JP3179593U - 包装体 - Google Patents

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信幸 石毛
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Abstract

【課題】被収納物を内部に確実に保持することができるとともに、流行等に応じた表示の変更に容易に対応可能な包装体を提供する。
【解決手段】両端に開口を有し内部に複数のペットボトルPを収納する筒状体を備えたカートン5と、カートン5に巻き付けて配置されるベルト6とを有し、カートン5は、ペットボトルPの周面を保持するペットボトル受け部13が筒状体に開口形成する。また、ベルト6は、対向して配置されて筒状体の一部を被覆する一対の被覆部9B等と、対向して配置されるとともに両被覆部9B等にそれぞれ連結されて両開口の少なくとも一部を閉鎖する一対の閉鎖部とを有し、各被覆部9B等における一対の閉鎖部間の最大寸法Lを、筒状体の軸方向Aに沿った最大寸法D1より短くする。
【選択図】図1

Description

本考案は、両端が開口された筒状体を有し、筒状体の内部に複数の缶やペットボトル等の被収納物を収納するカートンと、前記カートンに巻き付けられて前記開口の少なくとも一部を被覆するベルトとを備えた包装体に関する。
従来より、両端が開口された筒状体の内部に複数のペットボトル等の被収納物をまとめて収納するカートンにより構成される包装体が、複数の物品の保管・運搬の容易性等の観点から用いられている。
従来の包装体は、例えば特許文献1に示すように、頂壁、一対の側壁、および底壁を有し、両端が開口されて内部に瓶や缶等の被収納物が収納される筒状体を備えたカートンにより構成されている。特許文献1に示すカートンは、特に引用文献1の図2および図3に示すように、頂壁が一対の頂板によって構成されており、各頂板には、被収納物の一部が筒状体の外側に露出されて配置されることにより被収納物の周面を受ける受け部が開口形成されている。さらに、各側壁の下側部分における被収納物の周面に対向する位置には、被収納物の周面における下側の一部分を受ける受け部がそれぞれ開口形成されている。そして、このカートンは、各受け部によって筒状体の内部に収納された被収納物を保持することにより、被収納物がカートンから落ちてしまうことを防止するようになっている。
特表平11−504301号公報
しかし、前述のような包装体によれば、例えば、被収納物が収納された包装体が落下して、カートンに大きな衝撃が加わった場合、筒状体の両端に形成された開口から被収納体が筒状体の外側に抜け落ちてしまう可能性があった。また、例えば流行に応じて包装体に印刷される文字や画像等の表示を変更したい場合、カートン自体の表示を変更しなければならず、迅速な表示の変更に対応することが困難な場合があるという問題を有していた。
本考案はこれらの点に鑑みてなされたものであり、被収納物を内部に確実に保持することができるとともに、流行等に応じた表示の変更に容易に対応可能な包装体を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本考案に係る包装体の特徴は、両端に開口を有し内部に複数の被収納物を収納する筒状体を備えたカートンと、前記カートンに巻き付けられるベルトとを有し、前記カートンには、前記被収納物の周面を保持する被収納物受け部が前記筒状体に開口形成されており、前記ベルトは、対向して配置されて前記筒状体の一部を被覆して前記筒状体の軸方向に伸びる一対の被覆部と、対向して配置されるとともに前記両被覆部にそれぞれ連結されて前記両開口の少なくとも一部を閉鎖する一対の閉鎖部とを有し、前記各被覆部における前記一対の閉鎖部間の最大寸法を、前記筒状体の軸方向に沿った最大寸法より短くした点にある。
この本考案に係る包装体によれば、各被覆部における前記一対の閉鎖部間の最大寸法を、筒状体の軸方向に沿った最大寸法より短い寸法にすることにより、ベルトにおける閉鎖部を、筒状体の開口に臨む位置に配置された被収納物の周面を押圧するように接触させ、または周面に単に接触させることができる。
また、前記包装体において、前記筒状体は、底壁と、対向して配置される一対の側壁と、前記底壁に対向して配置される頂壁とを有し、前記被収納物受け部が、前記底壁または前記頂壁に形成されており、前記両側壁が、前記両被覆部にそれぞれ被覆されており、前記側壁における前記被覆部に被覆される部分の前記軸方向に沿った寸法を、前記底壁または前記頂壁における前記被収納物受け部が形成された領域の前記軸方向に沿った最大寸法以下の寸法にするとよい。これにより、本考案に係る包装体は、ベルトにおける閉鎖部を、筒状体の開口に臨む位置に配置された被収納物に押圧させることができ、被収納物がカートンから抜け落ちてしまうことをより確実に防止することが可能となる。
さらに、前記包装体において、前記筒状体は、底壁と、対向して配置される一対の側壁と、前記底壁に対向して配置される頂壁とを有し、前記被収納物受け部が、前記底壁または前記頂壁に形成されており、前記両側壁における前記開口側の少なくとも一端部に、前記ベルトが前記筒状体から抜け落ちてしまうことを防止するためのベルト保持部がそれぞれ形成されており、前記ベルト保持部における前記側壁の最も中央側に位置する部位と前記筒状体の前記開口側の端縁に相当する位置との間の前記軸方向の寸法を、前記頂壁または前記底壁の前記開口側の端縁と前記被収納物受け部における最も前記開口側に位置する部位との間の前記軸方向に沿った寸法以上の寸法にするとよい。これにより、本考案に係る包装体は、ベルトにおける閉鎖部を、筒状体の開口に臨む位置に配置された被収納物に押圧させることができ、被収納物がカートンから抜け落ちてしまうことをより確実に防止することが可能となる。
以上述べたように、本考案に係る包装体によれば、ベルトによって筒状体の開口に臨む位置に配置された被収納物を強固に保持することができ、被収納物がカートンから抜け落ちてしまうことを防止することができる。また、このような包装体において、ベルトの文字や画像等の表示を変更することにより、包装体の全体の表示を変更することなく包装体の表示の印象を変えることができ、流行等に応じた表示の変更に容易に対応することができる。
本考案に係る包装体の一実施形態を示す平面図 図1の包装体を構成するカートンおよびベルトを示す包装体の分解斜視図 図2のカートンを構成するカートンブランクを示す平面図 図2のベルトを構成するベルトブランクを示す平面図 本考案に係る包装体の他の実施形態のカートンを構成するカートンブランクを示す平面図
以下、本考案に係る包装体の実施形態を、図1乃至図5を参照して説明する。
ここで、下記の実施形態においては、包装体に収納される被収納物として、円筒状部を有するペットボトルを用いて説明するが、本考案における被収納物はペットボトルに限定されず、例えば円筒形状の缶や、筒状部を有する瓶やペットボトル等、種々の被収納物に適用することが可能である。
図1は、本考案に係る包装体の一実施形態を示す正面図、図2は、図1の包装体を構成するカートンおよびベルトを示す包装体の分解斜視図である。図1および図2に示すように、本実施形態に係る包装体1は、両端に開口2を有し、内部に複数の被収納物としてのペットボトルPを収納する筒状体3を備えたカートン5と、カートン5に巻き付けられるベルト6とを有している。カートン5の構成材料としては主に厚紙が用いられ、ベルト6の構成材料としては厚紙の他プラスティックフィルムが主に用いられるが、本考案の包装体においては、これに限定されず、種々の材料を用いることが可能である。
筒状体3は、複数のペットボトルPの底面が載置される底壁7Aと、底壁7Aの両側縁に連設され、それぞれ対向して配置される一対の側壁7B、7Cと、底壁7Aに対向して配置される頂壁7Dとを有しており、頂壁7Dは、各側壁7B、7Cの端縁にそれぞれ連設された頂板7Da、7Dbが連結されることにより構成されている。
ベルト6は、対向して配置されて筒状体3の一部を被覆して、筒状体3の一端から他端に向かう筒状体3の軸方向Aに伸びる一対の被覆部9A、9Bと、対向して配置されるとともに両被覆部9A、9Bにそれぞれ連結されて筒状体3の両開口2の少なくとも一部を閉鎖する一対の閉鎖部9C、9Dとを有している。本実施形態においては、各被覆部9A、9Bはそれぞれ筒状体3の各側壁7B、7Cの一部を被覆するようになっている。そして、これら各被覆部9A、9Bにおける一対の閉鎖部9C、9D間の最大寸法Lは、筒状体3の軸方向Aに沿った最大寸法D1より短い寸法に形成されている。
両側壁7B、7Cにおける開口2側の両端部には、ベルト6が筒状体3から抜け落ちてしまうことを防止するためにベルト6を保持するベルト保持部10がそれぞれ形成されている。本実施形態においては、ベルト保持部10が、両側壁7B、7Cの開口2側の両端縁に矩形状の切り欠きを形成することにより構成されている。そして、本実施形態に係る包装体1は、切り欠き形成されたベルト保持部10にベルト6を嵌合させることにより、ベルト6が筒状体3から抜け落ちてしまうことを防止するようになっている。なお、本考案におけるベルト保持部10は、本実施形態の構成に限定されることなく、例えば、ベルト保持部10を、両側壁7B、7Cにおける開口2側の両端部にベルト6が挿通可能な孔により構成し、孔により構成されたベルト保持部10にベルト6を挿通させることにより、ベルト6が筒状体3から抜け落ちてしまうことを防止するようにしてもよい。
また、ベルト6の前記軸方向Aに直交する方向の高さ寸法H1は、側壁7B、7Cにおける高さ寸法H2の60〜80%の寸法とすることが好ましく、本実施形態においては、ベルト6の前記軸方向Aに直交する方向の高さ寸法H1は、側壁7B、7Cにおける高さ寸法H2の70%程度の寸法とされている。これにより、包装体1は、ベルト6による表示領域を広くすることができるとともに、ベルト6の閉鎖部9C、9Dによる開口2の閉鎖領域を広くすることができる。さらに、包装体1は、ベルト保持部10が形成される側壁7B、7Cの強度を維持しつつ、ベルト保持部10によってベルト6を保持することができる。
頂壁7Dを構成する一対の頂板7Da、7Dbには、それぞれペットボトルPの周面を保持するペットボトル受け部13が開口形成されている。本実施形態においては、ペットボトル受け部13は、ペットボトルPの首部ではなく本体の周面を保持することが可能な大きさに形成されており、これにより、ペットボトルPは、このペットボトル受け部13に保持されながら筒状体3に収納されることにより、ペットボトルPの円筒状部のほぼ下半分が筒状体3の内部に位置し、円筒状部のほぼ上半分が筒状体3の外側に露出して配置されることになる。また、各頂板7Da、7Dbにそれぞれ2つずつのペットボトル受け部13が筒状体3の軸方向Aに沿って並列して形成されており、合計4本のペットボトルPを収納することができるようになっている。また、前記軸方向Aに隣位して配置された各ペットボトル受け部13の境界部には、境界板15が筒状体3の内部方向に突出して配置されている。各境界板15は、各ペットボトル受け部13からペットボトルPの上部分が露出するようにペットボトルPをカートン5に収納した際に、前記軸方向Aに隣位する両ペットボトルPの間隙に配置されるようになっている。
そして、両側壁7B、7Cにおけるベルト6の被覆部9A、9Bに被覆される部分の軸方向Aに沿った幅寸法D2は、頂壁7Dを構成する頂板7Da、7Dbにおけるペットボトル受け部13が形成された領域の前記軸方向Aに沿った最大寸法D3以下の寸法とされている。
さらに、側壁7B、7Cに切り欠き形成されたベルト保持部10における側壁7B、7Cの最も中央側に位置する部位と筒状体3の開口2側の端縁に相当する位置との間の前記軸方向Aの寸法(本実施形態においてはベルト保持部10の前記軸方向Aの切り欠き寸法)D4は、頂壁7Dを構成する頂板7Da、7Dbの開口2側の端縁とペットボトル受け部13における最も開口2側に位置する部位との間の前記軸方向Aに沿った寸法D5以上の寸法とされている。
また、カートン5は、両頂板7Da、7Dbの連結部分から延設され、筒状体3の外側に突出して配置されるハンドルパネル16を有している。ハンドルパネル16は、各頂板7Da、7Dbの端縁にそれぞれ連設されたハンドル板16A、16Bが貼り合わされて構成されており、両ハンドル板16A、16Bが貼り合わされることにより、両頂板7Da、7Dbが連結されて、頂壁7Dを構成するようになっている。さらに、ハンドルパネル16の上部には、指を挿入可能な指挿入部17が開口形成されている。なお、本実施形態においてはハンドルパネル16を備えたカートン5を用いて説明しているが、本考案に係るカートン5においては、ハンドルの形状は本実施形態に限定されず、さらに、ハンドルを備えていなくてもよい。
図3は、本実施形態に係る包装体1のカートン5を構成するカートンブランク18を示す平面図であり、図4は、本実施形態に係る包装体1のベルト6を構成するベルトブランク19を示す平面図である。
図3に示すように、カートンブランク18には、一方の側壁7Bの一端縁に一方の頂板7Daが連設されており、この頂板7Daの一端縁に一方のハンドル板16Aが連設され、このハンドル板16Aの一端縁に他方のハンドル板16Bが連設されている。また、このハンドル板16Bの一端縁に他方の頂板7Dbが連設され、この頂板7Dbの一端縁に他方の側壁7Cが連設されており、この側壁7Cの一端縁に底壁7Aが連設されている。さらに、一方の側壁7Bの他端縁には、底壁7Aと連結される連結板20が連設されている。そして、カートンブランク18は、両ハンドル板16A、16Bの内面をそれぞれ貼り合わせて頂壁7Dを構成するとともに、連結板20を底壁7Aに貼り合わせて一方の側壁7Cと底壁7Aとを連結することにより、一方の側壁7B、頂壁7D、他方の側壁7C、および底壁7Aが順次連設された筒状体3を構成するようになっている。
各頂板7Da、7Dbには、それぞれ2つのペットボトル受け部13が軸方向Aに並列して開口形成されており、両ペットボトル受け部13の境界部には、一方のペットボトル受け部13の端縁から他方のペットボトル受け部13側に突出して境界板15が延設されている。そして、境界板15は、筒状体3の内部方向に折曲されて、筒状体の軸方向Aに隣位して配置されるペットボトルPの間に位置するようになっている。
図4に示すように、ベルトブランク19は、一方の被覆部9Aの一端縁に一方の閉鎖部9Cが連設され、この閉鎖部9Cの一端縁に他方の被覆部9Bが連設され、この被覆部9Bの一端縁に、他方の閉鎖部9Dが連設されている。また、一方の被覆部9Aの他端縁には、他方の閉鎖部9Dと連結される連結板21が連設されており、そして、連結板21と他方の閉鎖部9Dとを貼り合わせることにより、ベルト6を構成するようになっている。
なお、本実施形態においては、各頂板7Da、7Dbにそれぞれ2つずつのペットボトル受け部13を筒状体3の軸方向Aに沿って並列して形成し、合計4本のペットボトルPを収納することができる包装体1を用いて説明したが、本考案は、これに限定されるものではない。また、本実施形態においては、両ハンドル板16A、16Bを貼り合わせるとともに、連結板20を底壁7Aに貼り合わせることにより、筒状体3を構成するようになっているが、本考案はこれに限定されるものではなく、種々の連結手段によって、底壁7Aと、一対の側壁7B、7Cと、頂壁7Dと有する筒状体3を構成することができる。
例えば、図5は、本考案の他の実施形態に係る包装体1のカートン5を構成するカートンブランク18を示す平面図である。図5に示すように、他の実施形態に係るカートンブランク18は、一方のハンドル板16Aの一端縁に一方の頂板7Daが連設され、この頂板7Daの一端縁に一方の側壁7Bが連設されている。また、一方の側壁7Bの一端縁には底壁7Aが連設されており、底壁7Aの一端縁には他方の側壁7Cが連設されている。さらに、他方の側壁7Cの一端縁には他方の頂板7Dbが連設されており、この頂板7Dbの一端縁には他方のハンドル板16Bが連設され、このハンドル板16Bの一端縁には、一方のハンドル板16Aに貼り合わされる連結板20が連設されている。そして、このカートンブランク18は、両ハンドル板16A、16Bの内面をそれ貼り合わせるとともに、連結板20の内面を一方のハンドル板16Aの外面に貼り合わせて、両頂板7Da、7Dbを連結することにより、頂壁7Dを構成するとともに、一方の側壁7B、底壁7A、他方の側壁7C、頂壁7Dが順次連設された筒状体3を構成するようにしてもよい。
また、図5に示すように、カートンブランク18における各頂板7Da、7Dbに、それぞれ3つずつのペットボトル受け部13を筒状体3の軸方向Aに沿って並列して形成し、包装体1が、合計6本のペットボトルPを収納することができるようにしてもよい。
次に、本実施形態の作用について説明する。
本実施形態に係る包装体1によれば、ペットボトルPの円筒状部の周面を保持するペットボトル受け部13が開口形成されたカートン5を有する包装体1において、各被覆部9A、9Bにおける一対の閉鎖部9C、9D間の最大寸法Lを、筒状体3の軸方向Aに沿った最大寸法D1より短い寸法とすることにより、ベルト6における閉鎖部9C、9Dを、筒状体3の開口2に臨む位置に配置されたペットボトルPの円筒状部の周面に押圧するように接触させ、またはペットボトルPの周面に単に接触させることができる。
したがって、本実施形態に係る包装体1は、ベルト6によって筒状体3の開口2に臨む位置に配置されたペットボトルPを強固に保持することができ、ペットボトルPがカートン5から抜け落ちてしまうことを確実に防止することができる。また、このような包装体1において、カートン5の表示を変更することなくベルト6の文字や画像等の表示のみを変更することにより、包装体1全体の表示の印象を変えることができ、流行等に応じた表示の変更に容易に対応することができる。さらに、ベルト6の前記軸方向Aに直交する方向の高さ寸法H1を、側壁7B、7Cにおける高さ寸法H2の60〜80%の寸法とすることにより、ベルト6の閉鎖部9C、9Dによる開口2の閉鎖領域が広くなるので、ペットボトルPを確実に保持することができるとともに、ベルト6による表示領域を広くすることができるので、ベルト6の表示を変更することによって包装体1の表示の印象をより大きく変えることができる。また、包装体1は、ベルト保持部10が形成される側壁7B、7Cの強度を維持しながら、ベルト保持部10によってベルト6を確実に保持することができる。
また、本実施形態に係る包装体1は、両側壁7B、7Cにおけるベルト6の被覆部9A、9Bに被覆される部分の軸方向Aに沿った寸法D2を、頂壁7Dを構成する頂板7Da、7Dbにおけるペットボトル受け部13が形成された領域の前記軸方向Aに沿った最大寸法D3以下の寸法とすることにより、ベルト6における閉鎖部9C、9Dを、筒状体3の開口2に臨む位置に配置されたペットボトルPに押圧させることができる。これにより、包装体1は、ペットボトルPがカートン5から抜け落ちてしまうことをより確実に防止することが可能となる。
さらに、本実施形態に係る包装体1は、ベルト保持部10の前記軸方向Aの切り欠き寸法D4を、頂壁7Dを構成する頂板7Da、7Dbの開口2側の端縁とペットボトル受け部13における最も開口2側に位置する部位との間の前記軸方向Aに沿った寸法D5以上の寸法とすることにより、ベルト6における閉鎖部9C、9Dを、筒状体3の開口2に臨む位置に配置されたペットボトルPに押圧させることができる。これにより、包装体1は、ペットボトルPがカートン5から抜け落ちてしまうことをより確実に防止することが可能となる。
なお、本考案は前記実施形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々変更することが可能である。
1 包装体
2 開口
3 筒状体
5 カートン
6 ベルト
7A 底壁
7B、7C 側壁
7D 頂壁
7Da、7Db 頂板
9A、9B 被覆部
9C、9D 閉鎖部
10 ベルト保持部
13 ペットボトル受け部
15 境界板
16 ハンドルパネル
16A、16B ハンドル板
17 指挿入部
P ペットボトル

Claims (3)

  1. 両端に開口を有し内部に複数の被収納物を収納する筒状体を備えたカートンと、前記カートンに巻き付けられるベルトとを有し、
    前記カートンは、前記被収納物の周面を保持する被収納物受け部が前記筒状体に開口形成されており、
    前記ベルトは、対向して配置されて前記筒状体の一部を被覆して前記筒状体の軸方向に伸びる一対の被覆部と、対向して配置されるとともに前記両被覆部にそれぞれ連結されて前記両開口の少なくとも一部を閉鎖する一対の閉鎖部とを有し、
    前記各被覆部における前記一対の閉鎖部間の最大寸法を、前記筒状体の軸方向に沿った最大寸法より短くすることを特徴とする包装体。
  2. 前記筒状体は、底壁と、対向して配置される一対の側壁と、前記底壁に対向して配置される頂壁とを有し、
    前記被収納物受け部が、前記底壁または前記頂壁に形成されており、
    前記両側壁が、前記両被覆部にそれぞれ被覆されており、前記側壁における前記被覆部に被覆される部分の前記軸方向に沿った寸法を、前記底壁または前記頂壁における前記被収納物受け部が形成された領域の前記軸方向に沿った最大寸法以下の寸法とすることを特徴とする請求項1に記載の包装体。
  3. 前記筒状体は、底壁と、対向して配置される一対の側壁と、前記底壁に対向して配置される頂壁とを有し、
    前記被収納物受け部が、前記底壁または前記頂壁に形成されており、
    前記両側壁における前記開口側の少なくとも一端部に、前記ベルトが前記筒状体から抜け落ちてしまうことを防止するためのベルト保持部がそれぞれ形成されており、
    前記ベルト保持部における前記側壁の最も中央側に位置する部位と前記筒状体の前記開口側の端縁に相当する位置との間の前記軸方向の寸法を、前記頂壁または前記底壁の前記開口側の端縁と前記被収納物受け部における最も前記開口側に位置する部位との間の前記軸方向に沿った寸法以上の寸法にすることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の包装体。
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