JP3178559B2 - ロータリー圧縮機 - Google Patents

ロータリー圧縮機

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JP3178559B2
JP3178559B2 JP25275092A JP25275092A JP3178559B2 JP 3178559 B2 JP3178559 B2 JP 3178559B2 JP 25275092 A JP25275092 A JP 25275092A JP 25275092 A JP25275092 A JP 25275092A JP 3178559 B2 JP3178559 B2 JP 3178559B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に冷凍装置に使用す
るロータリー圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ロータリー圧縮機は、例えば実開
昭61−114082号公報に記載されている。この従
来の圧縮機は図16及び図17で示したように、密閉ケ
ーシング内にモータで駆動される圧縮要素Aを配設して
おり、この圧縮要素Aは、シリンダ室Bをもったシリン
ダCと、前記モータから延びる駆動軸Dの偏心軸部に挿
嵌され、該駆動軸Dの回転により前記シリンダ室B内を
公転するローラEと、前記シリンダCに設けた吸入口F
と吐出口Gとの中間部位に進退動可能に配設されたブレ
ードHとを備えており、このブレードHは、その背面側
に、前記吐出口Gから吐出された高圧ガスの一部を背圧
として作用させ、この背圧により前記ブレードHの先端
部を前記ローラEの外周面一部に常時接触させることに
より、前記シリンダ室Bを圧縮室Xと吸入室Yとに区画
するようにしている。また、前記吐出口Gには、その出
口周りに形成される弁座面に衝合して前記吐出口Gを開
閉する板状の弁体Iを設けている。
【0003】そして、前記駆動軸Dの回転により前記ロ
ーラEをシリンダ室B内で公転させながら、前記ブレー
ドHで画成されるシリンダ室B内の圧縮室Xでガスを圧
縮し、この圧縮行程を終了して吐出行程に移行したと
き、圧縮された高圧ガスを前記弁体Iの開動作で前記吐
出口Gからケーシング内へと吐出させ、また、吐出行程
を終了して吸入行程に移行するとき、前記弁体Iを閉動
作させて前記吐出口Gを閉鎖し、前記吸入口Fから前記
シリンダ室B内の前記ブレードHで画成される吸入室Y
へと低圧ガスを吸入して、前記圧縮行程と吐出行程とを
繰り返すのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】所が、以上のように、
ブレードHをシリンダCに進退動可能に支持すると共に
背圧を作用させて、該ブレードHの先端をローラEの外
周面に接触させ、このブレードHとローラEとを相対移
動させるようにした場合、前記ブレードHには背圧を作
用させて該ブレードHの先端をローラ外周面に押圧し、
接触させる必要があり、しかも、ブレードHのローラ外
周面との接触は油が介在されずに金属接触になるから、
ブレードHとローラ外周面との摺動による摩擦損失が大
きいし、動力損失も大きい問題があった。その上、前記
ブレードHの背面に、吐出口Gから吐出された高圧ガス
による背圧をかけて、該ブレードHの先端部を前記ロー
ラEの外周面に接触させているため、前記ブレードHの
背面室の高圧ガスが、図16の矢印aで示したように、
ブレードHの側面とブレード摺動溝との間を経て前記吸
入室Yに漏れ、容積効率が低下する問題があったし、ま
た、前記圧縮室Xは、低圧から高圧まで変動するのであ
るから、前記圧縮室Xの内圧が背圧より低い場合には、
前記背面室に作用する高圧ガスが前記ブレードHの側面
とブレード摺動溝との間を経て圧縮室Xに洩れることに
なり、指示効率が低下する問題もあった。更に、前記ブ
レードHの先端部とローラEとの接触部位から図16の
矢印bで示したように、前記圧縮室Xで圧縮される高圧
ガスが前記吸入室Yに漏れることもあり、前記したブレ
ードH側面からの漏れと相俟って容積効率が更に低下す
る問題があった。
【0005】本発明は以上の問題点に鑑み発明したもの
で、目的は、ブレードのローラとの相対移動をなくし
て、摩擦損失及び動力損失を小さくでき、しかも、ブレ
ード背面室や圧縮室から吸入室へのガス洩れを少なくし
て容積効率及び指示効率を高めることができるようにす
る点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の1つの局面にお
けるロータリ圧縮機は、図1に示すように、シリンダ室
41をもつシリンダ4と、そのシリンダ4の開放部に対
設されたフロントヘッド5およびリアヘッド6と、シリ
ンダ室41に内装され、シリンダ室41内を公転するロ
ーラ7と、シリンダ室41を圧縮室Xと吸入室Yとに区
画するブレード8とを有する圧縮要素3を備え、吸入口
3aから吸入したガス流体を圧縮して吐出口3bから吐
出するようにしたロータリ圧縮機において、ブレード8
をローラ7に、ローラ7の径方向外方に突出するように
一体的に設けるとともに、シリンダ4に、ブレード8の
突出側先端部を受入れる受入溝11aをもった支持体1
1を回動可能に設けるとともに、各ヘッド5、6に設け
る軸受部に軸受支持した駆動軸21の偏心軸部22にロ
ーラ7を嵌合させ、このローラ7と偏心軸部22との摺
接面から両ヘッド5、6に向かって潤滑油を供給する給
油路23を偏心軸部22に開口したことを特徴とするも
のである。
【0007】本発明の他の局面におけるロータリ圧縮機
は、図1に示すように、シリンダ室41をもつシリンダ
4と、シリンダ室41に内装され、シリンダ室41内を
公転するローラ7および、シリンダ室41を圧縮室Xと
吸入室Yとに区画するブレード8とを有する圧縮要素3
を備え、吸入口3aから吸入したガス流体を圧縮して吐
出口3bから吐出するようにしたロータリ圧縮機におい
て、ブレード8をローラ7に、ローラ7の径方向外方に
突出するように一体的に設けるとともに、シリンダ4
に、ブレード8の突出側先端部を受入れる受入溝11a
をもった支持体11を回動可能に設け、ローラ7の外周
部で吐出口3bとの対向部位に、この吐出口3bに向か
って突出し、その吐出口3bに突入可能とした突起75
を設けたことを特徴とするものである。
【0008】本発明のさらに他の局面におけるロータリ
圧縮機は、図1、図14および図15示すように、シリ
ンダ室41をもつシリンダ4と、シリンダ室41に内装
され、シリンダ室41内を公転するローラ7および、シ
リンダ室41を圧縮室Xと吸入室Yとに区画するブレー
ド8とを有する圧縮要素3を備え、吸入口3aから吸入
したガス流体を圧縮して吐出口3bから吐出するように
したロータリ圧縮機において、ブレード8をローラ7
に、ローラ7の径方向外方に突出するように一体的に設
けるとともに、シリンダ4に、ブレード8の突出側先端
部を受入れる受入溝11aをもった支持体11を回動可
能に設け、ローラ7の高さを、圧縮室X側に接する高温
側壁部7aで低く、吸入室Y側に接する低温側壁部7b
で高く設定したことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】本発明の1つの局面におけるロータリ圧縮機で
は、ローラと、そのローラが嵌合され、かつ、潤滑油が
供給される駆動軸の偏心軸部との間で相対回転させるこ
とによって、ブレードとローラとが相対移動する場合と
比較して、摩擦損失および動力損失を少なくすることが
できる。つまり、ローラを嵌合する駆動軸の偏心軸部に
は、駆動軸の給油路から潤滑油が常時供給されているこ
とによって、ローラは偏心軸部と流体接触している。さ
らに、ローラと偏心軸部との摺接面からフロントヘッド
またはリアヘッドに向かって潤滑油が流れるため、ロー
ラは各ヘッドとも流体接触している。これにより、ロー
ラの摺動特性が改善され、ローラと偏心軸部との相対回
転における摩擦損失やローラと各ヘッドとの摩擦抵抗が
小さくなり、ブレードに背圧を作用させてブレードとロ
ーラとを相対移動させる場合と比較して、摩擦損失およ
び動力損失を小さくすることができる。また、ブレード
をローラに設けて、ブレードには背圧が作用しないよう
にしているため、ブレードの背面室から吸入室および圧
縮室へのガス漏れをなくすことができ、容積効率および
指示効率を高めることができる。さらに、ブレード8を
ローラに設けることにより、圧縮室から吸入室へのガス
漏れも少なくでき、背面室からのガス漏れがないことと
相まって容積効率をより一層高めることかできる。
【0010】本発明の他の局面におけるロータリ圧縮機
では、ローラ7と、ローラ7が嵌合され、かつ、潤滑油
が供給されている駆動軸の偏心軸部との間で相対回転さ
せ、従来例のようにブレードとローラとの相対移動をな
くしたのであるから、ブレードとローラとが相対移動す
るようにした従来例に比較して摩擦損失および動力損失
を少なくできるのである。すなわち、ローラ7を嵌合す
る駆動軸の偏心軸部には、駆動軸の給油路から常時潤滑
油が供給されていて、流体接触しているからローラ7と
偏心軸部との相対回転においてはその摩擦抵抗を小さく
できるのであって、ブレード8に背圧を作用させて、ブ
レードとローラとを相対移動させる場合に比較して摩擦
損失を小さくできるのであり、動力損失も小さくできる
のである。その上、ブレード8をローラ7に設けて、ブ
レード8に背圧をかける必要がないようにしているか
ら、ブレードの背面室から吸入室Yおよび圧縮室Xへの
ガス漏れをなくすことができて、容積効率および指示効
率を高めることができ、さらに、ブレード8をローラ7
に設けているから、圧縮室Xから吸入室Yへのガス漏れ
も少なくでき、背面室からのガス漏れがないことと相ま
って容積効率をより一層高めることができる。また、ロ
ーラの外周部で吐出口3bに対向する部位に、吐出口3
bに向かって突出し、その吐出口3bに突入可能とした
突起75を設けることにより、圧縮行程から吐出行程へ
と移行するとき、ローラ7に設けた突起75を、吐出口
3bに対し離れた位置から吐出口3bに徐々に突入させ
ることができ、またこの突入のとき、吐出口3b内の圧
縮ガスを外部に押出すように突入させることができるか
ら、トップクリアランスを少なくでき、吐出行程の終了
後に吸入行程へと移行して、吸入室Y内に低圧ガスを吸
入するとき、吐出口3b内に残留した高圧ガスの吸入室
Y側への逆流量を少なくできるのである。その結果、圧
縮損失や吸入室Y内での吸入ガスの過熱および脈動を防
止でき、また、以上の吐出行程の開始時、つまり、吐出
量が多くなる吐出行程初期には、突起75が吐出口3b
に突入していないから、ガスの吐出通路を十分に確保で
きるのであるから、ガス吐出抵抗を小さくでき、ガスの
過圧縮を防止でき、この過圧縮による動力損失を少なく
することもできる。
【0011】本発明のさらに他の局面におけるロータリ
圧縮機では、ローラ7と、ローラ7が嵌合され、かつ、
潤滑油が供給されている駆動軸の偏心軸部との間で相対
回転させ、従来例のようにブレードとローラとの相対移
動をなくしたのであるから、ブレードとローラとが相対
移動するようにした従来例に比較して摩擦損失および動
力損失を少なくできるのである。すなわち、ローラ7を
嵌合する駆動軸の偏心軸部には、駆動軸の給油路から常
時潤滑油が供給されていて、流体接触しているからロー
ラ7と偏心軸部との相対回転においてはその摩擦抵抗を
小さくできるのであって、ブレード8に背圧を作用させ
て、ブレードとローラとを相対移動させる場合に比較し
て摩擦損失を小さくできるのであり、動力損失も小さく
できるのである。その上、ブレード8をローラ7に設け
て、ブレード8に背圧をかける必要がないようにしてい
るから、ブレードの背面室から吸入室Yおよび圧縮室X
へのガス漏れをなくすことができて、容積効率および指
示効率を高めることができ、さらに、ブレード8をロー
ラ7に設けているから、圧縮室Xから吸入室Yへのガス
漏れも少なくでき、背面室からのガス漏れがないことと
相まって容積効率をより一層高めることができる。ま
た、ローラ7の高さを、圧縮室X側に接する高温側壁部
7aで低く、吸入室Y側に接する低温側壁部7bで高く
設定することにより、ローラ7が非自転式となり、運転
時、そのローラ7の円周上に沿って生じる温度差に起因
して、ローラ7の高さ方向に熱膨張量の差が現れること
による不利益も解消できるのである。すなわち、図16
に示した従来のブレード往復動式のものでは、ローラE
が駆動軸Dの回転に引きずられて自転し得るから、その
外面が低温の吸入室Yと高温の圧縮室Xとに交互に接触
し、ローラEはその円周上に沿ってほぼ均等な温度とな
り得るが、ローラ7が非自転式の場合、低温の吸入室Y
と高温の圧縮室Xとに接する壁部分が円周上で固定的に
決まるから、図11に示すように、ブレード8の突出部
を基点0度として、時計方向に角度をとった場合、ロー
ラ7の壁部温度は図12に示すように変化し、高温のピ
ークが270度付近に、低温のピークが90度付近にで
きてしまうことになる。このため、270度付近を山と
して圧縮室X側に接する高温側壁部7aでは熱膨張が大
きく、90度付近を谷として吸入室Y側に接する低温側
壁部7bでは熱膨張が小さく、これらの熱膨張の差によ
り、ローラ7の高さは、図13の想像線で極端に示した
ように、数十ミクロンオーダーの差が生じることにな
る。一方、シリンダ4は、高圧の吐出ガスが充満される
ケーシング内に置かれているため、その熱膨張はシリン
ダ室41の円周上に沿ってほぼ均一とみることができ、
また、シリンダ4の高さは、最大熱膨張量を見込んで設
定しているから、結局、吸入室Y側に接し、その熱膨張
量の小さい低温側壁部7bの上下端面に大きな隙間がで
き、図13中矢印eで示す漏れが生じ、吸入ガスを加熱
して容積効率を低下させる不利益が生じるのである。そ
こで、図14または図15に示すように、ローラ7の高
さを、圧縮室X側に接する高温側壁部7aで低く、吸入
室Y側に接する低温側壁部7bで高く設定することによ
り、運転時には、その熱膨張の差を積極的に利用し、同
各図中想像線で示すように、これら高温側壁部7aと低
温側壁部7bとの高さを揃えて、ローラ7の高さのアン
バランスによる漏れを解消することができる。
【0012】
【実施例】図10に示したロータリー圧縮機は、密閉ケ
ーシング1の内方上部にモータ2を配設すると共に、該
モータ2の下部側に圧縮要素3を配設して、前記モータ
2から延びる駆動軸21を前記圧縮要素3に連動連結さ
せている。この圧縮要素3は、内部にシリンダ室41を
もつシリンダ4と、該シリンダ4の上下開放部に対設さ
れたフロントヘッド5及びリヤヘッド6と、前記シリン
ダ室41内に公転可能に内装されたローラ7とを備え、
前記各ヘッド5,6に設けた軸受部に前記駆動軸21の
下部側を軸受支持すると共に、この駆動軸21の偏心軸
部22に前記ローラ7を回転自由に挿嵌させて、前記駆
動軸21の回転に伴いその偏心軸部22に対し前記ロー
ラ7を摺接させながら回転させるようにしている。ま
た、前記駆動軸21の中心側に、前記ケーシング1にお
ける底部油溜め1bに開口する給油路23を設け、この
給油路23の入口にポンプ要素24を取付け、また、前
記給油路23の中間出口を、前記ローラ7と偏心軸部2
2との摺接面に開口させて、前記ポンプ要素24で前記
油溜め1aから汲上げた潤滑油を、前記給油路23から
前記摺接面に供給するようにしている。
【0013】また、前記圧縮要素3には、前記シリンダ
4のシリンダ室41に開口する吸入ガス流体の吸入口3
aと、同じく前記シリンダ室41に開口する圧縮ガス流
体の吐出口3bとをそれぞれ形成する。例えば、図1で
明らかなように、前記シリンダ4の側壁に前記シリンダ
室41に開口する吸入口3aを、また、該吸入口3aの
近くで前記シリンダ4の側壁に前記シリンダ室41に開
口する吐出口3bをそれぞれ形成して、これら吸入口3
aと吐出口3bとの中間部位に、前記シリンダ室41内
を圧縮室Xと吸入室Yとに画成するブレード8を設ける
と共に、前記吐出口3bには、その出口周りに形成され
る弁座面に衝合して前記吐出口3bを開閉する板状の弁
体9を配設する。尚、図1において、10は前記弁体9
の受板、また、図10において、1aは前記ケーシング
1の上部側に接続した外部吐出管である。
【0014】しかして以上のロータリー圧縮機におい
て、図1で明らかにしたように、前記ブレード8を前記
ローラ7の外周一部に、該ローラ7の径方向外方に向け
て突出するように設けると共に、前記シリンダ4におけ
る前記吸入口3aと吐出口3bとの中間内方部に円筒形
や球形等の円形保持孔42を設けて、この保持孔42
に、一端が前記シリンダ室41側に開口された受入溝1
1aをもつ支持体11を回動可能に保持して、該支持体
11の受入溝11a内に前記ブレード8の突出側先端部
を摺動可能に挿入させる。
【0015】前記ローラ7の外周一部に前記ブレード8
を設けるに際しては、例えば図1で示したように、前記
ローラ7側に前記ブレード8の基端一部を挿入可能とし
た取付溝71を形成し、この取付溝71内に前記ブレー
ド8の基端一部を挿入させて接着剤で接着一体化させる
か或はロウ付けにより一体化させるのである。又は、図
2、図3で示すように、前記ローラ7の半径方向外周
に、軸方向中央部を深溝72aとし、両端側を浅溝72
bとした段付溝72と、この段付溝72の深溝部両端面
から軸方向外方に貫通する嵌合孔73とを設けると共
に、前記ブレード8の基端に、前記段付溝72の深溝部
に嵌合する嵌合突起81aをもった嵌合部81を設け
て、前記嵌合突起81aに嵌合孔82を設け、前記ブレ
ード8の嵌合部81を前記段付溝72に嵌合して、前記
各嵌合孔73、82に一本のピン83を挿嵌することに
より、前記ブレード8をローラ7に固定するのである。
この場合、前記嵌合部81の段付溝72への嵌合部分に
は補助的に接着剤を付着させるのが好ましい。又、図4
で示すように、前記ローラ7の外周一部に突部74を設
けると共に、前記ブレード8側に前記突部74に突入可
能な溝部84を設けて、該溝部84に前記突部74を介
入させた状態で前記突部74とブレード8とにピン85
を貫通させると共に、ブレード8とローラ7との対向面
間に接着剤を装填することにより、このブレード8を前
記ローラ7に固定してもよい。
【0016】そして、前記駆動軸21の駆動に伴い前記
ローラ7に設けたブレード8を、その突出先端部を前記
支持体11の受入溝11a内で出入させ、かつ、該支持
体11の回動を伴い、揺動しながら径方向へと進退動さ
せることにより、前記シリンダ室41の内部を圧縮室X
と吸入室Yとに画成するのである。以上の構成とするこ
とにより、前記ローラ7を、偏心軸部22に対し相対回
転させ、従来のように前記ブレード8の先端部が前記ロ
ーラ7の外周面に接触して、ブレード8とローラ7とが
相対移動することがないため、前記ブレード8とローラ
7との摩擦による摩耗及び前記摩擦による動力損失をな
くすことができるのである。即ち、ブレード8とローラ
7とが相対移動しない代わりに、ローラ7と偏心軸部2
2とが相対回転することになるのであるが、前記ローラ
7を嵌合する駆動軸21の偏心軸部22には、駆動軸2
1の給油路23から常時潤滑油が供給されていて、流体
接触しているから摩擦抵抗を小さくできるのであって、
ブレード8に背圧を作用させ、ブレード8をローラ7に
接触させて相対移動させる場合に比較して摩擦損失を小
さくできるのであり、動力損失も小さくできるのであ
る。
【0017】更に、前記ブレード8は、前記ローラ7に
設けているため、従来のように背圧を作用させる必要が
なく、従って、従来例のようにブレードの背面室から前
記吸入室Yや圧縮室Xへのガス漏れがなくなり、容積効
率及び指示効率を高くできるのである。また、前記圧縮
室Xから前記吸入室Yへのガス漏れも少なくなって容積
効率をより一層高くできるのである。即ち、前記ブレー
ド8の両側壁面と、該ブレード8が挿入される前記支持
体11の受入溝11aとの間から、前記圧縮室X内のガ
ス流体が前記吸入室Y側に漏れることがあるが、前記圧
縮室X内のガスは、低圧から高圧まで変動するのである
から、この圧縮室X内のガス流体圧力が吸入室Yのガス
流体圧力との圧力差が所定圧以上になったときにのみガ
ス漏れを招き、それ以外にはガス漏れが発生しないため
に、従来のものに較べて圧縮室Xから吸入室Yへのガス
漏れ量を大幅に少なくできるのである。
【0018】また、前記ローラ7の外周部で前記吐出口
3bとの対向部位には、この吐出口3bよりも径小とし
た略円柱状の突起75を設けて、吐出量が多くなる吐出
行程開始時、前記突起75が吐出口3bに突入しない位
置にあり、吐出行程が進行して吐出量が減少するのに伴
い前記突起75が徐々に前記吐出口3bに突入するよう
にし、かつ、この突入により前記吐出口3b内の圧縮ガ
スを外部に押し出すようになすのである。
【0019】次に、以上の構成としたロータリー圧縮機
の作用について説明する。先ず、図5で示したように、
前記ローラ7の公転角度が0度の場合で吸入及び圧縮行
程を開始しようとするときには、前記ブレード8が前記
支持体11における受入溝11aの奥内部にまで挿入さ
れた状態にあり、また、このときには、前記ローラ7に
設けた突起75が前記吐出口3b内に突入された状態に
ある。そして、以上の状態から前記ローラ7が90度公
転されると、図6で示したように、前記突起75が前記
吐出口3bから離間され、かつ、前記ブレード8は前記
支持体11を回動させながら揺動し、その受入溝11a
から外方側へと摺動されて、前記ローラ7の公転に伴い
前記ブレード8で画成される前記シリンダ室41内の圧
縮室Xでガス流体の圧縮が行われ、又、前記吸入室Y側
では前記吸入口3aからのガス流体の吸入が行われる。
【0020】また、図7で示したように、前記ローラ7
の公転角度が180度となったときには、前記圧縮室X
でのガス流体の圧縮と前記吸入室Yでのガス流体の吸入
とが継続され、このとき前記ブレード8は前記支持体1
1の受入溝11aから最大量引き出された状態にある。
更に、図8で示したように、前記ローラ7の公転角度が
270度となって吐出行程に至ったときには、前記ロー
ラ7の公転に伴い、該ローラ7に設けたブレード8が徐
々に内方側へと摺動されながら、前記圧縮室Xで圧縮さ
れたガス流体が前記吐出口3bから外部吐出され、ま
た、このときには前記突起75が前記吐出口3b内への
突入を開始する。そして、図9で示したように、前記ロ
ーラ7が315度から360度(図1)にかけて公転さ
れるときに、前記圧縮室Xで圧縮されたガス流体の前記
吐出口3bからの吐出が終了し、このとき前記突起75
が前記吐出口3b内に突入され、該吐出口3bのトップ
クリアランスが小とされて、前記吐出口3b内の残留ガ
ス量を少なくでき、この残留ガスが図5の吸入室へ逆流
することによる容積効率の低下を少なくできる。
【0021】以上のように、前記吐出行程へと移行する
とき、前記ローラ7に設けた突起75は、吐出口3bに
対し離れた位置にあり、前記ローラ7の揺動角度に対応
して前記吐出口3b内に前記突起75が徐々に突入する
と共に、この突入時、吐出口3b内の圧縮ガスを外部に
押出すように突入するのである。従って、トップクリア
ランスを少なくでき、前記吐出行程の終了後に吸入行程
へと移行して前記吸入室Y内に低圧ガスを吸入すると
き、前記吐出口3b内に残留した高圧ガスの前記吸入室
Y側への逆流量を少なくできるのである。この結果、圧
縮損失や前記吸入室Y内での吸入ガスの過熱及び脈動が
防止できるし、また、以上の吐出行程の開始時、つま
り、吐出量が多くなる吐出行程初期には、前記突起75
が吐出口3bに突入していないから、ガスの吐出通路を
十分に確保できるのであるから、ガス吐出抵抗を小さく
でき、ガスの過圧縮を防止でき、この過圧縮による動力
損失をなくすることもできるのである。
【0022】ところで、ローラ7の高さは、図14に示
すように、そのローラ7の上下端面を、ブレード突出部
を基点として時計方向にとった角度で最高温になる27
0度付近が最も低く、最低温となる90度付近が最も高
くなる傾斜面701,702で形成することにより、圧
縮室X側に接する高温側壁部7aで低く、吸入室Y側に
接する低温側壁部7bで高く設定するのが好ましい。こ
の場合には、運転時、元々高さの低い高温側壁部7a
が、元々高さの高い低温側壁部7bよりも大きく熱膨張
し、図中想像線で示すように、これら高温側壁部7aと
低温側壁部7bとの高さが均一に揃えられ、ローラ7の
円周上に沿って、その上下端面部の隙間を均等な小隙間
に保つことができ、該ローラ7の上下端面部を介した漏
れを低減できて、吸入ガスの加熱を一層良好に低減で
き、容積効率を更に向上することができるのである。
尚、ローラ7は、モリブデン・ニッケル・クロム合金等
を用いており、高温側壁部7aと低温側壁部7bとの高
さの差は、数十ミクロン程度に設定している。
【0023】又、ローラ7の高さは、図15に示すよう
に、圧縮室X側に接し、角度180度〜360度までの
半円筒部分から成る高温側壁部7aを一律に低く、吸入
室Y側に接し、角度0度〜180度までの半円等部分か
ら成る低温側壁部7bを一律に高くし、その上下端面
を、段差703,704をもつ形状にしてもよく、この
場合には、段差の部分で多少端面に不均一が生じるが、
図14に示したものに比べて加工を簡易にできるし、単
一高さの円筒で形成するものに比べて運転時における高
温側壁面7aと低温側壁面7bとの端面を概ね揃えるこ
とができ、その端面部を介した漏れを低減することがで
きるのである。
【0024】
【発明の効果】本発明の1つの局面におけるロータリ圧
縮機によれば、ローラと偏心軸部との間で相対回転させ
るとともに、潤滑油を供給することによってローラの摺
動特性が改善され、摩擦損失や動力損失を小さくするこ
とができる。また、ブレードをローラに設けることによ
って、ブレードの背面室から吸入室および圧縮室へのガ
ス漏れをなくすとともに、圧縮室から吸入室へのガス漏
れも少なくでき、容積効率をより一層高めることができ
る。
【0025】本発明の他の局面におけるロータリ圧縮機
によれば、摩擦損失、動力損失の低減および容積効率の
向上の効果に加えて、特に、ローラの外周部に突起を設
けることにより、吐出行程から吸入行程に移行する際
に、吸入ガスの加熱および脈動を防止することができ
る。また、吐出行程の初期では、ガス吐出抵抗を小さく
でき、ガスの過圧縮を防止して動力損失をさらに低減す
ることができる。
【0026】本発明のさらに他の局面におけるロータリ
圧縮機によれば、摩擦損失、動力損失の低減および容積
効率の向上の効果に加えて、特に、ローラの高さを、圧
縮室側に接する高温側壁部で低く、吸入室側に接する低
温側壁部で高く設定することにより、ローラの高さのア
ンバランスによる漏れを低減することがで、吸入ガスの
加熱を一層良好に低減できて、容積効率をさらに向上す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のロータリー圧縮機に備えるシリンダの
要部を示す平断面図である。
【図2】ブレードの取付構造例を示す断面図である。
【図3】図2の中央縦断面図である。
【図4】同ブレードの他の取付構造例を示す断面図であ
る。
【図5】ローラの公転角度が0度の場合を示す平断面図
である。
【図6】同ローラの公転角度が90度の場合を示す平断
面図である。
【図7】同ローラの公転角度が180度の場合を示す平
断面図である。
【図8】同ローラの公転角度が270度の場合を示す平
断面図である。
【図9】同ローラの公転角度が315度の場合を示す平
断面図である。
【図10】ロータリー圧縮機の全体構造を示す縦断面図
である。
【図11】他の実施例を説明するシリンダの要部を示す
平断面図である。
【図12】同他の実施例を説明するローラの角度に対す
る壁部温度を示す図である。
【図13】同他の実施例を説明するシリンダの要部を示
す縦断面図である。
【図14】同他の実施例におけるローラの具体的形状の
一例を示す断面図である。
【図15】同じくローラの具体的形状の変形例を示す断
面図である。
【図16】従来にかかるロータリー圧縮機の圧縮要素を
示す平断面図である。
【図17】同従来にかゝるロータリー圧縮機の部分断面
図である。
【符号の説明】
3 圧縮要素 3a 吸入口 3b 吐出口 4 シリンダ 41 シリンダ室 7 ローラ 7a 高温側壁部 7b 低温側壁部 75 突起 8 ブレード 11 支持体 11a 受入溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 植松 孝洋 大阪府堺市築港新町3丁12番地 ダイキ ン工業株式会社堺製作所臨海工場内

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダ室(41)をもつシリンダ
    (4)と、前記シリンダ(4)の開放部に対設されたフ
    ロントヘッド(5)およびリアヘッド(6)と、前記シ
    リンダ室(41)に内装され、前記シリンダ室(41)
    内を公転するローラ(7)と、前記シリンダ室(41)
    を圧縮室(X)と吸入室(Y)とに区画するブレード
    (8)とを有する圧縮要素(3)を備え、吸入口(3
    a)から吸入したガス流体を圧縮して吐出口(3b)か
    ら吐出するようにしたロータリ圧縮機において、 前記ブレード(8)を前記ローラ(7)に、前記ローラ
    (7)の径方向外方に突出するように一体的に設けると
    ともに、前記シリンダ(4)に、前記ブレード(8)の
    突出側先端部を受入れる受入溝(11a)をもった支持
    体(11)を回動可能に設けるとともに、前記各ヘッド
    (5)、(6)に設ける軸受部に軸受支持した駆動軸
    (21)の偏心軸部(22)に前記ローラ(7)を嵌合
    させ、このローラ(7)と偏心軸部(22)との摺接面
    から前記両ヘッド(5)、(6)に向かって潤滑油を供
    給する給油路(23)を前記偏心軸部(22)に開口し
    たことを特徴とする、ロータリ圧縮機。
  2. 【請求項2】 シリンダ室(41)をもつシリンダ
    (4)と、前記シリンダ室(41)に内装され、前記シ
    リンダ室(41)内を公転するローラ(7)および、前
    記シリンダ室(41)を圧縮室(X)と吸入室(Y)と
    に区画するブレード(8)とを有する圧縮要素(3)を
    備え、吸入口(3a)から吸入したガス流体を圧縮して
    吐出口(3b)から吐出するようにしたロータリ圧縮機
    において、 前記ブレード(8)を前記ローラ(7)に、前記ローラ
    (7)の径方向外方に突出するように一体的に設けると
    ともに、前記シリンダ(4)に、前記ブレード(8)の
    突出側先端部を受入れる受入溝(11a)をもった支持
    体(11)を回動可能に設け、 前記ローラ(7)の外周部で吐出口(3b)に対向する
    部位に、前記吐出口(3b)に向かって突出し、前記吐
    出口(3b)に突入可能とした突起(75)を設けてい
    ることを特徴とする、ロータリ圧縮機。
  3. 【請求項3】 シリンダ室(41)をもつシリンダ
    (4)と、前記シリンダ室(41)に内装され、前記シ
    リンダ室(41)内を公転するローラ(7)および、前
    記シリンダ室(41)を圧縮室(X)と吸入室(Y)と
    に区画するブレード(8)とを有する圧縮要素(3)を
    備え、吸入口(3a)から吸入したガス流体を圧縮して
    吐出口(3b)から吐出するようにしたロータリ圧縮機
    において、 前記ブレード(8)を前記ローラ(7)に、前記ローラ
    (7)の径方向外方に突出するように一体的に設けると
    ともに、前記シリンダ(4)に、前記ブレード(8)の
    突出側先端部を受入れる受入溝(11a)をもった支持
    体(11)を回動可能に設け、 前記ローラ(7)の高さを、圧縮室(X)側に接する高
    温側壁部(7a)で低く、吸入室(Y)側に接する低温
    側壁部(7b)で高く設定していることを特徴とする、
    ロータリ圧縮機。
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