JP3178822B2 - 3α−ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼ阻害活性剤およびヒアルロニダーゼ阻害活性剤 - Google Patents

3α−ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼ阻害活性剤およびヒアルロニダーゼ阻害活性剤

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、花粉症に有効な抗炎症用組成物に係り、更
に詳しくは、食品中に添加しても食品の風味を損うこと
がない風味の良い3α−ヒドロキシステロイドデヒドロ
ゲナーゼ阻害活性剤およびヒアルロニダーゼ阻害活性剤
に関するものである。
〔従来の技術〕
近年、花粉症のようなアレルギー性疾患の罹患率は、
著しく増大する傾向にある。特に、日本ではスギ花粉症
患者が急増しており、現在では都市住民の約10%がスギ
花粉症であると推定されている。花粉症は、花粉の飛散
時期にしか発症しないのが特徴であるが、いったん罹患
するとしつこい目のかゆみ、絶え間なく出る鼻水等の不
快な初期症状を呈し、この症状は、大気中の花粉量が減
少するまで数週間〜数ケ月続くのが一般的である。ま
た、これらの初期症状が進行すると、頭痛、胃腸障害、
不眠による疲労等も併発するようになり、深刻な社会問
題にまで発展している。
そこで、花粉症の治療についての研究が広くなされて
おり、医療品の開発も盛んである。病院での治療用医薬
のみならず、抗ヒスタミン系や副腎皮質ホルモン系等の
市販薬も普及している。
しかし、上記市販薬は、患者が簡単に利用できる反
面、使用方法を誤まると、眠気を催したり、角膜感染症
を引き起こす恐れがある。
そこで、最近では生薬を用いた漢方療法の研究が注目
されている。漢方療法は、天然物由来の生薬を用いて治
療するものであり、若干遅効性ではあるものの、局所症
状の改善だけでなく、体質改善も合わせて行うことがで
きるので薬効が全身にわたるという利点がある。
また、薬物に比べ副作用が少なく長期にわたって服用
しても安全性が高い。
上記漢方療法に用いられる漢方薬としては、葛根湯、
小青竜湯、越婢加求湯等が知られている。これら漢方薬
は数種の生薬で構成されており、例えば、葛根湯の場合
は、葛根、麻黄、桂皮、芍薬、大棗、甘草、生姜等の生
薬が含まれている。
これらの漢方薬は、顆粒、錠剤等の形態で用いられて
いるが、特有の苦みがあったり、後味が悪かったりする
ことが多く、服用しづらいという欠点があった。そこ
で、漢方薬中の構成生薬成分を、ガム、キャンディ、飲
料のような食品の形態で提供すれば、服用しやすくなる
のではないかと考え研究に着手した。
しかしながら、これらの生薬の中には、食品添加物と
して許可されていないものもある。また、食品に用いる
ことができても、特有の臭いや味を有するために、食品
本来の風味を損うものが多い事も判明した。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであっ
て、その目的とするところは、3α−ヒドロキシステロ
イドデヒドロゲナーゼ(3α−hydroxysteroid dehydr
ogenase)もしくはヒアルロニダーゼ(hyaluronidase)
の亢進により発現する炎症、すなわち、花粉症に対する
抗炎症効果に優れ、安全性が高く、しかも食品に添加し
ても食品の風味を損うことがない風味の良好な3α−ヒ
ドロキシステロイドデヒドロゲナーゼ阻害活性剤および
ヒアルロニダーゼ阻害活性剤を提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的は、下記の群から選ばれた少なくとも一つ
の食品素材の粉末もしくはエキスを含有することを特徴
とする、花粉症に対する抗炎症効果に優れる3α−ヒド
ロキシステロイドデヒドロゲナーゼ(3α−hydroxyste
roid dehydrogenase)阻害活性剤、 a)オールスパイス、バジル、コリアンダー、ナツメ
グ、胡椒、セージ、タイム、ホップ、グローブ(丁
子)、シナモン(桂皮)、ミント(ハッカ)、リコリス
(甘草)、茴香、ローズマリー、シソ、阿仙薬、菊花お
よび山梔子からなる群より選ばれる少なくとも一つの香
辛料またはハーブ。
b)コーヒー豆 c)カカオ豆 d)クロレラ e)きのこ類 f)バラ科の果実 g)不発酵茶 h)プロポリス 及び、下記の群から選ばれた少なくとも一つの食品素材
の粉末もしくはエキスを含有することを特徴とする、花
粉症に対する抗炎症効果に優れるヒアルロニダーゼ(hy
aluronidase)阻害活性剤によって達成される。
a)オールスパイス、バジル、コリアンダー、セージ、
タイム、ホップ、グローブ(丁子)、シナモン(桂
皮)、ミント(ハッカ)、リコリス(甘草)、茴香、ロ
ーズマリー、シソ、阿仙薬、菊花および山梔子からなる
群より選ばれる少なくとも一つの香辛料またはハーブ。
b)コーヒー豆 c)カカオ豆 d)クロレラ e)きのこ類 f)バラ科の果実 g)プロポリス すなわち、本発明者らは、従来から食品に用いられて
いる種々の食品素材の中から抗炎症機能を有する食品素
材をスクリーニングする方法はないかと考え、検討を行
った。その結果、3α−HSDもしくはHYDに対する阻害活
性率の高いものほど抗炎症効果が高いという報告がなさ
れていることに着目し(人見ら;日本生薬学会第34回年
会講演要旨16(1987),掛川ら;第14回生薬分析討論会
講演要旨P.35(1985))、この方法を食品素材に応用し
たところ、特定の食品素材が、3α−HSDもしくはHYDに
対して強い阻害活性を示し、更にこれら食品素材を実際
に食品中に添加したものを喫食した結果、抗炎症効果に
優れ、かつ風味の良好な食品が得られることを確認し本
発明を完成した。
次に本発明を詳しく説明する。
まず、3α−HSDは、下記式(I)に示すように、NAD
PまたはNAD関与の酸化還元酵素である。この酵素は、既
存の抗炎症剤により強く阻害され、阻害濃度と生体での
抗炎症結果との間に高い相関性が認められている。
また、HYDは、下記(II)に示すように、ヒアルロン
酸を分解する酵素であり、既存の抗炎症剤によって強く
阻害され、阻害濃度と生体内での抗炎症効果との間に高
い相関性が認められている。
本発明の3α−ヒドロキシステロイドデヒドロゲナー
ゼ阻害活性剤およびヒアルロニダーゼ阻害活性剤は、後
述する香辛料またはハーブ、コーヒー豆、カカオ豆、ク
ロレラ、きのこ類、バラ科の果実、不発酵茶、プロポリ
スの中から選ばれた少なくとも1つの食品素材の粉末も
しくはエキスを含むものである。
まず、本発明に用いる香辛料またはハーブは、主とし
て熱帯から温帯地方に産する植物の乾燥された種子、果
実、花、蕾、葉茎、木皮、根などから得られる香辛料
や、薬効または料理に特徴的な風味付けをするハーブ
(分類上香辛料と呼ばれるものも含まれるが、植物の全
草、葉、花、果実、根茎等)が用いられる。例えば、オ
ールスパイス、バジル、コリアンダー、ナツメグ(メー
ス)、胡椒(黒胡椒、白胡椒)、セージ、タイム、ホッ
プ、グローブ(丁子)、シナモン(桂皮)、ミント(ハ
ッカ)、リコリス(甘草)、茴香、ローズマリー、シ
ソ、阿仙薬、菊花、山梔子等が挙げられる。
次に本発明に用いるコーヒー豆は、生コーヒー豆を焙
煎したものであって、品種は特に限定されるものではな
い。
また、本発明に用いるカカオ豆は、熱帯性常緑樹に生
ずる種子であって、自然発酵させて乾燥したもの及びそ
の加工品であるココア、チョコレート類等を含むもので
ある。
また、本発明に用いられるクロレラは、クロロコック
ム目に属する単細胞緑藻であって、粉末藻体でも細胞壁
破壊後適切な溶媒で抽出したものでもよい。
次に、本発明に用いられるきのこ類は、しいたけ、え
のき茸、シメジ等が挙げられる。
また、本発明に用いられるバラ科の果実は、山査子、
枇杷、杏子、梅等が挙げられ、例えば、梅は、生果、も
しくは梅干し、梅漬、梅果汁等の加工品の形態で用いら
れる。
また、本発明に用いられる不発酵茶は、緑茶、かまい
り茶、プーアル茶、ほうじ茶、玄米茶等が挙げられる。
また、本発明に用いられるプロポリスは、みつ蜂がそ
の行動圏にある種々の植物から採取してきた樹脂状物質
を巣箱内に塗布した粘着物で、複雑な組成のみつ蜂生産
物の1つである。用いる形態としては、天然プロポリ
ス、もしくはその精製品及びその加工品が挙げられる。
特に、精製品として、特開昭62−210952号公報に記載
の、プロポリスナチュラルパウダー、プロポリスチン
キ、プロポリスエキスパウダー等が好適に用いられる。
プロポリスナチュラルパウダーは、天然プロポリスを殺
菌、精製、粉末化したもので50〜55%のプロポリス成分
を含み、5〜10%の精油、約5%の花粉その他を含有し
ている。プロポリスチンキは、天然プロポリスをアルコ
ール抽出することによって得られたチンキ(アルコール
液)であり、固形分が10%に調整されている。プロポリ
スエキスパウダーは、上記プロポリスチンキから疎水性
部分の晶析速度を糖の添加によって制御する方法で得ら
れた水分散性をもつ粉末である。
以上のような食品素材を3α−HSD及びHYDに対する阻
害活性剤とする形態は、食品素材の乾燥物の粉末でもよ
く、これらを粉砕して水蒸気蒸留等を行って得られる精
油でもよく、もしくは上記食品素材を水やエタノール等
の溶媒で抽出したエキスでもよい。
また、これらは、1種でも、または数種組み合わせて
用いてもよい。特にこれらと共に、クエン酸等の有機
酸、あるいは有機酸を多く含むりんご、桃、苺、オレン
ジ、グレープ等の果汁等を併用すると、炎症に対する相
乗効果が認められ好適である。
なお、これらの食品素材中には例えば、表1に示すよ
うな成分が含まれている。また、これらの3α−HSD及
びHYDに対する阻害活性率を表2に示す。
次にこれらの3α−ヒドロキシステロイドデヒドロゲ
ナーゼ阻害活性剤およびヒアルロニダーゼ阻害活性剤を
添加する食品としては、ガム、キャンディ、ゼリー、錠
菓、飲料等が挙げられる。特にガム、キャンディ、錠菓
は、口腔内で長く喫食する食品であるため、3α−ヒド
ロキシステロイドデヒドロゲナーゼ阻害活性剤およびヒ
アルロニダーゼ阻害活性剤が徐々に溶出して、炎症を起
こしている部位に働きかけやすくなるので好適である。
また、添加する方法も特に限定するものではなく、常
法に従い、他の原料と共に混合し、調製すればよい。
更に、上記3α−ヒドロキシステロイドデヒドロゲナ
ーゼ阻害活性剤およびヒアルロニダーゼ阻害活性剤は、
熱に対しても比較的安定であるので、加温飲料、スナッ
ク菓子、ケーキ等高温で加熱される食品に対しても用い
ることができる。
また上記食品以外には、うがい薬等に用いると、口中
で異和感のないうがい薬とすることができ好適である。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明の3α−ヒドロキシステロイド
デヒドロゲナーゼ阻害活性剤およびヒアルロニダーゼ阻
害活性剤は、花粉症に対し優れた抗炎症作用を有するも
のである。しかも食品素材を原料としているので、食品
の風味を損うことがなくかつ安全性が高い。
また、熱に対して安定なので多様な形態の食品とする
ことができる。
次に、実施例に基づいて本発明を具体的に説明する。
〔実施例1〜12,比較例1〜2〕 表4,表5に示す組成でそれぞれ常法に従い板ガム、キ
ャンディを調製した。なお表中抗炎症食品素材を用いな
いものを比較例1〜2とした。つぎにこれらの板ガム、
キャンディについて3α−HSD及びHYDに対する阻害活性
率を測定し、更に、官能評価を行った。なお、阻害活性
率、官能評価は以下のようにして行った。
(1)3α−HSD阻害活性率 人見らの方法に従い(日本生薬学会第34回講演要旨16
(1987)、3α−HSD阻害活性を測定した。
1)試料の調製 3α−HSD粗酵素液は、図1に示す方法で調製し、0.1
Mリン酸緩衝液(pH6.0)で15%となるよう希釈した。
食品試料液は、次のようにして調製した。まず、板ガ
ムは、板ガムを5〜10mm程度に裁断したもの5.0gを上記
緩衝液100mlとともに、4℃で5時間攪拌し、抽出し
た。また、キャンディは、上記緩衝液に溶解ないし懸濁
させ、50mg/mlになるように調製した。
2)阻害活性測定法 0.1Mリン酸緩衝液(測定濃度40mg/ml)(pH6.0)中、
37℃で食品試料液2.0mlと15%3α−HSD粗酵素液0.2ml
を10分間振盪し、NADPH(135μM)0.2mlを加えた。10
分間振盪したのち、基質ニトロアセトフェノン(Nitroa
cetophenone)(750μM)0.1mlを加えて反応を開始
し、10分後のNADPHの減少量を吸光度340nmで測定して阻
害率を算出した。
なお、上記( )内の濃度は終濃度である。
一方、食品試料液を上記リン酸緩衝液に変えたものを
コントロール系とし、基質ニトロアセトフェノン(Nitr
oacetophenone)を上記リン酸緩衝液に変えたものをブ
ランク系とし、同様にNADPH減少量を求めた。
阻害率は、次式によって求められる。
C :コントロール系の340nmにおけるNADPH減少量(一
部は以下△340と記す) CB:コントロール系ブランクの△340 S :試料系の△340 SB:試料系のブランクの△340 (2)HYD阻害活性率 1)試料の調製 まず、板ガムは、板ガムを5〜10mm程度に裁断したも
の5.0gを0.1M酢酸緩衝液(pH3.5)50mlとともに、4℃
で5時間攪拌し、抽出した。また、キャンディは、上記
酢酸緩衝液に溶解、ないし懸濁させ、400mg/mlとなるよ
うに調製した。
2)阻害活性測定法 0.1M酢酸緩衝液(pH3.5)中、37℃で食品試料液0.2ml
とHYD液(9mg/mlシグマ製800NFunit/mg)0.1mlを20分振
盪後、12.5mM CaCl2液0.2mlを加え、20分振盪とした。
さらに、基質ヒアルロン酸カリウム(1.2mg/ml)0.5ml
を加えて反応を開始した。40分後に0.4N水酸化ナトリウ
ムを加え、中和した。生成した末端にN−アセチルグコ
サミンを持つオリゴ糖(NAG)をモルガン−エルソン(M
organ−Elson)法により、585nmにて比色定量した。
なお、食品試料液を上記酢酸緩衝液に変えたものをコ
ントロール系とし、基質を上記酢酸緩衝液に変えたもの
をブランク系とし、同様にNAGの生成量を求めた。
阻害率は、次式によって求められる。
C :コントロール系の585nmにおけるNAC生成量(一部
は以下△585と記す) CB:コントロール系のブランクの△585 S :試料系の△585 SB:試料系のブランクの△585 (3)官能評価 実施例、及び比較例の板ガム、キャンディを、それぞ
れ口中で1日2回(1回5分間、4時間間隔)3日間喫
食したときの風味、および抗炎症効果について、パネラ
ー20名を用いて官能的に評価した。
なお、パネラーは、鼻水、鼻づまり、くしゃみ、目の
かゆみ等の花粉症の初期症状のいずれかを自覚している
弊社研究所員成人20名とした。実験は4月初旬に実施し
た。
以上の結果を表4,表5にあわせて示す。
上記の結果から、実施例品は、いずれも3α−HSD,HY
Dに対する強い阻害活性率を示し、またパネラーの喫食
結果においても炎症に対する効果の自覚が認められた。
また風味についても比較例品と遜色なく、風味のよい
ものが得られた。
したがって、3α−ヒドロキシステロイドデヒドロゲ
ナーゼ阻害活性剤およびヒアルロニダーゼ阻害活性剤を
加えた実施例品は、風味に影響することなく花粉症の症
状を軽減することができた。
これに対し、比較例品はいずれも3α−HSD,HYDに対
する阻害活性率が低く、またパネラーの喫食結果におい
ても効果が低かった。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例における3α−HSD粗酵素液の調製法
を示す説明図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI A61P 29/00 A61P 29/00 合議体 審判長 吉村 康男 審判官 宮本 和子 審判官 深津 弘 (56)参考文献 特開 平1−185267(JP,A) 特開 平1−181750(JP,A) 特開 平1−165595(JP,A) 特開 昭64−47721(JP,A) 特開 昭63−198693(JP,A) 特開 昭61−186325(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記の群から選ばれた少なくとも一つの食
    品素材の粉末もしくはエキスを含有することを特徴とす
    る、花粉症に対する抗炎症効果に優れる3α−ヒドロキ
    システロイドデヒドロゲナーゼ(3α−hydroxysteroid
    dehydrogenase)阻害活性剤。 a)オールスパイス、バジル、コリアンダー、ナツメ
    グ、胡椒、セージ、タイム、ホップ、グローブ(丁
    子)、シナモン(桂皮)、ミント(ハッカ)、リコリス
    (甘草)、茴香、ローズマリー、シソ、阿仙薬、菊花お
    よび山梔子からなる群より選ばれる少なくとも一つの香
    辛料またはハーブ。 b)コーヒー豆 c)カカオ豆 d)クロレラ e)きのこ類 f)バラ科の果実 g)不発酵茶 h)プロポリス
  2. 【請求項2】下記の群から選ばれた少なくとも一つの食
    品素材の粉末もしくはエキスを含有することを特徴とす
    る、花粉症に対する抗炎症効果に優れるヒアルロニダー
    ゼ(hyaluronidase)阻害活性剤。 a)オールスパイス、バジル、コリアンダー、セージ、
    タイム、ホップ、グローブ(丁子)、シナモン(桂
    皮)、ミント(ハッカ)、リコリス(甘草)、茴香、ロ
    ーズマリー、シソ、阿仙薬、菊花および山梔子からなる
    群より選ばれる少なくとも一つの香辛料またはハーブ。 b)コーヒー豆 c)カカオ豆 d)クロレラ e)きのこ類 f)バラ科の果実 g)プロポリス
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