JP3177376U - 風向調節後付ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】床面方向に吹出す吹出口の気流による不快感を解消することができ、且つ、家具の配置にも制限を与えず、吹出口の配置の制約も少ない、天井や壁に汚れが付着したりすることが少ない風向調節後付ユニットを提供する。
【解決手段】居室の天井2に設けられた、床面方向に吹出す吹出口に装着する風向調節後付ユニット1であって、換気システムの通気ダクトから新鮮空気を導入するための居室側開口3に床面方向に吹出す吹出開口4が設けられた吹出口カバー5で構成された吹出口に、吹出開口4と向き合い覆うようにして天井面から床面方向にかけて吹出す風向角度を調節できる風向板7を備えている構成とし、4箇所の取付け勘合リブ6で吹出口カバー5に取付けられている。
【選択図】図1

Description

本考案は、屋外の新鮮空気を室内へ吹出す住宅用換気システムにおける給気口に関し、詳しくは、給気口から吹出す気流による不快感を解消するとともに、家具の配置にも制限を与えない風向調節後付ユニットに関するものである。
従来、図4(A)に示すように、各居室101の天井に設けられ、換気システム102からの屋外の新鮮空気を室内へ吹出す吹出口104は、通気ダクト105を通って居室101のドアに設けたアンダーカット103やガラリから遠いところの天井に設けられた床面方向に吹出すものが知られているが、吹出した気流が在室者に直接あたり不快感を生じてしまうという問題があった。また、図4(B)に示すように、吹出した気流による不快感を抑える吹出口104が知られており、各居室101のドアに設けたアンダーカット103に近い天井に設置して、天井面に略沿って吹出す換気システム102の吹出口104が開示されている。(下記の特許文献1)
特開2005−265266号公報
図4(A)に示されているような各居室101へ吹出す吹出口104は、新鮮空気を床面方向に吹出すため、吹出口104を設置する場所にベッドや学習机を配置した場合、吹出される気流が在室者に直接あたり、不快感を生じるという問題がある。特に外気温度が低下する冬季などには、供給される新鮮空気が非常に冷たく感じ、寒さを覚えて一層不快感を助長する。このため、吹出口104が吹出す気流の向きによって、家具の配置に制限を与えてしまうという問題があった。
特許文献1に示されているような図4(B)の吹出口104であっても、居室101の模様替えで家具の配置が変った場合には、吹出す気流が在室者に直接あたることとなり、不快感は完全には解消されず、家具の配置に制限を与える問題も解消されなかった。
しかも、居室101の天井に設けられた吹出口104から吹出す気流は、周囲の空気も誘引して天井や壁に汚れが付着するという問題があった。
本考案は、上記のような事情に鑑みなされたもので、床面方向に吹出す吹出口の気流による不快感を解消することができ、且つ、家具の配置にも制限を与えず、吹出口の配置の制約も少ない、天井や壁に汚れが付着したりすることが少ない風向調節後付ユニットの提供をその課題とする。
居室の天井に設けられた、床面方向に吹出す吹出口に装着する風向調節後付ユニットであって、換気システムの通気ダクトから新鮮空気を導入する居室側開口に、あらかじめ取付けられている吹出開口を有した吹出口カバーに対して、吹出開口と向き合い覆うようにして、前記風向調節後付ユニットに設けられた勘合リブにより、前記吹出口カバーに固定装着できる構成とし、前記風向調節後付ユニットには天井面から床面方向に吹出す風向角度を調節できる風向板を備えていることを特徴とする風向調節後付ユニットとする。
また、前記風向調節後付ユニットに向かって平面視で二個所ある風向板の配置が互いに略90度で配置されて、二方向に吹出し、前記風向板の両側面には吹出す風向角度が天井面から床面方向に調節できる位置決めリブが設けてあり、前記リブと接触する前記風向調節後付ユニット側には位置決めリブ受け溝が設けられ、これにより前記風向板の風向角度を任意で調節し固定できることを特徴とする風向調節後付ユニットとする。
また、前記風向板は両側面の回転軸を中心に、吹出す風向角度が天井面から床面方向の範囲(0度〜90度)で風向を変化させることができ、前記風向板の位置を鉛直方向で止めることにより吹出す気流を遮蔽することができることを特徴とする風向調節後付ユニットとする。
また、前記風向板の室内面には、風向角度の調節操作が容易なように手掛け部を有していることを特徴とする風向調節後付ユニットとする。
また、前記風向調節後付ユニットと前記吹出しカバーとが接触する部分は、吹出した空気が漏れないように空気漏れ防止用のテープが吹出開口の室内面に額縁状に貼り付けられていることを特徴とする風向調節後付ユニットとする。
また、前記風向調節後付ユニットに向かって、裏面側には断熱材を貼り付けていることを特徴とする風向調節後付ユニットとする。
本考案は、既に天井面に配置計画されて設けられた、床面方向に吹出す吹出口カバーに本考案の風向調節後付ユニットを取り付けることで、風向調節後付ユニットの背面に気流があたり、吹出口カバーと風向板との間から、居室の周囲壁面の方向に吹出すことができる。これにより人体に直接気流があたることを避けることができ、空気流による不快感を解消することができる。風向板の角度を天井面から床面方向の範囲で入居者が変えて調節できるため、模様替えなどで家具を自由に配置することが可能になる。また、吹出す気流方向を調節できることで、天井や壁に吹出す気流が直接あたり汚れが付着することが回避できる。
本考案の風向調節後付ユニットの実施形態を示す分解斜視図である。 上記風向調節後付ユニットにおける吹出口カバーの取付け状態を示す断面図と一部拡大した斜視図である。 上記風向調節後付ユニットを示す図である。 従来例を示す図である。
以下、図面を参照しつつ本考案の実施形態を説明する。
図1から図3は、本考案が適用された吹出口の風向調節後付ユニット1の実施形態を示す図である。
図1は上記吹出口の風向調節後付ユニット1が、吹出口カバー5に取り付けられる状態を示す分解斜視図であり、図2は上記吹出口の風向調節後付ユニット1における吹出口カバー5の取付け状態を示す断面図と一部風向板7を拡大した斜視図である。
図1に示すように、この吹出口の風向調節後付ユニット1は、換気システムから新鮮空気を導入するための居室側開口3に床面方向に吹出す吹出開口4が設けられた吹出口カバー5に対して、上記吹出口の風向調節後付ユニット1が後付けできる取付け勘合リブ6がある。また、上記吹出口の風向調節後付ユニット1は風向板7を備えて構成されている。
図2から図3に示すように、上記風向調節後付ユニット1の四隅に設けられた4箇所の取付け勘合リブ6は、上記吹出しカバー5の吹出開口4の外周四隅と勘合する。また、上記風向調節後付ユニット1と上記吹出しカバー5とが接触する部分は、吹出した空気が漏れないように空気漏れ防止用のテープ13が吹出開口4の室内面を額縁状に貼り付けられている。
上記風向調節後付ユニット1は、天井面から床面方向に吹出す風向角度が調節できる風向板7を備えており、上記風向調節後付ユニット1に向かって平面視で二個所ある風向板7の配置が互いに略90度で配置されて二方向に吹出している。上記風向板7の両側面には天井面から床面方向に吹出す風向角度が調節できる位置決めリブ9が設けてあり、上記リブ9と接触する上記風向調節後付ユニット側にも位置決めリブ受け溝11が設けられ、これにより上記風向板7の風向角度を任意で調節し固定できる。
上記風向板7の両側面に回転軸10があり、上記風向調節後付ユニット1の回転軸受け溝14に勘合して、上記回転軸10を中心に吹出す風向角度を天井面から床面方向の範囲(0度〜90度)で風向を変化させることができ、上記風向板7に沿って気流が流れるので吹出した気流が在室者に直接あたり不快感になることが解消される。
また、吹出し方向に壁や家具があると気流があたり汚れが付着するが、上記風向板7の位置を鉛直方向で止めることで、吹出す気流が遮蔽されるので壁や家具に吹出した気流が直接あたることが回避できるので汚れが軽減される。
上記風向板7の室内面には、天井面から床面方向の範囲で吹出す風向角度の調節操作が容易なように手掛け部8を有している。
上記風向調節後付ユニット1に向かって、裏面側には冬季など室内温度よりも低い吹出し気流が直接あたることで、上記風向調節後付ユニット1の室内側表面に結露が発生することがあるので、結露防止のため断熱材12を貼り付ける。
1 風向調節後付ユニット
2 居室の天井
3 居室側開口
4 吹出開口
5 吹出口カバー
6 取付け勘合リブ
7 風向板
8 手掛け部
9 位置決めリブ
10 回転軸
11 位置決めリブ受け溝
12 断熱材
13 空気漏れ防止用テープ
14 回転軸受け溝
101 居室
102 換気システム
103 アンダーカット
104 吹出口
105 通気ダクト

Claims (6)

  1. 居室の天井に設けられた、床面方向に吹出す吹出口に装着する風向調節後付ユニットであって、換気システムの通気ダクトから新鮮空気を導入する居室側開口に、あらかじめ取付けられている吹出開口を有した吹出口カバーに対して、吹出開口と向き合い覆うようにして、前記風向調節後付ユニットに設けられた勘合リブにより、前記吹出口カバーに固定装着できる構成とし、前記風向調節後付ユニットには天井面から床面方向に吹出す風向角度を調節できる風向板を備えていることを特徴とする風向調節後付ユニット。
  2. 請求項1に記載した風向調節後付ユニットであって、前記風向調節後付ユニットに向かって平面視で二個所ある風向板の配置が互いに略90度で配置されて、二方向に吹出し、前記風向板の両側面には吹出す風向角度が天井面から床面方向に調節できる位置決めリブが設けてあり、前記リブと接触する前記風向調節後付ユニット側には位置決めリブ受け溝が設けられ、これにより前記風向板の風向角度を任意で調節し固定できることを特徴とする風向調節後付ユニット。
  3. 請求項1又は請求項2のいずれかに記載の風向調節後付ユニットであって、風向板は両側面の回転軸を中心に、吹出す風向角度が天井面から床面方向の範囲(0度〜90度)で風向を変化させることができ、前記風向板の位置を鉛直方向で止めることにより吹出す気流を遮蔽することができることを特徴とする風向調節後付ユニット。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれかに記載の風向調節後付ユニットであって、風向板の室内面には、風向角度の調節操作が容易なように手掛け部を有していることを特徴とする風向調節後付ユニット。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれかに記載の風向調節後付ユニットであって、前記後風向調節後付ユニットと前記吹出しカバーとが接触する部分は、吹出した空気が漏れないように空気漏れ防止用のテープが吹出開口の室内面に額縁状に貼り付けられていることを特徴とする風向調節後付ユニット。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれかに記載の風向調節後付ユニットであって、風向調節後付ユニットに向かって、裏面側には断熱材を貼り付けていることを特徴とする風向調節後付ユニット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109695949A (zh) * 2019-01-02 2019-04-30 重庆创高装饰工程股份有限公司 一种可调新风装置

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