JP3177672B2 - モータの速度制御装置 - Google Patents

モータの速度制御装置

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JP3177672B2 JP08959594A JP8959594A JP3177672B2 JP 3177672 B2 JP3177672 B2 JP 3177672B2 JP 08959594 A JP08959594 A JP 08959594A JP 8959594 A JP8959594 A JP 8959594A JP 3177672 B2 JP3177672 B2 JP 3177672B2
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利明 清間
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  • Control Of Electric Motors In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザービームプリン
タ等の情報機器に用いられるモータの速度制御装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気や光を利用した記録再生装置
の多機能化が進み、これらの装置に搭載されるモータの
高付加価値化が要求されている。特にモータの速度制御
装置については、速やかにかつ確実に制御することが要
求されており、従来から種々の方法が提案されている。
【0003】このような、モータの速度制御装置の一つ
として従来よりモータの回転速度を意味するFG信号
と、モータの速度基準となるREF信号とを比較し、そ
の比較結果に基づきモータに発生するトルクを変えるこ
とにより回転速度を制御する方法がある。
【0004】図3は従来のモータの速度制御装置の一構
成例を示すブロック図である。図3において、1はモー
タ、2はモータ駆動手段であり、前記モータ1の入力端
子と前記駆動手段2の出力端子とは接続される。3は基
準信号発生回路であり、入力端子X1,X2には発振子
7が接続される。4は分周回路であり、速度切り換え端
子N1,N2を備える。前記基準信号発生回路3の出力
端子と前記分周回路4の第1の入力端子とは接続され
る。5は速度検出回路、6は速度制御手段である。
【0005】前記速度制御手段6の第1の入力端子は、
前記分周回路4の出力端子と接続される。前記速度制御
手段6の出力端子は、前記モータ駆動手段2の入力端子
と接続される。
【0006】以上のように構成された従来のモータの速
度制御装置の動作としては、まず速度切り換え端子N
1,N2の入力レベルに対応して、分周回路4にあらか
じめ設定された分周比を選定し、選定された分周比を基
に分周回路4は発振子7の発振信号を分周した信号を基
準信号(REF信号)として、速度制御手段6の第1の入
力端子に入力する。
【0007】一方、速度制御手段6の第2の入力端子に
は、速度検出回路5が発生するモータの速度に比例した
周波数を有するFG信号が入力されているので、速度制
御手段6はREF信号とFG信号を比較して、その比較
結果からトルク指令信号VTを発生しモータ駆動手段2
へ入力する。モータ駆動手段2はVTの値に応じた所定
の大きさのトルクをモータ1へ供給する。
【0008】したがって、上記の動作によりモータ1は
基準信号(REF信号)に基づいて所定の速度で制御され
る。
【0009】以上のように、図3に示した従来のモータ
の速度制御装置は速度切り換え端子N1,N2の入力信
号を変えることにより、分周回路4の分周比を切り換え
てモータ1を複数の異なる速度で安定に制御することが
できる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のモータの速度制御装置は、その構成上、速度基
準となるREF信号の周波数が分周回路にあらかじめ設
定された分周比によって制約されるので、任意のREF
信号を選択してモータを任意の速度で制御することはで
きない。特に、このようなモータの速度制御装置を集積
回路(IC)で構成する場合、速度切り換え端子を新たに
設けたり、REF信号を外部から供給するために新たに
入力端子を設けることはICのピン数の制限上、困難な
場合が多い。
【0011】本発明は上記問題点を解決するもので、入
力端子を新たに設けることなく速度切り換え端子の入力
レベルを切り換えて、モータをあらかじめ設定された複
数の異なる速度で安定に制御するだけでなく、速度切り
換え端子に一定周波数を有するCLK信号を入力するこ
とにより、モータをあらかじめ設定された速度以外の任
意の速度でも制御することができるモータの速度制御装
置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、モータにトルクを供給するモータ駆動手段
と、高周波信号をあらかじめ設定された分周比に分周し
てモータの速度基準となるREF信号を発生する分周回
路と、前記モータの速度に比例した周波数を有するFG
信号を発生する速度検出回路と、前記REF信号と前記
FG信号とを比較して、その比較結果からモータに所定
の大きさのトルクを供給するようにトルク指令信号を発
生して、前記モータ駆動手段に作用させることにより前
記モータの速度を制御する速度制御手段とにより構成さ
れたモータの速度制御装置において、速度切り換え端子
に入力される入力信号を判別する判別回路と、前記判別
回路の判別出力に基づき前記分周回路にあらかじめ設定
された複数の分周比を選択し、前記モータの速度基準と
なるREF信号の周波数を変更するか前記速度切り換え
端子に入力された入力信号をモータの速度基準信号とな
るREF信号として出力するかを選択するための選択回
路を備えたことを特徴とする。
【0013】また、前記判別回路は、第1の速度切り換
え端子に反転入力端子がそれぞれ接続された第1,第2
の比較器と、第2の速度切り換え端子に反転入力端子が
接続された第3の比較器とでなり、前記各比較器の非反
転入力端子はそれぞれのバイアス電源を介して接地さ
れ、かつ前記第1,第2および第3の比較器の各出力端
子は、当該判別回路の第1,第2および第3の各出力端
子としたことを特徴とする。また、前記選択回路は、第
1ないし第9の反転ゲートで構成され、前記第1の反転
ゲートの入力には前記分周回路のREF1信号出力と前
記第4の反転ゲートの複数の出力の一つとの論理積が入
力され、前記第2,第7,第6の反転ゲートの入力には
前記判別回路の第1,第2,第3の出力信号がそれぞれ
入力され、前記分周回路の第1の入力端子には前記第
2,第6の反転ゲートの複数の出力のそれぞれ一つの出
力信号の論理積が入力され、前記分周回路の第2の入力
端子には前記第3,第6の反転ゲートの複数の出力のそ
れぞれ一つの出力信号の論理積が入力され、前記分周回
路の第3の入力端子には前記第2,第8の反転ゲートの
複数の出力のそれぞれ一つの出力信号の論理積が入力さ
れ、前記分周回路の第4の入力端子には前記第3,第8
の反転ゲートの複数の出力のそれぞれ一つの出力信号の
論理積が入力され、前記第4の反転ゲートの入力には前
記第3の反転ゲートの複数の出力の一つの出力信号と第
7の反転ゲートの出力信号の論理積が入力され、前記第
5の反転ゲートの入力には前記第4の反転ゲートの複数
の出力の一つの出力信号が入力され、前記第9の反転ゲ
ートの入力には前記第5の反転ゲートの出力と前記第8
の反転ゲートの複数の出力の一つの出力信号との論理積
が入力され、前記第8の反転ゲートの入力には前記第6
の反転ゲートの複数の出力の一つの出力信号が入力さ
れ、前記第1の反転ゲートの出力信号と前記第9の反転
ゲートの出力信号との論理積がREF2信号として出力
されるように構成したことを特徴とする。
【0014】
【作用】本発明によれば、上記手段によって、判別回路
の速度切り換え端子に入力される一定電圧の入力信号の
値を切り換えて、前記分周回路にあらかじめ設定された
複数の分周比を選択回路で選択してREF信号の周波数
を変更し、モータを複数の速度で制御する。また、速度
切り換え端子に一定周波数を有するCLK信号を入力
し、前記CLK信号をREF信号に代わって速度基準信
号として供することによりモータの速度をCLK信号に
応じた所定の速度に制御することができ、前記CLK信
号の周波数を変えることによりモータの速度を任意の速
度で制御することが可能となる。
【0015】
【実施例】図1は本発明の一実施例におけるモータの速
度制御装置の構成を示すブロック図であり、前記従来例
の図3と同じ構成要素には同じ符号を付し、その説明を
省略する。
【0016】図1において、10は判別回路であり、速度
切り換え端子N1,N2を設けている。11は選択回路で
あり、前記判別回路10の第1,第2,第3の出力端子
は、前記選択回路11の第1,第2,第3の入力端子と接
続される。前記選択回路11の第1,第2,第3,第4の
出力端子は、分周回路4の第1,第2,第3,第4の入
力端子に接続される。前記分周回路4の出力端子は、前
記選択回路11の第4の入力端子に接続される。前記選択
回路11の第5の出力端子は速度制御手段6の第1の入力
端子に接続される。その他の構成は図3の従来例と同様
であり、説明は省略する。
【0017】図2は図1に示した判別回路10および選択
回路11の詳細な回路構成図である。
【0018】図2において、判別回路10は第1の比較器
12,第2の比較器13,第3の比較器14,第1のバイアス
電源24,第2のバイアス電源25,第3のバイアス電源26
により構成され、前記第1の比較器12の非反転入力端子
には前記第1のバイアス電源24の正側出力端子と接続さ
れ、前記第1のバイアス電源24の負側出力端子は接地さ
れる。前記第2の比較器13の非反転入力端子には前記第
2のバイアス電源25の正側出力端子と接続され、前記第
2のバイアス電源25の負側出力端子は接地される。前記
第3の比較器14の非反転入力端子には前記第3のバイア
ス電源26の正側出力端子と接続され、前記第3のバイア
ス電源26の負側出力端子は接地される。前記第1の比較
器12および前記第2の比較器13の反転入力端子は共通に
接続されて、前記判別回路10の速度切り換え端子N1を
なす。前記第3の比較器14の反転入力端子は、前記判別
回路10の速度切り換え端子N2をなす。前記第1の比較
器12の出力端子,前記第2の比較器13の出力端子,前記
第3の比較器14の出力端子は、それぞれ前記判別回路10
の第1,第2,第3の出力端子a,b,cをなす。
【0019】また、選択回路11は第1ないし第9の反転
ゲート15ないし23により構成されている。ここで、第2
の反転ゲート16の入力端子は、当該選択回路11の第1の
入力端子aをなす。第6の反転ゲート20の入力端子は、
当該選択回路11の第3の入力端子cをなす。第7の反転
ゲート21の入力端子は、当該選択回路11の第2の入力端
子bをなす。
【0020】前記第2の反転ゲート16の第1の出力端子
は、前記第6の反転ゲート20の第1の出力端子と共通に
接続され、当該選択回路11の第1の出力端子dをなす。
前記第2の反転ゲート16の第3の出力端子は第3の反転
ゲート17の入力端子に接続される。前記第6の反転ゲー
ト20の第3の出力端子は第8の反転ゲート22の入力端子
と接続される。前記第2の反転ゲート16の第2の出力端
子は前記第8の反転ゲート22の第1の出力端子と共通に
接続されるとともに、当該選択回路11の第3の出力端子
fをなす。前記第6の反転ゲート20の第2の出力端子は
前記第3の反転ゲート17の第1の入力端子と共通に接続
されるとともに、当該選択回路11の第2の出力端子eを
なす。前記第3の反転ゲート17の第2の出力端子は前記
第8の反転ゲート22の第2の出力端子と共通に接続され
るとともに、当該選択回路11の第4の出力端子gをな
す。
【0021】前記第3の反転ゲート17の第3の出力端子
は前記第7の反転ゲート21の出力端子と共通に接続され
るとともに、第4の反転ゲート18の入力端子に接続され
る。前記第4の反転ゲート18の第2の出力端子は第5の
反転ゲート19の入力端子に接続される。前記第8の反転
ゲート22の第3の出力端子は前記第5の反転ゲート19の
出力端子と共通に接続されるとともに、第9の反転ゲー
ト23の入力端子と接続される。
【0022】前記第4の反転ゲート18の第1の出力端子
は、第1の反転ゲート15の入力端子と接続されるととも
に当該選択回路11の第4の入力端子をなす。当該選択回
路11の第4の入力端子は、図1の説明で述べた分周回路
4の出力端子と接続される。前記第9の反転ゲート23の
出力端子は、前記第1の反転ゲート15の出力端子と共通
に接続されるとともに当該選択回路11の出力端子hをな
す。
【0023】上記のように構成されたモータの速度制御
装置について、以下その動作を説明する。まず、図2の
判別回路10および選択回路11において速度切り換え端子
N1,N2にCLK信号を入力可能とし、入力したCL
K信号が速度制御手段6の第1の入力端子に伝達される
回路動作を以下に説明する。図2の判別回路10および選
択回路11を構成する比較器,反転ゲートの出力端子は、
Hレベルに比べLレベルの出力インピーダンスがはるか
に小さいので、複数の出力が論理積をとられている場
合、Lレベルが優先される。
【0024】まず判別回路10において、速度切り換え端
子N1にはLレベル,Hレベル,Mレベルの3値入力が
可能であり、速度切り換え端子N1にMレベルが入力さ
れると、速度切り換え端子N2に入力されたCLK信号
が速度制御手段6の第1の入力端子に伝達可能なように
構成されている。第1のバイアス電源24,第2のバイア
ス電源25の正側出力端子の出力電圧はそれぞれva,vb
であり、va>vbの関係にある。判別回路10は速度切り
換え端子N1の入力信号の電圧値をVNとするとVN<
vbの場合、Lレベル,VN>vaの場合、Hレベル,v
b<VN<vaの場合、Mレベルと判定される。
【0025】今、速度切り換え端子N1にvb<VN<
vaなるMレベルの速度切り換え信号が入力されると、
第1の比較器12の出力端子はHレベル、第2の比較器13
の出力端子はLレベルが出力される。第1の比較器12の
出力端子、すなわち判別回路10の第1の出力端子aはH
レベルとなって、選択回路11の第1の入力端子、すなわ
ち第2の反転ゲート16に入力される。第2の反転ゲート
16の出力端子はすべてLレベルになる。第2の反転ゲー
ト16の第3の出力端子は第3の反転ゲート17に入力され
るので、第3の反転ゲート17の出力端子はHレベルにな
る。次に速度切り換え端子N1の入力Mレベルより、第
2の比較器13の出力端子、すなわち判別回路10の第3の
出力端子bはLレベルとなって、選択回路11の第2の入
力端子、すなわち第7の反転ゲート21に入力されるの
で、この第7の反転ゲート21の出力端子はHレベルにな
る。第3の反転ゲート17の第3の出力端子、および第7
の反転ゲート21の出力端子は論理積をとられて第4の反
転ゲート18に入力されるが、第3,第7の反転ゲート1
7,21ともに出力端子はHレベルであるので、第4の反
転ゲート18にはHレベルが入力される。
【0026】これにより、第4の反転ゲート18の出力端
子はLレベルになる。この第4の反転ゲート18の第1の
出力端子は、分周回路4の出力端子と論理積がとられて
第1の反転ゲート15に入力されているので、第1の反転
ゲート15の入力はLレベルに固定され、分周回路4の出
力端子から出力されるREF1信号は第1の反転ゲート
15の入力には伝達されなくなる。第4の反転ゲート18の
第2の出力端子のLレベルは第5の反転ゲート19に入力
されるので、この第5の反転ゲート19の出力端子はHレ
ベルになる。速度切り換え端子N2に入力されたCLK
信号は、第3の比較器14,第6の反転ゲート20を介して
第8の反転ゲート22に入力される。この第8の反転ゲー
ト22の第3の出力端子は、第5の反転ゲート19の出力端
子と論理積をとられるが、第5の反転ゲート19の出力端
子はHレベルであるため、第8の反転ゲート22の第3の
出力端子の信号、すなわちCLK信号は第9の反転ゲー
ト23に入力される。この第9の反転ゲート23の出力端子
は、第1の反転ゲート15の出力端子と論理積をとられる
が、第1の反転ゲート15の出力端子はHレベルであるの
で第9の反転ゲート23の出力端子の信号、すなわちCL
K信号はREF2信号として選択回路11の第5の出力端
子より出力される。
【0027】以上のように、判別回路10および選択回路
11は、判別回路10に設けられた速度切り換え端子N1に
Mレベルを入力することにより、速度切り換え端子N2
に入力された一定周波数を有するCLK信号を分周回路
が出力するREF1信号に代わって、選択回路11の第5
の出力端子にREF2信号として出力して、速度制御手
段6の第1の入力端子に伝達される。
【0028】したがって、上述の動作により、N1端子
から入力されたCLK信号をREF信号に代わって速度
基準信号として速度制御手段6に供することにより、モ
ータの速度をCLK信号に応じた所定の速度に制御する
ことができ、前記CLK信号の周波数を変えることによ
り、モータの速度を任意の速度で制御することが可能と
なる。
【0029】速度切り換え端子N1の入力レベルがHま
たはLの場合には、判別回路10は第1から第3の出力端
子a,b,cから出力する信号を選択回路11に作用させ
て、選択回路11の第4の入力端子に入力される分周回路
4の出力REF1信号を、選択回路11の第5の出力端子
より位相を180度反転させてREF2信号として出力さ
せる。そして判別回路10は、選択回路11を介して分周回
路4に作用して速度切り換え端子N1,N2の入力信号
に従った分周比で基準信号発生回路3の出力信号を分周
して分周回路の出力端子より、REF1信号として出力
される。REF1信号は選択回路11を介して、速度制御
手段6の第1の入力端子にREF2信号として入力され
るので、本発明のモータの速度制御装置、すなわち図3
に示した従来のモータの速度制御装置の動作と同様、速
度基準となるREF2信号とFG信号の周波数を比較し
て、その比較例に従ったトルクをモータに供給すること
によりモータの速度をREF2信号に基づいた所定の速
度に制御する。
【0030】以上のように、図1に示した本発明のモー
タの速度制御装置は、速度切り換え端子N1の入力レベ
ルをMレベルとすることにより、速度切り換え端子N2
に一定周波数のCLK信号を入力して、そのCLK信号
の周波数を変えることにより、モータを任意の速度で安
定に制御することができる。また、速度切り換え端子N
1,N2の入力レベルをHまたはLに設定することによ
り、従来のモータの速度制御装置と同様、分周回路の分
周比を切り換えて速度の基準となるREF1信号の周波
数を変更し、モータの速度を複数の異なる速度で安定に
制御することもできる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のモータの
速度制御装置は、判別回路と選択回路を設け、前記判別
回路の速度切り換え端子に入力される一定電圧の入力信
号に従って分周回路にあらかじめ設定された複数の分周
比を選択することにより、前記モータの速度を複数変更
するだけでなく、新たな入力端子を設けることなく前記
速度切り換え端子に一定周波数のCLK信号を入力する
ことにより、REF信号に代わって前記CLK信号を速
度制御手段に伝達するよう構成することによって、前記
CLK信号に基づいた所定の速度にモータの速度を制御
することを可能とし、前記CLK信号の周波数を変える
ことによりモータの速度を任意の速度に制御することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるモータの速度制御装
置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の判別回路および選択回路の詳細な回路構
成図である。
【図3】従来のモータの速度制御装置の構成図である。
【符号の説明】
1…モータ、 2…モータ駆動手段、 3…基準信号発
生回路、 4…分周回路、 5…速度検出回路、 6…
速度制御手段、 7…発振子、 10…判別回路、11…選
択回路、 12…第1の比較器、 13…第2の比較器、
14…第3の比較器、 15,16,17,18,19,20,21,2
2,23…第1ないし第9の反転ゲート、 24…第1のバ
イアス電源、 25…第2のバイアス電源、 26…第3の
バイアス電源。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 扇野 広一郎 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (72)発明者 島崎 努 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−316684(JP,A) 特開 平1−268472(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02P 5/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータにトルクを供給するモータ駆動手
    段と、高周波信号をあらかじめ設定された分周比に分周
    してモータの速度基準となるREF信号を発生する分周
    回路と、前記モータの速度に比例した周波数を有するF
    G信号を発生する速度検出回路と、前記REF信号と前
    記FG信号とを比較して、その比較結果からモータに所
    定の大きさのトルクを供給するようにトルク指令信号を
    発生して、前記モータ駆動手段に作用させることにより
    前記モータの速度を制御する速度制御手段とにより構成
    されたモータの速度制御装置において、 速度切り換え端子に入力される入力信号を判別する判別
    回路と、前記判別回路の判別出力に基づき前記分周回路
    にあらかじめ設定された複数の分周比を選択し、前記モ
    ータの速度基準となるREF信号の周波数を変更する
    前記速度切り換え端子に入力された入力信号をモータの
    速度基準信号となるREF信号として出力するかを選択
    するための選択回路を備えたことを特徴とするモータの
    速度制御装置。
  2. 【請求項2】 前記判別回路は、第1の速度切り換え端
    子に反転入力端子がそれぞれ接続された第1,第2の比
    較器と、第2の速度切り換え端子に反転入力端子が接続
    された第3の比較器とでなり、前記各比較器の非反転入
    力端子はそれぞれのバイアス電源を介して接地され、か
    つ前記第1,第2および第3の比較器の各出力端子は、
    当該判別回路の第1,第2および第3の各出力端子とし
    ことを特徴とする請求項1記載のモータの速度制御装
    置。
  3. 【請求項3】 前記選択回路は、第1ないし第9の反転
    ゲートで構成され、前記第1の反転ゲートの入力には前
    記分周回路のREF1信号出力と前記第4の反転ゲート
    の複数の出力の一つとの論理積が入力され、前記第2,
    第7,第6の反転ゲートの入力には前記判別回路の第
    1,第2,第3の出力信号がそれぞれ入力され、前記分
    周回路の第1の入力端子には前記第2,第6の反転ゲー
    トの複数の出力のそれぞれ一つの出力信号の論理積が入
    力され、前記分周回路の第2の入力端子には前記第3,
    第6の反転ゲートの複数の出力のそれぞれ一つの出力信
    号の論理積が入力され、前記分周回路の第3の入力端子
    には前記第2,第8の反転 ゲートの複数の出力のそれぞ
    れ一つの出力信号の論理積が入力され、前記分周回路の
    第4の入力端子には前記第3,第8の反転ゲートの複数
    の出力のそれぞれ一つの出力信号の論理積が入力され、
    前記第4の反転ゲートの入力には前記第3の反転ゲート
    の複数の出力の一つの出力信号と第7の反転ゲートの出
    力信号の論理積が入力され、前記第5の反転ゲートの入
    力には前記第4の反転ゲートの複数の出力の一つの出力
    信号が入力され、前記第9の反転ゲートの入力には前記
    第5の反転ゲートの出力と前記第8の反転ゲートの複数
    の出力の一つの出力信号との論理積が入力され、前記第
    8の反転ゲートの入力には前記第6の反転ゲートの複数
    の出力の一つの出力信号が入力され、前記第1の反転ゲ
    ートの出力信号と前記第9の反転ゲートの出力信号との
    論理積がREF2信号として出力されるように構成した
    ことを特徴とする請求項1記載のモータの速度制御装
    置。
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