なるステップの1以上の集合からなり、図4(a)に示
すように、各運転スケジュールには同一のブロック(た
とえばブロックC)が存在する場合がある。
【0010】図1に示すように、本計測システムは、ホ
ストコンピュータ1、運転制御コンピュータ3および計
測コンピュータ4を備えている。運転制御コンピュータ
3は、記憶部30および計時手段31などを備えてお
り、アクチュエータおよび制御器からなる運転手段5を
制御して、エンジン100を所定の運転スケジュールに
沿って運転させるものである。計測コンピュータ4は、
記憶部40および計時手段41などを備えており、計測
器6からの出力を分析して測定値を算出する。
【0011】前記ホストコンピュータ1には、図示しな
いI/Oを介して表示器11、操作部12および外部記
憶装置(ハードディスク)13などが接続されている。
前記外部記憶装置13には、図4(a),(b),
(c)に示すような、スケジュールファイルFsc 、ブロ
ックファイルFbおよびステップファイルFst が記憶され
ている。
【0012】図4(a)のスケジュールファイルFsc に
は、各スケジュールNo.(スケジュール番号) ごとに、運
転するブロック名が時系列的に記憶されていると共に、
当該スケジュールを計測するのに要する概略の所要時間
(h)が記憶されている。図4(b)のブロックファイ
ルFbには、各ブロック名ごとに、実行するステップ名が
時系列的に記憶されていると共に、当該ブロックを運転
するのに要する概略の所要時間(min)が記憶されてい
る。図4(c)のステップファイルFst には、各ステッ
プ名ごとに、エンジンの負荷、回転数と、当該負荷・回
転数を保持すべき時間あるいは目標値とが記憶されてい
ると共に、当該ステップを実行(運転)するのに要する
概略の所要時間(sec)が記憶されている。前記目標値
は、当該ステップの負荷・回転数を保持した際に目標と
なる排ガスの濃度やブースト圧の値である。
【0013】前記各ステップの所要時間は、経験的に求
められた値または計算した値が入力されており、図3の
立上り時間T1および保持時間Thなどから算出することが
できる。図4(b)の前記ブロックファイルFbの所要時
間は、ステップファイルFstの各ステップの所要時間か
ら算出することができ、また、図4(a)のスケジュー
ルファイルFsc の所要時間は、ブロックファイルFbの各
ブロックの所要時間から算出することができる。なお、
本実施形態では、説明を分かり易くするために、スケジ
ュールファイルFsc およびブロックファイルFbに所要時
間を記憶させたが、これらの値は、1つの運転スケジュ
ールを選択した際に、ステップファイルFst の所要時間
から算出してもよい。
【0014】図1の前記ホストコンピュータ1には、C
PU10、RAM20およびROM21などを有するマ
イコンが内蔵されている。CPU10は組立手段14、
書換手段15、表示制御手段16、カウンタ17および
計時手段18などを備えている。該CPU10は、操作
部12から運転スケジュールが選択されると、当該運転
スケジュール番号に応じて、図4(a)〜(c)のファ
イルFsc ,Fb,Fst を読み出して、当該運転スケジュー
ルを組み立てて、組み立てた運転スケジュールの内容を
図1のRAM20に記憶させると共に、運転制御コンピ
ュータ3および計測コンピュータ4に出力する。
【0015】前記RAM20には、全ブロック数記憶部
22、各ブロックのステップ数記憶部23、進行ブロッ
ク番号記憶部24、進行ブロックの全ステップ数記憶部
25および実行ステップ番号記憶部26とを備えてい
る。前記全ブロック数記憶部22は、選択された運転ス
ケジュールの全ブロック数を記憶する。前記ステップ数
記憶部23は、選択された運転スケジュールについての
各ブロックのステップ数を記憶する。前記進行ブロック
番号記憶部24は、運転中のブロックのブロックNo.(ブ
ロック番号)を記憶する。ここで、ブロックNo. とは、
図3のように、1つのスケジュールにおける時系列的な
番号で、各スケジュールごとに先頭からシリアルに付与
した番号をいい、ブロック名(ブロックC,ブロックE
など)とは異なる。前記図1の全ステップ数記憶部25
は、運転中のブロックの全ステップ数を記憶する。前記
実行ステップ番号記憶部26は、実行中のステップのス
テップNo.(ステップ番号)を記憶する。ここで、ステッ
プNo.とは、図3のように、1つのブロックにおける時
系列的な番号で、各ブロックごとに先頭からシリアルに
付与した番号をいい、ステップ名(ステップa,ステッ
プb…など)とは異なる。
【0016】図1において、前記組立手段14は、前記
スケジュールを組み立てた際に全ブロック数、各ブロッ
クのステップ数を求めて、それぞれ、全ブロック数記憶
部22およびステップ数記憶部23に記憶させると共
に、記憶部24,26に「1」を記憶させる。前記書換
手段15は、運転中のブロックの運転が完了したとき
に、進行ブロック番号記憶部24のブロックNo. を書き
換える。また、書換手段15は実行中のステップについ
て計測コンピュータ4から実行完了信号aが入力された
ときに、実行ステップ番号記憶部26のステップNo. を
書き換える。
【0017】前記RAM20は、所要時間記憶部27を
備えている。該所要時間記憶部27は、選択された運転
スケジュールの所要時間(図4(a))、運転中のブロ
ックの所要時間(図4(b))および実行中のステップ
の所要時間(図4(c))を記憶する。
【0018】前記表示制御手段16は、RAM20の前
記各記憶部22〜27の内容を、表示器11に図2のよ
うに表示させる。すなわち、表示器11は、図2(c)
のように、選択された運転スケジュールの全ブロック数
Nbt および進行ブロック番号Nbr と、当該運転スケジュ
ールの所要時間Ttおよびスケジュール経過時間Trとをデ
ジタル値で表示する。同時に、表示器11は、図2
(b)のように、運転中のブロックの全ステップ数Nst
および実行ステップ番号Nsr と、当該ブロックの所要時
間Tbおよび経過時間Tbr とをデジタル値で表示する。同
時に、表示器11は、図2(a)のように、実行中のス
テップの所要時間Tsおよび当該ステップの経過時間Tsr
を表示する。また、表示器11は、前記各所要時間に対
する経過時間の割合を表示するバーグラフ部11a,1
1b,11cを備えている。
【0019】つぎに、前記構成の動作を図5、図6およ
び図7のフローチャートにしたがって説明する。なお、
以下の説明において、フローチャートのステップと、本
発明におけるブロックのステップとの識別を容易とする
ために、フローチャートの各ステップをポイントと称す
ることにする。図5のポイントP1においてスタート
し、ポイントP2に進み、運転スケジュールが操作部1
2を操作して選択されるとポイントP3に進む。ポイン
トP3では、CPU10が図4の各ファイルを検索す
る。つづいて、図5のポイントP4に進み、図1の組立
手段14がスケジュールを組立て、組立てられたスケジ
ュールの内容が、図1のRAM20に記憶されると同時
に、運転制御コンピュータ3および計測コンピュータ4
に転送される。
【0020】図5のポイントP4につづいてポイントP
5に進む。ポイントP5では、図1の組立手段14が組
み立てたスケジュールの内容に基づいて、全ブロック数
等を算出し、全ブロック数等を図1のRAM20の各記
憶部22〜27に記憶させると共に、表示制御手段16
が各記憶部22,24〜27の内容を表示器11に表示
させる。
【0021】すなわち、全ブロック数記憶部22には全
ブロック数が記憶され、図2(c)のように、表示器1
1には全ブロック数Nbt が表示される。ステップ数記憶
部23には各ブロックのステップ数が記憶される。進行
ブロック番号記憶部24には進行ブロックNo. として
「1」が記憶され、図2(c)の進行ブロック番号Nbr
として「1」が表示される。図1の全ステップ数記憶部
25には第1ブロックの全ステップ数が記憶され、図2
(b)のように、表示器11には全ステップ数Nst が表
示される。図1の実行ステップ番号記憶部26には実行
ステップNo. として「1」が記憶され、図2の実行ステ
ップ番号Nsr として「1」が表示される。また、図1の
所要時間記憶部27には、運転スケジュール、第1ブロ
ックおよび第1ブロックの第1ステップの所要時間が記
憶されると共に、これらの所要時間Tt,Tb,Tsが表示され
る。なお、図2の各経過時間Tr,Tbr,Tsrは、0クリアさ
れた状態になる。
【0022】つづいて、図5のポイントP6に進み、当
該運転スケジュールについての運転が開始されると、ポ
イントP7に進み、運転モードに入る。
【0023】図6の運転モードでは、ポイントP11に
おいて1秒が経過したか否かを判断し、1秒が経過して
いなければポイントP17に進み、一方、1秒が経過し
ておればポイントP12に進んで、ステップ経過時間Ts
r を更新すると共に当該ステップ経過時間Tsr を図2の
表示器11に表示させる。つづいて、ポイントP13に
進んで、1分経過したか否かを判断し、1分が経過して
いなければポイントP17に進み、一方、1分が経過し
ておればポイントP14に進んで、ブロック経過時間Tb
r を更新すると共に当該ブロック経過時間Tbr を図2の
表示器11に表示させる。つづいて、ポイントP15に
進んで、0.1 時間(1時間単位でも1/100 時間単位で
も可)が経過したか否かを判断し、0.1 時間が経過して
いなければポイントP17に進み、一方、0.1 時間が経
過しておればポイントP16に進み、スケジュール経過
時間Trを更新すると共に、当該スケジュール経過時間Tr
を図2の表示器11に表示させる。ポイントP16につ
づいてポイントP17に進む。
【0024】ポイントP17では、図1の計測コンピュ
ータ4から実行完了信号aが入力されると、ポイントP
18(図7)に進み、実行完了信号aが入力されないと
ポイントP11に戻る。図7のポイントP18では、進
行中のブロックについての運転が完了したか否かが判断
される。この判断は、たとえば、RAM20内に記憶さ
れた運転スケジュールに基づいて図1のCPU10が判
断してもよいし、運転制御コンピュータ3からブロック
完了信号を出力させて、該信号によって判断してもよ
い。図7のポイントP18で、進行中のブロックの運転
が完了していなければポイントP20に進み、一方、完
了しておればポイントP19に進む。
【0025】ポイントP20では、1ステップの実行が
完了し、ブロックの運転が進行中なので、図1の書換手
段15が実行ステップ番号記憶部26の実行ステップ番
号Nsr をインクリメントして更新すると共に、所要時間
記憶部27のステップ所要時間Tsを書き換える。同時
に、書換手段15がレジスタ内のステップ経過時間Tsr
を「0」に書き換える。これらのステップ経過時間Tsr
,ステップ所要時間Tsおよび実行ステップ番号Nsr
は、表示制御手段16に読み出されて、表示器11に表
示される。なお、図7のポイントP20につづいてポイ
ントP11に戻る。
【0026】ポイントP19では、スケジュールが完了
したか否か判断し、完了していなければポイントP21
に進み、一方、完了しておればポイントP2に戻る。
【0027】ポイントP21では、ブロックの運転が完
了しているので、図1の書換手段15が実行ステップ番
号Nsr を「1」に設定し、また、ポイントP20と同様
にステップ所要時間Tsを書き換えると共にステップ経過
時間Tsr を0クリアする。これらの値は、表示制御手段
16によって表示器11に表示される。
【0028】図7のポイントP21につづいてポイント
P22に進む。ポイントP22では、スケジュールの運
転が完了しておらず、かつ、ブロックの運転が完了して
いるので、図1の書換手段15が進行ブロック番号記憶
部24の進行ブロック番号Nbr をインクリメントして更
新すると共に、所要時間記憶部27の所要時間Tbを書き
換える。同時に、書換手段15がレジスタ内のブロック
経過時間Tbr を「0」に書き換える。これらの進行ブロ
ック番号Nbr,所要時間Tbおよびブロック経過時間Tbr
は、表示制御手段16に読み出されて、表示器11に表
示される。なお、図7のポイントP22の後に図6のポ
イントP11に戻る。
【0029】このように、本表示システムでは、図2の
運転中のブロック番号Nbr およびステップ番号Nsr から
運転スケジュールの進行度合を一見で把握することがで
きる。したがって、使い勝手が向上する。
【0030】なお、本表示システムでは、図8(a)の
ように、全ステップ数Nst に対する実行ステップ番号Ns
r と、全ブロック数Nbt に対する進行ブロック番号Nbr
のみをデジタルで表示してもよい。また、運転スケジュ
ールをブロックに分割せずに、ステップのみに分割し
て、図8(b)のように、全ステップ数Nst に対する実
行ステップ番号Nsr のみを表示してもよい。また、運転
スケジュールを1または複数のステップからなるブロッ
クのみに分割して、図8(c)のように、全ブロック数
Nbt に対する進行ブロック番号Nbr のみを表示してもよ
い。
【0031】また、前記実施形態では実行中のステップ
No. および運転中のブロックNo. を表示したが、本発明
では実行および運転が完了したステップNo. およびブロ
ックNo. を表示してもよい。また、RAM20の各記憶
部22〜26に記憶する値は、表示する値そのものでは
なく、表示する値に対応する値を記憶しておいてもよ
い。さらに、前記実施形態では、スケジュール経過時間
を 0.1時間単位で表示したが、1時間単位で表示しても
よく、あるいは、 0.1時間よりも小さなスケールで表示
してもよい。
【0032】また、本発明は、前記エンジン自体の計測
システム以外に、完成車両の状態でエンジンに関する計
測(たとえば排ガスや車輪の回転数の計測)を行うシス
テムに適用することもできる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ステップの1以上の単位またはブロックの1単位で運転
スケジュールを分割し、実行中のステップまたは運転中
のブロックが分かるように表示器に実行中のステップま
たは運転中のブロックの番号等を表示するから、運転ス
ケジュールの進行度合を正確かつ迅速に把握することが
できる。したがって、不具合が生じた際には、生じた不
具合と計測内容との対比が極めて容易になる。また、運
転を途中で中止した後、再開する場合において、計測が
必要な時点(ブロックまたはステップ)から、計測を再
開することができる。その結果、計測システムの使い勝
手が向上する。
【0034】特に、運転スケジュールを大きなブロック
に分割すると共に、該ブロックをステップに分割して、
実行中のステップおよび運転中のブロックが分かるよう
に表示すれば、進行ブロック番号を知ることで運転スケ
ジュールの進行度合の概略を把握することができ、か
つ、実行ステップ番号を知ることで進行度合の詳細を知
ることができるから、システムの使い勝手が一層向上す
る。
【0035】さらに、実行中のステップの経過時間を表
示すれば、当該ステップの進行度合が分かるので、シス
テムの使い勝手が更に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる計測システムの実施形態を示す
概略構成図である。
【図2】表示器の表示内容を示す正面図である。
【図3】運転スケジュール、ブロックおよびステップの
概念を示す図である。
【図4】ファイルの内容を示す図表である。
【図5】フローチャートである。
【図6】フローチャートである。
【図7】フローチャートである。
【図8】他の表示方法を示す概念図である。
【図9】エンジンおよびダイナモメータの側面図であ
る。
【符号の説明】
11:表示器 15:書換手段 16:表示制御手段 22:全ブロック数記憶部 24:進行ブロック番号記憶部 25:全ステップ数記憶部 26:実行ステップ番号記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01M 15/00 - 17/10 G01D 7/00 G01D 9/00 G01D 21/00

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンに負荷を与える回転体を備え、
    エンジンを運転させて計測を行うエンジンの計測システ
    ムにおいて、 エンジンの回転数および負荷の値を含む命令からなるス
    テップの1または複数の単位で1つの運転スケジュール
    を分割し、1つの運転スケジュールに対し、実行の完了
    したまたは実行中のステップのステップ番号と、当該運
    転スケジュールの全ステップ数とを表示する表示器を備
    えたエンジンの計測システムにおける進行状況の表示シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 エンジンに負荷を与える回転体を備え、
    エンジンを運転させて計測を行うエンジンの計測システ
    ムにおいて、 エンジンの回転数および負荷の値を含む命令からなるス
    テップの1以上の集合からなるブロックの単位で1つの
    運転スケジュールを分割し、実行の完了したまたは実行
    中のブロックのブロック番号と、前記運転スケジュール
    の全ブロック数とを表示する表示器を備えたエンジンの
    計測システムにおける進行状況の表示システム。
  3. 【請求項3】 エンジンに負荷を与える回転体を備え、
    エンジンを運転させて計測を行うエンジンの計測システ
    ムにおいて、 エンジンの回転数および負荷の値を含む命令からなるス
    テップの1以上の集合からなるブロックの単位で1つの
    運転スケジュールを分割すると共に、該ブロックを前記
    ステップの単位で分割し、 運転の完了したまたは運転中のブロックのブロック番号
    と、前記運転スケジュールの全ブロック数とを表示する
    と共に、実行の完了したまたは実行中のステップのステ
    ップ番号と、前記運転スケジュールの全ステップ数と
    表示する表示器を備えたエンジンの計測システムにおけ
    る進行状況の表示システム。
  4. 【請求項4】 エンジンに負荷を与える回転体を備え、
    エンジンを運転させて計測を行うエンジンの計測システ
    ムにおいて、 エンジンの回転数および負荷の値を含む命令からなるス
    テップの1以上の集合からなるブロックの単位で1つの
    運転スケジュールを分割すると共に、該ブロックを前記
    ステップの単位で分割し、 運転の完了したまたは運転中のブロックのブロック番号
    を表示すると共に、実行の完了したまたは実行中のステ
    ップのステップ番号を表示する表示器を備え、 運転中のブロックのブロック番号を記憶する進行ブロッ
    ク番号記憶部と、 実行中のステップのステップ番号を記憶する実行ステッ
    プ番号記憶部と、 運転中のブロックの運転が完了したときに前記ブロック
    番号を書き換えると共に、実行中のステップについて実
    行完了信号が入力されたときに前記ステップ番号を書き
    換える書換手段と、 前記進行ブロック番号記憶部および実行ステップ番号記
    憶部の内容に応じてブロック番号およびステップ番号を
    前記表示器に表示させる表示制御手段とを備えたエンジ
    ンの計測システムにおける進行状況の表示システム。
  5. 【請求項5】 エンジンに負荷を与える回転体を備え、
    エンジンを運転させて計測を行うエンジンの計測システ
    ムにおいて、 エンジンの回転数および負荷の値を含む命令からなるス
    テップの1以上の集合からなるブロックの単位で1つの
    運転スケジュールを分割すると共に、該ブロックを前記
    ステップの単位で分割し、 選択された運転スケジュールの全ブロック数と、運転の
    完了したまたは運転中のブロックのブロック番号とを表
    示すると共に、運転中のブロックの全ステップ数と実行
    の完了したまたは実行中のステップのステップ番号とを
    表示する表示器を備えたエンジンの計測システムにおけ
    る進行状況の表示システム。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 選択された運転スケジュールの全ブロック数を記憶する
    全ブロック数記憶部と、 運転中のブロックのブロック番号を記憶する進行ブロッ
    ク番号記憶部と、 運転中のブロックの全ステップ数を記憶する全ステップ
    数記憶部と、 実行中のステップのステップ番号を記憶する実行ステッ
    プ番号記憶部と、 運転中のブロックの運転が完了したときに前記ブロック
    番号を書き換えると共に、実行中のステップについて実
    行完了信号が入力されたときに前記ステップ番号を書き
    換える書換手段と、 前記各記憶部の内容に応じて、全ブロック数、進行ブロ
    ック番号、全ステップ数および実行ステップ番号を前記
    表示器に表示させる表示制御手段とを備えたエンジンの
    計測システムにおける進行状況の表示システム。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれか1項におい
    て、 前記表示器は、実行中のステップの進行度合を、当該ス
    テップの経過時間で表示するエンジンの計測システムに
    おける進行状況の表示システム。
  8. 【請求項8】 エンジンに負荷を与える回転体を備え、
    エンジンを運転させて計測を行うエンジンの計測システ
    ムにおいて、 エンジンの回転数および負荷の値を含む命令からなるス
    テップの1または複数の単位で1つの運転スケジュール
    を分割し、1つの運転スケジュールに対し、実行の完了
    したまたは実行中のステップのステップ番号を表示する
    と共に、1つのステップの実行が完了すると更新された
    ステップ番号を表示する表示器を備えたエンジンの計測
    システムにおける進行状況の表示システム。
  9. 【請求項9】 エンジンに負荷を与える回転体を備え、
    エンジンを運転させて計測を行うエンジンの計測システ
    ムにおいて、 エンジンの回転数および負荷の値を含む命令からなるス
    テップの1以上の集合からなるブロックの単位で1つの
    運転スケジュールを分割し、実行の完了したまたは実行
    中のブロックのブロック番号を表示すると共に、1つの
    ブロックの運転が完了すると更新されたブロック番号を
    表示する表示器を備えたエンジンの計測システムにおけ
    る進行状況の表示システム。
  10. 【請求項10】 エンジンに負荷を与える回転体を備
    え、エンジンを運転させて計測を行うエンジンの計測シ
    ステムにおいて、 エンジンの回転数および負荷の値を含む命令からなるス
    テップの1以上の集合からなるブロックの単位で1つの
    運転スケジュールを分割すると共に、該ブロックを前記
    ステップの単位で分割し、 運転の完了したまたは運転中のブロックのブロック番号
    を表示すると共に該運転中のブロックの運転が完了する
    と更新されたブロック番号を表示し、 実行の完了したまたは実行中のステップのステップ番号
    を表示すると共に、実行中のステップの実行が完了する
    と更新されたステップ番号を表示する表示器を備えたエ
    ンジンの計測システムにおける進行状況の表示システ
    ム。
  11. 【請求項11】 エンジンに負荷を与える回転体を備
    え、エンジンを運転させて計測を行うエンジンの計測シ
    ステムにおいて、 エンジンの回転数および負荷の値を含む命令からなるス
    テップの1または複数の単位で1つの運転スケジュール
    を分割し、1つの運転スケジュールに対し、実行の完了
    したまたは実行中のステップのステップ番号を表示する
    表示器を備え、 実行中のステップのステップ番号を記憶する実行ステッ
    プ番号記憶部と、 実行中のステップについて実行完了信号が入力されたと
    きに前記ステップ番号を書き換える書換手段と、 前記実行ステップ番号記憶部の内容に応じてステップ番
    号を前記表示器に表示させる表示制御手段とを備えたエ
    ンジンの計測システムにおける進行状況の表示システ
    ム。
  12. 【請求項12】 エンジンに負荷を与える回転体を備
    え、エンジンを運転させて計測を行うエンジンの計測シ
    ステムにおいて、 エンジンの回転数および負荷の値を含む命令からなるス
    テップの1以上の集合からなるブロックの単位で1つの
    運転スケジュールを分割し、実行の完了したまたは実行
    中のブロックのブロック番号を表示する表示器を備え、 運転中のブロックのブロック番号を記憶する進行ブロッ
    ク番号記憶部と、 運転中のブロックの運転が完了したときに前記ブロック
    番号を書き換える書換手段と、 前記進行ブロック番号記憶部の内容に応じてブロック番
    号を前記表示器に表示させる表示制御手段とを備えたエ
    ンジンの計測システムにおける進行状況の表示システ
    ム。
  13. 【請求項13】 エンジンに負荷を与える回転体を備
    え、エンジンを運転させて計測を行うエンジンの計測シ
    ステムにおいて、 エンジンの回転数および負荷の値を含む命令からなるス
    テップの1つのまたは複数の単位で1つの運転スケジュ
    ールを分割し、実行中のステップの所要時間および当該
    ステップの経過時間を表示する表示器を備えたエンジン
    の計測システム。
  14. 【請求項14】 エンジンに負荷を与える回転体を備
    え、エンジンを運転さ せて計測を行うエンジンの計測シ
    ステムにおいて、 エンジンの回転数および負荷の値を含む命令からなるス
    テップの1以上の集合からなるブロックの単位で1つの
    運転スケジュールを分割し、運転中のブロックの全ステ
    ップ数および実行ステップ番号と、当該ブロックの所要
    時間および経過時間を表示する表示器を備えたエンジン
    の計測システム。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載のエンジンの計測シ
    ステムにおいて、 前記表示器が、選択された運転スケジュールの全ブロッ
    ク数および進行ブロック番号と、当該運転スケジュール
    の所要時間およびスケジュール経過時間とを表示するよ
    うにしたエンジンの計測システム。
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